JP2007102383A - 非接触タグ、非接触タグの制御方法 - Google Patents

非接触タグ、非接触タグの制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 回路規模や消費電力の増大、通信距離の減少等を招くことなく、異なる変調方式の変調データを正確に復調する非接触タグを提供する。
【解決手段】 非接触タグの受信回路系において、キャリア400の変調状態に応じて復調回路8から出力される論理信号(復調信号9)に基づいて、キャリア400から抽出される抽出クロック5からデコード用のカウンタを駆動する分周クロック7を生成するクロック分周回路6の起動/停止を制御する。ASK100%変調およびASK10%変調でデコード用のカウンタの推移が等しくなり、変調度の異なる複数種のASK変調に一つの復調回路系で対応可能となり、異なる変調方式毎の冗長な復調回路を不要にするとともに、消費電力が削減され、リーダ・ライタとの通信距離を大きくすることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、非接触タグ、非接触タグの制御方法、非接触ID識別システムに関し、特に、受信した無線電波の電力にて動作する受動型の非接触タグおよびその制御技術ならびに適用システム等に適用して有効な技術に関する。
たとえば、サプライチェーン・マネジメント(SCM)、物流管理(ロジスティックス)、在庫管理等への応用で、近年、非接触型ID識別システムが注目を集めている。すなわち、人や物などの移動体に取り付けられたトランスポンダ(非接触タグ)の識別情報をコンピュータに接続されたリーダ・ライタが無線電波を介して読み取り対象物を自動的に識別するシステムである。
この非接触ID識別システムの代表的な規格にはISO14443 type−A、ISO15693(ともに周波数:13.56MHz)、ISO18000−6 type−A(周波数:〜900MHz)等がある。
近接型のISO14443や近傍型ISO15693は電磁誘導方式でリーダ・ライタとICカードあるいは非接触タグとの間で非接触で通信を行なう。規格の違いはあるが、カードあるいはタグの基本構成は、たとえば特許文献1および特許文献2に開示された構成が知られている。
すなわち、リーダ・ライタからの電波(以下、キャリア)を受信するアンテナ(ループ型)、受信したキャリアから電源を生成するための電源回路、キャリアからICカード内蔵回路(LSI)の動作に必要なクロックを抽出するクロック回路、内部ロジック等で使用する周波数までクロックを分周するクロック分周回路、変調されたキャリアを復調するための復調回路、リーダ・ライタへ応答を返すための変調回路、受信情報等を格納するための不揮発メモリ、不揮発メモリの制御及び、送受信データを処理するための制御回路からなる構成とすることが考えられる。
ISO18000−6で規定されるUHF帯域(〜900MHz)では通信方式がマイクロ波方式になるため、アンテナ形状がダイポール型となるがLSI内部の基本構成はほぼ同じである。
ISO14443 type−AやISO15693ではリーダ・ライタからトランスポンダへの送信データの変調方式でASK(Amplitude Shift Keying)100%変調が使われている。ASK100%変調で送信データが変調される期間はリーダ・ライタからのキャリア(この場合、13.56MHz)が停止する。
LSIの動作に必要な内部クロックはリーダ・ライタからのキャリアから抽出するのが一般的なので、ASK100%変調のデータを受信するときは前述の理由からキャリアからクロックが抽出できないためLSI内部のクロックも止まり、ASK100%変調のデータを受信するたびに動作が不連続となる。
このクロック停止を回避するためにPLL(Phase Locked Loop)等のクロック生成回路を搭載することが考えられるが、これは好ましくない。なぜなら両規格とも通信距離の差はあるが(ISO14443で10cm程度、ISO15693で70cm程度)、いずれもより長い通信距離特性が求められている。その通信距離を長くするにはLSIの消費電力の削減が必要で、前述のPLL等のクロック生成回路は消費電力が大きいのでLSIへの搭載は好ましくない。
実際、ISO14443 type−AではPLL等のクロック生成回路を搭載せず、クロック抽出回路から抽出したクロックのみを使用するLSIも存在する。
一方、ISO15693の規格ではASK100%変調とともにASK10%変調のデータ受信も規定されている。ISO15693では図8に示す符号化に則ってリーダ・ライタからコマンドが送信される。この符号化は変調度に依存しない。符号化は変調度に依存しないが、コマンド受信側のLSIでは図9Aおよび図9Bに示すように復調時にASK100%変調とASK10%変調で復調信号と抽出クロック及び分周クロック(ロジックで使用するクロック)に差が生じる。このため同一のデコード回路ではクロックの差により同じデータと認識できない。
デコード方法としてISO15693での符号化のデコードの一例を以下に記す。以下の説明では、mビットのビット列を、m'b00,,,0のように記す。
送信データは4'b0100(4ビットのビット列)とする。ISO15693ではLSBファーストで送信されるので、2'b00を送信後、2'b01が送信される。2bitのデータは75.52usecの時間幅のデータフレームで送信される。
図9Aおよび図9Bに示されるように、キャリアの振幅が変化しない非変調期間と、振幅が変化する変調期間で、アナログ復調波形は、ASK100%変調とASK10%変調で共に変化し、非変調期間はHレベルに、変調期間はLレベルになる。
まず、変調期間(Lレベル)の位置を検知してデコードする方法について示す。この方法は、例えばパルスポーズ符号化(ISO15693の1 out of 4,1 out of 256)に該当する。
データのデコードには、Lレベルの位置を検知するためのカウンタ、カウンタ値をもとに送信された2bitデータを判定するためのデコード回路を使用する。データ処理部はデコード部からの出力データをもとにロジック処理を行なう。
図10には変調データを復調した後の復調信号、抽出クロック、分周クロック、及びデコード用カウンタ値を示す。図10の上側がASK100%変調の場合であり、下側がASK10%変調の場合である。
分周クロックの周期はパルス幅と同じ9.44usecのクロックを分周回路から生成する。デコード用カウンタは分周クロックで動作する3bitのフリップフロップを用いることができる。
図10の下側のASK10%変調の場合は無変調時(期間)も変調時(期間)もキャリアからクロックを抽出することが可能なので分周クロックを出力することも可能となる。この分周クロックにより2bitの期間の75.52usecの間に3bitのデコード用カウンタは0〜7までカウントすることができる。デコード用カウンタのカウント値と復調信号のLレベルの位置との関係から送信データのデコードが可能となる。復調信号がLレベルになった時(データ受信に相当)のデコード用カウンタが0のとき、受信データが2'b00、デコード用カウンタが2のとき、受信データが2'b01となるデコード回路を設計すれば良い。
一方、図10の上側のASK100%変調の場合、データが変調されたときに変調期間ではキャリアの信号レベルが0になるためクロックが抽出できないので、分周クロックも停止する。このため、ASK100%変調時には3bitカウンタが6までカウントすると次のデータフレームに移行してしまう。ASK100%変調のみなら3bitカウンタは0〜6までカウントアップするように設定すれば、カウント値と復調信号の関係からデコードが可能となる。
しかし、ASK10%とASK100%を同じデコード回路で行なうと3bitカウンタのカウント値と復調信号のLレベルの位置関係が変調度によってズレを生じるという不具合が発生する。
次に、図11を参照して同じパルスポーズ符号化のデータに対し、復調信号がHレベルの期間(非変調期間)を検知してデコードを行なう方法について示す。分周クロックの周期は前述と同様に9.44usecとする。
この方式の場合、デコード用カウンタは4bit幅とする。デコード用カウンタは復調信号のLレベルを検知すると4'b00にリセットする。まず1つ目のデータは2'b00と判定されているものとする。これはコマンドの最初のデータからデコードしていけば確定する。
次に2つ目の復調信号のLレベルまでのHレベルの期間をデコード用カウンタでカウントする。図11の下側のASK10%変調の場合、デコード用カウンタのカウンタ値は9になっている。ここで1つ目のデータが2'b00であることと、このカウント値が9であることから2つ目のデータは2'b01であることがわかる。この組み合わせは図8に示すコーディング波形から判別可能になる。仮に復調信号がLレベルになったときのデコード用カウンタのカウント値が7、11、13の場合は2つ目のデータはそれぞれ2'b00、2'b10、2'b11と判定される。ASK10%変調の場合は以上のようにデコード可能となるが、図11の下側のASK100%変調の場合はLレベルの位置で検知する上述の図10の方式と同様に、デコード用カウンタの値が異なってしまう。一つの変調方式ではデコード可能であるが、2つの変調度の信号が混在するとやはり不具合が生じてしまう。
このため、特許文献1のように、いずれのデコード方式の場合も、異なる変調度の各々に対応したデコード回路や復調回路を二重に搭載すればこの不具合は解決できるが、消費電力、ロジックの規模、チップ面積等が増加することになり、コスト増加にもつながるので、この方法も好ましくない。
なお、特許文献2には、ASK100%変調のデータを復調する復調回路において、変調によって受信電波の振幅が0になり復調クロックが途絶えるポーズ期間に相当するクロック値を、復調回路からカウンタ回路にプリセットすることによって、正常なデータの復調を可能にしようとする技術が開示されているが、カウンタ値のプリセット機能を復調回路に追加する必要があるため、やはり消費電力やロジックの規模が大きくなる、という技術的課題を生じる。
特開2000−172806号公報 特開2003−333112号公報
本発明の目的は、非接触タグにおいて、キャリアに随伴する変調データの受信時における消費電力を削減することにある。
本発明の他の目的は、非接触タグにおいて、回路規模や消費電力の増大、通信距離の減少等を招くことなく、異なる変調方式の変調データを正確に復調することが可能な技術を提供することにある。
本発明の第1の観点は、受信した搬送波からクロックを抽出するクロック抽出手段と、
前記搬送波の非変調期間と変調期間の各々に対応して論理状態が変化する論理信号からなる復調信号を出力する復調手段と、
前記クロック抽出手段から入力される前記クロックから分周クロックを生成するとともに、前記復調信号の論理状態に応じて、前記分周クロックの出力を抑止する分周手段と、
前記分周クロックにて駆動されるカウンタの値を用いて前記搬送波に含まれる情報をデコードするデコード手段と、
を含む非接触タグを提供する。
本発明の第2の観点は、受信した搬送波からクロックを抽出するステップと、
前記搬送波の非変調期間と変調期間の各々に対応して論理状態が変化する論理信号からなる復調信号を出力するステップと、
前記クロック抽出手段から入力される前記クロックから分周クロックを生成するとき、前記復調信号の論理状態に応じて、前記分周クロックの出力を抑止するステップと、
前記分周クロックのカウント値を用いて前記搬送波に含まれる情報をデコードするステップと、
を含む非接触タグの制御方法を提供する。
本発明の第3の観点は、ASK変調された搬送波を介してコマンド情報を発信するアクセス装置と、前記コマンド情報を受信して識別情報を前記アクセス装置に応答する非接触タグと、を含む非接触ID識別システムであって、
前記非接触タグは、
前記アクセス装置から受信した前記搬送波からクロックを抽出するクロック抽出手段と、
前記搬送波の非変調期間と変調期間の各々に対応して論理状態が変化する論理信号からなる復調信号を出力する復調手段と、
前記クロック抽出手段から入力される前記クロックから分周クロックを生成するとともに、前記復調信号の論理状態に応じて、前記分周クロックの出力を抑止する分周手段と、
前記分周クロックにて駆動されるカウンタの値を用いて前記搬送波に含まれるコマンド情報をデコードするデコード手段と、
を含む非接触ID識別システムを提供する。
上記した本発明によれば、たとえば、変調期間において、搬送波から抽出されるクロックから生成される分周クロックを停止させることで、受信時の消費電力を削減することができる。
さらに、たとえば、ASK100%変調のように、変調期間に搬送波から抽出されるクロックが途絶える変調方式の場合、およびASK10%変調のように、変調期間に搬送波から抽出されるクロックが途絶えない変調方式の場合、のいずれの変調方式においても、変調された搬送波を正確に復調してデコードすることで、正確な通信情報を得ることができる。
また、特許文献1のように、異なる変調方式毎に多重に復調回路を設ける場合や、特許文献2のように、変調期間に途絶えるクロックを補う目的で、PLLやカウンタ値のプリセット回路等を追加する場合のように、回路規模や消費電力の増大、通信距離の減少等の不具合が発生することもない。
本発明では、ASK100%変調も、ASK10%変調も、所定期間の間では、Lとなる時間(変調がかかる時間)は同じであるから、ASK10%変調でもクロックを止めるようにしたものである。
本発明によれば、非接触タグにおいて、キャリアに随伴する変調データの受信時における消費電力を削減することができる。
また、非接触タグにおいて、回路規模や消費電力の増大、通信距離の減少等を招くことなく、異なる変調方式の変調データを正確に復調することが可能となる。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1、図2Aおよび図2Bは、本発明の一実施の形態である非接触タグの作用の一例を示す概念図であり、図3は、本実施の形態の非接触タグの構成の一例を示すブロック図、図4A、図4B、図4Cは、本実施の形態の非接触タグの一部の構成をより詳細に例示したブロック図である。また、図5は、本実施の形態の非接触タグを用いた非接触ID識別システムの構成の一例を示す概念図である。
本実施の形態の非接触ID識別システムは、非接触タグ100、リーダ・ライタ200、情報処理装置300を含んでいる。
非接触タグ100は、たとえば、荷物500等の動体物に付随し、その内部に固有の識別情報(ID)を記憶している。
リーダ・ライタ200は、アンテナ201、送受信部202、制御部203を含んでいる。
アンテナ201は、非接触タグ100との間における無線電波等のキャリア400(搬送波)の送受信に用いられる。
送受信部202は、非接触タグ100に送信するキャリア400に必要な情報を乗せるための変調処理、非接触タグ100から到来するキャリア400から復調処理によって通信情報を再生する処理、等を行う。
制御部203は、上位の情報処理装置300からの指示に基づいて、送受信部202における上述の変調処理や復調処理を制御する。
これにより、リーダ・ライタ200は、情報処理装置300からの指令に基づいて、非接触タグ100と無線電波等のキャリア400を介して情報の授受を行うことで、非接触タグ100が記憶している固有の識別情報を読み取って、情報処理装置300に伝達したり、情報処理装置300から指示された情報を非接触タグ100に書き込む等の、処理を行う。
情報処理装置300は、リーダ・ライタ200を介して非接触タグ100から読み取られた固有の識別情報に基づいて、当該非接触タグ100が付随する荷物500を認識して、所望の処理を行う。
図3に例示されるように、本実施の形態の非接触タグ100は、アンテナ1、整流器2、電源生成回路3、クロック抽出回路4、クロック分周回路6、復調回路8、変調回路10、ロジック回路12、不揮発メモリ13を含んでいる。
この非接触タグ100は、たとえば、1チップのLSI(Large Scale Integrated Circuit)で構成することができる。
アンテナ1は、リーダ・ライタ200との間における電波等のキャリア400の送受信を行う。図3の例では、アンテナ1は、ループ型が例示されているが、使用されるキャリア400の周波数によっては、ダイポール型等を用いてもよい。
整流器2は、アンテナ1にて受信したキャリア400の高周波電流を整流し、直流電流として電源生成回路3に入力する。
電源生成回路3は、整流器2から得られた直流電流を、動作電流として、当該非接触タグ100内の各構成要素に分配する。
すなわち、本実施の形態の非接触タグ100は、キャリア400から動作電流を得て動作する受動型の非接触タグである。
クロック抽出回路4は、キャリア400から当該非接触タグ100の動作に必要な抽出クロック5を取り出す。
クロック分周回路6は、抽出クロック5を、実際にロジック回路12等で使用する周波数まで分周する。
復調回路8は、変調されたキャリア400を復調する。
変調回路10は、非接触タグ100からリーダ・ライタ200へ応答される応答情報11をキャリア400に随伴させるための変調処理を行う。
不揮発メモリ13は、当該非接触タグ100に固有な識別情報(ID)や、リーダ・ライタ200から受信した情報等を格納するためのFRAM等の記憶媒体である。
ロジック回路12は、不揮発メモリ13の制御及び、リーダ・ライタ200との間における送受信データの処理を行う。
ロジック回路12は、カウンタ部12a、デコード部12b、データ処理部12cを含んでいる。
カウンタ部12aは、クロック分周回路6から入力される分周クロック7にてインクリメントされるカウンタである。
デコード部12bは、復調回路8から入力される復調信号9と、カウンタ部12aのカウンタ値12a−1に基づいて、キャリア400に含まれるデジタル情報を得るデコード処理を行う。
本実施の形態の場合、復調回路8から出力される復調信号9は、クロック分周回路6にも入力されており、この復調信号9によってクロック分周回路6の動作を制御する。
図1は、クロック抽出回路4、クロック分周回路6および復調回路8の動作をキャリア400の変調波形にあわせて例示したものである。
本実施の形態の場合、復調回路8の出力である復調信号9は論理信号であり、リーダ・ライタ200からのキャリア400が無変調時にはHレベル、変調時にはLレベルを出力する。
リーダ・ライタ200からのキャリア400が無変調時(非変調期間400b)には復調回路8から出力される復調信号9はHレベルを出力する。クロック抽出回路4はキャリア400から13.56MHzのクロック信号を抽出クロック5として抽出する。クロック分周回路6はこの13.56MHzの抽出クロック5を分周し、所望のクロックである分周クロック7を出力する。これはASK100%変調、ASK10%変調とも同じ動作になる。
リーダ・ライタ200からキャリア400(変調データ)を受信すると復調回路8でこの変調データを復調し、変調期間400aにおいてLレベルの復調信号9を出力する。
ASK100%変調時にはキャリア400が停止することになるので、クロック抽出回路4の出力である抽出クロック5も停止する。このとき抽出クロック5の出力値はHレベルかLレベルのどちらで停止するか不定だが、その状態はどちらでも構わない。
ASK10%変調時にはクロック抽出回路4は無変調時と同じように抽出した13.56MHzの抽出クロック5を出力し続ける。
クロック分周回路6ではASK100%変調、ASK10%変調に関わらず、復調信号9のLレベルを受けてクロック分周回路6から出力される分周クロック7のリセットを行なう。リセット中のクロック分周回路6から出力される分周クロック7の出力は非接触タグ100の動作にあわせてHレベル、Lレベルのどちらでも設定可能である。
リーダ・ライタ200からのキャリア400が無変調状態(非変調期間400b)に戻ると復調回路8からの復調信号9もHレベルとなる。
クロック抽出回路4は無変調状態なので、13.56MHzの抽出クロック5を抽出し、クロック分周回路6へ出力する。クロック分周回路6は復調回路8からの復調信号9がHレベルに遷移するので再び抽出クロック5を分周して所望の分周クロック7をロジック回路12へ出力する。分周クロック7は復調信号9がHレベルへ遷移するたびにクロック5に対する同期設定が行われることとなる。
これはASK100%変調、ASK10%変調とも同じ動作となる。データを受信する変調時(変調期間400a)のクロック分周回路6の復調信号9によるリセットによりロジック回路12のデコード部12bへは変調度に依存しない同じ分周クロック7と復調信号9が入力されることとなり、一つのデコード部12bで両方の変調度のデータ処理が可能となる。
以上の操作によりリーダ・ライタ200からのキャリア400の停止時(変調期間400a)にPLL等によって抽出クロック5を補完する必要もなく、変調度に依存せず復調信号9と分周クロック7の関係を同一にした受信信号をロジック回路12に供給し、デコード処理が可能となる。
キャリア400におけるASK100%変調と、ASK10%変調の両方をサポートするISO15693の場合の非接触タグ100の復調動作を以下に示す。非接触タグ100の構成は、上述の図3のとおりである。
非接触タグ100の動作に必要なクロックはクロック抽出回路4でキャリア400(13.56MHz)から抽出する。
ロジック回路12で使用するクロック(メインクロック)はクロック抽出回路4から出力される抽出クロック5をさらにクロック分周回路6で分周した分周クロック7を使用する。
復調回路8から出力される復調信号9は無変調時にHレベル、変調時(データ受信時)にLレベルに遷移するものとする。
ここで、クロック分周回路6の具体的な構成例を以下にいくつか例示する。
図4Aに例示されるように、本実施の形態のクロック分周回路6は、フリップフロップ61(FF)と論理ゲート62を含んでいる。
フリップフロップ61は、クロック入力端子CK、D入力端子D、Q出力端子Q、XQ出力端子XQ、イネーブル入力端子EN、リセット入力端子CLを備えている。
XQ出力端子XQは、Q出力端子Qの論理が反転した論理信号が出力される。
クロック入力端子CKには抽出クロック5が入力される。XQ出力端子XQの出力はD入力端子Dにフィードバックされ、クロック入力端子CKに入力される抽出クロック5に同期して、分周クロック7がQ出力端子Qから出力される。
イネーブル入力端子ENは、当該イネーブル入力端子ENに入力される論理信号(イネーブル信号21)によってフリップフロップ61の分周動作の可否を制御する。
リセット入力端子CLは、当該リセット入力端子CLに外部から入力される論理信号(リセット信号22)によって、フリップフロップ61の内部状態を初期化する。
この図4Aの場合、論理ゲート62において、クロック分周回路6内のフリップフロップ61のイネーブル入力端子ENに入力されているイネーブル信号21と復調信号9の論理演算を行い、その演算結果の論理信号であるイネーブル信号21aをイネーブル入力端子ENに入力している。
イネーブル信号21と復調信号9の論理演算を行う論理ゲート62の演算機能は、復調信号9がLレベルのときにフリップフロップ61の分周動作が停止するように、かつフリップフロップ61のQ出力端子Qからの出力である分周クロック7をLレベル(もしくはHレベル)にセットするように、イネーブル信号21aの論理状態を制御して、イネーブル入力端子ENに出力する。
このような構成により変調データ(キャリア400)を受信し復調信号9がLレベル(変調期間400a)になったら、クロック分周回路6は分周を停止し、分周クロック7をLレベル(もしくはHレベル)にリセットする。
また、復調信号9がHレベル(非変調期間400b)になったら、再びクロック抽出回路4からの出力である抽出クロック5を分周し、ロジック回路12へ分周クロック7を出力する。つまり復調信号9がHレベルに遷移するたびに分周クロック7の同期設定が行われることとなる。
ここで、本実施の形態の場合、復調信号9のLレベルのタイミングでは、クロック抽出回路4までリセットはしない。最低限、ロジック回路12で使用するクロック(この例の場合、クロック分周回路6の出力である分周クロック7)をリセットすれば良い。非接触タグ100内の他のアナログ回路等で抽出クロック5を使用することがないようであればクロック抽出回路4もリセットしても構わない。クロック抽出回路4までリセットを行なう場合は変調データ(キャリア400)の受信中の消費電力をさらに削減することが可能と予想される。
クロック分周回路6の構成の別の例を図4Bに示す。この図4Bの例では、復調信号9および論理ゲート62にて、リセット信号22を制御することで、復調信号9の論理状態に応じた分周クロック7の起動/停止を制御している。
すなわち、図4Bのように、論理ゲート62によって、リセット入力端子CLに入力されていたリセット信号22と復調信号9の論理演算を行って、その出力(リセット信号22a)をリセット入力端子CLへ入力する。
上述の図4Aの場合と同様に、復調信号9がLレベル(変調期間400a)になったらクロック分周回路6は分周を停止し、分周クロック7をLレベル(もしくはHレベル)にリセットする。復調信号9がHレベル(非変調期間400b)になったら、再び分周クロック7を出力する。
図4Cにクロック分周回路6のさらに別の構成例を示す。この図4Cの場合には、XQ出力端子XQからD入力端子Dへのフィードバック経路に論理ゲート62を介在させ、復調信号9の論理状態によって、XQ出力端子XQからD入力端子Dへのフィードバック信号を制御する。
すなわち、この図4Cの例では、XQ出力端子XQから出力されるXQと復調信号9の論理演算を論理ゲート62で行ってD入力端子Dへ入力する。論理ゲート62において、復調信号9がLレベルになったらD入力端子Dへの入力を停止する論理構成をとることによって、上述の図4A、図4Bと同様に、復調信号9がLレベル(変調期間400a)の間は分周クロック7をLレベルもしくはHレベルの固定値として出力することが可能となる。
上述の図4A〜図4Cのクロック分周回路6の構成により、図2Aおよび図2Bのような分周クロック7の波形が得られる。図2AがASK100%変調時で、図2BがASK10%変調時の波形となる。
それぞれの波形は上述の図9A、図9Bと同様に、上から順に、リーダ・ライタ200からの変調キャリア波形(キャリア400)、変調されたキャリア波形を復調したアナログ復調波形401(復調信号9)、抽出クロック5から分周された分周クロック7である。
復調信号9のLレベル(変調期間400a)を検知することによって分周クロック7をリセットするので、変調期間400aにおいて抽出クロック5が途絶しないASK10%変調の場合でも、変調データ受信時(キャリア400における変調期間400a)に、ASK100%変調と同様に、分周クロック7が停止することになる。
これにより、ASK100%変調、ASK10%変調とも復調データ(復調信号9)、カウンタ部12aを駆動する分周クロック7の関係が同じとなり、変調度の区別なく、ロジック回路12において、カウンタ部12aのカウンタ値12a−1に基づいた共通なデコード処理を行なうことが可能となる。
ASK100%変調時にデータを受信するとキャリア400が止まることになるので、抽出クロック5の抽出ができなくなり、分周クロック7も停止する。よって必然的に図2Aのような波形が得られる。しかし、図2BのASK10%変調時と同様に、ASK100%変調のデータ受信時にも復調信号9がLレベルに遷移したら分周クロック7をリセットし、復調信号9がHレベルに遷移したらクロック分周回路6の動作を開始することが好ましい。これは変調データ受信ごとに分周クロック7の同期取りを行なうためで、変調度に依存せずに同じ動作をさせるほうが良いからである。
このような操作を行なう本実施の形態の非接触タグ100で、ASK100%変調およびASK10%変調の双方をサポートする前述したISO15693に準拠したキャリア400のデコードを行うと上述の従来技術の図10の波形は図6(本実施の形態)のようになり、また従来技術の図11の波形は、図7(本実施の形態)のようになる。
すなわち、図6は、キャリア400における75.52usec(9.44×8)のデータフレーム内での変調期間400a(復調信号9がLレベル)の位置に基づいてデコード(エンコード)する場合を示している。この方式としては、例えばパルスポーズ符号化(ISO15693の1 out of 4,1 out of 256)が知られている。
この場合、各データフレームには2ビットのデータ割り当てられ、個々のエンコード方法は、上述の図8に示した通りである。2'b00〜2'b11の4種類のビットパターンが、3ビット幅のカウンタ値12a−1の0、2、4、6の各々に対応しており、デコード部12bは、この対応関係に基づいて、データフレーム内の復調信号9のLレベルの位置に基づくデコードを行う。
図6のように、本実施の形態の場合、変調期間400aでキャリア400(抽出クロック5)が途絶するASK100%変調の場合と、変調期間400aでキャリア400(抽出クロック5)が途絶しないASK10%変調の場合とで、分周クロック7、すなわちカウンタ値12a−1の動作状態が同一になる。
これにより、75.52usec(9.44×8)のデータフレーム内における復調信号9がLレベル(変調期間400a)の位置に基づくデコード結果が、ASK100%変調の場合と、ASK10%変調の場合とで同一になる。
図7に示すような、キャリア400の復調信号9がHレベルの期間(非変調期間400b)、すなわち、前後する二つの変調期間400aの間隔に基づくデコード(エンコード)方法でも同様である。
この場合も、前後する二つの変調期間400aの間隔を計数する分周クロック7(カウンタ値12a−1)の値が、ASK100%変調の場合と、ASK10%変調の場合とで同一になり、復調信号9がHレベルの期間に基づくデコード結果が、ASK100%変調の場合と、ASK10%変調の場合とで同一になる。
このように、本実施の形態によれば、ASK100%変調およびASK10%変調のいずれの変調度のデータでも復調信号9とデコード用のカウンタ部12a(すなわち分周クロック7)の動作が同じになる。
よって、キャリア400におけるエンコード(デコード)方法や変調度に依存せず同一のデコード部12bでの復調およびデコード処理が可能となる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、キャリア400から抽出される抽出クロック5の途絶を補完するためにPLL等のクロック生成回路を設ける必要がなく、非接触タグ100を構成するLSIチップのチップ面積、消費電力等の削減を実現できる。
また、ASK100%変調、ASK10%変調のデータのデコード処理を完全に同一化することが可能となり、異なる変調方式毎に多重に復調回路8を設ける必要がなく、非接触タグ100を構成するLSIチップのロジック規模やチップ面積、消費電力等の削減を実現できる。
この結果、非接触タグ100の製造コストを低減できる。
また、非接触タグ100の普及の歴史や関係法規等の規制の関係で、同一規格の中に異なる変調方式が混在し、リーダ・ライタ200の製造時期や使用地域(国別)に応じて変調方式を使い分ける必要がある場合でも、本実施の形態の非接触タグ100によれば、従来のように内部回路を複雑にして、製造コストや消費電力(通信距離)等の性能を犠牲にすることなく、そのままで複数の変調方式に対応できる。
この結果、リーダ・ライタ200の製造時期を意識することなく、国際的な非接触ID識別システムの市場に普及させることが可能となる。
また、リーダ・ライタ200からのコマンド受信時はキャリア400に変調がかかっているので、キャリア400が途絶したり、振幅が減少する変調期間400aが長くなり、電源生成回路3で得られる受信パワーは低下することとなる。このとき、本実施の形態の場合には、変調期間400a(復調信号9がLレベル)の間は分周クロック7を停止するので、非接触タグ100における受信時の低消費電力化を実現することができる。
換言すれば、本実施の形態の場合には、上述のような非接触タグ100の低消費電力化により、非接触タグ100とリーダ・ライタ200の通信可能距離を大きくすることができ、本実施の形態の非接触タグ100および非接触タグ100を用いる非接触ID識別システムの応用範囲が広がる。
なお、本発明は、上述の実施の形態に例示した構成に限らず、その趣旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。
たとえば、RFIDタグ等の非接触タグのかわりに、非接触ICカード等のトランスポンダに適用できる。
(付記1)
受信した搬送波からクロックを抽出するクロック抽出手段と、
前記搬送波の非変調期間と変調期間の各々に対応して論理状態が変化する論理信号からなる復調信号を出力する復調手段と、
前記クロック抽出手段から入力される前記クロックから分周クロックを生成するとともに、前記復調信号の論理状態に応じて、前記分周クロックの出力を抑止する分周手段と、
前記分周クロックにて駆動されるカウンタの値を用いて前記搬送波に含まれる情報をデコードするデコード手段と、
を含むことを特徴とする非接触タグ。
(付記2)
付記1記載の非接触タグにおいて、
前記デコード手段は、前記カウンタの値によって、所定の時間幅のデータフレーム内における前記変調期間の位置を検出することで、前記情報をデコードすることを特徴とする非接触タグ。
(付記3)
付記1記載の非接触タグにおいて、
前記デコード手段は、前記カウンタの値によって、前記非変調期間の長さを検出することで、前記情報をデコードすることを特徴とする非接触タグ。
(付記4)
付記1記載の非接触タグにおいて、
前記搬送波は、前記変調率100%または前記変調率10%のいずれかによって前記情報を搬送し、同一の前記情報については、前記変調率100%および前記変調率10%のいずれにおいても前記カウンタの値の推移が一致することを特徴とする非接触タグ。
(付記5)
付記1記載のタグにおいて、
前記搬送波は、100%振幅変調または10%振幅変調のいずれかによって前記情報を搬送し、前記100%の振幅変調にて振幅が変調される期間および、前記10%振幅変調にて振幅が変調される期間については前記分周クロックの出力を抑止することを特徴とするタグ。
(付記6)
付記1記載の非接触タグにおいて、
前記分周手段は、前記クロックを入力としXQ端子からの出力をD端子に帰還入力することでQ端子から前記分周クロックを出力するフリップフロップと、前記復調信号と前記イネーブル信号とを論理演算して前記フリップフロップのイネーブル(EN)端子に入力論理ゲートとを含み、前記復調信号の論理状態に応じて前記分周クロックを停止させることを特徴とする非接触タグ。
(付記7)
付記1記載の非接触タグにおいて、
前記分周手段は、前記クロックを入力とし、XQ端子からの出力をD端子に帰還することでQ端子から前記分周クロックを出力するフリップフロップと、前記フリップフロップのクリア信号と前記復調信号とを論理演算して前記フリップフロップのクリア(CL)端子に入力する論理ゲートとを含み、前記復調信号の論理状態に応じて前記分周クロックを停止させることを特徴とする非接触タグ。
(付記8)
付記1記載の非接触タグにおいて、
前記分周手段は、前記クロックを入力とし、XQ端子からの出力をD端子に帰還することでQ端子から前記分周クロックを出力するフリップフロップと、前記XQ端子の出力と前記復調信号とを論理演算して前記フリップフロップのD端子に入力する論理ゲートを含み、前記復調信号の論理状態に応じて前記分周クロックを停止させることを特徴とする非接触タグ。
(付記9)
付記1記載の非接触タグにおいて、
前記搬送波から直流電力を取り出すための整流手段をさらに含む受動型非接触タグであることを特徴とする非接触タグ。
(付記10)
受信した搬送波からクロックを抽出するステップと、
前記搬送波の非変調期間と変調期間の各々に対応して論理状態が変化する論理信号からなる復調信号を出力するステップと、
前記クロック抽出手段から入力される前記クロックから分周クロックを生成するとき、前記復調信号の論理状態に応じて、前記分周クロックの出力を抑止するステップと、
前記分周クロックのカウント値を用いて前記搬送波に含まれる情報をデコードするステップと、
を含むことを特徴とする非接触タグの制御方法。
(付記11)
付記10記載の非接触タグの制御方法において、
前記情報をデコードする前記ステップでは、
前記カウント値によって、所定の時間幅のデータフレーム内における前記変調期間の位置を検出することで、前記情報をデコードすることを特徴とする非接触タグの制御方法。
(付記12)
付記10記載の非接触タグの制御方法において、
前記情報をデコードする前記ステップでは、
前記カウント値によって、前記変調期間の長さを検出することで、前記情報をデコードすることを特徴とする非接触タグの制御方法。
(付記13)
付記10記載の非接触タグの制御方法において、
前記搬送波は、前記変調率100%または前記変調率10%のいずれかによって前記情報を搬送し、
前記情報をデコードする前記ステップでは、同一の前記情報については、前記変調率100%および前記変調率10%のいずれにおいても前記カウンタの値の推移が一致することを特徴とする非接触タグの制御方法。
(付記14)
ASK変調された搬送波を介してコマンド情報を発信するアクセス装置と、前記コマンド情報を受信して識別情報を前記アクセス装置に応答する非接触タグと、を含む非接触ID識別システムであって、
前記非接触タグは、
前記アクセス装置から受信した前記搬送波からクロックを抽出するクロック抽出手段と、
前記搬送波の非変調期間と変調期間の各々に対応して論理状態が変化する論理信号からなる復調信号を出力する復調手段と、
前記クロック抽出手段から入力される前記クロックから分周クロックを生成するとともに、前記復調信号の論理状態に応じて、前記分周クロックの出力を抑止する分周手段と、
前記分周クロックにて駆動されるカウンタの値を用いて前記搬送波に含まれるコマンド情報をデコードするデコード手段と、
を含むことを特徴とする非接触ID識別システム。
(付記15)
付記14記載の非接触ID識別システムにおいて、
前記アクセス装置は、変調率100%または変調率10%にて前記搬送波を変調することにより、前記コマンド情報を発信することを特徴とする非接触ID識別システム。
(付記16)
付記14記載の非接触ID識別システムにおいて、
前記デコード手段は、前記カウンタの値によって、所定の時間幅のデータフレーム内における前記変調期間の位置を検出することで、前記情報をデコードすることを特徴とする非接触ID識別システム。
(付記17)
付記14記載の非接触ID識別システムにおいて、
前記デコード手段は、前記カウンタの値によって、前記非変調期間の長さを検出することで、前記情報をデコードすることを特徴とする非接触ID識別システム。
本発明の一実施の形態である非接触タグの作用の一例を示す概念図である。 本発明の一実施の形態である非接触タグのASK100%変調の場合の作用の一例を示す概念図である。 本発明の一実施の形態である非接触タグのASK10%変調の場合の作用の一例を示す概念図である。 本発明の一実施の形態である非接触タグの構成の一例を示すブロック図である。 本発明の一実施の形態である非接触タグの一部の構成をより詳細に例示したブロック図である。 本発明の一実施の形態である非接触タグの一部の構成をより詳細に例示したブロック図である。 本発明の一実施の形態である非接触タグの一部の構成をより詳細に例示したブロック図である。 本発明の一実施の形態である非接触タグを用いた非接触ID識別システムの構成の一例を示す概念図である。 本発明の一実施の形態である非接触タグのパルスポーズ符号化における作用の一例を示すタイミングチヤートである。 本発明の一実施の形態である非接触タグのパルスインターバル符号化における作用の一例を示すタイミングチヤートである。 本発明の一実施の形態である非接触タグを含む非接触ID識別システムで用いられるコーディング波形の一例を示す波形図である。 従来の非接触タグのASK100%変調の場合の作用を示す概念図である。 従来の非接触タグのASK10%変調の場合の作用を示す概念図である。 従来の非接触タグのパルスポーズ符号化における作用を示すタイミングチヤートである。 従来の非接触タグのパルスポーズ符号化における作用の一例を示すタイミングチヤートである。
符号の説明
1 アンテナ
2 整流器
3 電源生成回路
4 クロック抽出回路
5 抽出クロック
6 クロック分周回路
7 分周クロック
8 復調回路
9 復調信号
10 変調回路
11 応答情報
12 ロジック回路
12a カウンタ部
12a−1 カウンタ値
12b デコード部
12c データ処理部
13 不揮発メモリ
21 イネーブル信号
21a イネーブル信号
22 リセット信号
22a リセット信号
61 フリップフロップ
62 論理ゲート
100 非接触タグ
200 リーダ・ライタ
201 アンテナ
202 送受信部
203 制御部
300 情報処理装置
400 キャリア
400a 変調期間
400b 非変調期間
401 アナログ復調波形
500 荷物

Claims (10)

  1. 受信した搬送波からクロックを抽出するクロック抽出手段と、
    前記搬送波の非変調期間と変調期間の各々に対応して論理状態が変化する論理信号からなる復調信号を出力する復調手段と、
    前記クロック抽出手段から入力される前記クロックから分周クロックを生成するとともに、前記復調信号の論理状態に応じて、前記分周クロックの出力を抑止する分周手段と、
    前記分周クロックにて駆動されるカウンタの値を用いて前記搬送波に含まれる情報をデコードするデコード手段と、
    を含むことを特徴とする非接触タグ。
  2. 請求項1記載の非接触タグにおいて、
    前記デコード手段は、前記カウンタの値によって、所定の時間幅のデータフレーム内における前記変調期間の位置を検出することで、前記情報をデコードすることを特徴とする非接触タグ。
  3. 請求項1記載の非接触タグにおいて、
    前記デコード手段は、前記カウンタの値によって、前記非変調期間の長さを検出することで、前記情報をデコードすることを特徴とする非接触タグ。
  4. 請求項1記載の非接触タグにおいて、
    前記搬送波は、変調率100%または変調率10%のいずれかによって前記情報を搬送し、同一の前記情報については、前記変調率100%および前記変調率10%のいずれにおいても前記カウンタの値の推移が一致することを特徴とする非接触タグ。
  5. 請求項1記載のタグにおいて、
    前記搬送波は、100%振幅変調または10%振幅変調のいずれかによって前記情報を搬送し、前記100%の振幅変調にて振幅が変調される期間および、前記10%振幅変調にて振幅が変調される期間については前記分周クロックの出力を抑止することを特徴とするタグ。
  6. 請求項1記載の非接触タグにおいて、
    前記分周手段は、前記クロックを入力としXQ端子からの出力をD端子に帰還入力することでQ端子から前記分周クロックを出力するフリップフロップと、前記復調信号と前記イネーブル信号とを論理演算して前記フリップフロップのイネーブル(EN)端子に入力論理ゲートとを含み、前記復調信号の論理状態に応じて前記分周クロックを停止させることを特徴とする非接触タグ。
  7. 請求項1記載の非接触タグにおいて、
    前記分周手段は、前記クロックを入力とし、XQ端子からの出力をD端子に帰還することでQ端子から前記分周クロックを出力するフリップフロップと、前記フリップフロップのクリア信号と前記復調信号とを論理演算して前記フリップフロップのクリア(CL)端子に入力する論理ゲートとを含み、前記復調信号の論理状態に応じて前記分周クロックを停止させることを特徴とする非接触タグ。
  8. 受信した搬送波からクロックを抽出するステップと、
    前記搬送波の非変調期間と変調期間の各々に対応して論理状態が変化する論理信号からなる復調信号を出力するステップと、
    前記クロック抽出手段から入力される前記クロックから分周クロックを生成するとき、前記復調信号の論理状態に応じて、前記分周クロックの出力を抑止するステップと、
    前記分周クロックのカウント値を用いて前記搬送波に含まれる情報をデコードするステップと、
    を含むことを特徴とする非接触タグの制御方法。
  9. 請求項8記載の非接触タグの制御方法において、
    前記情報をデコードする前記ステップでは、
    前記カウント値によって、所定の時間幅のデータフレーム内における前記変調期間の位置を検出することで、前記情報をデコードすることを特徴とする非接触タグの制御方法。
  10. 請求項8記載の非接触タグの制御方法において、
    前記情報をデコードする前記ステップでは、
    前記カウント値によって、前記変調期間の長さを検出することで、前記情報をデコードすることを特徴とする非接触タグの制御方法。
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