JP2007090527A - 後処理装置の節電制御方法、及び、画像形成システム - Google Patents

後処理装置の節電制御方法、及び、画像形成システム Download PDF

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Sachiko Narita
祥子 成田
Masayoshi Ariji
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Masaaki Nishi
昌章 西
Takashi Kokubu
隆 国分
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Abstract

【課題】 無駄な消費電力を抑える後処理装置の節電制御方法、及び、画像形成システムを得る。
【解決手段】 画像形成装置10のメイン制御部22は、複数の後処理装置40A、40Bの各々の使用状態を認識すると共に、その使用状態に応じて後処理装置40A、40Bの各々に対して節電モードへの移行を指示する。節電モードへの移行を通知された後処理装置40A、40Bは、節電モード時に該後処理装置40A、40B内で通電状態が維持される対象として予め設定された構成部を除き、該後処理装置40A、40B内の電力供給を遮断する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、画像形成装置に接続される後処理装置の節電制御方法、画像形成装置に後処理装置が接続される画像形成システムに関する。
画像形成装置に複数の後処理装置が接続される場合がある。これらの後処理装置では、画像形成装置の稼動時には、常に電力が供給された状態となっている。
すなわち、プリンタコントローラの一部の回路要素への給電と給電の停止を行う等、節電モードへの移行や復旧の技術を搭載した画像形成装置(例えば、特許文献1、特許文献2参照)は、従来から存在するが、その節電モードへの移行、復旧は、画像形成装置(本体)と全ての後処理装置とに対して実施されているので、画像形成装置(本体)の稼動時には、後処理装置に常に電力が供給された状態となっている。
後処理装置には、使用状況に関係なく電力が供給されているので、無駄な電力が消費されていた。
特開2001−328313公報 特開2002−63011公報
本発明は、上記事実を考慮して、無駄な消費電力を抑える後処理装置の節電制御方法、及び、画像形成システムを提供することを課題とする。
請求項1に記載する本発明の後処理装置の節電制御方法は、画像形成装置に接続された複数の後処理装置のうちで、連続不使用時間が予め設定された時間以上である後処理装置の有無を前記画像形成装置が判断する第1ステップと、前記第1ステップで連続不使用時間が予め設定された時間以上である後処理装置があると判断した場合に、前記画像形成装置が該後処理装置へ節電モードへの移行を通知する第2ステップと、前記第2ステップで節電モードへの移行を通知された前記後処理装置が、節電モード時に該後処理装置内で通電状態が維持される対象として予め設定された構成部を除き、該後処理装置内の電力供給を遮断する第3ステップと、を有することを特徴とする。
請求項1に記載する本発明の後処理装置の節電制御方法によれば、第1ステップでは、画像形成装置に接続された複数の後処理装置のうちで、連続不使用時間(使用終了時点から連続して不使用である時間)が予め設定された時間以上である後処理装置の有無を画像形成装置が判断する。第2ステップでは、第1ステップで連続不使用時間が予め設定された時間以上である後処理装置があると判断した場合に、画像形成装置が該後処理装置へ節電モードへの移行を通知する。第3ステップでは、第2ステップで節電モードへの移行を通知された後処理装置が、節電モード時に該後処理装置内で通電状態が維持される対象として予め設定された構成部を除き、該後処理装置内の電力供給を遮断する。
請求項2に記載する本発明の後処理装置の節電制御方法は、請求項1記載の構成において、前記第2ステップで節電モードへの移行を通知された前記後処理装置が、前記画像形成装置に接続された複数の後処理装置のうちで、最後部に接続された後処理装置である場合には、前記第3ステップでは、該後処理装置内で記録用紙を搬送する搬送部へは少なくとも通電せず、最後部以外に接続された後処理装置である場合には、該後処理装置内で記録用紙を搬送する搬送部へは少なくとも通電状態を維持することを特徴とする。
請求項2に記載する本発明の後処理装置の節電制御方法によれば、第2ステップで節電モードへの移行を通知された後処理装置が、画像形成装置に接続された複数の後処理装置のうちで、最後部に接続された後処理装置である場合には、第3ステップでは、該後処理装置内で記録用紙を搬送する搬送部へは少なくとも通電せず、最後部以外に接続された後処理装置である場合には、該後処理装置内で記録用紙を搬送する搬送部へは少なくとも通電状態を維持する。
請求項3に記載する本発明の画像形成システムは、記録用紙に画像形成する画像形成装置と、前記画像形成装置に順次接続され、前記画像形成装置から排出された前記記録用紙に対して後処理を施す複数の後処理装置と、複数の前記後処理装置の各々の使用状態を認識すると共に、前記使用状態に応じて前記後処理装置の各々に対して節電モードへの移行を指示する制御手段と、を有することを特徴とする。
請求項3に記載する本発明の画像形成システムによれば、制御手段は、複数の後処理装置の各々の使用状態を認識すると共に、使用状態に応じて後処理装置の各々に対して節電モードへの移行を指示する。なお、制御手段は、画像形成装置内に設けられていてもよいし、画像形成装置外に設けられてもよい。
請求項4に記載する本発明の画像形成システムは、請求項3記載の構成において、前記制御手段が、前記後処理装置の各々における前記記録用紙の格納量に基づいて、節電モードにある後処理装置に対して復旧を指示することを特徴とする。
請求項4に記載する本発明の画像形成システムによれば、制御手段は、後処理装置の各々における記録用紙の格納量に基づいて、節電モードにある後処理装置に対して復旧を指示する。
請求項5に記載する本発明の画像形成システムは、請求項3又は請求項4に記載の構成において、前記制御手段の指示によって、前記後処理装置の各々に対して電源供給及び電源供給の遮断がなされ、前記画像形成装置の稼動状態で前記画像形成装置に接続される特定の後処理装置への電源供給を遮断することによって該後処理装置の接続解除を許容することを特徴とする。
請求項5に記載する本発明の画像形成システムによれば、画像形成装置の稼動時に特定の後処理装置の接続を解除する場合には、制御手段の指示によって、その特定の後処理装置への電源供給が遮断される。
請求項6に記載する本発明の画像形成システムは、請求項3から5のいずれか一項に記載の構成において、前記制御手段の指示によって、前記画像形成装置の稼動中に該画像形成装置へ接続される後処理装置に対して電源供給が可能であることを特徴とする。
請求項6に記載する本発明の画像形成システムによれば、画像形成装置の稼動中にその画像形成装置へ後処理装置が接続される場合に、制御手段の指示によって、その後処理装置に対して電源供給がされる。
請求項7に記載する本発明の画像形成システムは、請求項3から6のいずれか一項に記載の構成において、前記後処理装置と前記画像形成装置との接続解除がなされた状態では、前記制御手段は、少なくとも前記後処理装置が前記記録用紙を排出中であるか否かを判断して、前記画像形成装置を停止させるか否かを決定することを特徴とする。
請求項7に記載する本発明の画像形成システムによれば、後処理装置と画像形成装置との接続解除がなされた場合には、制御手段は、少なくともその後処理装置が記録用紙を排出中であるか否かを判断して、画像形成装置を停止させるか否かを決定する。
以上説明したように、本発明の後処理装置の節電制御方法及び画像形成システムによれば、無駄な消費電力を抑えることができるという優れた効果を有する。
本発明における後処理装置の節電制御方法が適用された画像形成システムの第1の実施形態を図面に基づき説明する。
図1には、画像形成システム80を構成し、後処理装置の節電制御方法に適用される画像形成装置10及び後処理装置(第1後処理装置40A、第2後処理装置40B、第3後処理装置40C)が示されている。なお、図1では、画像形成装置10、第1〜第3後処理装置40A〜40Cが離れて図示されているが、使用時には、画像形成装置10に第1〜第3後処理装置40A〜40Cが順次接続された状態(所謂重連接続の状態)とされる。
また、第1後処理装置40A、第2後処理装置40B、及び、第3後処理装置40Cの構成は、同一の構成であるため、同一構成部については、符号の末尾のみを変えて(第1後処理装置40Aの構成部は、末尾をA、第2後処理装置40Bの構成部は、末尾をB、第3後処理装置40Cの構成部は、末尾をCとして)示し、同一構成部についての重複説明は省略する。
画像形成装置10は、記録用紙Pを格納するための印刷前用紙格納装置部12を備えると共に、記録用紙Pに画像形成する画像形成部14(図2参照)を備え、画像形成された記録用紙Pを用紙搬送部16が搬送するようになっている。用紙搬送部16の用紙搬送下流側には、用紙搬送連結装置部18が設けられ、この用紙搬送連結装置部18は、画像形成装置10に接続される第1後処理装置40Aの用紙搬送連結装置部44Aと接続されるようになっている。これによって、画像形成装置10の用紙搬送連結装置部18から搬送された記録用紙Pが第1後処理装置40Aの用紙搬送連結装置部44Aを経て第1後処理装置40A内に搬送されるようになっている。画像形成装置10と第1後処理装置40Aとは、画像形成装置10のロック装置部20と第1後処理装置40Aのロック装置部46Aとによって、物理的に連結されるようになっている。
図2に示されるように、印刷前用紙格納装置部12、画像形成部14、用紙搬送部16、及び、ロック装置部20は、制御手段としてのメイン制御部22に接続され、用紙搬送連結装置部18は、用紙搬送部16を介してメイン制御部22に接続されている。メイン制御部22には、各構成部に電力を供給するための電源部24が接続されており、電源部24には、電源スイッチ26が接続されて電力供給のオン/オフをできるようになっている。
図1に示されるように、画像形成装置10の上部には、入力操作用及びモニタ表示用の操作/表示部28が設けられている。この操作/表示部28からは、第1〜第3後処理装置40A〜40Cを節電モードへ移行させる条件となる連続不使用時間(例えば、30分)の閾値情報を入力することもできる。
また、画像形成装置10の用紙搬送連結装置部18の下方には、通信装置部30が設けられており、この通信装置部30は、第1後処理装置40Aの通信装置部48Aとの間で情報の送受信ができるようになっている。通信装置部30の下方には、第1後処理装置40Aに電源供給するための電源供給装置部32が設けられている。この電源供給装置部32に対向して第1後処理装置40Aには、電源受給装置部50Aが設けられており、電源供給装置部32から電源供給を受けることができるようになっている。
図2に示されるように、操作/表示部28、通信装置部30、及び、電源供給装置部32は、メイン制御部22に接続されている。メイン制御部22には、構成情報部34が接続されて画像形成装置10に接続される第1〜第3後処理装置40A〜40Cの装置構成(コンフィグレーション)等を更新できるようになっている。また、メイン制御部22には、CPU36が接続されて演算処理可能とされると共に、ROM/RAM(不揮発性メモリ/揮発性メモリ)38が接続されている。
図1に示される第1〜第3後処理装置40A〜40Cは、画像形成装置10から排出された記録用紙Pに対して後処理を施すようになっている。
第1後処理装置40Aの上部には、ロック状態LED52A、ロック施錠/解除スイッチ部53Aが設けられており、ロック状態LED52Aは、ロック施錠LEDとロック解除LEDとを備え、点灯によって画像形成装置10のロック装置部20と第1後処理装置40Aのロック装置部46Aとのロック施錠又は解除の状態を表示し、ロック施錠/解除スイッチ部53Aは、ロック施錠又は解除用のスイッチ部とされている。
ロック状態LED52A、ロック施錠/解除スイッチ部53Aに近接して節電状態LED54A、節電遷移/解除スイッチ部55Aが設けられている。節電状態LED54Aは、節電状態を表示し、節電遷移/解除スイッチ部55Aは、節電遷移/解除用のスイッチ部とされている。また、節電状態LED54A、節電遷移/解除スイッチ部55Aに近接して入力操作用及びモニタ表示用の操作/表示部56Aが設けられている。
第1後処理装置40Aにおける用紙搬送連結装置部44Aの用紙搬送下流側の下方には、用紙後処理部58A、用紙格納部59Aが設けられており、搬送された印刷済みの記録用紙Pに対して用紙後処理部58Aが後処理作業(綴じ作業、穴開け作業等)をし、後処理された記録用紙Pを用紙格納部59Aに格納するようになっている。
用紙後処理部58A、用紙格納部59Aの上方には、用紙搬送部60A、用紙振分部61Aが設けられ、記録用紙Pを用紙搬送部60Aが搬送して用紙振分部61Aが振分けるようになっている。これにより、第1後処理装置40Aで後処理される記録用紙Pは、用紙後処理部58Aへ振り分けられ、第2後処理装置40Bに搬送される記録用紙Pは、用紙搬送部60Aの用紙搬送下流側にある用紙搬送連結装置部62Aへ向けて搬送されるようになっている。
用紙搬送連結装置部62Aは、第2後処理装置40Bの用紙搬送連結装置部44Bと接続されるようになっている。これによって、第1後処理装置40Aの用紙搬送連結装置部62Aから搬送された記録用紙Pが第2後処理装置40Bの用紙搬送連結装置部44Bを経て第2後処理装置40B内に搬送されるようになっている。第1後処理装置40Aと第2後処理装置40Bとは、第1後処理装置40Aのロック装置部64Aと第2後処理装置40Bのロック装置部46Bとによって、物理的に連結されるようになっている。
また、第1後処理装置40Aの用紙搬送連結装置部62Aの下方には、通信装置部66Aが設けられており、この通信装置部66Aは、第2後処理装置40Bの通信装置部48Bとの間で情報の送受信ができるようになっている。通信装置部66Aの下方には、第2後処理装置40Bに電源供給するための電源供給装置部68Aが設けられている。この電源供給装置部68Aに対向して第2後処理装置40Bには、電源受給装置部50Bが設けられており、電源供給装置部68Aから電源供給を受けることができるようになっている。
図2に示されるように、前述した用紙搬送連結装置部44A、ロック装置部46A、通信装置部48A、電源受給装置部50A、ロック状態LED52A、ロック施錠/解除スイッチ部53A、節電状態LED54A、節電遷移/解除スイッチ部55A、操作/表示部56A、用紙後処理部58A、用紙格納部59A、用紙搬送部60A、用紙振分部61A、ロック装置部64A、通信装置部66A、電源供給装置部68Aは、メイン制御部42Aに接続されている。用紙搬送連結装置部62Aは、用紙搬送部60Aを介してメイン制御部42Aに接続されている。
メイン制御部42Aには、CPU70Aが接続されて演算処理可能とされると共に、ROM/RAM(不揮発性メモリ/揮発性メモリ)72Aが接続されている。また、メイン制御部42Aには、第1後処理装置40Aが後処理中(使用中)か否かを判断するための処理中判断部74Aが接続されている。
図3に示されるように、第2後処理装置40Bと第3後処理装置40Cとの接続関係は、第1後処理装置40Aと第2後処理装置40Bとの接続関係と同様である。
第2後処理装置40Bと第3後処理装置40Cとは、第2後処理装置40Bのロック装置部64Bと第3後処理装置40Cのロック装置部46Cとによって、物理的に連結されるようになっている。第2後処理装置40Bの用紙搬送連結装置部62Bは、第3後処理装置40Cの用紙搬送連結装置部44Cと接続されるようになっている。これによって、第2後処理装置40Bの用紙搬送連結装置部62Bから搬送された記録用紙Pが第3後処理装置40Cの用紙搬送連結装置部44Cを経て第3後処理装置40C内に搬送されるようになっている。
第2後処理装置40Bの通信装置部66Bは、第3後処理装置40Cの通信装置部48Cとの間で情報の送受信ができるようになっている。第2後処理装置40Bの電源供給装置部68Bは、第3後処理装置40Cに電源供給をするためのものであり、第3後処理装置40Cの電源受給装置部50Cは、第2後処理装置40Bの電源供給装置部68Bから電源供給を受けることができるようになっている。
これにより、図2に示される画像形成装置10のメイン制御部22の指示によって、第1〜第3後処理装置40A〜40Cの各々に対して電源供給及び電源供給の遮断をなすことができるようになっている。
以上の構成の画像形成システム80では、画像形成装置10のメイン制御部22が、通信装置部(30、48A、66A、48B、66B、48C、66C)間の送受信によって、第1〜第3後処理装置40A〜40Cの各々の使用状態を認識することができ、後述するように、その使用状態に応じて第1〜第3後処理装置40A〜40Cの各々に対して節電モードへの移行を指示するようになっている。
ここで、後処理装置(第1〜第3後処理装置40A〜40C)の節電モードへの自動移行例を図4のフローチャートを参照しながら説明する。
ステップ101では、画像形成装置10のメイン制御部22が、画像形成装置10に接続された複数の後処理装置(第1〜第3後処理装置40A〜40C)のうちで、一定時間使用されていない後処理装置があるか否か、すなわち、連続不使用時間(使用終了時点から連続して不使用である時間)が予め設定された時間以上である後処理装置の有無を判断する。
具体的には、画像形成装置10のメイン制御部22は、第1〜第3後処理装置40A〜40Cの処理中判断部74A〜74C、メイン制御部42A〜42C、通信装置部48A〜48C、66A〜66C、及び、画像形成装置10の通信装置部30を介して、第1〜第3後処理装置40A〜40Cの各使用終了時点を認識していると共に、各使用終了時点からの時間をタイマーによって測定しており、各使用終了時点からの時間(連続不使用時間)が予めユーザによって設定された時間(例えば、本実施形態では30分)以上である後処理装置の有無を判断する(第1ステップ)。
ステップ101において、連続不使用時間が予め設定された時間(30分)以上である後処理装置がないと判断された場合には、再びステップ101に戻り、連続不使用時間が予め設定された時間(30分)以上である後処理装置があると判断された場合には、ステップ102へ進む。
ステップ102では、その不使用の後処理装置に節電モードへの遷移(移行)を通知(指示)する。なお、ここでは、一例として、最後部に接続された第3後処理装置40Cの連続不使用時間が予め設定された時間(30分)以上であったものとして、以下説明すると、画像形成装置10のメイン制御部22は、通信装置部30から、第1後処理装置40A(通信装置部48A、メイン制御部42A、通信装置部66A)、第2後処理装置40B(通信装置部48B、メイン制御部42B、通信装置部66B)、及び、第3後処理装置40Cの通信装置部48Cを介して、第3後処理装置40Cのメイン制御部42Cへ節電モードへの遷移(移行)を通知する(第2ステップ)。
ステップ103では、ステップ102で節電モードへの遷移(移行)を通知された第3後処理装置40Cが、メイン制御部42Cの指示によって節電モード時に第3後処理装置40C内で通電状態が維持される対象として予め設定された構成部を除き、第3後処理装置40C内で用紙を搬送する用紙搬送部60C等への第3後処理装置40C内の電力供給を遮断する(第3ステップ)。すなわち、節電モード時に第3後処理装置40C内で通電状態が維持される対象として予め設定された構成部を除き、通電しない。
なお、節電モード時に第3後処理装置40C内で通電状態が維持される対象として予め設定された構成部は、メイン制御部42Cのほか、例えば、本実施形態では、電源受給装置部50C、通信装置部48C、ロック状態LED52C、及び、節電状態LED54Cとしている。電源受給装置部50Cは、復旧に必要最小限の電源等を確保するための復旧用電源確保手段として、通信装置部48Cは、画像形成装置10等と送受信するための通信手段として、ロック状態LED52C及び節電状態LED54Cは、ユーザへ第3後処理装置40Cの状態を伝えるための状態表示手段として、それぞれ通電が必要な構成部とされる。
ステップ104では、第3後処理装置40Cが、節電状態LED54Cを点灯させる。
ステップ105では、第3後処理装置40Cが、通信装置部48Cから、第2後処理装置40B(通信装置部66B、メイン制御部42B、通信装置部48B)、第1後処理装置40A(通信装置部66A、メイン制御部42A、通信装置部48A)、及び、画像形成装置10の通信装置部30を介して、画像形成装置10のメイン制御部22に節電モードへ遷移(移行)したことを通知する。
ステップ106では、画像形成装置10(ロック解除の制御を行うメイン制御部22)によって、第2後処理装置40B(ロック装置部64B)と第3後処理装置40C(ロック装置部46C)とのロック解除処理がなされ、ステップ107では、第2後処理装置40B(ロック装置部64B)と第3後処理装置40C(ロック装置部46C)とのロック解除が可能か否かが判断される。
ステップ107で、ロック解除が不可能と判断された場合には、再びステップ106の前に戻り、ロック解除が可能と判断された場合には、ステップ108へ進み、第2後処理装置40B(ロック装置部64B)と第3後処理装置40C(ロック装置部46C)とがロック解除される。
ステップ109では、第3後処理装置40Cが、ロック状態LED52Cのロック解除LEDを点灯させる。これにより、処理が終了する。
なお、ステップ102(第2ステップ)で節電モードへの遷移(移行)を通知された後処理装置が、画像形成装置10に接続された複数の後処理装置のうちで、最後部以外に接続された後処理装置(本実施形態では、第1、第2後処理装置40A、40Bが該当)である場合には、ステップ103(第3ステップ)では、メイン制御部(42A、42B)の指示によって、該後処理装置内で記録用紙を搬送する用紙搬送部(60A、60B)及び用紙搬送連結装置部(62A、62B)へは少なくとも通電状態を維持するように、本実施形態では、予め設定がなされる。
また、上記の例では、画像形成装置10のメイン制御部22は、第1〜第3後処理装置40A〜40Cの処理中判断部74A〜74C、メイン制御部42A〜42C、通信装置部48A〜48C、66A〜66C、及び、画像形成装置10の通信装置部30を介して、第1〜第3後処理装置40A〜40Cの各使用終了時点を認識していると共に、各使用終了時点からの時間をタイマーによって測定しており、各使用終了時点からの時間(連続不使用時間)が予めユーザによって設定された時間(例えば、本実施形態では30分)以上である後処理装置の有無を判断しているが、例えば、他の例として、連続不使用時間(使用終了時点から連続して不使用である時間)を後処理装置(第1〜第3後処理装置40A〜40C)の操作/表示部(56A〜56C)に最後に触れて(使用して)からの時間とし、この時間が予め設定された時間以上である後処理装置(第1〜第3後処理装置40A〜40C)の有無を判断してもよい。なお、画像形成装置10のメイン制御部22は、第1〜第3後処理装置40A〜40Cの操作/表示部56A〜56C、メイン制御部42A〜42C、通信装置部48A〜48C、66A〜66C、及び、画像形成装置10の通信装置部30を介して、ユーザが第1〜第3後処理装置40A〜40Cの操作/表示部56A〜56Cに最後に触れた(使用した)時点を認識していると共に、各接触終了時点(各使用終了時点)からの時間をタイマーによって測定している。
次に、画像形成装置10に接続された複数の後処理装置(第1〜第3後処理装置40A〜40C)のうちで、最後部に接続された第3後処理装置40Cを手動で節電モードにする場合について、図5のフローチャートを参照しながら説明する。
ステップ111では、ユーザが第3後処理装置40Cの節電遷移/解除スイッチ部55Cを押下する。
ステップ112では、第3後処理装置40Cのメイン制御部42Cは、第3後処理装置40Cが稼働中(節電モードではない状態)か否かを判断する。
ステップ112で第3後処理装置40Cが稼働中(節電モードではない状態)でないと判断した場合には、処理を終了し、第3後処理装置40Cが稼働中(節電モードではない状態)であると判断した場合には、ステップ113へ進む。
ステップ113では、第3後処理装置40Cのメイン制御部42Cは、第3後処理装置40Cが節電モードに遷移(移行)できる状態であるか否かを判断する。具体的には、画像形成装置10のメイン制御部22が、通信装置部30から、第1後処理装置40A(通信装置部48A、メイン制御部42A、通信装置部66A)、第2後処理装置40B(通信装置部48B、メイン制御部42B、通信装置部66B)、及び、第3後処理装置40Cの通信装置部48Cを介して、第3後処理装置40Cのメイン制御部42Cへ用紙排出通知がされていない状態であれば、第3後処理装置40Cを節電モードに遷移(移行)できる状態であると判断される。
ステップ113で、第3後処理装置40Cを節電モードに遷移(移行)できる状態でないと判断された場合には、ステップ114へ進んで、第3後処理装置40Cのメイン制御部42Cは、節電モードへの遷移要求(移行要求)を拒否して処理を終了する。
一方、ステップ113で、第3後処理装置40Cを節電モードに遷移(移行)できる状態であると判断された場合には、ステップ115へ進んで第3後処理装置40Cを節電モードにし、節電モード時に第3後処理装置40C内で通電状態が維持される対象として予め設定された構成部を除き、電力供給を遮断する。
ステップ116では、第3後処理装置40Cが、節電状態LED54Cを点灯させる。
ステップ117では、画像形成装置10(ロック解除の制御を行うメイン制御部22)によって、第2後処理装置40B(ロック装置部64B)と第3後処理装置40C(ロック装置部46C)とのロック解除処理がなされ、ステップ118では、第2後処理装置40B(ロック装置部64B)と第3後処理装置40C(ロック装置部46C)とのロック解除が可能か否かが判断される。
ステップ118でロック解除が不可能と判断された場合には、再びステップ117の前に戻り、ロック解除が可能と判断された場合には、ステップ119へ進み、第2後処理装置40B(ロック装置部64B)と第3後処理装置40C(ロック装置部46C)とがロック解除される。
ステップ120では、第3後処理装置40Cが、ロック状態LED52Cのロック解除LEDを点灯させる。これにより、処理が終了する。
次に、画像形成装置10に接続された複数の後処理装置(第1〜第3後処理装置40A〜40C)のうちで、最後部以外に接続された後処理装置である第2後処理装置40Bの節電モードへの自動移行について、図6のフローチャートを参照しながら説明する。
なお、第2後処理装置40Bは、画像形成装置10に接続された複数の後処理装置(第1〜第3後処理装置40A〜40C)のうちで、最前部と最後部との中間部に接続された後処理装置である。
ステップ122では、用紙格納部59A〜59Cが格納可能上限まで記録用紙Pを格納している状態にあるために、一定時間使用されていない後処理装置、すなわち、連続不使用時間が予め設定された時間以上である後処理装置があるか否かを、画像形成装置10のメイン制御部22が判断する。
なお、用紙格納部59A〜59Cは、センサによって格納可能上限まで記録用紙Pを格納している状態にあると検知した情報をメイン制御部42A〜42Cに出力しており、この情報は、メイン制御部42A〜42Cが通信装置部48A〜48Cから画像形成装置10の通信装置部30へ送信することで、画像形成装置10のメイン制御部22が第1〜第3後処理装置40A〜40Cの格納状態を把握している。
ステップ122で条件を満たさないと判断した場合には、ステップ122の前へ戻り、ステップ122で条件を満たすと判断した場合には、ステップ124へ進む。
ステップ124では、画像形成装置10のメイン制御部22が、ステップ122の条件を満たす後処理装置が第2後処理装置40Bであるか否かを判断する。ステップ124で条件を満たさないと判断した場合には、ステップ122の前へ戻り、ステップ124で条件を満たすと判断した場合には、ステップ126へ進む。
ステップ126では、第2後処理装置40Bが、節電モード時に第2後処理装置40B内で通電状態が維持される対象として予め設定された構成部を除き、電力供給を遮断する。
なお、節電モード時に第2後処理装置40B内で通電状態が維持される対象として予め設定された構成部は、メイン制御部42Bのほか、例えば、本実施形態では、電源受給装置部50B、通信装置部48B、ロック状態LED52B、節電状態LED54B、用紙搬送部60B、用紙搬送連結装置部62Bとしている。電源受給装置部50Bは、復旧に必要最小限の電源等を確保するための復旧用電源確保手段として、通信装置部48Bは、画像形成装置10等と送受信するための通信手段として、ロック状態LED52B及び節電状態LED54Bは、ユーザへ第2後処理装置40Bの状態を伝えるための状態表示手段として、用紙搬送部60B、用紙搬送連結装置部62Bは、第3後処理装置40Cへ記録用紙Pを搬送させるための中継搬送手段として、それぞれ通電が必要な構成部とされる。
なお、節電モードにする後処理装置(第1〜第3後処理装置40A、40B、40C(ここでのフローでは、40B))の接続位置によって、用紙搬送部(60A、60B、60C(ここでのフローでは、60B))及び用紙搬送連結装置部(62A、62B、62C(ここでのフローでは、62B))に対して電源供給が必要であるか否かが変わるため、後処理装置(第1〜第3後処理装置40A、40B、40C(ここでのフローでは、40B))の接続位置に応じて、すなわち、最後部に接続されたか否かに応じて、予め設定された構成部も異なることになる(最後部に接続されている場合には、用紙搬送部(60A、60B、60C)及び用紙搬送連結装置部(62A、62B、62C)が予め設定された構成部に含まれず、ここでのフローのように、最後部以外に接続されている場合は、用紙搬送部(60A、60B、60C(ここでのフローでは、60B))及び用紙搬送連結装置部(62A、62B、62C(ここでのフローでは、62B))が予め設定された構成部に含まれる。)。このため、後処理装置(第1〜第3後処理装置40A、40B、40C(ここでのフローでは、40B))の接続位置に応じて、画像形成装置10のメイン制御部22が、用紙搬送部(60A、60B、60C(ここでのフローでは、60B))及び用紙搬送連結装置部(62A、62B、62C(ここでのフローでは、62B))を、通電状態が維持される対象として含めるか否かを判断する。
ステップ128では、第3後処理装置40Cが、節電状態LED54Cを点灯させる。これにより、処理が終了する。
なお、第1後処理装置40A、第3後処理装置40Cは稼働しているため、第1後処理装置40Aとのロック解除及び第3後処理装置40Cとのロック解除は行わない。
次に、画像形成装置10に接続された複数の後処理装置(第1〜第3後処理装置40A〜40C)のうちで、最後部以外に接続された後処理装置である第2後処理装置40Bの節電モードへの手動移行について、図7のフローチャートを参照しながら説明する。
ステップ131では、ユーザが第2後処理装置40Bの節電遷移/解除スイッチ部55Bの節電遷移/解除スイッチを押下する。
ステップ132では、第2後処理装置40Bのメイン制御部42Bは、第2後処理装置40Bが稼働中(節電モードではない状態)か否かを判断する。
ステップ132で第2後処理装置40Bが稼働中(節電モードではない状態)でないと判断した場合には、処理を終了し、第2後処理装置40Bが稼働中(節電モードではない状態)であると判断した場合には、ステップ133へ進む。
ステップ133では、第2後処理装置40Bのメイン制御部42Bは、第2後処理装置40Bが節電モードに遷移(移行)できる状態であるか否かを判断する。具体的には、画像形成装置10のメイン制御部22が、通信装置部30から、第1後処理装置40A(通信装置部48A、メイン制御部42A、通信装置部66A)、及び、第2後処理装置40Bの通信装置部48Bを介して、第2後処理装置40Bのメイン制御部42Bへ用紙排出通知がされていない状態であれば、第2後処理装置40Bを節電モードに遷移(移行)できる状態であると判断される。
ステップ133で、第2後処理装置40Bを節電モードに遷移(移行)できる状態でないと判断された場合には、ステップ134へ進んで、第2後処理装置40Bのメイン制御部42Bは、節電モードへの遷移要求(移行要求)を拒否して処理を終了する。
一方、ステップ133で、第2後処理装置40Bを節電モードに遷移(移行)できる状態であると判断された場合には、ステップ135へ進んで第2後処理装置40Bを節電モードにし、節電モード時に第2後処理装置40B内で通電状態が維持される対象として予め設定された構成部を除き、電力供給を遮断する。
ステップ136では、第2後処理装置40Bが、節電状態LED54Bを点灯させる。これにより、処理が終了する。
なお、第1後処理装置40A、第3後処理装置40Cは稼働しているため、第1後処理装置40Aとのロック解除及び第3後処理装置40Cとのロック解除は行わない。
メイン制御部22は、第1〜第3後処理装置40A〜40Cの各々における記録用紙Pの格納量に基づいて、節電モードにある後処理装置(第1〜第3後処理装置40A〜40Cのいずれか)に対して復旧を指示するようになっている。ここで、用紙格納部に空きがある後処理装置を節電モードから復旧させる場合について、図8のフローチャートを参照しながら説明する。
ステップ141では、稼動中のすべての後処理装置(第1〜第3後処理装置40A〜40C)の用紙格納部59A〜59Cが格納可能上限まで記録用紙Pを格納している状態にあるか否かを画像形成装置10のメイン制御部22が判断する。
ステップ141で該当する後処理装置(第1〜第3後処理装置40A〜40C)がないと判断した場合には、ステップ141の前に戻り、ステップ141で該当する後処理装置(第1〜第3後処理装置40A〜40C)があると判断した場合には、ステップ142へ進む。
ステップ142では、節電中の後処理装置(第1〜第3後処理装置40A〜40C)が接続されているとの条件を満たし、かつ、その条件を満たす後処理装置(第1〜第3後処理装置40A〜40C)の用紙格納部59A〜59Cに空きがあるか否かを、画像形成装置10のメイン制御部22が判断する。
なお、画像形成装置10のメイン制御部22は、節電中の後処理装置(第1〜第3後処理装置40A〜40C)の用紙格納部59A〜59Cが格納可能上限まで記録用紙Pを格納している状態になければ、空きがあると判断する。
ステップ142で条件を満たさないと判断した場合には、ステップ143へ進み、画像形成装置10の操作/表示部28に、すべて後処理装置(第1〜第3後処理装置40A〜40C)の用紙格納部59A〜59CがFULLである旨の表示等を行い、ユーザへ異常を知らせて処理を終了する。
一方、ステップ142で条件を満たすと判断した場合には、ステップ144へ進み、画像形成装置10が該当する後処理装置(第1〜第3後処理装置40A〜40Cのいずれか)へ復旧を指示する。なお、ここでは、一例として、最後部に接続された第3後処理装置40Cが該当して用紙格納部59Cに空きがあるものとして、以下説明すると、画像形成装置10のメイン制御部22は、通信装置部30から、第1後処理装置40A(通信装置部48A、メイン制御部42A、通信装置部66A)、第2後処理装置40B(通信装置部48B、メイン制御部42B、通信装置部66B)、及び、第3後処理装置40Cの通信装置部48Cを介して、第3後処理装置40Cのメイン制御部42Cへ節電モードからの復旧指示を通知する。
ステップ145では、用紙格納部59Cに空きがある第3後処理装置40Cにおけるメイン制御部42Cが、電源の必要なすべての構成部に電力を供給することで、節電モードからの復旧処理を実施する。
ステップ146では、第3後処理装置40Cのメイン制御部42Cが自己診断を実施し、第3後処理装置40Cの復旧処理が正常に終了したか否かを判断する。
ステップ146で第3後処理装置40Cの復旧処理が正常に終了していないと判断した場合には、ステップ147へ進み、節電モードからの復旧処理で異常が発生した旨を第3後処理装置40Cの操作/表示部56Cに表示してステップ149へ進む。
一方、ステップ146で第3後処理装置40Cの復旧処理が正常に終了したと判断した場合には、ステップ148へ進み、復旧した第3後処理装置40Cのメイン制御部42Cが、節電状態LED54Cを消灯させる。
ステップ149では、第3後処理装置40Cのメイン制御部42Cは、通信装置部48Cから、第2後処理装置40B(通信装置部66B、メイン制御部42B、通信装置部48B)、第1後処理装置40A(通信装置部66A、メイン制御部42A、通信装置部48A)、及び、画像形成装置10の通信装置部30を介して、画像形成装置10のメイン制御部22に復旧処理結果を通知する。
ステップ150では、第3後処理装置40Cの復旧処理が正常に行われたか否かを、画像形成装置10のメイン制御部22が判断する。
ステップ150で第3後処理装置40Cの復旧処理が正常に行われていないと判断された場合には、ステップ151へ進み、画像形成装置10の操作/表示部28に、第3後処理装置40Cの節電モードからの復旧処理に異常があった旨の表示等を行い、ユーザへ異常を知らせる。
一方、ステップ150で第3後処理装置40Cの復旧処理が正常に行われていると判断された場合には、ステップ152へ進み、復旧した第3後処理装置40Cへ印刷済用紙の排出を行う。これにより、処理が終了する。
次に、第3後処理装置40Cを節電モードから手動復旧させる場合について、図9のフローチャートを参照しながら説明する。
ステップ161では、ユーザが第3後処理装置40Cの節電遷移/解除スイッチ部55Cを押下する。
ステップ162では、第3後処理装置40Cのメイン制御部42Cは、第3後処理装置40Cが節電モード中か否かを判断する。
ステップ161で第3後処理装置40Cが節電モード中でないと判断された場合には、そのまま処理を終了する。ステップ161で第3後処理装置40Cが節電モード中であると判断された場合には、ステップ163へ進み、第3後処理装置40Cにおけるメイン制御部42Cが、電源の必要なすべての構成部に電力を供給することで、節電モードからの復旧処理を実施する。
ステップ164では、第3後処理装置40Cのメイン制御部42Cが自己診断を実施し、第3後処理装置40Cの復旧処理が正常に終了したか否かを判断する。
ステップ164で第3後処理装置40Cの復旧処理が正常に終了していないと判断した場合には、ステップ165へ進み、節電モードからの復旧処理で異常が発生した旨を第3後処理装置40Cの操作/表示部56Cに表示してステップ167へ進む。
一方、ステップ164で第3後処理装置40Cの復旧処理が正常に終了したと判断した場合には、ステップ166へ進み、復旧した第3後処理装置40Cのメイン制御部42Cが、節電状態LED54Cを消灯させる。
ステップ167では、第3後処理装置40Cのメイン制御部42Cは、通信装置部48Cから、第2後処理装置40B(通信装置部66B、メイン制御部42B、通信装置部48B)、第1後処理装置40A(通信装置部66A、メイン制御部42A、通信装置部48A)、及び、画像形成装置10の通信装置部30を介して、画像形成装置10のメイン制御部22に復旧処理結果を通知する。
ステップ168では、第3後処理装置40Cの復旧処理が正常に行われたか否かを、画像形成装置10のメイン制御部22が判断する。
ステップ168で第3後処理装置40Cの復旧処理が正常に行われていないと判断された場合には、ステップ169へ進み、画像形成装置10の操作/表示部28に、第3後処理装置40Cの節電モードからの復旧処理に異常があった旨の表示等を行い、ユーザへ異常を知らせる。
一方、ステップ168で第3後処理装置40Cの復旧処理が正常に行われていると判断された場合には、処理を終了する。
次に、画像形成装置10の稼動中に、画像形成装置10から電源供給を受けることになる第1後処理装置40Aがその画像形成装置10へ接続される場合について、図10のフローチャートを参照しながら説明する。
ステップ171では、ユーザが第1後処理装置40Aを画像形成装置10に接続する。ステップ172では、画像形成装置10におけるメイン制御部22の指示によって電源供給装置部32から第1後処理装置40Aの電源受給装置部50Aへ電源供給がされる。ステップ173では、第1後処理装置40Aが初期化処理を開始する。
ステップ174では、第1後処理装置40Aのメイン制御部42Aが自己診断を行うことによって第1後処理装置40Aの初期化処理が正常終了したか否かを判断する。
ステップ174で第1後処理装置40Aの初期化処理が正常終了していないと判断された場合には、ステップ175へ進み、第1後処理装置40Aの操作/表示部56Aに初期化処理異常終了の表示等を行い、ユーザへ異常を知らせてステップ176へ進む。
一方、ステップ174で第1後処理装置40Aの初期化処理が正常終了したと判断された場合には、ステップ176へ進み、第1後処理装置40Aのメイン制御部42Aは、通信装置部48Aから画像形成装置10の通信装置部30を介して、画像形成装置10のメイン制御部22へ初期化が終了したことを通知する。
ステップ177では、画像形成装置10のメイン制御部22が第1後処理装置40Aからの初期化処理結果を受信したか否かが判断される。ステップ177で初期化処理結果を受信していないと判断した場合には、ステップ177の前に戻り、ステップ177で初期化処理結果を受信したと判断した場合には、ステップ178へ進み、画像形成装置10は、第1後処理装置40Aをロック(固定)する。ここで、画像形成装置10と第1後処理装置40Aとは、画像形成装置10のロック装置部20と第1後処理装置40Aのロック装置部46Aとによってロックされる。
ステップ179では、第1後処理装置40Aの初期化処理結果が正常であるか否かを、画像形成装置10のメイン制御部22が判断する。
ステップ179で第1後処理装置40Aの初期化処理結果が正常でないと判断された場合には、ステップ180へ進み、画像形成装置10の操作/表示部28に第1後処理装置40Aの初期化処理が異常終了である旨の表示等を行い、ユーザへ異常を知らせ、処理を終了する。
一方、ステップ179で第1後処理装置40Aの初期化処理結果が正常であると判断された場合には、ステップ181へ進み、画像形成装置10のメイン制御部22は、通信装置部30から第1後処理装置40Aの通信装置部48Aを介して、第1後処理装置40Aのメイン制御部42Aへ初期化処理情報を受信したことを通知する。
ステップ182では、画像形成装置10のメイン制御部22は、通信装置部30から第1後処理装置40Aの通信装置部48Aを介して、第1後処理装置40Aのメイン制御部42Aへ構成情報等を問い合わせる。
ステップ183では、第1後処理装置40Aのメイン制御部42Aが、通信装置部48Aから画像形成装置10の通信装置部30を介して、画像形成装置10のメイン制御部22へ第1後処理装置40Aの構成情報等を通知する。
ステップ184では、画像形成装置10のメイン制御部22が第1後処理装置40Aの構成(コンフィグレーション)、状態等の情報を認識した後、画像形成装置10は、第1後処理装置40Aへ記録用紙Pを排出する。これにより、処理が終了する。
次に、画像形成装置10から電源供給を受ける第1後処理装置40Aの取り外しについて、図11のフローチャートを参照しながら説明する。なお、以下の例では、画像形成装置10に第1後処理装置40Aのみが接続された状態から第1後処理装置40Aを取り外している。
ステップ191では、ユーザが第1後処理装置40Aのロック施錠/解除スイッチ部53Aのロック解除スイッチを押下する。
ステップ192では、第1後処理装置40Aのメイン制御部42Aが、通信装置部48Aから画像形成装置10の通信装置部30を介して、画像形成装置10のメイン制御部22へロック解除を要求する。
ステップ193では、画像形成装置10が第1後処理装置40Aとのロック解除処理を行う。ここで、画像形成装置10と第1後処理装置40Aとのロック解除は、画像形成装置10のロック装置部20と第1後処理装置40Aのロック装置部46Aとのロック解除によってなされる。
ステップ194では、第1後処理装置40Aのロック解除が可能であるか否かを、画像形成装置10のメイン制御部22が判断する。
ステップ194で第1後処理装置40Aのロック解除が可能でないと判断された場合には、ステップ193の前に戻り、ステップ194で第1後処理装置40Aのロック解除が可能であると判断された場合には、ステップ195へ進み、画像形成装置10のメイン制御部22は、電源供給装置部32から第1後処理装置40Aの電源受給装置部50Aへの電源供給を遮断する。
ステップ196では、画像形成装置10は第1後処理装置40Aとのロックを解除する。ステップ197では、画像形成装置10は、構成情報部34における第1後処理装置40Aの構成情報等を更新する。ステップ198では、画像形成装置10の操作/表示部28に第1後処理装置40Aとのロックを解除した旨の表示を行い、ユーザへロック解除情報を知らせる。これにより、処理が終了する。
このように、画像形成装置10の稼動状態で画像形成装置10に接続される特定の第1後処理装置40Aへの電源供給を遮断することによって第1後処理装置40Aの接続解除を許容することができる。このため、第1後処理装置40Aを取り外す(接続解除する)前に画像形成装置10の電源を一旦切る必要がないので、ユーザの待機時間を削減することができると共に、画像形成装置10の再立ち上げ時の消費電力の削減が可能となる。
次に、画像形成装置10と第1後処理装置40Aとがロックされているときに取り外しがされた場合について、図12のフローチャートを参照しながら説明する。
ステップ201で、ユーザが第1後処理装置40Aを画像形成装置10から取り外す(接続解除する)と、ステップ202では、画像形成装置10が第1後処理装置40Aとの通信ができなくなったことを検知する。すなわち、画像形成装置10のメイン制御部22は、通信装置部30からの送信に対して第1後処理装置40Aの通信装置部48Aから応答がない場合、第1後処理装置40Aと通信ができなくなったものと判断する。
ステップ203では、画像形成装置10のメイン制御部22が、第1後処理装置40Aの取り外しが可能な状態であるか否かを判断する。具体的には、第1後処理装置40Aから取り外し要求があるか否か、第1後処理装置40Aが記録用紙Pを排出中であるか否か、によって、判断する(第1後処理装置40Aから取り外し要求があって第1後処理装置40Aが記録用紙Pを排出中でなければ、第1後処理装置40Aの取り外しが可能な状態である)。
ステップ203で第1後処理装置40Aの取り外しが可能であると判断された場合には、処理を終了する。ステップ203で第1後処理装置40Aの取り外しが可能でないと判断された場合には、ステップ204へ進み、画像形成装置10のメイン制御部22は、第1後処理装置40Aとの通信できない状態の時間のカウントをタイマーによって開始する。
ステップ205では、画像形成装置10のメイン制御部22は、第1後処理装置40Aとの通信できない状態の時間が予め設定した一定時間を超えたか否かを判断する。
ステップ205で通信不能状態が一定時間を超えていないと判断した場合には、ステップ205の前に戻る。ステップ205で通信不能状態が一定時間を超えたと判断した場合には、ステップ206へ進み、メイン制御部22は、画像形成装置10を緊急停止させると共に、操作/表示部28に第1後処理装置40Aとの間に異常が発生した旨の表示を行い、ユーザへ異常情報を知らせる。これにより、処理が終了する。
次に、画像形成装置10に第1、第2後処理装置40A、40Bが接続されている状態において、画像形成装置10の稼動中に第2後処理装置40Bを取り外して第3後処理装置40Cを接続する場合について、図13のフローチャートを参照しながら説明する。
ステップ211で、画像形成装置10は、第2後処理装置40Bへ記録用紙Pを排出する。ステップ212では、第2後処理装置40Bの用紙格納部59Bが格納可能上限まで記録用紙Pを格納している状態にあるか否かを画像形成装置10のメイン制御部22が判断する。
ステップ212で第2後処理装置40Bの用紙格納部59Bが格納可能上限まで記録用紙Pを格納している状態にないと判断した場合には、ステップ211の前に戻る。
ステップ212で第2後処理装置40Bの用紙格納部59Bが格納可能上限まで記録用紙Pを格納している状態にあると判断した場合には、ステップ213へ進む。
ステップ213では、第2後処理装置40Bから第1後処理装置40Aへの排出切り替えは可能であるか否かを、画像形成装置10のメイン制御部22が構成情報部34を参照して判断する。なお、構成情報部34は、画像形成装置10に接続された後処理装置(ここでは、第1、第2後処理装置40A、40B)の状態情報を保有している。
ステップ213で排出切替え不可能と判断した場合には、ステップ214へ進み、画像形成装置10はプリント動作を停止させた後、ステップ215で画像形成装置10は、操作/表示部28にすべての後処理装置(ここでは、第1、第2後処理装置40A、40B)の用紙格納部59A、59BがFULL(満杯)になった旨の表示を行い、ユーザへ情報を知らせる。これにより、処理が終了する。
一方、ステップ213で排出切替え可能と判断した場合には、ステップ216へ進み、画像形成装置10は第1後処理装置40Aへ記録用紙Pの排出を切り替える。すなわち、まず、画像形成装置10のメイン制御部22は、通信装置部30から第1後処理装置40Aの通信装置部48Aを介して第1後処理装置40Aのメイン制御部42Aに第1後処理装置40Aへの記録用紙Pの格納要求をする。次に、第1後処理装置40Aでは、メイン制御部42Aが、用紙格納部59Aへ印刷済記録用紙Pを格納させるように用紙搬送部60A、用紙振分部61Aに指令することで、第1後処理装置40Aへの排出切替えがなされる。
ステップ217では、画像形成装置10は操作/表示部28に、第2後処理装置40Bの用紙格納部59BがFULL(満杯)になったこと、及び、記録用紙Pの排出を第1後処理装置40Aに切り替えた旨の表示を行い、ユーザへ情報を知らせる。
ステップ218では、画像形成装置10は第2後処理装置40Bとのロック解除処理、すなわち、第1後処理装置40Aのロック装置部64Aと第2後処理装置40Bのロック装置部46Bとのロック解除処理を行う。
ステップ219では、画像形成装置10のメイン制御部22が第2後処理装置40Bのロック解除(第1後処理装置40Aのロック装置部64Aと第2後処理装置40Bのロック装置部46Bとのロック解除)は可能であるか否かを判断する。
ステップ219でロック解除が可能でないと判断された場合には、ステップ218の前へ戻る。ステップ219でロック解除が可能であると判断された場合には、ステップ220へ進み、画像形成装置10は第2後処理装置40Bとのロック(第1後処理装置40Aのロック装置部64Aと第2後処理装置40Bのロック装置部46Bとのロック)を解除する。
ステップ221では、画像形成装置10は、構成情報部34における第2後処理装置40Bの構成情報等を更新する。
ステップ222で、ユーザは、第2後処理装置40Bを画像形成装置10に接続された第1後処理装置40Aから取り外し(接続解除し)、ステップ223で、第3後処理装置40Cを画像形成装置10に接続された第1後処理装置40Aへ接続する。これにより、処理が終了する。
なお、この状態で、第3後処理装置40Cは、画像形成装置10に接続された複数の後処理装置(第1、第3後処理装置40A、40C)のうちで、最後部に接続された後処理装置40Cとして、画像形成装置10に認識される。
次に、本発明における後処理装置の節電制御方法が適用された画像形成システムの第2の実施形態を図14〜図18に基づき説明する。第2の実施形態は、第1〜第3後処理装置40A〜40Cが、独自に電源供給をする点が特徴であり、他の点は、第1の実施形態とほぼ同様の構成であるので、同一符号を付して説明を省略する。なお、図14は、第1の実施形態における図1に対応する図であり、図15、16は、第1の実施形態における図2、3に対応する図である。
図14に示されるように、画像形成装置10は、第1の実施形態のような電源供給装置部32(図1参照)がない。また、第1後処理装置40Aは、第1の実施形態のような電源受給装置部50A、電源供給装置部68A(いずれも図1参照)がなく、電源スイッチ部76Aを備えている。図15に示されるように、電源スイッチ部76Aは、電源部78Aに接続されており、電源部78Aは、メイン制御部42Aに接続されている。
また、第2、第3後処理装置40B、40Cについても、第1後処理装置40Aと同様に、第1の実施形態のような電源受給装置部50B、50C、電源供給装置部68B、68C(いずれも図1参照)がなく、電源スイッチ部76B、76C、及び、電源部78B、78Cを備えている(図14〜図16参照)。
次に、独自に電源供給する第1後処理装置40Aの接続について、図17のフローチャートを参照しながら説明する。
ステップ231では、ユーザが第1後処理装置40Aを画像形成装置10に接続する。なお、第1後処理装置40Aの電源投入は接続前、接続後のどちらでも可能である。ステップ232では、電源投入済みの第1後処理装置40Aが初期化処理を開始する。
ステップ233では、第1後処理装置40Aのメイン制御部42Aが自己診断を行うことによって第1後処理装置40Aの初期化処理が正常終了したか否かを判断する。
ステップ233で第1後処理装置40Aの初期化処理が正常終了していないと判断された場合には、ステップ234へ進み、第1後処理装置40Aの操作/表示部56Aに初期化処理異常終了の表示等を行い、ユーザへ異常を知らせてステップ235へ進む。
一方、ステップ233で第1後処理装置40Aの初期化処理が正常終了したと判断された場合には、ステップ235へ進み、第1後処理装置40Aのメイン制御部42Aは、通信装置部48Aから画像形成装置10の通信装置部30を介して、画像形成装置10のメイン制御部22へ初期化が終了したことを通知する。
ステップ236では、画像形成装置10のメイン制御部22が第1後処理装置40Aからの初期化処理結果を受信したか否かが判断される。ステップ236で初期化処理結果を受信していないと判断した場合には、ステップ236の前に戻り、ステップ236で初期化処理結果を受信したと判断した場合には、ステップ237へ進み、画像形成装置10は、第1後処理装置40Aをロック(固定)する。ここで、画像形成装置10と第1後処理装置40Aとは、画像形成装置10のロック装置部20と第1後処理装置40Aのロック装置部46Aとによってロックされる。
ステップ238では、第1後処理装置40Aの初期化処理結果が正常であるか否かを、画像形成装置10のメイン制御部22が判断する。
ステップ238で第1後処理装置40Aの初期化処理結果が正常でないと判断された場合には、ステップ239へ進み、画像形成装置10の操作/表示部28に第1後処理装置40Aの初期化処理が異常終了である旨の表示等を行い、ユーザへ異常を知らせ、処理を終了する。
一方、ステップ238で第1後処理装置40Aの初期化処理結果が正常であると判断された場合には、ステップ240へ進み、画像形成装置10のメイン制御部22は、通信装置部30から第1後処理装置40Aの通信装置部48Aを介して、第1後処理装置40Aのメイン制御部42Aへ初期化処理情報を受信したことを通知する。
ステップ241では、画像形成装置10のメイン制御部22は、通信装置部30から第1後処理装置40Aの通信装置部48Aを介して、第1後処理装置40Aのメイン制御部42Aへ構成情報等を問い合わせる。
ステップ242では、第1後処理装置40Aのメイン制御部42Aが、通信装置部48Aから画像形成装置10の通信装置部30を介して、画像形成装置10のメイン制御部22へ第1後処理装置40Aの構成情報等を通知する。
ステップ243では、画像形成装置10のメイン制御部22が第1後処理装置40Aの構成(コンフィグレーション)、状態等の情報を認識した後、画像形成装置10は、第1後処理装置40Aへ記録用紙Pを排出する。これにより、処理が終了する。
次に、独自に電源供給をする第1後処理装置40Aを画像形成装置10から取り外す場合について、図18のフローチャートを参照しながら説明する。なお、以下の例では、画像形成装置10に第1後処理装置40Aのみが接続された状態から第1後処理装置40Aを取り外している。
ステップ251では、ユーザが第1後処理装置40Aのロック施錠/解除スイッチ部53Aのロック解除スイッチを押下する。
ステップ252では、第1後処理装置40Aのメイン制御部42Aが、通信装置部48Aから画像形成装置10の通信装置部30を介して、画像形成装置10のメイン制御部22へロック解除を要求する。
ステップ253では、画像形成装置10が第1後処理装置40Aとのロック解除処理を行う。ここで、画像形成装置10と第1後処理装置40Aとのロック解除は、画像形成装置10のロック装置部20と第1後処理装置40Aのロック装置部46Aとのロック解除によってなされる。
ステップ254では、第1後処理装置40Aのロック解除が可能であるか否かを、画像形成装置10のメイン制御部22が判断する。
ステップ254で第1後処理装置40Aのロック解除が可能でないと判断された場合には、ステップ253の前に戻り、ステップ254で第1後処理装置40Aのロック解除が可能であると判断された場合には、ステップ255へ進み、画像形成装置10は第1後処理装置40Aとのロックを解除する。
ステップ256では、画像形成装置10は、構成情報部34における第1後処理装置40Aの構成情報等を更新する。ステップ257では、画像形成装置10の操作/表示部28に第1後処理装置40Aとのロックを解除した旨の表示を行い、ユーザへロック解除情報を知らせる。ステップ258では、第1後処理装置40Aの操作/表示部56Aに画像形成装置10とのロックを解除した旨の表示を行い、ユーザへロック解除情報を知らせる。これにより、処理が終了する。
本発明の第1の実施形態に係る後処理装置の節電制御方法が適用される画像形成システムの全体構成を示す概略構成図である。 本発明の第1の実施形態に係る後処理装置の節電制御方法が適用される画像形成システムの画像形成装置、第1後処理装置、及び、第2後処理装置の接続状態を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る後処理装置の節電制御方法が適用される画像形成システムの第2後処理装置及び第3後処理装置の接続状態を示すブロック図である。 節電モードへの自動移行例を示すフローチャートである。 第3後処理装置を手動で節電モードにする場合を示すフローチャートである。 第2後処理装置の節電モードへの自動移行を示すフローチャートである。 第2後処理装置の節電モードへの手動移行を示すフローチャートである。 用紙格納部に空きがある後処理装置を節電モードからの復旧させる場合を示すフローチャートである。 第3後処理装置を節電モードから手動復旧させる場合を示すフローチャートである。 画像形成装置から電源供給を受ける第1後処理装置の接続例を示すフローチャートである。 画像形成装置から電源供給を受ける後処理装置の取り外し例を示すフローチャートである。 画像形成装置と第1後処理装置とがロックされているときに取り外しがされた場合を示すフローチャートである。 画像形成装置に第1、第2後処理装置が接続されている状態において、画像形成装置の稼動中に第2後処理装置を取り外して第3後処理装置を接続する場合を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る後処理装置の節電制御方法が適用される画像形成システムの全体構成を示す概略構成図である。 本発明の第2の実施形態に係る後処理装置の節電制御方法が適用される画像形成システムの画像形成装置、第1後処理装置、及び、第2後処理装置の接続状態を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態に係る後処理装置の節電制御方法が適用される画像形成システムの第2後処理装置及び第3後処理装置の接続状態を示すブロック図である。 独自に電源供給する第1後処理装置の接続について示すフローチャートである。 独自に電源供給をする第1後処理装置を画像形成装置から取り外す場合について示すフローチャートである。
符号の説明
10 画像形成装置
22 メイン制御部(制御手段)
40A 第1後処理装置(後処理装置)
40B 第2後処理装置(後処理装置)
40C 第3後処理装置(後処理装置)
60A 用紙搬送部(搬送部)
60B 用紙搬送部(搬送部)
60C 用紙搬送部(搬送部)
80 画像形成システム
P 記録用紙

Claims (7)

  1. 画像形成装置に接続された複数の後処理装置のうちで、連続不使用時間が予め設定された時間以上である後処理装置の有無を前記画像形成装置が判断する第1ステップと、
    前記第1ステップで連続不使用時間が予め設定された時間以上である後処理装置があると判断した場合に、前記画像形成装置が該後処理装置へ節電モードへの移行を通知する第2ステップと、
    前記第2ステップで節電モードへの移行を通知された前記後処理装置が、節電モード時に該後処理装置内で通電状態が維持される対象として予め設定された構成部を除き、該後処理装置内の電力供給を遮断する第3ステップと、
    を有することを特徴とする後処理装置の節電制御方法。
  2. 前記第2ステップで節電モードへの移行を通知された前記後処理装置が、前記画像形成装置に接続された複数の後処理装置のうちで、最後部に接続された後処理装置である場合には、前記第3ステップでは、該後処理装置内で記録用紙を搬送する搬送部へは少なくとも通電せず、最後部以外に接続された後処理装置である場合には、該後処理装置内で記録用紙を搬送する搬送部へは少なくとも通電状態を維持することを特徴とする請求項1記載の後処理装置の節電制御方法。
  3. 記録用紙に画像形成する画像形成装置と、
    前記画像形成装置に順次接続され、前記画像形成装置から排出された前記記録用紙に対して後処理を施す複数の後処理装置と、
    複数の前記後処理装置の各々の使用状態を認識すると共に、前記使用状態に応じて前記後処理装置の各々に対して節電モードへの移行を指示する制御手段と、
    を有することを特徴とする画像形成システム。
  4. 前記制御手段が、前記後処理装置の各々における前記記録用紙の格納量に基づいて、節電モードにある後処理装置に対して復旧を指示することを特徴とする請求項3記載の画像形成システム。
  5. 前記制御手段の指示によって、前記後処理装置の各々に対して電源供給及び電源供給の遮断がなされ、前記画像形成装置の稼動状態で前記画像形成装置に接続される特定の後処理装置への電源供給を遮断することによって該後処理装置の接続解除を許容することを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の画像形成システム。
  6. 前記制御手段の指示によって、前記画像形成装置の稼動中に該画像形成装置へ接続される後処理装置に対して電源供給が可能であることを特徴とする請求項3から5のいずれか一項に記載の画像形成システム。
  7. 前記後処理装置と前記画像形成装置との接続解除がなされた状態では、前記制御手段は、少なくとも前記後処理装置が前記記録用紙を排出中であるか否かを判断して、前記画像形成装置を停止させるか否かを決定することを特徴とする請求項3から6のいずれか一項に記載の画像形成システム。
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