JPH08336002A - 複合機システム - Google Patents

複合機システム

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Publication number
JPH08336002A
JPH08336002A JP7143493A JP14349395A JPH08336002A JP H08336002 A JPH08336002 A JP H08336002A JP 7143493 A JP7143493 A JP 7143493A JP 14349395 A JP14349395 A JP 14349395A JP H08336002 A JPH08336002 A JP H08336002A
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JP
Japan
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mode
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copying machine
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Application number
JP7143493A
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English (en)
Inventor
Masumi Ikesue
真澄 池末
Koji Hirakura
浩治 平倉
Minoru Iwamoto
穣 岩本
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 1台が故障したときに、その故障によってシ
ステムによる処理が中断することのない複合機システム
を提供する。 【構成】 プリンタ、FAXおよび複写機の機能を有す
る複数のデジタル複写機を通信媒体を介して通信可能に
接続してなる複合機システムにおいて、各デジタル複写
機間で互いのモードデータをシステム制御部107を介
して交信し、さらに、各デジタル複写機を互いに異なっ
た優先モード、例えば複写機あるいはFAX機能に設定
する。そして、特定の優先モードを設定したデジタル複
写機のあらかじめ設定した機能、例えば画像形成制御部
106の画像形成部が故障すると、システム制御部10
7は、通信媒体を介して優先モードが異なるデジタル複
写機のシステム制御部107と通信して互いの優先モー
ドを交換し、ユーザが使用している機能を他のデジタル
複写機で実行させる。これによってユーザは見かけ上、
使用している機能をそのまま継続して使用することがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、プリンタ機能、複写
機能あるいはFAX機能などの複数の機能を備えた複合
機を複数個接続して構築される複合機システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】プリンタ機能、複写機能あるいはFAX
機能などの複数の機能を備えたデジタル複写機、プリン
タ、FAXなどを通信回線を介してネットワークを構築
し、相互に機能を補完しあうシステムがある。この例と
しては、特開平4−177419号公報、特開平4−2
86266号公報および特開平6−208682号公報
などがある。
【0003】このうち、特開平4−177419号公報
記載の技術は、プリンタ機種ごとに制御コードを変換す
る手段を設けたことによりアプリケーションソフトを変
更せずにプリンタを任意に変更し、プリンタの故障など
に応じてプリンタの変更が容易になるようにしたもので
ある。
【0004】また、特開平4−286266号公報記載
の技術は、親機と複数の子機から構成される親子ファク
シミリシステムにおいて、子機の特定ができないとき、
あるいは子機に故障が生じたときなどのように送信局の
画情報が所定の子機に送信できないときに、少なくとも
送信局が親子ファクシミリシステムの全ての出力装置に
対して画情報を送信不能となる事態を防止するようにし
たものである。
【0005】さらに、特開平6−208682号公報記
載の技術は、複数台配置される画像処理装置の1台を用
いてジョブを行う際に、そのジョブを実行するための料
金の安い機器の存在を表示するようにしたものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
に複数の機器をネットワークを組んで使用する場合、1
つの機能が使用不能となったときに、その機能が使用で
きないために全体が使用できなくなると稼働効率が著し
く低下することになる。また、複数の機器を共有して使
用する複写機、あるいは、複数のモードを有する複合機
では、プリントされた用紙の出力先がどの機械のどのビ
ンかが不明なことがある。特に、離れた場所に設けられ
た複数のプリンタにプリント出力を可能にしていると、
重要な書類がどこかに置き忘れられる危険性が多い。さ
らに、さまざまな機械を使用していると、機械によって
操作部の表示や排紙部の位置が異なるため、いちいちそ
の機械に個別に対処しなければならず、操作性が悪かっ
た。
【0007】個々の機械、例えば複写機に関しては、電
源を投入した際、操作部にはその複写機の初期モードが
表示される。初期モードとは、この場合、コピーを取る
モードであればコピーモード、ファクシミリを送信する
モードであればFAX(送信)モードである。そこで、
2台の複合機を並べて設置して使用したい場合には、一
方をコピーモード、他方をFAXモードに設定しておく
とユーザによって使いやすいシステムとなる。しかし、
この機能に融通性がないと、一方をコピーモードで、言
い換えると複写機専用で使用しているときに、コピー機
能が故障すると、当該複合機はFAXモードに自動的に
切り替わる。すると2台ともFAXモードになり、どち
らの機械でコピーしたらよいかユーザには不明であった
り、機械が分かった後、コピーモードにセットし直して
コピーをする必要がある。その際、FAX機能が使用さ
れているときには、割り込みをかけたり、FAX機能の
使用が終了するまで待っていなければならず、操作性に
問題が残る。
【0008】この発明は、このような従来技術の実情に
鑑みてなされたもので、その第1の目的は、1台が故障
したときに、その故障によってシステムによる処理が中
断することのない複合機システムを提供することにあ
る。第2の目的は、1台が故障したときに故障した機器
の機能を他の機器で補完し、操作性を損なうことなく処
理できる複合機システムを提供することにある。第3の
目的は、他の機器で補完したときに、補完した機器がど
の機器であるかユーザに知らせるなどしてユーザにとっ
て操作性のよい複合機システムを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、第1の手段は、プリンタ、FAXおよび複写機の機
能を有する複数の複合機を通信媒体を介して通信可能に
接続してなる複合機システムにおいて、各複合機間で互
いのモードデータを交信する手段と、各複合機を互いに
異なった優先モードに設定する手段と、各複合機の操作
モードを表示する手段と、前記優先モードに設定する手
段によって設定された特定の優先モードを設定した複合
機が故障したとき、当該優先モードを交換する手段とを
備えていることを特徴としている。
【0010】この場合、故障した複合機の前記表示する
手段には、故障内容および使用可能機が表示されるよう
にすることが望ましい。
【0011】第2の手段は、同様の前提の複合機システ
ムにおいて、各複合機間で互いのモードデータを交信す
る手段と、各複合機を互いに異なった優先モードに設定
する手段と、各複合機の操作モードを表示する手段と、
前記優先モードに設定する手段によって設定された特定
の優先モードを設定した複合機が故障したとき、当該故
障した機能のみ他の複合機に実行させる手段とを備えて
いることを特徴としている。
【0012】なお、第1および第2の手段における特定
の優先モードとしては、コピーモードおよびFAX送信
モードのいずれかが設定される。また、第2の手段にお
いて、故障した複合機の表示する手段に故障内容および
コピー排出トレイの変更を表示するようにするとよい。
【0013】第3の手段は、同様の前提の複合機システ
ムにおいて、各複合機間で互いのモードデータを交信す
る手段と、各複合機を互いに異なった優先モードに設定
する手段と、前記優先モードに設定する手段によって設
定された特定の優先モードを設定した複合機が故障した
とき、当該故障した機能を他の複合機に実行させる手段
と、プリンタモード、FAXモードおよび複写モードの
各モードに応じて、プリントした用紙の排出先のトレイ
を設定する手段と、前記故障した機能を他の複合機が実
行したときでも、前記用紙の排出先のトレイを設定する
手段によって設定されたトレイを変更しないように制御
する手段とを備えていることを特徴としている。
【0014】この場合、前記複合機のうちあらかじめ設
定された複合機間に用紙搬送経路を設け、当該用紙搬送
経路の搬送方向下流側の複合機内の用紙搬送路を前記用
紙搬送経路の搬送方向上流側の複合機の用紙搬送路とし
て使用するとよく、前記用紙搬送経路を介して接続され
た複合機のうち、搬送方向下流側の複合機の優先モード
をプリンタおよびFAX機能に設定するとよい。
【0015】なお、上記各構成は、後述する実施例と次
のように対応している。すなわち、各複合機間で互いの
モードデータを交信する手段、各複合機を互いに異なっ
た優先モードに設定する手段、優先モードを交換する手
段、故障した機能のみ他の複合機に実行させる手段、プ
リンタモード、FAXモードおよび複写モードの各モー
ドに応じて、プリントした用紙の排出先のトレイを設定
する手段、および故障した機能を他の複合機が実行した
ときでも、用紙の排出先のトレイを設定する手段によっ
て設定されたトレイを変更しないように制御する手段
は、それぞれシステム制御部107が対応し、さらに
は、システム制御部内のCPUと、このCPUに設定さ
れたプログラムが対応している。また、各複合機の操作
モードを表示する手段は操作表示部101が対応してい
る。
【0016】
【作用】第1の手段によれば、少なくとも異なる優先モ
ードに設定された2台の複合機が複合機が故障し、当該
複合機に設定された優先モードの機能が使用できなくな
ったとき、優先モードを交換する手段は故障した複合機
の優先モードを故障してない複合機の優先モードと交換
し、当該故障した複合機によって設定された優先モード
を故障してない他方の機能によって代用できるようにす
る。これによって、故障した機能がシステム上使用でき
なくなることはなく、ユーザは自分が使用したモードを
切り換えることなく使用することができる。その際、故
障内容および使用可能機をユーザが使用している複合機
に表示するようにすれば、故障の内容およびユーザが使
用したい機能を実行できる複合機をユーザは把握するこ
とができる。
【0017】第2の手段によれば、少なくとも異なる優
先モードに設定された2台の複合機が故障し、当該複合
機に設定された優先モードの機能が使用できなくなった
とき、故障した機能のみ他の複合機に実行させるので、
見かけ上、ユーザが使用している機能がそのまま他の複
合機で実行され、ユーザの操作なしに処理を行うことが
できる。その際、故障した複合機の表示する手段に故障
内容をプリントアウトした用紙の排出先のトレイを表示
すれば、ユーザはその表示を見て、迷うことなくプリン
ト出力を手にすることができる。
【0018】第3の手段によれば、1台の複合機が故障
してもプリントした用紙の排出先トレイを設定しておく
と、他の複合機に故障した機能を代替させた場合でも、
同一のトレイにプリントした用紙が排出される。これに
よってユーザは出力されたプリント用紙を間違って持ち
帰るおそれがなくなる。
【0019】その際、複合機間に用紙搬送経路を設ける
とともに、一方の複合機の用紙搬送路を共用することで
コストを低く抑えることができる。また、プリンタおよ
びFAX機能を優先する複合機を用紙搬送経路の下流側
に設置することによって、通常時には、複写機能を優先
した複合機からのプリント出力は中継搬送経路を通らず
に当該複合機の排紙トレイに排出されるので、プリンタ
およびFAXの出力用紙と複写による出力用紙の衝突を
回避することができる。また、正常時のプリンタおよび
FAXの出力用紙の搬送経路が短くなるので、用紙搬送
の信頼性が高くなる。
【0020】
【実施例】以下、図面を参照し、この発明の実施例につ
いて説明する。
【0021】[機械的構成]図1は本発明の実施例に係
る複合機システムの一例を示す概略構成図である。同図
において、複合機システム1は、少なくとも複写機機
能、FAX機能、およびプリンタ機能を有する第1およ
び第2の2台のデジタル複写機(複合機)から構成さ
れ、両デジタル複写機2,3は用紙の搬送方向に連結さ
れた状態で直列に配置される。第1の複写機2はここで
は複写機モードに設定され、第2のデジタル複写機3は
FAX優先モードに設定されている。第1のデジタル複
写機2の排紙トレイ(以下、「第1の排紙トレイ」と称
する。)5は第1のデジタル複写機2の本体側面から突
出し、第1のデジタル複写機2で作成したコピーが排紙
される。同様に第2のデジタル複写機の排紙トレイ(以
下、「第2の排紙トレイ」と称する。)6も第2のデジ
タル複写機3の本体側面から突出し、第2のデジタル複
写機3で作成してコピーが排紙される。第1および第2
のデジタル複写機2,3の間には中継搬送路4が設けら
れ、第1のデジタル複写機2で作成したコピーを第1の
トレイ5に排紙することなく、第2のデジタル複写機3
を経て、第2のトレイ6に排紙することができるように
なっている。また、これらのデジタル複写機2,3はそ
れぞれテーブル7上に載置され、両デジタル複写機2,
3の高さを操作しやすい高さに設定できるようになって
いる。また、両デジタル複写機2,3の上部には連結テ
ーブル8が設けられ、両デジタル複写機2,3の位置関
係を保持するため、さらには使用時に原稿やコピーを置
く台として使用される。
【0022】デジタル複写機2,3の用紙搬送系は図2
に示すようになっており、第1のデジタル複写機2の定
着装置9を経た用紙は、切換爪10によって第1の排紙
トレイ5側と中継搬送路4との切換が行われる。切換爪
10によって第1の排紙トレイ5側が選択されたときに
は第1の搬送ローラ11によって第1の排紙トレイ5側
に排紙され、中継搬送路4側が選択されたときには、第
2の搬送ローラ12によって第2のデジタル複写機3の
手差し給紙路13に前記中継搬送路4から導入され、第
2のデジタル複写機3の用紙搬送路14を経て第3の搬
送ローラ15によって第2の排紙トレイ6に導かれる。
【0023】このように構成された複合機システムで
は、複写機モードで使用する場合には、前述のように第
1のデジタル複写機2では第1の排紙トレイ5に、第2
のデジタル複写機では、第2の排紙トレイ6にそれぞれ
排紙される。しかし、FAXの受信あるいはプリンタと
して第1のデジタル複写機2を使用したときには、第1
の排紙トレイ5に排紙されず、中継搬送路4を経て、第
2のデジタル複写機3の第2の排紙トレイ6に排紙され
る。このようにすると、オペレータが不在のときにFA
Xあるいはプリンタとしてこの複写機ネットワーク装置
が使用されたときには、いずれの複写機2,3が使用さ
れてもFAXあるいはプリンタの出力は第2の排紙トレ
イ6に排出される。したがって、オペレータは複写機
2,3のいずれに出力されたかを探し回る必要はなくな
る。また、このように設定することによって、第1のデ
ジタル複写機2の第1の排紙トレイ5は、通常、空の状
態になっているので、複写機2を使用したときに、他人
が出力したプリントを持ち帰る確率が低くなる。なお、
さらに使いやすさを向上させるために、操作部に各複写
機2,3に設定された優先操作モードを表示させたり、
一方の複写機が故障しているときには、その旨、あるい
は各複写機の設定モード、排紙位置などを両方の複写機
を連携させて表示させることもできる。
【0024】図3に他の実施例を示す。この実施例は第
2の排紙トレイ6をソータ16に置換し、テーブル7を
2つの複写機2,3を同時に載置できるような大型のも
のにした例である。その他の特に説明しない各部は図1
に示した実施例と同等に構成されている。このように構
成すると、ソータ16に設けたビン16a,16b,1
6cのそれぞれを複写、FAXあるいはプリンタの各モ
ードの出力に対応させておけば、第1および第2のデジ
タル複写機2,3から排紙されるプリント出力を明確に
区分けすることができ、より使用しやすくなる。
【0025】図4は図3に示した実施例における用紙搬
送経路を示す図で、中継搬送路4に導入された用紙は、
第2のデジタル複写機3の下部に設けられたソータ16
専用の用紙搬送経路17に導かれ、第4および第5の搬
送ローラ18,19を経て、ソータ搬入ローラ20によ
ってソータ16に導かれ、いずれかのビン16a,16
b,16cに排出される。
【0026】[電気的構成]図5は前記第1および第2
のデジタル複写機2,3の電気的構成を示す制御ブロッ
ク図である。これらの複写機2,3はそれぞれ、操作表
示部101、FAXモデム部102、画像メモリ10
3、スキャナ制御部104、画像処理部105、画像形
成制御部106、システム制御部107から構成され、
システム制御部107は通信先を介して外部のパーソナ
ルコンピュータ(PC)などに接続され、他の通信線を
介して第1および第2のデジタル複写機2,3のシステ
ム制御部107同志が互いに接続されている。
【0027】操作表示表示部101には、FAX(送
信)機能あるいはコピー機能を使用する際の各モードを
設定する操作キー、およびモードの内容や異常の内容を
表示する表示装置が設けられている。FAXモデム部1
02はFAX機能時の電話回線との信号変換のために設
けられ、画像メモリ103はFAXおよびプリンタ機能
時の受信した画像信号を格納しておくためのものであ
る。スキャナ制御部104はコピー機能時およびFAX
(送信)機能時における原稿パターンの読取のためのも
ので、画像処理部105はスキャナ制御部104で読み
取った画像パターン信号ないしは画像メモリ部103か
ら送られた画像信号について変倍処理や階調処理などの
画像処理を行う。画像形成制御部106は画像処理部1
05で処理された信号により画像形成を行わせるように
なっており、システム制御部107はこれらの各部を統
括制御する。
【0028】以下、各機能における処理について説明す
る。
【0029】[コピー機能]まず、コピー機能では、操
作表示部101において、複写モードおよびユーザのコ
ピーモードを設定することにより、設定された内容を表
示するとともにプリント信号をシステム制御部107に
送る。システム制御部107では、操作表示部101か
ら送られてきた複写モード信号およびコピースタート信
号を受け、スキャナ制御部104および画像形成制御部
106に送る。一方、スキャナ制御部104では、スキ
ャナによって原稿パターンを読み取り、電気信号に変換
して画像処理部105に送る。画像処理部105では、
操作表示部101によって設定された処理内容に従って
変倍、中抜き、階調処理などの画像処理を行い、画像形
成制御部106に送る。
【0030】画像形成制御部106は、図示しない感光
ドラムの周囲に配設した帯電、露光、現像などの画像形
成手段、いわゆる複写エンジン部、および感光ドラム上
に形成されたトナー画像を用紙に複写するための給紙、
搬送、転写、定着、排紙などの用紙搬送手段、いわゆる
給紙搬送部を含み、画像形成制御部106においてシス
テム制御部107から入力されたコピースタート信号に
よって画像形成のための画像処理された電気信号をレー
ザーダイオードによる書込手段によって光変換し、帯電
された感光ドラム上を露光する。この露光によって形成
された潜像を現像手段により顕像化した後、転写部にお
いて給紙ユニットから給紙されてきた用紙に転写し、定
着部によって定着して排紙トレイ4,5のいずれかに排
紙するという公知の画像形成工程を実行する。
【0031】[FAX機能]FAX機能は受信と送信と
があり、受信時には、電話回線を通じて送られてきた信
号をモデム部102で復調し、システム制御部107は
モデム部102で復調された画像信号を画像メモリ10
3に格納させる。また、システム制御部107は機械の
空き状態を見て前記画像信号を画像処理部105に送
る。画像処理部105では、画像の伸張、階調処理など
の画像処理を行って画像形成制御部106に送る。そし
て、画像形成制御部107において前述のコピー機能で
実行したと同様にして画像が形成され、プリントアウト
される。
【0032】送信時には、スキャナ制御部104によっ
て読み取った原稿情報は画像処理部105によって圧縮
画像信号に変換し、画像メモリ103に格納する。そし
て、システム制御部107はFAXモデム部102を介
して画像メモリ103に格納されている画像信号を電話
回線へ送出する。
【0033】[プリンタ機能]外部からもしくは内部か
ら通信媒体を介してシステム制御部107に送られたき
た画像信号を画像メモリ103に格納させ、機械の空き
状態を見て、画像メモリ103に格納されている画像信
号を画像処理部105に転送し、画像処理部105で前
述のような必要な画像処理を実行した後、画像形成制御
部106に送り、画像形成制御部106で前述のように
して画像を形成する。
【0034】[デジタル複写機を2台連結したときの動
作]以下、図1および図2に示したデジタル複写機2,
3が2台連結された本複合機システムの動作について詳
細に説明する。
【0035】このシステムでは、前述のように第1のデ
ジタル複写機2はコピー機能を優先させ、第2のデジタ
ル複写機3はFAX機能およびプリンタ機能を優先させ
るように操作表示部101の操作キーによって設定され
ている。したがって電源オン時、第1のデジタル複写機
2はコピーモードに設定され、第1のデジタル複写機2
の操作表示部101の表示部にコピーモードのガイダン
スが表示され、第2のデジタル複写機3はFAXモード
に設定され、第2のデジタル複写機3の操作表示部10
1にはFAXモードのガイダンスが表示される。 〈一方の複写機が故障したときの対応〉各デジタル複写
機2,3において、図5に示した操作表示部101から
システム制御部107までの各構成要素で故障しやすい
部分は、ほとんどがダイナミックな動作を伴う画像形成
制御部106の画像形成部である。そこで、この画像形
成部が故障した場合について説明する。
【0036】各複写機2,3とも画像形成制御部106
に含まれる画像形成部において、故障が生じた場合、画
像形成制御部106内の処理を行うとともに、システム
制御部107にその故障の内容を送信するようになって
いる。そこで、第1のデジタル複写機2が故障し、シス
テム制御部107が当該故障を検知した場合、もし、そ
の故障がジャムなどのユーザサイドで処理するコンピュ
ータとができるものであれば、ユーザがジャムした用紙
を取り除けば再度使用可能状態に復帰するので問題はな
い。しかし、帯電ワイヤ切れなどのサービスマン対応の
故障の場合は、ユーザサイドで対応することができない
ので、下記のように対応する。
【0037】《第1のデジタル複写機の画像形成部が故
障したとき》 1.第1の対応 図6は第1のデジタル複写機2が故障したときの第1の
デジタル複写機2の処理手順(図6(1)−複写エンジ
ンチェック)と第2のデジタル複写機3の処理手順(図
6(2)−第1デジタル複写機の故障チェック)を示す
フローチャートである。
【0038】第1のデジタル複写機2では、前述のよう
に優先モードがコピーモードとなっている。そこで、故
障が発生したときに、サービスマン対応の故障かどうか
チェックする(ステップ601)。サービスマン対応の
故障でなければユーザがその故障に対応できるので、こ
のルーチンから抜ける。サービスマン対応の故障であれ
ば、さらに複写エンジン部の故障かどうかチェックし
(ステップ602)、複写エンジン部の故障であれば、
故障した旨の送信が行われたかどうかをチェックする
(ステップ603)。このチェックで送信されていれ
ば、コピーモードキーがオンになっているかどうか、さ
らにチェックし(ステップ604)、オンになっていな
けば、コピーをする必要がないので、このルーチンから
抜け、オンになっていれば、コピーができなくなってい
るので故障内容を操作表示部101へ送信して(ステッ
プ605)、コンピュータのルーチンから抜ける。
【0039】一方、ステップ603で送信が完了してい
れば、さらに、コピーを実行中かどうかチェックする
(ステップ606)。コピー中であれば、故障によって
コピー不可能な状態になっているので、故障内容を操作
表示部101に送信し(ステップ607)、タイマをス
タートさせる(ステップ608)。操作表示部101
は、ステップ607で送信された故障内容を受信し、所
定時間「故障が発生したため、隣の複写機をお使い下さ
い。」などのメッセージを表示する。そして、タイムア
ップすると、言い換えれば所定時間経過すると(ステッ
プ609)、第1のデジタル複写機2に設定された優先
モードをコピーモードからFAXモードに切り換え(ス
テップ610)、切り換えられたFAXモードを操作表
示部101に送信する(ステップ611)。これによっ
て操作表示部101では、FAX(送信)モードのガイ
ダンスを表示部で表示し、さらに、故障内容を第2のデ
ジタル複写機3に送信した(ステップ612)後、送信
完了フラグをセットする(ステップ613)。なお、F
AXの受信モードおよびプリントモードは第2のデジタ
ル複写機3に設定されたままである。また、ステップ6
06でコピー中でなければ、コピー動作を考慮する必要
がないので、ステップ607、608および609をジ
ャンプしてステップ610で優先モードをFAXモード
に切り換えて以降の処理を実行する。
【0040】他方、このようにして第1のデジタル複写
機2から故障内容が送信された第2のデジタル複写機3
では、第1のデジタル複写機2から故障内容を受信する
と(ステップ621)、その故障の発生個所が複写エン
ジン部であれば(ステップ622)、優先モードをFA
X受信モードおよびプリントモードからコピーモードに
切り換え(ステップ623)、優先モードがコピーモー
ドになった旨操作表示部101に送信して操作表示部1
01に表示させた(ステップ624)後、このルーチン
から抜ける。
【0041】なお、第1のデジタル複写機2の優先モー
ドが上述のようにしてFAXモードに切り換えらえた場
合には、再度、故障内容を操作部へ送信し、上述のよう
にして故障である旨表示し、所定時間経過後、FAXモ
ードに切り換わる。
【0042】2.第2の対応 第1のデジタル複写機が故障したときの第2の対応例を
図7のフローチャートに示す。この対応例は、第1のデ
ジタル複写機2の操作表示部101をそのまま使用して
モード内容を第2のデジタル複写機3に転送し、第2の
デジタル複写機3の複写エンジンを使用してコピーを行
わせるものである。なお、図7(1)は第1のデジタル
複写機2が故障したときの第1のデジタル複写機2の処
理手順を、図7(2)はそのときの第2のデジタル複写
機3の処理手順をそれぞれ示すフローチャートである。
【0043】この処理手順では、まず、第1のデジタル
複写機2が故障し(ステップ701)、その故障が複写
エンジン部であれば(ステップ702)、故障した旨の
送信が完了しているかどうかチェックし(ステップ70
3)、送信が完了していなければ、優先モードをFAX
モードに切り換え(ステップ704)、故障内容を第2
のデジタル複写機3に送信した(ステップ705)後、
送信完了フラグをセットして(ステップ706)第2の
デジタル複写機3からのデータを受信したかどうかチェ
ックし(ステップ707)、受信していれば第2のデジ
タル複写機3からのコピーモード情報、たとえば給紙ト
レイ内の用紙サイズ、用紙の有無、トナーの有無などを
操作表示部101に送信する(ステップ708)。この
送信に応じて、第1のデジタル複写機2では、故障の内
容を操作表示部の表示部に表示する。第2のデジタル複
写機3からのコピー情報の送信が完了すれば(ステップ
709)、操作表示部101からコピースタートをした
かどうかチェックし(ステップ710)、コピースター
ト指示を受信していれば、ユーザが第1のデジタル複写
機2でコピーをとるために上記の状態を確認し、用紙サ
イズ、コピー枚数などを設定して操作表示部101のプ
リントキーを押すことによって、上記の情報および読み
取った画像情報を第2のデジタル複写機2に送信する
(ステップ711)。そして、送信完了フラグをセット
した(ステップ712)後、第2のデジタル複写機3へ
排紙した旨、第1のデジタル複写機2の操作表示部10
1に表示する(ステップ713)。
【0044】なお、ステップ703で故障した旨の送信
が完了していれば、ステップ704、705および70
6をジャンプしてステップ707以降の処理を実行す
る。また、ステップ707で第2のデジタル複写機3か
らのデータを受信していなければ、操作表示部101へ
送信すべき情報がないので、ステップ708をジャンプ
してステップ709以降の処理を実行する。さらに、ス
テップ710で、操作表示部101からコピースタート
信号を受信していないときには、ステップ711および
712をジャンプしてステップ713の処理を実行して
このルーチンから抜ける。
【0045】一方、第2のデジタル複写機3では、第1
のデジタル複写機2から送信されたデータに基づいてコ
ピーを作成するが、まず、第1のデジタル複写機2から
故障信号を受信し(ステップ721)、その故障が複写
エンジン部であれば(ステップ722)、故障した旨の
送信が完了したかどうかチェックし(ステップ72
3)、送信が完了していなければコピーモード情報を第
1のデジタル複写機2に送信する(ステップ724)と
ともに、コピー中である旨、操作表示部101に送信し
(ステップ725)、コピーモード情報の送信完了フラ
グをセットする(ステップ726)。システム制御部1
07は第1のデジタル複写機2からコピースタート信号
を受信すると(ステップ727)、コピースタート信号
を画像形成制御部106に送信し(ステップ728)、
第2のデジタル複写機3の画像形成部でコピーするとと
同時に、その旨、第1のデジタル複写機2の操作表示部
101に送信し(ステップ729)、操作表示部101
に第2のデジタル複写機3の第2の排紙トレイ6に排紙
する旨、強調表示させ、このルーチンから抜ける。強調
表示としては、例えば点滅表示などが使用される。
【0046】また、ステップ723で前記送信が完了し
ていれば、ステップ724、725および726の処理
をジャンプしてステップ727以降の処理を実行する。
また、ステップ727で第1のデジタル複写機2からの
コピースタート信号を受信していなければコピーするこ
となく、このルーチンから抜ける。
【0047】このように構成すると、第1のデジタル複
写機2に故障が生じても、ユーザに対して見かけ上各複
写機の優先モードが変わらないので、操作性に優れたも
のとなる。特に、コピー中に故障が発生したときに、連
続してコピー作業が行えるので、コピー動作が中断する
ことがなくなる。
【0048】《第2のデジタル複写機の画像形成部が故
障したとき》 1.第1の対応 第2のデジタル複写機3が故障した場合、第2のデジタ
ル複写機3の優先モード、すなわち、FAX(受信)モ
ードおよびプリンタモードを第1のデジタル複写機2に
切り換えることによって対応する。
【0049】図8は第2のデジタル複写機3の故障時の
処理手順を示すフローチャートである。図8(1)に第
2のデジタル複写機3のシステム制御部に107に設定
された複写エンジンチェックのルーチンを示す。このル
ーチンでは、第2のデジタル複写機3で故障が発生し
(ステップ801)、その故障が複写エンジン部であれ
ば(ステップ802)、故障した旨の送信が行われてい
るかどうかをチェックする(ステップ803)。このチ
ェックで送信が行われていなければ、故障内容を自身の
操作表示部101に送信する(ステップ804)。操作
表示部101では、受信した故障内容をガイダンスの一
部に「故障が発生しました。サービスマンに御連絡下さ
い。」などの故障メッセージを表示する。ついで、FA
X(受信)モードおよびプリントモードをリセットして
第2のデジタル複写機2から外し(ステップ805)、
故障内容を第1のデジタル複写機2に送信し(ステップ
806)、送信完了フラグをセットして(ステップ80
7)このルーチンから抜ける。
【0050】図8(2)に第1のデジタル複写機2のシ
ステム制御部107に設定された第2のデジタル複写機
3の故障チェックのルーチンを示す。このルーチンで
は、前記ステップ806において送信された故障内容を
受信し(ステップ811)、その故障個所が複写エンジ
ン部であれば(ステップ812)、第1のデジタル複写
機2の優先モードをFAX(受信)およびプリントモー
ドにセットする(ステップ813)。
【0051】図8(3)は第1のデジタル複写機2にお
ける受信データ処理のルーチンであって、FAXまたは
PCからの画像信号は一旦第2のデジタル複写機3の画
像メモリ103に格納され、その後、システム制御部1
07から通信線を介して第1のデジタル複写機2に転送
される。そして、FAX(受信)モードおよびプリント
モードになっている第1のデジタル複写機2によって
(ステップ821)第2のデジタル複写機3からの画像
データが受信され(ステップ822)、画像処理部10
5を介して画像形成制御部106の画像形成部に送られ
て(ステップ823)プリント処理が行われる。このよ
うにしてプリント処理が実行されると、画像形成部では
図3に示すように、給送搬送系の排紙分岐ソレノイドに
よって分岐爪10を第2のデジタル複写機3の搬送系に
受け渡し、第2のデジタル複写機3の排紙トレイ6に排
出される。なお、図4の給送搬送系では、あらかじめ設
定されたビンに同様にして排出される。
【0052】このように、上記実施例によれば、2台の
デジタル複写機2,3を使用してコピー、FAX、およ
びプリンタの各機能を相互に補完して全体的に1つのシ
ステムとして機能させ、いずれかのデジタル複写機での
いずれかの機能に故障が生じたとしても、ユーザにとっ
ては見かけ上故障がないものとして使用することが可能
になり、操作性を著しく向上させることができる。
【0053】なお、この実施例ではデジタル複写機を2
台連結して1つの複合機システムを構成しているが、さ
らに多数の複合機を連結してシステムを構成できること
は言うまでもない。
【0054】
【発明の効果】これまでの説明で明かなように、本発明
によれば、以下に列挙するような効果を奏する。
【0055】すなわち、優先モードに設定する手段によ
って設定された特定の優先モードを設定した複合機が故
障したとき、その故障した複合機に設定された優先モー
ド交換する手段を備えた請求項1記載の発明によれば、
1台の複合機が故障しても複合機に設定されたプリン
タ、FAXおよび複写機の3つの機能は必ず使用するこ
とができるとともに、2台の複合機が常に異なった2つ
の優先モードに設定されているので、ユーザは使用した
いモードをモード切り換えなしで使用することができ
る。また、1台の複合機が故障したとしても、2つの優
先モードを維持することができるので、操作性が低下す
ることはない。
【0056】表示する手段に故障内容および使用可能機
を表示させる請求項2記載の発明によれば、故障内容と
当該複合機から他の複合機に入れ替わった優先モードを
表示するので、ユーザがシステムの状態を表示手段を介
して把握することが可能となり、さらに操作性の向上を
図ることができる。
【0057】優先モードに設定する手段によって設定さ
れた特定の優先モードを設定した複合機が故障したと
き、当該故障した機能のみ他の複合機に実行させる手段
を備えた請求項3記載の発明によれば、故障した機能を
他の複合機に代替させ、故障した複合機でも優先モード
をそのまま維持させるので、ユーザは故障を意識せずに
処理することが可能となり、さらに操作性の向上を図る
ことができる。
【0058】特定の優先モードが、コピーモードおよび
FAX送信モードのいずれかである請求項4記載の発明
によれば、1台の複合機が故障したときでも、いずれか
のモードを優先モードとしておけば、ユーザが直接操作
して処理するときに支障が生じるおそれがなくなる。
【0059】故障した複合機の表示する手段に故障内容
およびコピー排出トレイの変更を表示する請求項3記載
の発明によれば、コピーされた用紙の排出先を表示する
ので、ユーザは、その表示を見て、変わった排出先から
間違えずに用紙を持ち帰ることができ、さらに操作性の
向上を図ることができる。
【0060】故障した機能を他の複合機が実行したとき
でも、用紙の排出先のトレイを設定する手段によって設
定されたトレイを変更しないように設定した請求項6記
載の発明によれば、故障の有無にかかわらず、常に設定
されたトレイに排紙されるので、ユーザは間違えること
なく各処理を行った用紙を持ち帰ることができ、故障時
に混乱を生じるおそれがなくなり、これによって操作性
の向上を図ることができる。
【0061】複合機のうちあらかじめ設定された複合機
間に用紙搬送経路を設け、当該用紙搬送経路の搬送方向
下流側の複合機内の用紙搬送路を前記用紙搬送経路の搬
送方向上流側の複合機の用紙搬送路として使用する請求
項7記載の発明によれば、搬送方向上流側の複合機で処
理された用紙を、搬送方向下流側の複合機から排出する
ことができ、故障によって使用する複合機が変わった場
合でも、同一のトレイに排出することができる。これに
よって操作性の向上を図ることができる。また、用紙搬
送経路を一部共有化することによってコストの低減を図
ることができる。
【0062】搬送方向下流側の複合機に対してプリンタ
およびFAX機能を優先モードとして設定した請求項8
記載の発明によれば、搬送方向下流側の用紙は受信して
処理するモードに設定されているので、ユーザが直接操
作する複写機モードによって処理された用紙とが衝突す
るおそれがなく、これによってジャムの発生を抑えるこ
とができ、その結果、操作性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】複合機を2台直列に連結した本発明の複合機シ
ステムの第1の実施例を示す説明図である。
【図2】図1の複合機システムの用紙搬送経路を示す図
である。
【図3】複合機を2台直列に連結した本発明の複合機シ
ステムの第2の実施例を示す説明図である。
【図4】図3の複合機システムの用紙搬送経路を示す図
である。
【図5】実施例に係る複合機の制御回路の構成を示すブ
ロック図である。
【図6】第1の複合機の複写エンジンが故障したときの
処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図7】第1の複合機の複写エンジンが故障したときの
処理手順の他の例を示すフローチャートである。
【図8】第2の複合機の複写エンジンが故障したときの
処理手順の一例を示すフローチャートである
【符号の説明】
1 複合機システム 2 第1のデジタル複写機 3 第2のデジタル複写機 4 中継搬送路 5 第1の排紙トレイ 6 第2の排紙トレイ 10 切換爪 11 第1の搬送ローラ 12 第2の搬送ローラ 14 第2のデジタル複写機の用紙搬送路 15 第3の搬送ローラ 16 ソータ 16a,16b,16c ビン 17 用紙搬送経路 18 第4の搬送ローラ 19 第5の搬送ローラ 101 操作表示部 102 FAXモデム 103 画像メモリ 104 スキャナ制御部104 105 画像処理部 106 画像形成制御部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリンタ、FAXおよび複写機の機能を
    有する複数の複合機を通信媒体を介して通信可能に接続
    してなる複合機システムにおいて、 各複合機間で互いのモードデータを交信する手段と、 各複合機を互いに異なった優先モードに設定する手段
    と、 各複合機の操作モードを表示する手段と、 前記優先モードに設定する手段によって設定された特定
    の優先モードを設定した複合機が故障したとき、当該優
    先モードを交換する手段と、を備えていることを特徴と
    する複合機システム。
  2. 【請求項2】 故障した複合機の前記表示する手段に、
    故障内容および使用可能機を表示させることを特徴とす
    る請求項1記載の複合機システム。
  3. 【請求項3】 プリンタ、FAXおよび複写機の機能を
    有する複数の複合機を通信媒体を介して通信可能に接続
    してなる複合機システムにおいて、 各複合機間で互いのモードデータを交信する手段と、 各複合機を互いに異なった優先モードに設定する手段
    と、 各複合機の操作モードを表示する手段と、 前記優先モードに設定する手段によって設定された特定
    の優先モードを設定した複合機が故障したとき、当該故
    障した機能のみ他の複合機に実行させる手段と、を備え
    ていることを特徴とする複合機システム。
  4. 【請求項4】 前記特定の優先モードが、コピーモード
    およびFAX送信モードのいずれかであることを特徴と
    する請求項1または3記載の複合機システム。
  5. 【請求項5】 前記故障した複合機の表示する手段が、
    故障内容およびコピー排出トレイの変更を表示すること
    を特徴とする請求項3記載の複合機システム。
  6. 【請求項6】 プリンタ、FAXおよび複写機の機能を
    有する複数の複合機を通信媒体を介して通信可能に接続
    してなる複合機システムにおいて、 各複合機間で互いのモードデータを交信する手段と、 各複合機を互いに異なった優先モードに設定する手段
    と、 前記優先モードに設定する手段によって設定された特定
    の優先モードを設定した複合機が故障したとき、当該故
    障した機能を他の複合機に実行させる手段と、 プリンタモード、FAXモードおよび複写モードの各モ
    ードに応じて、プリントした用紙の排出先のトレイを設
    定する手段と、 前記故障した機能を他の複合機が実行したときでも、前
    記用紙の排出先のトレイを設定する手段によって設定さ
    れたトレイを変更しないように制御する制御手段と、を
    備えていることを特徴とする複合機システム。
  7. 【請求項7】 前記複合機のうちあらかじめ設定された
    複合機間に用紙搬送経路を設け、当該用紙搬送経路の搬
    送方向下流側の複合機内の用紙搬送路を前記用紙搬送経
    路の搬送方向上流側の複合機の用紙搬送路として使用す
    ることを特徴とする請求項6記載の複合機システム。
  8. 【請求項8】 前記用紙搬送経路を介して接続された複
    合機のうち、搬送方向下流側の複合機は、プリンタおよ
    びFAX機能が優先モードとして設定されていることを
    特徴とする請求項7記載の複合機システム。
JP7143493A 1995-06-09 1995-06-09 複合機システム Pending JPH08336002A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6633394B2 (en) 1997-10-17 2003-10-14 Minolta Co., Ltd. Image output device and image output method
US6707565B2 (en) 1997-10-30 2004-03-16 Minolta Co., Ltd. Image output device
US7751077B2 (en) 2005-12-21 2010-07-06 Sharp Kabushiki Kaisha Image recording system and program
US9319538B2 (en) 2010-03-15 2016-04-19 Sharp Kabushiki Kaisha Management apparatus, image processing apparatus and image processing system

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