JPS618779A - 変復調方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ＋ａｌ　　発明の技術分野 本発明は磁気ディスク装置に係り、特にデータ誤り率を
小さくする変復調方式に関する。

（ｂ）　　技術の背景 近年適当なコード化方式を採用することにより、磁気ヘ
ッド／ディスク系の分解能を改善することなく実質的な
記録密度の向上を図る技術が注目され、ランレングス符
号化（ＲＬ　Ｌ）コードのうち（１，７）符号化コード
、　　（２，７）符号化コードと呼ばれるものが実用段
階に達している。例えば（１，７）符号化コードとは隣
り合う情報“１”と“１”との間に情報“０”が必ず最
小限１個、最大限７個挿入されるものであって情報“１
″の連続の無い規則の符号化コードである。

このように隣り合う情報“１”と“１”との間に情報“
０”が必ず挿入されるために、符号化前のＮＲＺデータ
に比して記録密度はほぼ１．３３倍に増大し、高記録密
度を実現するために有効な記録方式と目されている。

−・方磁気ヘッドとしては、高速転送に適している薄膜
磁気ヘッドが実用レベルにある。

ところで薄膜磁気ヘッドは再生時に情報“０”の連続が
多数存在すると、その形状により振動波形が発生し対策
が望まれている。

（Ｃ１従来技術と問題点 第１図は従来の磁気ディスク装置の復調回路の構成例、
第２図は第１同各部の波形図であって、以下第２図を参
照しながら第１図の復調回路について説明する。

第２図に示すＡは記録データ、ＢはデータＡを記録媒体
１に記録する際のＮＲＺ方弐による記録電流波形である
。そして第１図の復調回路は記録媒体１の情報を読出す
磁気ヘッド２と、その出力を復調処理するために十分な
振幅まで増幅する増幅回路３と、その出力であるアナロ
グの再生信号波形Ｃを微分する微分回路４と、その出力
の微分波形りのゼロクロス点を検出するゼロクロス検出
回路５を有し、これによって読出し信号がパルス化され
る構成になっている。

この時ゼロクロス検出回路５の出力波形Ｅのパルスが再
生信号波形Ｃのピーク位置のみで形成されていれば問題
はないが〜実際にはピークとピークとの間隔を広くする
情報“０″の多連続部分（以下長周期部分と略称する）
でも、微分波形りがゼロクロスする可能性があり、この
ゼロクロス点に薄膜磁気ヘッド特有の振動波形が発生し
てノイズを作り、ゼロクロス検出回路５の出力波形Ｅに
は、再生信号波形Ｃのピークと無関係なパルスが現れて
しまう。

この再生信号波形Ｃのピークと無関係なパルスを除去す
るために従来は、再生信号波形Ｃを所要のレベル＋Ｖ、
−ＶでレベルスライスしてゲートパルスＦを作るレベル
スライス回路６を設け、その出力波形Ｆと前記ゼロクロ
ス検出回路５の出力波形Ｅとのアンドをとるアンド回路
７を設けて、本来のピークとノイズによるピークとを区
別していた。スライスレベルは、上限を再生信号波形の
最小波高値よりも小さく、下限をゼロクロスする振動波
形の最大波高値よりも大きく設定する必要がある。

しかしながらこのような従来の復調回路によれば、長周
期部分で振動波形が発生する薄膜ヘッドの場合は振動波
形の最大波高値が大きくなるため、スライスレベルの設
定値＋Ｖ、−Ｖを大きく取らざるを得ない。即ち、スラ
イスレベルの設定範囲（以下振幅マージレと略称する）
が少なくなってしまう欠点があり、このため記録密度が
増大するとデータ誤り率が増加する結果となる。

＋ｄ＋　　発明の目的 本発明は上記従来の欠点に鑑み、書込みデータの長周期
部分に修正可能なピント変更を行うことにより復調信号
の誤り率を低減できる変復調方式の擢供を目的とする。

ｔｅｌ　　発明の構成 上記目的は、情報の記録再生を（］、７）符号化コード
又は（２，７）符号化コードの変復調方式にて行う磁気
ディスク装置において、該磁気ディスク装置に前記各符
号化コードにて変換後のデータに連続する情報“０”の
少なくとも６個の′有”無”を検出する“０”検出回路
と、該“０”検出回路が“有”を検出したる際に前記連
続する情報“０”の中央部の２個を情報“１”に変換す
る“１”変換回路を設けて記録を行い、該記録を読出し
たデータから前記連続する情報“１”の有”無”を検出
する“１”検出回路と、該パ１°′検出回路が“有”を
検出したる際に該検出した連続する情報゛１”を情報“
′０”に変換するパ０”変換回路とを設けて再生を行う
ようにしたことを特徴とする本発明の変復調方式を提供
することにより達成される。

即ち、書込みデータの長周期部分に修正可能なビット変
更を行い、復調時に除外できるような情報“１”を形成
する手段を設けることにより、長周期部分を無くするこ
とが出来れば振動波形は無くなり振幅マージンは拡がる
。

（ｆ）　　発明の実施例 以下本発明の実施例を図面によって詳述する。

面図において第１図乃至第２図との対応部位には同一符
号を付してその□重複説明を省略する。

ＮＲＺデータを（１，７）符号化コード或いは（２，７
）符号化コードにて変換した後のデータには、情報“１
”が連続することは無く、且つ隣り合う情報“１”と“
、１”との間には情報“０″が最小限１個又は２個、最
大限７個が存在する規則になっている。

第３図は本発明の詳細な説明するための波形図であって
、第１図の復調回路に入力するデータに上記ＮＲＺデー
タを（Ｌ　　７）符号化コードにて変換後のデータを用
いた場合の該復調回路各部の波形を示している。

図において、■はＮＲＺデータを（１，７）符号化コー
ドにて変換後のデータを示し、ここでは情報“０パが６
個続く場合の例を示す。このように情報“０”が長く続
く場合、に、■に示すように情報“′０”の連続の中央
部を連続する情報“１″に変換すれば、■のデータに対
応する再生信号波形は■のようになり、第２図Ｃに発生
していた情報“°０”の連続部分の振動波形が無くなる
。

従って、スライスレベルの値を＋ｖ’、　　−ｖ’のよ
うに下限を低く設定可能となって、振幅マージンが拡が
る。■は再生信号波形■を微分した微分波形のゼロクロ
ス点を検出した波形であって再生信号波形■のピーク位
置に対応している。この波形■から連続する情報“１”
を検出して除外すれば波形■に示す情報パルスになり、
■に示す最初め入力データが再生できる。

ここで問題となるのは連続する情報“１″部分の記録密
度が、本来の最高記録密度である“１０１”パターン部
より高く、振幅レベルが低くなり、スライスレベルの上
限の低下にならないかと言うことであるが、第４図に示
すような３ビツトパターン“’　００１０１０１００”
の中央ビットの振幅減少Ｈの値の方が大きく、スライス
レベルの上限には何等影響を与えない。

第５図は本発明による変復調方式のブロック図を示す。

まず磁気ディスク装置に対する書込み時は、ＮＲＺ書込
みデータをエンコーダ８により（１，７）符号化コード
又は（２，７）符号化コードにて符号化データに変換す
る。“０”検出回路９では変換された入力データの中に
情報“０″′が６個或いは７個連続している位置の“有
”無”を検出する。

“有”を検出した時には連続する情報“０”の６個或い
は７個の配列の中央部の２個（７個連続のときは対称形
ではないので予め規定する）を“１”変換回路１０にて
情報“１”に変換する。即ち連続する情報“′１′′が
情報“０”の２個或いは３個の間に挿入されたパターン
になる。“１”変換回路１０の出力は書込み回路１１と
磁気ヘッド２とを介して記録媒体１に書込まれる。

一方読出し時には、記録媒体１に書込まれた情報が磁気
ヘッド２により読出され、以下第１図の復調回路を介し
てパ１”検出回路１２に入力される。

パ１”検出回路１２では、入力された情報の中に情報“
′１”が２個連続している位置の“有”無”を検出する
。情報“ｌ”の２個連続の“有”を検出した時には、検
出した情報“１”の２個連続をすべて“′０”変換回路
１３により情報“０”に変換する。しかる後にデコーダ
１４により（１，７）符号化データ又は（２，７）符号
化データを元のＮＲＺ書込みデータに変換する。

これにより、本来の情報ではない連続する情報“１”が
書込み時に変換変調され、読出し時に復１１１復調され
て元のＮＲＺ書込みデータを読出し得たことになり、し
かも振動波形の影響を排除できる。

ｆｇｌ　　発明の効果。

以上詳細に説明したように本発明の変復調方式によれば
、連続する情報“０”を少なくして記録媒体に書込める
ため、再生波形には薄膜ヘッド特有の振動波形が現れな
くなり振幅マージンが広くなる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の磁気ディスク装置の復調回路の構成例、
第２図は第１同各部の波形図、第３図は本発明の詳細な
説明するための波形図、第４図は３ビツトパターンの振
幅減少を説明する図、第５図は本発明による変復調方式
のブロック図を示す。 図において９はｔｏ＃検出回路、１０は１”変換回路、
１２は“１”検出回路、　１３は“Ｏ′変換回路を示す
。 第　１　図 第２図 第′３ＷＩ 第４１１１

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 情報の記録再生を（１、７）符号化コード又は（２、７
   ）符号化コードの変復調方式にて行う磁気ディスク装置
   において、該磁気ディスク装置に前記各符号化コードに
   て変換後のデータに連続する情報“０”の少なくとも６
   個の“有”“無”を検出する“０”検出回路と、該“０
   ”検出回路が“有”を検出したる際に前記連続する情報
   “０”の中央部の２個を情報“１”に変換する“１”変
   換回路を設けて記録を行い、該記録を読出したデータか
   ら前記連続する情報“１”の“有”“無”を検出する“
   １”検出回路と、該“１”検出回路が“有”を検出した
   る際に該検出した連続する情報“１”を情報“０”に変
   換する“０”変換回路とを設けて再生を行うようにした
   ことを特徴とする変復調方式。