JPH0991875A - 磁気ディスク装置の信号読み出し回路 - Google Patents

磁気ディスク装置の信号読み出し回路

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JPH0991875A
JPH0991875A JP25255795A JP25255795A JPH0991875A JP H0991875 A JPH0991875 A JP H0991875A JP 25255795 A JP25255795 A JP 25255795A JP 25255795 A JP25255795 A JP 25255795A JP H0991875 A JPH0991875 A JP H0991875A
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JP
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signal
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slice level
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circuit
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JP25255795A
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Hiroji Ikebe
博治 池辺
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高周波信号部のパルス欠けを防ぎ、高密度記
録の下でも安全確実に信号の読み出しを行うことのでき
るようにする。 【解決手段】 ピークパルス検出回路28は、レベル検
出回路27の出力信号Gとゼロクロス検出回路25の出
力信号REとの論理積をとることにより、磁気ヘッド2
1によって読み出されるアナログ信号RAからそのパル
ス信号成分を検出してデジタルのピークパルス信号RF
として出力する。最初の読み出し時に誤ったピークパル
ス信号RFが生成されると、2度目の読み出し時(リト
ライ時)にCPU29からの指示Qに基づいて、スライ
スレベル生成回路26から出力されるスライスレベルを
ノーマルスライスレベルNからロースライスレベルLに
下げる。これにより、レベル検出回路27の出力信号G
から、パルスが欠けがなくなる。この結果、誤りの是正
されたピークパルス信号RFが生成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、磁気ディスク装
置の信号読み出し回路に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気ディスク装置においては、データの
読み書きは、「1」,「0」の2値情報を磁気記録面の
残留磁化に変換して記録し、一方、磁気ヘッドから読み
出されたアナログの読み出し信号から「1」,「0」の
2値情報を復元するという方式が採られる。ところで、
磁気ディスク装置で用いられている磁気記録媒体では、
磁気記録面全体にわたり、無欠陥のものを使用すること
は品質の点で困難である。磁気記録面の欠陥は、アナロ
グの読み出し信号の低下とか、現れてはならぬ所にウイ
ンドウパルスが発生する場合がある。しかも、信号読み
出し回路の外部から入力する雑音がアナログ波形に重畳
し、その発生頻度を増長させることも考えられる。そこ
で、磁気ディスク装置の信号読み出し回路は、従来か
ら、ノイズ対策に工夫が凝らされ、信号検出精度を高め
る構成になされている(例えば、特開平1−11690
3号公報参照)。
【0003】従来、この種の信号読み出し回路1は、図
3に示すように、磁気ヘッド11によって磁気記録面か
ら読み出されたアナログの読み出し信号RAを増幅する
前置増幅器12と、この前置増幅器12の出力信号RB
を常に一定振幅に増幅するAGC増幅器13と、このA
GC出力信号RCを微分する微分器14と、この微分器
14の出力信号RDが零点を通過したことを検出する
と、ゼロクロスパルス信号REを生成するゼロクロス検
出回路15と、ノーマルスライスレベル(基準電圧)N
を生成するスライスレベル生成回路16と、入力される
AGC出力信号RCがノーマルスライスレベルNを越え
たことを検出すると、レベルパルス信号Gを生成するレ
ベル検出回路17と、レベルパルス信号Gと上記ゼロク
ロスパルス信号REとの論理積をとって、ピークパルス
信号RFを生成するピークパルス検出回路18とから概
略構成されている。
【0004】次に、図4の波形図を参照して、上記構成
の動作について説明する。まず、磁気ヘッド11によっ
て磁気記録媒体のトラック(シリンダ)Mから読み出さ
れたアナログの読み出し信号RAは、前置増幅器12に
よって所定の増幅度で増幅された後、さらに、AGC増
幅器13により一定振幅に増幅され、AGC出力信号R
Cとして出力される(同図(a)〜(c))。AGC出
力信号RCは、微分器14に入力されて微分され、この
微分器14の出力信号RDがゼロクロス検出回路15に
入力される。ゼロクロス検出回路15は、微分器14の
出力信号RDが零電位を通過したことを検出すると、言
い換えれば、磁気ヘッド11から供給される読み出し信
号RAのアナログ波形のピーク点を検出すると、ゼロク
ロスパルス信号REを生成して出力する(同図(c),
(d))。AGC出力信号RCは、また、レベル検出回
路17にも入力される。レベル検出回路17では、AG
C出力信号RCに含まれるノイズ成分を除去するため
に、AGC出力信号RCをスライスレベル生成回路16
から供給されるノーマルスライスレベルNと比較し、A
GC出力信号RCが、ノーマルスライスレベルN以上で
あり続ける限り、レベルパルス信号Gを出力する(同図
(c),(e))。ピークパルス検出回路18では、レ
ベルパルス信号Gとゼロクロスパルス信号REとの論理
積をとって、ピークパルス信号RFを出力する(同図
(d)〜(f))。このようにして、磁気ヘッド11に
よって読み出されたアナログの読み出し信号RAからノ
イズ成分が除去され、信号成分のみが検出されて、デジ
タルの読み出し信号(ピークパルス信号RF)に変換さ
れる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、磁気デ
ィスク装置においては、磁気記録媒体に書き込まれた
「1」,「0」の2値情報の磁化反転を読み取った信号
波形は、その隣のビットの残留磁化の影響を受けるた
め、読み出された波形は干渉(相殺)を受け、ピークダ
ウンが発生する。しかも、記録の高密度化が進み、磁化
反転間隔が小さくなればなる程、ますますそのピークダ
ウンの程度が大きくなり、ピークパルス信号REからビ
ットへ変換するときのエラー(ビット落ち)が発生し易
くなるという問題があった。例えば、図4(a),
(b)に示すように、2Tパターン[10]が連続する
高周波部では、AGC増幅回路13の追従性に限界があ
るため、同図(c)に示すように、AGC出力信号RC
の波形のピーク点がノーマルスライスレベルN以下とな
り易く、この結果、同図(e)に破線のパルスで示すよ
うに、レベル検出回路17から出力されるレベルパルス
信号Gにパルス欠けが生じ易くなる。そうすると、同図
(f)に同じく破線のパルスで示すように、ピークパル
ス検出回路18から出力されるピークパルス信号にもパ
ルス欠けが生じるため、ノーマルスライスレベルNを適
切な値に設定してあるとしても、ビット落ちのデータエ
ラーになる虞がある。
【0006】この発明は、上述の事情に鑑みてなされた
もので、高周波信号部のパルス欠けを防ぎ、高密度記録
の下でも安全確実に信号の読み出しを行うことのできる
磁気ディスク装置の信号読み出し回路を提供することを
目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、磁気ヘッドによって読み出
されたアナログ信号を一定の振幅に増幅してAGC出力
信号として出力するAGC増幅器と、入力された上記A
GC出力信号の微分波形を生成して出力する微分器と、
上記微分波形の零点通過を検出すると、ゼロクロスパル
ス信号を生成して出力するゼロクロス検出回路と、所定
の基準電圧であるスライスレベル信号を生成して出力す
るスライスレベル生成回路と、共に入力された上記AG
C出力信号とスライスレベル信号とを比較し、上記AG
C出力信号が上記スライスレベルを越えている限り、レ
ベルパルス信号を生成するレベル検出回路と、上記ゼロ
クロスパルス信号と上記レベルパルス信号との論理積を
とることにより、上記磁気ヘッドによって読み出された
上記アナログ信号から、そのパルス信号成分を検出し
て、デジタルのピークパルス信号として出力するピーク
パルス検出回路とを備えてなる磁気ディスク装置の信号
読み出し回路であって、読み出しエラー発生時、上記磁
気ヘッドにリトライ動作を指示すると共に、レベル変更
指示信号をスライスレベル生成回路に出力するリトライ
制御手段を有し、かつ、上記スライスレベル生成回路
は、上記リトライ制御手段からレベル変更指示信号が入
力されると、上記レベル検出回路に出力すべき上記スラ
イスレベル信号の電圧値を切り替える構成とされている
ことを特徴としている。
【0008】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の磁気ディスク装置の信号読み出し回路であって、上
記スライスレベル生成回路が、上記リトライ制御手段か
ら上記レベル変更指示信号の供給を受けると、上記レベ
ル検出回路に出力すべき上記スライスレベル信号の電圧
値を所定量下げる方向に切り替える構成とされているこ
とを特徴としている。
【0009】また、請求項3記載の発明は、請求項2記
載の磁気ディスク装置の信号読み出し回路であって、上
記リトライ制御手段は、上記磁気ヘッドのリトライ動作
によっても、読み出しエラーが解消しないときは、レベ
ル再変更指示信号をスライスレベル生成回路に出力する
と共に、上記スライスレベル生成回路が、上記リトライ
制御手段から上記レベル再変更指示信号の供給を受ける
と、上記レベル検出回路に出力すべき上記スライスレベ
ル信号の電圧値をさらに所定量下げる方向に切り替える
構成とされていることを特徴としている。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施の形態について説明する。説明は、実施例を用い
て具体的に行う。図1は、この発明の一実施例である磁
気ディスク装置の信号読み出し回路の電気的構成を示す
ブロック図、また、図2は、同信号読み出し回路の動作
を説明するための波形図である。この例の信号読み出し
回路2は、図1に示すように、前置増幅器22と、AG
C増幅器23と、微分器24と、ゼロクロス検出回路2
5と、スライスレベル生成回路26と、レベル検出回路
27と、ピークパルス検出回路28と、CPU(中央処
理装置)29とから概略構成されている。上記前置増幅
器22は、磁気ヘッド21が、磁気記録媒体に予め書き
込まれた磁化パターンを読む際に、磁気ヘッド21に誘
起されたアナログの読み出し信号RAを所定の増幅度で
増幅する。AGC増幅器22は、前置増幅器22の出力
信号RBを常にその振幅が一定値となるように増幅し
て、アナログのAGC出力信号RCとして出力する。微
分回路24は、例えば、コンデンサ素子と抵抗素子との
組み合わせから構成され、AGC出力信号RCを微分し
て微分波形RDを得、ゼロクロス検出回路25に出力す
る。
【0011】ゼロクロス検出回路25は、入力された微
分波形RDが零点を通過したことを検出すると、(微分
波形RDの零点の通過は、AGC出力信号RCのアナロ
グ波形のピーク位置を示すので、)アナログ/デジタル
変換し、ゼロクロスパルス信号REを生成する。スライ
スレベル生成回路26は、磁気特性や回路特性のばらつ
き等を考慮して予め設定された基準電圧であるスライス
レベルを生成する。通常は、ノーマルスライスレベル
(第1の基準電圧)Nを生成するが、データエラーの発
生時には、CPU29から発行されるレベル変更指示信
号Qに基づいて、ノーマルスライスレベルNよりも幾分
電圧値の低いロースライスレベル(第2の基準電圧)L
を生成する。レベル検出回路27は、入力されるAGC
出力信号RCがノーマルスライスレベルN又はロースラ
イスレベルLを越えたことを検出すると、レベルパルス
信号Gを生成する。ピークパルス検出回路28は、入力
されるレベルパルス信号Gとゼロクロスパルス信号RE
との論理積をとることにより、アナログの読み出し信号
RAからそのパルス信号成分を検出してデジタルのピー
クパルス信号RFとして出力する。CPU29は、デー
タエラーが発生したとき、磁気ヘッド21にリトライ動
作(エラー発生箇所を再度読み直しに行くこと)を指示
すると共に、レベル変更指示信号Qをスライスレベル生
成回路26に出力する。
【0012】次に、図2の波形図を参照して、この例の
動作について説明する。まず、磁気ヘッド21によって
磁気記録媒体のトラック又はシリンダM(同図(a))
から読み出されたアナログの読み出し信号RAは、前置
増幅器22によって所定の増幅度で増幅される。前置増
幅器22の出力信号RBは、AGC増幅器23に入力さ
れて、さらに、一定振幅に増幅され、アナログのAGC
出力信号RCとして出力される(同図(c))。このA
GC出力信号RCは、微分器24及びレベル検出回路2
7にそれぞれ入力される。AGC出力信号RCは、微分
回路24に入力されると、微分され、得られた微分波形
RDは、ゼロクロス検出回路25に入力される。ゼロク
ロス検出回路25では、微分波形RDの零点通過が検出
されると、(微分波形RDの零点の通過は、AGC出力
信号RCのアナログ波形のピーク位置を示すので、)デ
ジタルのゼロクロスパルス信号REが生成されてピーク
パルス検出回路28に出力される(同図(c),
(d))。スライスレベル生成回路26では、常時は、
ノーマルスライスレベル(第1の基準電圧)Nが生成さ
れ、レベル検出回路27に供給される。
【0013】レベル検出回路27では、共に入力される
AGC出力信号RCと、ノーマルスライスレベルNとが
比較され、AGC出力信号RCがノーマルスライスレベ
ルNを越え続ける限り、レベルパルス信号Gが生成され
てピークパルス信号28に出力される(同図(c),
(e))。ピークパルス検出回路28では、レベル検出
回路27から入力されるレベルパルス信号Gをゲート信
号として、ゼロクラス検出回路25から入力されるゼロ
クロスパルス信号REを通過させると、アナログの読み
出し信号RAから、ノイズ成分が除去され、パルス信号
成分が検出されて、デジタルのピークパルス信号RFと
して出力される(同図(d)〜(f))。
【0014】ここで、磁気記録面に磁気パターンとして
書き込まれた、[100101010000010]で
表される符号(同図(a),(b))を再生することを
想定する。この符号は、3Tパターン[100]→2T
パターン[10]→2Tパターン[10]→6Tパター
ン[100000]と続くもので、2Tパターン[1
0]が連続する高周波信号部では、AGC増幅回路13
の追従性に限界があるため、アナログのAGC出力信号
RCのピーク値が、そのピーク値が真のパルス信号成分
でも、ノーマルスライスレベルNを越えることができな
い場合が発生する(同図(c))。このため、レベルパ
ルス信号Gは、同図(e)に示すように、実線部のパル
スとなって、破線部のパルスが欠ける。一方、このよう
なときでも、同図(d)に示すように、ゼロクロスパル
ス信号REは、ノーマルスライスレベルNを越えること
ができないAGC出力信号RCのピーク値を検出できる
ので、[100101010000010]の符号は、
AGC出力信号RCで表される。この結果、ゼロクロス
パルス信号REとレベルパルス信号Gとの論理積により
生成されるピークパルス信号RFも、同図(f)に示す
ように、実線部のパルスとなって、破線部のパルスが欠
けることとなるので、データエラーが発生する。
【0015】上記データエラーが発生したとき、CPU
29は、磁気ヘッド21にリトライ動作(読み直し)を
指示すると共に、レベル変更指示信号Qをスライスレベ
ル生成回路26に出力する。スライスレベル生成回路2
6では、この瞬間、スライスレベルの生成をノーマルス
ライスレベルNから電圧値のやや低いロースライスレベ
ルLに切り替える(同図(c))。磁気ヘッド21によ
って読み直しが実行されると、レベル検出回路27で
は、電圧値のやや低いロースライスレベルLと読み直し
によって得られたAGC出力信号RCとが比較される
(同図(c))。この比較では、2Tパターン[10]
が連続する高周波信号部でも、アナログのAGC出力信
号RCのピーク値が、ロースライスレベルLを越えるの
で(同図(c))、レベル検出回路27から、同図
(e)に示す破線部のパルスも出力されるようになる。
この結果、レベルパルス信号Gから、パルスが欠けがな
くなる。それゆえ、ピークパルス信号28では、パルス
欠けのないレベルパルス信号Gをゲート信号として、ゼ
ロクラス検出回路25から入力されるゼロクロスパルス
信号REを通過させるので、アナログの読み出し信号R
Aから、高周波信号部のパルス信号成分も抽出され、誤
りが是正されたデジタルのピークパルス信号RFとして
出力される(同図(d)〜(f))。
【0016】このように、この例の構成によれば、最初
の読み出し時に誤ったピークパルス信号RFが生成され
たとしても、2度目の読み出し時(リトライ時)にCP
U29からの指示に基づいて、スライスレベル生成回路
26の出力をノーマルスライスレベルNからロースライ
スレベルLに切り替えることで、誤りの是正されたピー
クパルス信号RFを生成することができる。
【0017】以上、この発明の実施例を図面により詳述
してきたが、具体的な構成はこの実施例に限られるもの
ではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変
更等があってもこの発明に含まれる。なお、上述の実施
例では、スライスレベル生成回路から出力されるスライ
スレベルとして、互いに電圧値の異なる2つのスライス
レベルについて述べたが、これに限らず、スライスレベ
ルを3つ以上設定しても良い。そして、2度目の読み出
しによっても、エラーが解消されない場合には、エラー
が是正されるまで、逐次、スライスレベルを下げて行く
ようにしても良い。また、エラーが発生したとき、スラ
イスレベルを上げる場合も有り得る。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の信号読
み出し回路によれば、最初の読み出し時に誤ったピーク
パルス信号が生成されたとしても、2度目の読み出し時
(リトライ時)にリトライ制御手段からの指示に基づい
て、例えば、スライスレベル生成回路から出力されるス
ライスレベルを所定量下げることで、誤りの是正された
ピークパルス信号を生成することができる。この結果、
高周波信号部のパルス欠けを防ぐことができ、高密度記
録の下でも安全確実に信号の読み出しを行うことのでき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例である磁気ディスク装置の
信号読み出し回路の電気的構成を示すブロック図であ
る。
【図2】同信号読み出し回路の動作を説明するための波
形図である。
【図3】従来における磁気ディスク装置の信号読み出し
回路の電気的構成を示すブロック図である。
【図4】同信号読み出し回路の動作を説明するための波
形図である。
【符号の説明】
2 信号読み出し回路 21 磁気ヘッド 23 AGC増幅器 24 微分器 25 ゼロクロス検出回路 26 スライスレベル生成回路 27 レベル検出回路 28 ピークパルス検出回路 29 CPU(リトライ制御手段) RA 読み出し信号(アナログ信号) RC AGC出力信号 RD 微分波形 RE ゼロクロスパルス信号 RF ピークパルス信号 G レベルパルス信号 N ノーマルスライスレベル(スライスレベル信
号) L ろーすらいすれべる(スライスレベル信号) Q レベル変更指示信号

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気ヘッドによって読み出されたアナロ
    グ信号を一定の振幅に増幅してAGC出力信号として出
    力するAGC増幅器と、入力された前記AGC出力信号
    の微分波形を生成して出力する微分器と、前記微分波形
    の零点通過を検出すると、ゼロクロスパルス信号を生成
    して出力するゼロクロス検出回路と、所定の基準電圧で
    あるスライスレベル信号を生成するスライスレベル生成
    回路と、共に入力された前記AGC出力信号と前記スラ
    イスレベル信号とを比較し、前記AGC出力信号が前記
    スライスレベルを越えている限り、レベルパルス信号を
    生成するレベル検出回路と、前記ゼロクロスパルス信号
    と前記レベルパルス信号との論理積をとることにより、
    前記磁気ヘッドによって読み出された前記アナログ信号
    から、そのパルス信号成分を検出して、デジタルのピー
    クパルス信号として出力するピークパルス検出回路とを
    備えてなる磁気ディスク装置の信号読み出し回路であっ
    て、 読み出しエラー発生時、前記磁気ヘッドにリトライ動作
    を指示すると共に、レベル変更指示信号を前記スライス
    レベル生成回路に出力するリトライ制御手段を有し、か
    つ、前記スライスレベル生成回路は、前記リトライ制御
    手段からレベル変更指示信号が入力されると、前記レベ
    ル検出回路に出力すべき前記スライスレベル信号の電圧
    値を切り替える構成とされていることを特徴とする信号
    読み出し回路。
  2. 【請求項2】 前記スライスレベル生成回路は、前記リ
    トライ制御手段から前記レベル変更指示信号が入力され
    ると、前記レベル検出回路に出力すべき前記スライスレ
    ベル信号の電圧値を所定量下げる方向に切り替える構成
    とされていることを特徴とする請求項1記載の信号読み
    出し回路。
  3. 【請求項3】 前記リトライ制御手段は、前記磁気ヘッ
    ドのリトライ動作によっても、前記読み出しエラーが解
    消しないときは、レベル再変更指示信号を前記スライス
    レベル生成回路に出力すると共に、前記スライスレベル
    生成回路は、前記リトライ制御手段から前記レベル再変
    更指示信号が入力されると、前記レベル検出回路に出力
    すべき前記スライスレベル信号の電圧値をさらに所定量
    下げる方向に切り替える構成とされていることを特徴と
    する請求項2記載の信号読み出し回路。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100474993B1 (ko) * 1997-08-11 2005-06-17 삼성전자주식회사 데이타 슬라이스 장치 및 방법

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JPH05210913A (ja) * 1992-01-31 1993-08-20 Nec Corp データ再生回路及びこれを用いたデータ記憶装置
JP3121560B2 (ja) * 1997-04-24 2001-01-09 ナショナル住宅産業株式会社 外壁の化粧構造

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