JPH0567991A - 識別システム - Google Patents

識別システム

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Publication number
JPH0567991A
JPH0567991A JP3255694A JP25569491A JPH0567991A JP H0567991 A JPH0567991 A JP H0567991A JP 3255694 A JP3255694 A JP 3255694A JP 25569491 A JP25569491 A JP 25569491A JP H0567991 A JPH0567991 A JP H0567991A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
circuit
output
signal
carrier
Prior art date
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Pending
Application number
JP3255694A
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English (en)
Inventor
Yoshimi Kanda
好美 神田
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 キャリア周波数を高くすることなくデータ通
信速度を向上させるようにすること。 【構成】 データキャリア1内の共振回路10に整流回
路11及びその出力を弁別するクロック抽出回路12を
設ける。そしてクロック抽出回路12の出力によって発
振器31により発振を断続させる。この発振出力とクロ
ック抽出回路12のクロック信号に基づいてデータ復調
回路16によりデータを復調するようにしている。こう
すればキャリアパルスの周波数を上げることなく、又デ
ータ復調回路の構成を変えずにデータ伝送速度を向上さ
せることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は識別システムに関し、特
にそのデータ通信速度を向上させるようにした識別シス
テムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来工場における組立搬送ライン等にお
いて部品や製品の識別を機械化するために識別システム
が用いられる。識別システムは例えば特開平1−151831
号に示されているように、キャリア周波数の断続によっ
てデータ伝送が行われる。図3は従来の識別システムに
おいて、書込/読出制御ユニットと物品等に取付けられ
るデータユニット(データキャリア)の構成例を示すブ
ロック図である。このデータキャリア1はリードライト
ヘッド(RWH)2及びリードライトヘッド2に接続さ
れるIDコントローラ3との間でデータ伝送が行われ
る。リードライトヘッド2及びIDコントローラ3はデ
ータキャリアとの間でデータ伝送を行い、データの書込
み又は読出しを制御する書込/読出制御ユニット4を構
成している。
【0003】さてデータキャリアはコイルにコンデンサ
が接続されて並列の共振回路10を構成しており、その
両端には整流回路11が接続される。整流回路11はそ
の両端の信号を整流するものであり、その出力はクロッ
ク抽出回路12に与えられる。又共振回路10の一端に
はキャリアパルス抽出回路13が接続されており、抽出
されたキャリアパルスが方形波に変換されてカウンタ1
4に与えられる。カウンタ14はクロック抽出回路12
の出力に基づいてキャリアパルスのパルス数を計数す
る。カウンタ14の出力はデジタルコンパレータ15に
伝えられる。デジタルコンパレータ15はこのカウンタ
の計数値によってHレベル及びLレベルの信号を弁別す
るものであって、カウンタ14と共に送出されたデータ
を復調するデータ復調回路16を構成している。さてデ
ジタルコンパレータ15の出力はデータ処理回路17に
与えられる。データ処理回路17はH及びLの組合せに
よってデータやコマンドを解析し、メモリ18に必要な
データを書込み又はそのデータを読出してシリアル信号
として振動吸収回路19に与える。振動吸収回路19は
共振回路10の両端に接続されており、残響を断続させ
ることによってリードライトヘッド2側に信号を伝送す
るものである。
【0004】次にこの識別システムの動作について説明
する。図4のa〜dは図3のa〜dの各部の波形を示し
ており、図4(1)は通常の動作時の波形である。本図
においてリードライトヘッド2側の出力信号aが与えら
れると、データキャリア1の共振回路10にbの信号が
得られる。この信号によってクロック抽出回路12から
出力されるクロックc及びキャリアパルス抽出回路13
よりキャリアパルスdが得られる。リードライトヘッド
2からは図4(1)(a)に示すように、例えば7:3
のデューティ比を持つ信号及び3:7のデューティ比の
信号を送出する。こうすればデータキャリア側はそのデ
ューティ比によってクロック信号が与えられる間のパル
ス数を計数してH又はLを復調し、データを受信するこ
とができる。尚20はデータキャリア内の内蔵電池であ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかるにこのような従
来の識別システムにおけるデータキャリアの信号復調方
式において、通信速度の高速化をはかる場合には、図4
においてH及びLの期間を短縮することが必要である。
この場合図4(1)aに示すようにキャリアの周波数を
一定にしたままではパルス数が少なくなり、カウンタ1
4,デジタルコンパレータ15での復調が困難となる。
従って通信速度を高速化する場合には図4(2)に各部
の波形を示すように、キャリア周波数を高くする必要が
ある。そうすれば全ての周波数を高速化してデータ伝送
を高速化することができる。しかしながらキャリア周波
数を高くすれば電力伝送が難しくなる。即ち周波数が高
いほど電力伝送の規制が厳しく、通信距離が短くなると
いう欠点があった。又LC共振回路の場合には高周波で
共振させるとコイル線に表皮効果の影響が現れ、Qが低
くなりエネルギーロスが大きくなる。従って通信可能距
離が短くなるという欠点があった。
【0006】本発明はこのような従来の識別システムの
問題点に鑑みてなされたものであって、キャリア周波数
を高くすることなく通信速度を高速化できるようにする
ことを技術的課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明はデータを保持す
るデータキャリアと、データキャリアにデータを書込み
又は読出す書込/読出制御ユニットによって構成される
識別システムであって、書込/読出制御ユニットは、デ
ータ送信時には送信データに対応した第1,第2のデュ
ーティ比を有する一定周期の送信パルス信号を発生し、
コイルを介してデータキャリアに伝送するものであり、
データキャリアは、共振回路と、共振回路の出力を整流
する整流回路と、整流回路の出力を所定の閾値で弁別す
るクロック抽出回路と、クロック抽出回路の出力に応じ
て発振する発振器と、発振器の出力及びクロック抽出回
路の出力に基づいて送出されるデータ信号を識別するデ
ータ復調回路と、データ復調回路の出力信号をデコード
しメモリへのデータの書込み及び読出しを行うデータ処
理回路と、を具備することを特徴とするものである。
【0008】
【作用】このような特徴を有する本発明によれば、書込
/読出制御ユニット側から送出データに応じてデューテ
ィ比の異なる一定周期の送信パルス信号が発振される。
この信号を共振回路において受信し、整流回路によって
整流してそのクロックを抽出している。そしてクロック
抽出回路に基づいて発振回路を断続的に発振させ、クロ
ックと発振信号に基づいて送出されたデータを復調す
る。そしてこのデータを復調することによってコマンド
とデータとを識別し、メモリへの書込み及び読出制御を
行うようにしている。
【0009】
【実施例】図1は本発明の一実施例によるデータキャリ
アの構成を示すブロック図であり、前述した従来例と同
一部分は同一符号を付して詳細な説明を省略する。本実
施例においても共振回路10に整流回路11が接続さ
れ、整流出力を整流しており、その出力がクロック抽出
回路12に与えられる。クロック抽出回路12は整流出
力を所定の閾値で弁別することによってクロック信号を
抽出することは前述した従来例と同様である。さて本実
施例ではキャリアパルス抽出回路13に代えてクロック
抽出回路12の出力によって発振が制御される発振器3
1を設ける。発振器31は一定周波数、例えば従来例の
キャリア周波数と実質的に同一の周波数で方形波信号を
発振するものであり、その出力はカウンタ14とデジタ
ルコンパレータ15から成るデータ復調回路16に与え
られる。データ復調回路16はクロック抽出回路12の
出力をゲート信号として発振器31の出力を計数し、閾
値と比較することによって元のデータ信号を復調するも
のであり、その出力はデータ処理回路17に与えられ
る。データ処理回路17とメモリ18及び振動吸収回路
19,電池20の構成は前述した従来例と同様である。
【0010】次に本実施例の動作について説明する。図
2は本実施例の動作を示すタイムチャートであり、a〜
dは図1のa〜dの各部の波形を示している。さて本図
に示すように書込/読出制御ユニット4のリードライト
ヘッド2側のコイルより図2(a)に示すような信号が
送出される。この信号は送出データであるH及びLに応
じて前述した従来例と同様に所定のデューティ比、例え
ば7:3及び3:7のデューティ比を有し、その間にキ
ャリアパルスが断続されたものである。この信号をデー
タキャリア1によって受信すると、共振回路10には図
2(b)に示す信号が得られる。この信号を整流しクロ
ック抽出回路12によって抽出することにより、図2
(c)に示すようなクロック信号が得られる。この信号
に基づいて発振器31を断続させることによって図2
(d)に示す信号が得られる。クロック信号が得られる
期間に発振器31の出力のパルス数を計数することによ
ってデータ復調回路16によってデータが復調される。
この場合には前述した従来例においてそのまま周波数を
2倍にしたものと異なり、リードライトヘッド2側から
送出する信号のキャリア周波数は従来例の図4(1)と
同一であり、しかも図4(2)のキャリアパルスと同一
周波数の信号が発振器21より得られている。従ってこ
のパルス数に基づいて正確にデータを復調することがで
きる。データ処理回路17ではこの復調データに基づい
て送出された信号,コマンド及びデータを弁別し、コマ
ンドに応じてメモリに書込み又は読出すようにすること
は前述した従来例と同様である。この場合にはデータ処
理回路、本実施例ではデータ復調回路,データ処理回路
等の構成をそのままにして発振器を追加するだけでデー
タ伝送速度を向上させることができる。
【0011】尚本実施例ではパルス幅変調されている図
2(c)に示すクロック信号の時間を判別し、データキ
ャリア側でデータを取り込むことも考えられる。しかし
ながらこの場合にはデータキャリア側でクロックをもっ
ておく必要があり、常にクロック信号を発生しておかな
ければならない。従ってデータキャリアの消費電流が大
きくなり、内蔵電池の寿命が短くなるため好ましくな
い。
【0012】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば、キャリア周波数を低く設定することができるため電
力伝送を容易に行い、通信距離を長くすることもでき
る。又キャリア周波数を上げることなくデータ伝送速度
を高速化することができる。従ってコイル線の表皮効果
等の影響がなく、通信距離を短くすることがない。更に
データキャリア内の発振器は断続的に発振しているた
め、消費電力を増加させることがない。更に既存のデー
タキャリアの大部分の回路をそのまま使用することがで
きるという効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による識別システムの全体構
成を示すブロック図である。
【図2】本実施例の識別システムの各部の波形を示すタ
イムチャートである。
【図3】従来の識別システムの全体構成を示すブロック
図である。
【図4】従来の識別システムの各部の波形を示すタイム
チャートである。
【符号の説明】
1 データキャリア 2 リードライトヘッド 3 IDコントローラ 4 書込/読出制御ユニット 10 共振回路 11 整流回路 12 クロック抽出回路 13 キャリアパルス抽出回路 14 カウンタ 16 データ復調回路 17 データ処理回路 18 メモリ 19 振動吸収回路 31 発振器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データを保持するデータキャリアと、前
    記データキャリアにデータを書込み又は読出す書込/読
    出制御ユニットによって構成される識別システムであっ
    て、 前記書込/読出制御ユニットは、データ送信時には送信
    データに対応した第1,第2のデューティ比を有する一
    定周期の送信パルス信号を発生し、コイルを介して前記
    データキャリアに伝送するものであり、 前記データキャリアは、 共振回路と、 前記共振回路の出力を整流する整流回路と、 前記整流回路の出力を所定の閾値で弁別するクロック抽
    出回路と、 前記クロック抽出回路の出力に応じて発振する発振器
    と、 前記発振器の出力及び前記クロック抽出回路の出力に基
    づいて送出されるデータ信号を識別するデータ復調回路
    と、 前記データ復調回路の出力信号をデコードしメモリへの
    データの書込み及び読出しを行うデータ処理回路と、を
    具備するものであることを特徴とする識別システム。
JP3255694A 1991-09-06 1991-09-06 識別システム Pending JPH0567991A (ja)

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JP3255694A JPH0567991A (ja) 1991-09-06 1991-09-06 識別システム

Applications Claiming Priority (1)

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JP3255694A JPH0567991A (ja) 1991-09-06 1991-09-06 識別システム

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Publication Number Publication Date
JPH0567991A true JPH0567991A (ja) 1993-03-19

Family

ID=17282341

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JP3255694A Pending JPH0567991A (ja) 1991-09-06 1991-09-06 識別システム

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100786160B1 (ko) * 2005-09-30 2007-12-21 후지쯔 가부시끼가이샤 비접촉 태그 및 비접촉 태그의 제어 방법

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