JP2786015B2 - 磁気デイスク装置 - Google Patents

磁気デイスク装置

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JP2786015B2 JP41299190A JP41299190A JP2786015B2 JP 2786015 B2 JP2786015 B2 JP 2786015B2 JP 41299190 A JP41299190 A JP 41299190A JP 41299190 A JP41299190 A JP 41299190A JP 2786015 B2 JP2786015 B2 JP 2786015B2
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  • Moving Of The Head To Find And Align With The Track (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、データを読み出し自在
に記録する磁気デイスク装置に関し、特に、セクタサー
ボ方式の磁気デイスク装置において、このサーボセクタ
に記録されるサーボ情報の符号化の改良に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】最近の小型の磁気デイスク装置は、記憶
容量を増やすためにデータトラック密度が非常に高くな
ってきている。このため、磁気ヘッドとデータトラック
との位置ずれを非常に小さくする必要が生じ、セクタサ
ーボ方式を採用した磁気デイスク装置が増えてきてい
る。このセクタサーボ方式は、データ記録面内へヘッド
位置の位置決めを行うためのサーボ情報を書き込んでお
くものであり、アイデアは古くから知られており、例え
ば、特開昭51-131607号公報に記載された「ト
ランスジューサ位置ずけシステム」(以下、第1の従来
技術という)は、最近使用されているセクタサーボ方式
に類似した構成になっている。また、別の例として、D
MAシステム社の装置に関する文献(「MINI-MICRO SY
STEMS 1983年 2月号の記事“Embedded servo comes to
51/4in.cartridge disk”」)(以下、第2の従来技術
という)が知られている。
【0003】図5は、セクタサーボ方式の磁気デイスク
上におけるデータ記録領域を示す説明図である。1は磁
気デイスク、30はサーボセクタである。磁気デイスク
1のデータ記録面には、回転中心に対して同心円状に多
数のデータトラックが形成されているが、このデータト
ラックを半径方向に横断してくさび状にサーボセクタ3
0が形成されている。この例では、サーボセクタ30は
45度毎に8つ形成されている。すなわち、各データト
ラックを通過するヘッドは1周中に8回サーボ情報を検
出することになる。実際には、サーボセクタは32〜6
4個程度設けられる。図6は、サーボセクタ30の内容
を示す説明図である。31はデータトラックに記録され
たユーザデータ、32はデータトラックの中央線であ
る。図6には図示しない磁気ヘッドは、データトラック
上を図の左から右に移動する。33はトラックを識別す
るための粗位置情報、34は1トラック内のオフトラッ
ク量を検出するための精密位置情報であり、これらでサ
ーボ情報が構成される。35は信号が全く記録されてな
いDCイレーズ部であり、粗位置情報33の始点を検出
するために形成されている。粗位置情報33は、シーク
中の現在位置を検出するために用いられ、1つのサーボ
セクタから次のサーボセクタまでの時間中に通過する最
大のトラック数を識別できる必要がある。また、サーボ
セクタ上を磁気ヘッドが通過するとき、ヘッドは常にト
ラックの真上にくるとは限らないので、トラックとトラ
ックの中間でも位置を検出できる必要がある。このた
め、隣接するトラックの符号と1ビットだけ異なる符
号、例えばグレイコード等が用いられる。なお、データ
の書き込み読み出し系に用いられる変調方式であるMF
Mや2−7RLLは、グレイコードをこれらの方式で変
調すると同じ値のビットの部分でも、隣接するトラック
間で磁化状態反転の方向が逆になったりする不都合を生
じて使用できない。精密位置情報34は、トラックの中
央線に対してデイスクの中心側(図で上方)にオフトラ
ックした位置に記録されたデータと、反対にデイスクの
外周側(図で下方)にオフトラックしたデータとから構
成される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上説明した第1の従
来技術では、サーボ情報の「1」と「0」で磁化状態反
転位置をずらせものであるため、構成が単純であるとい
う利点がある。しかし、クロック情報を含んでないの
で、粗位置情報のビットセルの同期をとりにくいという
欠点がある。また、第2の従来技術では、各ビットセル
の初めにクロック情報があるので同期位をとりやすいと
いう利点はあるが、第1の従来技術に比して磁化状態反
転の間隔が詰まっているため、誤りのある情報検出を行
なう可能性があるという欠点がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、磁気ヘッドを
所望の位置に移動させ位置づけるためのサーボ情報がデ
ータ記録面内の同一半径上に整列して記録されたセクタ
サーボ方式の磁気デイスクを有する磁気デイスク装置に
おいて、このサーボ情報のうちの粗位置情報(33)は、隣
接する複数のデータトラックを各々識別する符号列であ
る、トラック方向に配列した複数のビットセルからな
り、各ビットセルは第1の値([0])または第2の値([1])
を表す磁化状態にあり、この磁化状態の反転部分はビッ
トセルの境界である前縁、後縁または中央付近だけにあ
り、ビットセルの前縁では1ビットおきに同じ方向の磁
化状態反転があり、第1の値を表すビットセルはその中
央付近に磁化状態反転はなく、第2の値を表すビットセ
ルはその中央付近に磁化状態反転が有り、この中央の磁
化状態反転は上記1ビットおきの前縁の磁化状態反転と
は逆方向になっているものである。
【0006】また、本発明は、スピンドル(2)により回
転される1枚または複数枚の磁気デイスク(1)と、この
磁気デイスクの表面に近接してデータの読み出しと書き
込みを行う磁気ヘッド(3)と、この磁気ヘッドを所望の
位置へ移動させるアクチエータ機構(16)と、このアクチ
エータ機構を駆動する位置制御回路(5,6,9,10,11,12,1
3,14)と、データの読み出しおよび書き込みを行う読み
出し書き込み回路(4,5,6,7,8)と、上位装置とのデータ
授受を行うインターフェース回路(17)とを含み、上記磁
気デイスクは、少なくとも1つのデータ記録面に同心円
状に形成された各データトラックを、半径方向に横断し
てくさび状に形成した複数のサーボセクタ(30)を有し、
このサーボセクタには、磁気ヘッドを所望の位置に移動
させ位置づけるためのサーボ情報が粗位置情報(33)と精
密位置情報(34)とに分けて記録されており、この粗位置
情報は、上記各データトラックを識別する符号列であ
る、トラック方向に配列した複数のビットセルからな
り、各ビットセルは第1の値([0])または第2の値([1])
を表す磁化状態にあり、この磁化状態の反転部分はビッ
トセルの境界である前縁、後縁または中央付近だけにあ
り、ビットセルの前縁では1ビットおきに同じ方向の磁
化状態反転があり、第1の値を表すビットセルはその中
央付近に磁化状態反転はなく、第2の値を表すビットセ
ルはその中央付近に磁化状態反転が有り、この中央の磁
化状態反転は上記1ビットおきの前縁の磁化状態反転と
は逆方向になっており、上記精密位置情報は、読み出し
信号の振幅の差が微小な位置ずれ量の関数になるよう
に、データトラックの中央線(32)に対してデイスク中心
側にオフトラックした位置に記録されたデータとデイス
ク外周側にオフトラックした位置に記録されたデータと
から構成されたものである。
【0007】
【作用】粗位置情報を読みとると、1ビットおきにビッ
トセルの前縁で必ずパルスが検出されるので、この検出
された信号をクロック情報として使用することができ、
同期が取り易くなる。これにより、磁気ヘッドのトラッ
クキング動作が安定になる。
【0008】
【実施例】本発明について図面を用いて詳細に説明す
る。図1は、本発明の磁気デイスク装置に使用する磁気
デイスクの粗位置情報の一実施例を示す図であり、(a)
はビットセルのデータ値を示す図であり、第1の値、例
えば「0」と第2の値、例えば「1」の組み合わせで粗
位置情報が構成されている。(b)はこのビットの粗位置
情報の書き込み波形を示し、この波形によりトラックが
S極またはN極に着磁され磁化される。(c)はこのビッ
トの粗位置情報の読み出し波形を示すものである。図で
一番左のビットセルから順に読み出されるわけである
が、この1番目のビットセルの前縁(左端)で正方向の
磁化状態反転があり、以下、奇数番目である3番目、5
番目、7番目のビットセルの前縁で同様に正方向の磁化
状態反転がある。この奇数番目のビットセルの前縁のタ
イミングはクロック情報として使用するようにしてい
る。また、1番目のビットセルの前縁は、サーボ情報の
粗位置情報のスタートビットとしても作用する。「0」
を表すビットセル(1、2、3、6番目のビットセル)
は、ビットセルの中央部分で磁化状態反転はなく、
「1」を表すビットセル(4、5、7、8、9番目のビ
ットセル)は、ビットセルの中央部分で負方向の磁化状
態反転がある。クロック情報として使用しない偶数番目
のビットセルの前縁は、「1」におうじて磁化状態反転
が矛盾なく生じるように、磁化状態が反転したりしなか
ったりする。例えば、ビットセルの3番目と4番目の
間、5番目と6番目の間では、磁化状態の反転は生じな
い。最小磁化状態反転間隔は、ビットセル周期の1/2
である。なお、この(a)の例は、2ビットの全ての組み
合わせを示した。
【0009】(d)は上記の第1の従来技術におけるビッ
トセルのデータを書き込むための波形を示し、(e)はそ
の読み出し波形を示す。クロック情報がないために、そ
れだけ磁化状態反転は粗であるが、最小磁化状態反転間
隔は本発明の(b),(c)と同様にビットセル周期の1/2
である。また、(f)は上記の第2の従来技術におけるビ
ットセルのデータを書き込むための波形を示し、(g)は
その読み出し波形を示す。各ビットセル毎に同一方向に
クロック情報として使用する磁化状態反転があるが、最
小磁化状態反転間隔はビットセル周期の1/3であり、
1/2の場合に比して隣接ビット間で干渉を起こし、ビ
ットシフトを生じ易い。本発明では、ビットセルの符号
のデコードは、ビットセルの中央付近に磁化状態反転が
有るか否かを検出するだけで、簡単に行える。
【0010】図2は本発明の磁気デイスク装置の全体を
示すブロック図である。スピンドル軸18に固定された
2枚の磁気デイスク1は、スピンドルモータ2によって
回転駆動される。4個の磁気ヘッド3は、回動自在にキ
ヤリッジに取り付けられ、アクチエータとしてのボイス
コイルモータ16によって所望の位置に駆動制御される
ようになっている。磁気ヘッド3によって読み出された
磁気デイスク1上のデータは、LSIからなるリード・
ライトアンプ4のリードアンプで増幅された後、さらに
自動利得制御アンプ5で増幅される。十分増幅されたリ
ード信号は、ピークデイテクタ6でリードパルスデータ
(RDP)に変換される。サーボ情報以外のデータは、
2−7RLLコード(符号)で記録されているので、こ
のリードパルスデータはリードデコーダ7でNRZデー
タに復調され、インターフェース回路17に送出され
る。上位装置から送られてきたライトデータは、逆にイ
ンターフェース回路17を経てライトエンコーダ8で2
−7RLLコードに変換され、リード・ライトアンプ4
のライトアンプで増幅された後、磁気デイスク1上のデ
ータ記録領域に記録される。
【0011】サーボセクタの情報の内、粗位置情報は、
コースサーボデイテクタ9で検出され、後記するように
データ処理される。一方、精密位置情報は、そのアナロ
グ信号の振幅がシグナルレベルデイテクタ10で検出さ
れ、ADコンバータ11でデジタル信号に変換された
後、マイクロプロセッサ12に読み込まれる。マイクロ
プロセッサ12は入力された粗位置情報と精密位置情報
とから磁気ヘッド3の現在位置を検出し、インターフェ
ース回路17から受け取る命令に応じて磁気ヘッド3を
目標位置に位置決めするために必要なサーボ制御の計算
を行い、DAコンバータ13にアクチエータを駆動する
ためのデジタル値をセットする。DAコンバータ13は
受け取ったデジタル信号をアナログ信号に変換し、パワ
ーアンプ14で増幅した後、ボイスコイル16に出力す
る。また、マイクロプロセッサ12はスピンドルモータ
ドライバ15にも制御信号を出力しており、これにより
スピンドルモータ2の制御も行っている。
【0012】図3は粗位置情報検出回路として作用する
コースサーボデイテクタ9の内容を示すブロック図であ
る。また、図4はこの回路の各部の信号のタイムチャー
トである。以下、図3と4を用いて粗位置情報の符号の
デコード方法について説明する。このコースサーボデイ
テクタ9は、ピークデイテクタ6からのリードデータパ
ルスRDP(図4の(b))のほかに基準クロック(図4
の(e))を入力する。なお、この回路が不必要なタイミ
ングで動作しないようなガードをかけるために、実際に
はこのほかにもいくつかのタイミング信号が入力される
が、この発明の説明には必要ないので省略する。なお、
図4の(a)は読み出されたコースサーボリード信号であ
る。
【0013】基準クロックは、リードデータパルスRD
Pの2ビット毎に挿入されるクロックビットのタイミン
グを基準にしてカウンタを動作させてデータ弁別ウイン
ドウを作るが、このタイミングのばらつきを抑えるため
に、粗位置情報のビットセルに比して十分に高い分解能
を有するクロックでなければならない。この実施例で
は、ビットセルの1/16の周期のクロックを用いた。
すなわち、ビットセルが400nsのとき基準クロックは40M
Hzになる。
【0014】上記したように粗位置情報の前には、粗位
置情報の始点を検出するためにDCイレーズ部がある。
イレーズデイテクタ20でイレーズデイテクト信号(図
4の(c))が検出されると、次いでフリップフロップ回
路21からクロックビットデイテクト信号(図4の
(d))が出力される。このクロックビットデイテクト信
号によって、それまでリセットされていた8ビットのツ
イステッド・リングカウンタ22が基準クロックをカウ
ントし始める(図4の(f))。なお、このカウンタは通
常の16進のカウンタでもよいが、図3の実施例のツイ
ステッド・リングカウンタ22のように、8ビットのシ
フトレジスタの最終段出力をインバータ23で反転して
初段に戻す回路の方が、必要なタイミング信号が作り易
い。
【0015】ロジック回路の遅延時間が短い場合、ツイ
ステッド・リングカウンタ22の5段目の出力が、デー
タ弁別ウインドウとして使用できる。このデータウイン
ドウ信号(図4の(g))がHレベルのときリードデータ
パルスRDPの前縁が検出されると、データは「1」と
判断され、フリップフロップ回路24のデータラッチ出
力(図4の(j))はHレベルにセットされる。このデー
タラッチ出力は、データウインドウ信号がLレベルにな
っている時間の中央部分のタイミングで、論理回路25
の出力のデータラッチリセット信号(図4の(l))によ
りリセットされLレベルになる。このリセットの前に、
データウインドウ信号がLレベルになったときにインバ
ータ26から出力される信号によって、フリップフロッ
プ回路27からHレベルのデイテクテッドデータ出力
(図4の(k))が送出され、「1」が認知される。
【0016】データウインドウ信号の後縁(Hレベルか
らLレベルになる点)のタイミングで出力されるインバ
ータ26の出力信号は、フリップフロップ回路28、2
9からなる2進カウンタにより2回カウント(図4の
(h))され、フリップフロップ回路29からキヤリ信号
(図4の(i))が出力される。フリップフロップ回路2
1はこのキヤリ信号によってリセットされ、クロックビ
ットデイテクト信号は一旦Lレベルになる。しかし、そ
の直後のリードデータパルスRDPによってフリップフ
ロップ回路21がセットされるため、クロックビットデ
イテクト信号は再びHレベルになり、以後同様な動作を
繰り返す。このように、2ビットセル毎にクロックビッ
トデイテクト信号をリセットする理由は、スピンドルモ
ータの回転数の誤差で徐々にデータウインドウのタイミ
ングが最適値からずれて行くので、2ビットセル毎に同
期を取り直してタイミングずれを防ぐためである。した
がって、ずれが生じなければ、上記のようなリセット動
作は必要ない。なお、図4において、右の方で、(j)の
データラッチの波形が点線で示された部分は、ピーク検
出が前へシフトした例を示している。リードデコーダ7
でデコードされたデータはグレイコードになっているの
で、さらに通常の2進符号に戻す必要があるが、その変
換方法はよく知られているので省略する。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の磁気デイ
スク装置によると、サーボ情報の粗位置情報は、ビット
セルの1ビットおきにクロック情報が検出されるので同
期が取り易く、しかも、最小磁化状態間隔はビットセル
周期の1/2で十分な長さを有しているので、誤検出す
るようなこともないという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】磁気デイスクの粗位置情報のビットセルの値お
よびその書き込み波形、読み出し波形の図である。
【図2】磁気デイスク装置のブロック図である。
【図3】図2のコースサーボデイテクタ9の内容のブロ
ック図である。
【図4】図3の各部分の信号波形図である。
【図5】一般的なセクタサーボ方式のデータ記録面の説
明図である。
【図6】図5のサーボセクタの内容構成を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 磁気デイスク 3 磁気ヘッド 9 コースサーボデイテクタ 12 マイクロプロセッサ 16 ボイスコイルモータ 30 サーボセクタ 32 トラックの中央線 33 粗位置情報 34 精密位置情報 35 DCイレーズ

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気ヘッドを所望の位置に移動させ位置
    づけるためのサーボ情報がデータ記録面内の同一半径上
    に整列して記録されたセクタサーボ方式の磁気デイスク
    を有する磁気デイスク装置において、 このサーボ情報のうちの粗位置情報は、隣接する複数の
    データトラックを各々識別する符号列である、トラック
    方向に配列した複数のビットセルからなり、各ビットセ
    ルは第1の値または第2の値を表す磁化状態にあり、こ
    の磁化状態の反転部分はビットセルの境界である前縁、
    後縁または中央付近だけにあり、ビットセルの前縁では
    1ビットおきに同じ方向の磁化状態反転があり、第1の
    値を表すビットセルはその中央付近に磁化状態反転はな
    く、第2の値を表すビットセルはその中央付近に磁化状
    態反転が有り、この中央の磁化状態反転は上記1ビット
    おきの前縁の磁化状態反転とは逆方向になっていること
    を特徴とする磁気デイスク装置。
  2. 【請求項2】 スピンドルにより回転される1枚または
    複数枚の磁気デイスクと、この磁気デイスクの表面に近
    接してデータの読み出しと書き込みを行う磁気ヘッド
    と、この磁気ヘッドを所望の位置へ移動させるアクチエ
    ータ機構と、このアクチエータ機構を駆動する位置制御
    回路と、データの読み出しおよび書き込みを行う読み出
    し書き込み回路と、上位装置とのデータ授受を行うイン
    ターフェース回路とを含み、 上記磁気デイスクは、少なくとも1つのデータ記録面に
    同心円状に形成された各データトラックを、半径方向に
    横断してくさび状に形成した複数のサーボセクタを有
    し、 このサーボセクタには、磁気ヘッドを所望の位置に移動
    させ位置づけるためのサーボ情報が粗位置情報と精密位
    置情報とに分けて記録されており、 この粗位置情報は、上記各データトラックを識別する符
    号列である、トラック方向に配列した複数のビットセル
    からなり、各ビットセルは第1の値または第2の値を表
    す磁化状態にあり、この磁化状態の反転部分はビットセ
    ルの境界である前縁、後縁または中央付近だけにあり、
    ビットセルの前縁では1ビットおきに同じ方向の磁化状
    態反転があり、第1の値を表すビットセルはその中央付
    近に磁化状態反転はなく、第2の値を表すビットセルは
    その中央付近に磁化状態反転が有り、この中央の磁化状
    態反転は上記1ビットおきの前縁の磁化状態反転とは逆
    方向になっており、 上記精密位置情報は、読み出し信号の振幅の差が微小な
    位置ずれ量の関数になるように、データトラックの中央
    線に対してデイスク中心側にオフトラックした位置に記
    録されたデータとデイスク外周側にオフトラックした位
    置に記録されたデータとから構成された ことを特徴とする磁気デイスク装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 位置制御回路は、粗位置情報を検出するためのデジタル
    粗位置情報検出回路と、精密精密位置情報を検出するた
    めのアナログ振幅検出回路と、検出されたアナログ出力
    をデジタル値に変換するアナログ・デジタル変換器と、
    検出された粗位置情報および精密位置情報からなるサー
    ボ情報とインターフェース回路から入力された目標位置
    情報とからアクチエータ機構を駆動するための制御量を
    演算するマイクロプロセッサと、演算された制御量をア
    ナログ値に変換するデジタル・アナログ変換器と、制御
    量に基づいてアクチエータ機構を駆動する駆動回路と から構成したことを特徴とする磁気デイスク装置。
  4. 【請求項4】 請求項2において、 読み出し書き込み回路は、磁気ヘッドに接続された読み
    出し前置増幅器および書き込み前置増幅器と、読み出し
    たデータを増幅する自動利得制御増幅器と、読み出した
    データのピークを検出するピーク検出回路と、ピーク検
    出したデータを読み出し復調する復調回路と、書き込む
    データを変調する変調回路と から構成したことを特徴とする磁気デイスク装置。
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