JP2007099563A - 薄板ガラスの折割装置および折割方法 - Google Patents

薄板ガラスの折割装置および折割方法 Download PDF

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Abstract

【目的】本発明は、フラットパネルディスプレイ等で使用する薄板ガラスの切筋線に沿って折割、特に幅狭な耳部をもクリーンに折割する。
【構成】 薄板ガラスの端縁に付与した切筋線に沿って薄板ガラスを折割切断する装置において、薄板ガラスの搬送停止を自在とする搬送コンベアからなる搬送手段と、搬送コンベアの搬送方向先端部より突出した薄板ガラスの端縁の上面に付与した切筋線に平行、かつ上方に薄板ガラスの全幅に亘って上部押圧バーを設け、該上部押圧バーを昇降させて切筋線より端縁側を下方に押圧させる上部押圧手段と、前記薄板ガラスの切筋線の真下位置に薄板ガラスの全幅に亘る長さの昇降自在な下部折割バーを設け、下部折割バーの上端部に断面円形状のベルトを張設し、下部折割バーの両端を別々の昇降手段で昇降自在に軸着させた下部押圧手段とからなる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、フラットパネルディスプレイ等で使用する薄板ガラスの折割装置および折割方法であって、特に幅狭な耳部をクリーンでキズをつけない折割装置および折割方法に関する。
ガラス板を切筋線に沿って折割する方法や装置は、従来より知られている。特に、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ、有機ELディスプレイ等のフラットパネルディスプレイで使用するガラス板については、折り口の端面をクリーンとし、また端縁部にキズを発生させないようにして折り割る必要がある。
例えば特開昭53−88817号の公報には、板ガラスにダイヤモンドあるいは超硬合金製チップで切筋線を付与した短冊材の四隅を押え片で押さえると共に、その一対の押え片に押え角を与えて前記短冊材を押えこみ、ベンデングを起こさせると共に前記押え片の近傍に浮上する浮上棒を配設して、クラックを起生促進せしめるクラック促進の方法が開示されている(特許文献1)。
また、特開平5−132328号公報には、ガラス板の切筋線を上流側搬送ベルトと下流側搬送ベルト間の所定位置に位置決めして、各々の挟持部がガラス板の切筋線の両側を挟持し、一方の挟持部が上流または下流の搬送ベルトの回動に追従し回動し、回動と同時に上流または下流の搬送ベルトが互いに引き離されるガラス板の切断方法とその装置が開示されている(特許文献2)。
また、特開平7−237929公報には、薄板ガラスの上面に切筋線を付与した端縁をテーブルの端縁より突出し、該切筋線の両脇を挟持して曲げモーメントを付与する薄板ガラスの折割方法において、前記テーブル上で前記薄板ガラスを前記切筋線に平行に押圧固定し、該切筋線と一致しかつ反テーブル側の突出した前記薄板ガラスの下面端縁を前記テーブル上より上昇せしめ、該薄板ガラスの前記切筋線からの端縁を挟持圧接するようにした薄板ガラスの折割方法が開示されている(特許文献3)。
また、特開平8−253336号公報には、薄板ガラスの上面に切筋線を付与した端縁を搬送コンベアの端部より突出させ、該切筋線に沿って薄板ガラスを折割切断する方法において、薄板ガラスの切筋線の斜め下方に位置し、下部昇降機構により切筋線に平行かつ、該切筋線より反端縁側を下部押圧部材により押圧支持と同時または時間遅れを持たせて、薄板ガラス端縁に付与した切筋線に平行で、かつ該切筋線の斜め上方より上部昇降機構により上部押圧部材を円弧状に下降させ、下降するに従って上部押圧部材が薄板ガラスの切筋線より端縁側を押圧するとともに端縁方向にモーメントを付加することで折割切断することを特徴とする薄板ガラスの折割方法が開示されている(特許文献4)。
特開昭53−88817号公報 特開平5−132328号公報 特開平7−237929公報 特開平8−253336公報
前記特許文献1に記載されたベンディングを付与するものは、薄板ガラスにおいてはベンディング手段を手作業に因るところが多く、昨今の省力化には追従することができないという問題点がある。
また、前記特許文献2に記載のものは、機械化されたものであるが、上下流側の搬送ベルト上にガラス板が位置するため、搬送ベルトの回動時に挟持部も同じように回動するが、回動力を付与するだけの大きな板幅を必要とし、耳部等の小幅な折割切断においては適さないものであった。
さらに、前記特許文献3に記載のものは、ガラス板の上面に設けた切筋線側の端部を固定具と昇降具間に挿入し、昇降具を切筋線の一端側から他端側にかけて順次上昇させるようにしたものであるが、ガラス板の耳部を固定具と昇降具の各板状部で挟んだ状態で折り割るのでせん断力が発生しクリーンにカットされない恐れがある。
また、切筋線部分の停止位置がオーバーランして、固定具と昇降具間で停止した場合には、切筋線部分で折割ができなくなるという問題点があった。
さらにまた、前記特許文献4に記載のものは、下部押圧部材を切筋線の斜め下方より水平に一斉に上昇させるようにしたものであって、切筋線の一端から他端にかけてニューと呼ばれる割れ目を発生させるものではないため、上部押圧部材が切筋線の端縁寄りを下降させてガラス板を折り割ると、切り筋線全体に亘って一斉にニューが発生して、ガラス板の端面同士の接触によりクリーンカットできない恐れがあった。
また、ガラス板の折割後、下部押圧部材の上面に付着した切り粉を回転ブラシで除去する手段が設けられているが、除去ブラシはガラス板の上部側にあって、下部押圧部材はガラス板の下部にあるので、除去作業が終わらないとガラス板を搬送させることができず、処理タクトが遅くなるという問題点があった。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、簡易な構成で互いの折割端面同士が衝突するように当接することなく確実な折割とクリーンカットを目的とし、さらには、ガラス板の折割後に下部押圧バーの上面に切り粉が付着しても、簡単に除去できて、次のガラス板の折割時に悪影響を与えないようにするものである。
すなわち、本発明は、薄板ガラスの端縁に付与した切筋線に沿って薄板ガラスを折割切断する装置において、薄板ガラスの搬送停止を自在とする搬送コンベアからなる搬送手段と、
搬送コンベアの搬送方向先端部より突出した薄板ガラスの端縁の上面に付与した切筋線に平行、かつ上方にガラス板の全幅に亘って上部押圧バーを設け、該上部押圧バーを昇降させて切筋線より端縁側を下方に押圧させる上部押圧手段と、
前記薄板ガラスの切筋線の真下位置にガラス板の全幅に亘る長さの昇降自在な下部折割バーを設け、下部折割バーの上端部に断面円形状のベルトを張設し、下部折割バーの両端を別々の昇降手段で昇降自在に軸着させた下部押圧手段と、からなることを特徴とする薄板ガラスの折割装置である。
あるいはまた、本発明は、前記の下部折割バーの上端面の中心線に沿って設けた断面円形の断面円形状のベルトをプーリーの回転により回転移動自在な無限ループとし、折割時にベルト上に付着した切粉を除去可能とするブラシをベルトの下部位置に配設したことを特徴とする上述の薄板ガラスの折割装置である。
あるいはまた、本発明は、前記上部押圧バーの下面にゴムシートを貼着したことを特徴とする上述の薄板ガラスの折割装置である。
あるいはまた、本発明は、搬送コンベア間に設けた前記下部押圧手段を挟むようにその上流側と下流側に合わせて2セットの上部押圧手段を前後対称位置に配設し、下流側の上部押圧手段と下部押圧手段でガラス板の先端側の切筋線を折割し、上流側の上部押圧手段と下部押圧手段でガラス板の後端側の切筋線を折割するようにしたことを特徴とする上述のいずれかに記載の薄板ガラスの折割装置である。
あるいはまた、本発明は、搬送コンベア間に設けた前記上部押圧手段をガラス板の搬送方向に走行移動自在とする走行手段を設け、ガラス板の先端側の切筋線を折割する場合と、ガラス板の後端側の切筋線を折割する場合の上部押圧手段の位置を前記走行手段によって切り替えるようにしたことを特徴とする上述のいずれかに記載の薄板ガラスの折割装置である。
あるいはまた、本発明は、前記のいずれかに記載の薄板ガラスの折割装置を用いたガラス板の折割方法において、端縁の上面、かつ平行に付与した切筋線を設けた薄板ガラスの端縁部を搬送コンベアの搬送方向先端部より突出させ、端縁側上方よりガラス板の端縁の全幅にわたる上部押圧バーを下降させて切筋線より端縁側の全幅に当接させ、
前記切筋線の真下位置に設けたガラス板の全幅に亘る長さの下部折割バーの上面中心に張設した断面円形状のベルトを前記切筋線に沿って、該切筋線の一端側から他端側に当接するように、下部折割バーの両端の昇降手を時間差を設けて順次上昇させるようにしてガラス板を切筋線に沿って折割るようにしたことを特徴とする薄板ガラスの折割方法である。
あるいはまた、本発明は、前記下部折割バーの上端面に設けた無端の断面円形状のベルトを、ガラス板の折割直後毎に少なくとも1回転以上回転させ、該ベルトの下部位置に配設したブラシによって該ベルト上に付着した切粉を除去して、下部折割バーをガラス板面に押圧時にキズをつけないようにしたことを特徴とする上述の薄板ガラスの折割方法である。
本発明は、薄板ガラスの折割装置および折割方法にあたり、簡易な構成で互いの折割端面が衝突するように当接することなく確実な折割とクリーンカットができ、さらには、ガラス板下面に当接する断面円形状のベルトを回転させながらブラシ等による切粉除去手段を設けたことで、ガラス板の折割後に該ベルトの上面に切り粉が付着しても、簡単に迅速に除去できて、次の薄板ガラスの折割時に薄板ガラスへのスリ傷等を与えないようにすることができ、生産歩留の向上を図ることができるものである。
図3に示すように、本発明は、長方形状の薄板ガラス1の一辺または対向するニ辺の近傍で、該辺に平行に付与した切筋線2に沿って薄板ガラス1を折割る装置および方法であり、折割時の折割端面同士の接触によるキズや欠け等を発生させないクリーンな切断面を得られるようにした折割装置および方法である。
本発明の折割装置の構成は、図1に示すように、薄板ガラス1の搬送停止を自在とする搬送コンベア6からなる搬送手段5と、搬送コンベア6の搬送方向先端部より突出した薄板ガラス1の端縁の上面に付与した切筋線2に平行、かつ切筋線2より端縁側の上方に薄板ガラスの全幅にわたって当接可能な長尺の上部押圧バー12を設け、該上部押圧バー12を下降させて切筋線2より端縁側部分を下方に押圧させる上部押圧手段10と、前記薄板ガラス1の切筋線2の真下位置に薄板ガラス1の全幅に亘る長さの昇降自在な長尺の下部折割バー22を設け、下部折割バー22の上端部に前記切筋線2に当接する断面円形状のベルト31を張設し、下部折割バー22の両端の昇降高さに差を設けることを可能とするために両端を別々の昇降手段で昇降自在に軸着させた下部押圧手段20とからなる。
図1に示すように、前記の下部折割バー22の上端面の中心線に沿って設けたベルト31は断面円形状のゴム製であり、図2に示すように、下部折割バー22の長手方向の両外側に設けたプーリー32、32により回転移動自在な無限ループとなっており、片側のプーリー32の下部には前記ベルト31に当接する位置にブラシ33を設けて、折割時にベルト31上に付着した切粉を除去できる。
また、図1に示すように、薄板ガラス1の端面に上部押圧バー12を迅速に押圧した場合でも端面およびその近傍に無理な衝撃を与えないように、前記上部押圧バー12の下面にゴムシートを貼着し、クッションを持たせて薄板ガラス1の端面を押圧するようにした。
前記薄板ガラス1は、フラットパネルディスプレイ等で使用する場合には、矩形状で通常、四辺の各辺に平行な切筋線2を設け、該切筋線2より端縁側部分(通称、耳部と呼ぶ)を順次折割して、切筋線2の内部だけを使用し、該耳部はガラス屑としてカレット化される。
本発明の折割装置は、薄板ガラス1の搬送方向の前端辺、又は後端辺の1辺だけ、または対向する前後の2辺を折り割ることができ、4辺の耳部を折り割る場合には、まず搬送方向の前後の2辺の耳部を折り割った後、90度方向変換して残りの2辺の耳部を折り割れば良い。
前記搬送手段5は、搬送ベルト式、あるいはローラー式の搬送コンベア6上に、予め位置決めされた薄板ガラス1を水平姿勢で載置し、搬送コンベア6上で蛇行やスリップ等を発生させずに位置決めされた姿勢を保ちながら前記薄板ガラス1が搬送できるものが望ましい。
また、薄板ガラス1の先端側の耳部を折り割る場合には、搬送コンベア6上には図示しない位置検出センサーが薄板ガラス1の先端位置を検出することにより薄板ガラス1の先端辺側の耳部(端縁側部分)が搬送コンベア6よりはみ出した状態で、切筋線2が下部折割バー22の断面円形状のベルト31の上部側位置で停止可能なものとする。
さらに、薄板ガラス1の後端側の耳部を折り割る場合には、下部折割バー22の下流側に配置された搬送コンベア6上の図示しない位置検出センサーが薄板ガラス1の後端位置を検出することにより薄板ガラス1の後端辺側の耳部(端縁側部分)が搬送コンベア6よりはみ出した状態で切筋線2が下部折割バー22の断面円形状のベルト31の上部側位置で停止可能なものとする。
また、前記上部押圧手段10は、薄板ガラス1の端縁の上面に付与した切筋線2に平行で、かつ切筋線2より端縁側である耳部の上方位置で薄板ガラス1の全幅にわたって当接可能な長さの長尺の上部押圧バー12を水平方向に設けたものである。
該上部押圧バー12は、その両端部分を上部昇降シリンダ11、11のシリンダロッドの先端と連結させ、前記左右の上部昇降シリンダ11、11を同期させて作動させることにより、上部押圧バー12を昇降自在とするが、上部昇降シリンダ11、11の作動により上部押圧バー12を下降させた時、上部押圧バー12の下面が前記切筋線2より端縁側の耳部部分と当接し、押圧した状態となるようにした。
また、前記下部折割バー22は、搬送コンベア6間に配置するが、図4に示すように、該空間内に配置する下部折割バー22を挟んでその上流側と下流側に合わせて2セットの上部押圧手段10を前後対称位置に配設するようにしても良い。この場合には、下流側に配置した上部押圧手段10と下部押圧手段20で薄板ガラス1の先端側の切筋線2を折割し、上流側に配置した上部押圧手段10’と下部押圧手段20で薄板ガラス1の後端側の切筋線2を折割する。
また、前記上部押圧手段10は、下部折割バー22を挟んでその上流側と下流側に合わせて2セット設ける代わりに、図5に示すように、1つの上部押圧手段10を薄板ガラス1の搬送方向に走行移動自在とする走行手段を設け、薄板ガラス1の先端側の切筋線2を折割する場合は、上部押圧手段10を前端側の切筋線2の位置より下流側位置(図5の実線で示した上部押圧手段10参照)に移動させ、薄板ガラス1の後端側の切筋線2を折割する場合は後端側の切筋線2の上流側位置(図5の点線で示した上部押圧手段10参照)に移動させる等、上部押圧手段10の位置を図示しない走行手段によって切り替えるようにしても良い。
また、前記下部押圧手段20は、前記薄板ガラス1の切筋線2の真下位置に昇降自在な長尺の下部折割バー22が配置されるように設け、該下部折割バー22は、薄板ガラス1の全幅に亘る長さを有し、下部折割バー22の上端面部の中心線上には前記切筋線2の下面真下部に当接可能な断面円形状のベルト31を1本張設した。
前記断面円形状のベルト31は、市販品の弾性材を使用することができ、その形状は、断面が円形状に留まらず、略円形状とすることができ、ガラス板との当接時に極力細幅で線条で当接可能なものが好都合である。
前記下部折割バー22は、その長手方向の両端を下部昇降シリンダ21、21のシリンダロッドの先端とそれぞれ取付部材23、23を介してリンク状に連結し、下部昇降シリンダ21、21はそれぞれ別々に独立して動作可能である。
また、本発明の折割方法は、上述の薄板ガラス1の折割装置を用いて、端縁の上面、かつ平行に付与した切筋線2を設けた薄板ガラス1の端縁部を搬送コンベア6の搬送方向先端部より突出させ、図6(a)、(b)に示すように、端縁側上方より薄板ガラス1の端縁の全幅にわたる上部押圧バー12を下降させて切筋線2より端縁側の全幅に当接させ、前記切筋線2の真下位置に設けた薄板ガラス1の全幅に亘る長さの下部折割バー22の上面中心に張設した断面円形状のベルト31を前記切筋線2に沿って、該切筋線2の一端側から他端側に当接するように、下部折割バー22の両端の昇降手段の上昇開始時間に時間差を設けて順次上昇させるようにして薄板ガラス1を切筋線2に沿って折割るようにした。
図7(a)、(b)に示すように、2つの下部昇降シリンダ21、21を若干時間差を設けて作動させ、下部折割バー22を僅かに傾斜させた姿勢で上昇させ、下部折割バー22の一端側が上昇して薄板ガラス1の切筋下面に当接後、さらに僅かに上昇させて切筋線2の一端側から折割分離を開始すると、該切筋線2の端部近傍を支点にして折割バー22の他端側を上昇させ、折割バーを傾斜姿勢から水平姿勢に徐々に変化させて切筋線2の一端側の分離部分を徐々に切り筋線の他端側に進行させて、薄板ガラス1の端面同士が接触しないようにして折り割る方法である。
すなわち、下部折割バー22の一方側の端部を上昇端まで上昇させると、下部折割バー22の上面の断面円形状のベルト31が薄板ガラス1の下面で切筋線2の真下部分に接触し、切筋線2の一端側から他端側に向けて直線状に接触部分が伸びて薄板ガラス1同士の接触がなく、クリーンに折り割ることができる。
薄板ガラス1を切筋線2に沿って折割ると、切粉が落下して下部折割バー22と断面円形状のベルト31上に付着する可能性があるが、薄板ガラス1の折割時に薄板ガラス1の下面と該ベルト31が当接するため、図2の切粉除去手段30に示したように、薄板ガラス1を1枚折割する毎に無端の該ベルト31を少なくとも一周回転させて、プーリー32に係止する該ベルト31の下部位置に配設したブラシ33によって該ベルト31上に付着した切粉を除去して、折割後の次に搬入された薄板ガラス1に対して下部折割バー22を薄板ガラス1面に押圧する時に、切筋線2の下面にキズをつけないようにすることができる。
下部押圧手段20の前記ベルト31は断面が円形状で、薄板ガラス1の切筋線2の下面に線接触させるため、ウレタン樹脂等の弾性材とし、薄板ガラス1の下面を押圧時、滑りもなく密着性を高めて薄板ガラス1の切筋線2の下面側を押圧でき、擦り傷等を防止できるものである。
また、前記の上部押圧バー12の底面部には薄板ガラス1の耳部と面接触する部分に上部押圧ゴムを設けた。
尚、薄板ガラス1の端縁3の四辺に切筋線2が付与された場合であっても、本装置を2台用意し、本装置間で薄板ガラス1を方向変換させれば、薄板ガラス1の四辺の耳部折割の自動化を図ることができることは言うまでもない。
前記薄板ガラス1は、フラットパネルディスプレイ等で使用する薄板ガラスを対象としたものであるため、その板厚が概ね1mm以上、3mm以下の薄板を対象としたものであるが、この板厚範囲内のガラス板に限定するものではなく、若干の増減も含むことができる。
例えば、板厚が1mmを若干下回る板厚、あるいは3mmを若干上回る板厚であってももちろん本発明の方法および装置を使用することは可能である。
次に、本発明の作用について説明する。
本発明は、端縁の上面、かつ平行に付与した切筋線2を設けた薄板ガラス1の端縁部を搬送コンベア6の搬送方向先端部より突出させ、端縁側上方より薄板ガラス1の端縁の全幅にわたる上部押圧バー12を下降させて切筋線2より端縁側の全幅に当接させ、
前記切筋線2の真下位置に設けた薄板ガラス1の全幅に亘る長さの下部折割バー22の上面中心に張設した断面円形状のベルト31を前記切筋線2に沿って、該切筋線2の一端側から他端側に当接するように、下部折割バー22の両端の昇降手を時間差を設けて順次上昇させるようにして薄板ガラス1を切筋線2に沿って折割るようにしたものである。
このような切筋線2の真下方向から下部折割バー22の上面に配設した線条の断面円形状のベルト31で、切筋線2の片側より線接触するように持上げた状態で折割るため、薄板ガラス1を折割り分離直後において製品となる薄板ガラス1の端面と耳部の端面の各端面が少しづつ開いていく状態となり、互いの薄板ガラス1の端面同士が接触することがなく、また順次切筋線2に沿って折り割られた部分が進行していく過程においても、既に折割分離した端面部分同士が接触しないので、クリーンな切断面が得られる。
下部押圧バーの上面に設けた断面円形状のベルト31を合成樹脂の弾性ゴムとしたので、下部押圧バーの上昇により薄板ガラス1の切筋線2の下面側にキズをつけないようにすることができる、
上部より耳部をピンポイント的に押圧する手段に比べて、上部押圧バー12を薄板ガラス1の切筋線2より端縁側の全幅にわたって設け、該上部押圧バー12の下面で耳部を全幅にわたって面で当接させるようにしたので、切筋線2の真下より切筋線2の片側から他端に向けて持上げる部分が進行するときに、薄板ガラス1の切筋線2の切断されようとしている部分に加わる力は一定となる。
また、前記下部折割バー22の上端面に設けた無端の断面円形状のベルト31を、薄板ガラス1の折割直後毎に少なくとも1回転以上回転させるとしたのは、1回転すれば、該ベルト31の下部位置に配設したブラシ33によって該ベルト31上に付着した切粉を除去し、該ベルト31が再び回転前の位置に戻った時に該ベルト31全周の切粉が除去できるためである。
前記の上部押圧バー12の底面部には薄板ガラス1の耳部と面接触させるため水平面となるようにして、上部押圧バー12の下面にウレタン樹脂等の上部押圧ゴムを貼着したことにより滑りもなく密着性を高めて薄板ガラス1の耳部を押圧できる。
また、 前記の下部折割バー22の上面部には薄板ガラス1の切筋線2の下面と接触させるため、ウレタン樹脂等の断面円形状のベルト31を無限ループにして張設したことにより、切筋線2の下面から滑りもなく密着性を高めて薄板ガラス1の切筋線2を下方から持上げて折割ることができ、また、ウレタン樹脂等の弾性材からなるため、擦り傷等を防止できるものである。
以下、本発明の動作を説明する。
[実施例1]
搬送コンベア6内に搬入され、前もって切筋線2を付与された薄板ガラス1は搬送コンベア6上の図示しない位置決め装置により位置決めされ、搬送コンベア6内に設けた位置検出センサーにより、薄板ガラス1の切筋線2より先端部側が搬送コンベア6の先端より突出する位置で薄板ガラス1を停止させる。薄板ガラス1の停止位置は、下部折割バー22の断面円形状のベルト31の中心線と切筋線2とが一致する位置とする。
次に、図6(a)、(b)に示すように、上部押圧シリンダ11、11を作動させて、上部押圧バー12を水平姿勢のまま下降させ、薄板ガラス1の端面の耳部を押圧する。詳細な押圧位置は切筋線2に平行で、かつ切筋線2よりも端面側位置を押圧する。上部押圧バー12は薄板ガラス1と当接する位置で停止するように調整し、薄板ガラス1を無理に下方に押し下げないようにする。
続いて、下部折割バー22はその上面に無限ループ状に配設した断面円形状のベルト31を持上げて、該ベルト31を薄板ガラス1の切筋線2の下面側に当接させるが、下部折割バー22を昇降させる下部昇降シリンダ21を下部折割バー22の両端部に設け、2つの下部昇降シリンダ21、21を若干時間差を設けて作動させる。
図7(a)、(b)に示すように、下部昇降シリンダ21、21を若干時間差を設けて作動させると、下部折割バー22は僅かに傾斜させた姿勢で上昇し、下部折割バー22の一端が薄板ガラス1の切筋線2の下面に当接後も、さらに僅かに上昇させて切筋線2の一端側から折割分離を開始する。
一端側が折割開始できる高さで、該部分を昇降させる下部昇降シリンダ21、21を停止できるように設定し、先に上昇し、折割の開始点近傍を支点にして折割バー22の他端側を上昇させるようにすると、折割バーは傾斜姿勢から水平姿勢に徐々に変化していくが、切筋線2の折割り側の端部側の切断分離部分を徐々に切筋線2の他端側に進行させて、薄板ガラス1の端面同士が接触しないようにして折り割る。
薄板ガラス1の折割が完了すると、上部押圧バー12を上昇させると同時に、下部折割バー22を下降させ、薄板ガラス1を搬出させ、次の薄板ガラス1の搬入に備える。
次の薄板ガラス1が搬入される前に、図2に示すように。断面円形状のベルト31を少なくとも1周させ、該ベルト31を支持するプーリー32の下部に設けたブラシ33に接触させて、該ベルト31の表面に付着した切粉を除去し、次の薄板ガラス1の下面側からの押圧時に薄板ガラス1下面に切粉を押し付けて薄板ガラス1にキズをつけないようにさせた。
[実施例2]
図4に示すように、切筋線2が薄板ガラス1の前端辺側と後端辺側の両側にある場合には、前記下部折割バー22は、搬送コンベア6間の空間に配置するが、該空間内下部に配置する下部折割バー22を挟んでその上流側と下流側に合わせて2セットの上部押圧手段10を前後対称位置に配設する。
搬送コンベア6によって薄板ガラス1を搬送するときに、薄板ガラス1の先端部が搬送コンベア6の先端から突出した状態で、薄板ガラス1の先端側の切筋線2が下部押圧手段20の断面円形状のベルト31と一致する位置で、前述した実施例1と同様な折割装置と折割方法で、薄板ガラス1を下流側に配置した上部押圧手段10と下部押圧手段20で薄板ガラス1の先端側の切筋線2に沿って前端側の耳部を折割するとともに、該ベルト31に付着した切粉を除去する。
続いて、薄板ガラス1をさらに搬送させ、搬送コンベア6の後端から突出した状態で、薄板ガラス1の後端側の切筋線2が下部押圧手段20の断面円形状のベルト31と一致する位置で、上流側に配置した上部押圧手段10と下部押圧手段20で薄板ガラス1の後端側の切筋線2に沿って後端側の耳部を折割するとともに、該ベルト31に付着した切粉を除去する。
[実施例3]
図5に示すように、1つの上部押圧手段10を薄板ガラス1の搬送方向に走行手段によって走行移動自在とし、上部押圧手段10の位置を切り替え可能としても良い。
搬送コンベア6によって薄板ガラス1を搬送するときに、薄板ガラス1の先端部が搬送コンベア6の先端から突出した状態で、薄板ガラス1の先端側の切筋線2が下部押圧手段20の断面円形状のベルト31と一致する位置で、上部押圧手段10を前端側の切筋線2の位置より下流側の所定位置に走行手段によって移動させ、前述した実施例1と同様な折割装置と折割方法で、薄板ガラス1を下流側に配置した上部押圧手段10と下部押圧手段20で薄板ガラス1の先端側の切筋線2に沿って前端側の耳部を折割するとともに、前記ベルト31に付着した切粉を除去する。
続いて、薄板ガラス1をさらに搬送させ、搬送コンベア6の後端から突出した状態で、薄板ガラス1の後端側の切筋線2が下部押圧手段20の断面円形状のベルト31と一致する位置で、上部押圧手段10を後端側の切筋線2の位置より上流側の所定位置に走行手段によって移動させ、上流側に配置した上部押圧手段10と下部押圧手段20で薄板ガラス1の後端側の切筋線2に沿って後端側の耳部を折割するとともに、該ベルト31に付着した切粉を除去する。
本発明の実施例1を説明する薄板ガラスの折割装置の一部を切欠、省略した概略側面図。 本発明の実施例1を説明するガラス板の端面側からみた正面図。 本発明の実施例1を説明する一部を切欠、省略した斜視図。 上部押圧バーを2箇所設けた実施例2を説明する側面図。 上部押圧バーを走行移動可能にした実施例3を説明する側面図。 本発明の折割方法を説明する図で、下部折割バーの上昇前の状態を示す正面図、および側面図。 本発明の折割方法を説明する図で、下部折割バーの一端を上昇させた状態を示す正面図、および側面図。
符号の説明
1 薄板ガラス
2 切筋線
3 端縁(耳部)
5 搬送手段
6 搬送コンベア
10 上部押圧手段
11 上部昇降シリンダ
12 上部押圧バー
13 上部押圧ゴム
20 下部押圧手段
21 下部昇降シリンダ
22 下部折割バー
23 取付部材
30 切粉除去手段
31 断面円形状のベルト
32 プーリー
33 ブラシ

Claims (8)

  1. 薄板ガラスの端縁に付与した切筋線に沿って薄板ガラスを折割切断する装置において、薄板ガラスの搬送停止を自在とする搬送コンベアからなる搬送手段と、
    搬送コンベアの搬送方向先端部より突出した薄板ガラスの端縁の上面に付与した切筋線に平行、かつ上方にガラス板の全幅に亘って上部押圧バーを設け、該上部押圧バーを昇降させて切筋線より端縁側を下方に押圧させる上部押圧手段と、
    前記薄板ガラスの切筋線の真下位置にガラス板の全幅に亘る長さの昇降自在な下部折割バーを設け、下部折割バーの上端部に断面円形状のベルトを張設し、下部折割バーの両端を別々の昇降手段で昇降自在に軸着させた下部押圧手段と、からなることを特徴とする薄板ガラスの折割装置。
  2. 前記の下部折割バーの上端面の中心線に沿って設けた断面円形状のベルトをプーリーの回転により回転移動自在な無限ループとしたことを特徴とする請求項1記載の薄板ガラスの折割装置。
  3. 前記上部押圧バーの下面にゴムシートを貼着したことを特徴とする請求項1または2に記載の薄板ガラスの折割装置。
  4. 搬送コンベア間に設けた前記上部押圧手段をガラス板の搬送方向に走行移動自在とする走行手段を設け、ガラス板の先端側の切筋線を折割する場合と、ガラス板の後端側の切筋線を折割する場合の上部押圧手段の位置を前記走行手段によって切り替えるようにしたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の薄板ガラスの折割装置。
  5. 搬送コンベア間に設けた前記下部押圧手段を挟むようにその上流側と下流側に合わせて2セットの上部押圧手段を前後対称位置に配設し、下流側の上部押圧手段と下部押圧手段でガラス板の先端側の切筋線を折割し、上流側の上部押圧手段と下部押圧手段でガラス板の後端側の切筋線を折割するようにしたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の薄板ガラスの折割装置。
  6. 前記請求項1乃至5のいずれかに記載の薄板ガラスの折割装置を用いたガラス板の折割方法において、端縁の上面に付与した切筋線を設けた薄板ガラスの端縁部を搬送コンベアの搬送方向先端部より突出させ、端縁側上方よりガラス板の端縁の全幅にわたる上部押圧バーを下降させて切筋線より端縁側の全幅に当接させ、
    前記切筋線の真下位置に設けたガラス板の全幅に亘る長さの下部折割バーの上面中心に張設した断面円形状のベルトを前記切筋線に沿って、該切筋線の一端側から他端側に当接するように、下部折割バーの両端を時間差を設けて上昇させ、ガラス板を切筋線の一端側より他端側に順次折割るようにしたことを特徴とする薄板ガラスの折割方法。
  7. 前記下部折割バーの一端側を上昇させてガラス板の切筋下面に断面円形状のベルトを当接させ切筋線の一端側から折割分離を開始後、該切筋線の端部近傍を支点にして折割バーの他端側を上昇させ、折割バーを傾斜姿勢から水平姿勢に変化させることによって切筋線の分離部分を徐々に他端側に進行させて、ガラス板を折り割るようにしたことを特徴とする請求項6記載の薄板ガラスの折割方法。
  8. 前記下部折割バーの上端面に設けた無端の断面円形状のベルトを、ガラス板の折割直後毎に少なくとも1回転以上回転させ、該ベルトの下部位置に配設したブラシによってベルト上に付着した切粉を除去して、下部折割バーをガラス板面に押圧時にキズをつけないようにしたことを特徴とする請求項6または7記載の薄板ガラスの折割方法。
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