JP2007095117A - 磁気データ読取回路及びカード処理装置 - Google Patents

磁気データ読取回路及びカード処理装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 1回の磁気記録媒体搬送において、その磁気記録媒体に記録された磁気データの読取精度を向上させることが可能な磁気データ読取回路及びカード処理装置を提供することにある。
【解決手段】 磁気ヘッド1にそれぞれ接続された微分回路5及び積分回路6と、磁気ヘッド1において検出された磁気データの読み取りの正否を判定する読取判定手段(CPU9)と、を有する磁気データ読取回路において、読取判定手段は、微分回路5の出力信号に関するデータを記憶する第1の記憶部(RAM92)と、積分回路6の出力信号に関するデータを記憶する第2の記憶部(RAM93)と、第1の記憶部(RAM92)又は第2の記憶部(RAM93)からデータを取得して、磁気データの読み取りの正否を判定する読取判定部91と、を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、磁気ヘッドを用いて、磁気記録媒体に記録された磁気データを読み取る磁気データ読取回路及びカード処理装置に関するものであって、特に、読取精度の向上を図るものに関する。
一般に、磁気カードリーダ等の磁気記録再生装置に用いられる磁気記録方式としては、F及び2Fという2種類の周波数の組合せによって、2値の磁気データが磁気記録媒体に記録されるFM変調方式が知られている。FM変調方式によって記録された磁気データを読み取る際には、磁気記録媒体上の磁気ストライプに対して相対的に磁気ヘッドを摺動させ、磁気データをアナログ再生信号として再生し、このアナログ再生信号に基づいて2値データを復調する。
この復調処理について、図11及び図12を用いて具体的に説明する。図11は、FM変調方式によって復調処理を実行する回路の電気的構成を示すブロック図である。また、図12は、図11に示す回路の各部における信号波形を示す図である。すなわち、図12における(b)〜(g)の信号波形は、図11における(b)〜(g)の箇所での信号波形を示している。なお、図12(a)の信号波形は、磁気カード102の磁気ストライプに記録されている記録信号の信号波形とする。
図11及び図12において、まず、磁気ヘッド101を磁気カード102上の磁気ストライプに対して相対的に摺動させて得られた磁気ヘッド検出信号(図12(b)参照)は、帯域通過型濾波器BPF(バンドパスフィルタ)103によって高周波ノイズが除去された後(図12(c)参照)、BPF出力として増幅器104に入力される。そして、増幅器104によって増幅されたBPF出力は、ピーク検出回路105に入力され、ピーク検出が行われた後(図12(d)参照)、コンパレータ106aにおいてピーク検出信号のゼロクロス点が検出される(図12(e)参照)。一方で、増幅器104によって増幅されたBPF出力は、コンパレータ106bにも入力され、ゼロレベルと比較されてBPF出力のゼロクロス点が検出される(図12(f)参照)。最後に、タイミング発生回路107では、コンパレータ106aの出力信号のHiレベルとLoレベルとの転換タイミングにおいて、コンパレータ106bの出力信号のレベルとなるような信号(図12(g)参照)が出力される。このようにして、図12(a)の信号波形が得られ、復調処理が終了する。
ここで、図11及び図12では、ピーク検出回路105として微分回路を用いている(図12(d)参照)。しかし、ピーク検出回路105として微分回路のみでは不十分な場合がある。例えば、磁気ヘッド101に対する磁気カード102の通過速度が急激に遅くなると、磁気反転によるアナログ再生信号の変化が小さくなってしまい、図12(d)に示すピーク検出信号は、図13(d)における実線で示すようなピーク値の小さな信号となる。その結果、コンパレータ106aの出力信号には、いわゆるサドルSD1,SD2が発生してしまい(図13(e)参照)、CPU107には図13(g)に示す不規則な信号が入力されてしまうことから、読取エラーが生じることとなる。
このようなサドルSD1,SD2による悪影響を防ぐために、ピーク検出回路105として、微分回路ではなく積分回路が用いられる場合がある。この場合、積分回路の出力信号は、図13(d)における一点鎖線のような信号波形となる。そして、微分回路を用いた場合と同様に、コンパレータ106aによってゼロレベルと比較してゼロクロス点を検出すると、図13(e)に示すサドルSD1,SD2による悪影響を防ぐことができる。しかし、積分回路を用いた場合には、時間間隔の長い信号のピーク検出が困難になったり、ノイズが蓄積して低周波ノイズが現れたりすることがあるので、結果的に、上述したサドルSD1,SD2とは異なる別の要因で読み取りエラーが生じる可能性がある。
このように、微分回路と積分回路のいずれか一方だけが組み込まれた磁気データ読取回路では、十分な読取精度を確保するのが困難であることに鑑みて、微分回路と積分回路の双方が組み込まれた磁気データ読取回路が開発されている。例えば、図14(a)に示す磁気データ読取回路では、微分回路105aと積分回路105bのいずれかを選択するアナログスイッチ109(リレー等)が回路中に配置されており、そのアナログスイッチにselect信号を送信することによって、微分回路105aと積分回路105bを適宜切り替え、最適な回路状態で、磁気データを読み取ることができるようになっている。また、微分回路105a(又は積分回路105b)によってピーク検出を行った場合において、読取エラーが発生したときには、上述のselect信号を送信することによって積分回路105b(又は微分回路105a)に切り替えて、再度磁気データの読み取りを試みることができるようになっている。
また、微分回路と積分回路を適宜切り替えるのではなく、両回路の出力信号を合成して、読取精度の向上を図った磁気データ読取回路も開発されている(例えば図14(b)、特許文献1参照)。図14(b)に示す磁気データ読取回路では、回路中に減算回路110が配置されており、この減算回路110によって、微分回路の出力信号から積分回路の出力信号が減算されるようになっている。これにより、コンパレータ106aの出力信号にいわゆるサドルが発生するのを防ぐことができ(図13(e)参照)、ひいては読取エラーを防止することができる。
なお、微分回路105aの出力信号と積分回路105bの出力信号との双方を利用して復調する方法としては、図14(b)に示す方法以外にも例えば、積分回路105bの出力信号を微分回路105aへのゲート信号とする方法(すなわち、微分回路105aの出力信号と積分回路105bの出力信号との論理積を考える方法)や、微分回路105aの出力信号と積分回路105bの出力信号を比較・統合する回路を用いる方法(例えば、積分回路の出力信号とF2F信号をダイオード等の回路によって合成し、合成された新信号を、微分回路の出力信号がデータとなる回路へのゲート信号とする方法)などもある。
特開昭62−234205号公報
しかしながら、上述した微分回路と積分回路とを適宜切り替えることによって復調する回路では、読取エラーが発生した場合には、微分回路と積分回路で現在選択されている回路から他方の回路に切り替えて、再度磁気データの読み取りを行う必要がある。従って、再度の磁気カード搬送が必要となり、「1回」の磁気カード搬送で精度良く磁気データを読み取るのが困難である。
また、微分回路の出力信号と積分回路の出力信号の双方を利用して復調する回路でも、読取エラーが発生した場合には、同じ回路で再度磁気データの読み取りを行う必要がある。従って、再度の磁気カード搬送が必要となり、上述同様、「1回」の磁気カード搬送で精度良く磁気データを読み取るのが困難である。特に、同じ回路状態で再度磁気データの読み取りを行ったのでは、ハードウェア的に読み取り条件が何ら変わらないので、再び読取エラーとなる可能性が高い。
本発明は、以上の点に鑑みてなされたものであり、その目的は、1回の磁気記録媒体搬送において、その磁気記録媒体に記録された磁気データの読取精度を向上させることが可能な磁気データ読取回路及びカード処理装置を提供することにある。
以上のような課題を解決するために、本発明は、以下のものを提供する。
(1) 磁気ヘッドにそれぞれ接続された微分回路及び積分回路と、磁気ヘッドにおいて検出された磁気データの読み取りの正否を判定する読取判定手段と、を有する磁気データ読取回路において、前記読取判定手段は、前記微分回路の出力信号に関するデータを記憶する第1の記憶部と、前記積分回路の出力信号に関するデータを記憶する第2の記憶部と、前記第1の記憶部又は前記第2の記憶部からデータを取得して、磁気データの読み取りの正否を判定する読取判定部と、を備えることを特徴とする磁気データ読取回路。
本発明によれば、微分回路と、積分回路と、磁気データの読み取りの正否を判定する読取判定手段と、を有する磁気データ読取回路で、その読取判定手段には、微分回路の出力信号に関するデータを記憶する第1の記憶部と、微分回路の出力信号に関するデータを記憶する第2の記憶部と、これら第1の記憶部又は第2の記憶部からデータを取得して、磁気データの読み取りの正否を判定する読取判定部と、が設けられることとしたので、1回の磁気記録媒体搬送において、その磁気記録媒体に記録された磁気データの読取精度を向上させる(読取エラーが生じる確率を下げる)ことができる。
すなわち、1回の磁気記録媒体搬送によって、微分回路の出力信号に関するデータ及び積分回路の出力信号に関するデータが、それぞれ第1の記憶部及び第2の記憶部に記憶されることになり、読取判定部は、第1の記憶部にアクセスし、微分回路の出力信号に関するデータを取得して磁気データの読み取りを試みることもできるし、また、第2の記憶部にアクセスし、積分回路の出力信号に関するデータを取得して磁気データの読み取りを試みることもできるので、例えば一方で読取エラーが発生した場合であっても、ソフトウェア的に他方に切り替えて、磁気データの読み取りを再度試みることができる。従って、1回の磁気記録媒体搬送において、読取エラーが生じる確率を下げることができ、ひいては磁気データの読取精度を向上させることができる。
特に、上述した図14(a)に示す磁気データ読取回路では、CPU108に入力される信号は、微分回路105aの出力に関するデータ、或いは、積分回路105bの出力に関するデータ、のいずれか一方である。また、上述した図14(b)に示す磁気データ読取回路では、CPU108に入力される信号は、微分回路105aの出力と積分回路105bの出力を合成したものである。しかし、本発明は、これらの従来技術とは異なり、微分回路105aの出力に関するデータと、積分回路105bの出力に関するデータとの双方が、独立してCPU108に入力されるものである。従って、例えば一方で読取エラーが発生した場合であっても、ソフトウェア的に他方に切り替えて、磁気データの読み取りを再度試みることができる。
また、上述した図14(b)に示す磁気データ読取回路では、再度の磁気データの読み取りを行う場合、ハードウェア的に同じ回路状態で行うことになる。しかし、本発明によれば、微分回路の出力信号に関するデータ、積分回路の出力信号に関するデータ、というハードウェア的に異なる信号を用いて(ハードウェア的に読み取り条件を変えて)再読取を試みることができるものなので、読取エラーが生じる確率を下げることができ、ひいては磁気データの読取精度向上に資することができる。
ここで、本発明において、微分回路及び積分回路は磁気ヘッドに「接続された」ものであるが、これは、微分回路及び積分回路と磁気ヘッドとの間に何らかの素子,回路等が介在することを排除する趣旨ではない。すなわち、微分回路及び積分回路と磁気ヘッドとの間に、例えば増幅器やバンドパスフィルタ等の電気要素が介在していても構わない。勿論、微分回路及び積分回路の中に増幅器やバンドパスフィルタ等の電気要素が組み込まれていると考えても構わない。
また、読取判定手段に設けられた「第1の記憶部」と「第2の記憶部」とは、別個独立のハードウェア構成となっていてもよいし、1個のメモリ内で領域を分け合っているようなハードウェア構成であってもよい。例えば、CPUに2個のRAMを内蔵させることとしてもよいし、また、CPUに1個のRAMを内蔵させ、所定の領域を第1の記憶部とし、他の所定の領域を第2の記憶部としてもよい。
さらに、第1の記憶部に記憶される「微分回路の出力信号に関するデータ」は、微分回路の出力信号に関する時刻データであってもよいし、出力信号のピーク値間隔データであってもよいし、ゼロクロス点の時間間隔データであってもよいし、微分回路の出力信号に関するものであれば如何なるデータであっても構わない。なお、第2の記憶部に記憶される「積分回路の出力信号に関するデータ」についても同様である。
(2) 前記第1の記憶部は、前記微分回路の出力信号が所定レベルになる点の時間間隔を記憶し、前記第2の記憶部は、前記積分回路の出力信号が所定レベルになる点の時間間隔を記憶することを特徴とする(1)記載の磁気データ読取回路。
本発明によれば、上述した第1の記憶部には、微分回路の出力信号が所定レベル(例えばゼロレベル)になる点の時間間隔が記憶され、上述した第2の記憶部には、積分回路の出力信号が所定レベル(例えばゼロレベル)になる点の時間間隔が記憶されることとしたので、例えば微分回路の出力信号が所定レベルになる点の時間間隔を用いて磁気データの読み取りを行っている際に、読取エラーが発生した場合、上述した読取判定部は、積分回路の出力信号が所定レベルになる点の時間間隔を用いた磁気データの読み取りに切り替えて、再読取を試みることができる。従って、1回の磁気記録媒体搬送において、読取エラーが生じる確率を下げることができ、ひいては磁気データの読取精度を向上させることができる。
なお、微分回路や積分回路の出力信号が所定レベルになる点の「時間間隔」を用いて磁気データの読み取りを行う際には、水平冗長検査文字(LRC文字)を用いたエラー検出も可能である。
(3) 前記磁気データ読取回路は、さらに、前記磁気ヘッドに接続され、前記微分回路又は前記積分回路の出力信号が所定レベルになる点を有効化させるスライス回路を備えることを特徴とする(1)又は(2)記載の磁気データ読取回路。
本発明によれば、上述した磁気データ読取回路に、磁気ヘッドに接続されており、かつ、微分回路又は積分回路の出力信号が所定レベルになる(例えばゼロクロス)点を有効化させるスライス回路を設けることとしたので、ノイズに強い磁気データ読取回路を提供することができる。
ここで、「所定レベルになる点を有効化させる」スライス回路とは、例えば、磁気ヘッドによって検出された信号の絶対値が所定レベル以上になる期間だけオンするゲート信号を生成しうる回路をいう。微分回路又は積分回路の出力信号は、ノイズによって意図しないタイミングで所定のレベルになる(例えばゼロクロスする)場合がある。しかし、上述したゲート信号を用いれば、この意図しないタイミングで所定のレベルになる(例えばゼロクロスする)点を無視することができ、ひいてはノイズの悪影響を低減することができる。
(4) (1)から(3)のいずれか記載の磁気データ読取回路が搭載されたカード処理装置。
本発明によれば、上述した磁気データ読取回路が搭載されたカード処理装置を提供することとしたので、1回の磁気カード搬送において、読取エラーが生じる確率を下げることができ、ひいては磁気データの読取精度を向上させることができる。
本発明に係る磁気データ読取回路及びカード処理装置によれば、例えば一方で読取エラーが発生した場合であっても、ソフトウェア的に他方を切り替えて、磁気データの読み取りを再度試みることができる。従って、1回の磁気記録媒体搬送において、読取エラーが生じる確率を下げることができ、ひいては磁気データの読取精度を向上させることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら説明する。
[回路構成]
図1は、本発明の実施の形態に係る磁気データ読取回路の電気的構成を示すブロック図である。なお、本実施形態では、磁気データ読取回路は、カード処理装置に搭載されているものとして考えたが、本発明はこれに限られず、磁気データを読み取る機能を必要とする装置であれば如何なる装置に搭載されていても構わない。
図1において、本実施形態に係る磁気データ読取回路は、磁気ヘッド1と、BPF(バンドパスフィルタ)3と、増幅器4と、微分回路5と、積分回路6と、コンパレータ7,8と、CPU9と、から構成されている。なお、磁気ヘッド1の下には、磁気データの読み取り対象となる磁気カード2が図示されている。
磁気ヘッド1は、磁気カード2表面上の磁気ストライプに接触・摺動することによって、磁気データの記録又は再生を行う。より具体的には、磁気ヘッド1は、磁気ギャップ(ギャップスペーサ)を挟んで対向配置された少なくとも一対の磁気コアからなり、一方の磁気コアには再生用コイル、他方の磁気コアには、記録用コイルが巻回され、磁気カード2に対してヘッド部が所定のパッド圧で摺接して相対的に移動する。これにより、磁気カード2に格納された磁気データを読み取ったり(再生)、磁気カード2に対して新たな磁気データを書き込んだり(記録)することが可能となる。なお、磁気ヘッド2は、一般的に、そのギャップ形成面がカード搬送路内に突出するように配置されている。
磁気ヘッド1には、帯域通過型濾波器BPF(Band Pass Filter)3と増幅器4を介して、微分回路5及び積分回路6が接続されている。BPF3は、所定帯域の周波数をもつ信号だけを通過させる回路であって、例えば1000Hz〜2000Hzの周波数をもつ信号だけを通過させる。これにより、高周波ノイズを除去することができる。また、増幅器4は、オペアンプやコンデンサ等から構成され、信号の振幅を増幅させる回路である。
微分回路5の出力は、コンパレータ7によって波形整形された後、コンパレータ出力としてCPU9に入力される。このとき、コンパレータ出力は、微分回路5の出力信号のゼロクロス点でHiレベルとLoレベルとが切り替わる信号となる。一方で、積分回路6の出力は、上述同様に、コンパレータ8によって波形整形された後、コンパレータ出力としてCPU9に入力される。このとき、コンパレータ出力は、積分回路6の出力信号のゼロクロス点でHiレベルとLoレベルとが切り替わる信号となる。
図2は、図1に示す点線枠10内の具体的な電気的構成の一例を示す回路図である。
図2において、BPF3及び増幅器4(図1参照)は、点線枠11で示している。また、微分回路5及びコンパレータ7(図1参照)は、点線枠12で示している。さらに、積分回路6及びコンパレータ8(図1参照)は、点線枠13で示している。なお、各点線枠内の詳細な説明については省略する。
再び図1において、コンパレータ7の出力及びコンパレータ8の出力は、それぞれCPU9に入力される。なお、図1では、コンパレータ7の出力及びコンパレータ8の出力は、異なる(2本の)電気配線で入力されているが、本発明はこれに限られることなく、これらの出力が独立関係を満たす限りにおいて、1本の電気配線で入力されていても構わない。
CPU9は、総合的な電気的制御を司るものであって、磁気ヘッド1において検出された磁気データの読み取りの成否を判定する機能を有している。そして、その内部には、コンパレータ7の出力及びコンパレータ8の出力をそれぞれ別々に格納する記憶部を備えている。より詳細は、図3を用いて説明する。
図3は、図1に示すCPU9の内部の電気的構成を示すブロック図である。
図3において、CPU9は、読取判定部91と、RAM92及びRAM93と、バス94と、から構成されている。RAM92は、微分回路5の出力信号に関するデータ、例えば微分回路5の出力信号がゼロクロスする点の時間間隔を記憶するものであって、請求項記載の第1の記憶部の一例に相当する。また、RAM93は、積分回路6の出力信号に関するデータ、例えば積分回路6の出力信号がゼロクロスする点の時間間隔を記憶するものであって、請求項記載の第2の記憶部の一例に相当する。
図4は、図1に示すブロック図の各部における信号波形を示すとともに、コンパレータ7の出力がRAM92に記憶される様子を示している。また、図5は、図1に示すブロック図の各部における信号波形を示すとともに、コンパレータ8の出力がRAM93に記憶される様子を示している。なお、図4及び図5における(b),(c),(d),(e),(d'),(e')の信号波形は、図1における(b),(c),(d),(e),(d'),(e')の箇所での信号波形を示している。また、図4(a)及び図5(a)の信号波形は、磁気カード2表面上の磁気ストライプに記録されている記録信号の信号波形(の一例)である。この記録信号は、F及び2Fという2種類の周波数の組合せによる2値の信号列からなるものであって、1ビット分の時間間隔Tにおいて信号極性の反転がない場合には「0」を表し、1ビット分の時間間隔Tにおいて信号極性の反転がある場合には「1」を表していることから、「01101」という2値の信号列からなる。
図4及び図5において、磁気ヘッド1を磁気カード2表面上の磁気ストライプに対して相対的に摺動させて得られた磁気ヘッド検出信号(図4(b)及び図5(b)参照)は、帯域通過型濾波器BPF(バンドパスフィルタ)3によって高周波ノイズが除去された後(図4(c)及び図5(c)参照)、BPF出力として増幅器4に入力される。そして、増幅器4によって増幅されたBPF出力は、微分回路5及び積分回路6に入力される。
図4において、微分回路5によってピーク検出が行われた微分信号(図4(d)参照)は、コンパレータ7によってゼロレベルと比較されてゼロクロス点が検出される(図4(e))。そして、図4(e)に示す信号が入力されたCPU9では、立ち上がりタイミングと立ち下がりタイミングとの時間間隔T,T,T,T,T・・・、すなわち微分信号(図4(d)参照)がゼロクロスする点の時間間隔T,T,T,T,T・・・がRAM92に記憶される。
また、図5において、積分回路6によってピーク検出が行われた積分信号(図5(d')参照)は、コンパレータ8によってゼロレベルと比較されてゼロクロス点が検出される(図5(e'))。そして、図5(e')に示す信号が入力されたCPU9では、立ち上がりタイミングと立ち下がりタイミングとの時間間隔T',T',T',T',T'・・・、すなわち積分信号(図5(d')参照)がゼロクロスする点の時間間隔T',T',T',T',T'・・・がRAM93に記憶される。
このようにして、本実施形態では、微分回路5の出力信号に関するデータと、積分回路6の出力信号に関するデータとが、別々のRAM(RAM92とRAM93)に記憶されることになる。なお、上述したとおり、CPU9内に別々の(2個の)RAMを内蔵させる回路形態でなくても、CPU9内に1個のRAMを内蔵させた回路形態において、その1個のRAMの記憶領域のうち、所定の領域を第1の記憶部とし、他の所定の領域を第2の記憶部としてもよい。また、記憶部としては、DRAM,SRAM,MRAM,キャッシュメモリなど、如何なるものを用いても構わない。
読取判定部91は、実際に磁気ヘッド1において検出された磁気データの読み取りの成否を判定するものであって、例えば、制御ユニット,浮動小数点演算ユニット,整数演算ユニット,デコーダ,フェッチユニット等の電気要素から構成される。読取判定部91は、バス94を介して上述したRAM92にアクセスし、微分信号(図4(d)参照)がゼロクロスする点の時間間隔T,T,T,T,T・・・を取得して磁気データの読み取りを試みることもできるし、また、バス94を介して上述したRAM93にアクセスし、積分信号(図5(d')参照)がゼロクロスする点の時間間隔T',T',T',T',T'・・・を取得して磁気データの読み取りを試みることもできる。
なお、磁気データの読み取りに成功したか否かについて説明すると、例えば、時間間隔T,T,T,T,T・・・が、本来のクロックパルスの周期T又はT/2以外の時間間隔を含んでいた場合には、読取エラーと判定することができる一方で、これら全てが本来のクロックパルスの周期T又はT/2であった場合には、読み取りに成功したと判定することができる。
また、水平冗長検査文字(LRC文字)を用いてエラー検出を行うことも可能である。より具体的に説明すると、LRC文字はトラックごとに記録され、LRC文字を付加する位置は、始め符号,データ,終わり符号の順で読むときの終わり符号の直後となっている。また、LRC文字のビット構成は、データ文字のビット構成と同じである。例えば、磁気カード2がISO規格に準拠した磁気カードであるとすると、その第3トラックは、記録密度210BPIである。カード搬送速度を190mm/sとすれば、1ビットに相当する時間は636.6μsになる。アナログ波形はA/D変換するときのサンプリングレートを10μsとすれば、1ビットに含まれるデータ点数の理論値は、63.7個になる。この理論値を利用して、セグメンテーションを行う。
ここで、ISO規格に準拠した磁気カード2の第3トラックでは、4個のデータビットと1個のパリティビットとの合計5ビットで1文字を表わすようになっている。すなわち、奇数パリティであるため、ビット0は偶数個しか許されず、磁気ヘッド検出信号のうちの1セグメントを構成する部分におけるピーク間隔値は、6、8、10のいずれか3通りになる。
従って、図4では、RAM92に記憶された時間間隔T,T,T,T,T・・・をセグメンテーションして、1セグメンテーション内の時間間隔T,T,T,T,T・・・の数を算出し、6、8、10のいずれか3通り以外であれば読取エラーと判定することができる。図5についても、同様にして、エラー検出を行うことができる。なお、より詳細なエラー検出についての説明は省略する。
[回路動作]
図6は、本発明の実施の形態に係る磁気データ読取回路の回路動作を説明するためのフローチャートである。
図6において、まず、磁気カード読取が行われる(ステップS1)。より具体的には、カード挿入口に磁気カード2が挿入されると、駆動ローラによって磁気カード2が内部に引き込まれる。このとき、磁気カード2表面上のストライプに磁気ヘッド1が接触・摺接することによって、磁気ヘッド検出信号が得られる。その後、この磁気ヘッド検出信号は、BPF3及び増幅器4を介してノイズ除去及び信号増幅が行われ、微分回路5と積分回路6のそれぞれに入力される。微分回路5の出力は、コンパレータ7によって波形整形された後、コンパレータ出力としてCPU9に入力される一方、積分回路6の出力は、コンパレータ8によって波形整形された後、コンパレータ出力としてCPU9に入力される。
次いで、記憶処理が行われる(ステップS2)。より具体的には、CPU9において、RAM92には、微分回路5の出力信号がゼロクロスする点の時間間隔が記憶される。一方で、RAM93には、積分回路6の出力信号がゼロクロスする点の時間間隔が記憶される。
次いで、微分信号を用いて読み取りに成功したか否かが判断される(ステップS3)。より具体的には、CPU9において、読取判定部91は、バス94を介してRAM92にアクセスし、微分回路5の出力信号がゼロクロスする点の時間間隔を取得して、磁気データの読み取りに成功したか否かについて判断する。読み取りに成功したと判定した場合には、処理が正常に終了する。
一方で、読み取りに失敗したと判定したと判定した場合には、CPU9において、読取判定部91は、バス94を介してRAM93にアクセスし、積分回路6の出力信号がゼロクロスする点の時間間隔を取得して、磁気データの読み取りに成功したか否かについて判断する(ステップS4)。読み取りに成功したと判定した場合には、処理が正常に終了する。一方、読み取りに失敗したと判定したと判定した場合には、読取エラーが発生したと判定し、エラー終了する。
このように、本実施形態に係る磁気データ読取回路によれば、微分回路5の出力信号に関するデータを用いた場合に読取エラーが発生したときであっても、ソフトウェア的に、積分回路6の出力信号に関するデータを用いる場合に切り替えて、磁気データの読み取りを再度試みることができるので、1回の磁気記録媒体搬送で読取エラーが生じる確率を下げることができ、ひいては磁気データの読取精度を向上させることができる。
[変形例]
図7は、本発明の他の実施の形態に係る磁気データ読取回路の電気的構成を示すブロック図である。
図7に示す磁気データ読取回路が図1に示す磁気データ読取回路と異なる点は、コンパレータ7に、ハイスライス回路21の出力がゲート信号として入力される点と、コンパレータ8に、ロースライス回路22の出力がゲート信号として入力される点である。
ハイスライス回路21及びロースライス回路22は、BPF3及び増幅器4を介して磁気ヘッド1に接続されており、それぞれ微分回路5及び積分回路6の出力信号がゼロクロスする点を有効化させる機能を有する。また、図8に示すように、ハイスライス回路21及びロースライス回路22を入れ替えてもよい。すなわち、コンパレータ7に、ロースライス回路22の出力がゲート信号として入力される一方で、コンパレータ8に、ハイスライス回路21の出力がゲート信号として入力されるようにしてもよい。以下、コンパレータ7に、ハイスライス回路21の出力がゲート信号として入力される場合(図9参照)とロースライス回路22の出力がゲート信号として入力される場合(図10参照)について、詳細に説明する。
図9は、コンパレータ7に、ハイスライス回路21の出力がゲート信号として入力される場合における各信号波形を示す図である。
図9に示すように、BPF出力(増幅器4を通過したBPF3の出力)にノイズが入っている場合を考える。すなわち、微分回路5の出力信号(微分信号)に、ノイズ成分N1〜N3が表れているような場合を考える。この場合、コンパレータ7の出力は、ノイズ成分N1〜N3を含んだ微分信号がゼロクロスする点でHiレベルとLoレベルとが切り替わり、周期T又はT/2以外の不適切な周期を含む信号になってしまう。
そこで、ハイスライス回路21によって、BPF出力の絶対値が所定レベル(HS)以上になる期間だけオンするゲート信号を生成し、このゲート信号をコンパレータ7に入力させる。そうすると、コンパレータ7では、微分信号がゼロクロスするタイミングのうち、ゲート信号がオンしている期間におけるタイミングだけでHiレベルとLoレベルとが切り替わり、ノイズ成分N1〜N3に起因したゼロクロス点を無視することができる。従って、ノイズによる悪影響を低減することができる。なお、所定レベル(HS)としては、例えば120mVすることが好ましい。
図10は、コンパレータ7に、ロースライス回路22の出力がゲート信号として入力される場合における各信号波形を示す図である。
図10に示すように、BPF出力(増幅器4を通過したBPF3の出力)の振幅が一部小さくなっている場合を考える。すなわち、例えば製造されてから長年が経過して、既に磁気が弱まった磁気カード2の磁気データを読み取る場合には、BPF出力の振幅が一部小さくなる場合がある。このような場合において、上述したハイスライス回路21の出力をコンパレータ7へのゲート信号(HS)とすると、微分回路5の出力信号(微分信号)における信号成分S1〜S4を排除してしまうことになり、コンパレータ7の出力が周期T又はT/2以外の不適切な周期を含む信号になってしまう。
そこで、ロースライス回路22によって、BPF出力の絶対値がHSよりも小さい所定レベル(LS)以上になる期間だけオンするゲート信号(LS)を生成し、このゲート信号(LS)をコンパレータ7に入力させる。そうすると、コンパレータ7では、微分信号における信号成分S1〜S4を排除することなく、微分信号がゼロクロスする点を漏れなく検出することができ、ひいては読取精度を向上させることができる。なお、所定レベル(LS)としては、例えば30mVすることが好ましい。
このようにして、ハイスライス回路21やロースライス回路22を、微分回路5の出力信号がゼロクロスする点を有効化させる回路として用いることで、ノイズによる悪影響を低減したり、読取精度を向上させたりすることができる。
なお、図9及び図10では、微分回路5のみに着目したが、積分回路6についても同様である。すなわち、コンパレータ8に、ハイスライス回路21の出力がゲート信号として入力される場合と、ロースライス回路22の出力がゲート信号として入力される場合についても同様である。
本発明に係る磁気データ読取回路及びカード処理装置は、1回の磁気記録媒体搬送において読取エラーが生じる確率を下げ、磁気データの読取精度を向上させることができるものとして有用である。
本発明の実施の形態に係る磁気データ読取回路の電気的構成を示すブロック図である。 図1に示す点線枠内の具体的な電気的構成の一例を示す回路図である。 図1に示すCPUの内部の電気的構成を示すブロック図である。 図1に示すブロック図の各部における信号波形を示すとともに、コンパレータの出力がRAMに記憶される様子を示している。 図1に示すブロック図の各部における信号波形を示すとともに、コンパレータの出力がRAMに記憶される様子を示している。 本発明の実施の形態に係る磁気データ読取回路の回路動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の他の実施の形態に係る磁気データ読取回路の電気的構成を示すブロック図である。 本発明の他の実施の形態に係る磁気データ読取回路の電気的構成を示すブロック図である。 コンパレータに、ハイスライス回路の出力がゲート信号として入力される場合における各信号波形を示す図である。 コンパレータに、ロースライス回路の出力がゲート信号として入力される場合における各信号波形を示す図である。 FM変調方式によって復調処理を実行する回路の電気的構成を示すブロック図である。 図11に示す回路の各部における信号波形を示す図である。 図12(d)に示すピーク検出信号のピーク値が小さくなった様子を示す図である。 微分回路と積分回路の双方が組み込まれた磁気データ読取回路の電気的構成を示すブロック図である。
符号の説明
1 磁気ヘッド
2 磁気カード
3 BPF
4 増幅器
5 微分回路
6 積分回路
7,8 コンパレータ
9 CPU

Claims (4)

  1. 磁気ヘッドにそれぞれ接続された微分回路及び積分回路と、
    磁気ヘッドにおいて検出された磁気データの読み取りの正否を判定する読取判定手段と、を有する磁気データ読取回路において、
    前記読取判定手段は、前記微分回路の出力信号に関するデータを記憶する第1の記憶部と、
    前記積分回路の出力信号に関するデータを記憶する第2の記憶部と、
    前記第1の記憶部又は前記第2の記憶部からデータを取得して、磁気データの読み取りの正否を判定する読取判定部と、を備えることを特徴とする磁気データ読取回路。
  2. 前記第1の記憶部には、前記微分回路の出力信号が所定レベルになる点の時間間隔が記憶され、前記第2の記憶部には、前記積分回路の出力信号が所定レベルになる点の時間間隔が記憶されることを特徴とする請求項1記載の磁気データ読取回路。
  3. 前記磁気データ読取回路は、さらに、前記磁気ヘッドに接続され、前記微分回路又は前記積分回路の出力信号が所定レベルになる点を有効化させるスライス回路を備えることを特徴とする請求項1又は2記載の磁気データ読取回路。
  4. 請求項1から3のいずれか記載の磁気データ読取回路が搭載されたカード処理装置。
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