JP2013514564A - トランスポンダから読み取り機への非接触通信データを、負荷変調によって1セットのパタンの形に符号化する方法、およびこの方法を実施するためのデバイス - Google Patents

トランスポンダから読み取り機への非接触通信データを、負荷変調によって1セットのパタンの形に符号化する方法、およびこの方法を実施するためのデバイス Download PDF

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Abstract

本発明は、トランスポンダから読み取り機へ負荷変調によって送信される非接触通信データを、1セットの変調パタンの形に符号化するための方法に関する。各変調パタンは、物理符号化のために使用する所定の長さの一連の複数の負荷レベルであり、n搬送波周期(TC)の継続時間を有し、一連の少なくとも2つの負荷レベルを含み、パタンの中の単一の負荷レベルの最も短い継続時間に対応した最小パルス幅(w)を有し、また、レトロ変調時間とパタンの継続時間との間の比に対応したレトロ変調レート(t)を有する。各変調パタンは、パタンの数(k)は4よりも大きく、少なくとも2つのパタンの最小パルス幅(w)は異なっており、また、少なくとも2つのパタンのレトロ変調レート(t)は異なっていることを特徴としている。本発明はまた、上記の方法を実施するためのデバイスにも関する。

Description

本発明は、読み取り機(または、固定基地局)と、読み取り機が放射する電磁界の中に置かれた非接触トランスポンダ(カード、タグ)との間でデータ交換を行う場合のデータを符号化する技術に関する。
更に具体的には、本発明は、トランスポンダから読み取り機へ負荷変調によって送信される非接触通信データを、1セットのパタンの形に符号化するための方法と、その方法を実施するためのデバイスに関する。
電子無線周波数識別システム(RFID:radio frequency identification device)は、その適用範囲は、ますます広くなってきている。
実際に、これらのシステムは、最近では、対象物、動物、または人の識別、位置判定、または追尾のために広く使用されている(アクセスカード、支払い、電子パスポート等)。
これらのシステムは、一般に、読み取り機とトランスポンダとを備えている。このトランスポンダは、例えば、タグまたはカード等の支持体の中に一体化されている。本発明においては、受動トランスポンダ、すなわち、データを送信するための自分自身のエネルギー源を持たないトランスポンダを対象としている。
読み取り機は、基地局と考えることができ、搬送波(短距離交番磁界)を生成し、この搬送波を使用して、読み取り機のアンテナの近傍にある非接触カードに電力を供給する。この工程は、遠隔給電と呼ばれる。さらに、この搬送波は、カードの種々のブロックが動作するためのクロックをカードに供給している。最後に、この搬送波は、読み取り機からカードへの通信、およびカードから読み取り機への通信を行うための媒体としての役割を果たしている。
基地局とトランスポンダとの間の情報の交換は、読み取り機からカードへのチャネルと、カードから読み取り機へのチャネルとの間で区別される。
後者に対しては、受動トランスポンダによって、カードのアンテナ端子のところで、可変負荷(例えば、抵抗性または容量性)を制御することにより、搬送波に対してレトロ変調(振幅または位相の)が加えられる。
この切り替えは、読み取り機の側の電機子反作用を引き起こし、これは、復調され復号化されて、カードの中に記憶されている情報を得ることができる。
以下において、「シンボル」という用語は、データ符号化アルファベットの要素を意味するために使用する。シンボルは、例えば、3ビットのセット(011等)である。
本明細書では、「パタンまたは変調パタン」という用語は、物理符号化に対して使用される、所定の長さの一連の複数の負荷レベル、すなわちレトロ変調を意味している。
1つのパタンは、1つのシンボルに対応し、その長さと一連の複数の負荷レベルとによって特徴付けられる。
[現状技術]
先ず最初に、標準規格ISO14443を参照する。ISO14443は、読み取り機とカードとの間の通信を、13.56MHzの搬送波(fC)で、106kb/sと848kb/sとの間のビットレートに基づいて規定し、それらを許可している。この標準規格は、2つのレトロ変調タイプ(タイプAおよびタイプB)を提案しており、これらは、848kHzのサブキャリア(fSC=fC/16)の概念を含んでいる。
しかしながら、ある応用(例えば、生体識別または電子パスポート等)に対しては、このビットレートは十分ではない。
カードと読み取り機との間に達成できるビットレートを増加させるために、種々の解決策が提案されている。
第1の手法は、本出願人が提案したもので、これは、サブキャリアの周波数を1.7Mb/s(fSC=fC/8)に増加させること、およびサブキャリアの位相を変調するものである。これにより、1.7Mb/s、および3.4Mb/sのビットレートを達成することができた。
848kHzサブキャリア周波数の背景から離れることにより、また27.12MHzまでのサブキャリア周波数を提案することにより、他の手法で、27.12Mb/sに至る理論的ビットレートを達成することができた。
より詳細には、この問題に対する第1の公知の解決策は、シンボル数を増加させることにあると考えられる。
「シンボル」という用語は、符号化アルファベットの個々のキャラクタを意味している。848kHzから27.12MHzまでのサブキャリアと、位相シフトΔφとして、π、π/2、π/4、π/8、π/16、π/32、π/64、およびπ/128を使用すれば、106kb/sから27.12Mb/sまでのビットレートの範囲をカバーすることが可能になる。
一定のシンボル数で、ビットレートを増加させるための第2の公知の解決策は、シンボル時間を減少させることである。
従って、シンボル「0」および「1」は、例えば、従来のマンチェスタ符号で表現されて、シンボル時間は可変にされる。この場合には、ビットレートはサブキャリア周波数と等しい。
シンボル時間が13.56MHzにおける搬送波の周期に等しい場合には、ビットレートは13.56Mb/sになる。
しかしながら、ベースバンドにおける信号の帯域幅は、ビットレートとともに大幅に増加することが観測され、これは、カードからのエネルギーの回復を妨害し、従って、動作が脆弱になり、その通信距離が減少してしまうことさえある。
従って、当業者には自然に着想される、これらの2つの解決策は、問題を解決するものではない。
最後に、特許文献1の中でUHFRFIDへの応用に対して提案されている解決策は、所与の一定シンボル時間に対する、16QAM変調(直交振幅変調)に基づいている。この16QAMは、2つの振幅状態と8つの位相状態とを使用している。
しかしながら、この解決策は、13.56MHzにおける動作に置き換えるのが複雑である。その理由は、カード側では、アンテナに適用されるレトロ変調タイプとレトロ変調負荷の値との両方を選択できなければならないからである。
特許文献1に記述されている方法によれば、搬送波周波数の位相と振幅とを同時に変調することにより、nビットのメッセージmを符号化することが可能である。マッパ(コンステレーション図)は、送信するべき各nビットのメッセージに対して、複素平面上の1つの点を関連づける。
しかしながら、このコンステレーション図は、搬送波周波数の位相と振幅とに関連づけることはできても、変調パタンに関連づけることはできない。
特許文献2は、読み取り機と受動トランスポンダとの間の符号化方法に関している。
この解決策は、1つの符号化方式を提案している。この符号化方式では、サブキャリアのn個の位相(nは整数)を使用して、従来の符号化方式では1ビットに対して正規に与えられる時間の中で、nビットを符号化している。
特許文献2は、n個の位相の代わりに、またはn個の位相と組み合わせて、異なるサブキャリアを使用することを提案している。
特許文献2の図5においては、シンボル1からシンボル4までに対しては、8サブキャリア周期、またはシンボル5からシンボル8までに対しては、6サブキャリア周期を使用して、1シンボル当たり3ビットが符号化されている。
13.56MHzの搬送波周波数と、8/fSCのシンボル時間(848kHzおよび636kHzのサブキャリア)での動作を仮定すれば、それから達成されるビットレートは、たったの318kb/sであると推論することができる。
さらに、特許文献3は、キャラクタストリームが占有するメモリサイズを最小にするためのデータ圧縮/逆圧縮の方法を記述している。
特許文献3で開示されているキャラクタストリームは、本特許出願の意味からすれば、シンボルだけ、すなわち、符号化アルファベットの要素だけである。
特許文献3は、いずれにしても、データの物理的な伝送を考慮に入れた変調パタンを開示しているものではない。
国際出願第WO2007/149219号明細書 国際出願第WO03/088499号明細書 米国特許第6422476号明細書
本発明は、カードから読み取り機へのチャネルに対するデータ符号化方法を提案することを目的としている。この方法によって、データレートの増加と、また同時に、遠隔給電に対して必要な帯域幅の維持を保証することができる。
この目的のために、本発明は、トランスポンダから読み取り機への非接触通信データを、負荷変調によって、1セットの変調パタンの形に符号化するための方法を提案するものである。各パタンは、
−物理符号化を行うために使用する所定の長さの一連の複数の負荷レベルであり、
−nを搬送波ステップの数として、n搬送波周期(TC)の継続時間を有し、
−一連の複数の負荷レベルとして、少なくとも2つの負荷レベルを備え、
−パタンの中で同じ負荷レベルの搬送波ステップの数で表した、最も短い継続時間に対応している最小パルス幅(w)を有し、
−レトロ変調時間とパタンの継続時間との間の比に対応したレトロ変調レート(t)を有するパタンであり、
−パタンの数(k)は4よりも大きく、
−少なくとも2つのパタンの最小パルス幅(w)は異なり、
−少なくとも2つのパタンのレトロ変調レート(t)は異なることを特徴としている。
本方法は、次に示す特徴の中から、単独にまたは組み合わせた形で、1つ以上の特徴を備えることができる。
−パタンのセット中の各パタンは、pを3以上の数として、pビットを符号化する。
−選択したパタンのセットに対して、搬送波ステップの数で表した最小パルス幅(wmin)は2以下である。すなわち、選択したパタンのセットの中で、搬送波ステップの数で表した、2以下である最小パルス幅(wmin)より小さな値を有するパタンは、存在しない。
−選択したパタンのセットに対して、平均レトロ変調レート(t)は0.5よりも小さい。
−選択したパタンのセットの中には、1搬送波周期と(n−2*wmin)搬送波周期との間の幅を有するパルスを有し、また、搬送波のエッジの中の1つのエッジと同位相であるエッジを有する、少なくとも1つのパタンが存在する。そして、そのパタンのパルスは、インデクスwminのところに位置しているエッジとエッジ(n−wmin)との間に配置されている。ここで、wminは、パタンのセットの最小パルス幅の最小値である。
−パタンのセットのエントロピーは、厳密に1よりも小さい。
−パタンの1つのセットの中の2つのパタンの間のハミング距離は、2よりも大きい。
−パタンのセットは、3以上の数のレトロ変調レベルから形成される。
−パタンのセットの中の少なくとも1つのパタンは、一連の複数の負荷レベルを有し、この継続時間は、n/2*TCよりも短い。ここで、TCは搬送波の周期である。
−搬送波周波数は13.56MHzである。
−n=8であり、また4つのパタンは、それぞれ、少なくとも2搬送波周期の幅の少なくとも1つのパルスを有する。
−2つのパタンは、それぞれ、2搬送波周期の幅だけ隔てられた2つのパルスを有する。
−4つのパタンは、それぞれ、少なくとも3搬送波周期の幅のパルスを有し、これらのパルスは、少なくとも1搬送波周期だけ、互いにオフセットしている。
−20パタンは、それぞれ、少なくとも1搬送波周期の幅だけ隔てられた2つのパルスを有する。
本発明の別の主題は、上記で規定した方法を実施するためのレトロ変調デバイスである。このレトロ変調デバイスは、シャントトランジスタとnビット搬送波周波数シフトレジスタとを備えていることを特徴とし、このシャントトランジスタは、アンテナ端子のところで負荷インピーダンスに直列に配置され、このシャントトランジスタのゲートは、nビット搬送波周波数シフトレジスタに接続され、またnビット搬送波周波数シフトレジスタの入力は、送信されるべきパタンに並列に張られたデータ線とリンクしている。また各変調パタンは、
−物理符号化を行うために使用する所定の長さの一連の複数の負荷レベルであり、
−nを搬送波ステップの数として、n搬送波周期の継続時間を有し、
−一連の複数の負荷レベルとして、少なくとも2つの負荷レベルを備え、
−パタンの中で同じ負荷レベルの搬送波ステップの数で表した、最も短い継続時間に対応した最小パルス幅を有し、
−レトロ変調時間とパタンの継続時間との間の比に対応したレトロ変調レートを有するパタンであり、
−パタンの数は4よりも大きく、
−少なくとも2つのパタンの最小パルス幅は異なり、
−少なくとも2つのパタンのレトロ変調レートは異なることを特徴としている。
本発明の別の主題は、上記で規定したアンテナとレトロ変調デバイスとを備えたRFIDカード、およびシンボルのリストを変調パタンに関連づけるための変調制御回路である。
他の利点および特徴は、本発明の記述を読み、以下の図面を参照することにより、明らかになると思う。
5つの符号化パタンを時間の関数として示す図である。 本発明における8パタンのセットを示す図である。 本発明における16パタンのセットを示す図である。 本発明における32パタンのセットを示す図である。 本発明における方法を実施するためのレトロ変調デバイスを示す図である。 公知の手法および本発明による解決策に対して、帯域幅に比例したパラメータ1/wの変化をビットレートの関数として示すグラフである。
図面を通して、同一の要素に対しては、同じ符号を使用している。
以下においては、「シンボル」という用語は、データ符号化アルファベットの要素を意味するために使用されている。シンボルは、例えば、3ビットのセット(011等)である。
本明細書では、「パタンまたは変調パタン」という用語は、物理符号化に対して使用される所定の長さの一連の複数の負荷レベル、すなわちレトロ変調を意味している。
変調パタンは、シンボルに対応し、その長さと一連の複数の負荷レベルとによって特徴付けられている。変調パタンは、シンボルの形で表現されているデータの物理符号化に対して使用される。
パタンの一時的な表現は、ベースバンドにおける信号であり、これは、レトロ変調負荷の搬送波に置き換えられる。
図1は、5つの符号化パタンEi(i=1〜5)を、時間の関数として示したものである。
時間スケールは、ここでは、搬送波周期TCの数の関数として表現されており、搬送波周期TCの数はまた、搬送波ステップの数とも呼ばれる。
C=1/fCであり、ここで、fCは搬送波の周波数であり、搬送波は、例えば、標準規格ISO14443によれば13.56MHzである。
パタンの長さTSCは、TSC=n*TC=n/fCで表され、ここで、nは搬送波ステップの数である。
説明を通して、nは自然数である。nは、明らかに1以上の値であり、例えば、2、4、5、6、7、または8である。
この例では、n=8が選択されているが、他のパタン長も考えることができる。
図1では、Ei(i=1〜5)で表されているパタンは、2つの負荷レベルを有する。これらは、レトロ変調負荷がアンテナに接続されていないときの低い値(または低いレベル)、およびレトロ変調負荷がアンテナに接続されているときの高い値(または高いレベル)である。
明らかに、更に多く(例えば3つ以上)の負荷レベルで形成されるパタンを考えることも可能であり、これにより、パタン毎に符号化されるビット数を増加させることができる。
トランスポンダが、変調負荷の中で、あまりにも多くのエネルギーを消費した場合(すなわち、現在の例においては、パタンが高いレベルである場合に)には、エネルギーの回復が犠牲にされるということを想い出すべきである。
従って、レトロ変調レートtを、次式のように定義することができる。
t=r/n
ここで、rは、レトロ変調負荷が活性化されている間におけるパタンの搬送波ステップの数(整数)である。
従って、このパラメータは、0≦t≦1の間にあり、tが1に近づくに従って、レトロ変調負荷ZRの中で消費されるエネルギーは増加し、トランスポンダが動作するために使用することができるエネルギーは減少する。
1つの例として、パタンEi(i=1〜5)のレトロ変調レートtは、それぞれ、4/8、5/8、2/8、4/8、および3/8である。
パタンの特性を表す別のパラメータは、パルス幅wであり、パルス幅wは、パタンの帯域幅とリンクしている。パルス幅wは、1つのパタンが含むことができる、最小パルス幅(高い負荷レベルまたは低い負荷レベル)を搬送波ステップの数で表した値として定義される。
1つの例として、パタンEi(i=1〜5)のパルス幅wは、それぞれ、4、2、1、1、および1である。
パルス幅wは、パタンの帯域幅とリンクしており、これにより、通信に対する帯域幅を定量化することができる。帯域幅BPは、大きくともパルス幅wに逆比例している。従って、パルス幅wが広くなれば、帯域幅は狭くなり、これにより、トランスポンダは、その動作に必要なエネルギーを、アンテナを介して回復する能力が大きくなる。
ビットレートを決定するためには、パタン毎に符号化されるビット数p(pは自然数である)を知ることも必要である。
従って、目的が3ビットのシンボル(000,001,010,…,111)を符号化することであれば、23=8個のセットのパタンが必要である。
求めるビットレートは、d=(p*fC)/nから算出することができる。
本発明の原理は、単純な、または位相シフトしたサブキャリアの使用をやめて、バイナリシンボルを符号化するために使用するパタンのセットとして、高い平均パルス幅w(従って、狭い帯域幅)と、低い平均レトロ変調レート(従って、レトロ変調負荷ZRの中でのエネルギー消費を低減することができる)とを有するパタンのセットを定義することである。
図2、図3、および図4は、それぞれ本発明における、8、16、32変調パタンのセットを示す。
パタンの各セットに対して、搬送波周期で表した長さnは、8である。
本発明は、4よりも大きな値(k>4、kは整数)のパタンを含むセットの場合だけに適用される。
図2〜図4から分かるように、各パタンは、一連の少なくとも2つの負荷レベルを備えている。明らかに、更に多くの(例えば、3つの)負荷レベルを考えることもできる。
従って、図2、図3、および図4のパタンは、次のように特徴付けることができる。
表1 図2のパタンの特性
Figure 2013514564
図2のパタンのセットに対しては、p=3であり、従って、23=8パタンが存在する。明らかに、パタンの数は、2のべき乗(すなわち、2、4、8等)である必要はない。
表1から、次のことが分かる。
avg=0.4375
max=4、wmin=2
従って、図2のパタンのこのセットに対しては、p=3(パタン毎に符号化された3ビット)であり、13.56MHzの搬送波で、5.1Mb/sのダウンリンクビットレートを達成することができる。
表2 図3のパタンの特性
Figure 2013514564
図3のパタンのセットに対しては、p=4であり、従って24=16パタンが存在する。
次のことが分かる。
avg=0.46875
max=4、wmin=2
従って、図3のパタンのこのセットに対しては、p=4(パタン毎に符号化された4ビット)であり、13.56MHzの搬送波で、6.78Mb/sのダウンリンクビットレートを達成することができる。
表3 図4のパタンの特性
Figure 2013514564
図4のパタンのセットに対しては、p=5であり、従って25=32パタンが存在する。
次のことが分かる。
avg=0.2344
max=2、wmin=1
従って、図3のパタンのこのセットに対しては、p=5(パタン毎に符号化された5ビット)であり、13.56MHzの搬送波で、8.5Mb/sのダウンリンクビットレートを達成することができる。
図および表1〜表3から分かるように、限定的でない例として示した各セットに対して、少なくとも2つのパタンの最小パルス幅(すなわち、w)は、異なっており、少なくとも2つのパタンのレトロ変調レートtは異なっている。
帯域幅を狭くする場合には、最小パルス幅を1より小さくしないことが有利であるということが証明された。
最小パルス幅(すなわち、w)は、トランスポンダアンテナの帯域幅の逆数に比例していることにより、有効な遠隔給電が保証される。
読み取り機が放射する磁界を最も有効に利用し、トランスポンダによるエネルギーの回復を改善するためには、図2〜図4に示す例のように、選択したパタンのセットに対して、平均レトロ変調レートtavgを0.5よりも小さい値に選定する必要がある。
上に示した例では、選択したパタンのセットの中に、1搬送波周期と(n−2*wmin)搬送波周期との間のパルス幅を有し、搬送波のエッジの中の1つのエッジに同位相のエッジFを有する、少なくとも1つのパタンが存在する。パタンのこのパルスは、エッジ番号wminおよびエッジ番号(n−wmin)の間に位置し(wminは、パタンのセットの中の最小パルス幅の最小値)、これにより、パタンのシーケンス化における伝送の安全性を改善することができる。
図1は、その例として、エッジF1〜F8を示してある。従来からの習慣で、パタンの最後のエッジは、次のパタンに属していることに注意を要する。
図1に対しては、wmin=1である。パタンE4は、幅w=2のパルスを有し、搬送波のエッジ(点線)と同位相のエッジF4を有し、またエッジwmin(すなわち、エッジF1)とエッジ(n−wmin)(すなわち、F7)との間に位置しているということが分かる。
選択したパタンのセットは、厳密に1よりも小さいエントロピーを有している。
エントロピーは、次に示す公式によって算出される。
Figure 2013514564
ここで、Xは、基底bに対する情報のソースであり、n個の負荷レベルに分配され、各負荷レベルは、出現確率Piを有する。図2〜図4に示す現在の例では、これは、
−図2ではH=0.98、
−図3ではH=0.997、
−図4ではH=0.798
であるということを意味している。この関係は、ビットレートの増加に寄与するパタンの分散/異質性を特徴付けている。
データの伝送を安全にすることができる別の特性は、ハミング距離に関係している。実際の場合には、パタンの1つのセットの中の2つのパタンの間のハミング距離を、2よりも大きな値に選定することができる。
従って、パタンのセットは、そのパタンのセットの中の少なくとも1つのパタンは、一連の複数の負荷レベルを有し、その継続時間は、n/2*TCよりも短いように構成される。ここで、TCは搬送波の周期である。
更に具体的には、n=8の場合の図の例に対しては、4つのパタンは、それぞれ、少なくとも2搬送波周期(w=2)の幅の、少なくとも1つのパルスを有する。
さらに、パタンのセットの中では、2つのパタンは、それぞれ、2搬送波周期の幅だけ隔てられた2つのパルスを有する。
図3の例に関しては、パタンのセットはまた、4つのパタン(M12、M13、M14、M15)が、それぞれ、少なくとも3搬送波周期の幅のパルスを有し、これらのパルスは、少なくとも1搬送波周期だけ、互いにオフセットしているという点が特徴的である。
図4の例に関しては、20個のパタン(M3、M4、M5、M8、M9、M10、M11、M12、M13、M14、M15、M16、M17、M18、M19、M20、M21、M25、M26、M27)は、それぞれ、少なくとも1搬送波周期の幅だけ隔てられた2つのパルスを有する。
トランスポンダから読み取り機へ負荷変調によって送信する非接触通信データを、パタンのセットの形に符号化するための本方法は、図5に示すブロック図で表されるデバイスを使用して実施することができる。
従って、図5は、レトロ変調デバイスを表しており、このレトロ変調デバイスは、例えば、アンテナ端子3のところで負荷インピーダンスZRに直列に配置されたシャントトランジスタ1を備えた回路の形で示されている。トランジスタ1のゲートは、nビット搬送波周波数(fC)シフトレジスタ5に接続されている。従って、レジスタ5は、長さnのパタンを含むことができる。
レジスタ5の入力は、変調制御回路9から送信されるべきパタンに並列に張られたデータ線7とリンクし、シンボルのリストを変調パタンと関連づけている。
レジスタ5は、クロックclkで各搬送波周期にタイミングが取られる。このクロックはまた、「0からn」カウンタ11のタイミングを取り、カウンタ11は、カウンタ11の値が「0」になったとき毎にレジスタをリセットする。
この回路は、次のように動作する。
クロックclkは、一方で、レジスタ5の、また他方で、カウンタ11のタイミングを取る。
各クロック周期で、シフトレジスタ5の出力は、パタンのビットに対する電流値を出力し、これは、トランジスタ1のゲートを直接に制御する。従って、ビットが「0」であるときには、レトロ変調負荷ZRはアンテナ端子3には接続されない。一方、ビットが「1」であるときには、レトロ変調負荷ZRは、アンテナ端子3に接続されて、読み取り機によって放射される磁界を「上書き」する。
従って、本発明によって、トランスポンダと読み取り機との間のビットレートを大幅に増加させることができ、アンテナの帯域幅とレトロ変調負荷の活性化時間とを維持することにより、受動トランスポンダに対する電力供給を保証することができるということが理解しうると思う。
次に示す表は、図面を補完するために、図2〜図4のパタンのセットのバイナリ表示(「0」は、レトロ変調負荷が切断されている状態、「1」は、レトロ変調負荷が接続されている状態)で示すものである。
表4 図2のパタンのバイナリ表示。
Figure 2013514564
表5 図3のパタンのバイナリ表示。
Figure 2013514564
表6 図4のパタンのバイナリ表示。
Figure 2013514564
n=6に対するバイナリ表示(「0」は、レトロ変調負荷が切断されている状態、「1」はレトロ変調負荷が接続されている状態)の表の1つの例を次に示す。
表7 n=6に対するパタンのバイナリ表示。
Figure 2013514564
4つのパタンのこのセットに対して、次のことが分かる。tavg=0.4167、およびwmin=2である。この場合には、エントロピーは、H=0.979である。
図6のグラフは、パラメータ1/w(帯域幅に比例している)の変化を、公知の手法、および本発明による解決策に対して、ビットレートの関数として示すものである。
解決策1および2は、それぞれ、初めの部分で記述した2つの公知の解決策に対応しており、シンボル数の増加、またはシンボル時間の低減に基づいている。
本発明による解決策は、広範囲にわたる明白な違いを示しており、本解決策によって、ビットレートの大幅な増加が得られ、また限定された帯域幅を維持することができ、長い時間にわたって、エネルギーの回復が守られることを保証するものであるということが分かる。
1 シャントトランジスタ
3 アンテナ端子
5 nビット搬送波周波数シフトレジスタ
7 データ線
9 変調制御回路
11 カウンタ
clk クロック

Claims (16)

  1. トランスポンダから読み取り機への非接触通信データを、負荷変調によって、1セットの変調パタンの形に符号化するための方法であって、
    各パタンは、
    −物理符号化を行うために使用する所定の長さの一連の複数の負荷レベルであり、
    −nを搬送波ステップの数として、n搬送波周期(TC)の継続時間を有し、
    −一連の複数の負荷レベルとして、少なくとも2つの負荷レベルを備え、
    −前記パタンの中における同じ負荷レベルの搬送波ステップの数で表した、最も短い継続時間に対応した最小パルス幅(w)を有し、
    −レトロ変調時間とパタンの継続時間との間の比に対応したレトロ変調レート(t)を有し、前記パタンは、
    −パタンの数(k)は4よりも大きく、
    −少なくとも2つのパタンの前記最小パルス幅(w)は異なり、
    −少なくとも2つのパタンの前記レトロ変調レート(t)は異なっていることを特徴とするデータ符号化方法。
  2. パタンの前記セットの各パタンは、pを3以上の数として、pビットを符号化することを特徴とする、請求項1に記載のデータ符号化方法。
  3. 選択したパタンの前記セットに対して、搬送波ステップの数で表した、最小パルス幅(wmin)は、2以下であることを特徴とする、請求項1または2に記載のデータ符号化方法。
  4. 選択したパタンの前記セットに対して、前記レトロ変調レート(t)の平均値は、0.5よりも小さいことを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載のデータ符号化方法。
  5. 選択したパタンの前記セットの中には、1搬送波周期と(n−2*wmin)搬送波周期との間の幅を有するパルスを有し、また、搬送波のエッジの中の1つのエッジと同位相であるエッジを有する、少なくとも1つの前記パタンが存在し、前記パタンの前記パルスは、インデクスwminのところに位置している前記エッジとエッジ(n−wmin)との間に配置され、wminは、パタンの前記セットの前記最小パルス幅の最小値であることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載のデータ符号化方法。
  6. パタンの前記セットのエントロピーは、厳密に1よりも小さいことを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載のデータ符号化方法。
  7. パタンのセットの中の2つのパタンの間のハミング距離は、2よりもより大きいことを特徴とする、請求項1〜6のいずれか1項に記載のデータ符号化方法。
  8. パタンの前記セットは、3以上の数のレトロ変調レベルから形成されていることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか1項に記載のデータ符号化方法。
  9. パタンの前記セットの中の少なくとも1つのパタンは、一連の複数の負荷レベルを有し、前記負荷レベルの継続時間は、n/2*TCよりも短く、TCは前記搬送波の周期であることを特徴とする、請求項1〜8のいずれか1項に記載のデータ符号化方法。
  10. 前記搬送波の周波数は、13.56MHzであることを特徴とする、請求項1〜9のいずれか1項に記載のデータ符号化方法。
  11. n=8であり、4つのパタンは、それぞれ、少なくとも2搬送波周期の幅を有する少なくとも1つのパルスを有することを特徴とする、請求項10に記載のデータ符号化方法。
  12. 2つのパタンは、それぞれ、2搬送波周期の幅だけ隔てられた2つのパルスを有することを特徴とする、請求項10に記載のデータ符号化方法。
  13. 4つのパタンは、それぞれ、少なくとも3搬送波周期の幅を有するパルスを有し、前記パルスは、少なくとも1搬送波周期だけ、互いにオフセットしていることを特徴とする、請求項10に記載のデータ符号化方法。
  14. 20個のパタンは、それぞれ、少なくとも1搬送波周期の幅だけ隔てられた2つのパルスを有することを特徴とする、請求項10に記載のデータ符号化方法。
  15. 請求項1〜14のいずれか1項に記載の方法を実施するためのレトロ変調デバイスであって、
    シャントトランジスタ(1)とnビット搬送波周波数シフトレジスタ(5)とを備え、前記シャントトランジスタ(1)は、アンテナ端子(3)のところで負荷インピーダンス(ZR)に直列に配置され、前記シャントトランジスタ(1)のゲートは、前記nビット搬送波周波数シフトレジスタ(5)に接続され、前記nビット搬送波周波数シフトレジスタ(5)の入力は、送信されるべきパタンに並列に張られたデータ線(7)とリンクし、各パタンは、
    −物理符号化を行うために使用する所定の長さの一連の複数の負荷レベルであり、
    −nを搬送波ステップの数として、n搬送波周期(TC)の継続時間を有し、
    −一連の複数の負荷レベルとして、少なくとも2つの負荷レベルを備え、
    −前記パタンの中における同じ負荷レベルの搬送波ステップの数で表した、最も短い継続時間に対応した最小パルス幅(w)を有し、
    −レトロ変調時間とパタンの継続時間との間の比に対応したレトロ変調レート(t)を有し、
    −パタンの数(k)は4よりも大きく、
    −少なくとも2つのパタンの前記最小パルス幅(w)は異なり、
    −少なくとも2つのパタンの前記レトロ変調レート(t)は異なっていることを特徴とするレトロ変調デバイス。
  16. 請求項15に記載のアンテナとレトロ変調デバイス、およびシンボルのリストを変調パタンに関連づけるための変調制御回路(9)を備えていることを特徴とするRFIDカード。
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