JP2007085324A - 自動二輪車 - Google Patents

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Abstract

【課題】排気装置を設けるにあたり、車体の低重心化と重量マスの集中化を図りつつ、限られたスペースを有効に活用して高い消音性能と排気ガス浄化性能を確保し、併せて排気装置周りの外観性向上と熱害防止を図る。
【解決手段】車体フレーム2の中央部に設けたピボットブラケット5の前側にエンジン3、後側に後輪懸架装置26を配置し、ピボットブラケット5に車幅方向に架設したピボット軸23に後輪24を支持するスイングアーム25を上下揺動自在に軸支して後輪懸架装置26により緩衝懸架させる一方、エンジン3のエンジンケース6下面に設置されたオイルパン8を車体前方に偏移させつつ下方に膨出させて必要な内容量を確保し、このオイルパン8の膨出部8aと後輪24との間、かつピボットブラケット5とスイングアーム25の下方に排気装置50の膨張室59を配設し、膨張室59の後部側面に消音器60を接続した。
【選択図】 図2

Description

本発明は、排気装置における膨張室および消音器等の配置構造を改善した自動二輪車に関する。
自動二輪車の排気装置に排気ガス浄化用の触媒担体を設ける場合、浄化性能を向上させるには触媒担体が自動二輪車の外観を損なうような場所に設置されることになる。また、消音性能を満足させる排気管、消音器を構成した場合、排気管の長さおよび消音器の容積が十分に必要になるために排気装置全体が高重量化するばかりでなく、重量物である排気装置が車体重心から離れてしまい、車体の重量マスが分散して操縦安定性等が劣化する懸念がある。そればかりか、排気装置を車体フレーム等に固定するための固定箇所が増えて自動二輪車の外観が悪くなるとともに、排気装置の着脱作業性が損なわれるという問題が生じる。
高重量な膨張室をエンジンの下方に配置することにより、車体の低重心化と重量マスの集中化を図った自動二輪車が特許文献1,2,3に記載されている。
特開2002−303133号公報 特許第3026684号公報 特許第2995194号公報
しかしながら、上記特許文献1〜3に記載されているように、エンジン下方に膨張室を配置した場合には、この膨張室の内部に触媒担体を設置するにあたり、膨張室と排気管の接続レイアウトが複雑化して排気装置全体の重量が増すばかりでなく、スペース的に消音器を設けられなくなって消音性能が不十分になりがちである。
本発明は、上記問題を解決するためになされたものであり、排気装置を設けるにあたり、車体の低重心化と重量マスの集中化を図りつつ、限られたスペースを有効に活用して高い消音性能と排気ガス浄化性能を確保し、排気装置周りの外観性が良く、併せて熱害防止にも貢献することのできる自動二輪車を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る自動二輪車は、車体フレームの中央部に設けたピボットブラケットの前側にエンジン、後側に後輪懸架装置を配置し、上記ピボットブラケットに車幅方向に架設したピボット軸に後輪を支持するスイングアームを上下揺動自在に軸支して上記後輪懸架装置により緩衝懸架させる一方、上記エンジンのエンジンケース下面に設置されたオイルパンを車体前方に偏移させつつ下方に膨出させて必要な内容量を確保し、このオイルパンの膨出部と上記後輪との間、かつ上記ピボットブラケットと上記スイングアームの下方に排気装置の膨張室を配設し、この膨張室の後部側面に消音器を接続したことを特徴とする。
また、本発明に係る自動二輪車は、上記消音器を上記スイングアームの車幅方向外側に配置し、車両側面視において消音器後端の排気出口をスイングアームと重なる位置に配置したことを特徴とする。
さらに、本発明に係る自動二輪車は、上記膨張室を、容量の大きい主膨張室と、容量の小さい副膨張室とを備えて構成し、上記主膨張室を上記ピボットブラケットの下端よりも下方にて上記オイルパンと上記後輪との間に延在させて配置し、上記副膨張室を主膨張室の後部から上方に突設し、この副膨張室を上記後輪の側方かつ主膨張室と上記スイングアームとの間に配置したことを特徴とする。
そして、本発明に係る自動二輪車は、上記副膨張室の車幅方向内側に、上記後輪懸架装置のリンク機構を配設したことを特徴とする。
さらに、本発明に係る自動二輪車は、上記主膨張室の内部に排気ガス浄化用の触媒担体を配設したことを特徴とする。
また、本発明に係る自動二輪車は、上記主膨張室の内部空間を第一膨張室と第二膨張室と第三膨張室に区画し、上記触媒担体の出口側を上記第一膨張室内に開口させ、第一膨張室と第二膨張室とを連通させる第一連通管と、第二膨張室と第三膨張室とを連通させる第二連通管とを、上記触媒担体を挟んで車幅方向両側に並べて配設したことを特徴とする。
そして、本発明に係る自動二輪車は、上記消音器のアウターボディーの断面形状を略三角形とし、その中に設置されるインナーパイプの断面形状を楕円形としたことを特徴とする。
本発明に係る自動二輪車によれば、排気装置を構成する高重量な膨張室がエンジンおよびピボットブラケットの下方に配設されるため、車体重心を低くするとともに、重量物を車体重心付近に配置して重量マスの集中化を図り、走行安定性を向上させることができる。しかも、低い位置に配置された膨張室が目立たなくなるため、自動二輪車の外観性が向上する。
また、消音器から排出される高温な排気ガスが後輪のタイヤに対してスイングアームで遮られるため、タイヤに熱害が及ぶことを防止できる。
さらに、ピボットブラケットの下方にて前後方向に延在する主膨張室の後部に副膨張室を突設し、この副膨張室を後輪の側方かつ主膨張室とスイングアームとの間に配置したことと、副膨張室の車幅方向内側に後輪懸架装置のリンク機構を配設したことにより、車体内部の限られたスペースを有効に利用して目立たないように膨張室容積を増大させ、外観性を損なうことなく消音性能を向上させることができる。
また、主膨張室の内部空間を3つの膨張室に区画し、その最上流側の膨張室に重量物である触媒担体を保持させ、各膨張室を連通させる連通管を触媒担体を挟んで車幅方向両側に並べて配設したため、車体の低重心化と重量マス集中化を図るとともに、主膨張室の内部スペースを有効に利用して排気ガス浄化性能と消音性能を向上させることができる。
さらに、消音器のアウターボディーの断面形状を略三角形とし、その中に設置されるインナーパイプの断面形状を楕円形としたため、消音器を小型化しつつインナーパイプの容量を大きくして消音性能を向上させることができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明に係る自動二輪車の左側面図であり、図2は車体フレーム前半部とエンジンと排気装置を示す拡大左側面図である。この自動二輪車1は例えばアルミ製の車体フレーム2を備えており、この車体フレーム2の前半部に並列4気筒の水冷4サイクル形式のエンジン3が懸架搭載され、エンジン3の上方に位置するように燃料タンク4が車体フレーム2上に載置されている。
エンジン3は、車体フレームの中央部に設けられたピボットブラケット5の前側に配置され、そのエンジンケース6の前上部にシリンダーアッセンブリー7が設置され、エンジンケース6の下面にオイルパン8が設けられている。シリンダーアッセンブリー7の後部には燃料噴射装置(スロットルボディー)9が接続され、さらに燃料タンク4の下面に設けられた凹部内に設置されたエアクリーナー10が接続されている。
燃料タンク4の後方にはライダーシート12および同乗者用シート13がリヤカウリング14と共に配置され、エンジン3のシリンダーアッセンブリー7の前方にラジエーター15が設けられている。なお、車体前半部が樹脂製の流線形なフロントカウリング16に覆われ、リヤカウリング14の後部にリヤフェンダー17が設けられている。
車体フレーム2の前頭部には前輪19を支持するフロントフォーク20がハンドルバー21やフロントフェンダー22等とともに左右操向可能に軸支される一方、図3にも示すように、車体フレーム2のピボットブラケット5に車幅方向に架設されたピボット軸23に後輪24を支持するスイングアーム25が上下揺動自在に軸支され、スイングアーム25の基端部かつピボットブラケット5の後側に後輪懸架装置26が構成されている。後輪懸架装置26はクッションユニット27を備え、その上端が車体フレーム2に連結され、下端がリンク機構28を介してスイングアーム25に連結されている。後輪24は後輪懸架装置26によって緩衝懸架される。
図2に示すように、エンジンケース6はアッパーケース32とロアーケース33とを備えた上下2分割構造である。アッパーケース32とロアーケース33との合わせ面34は車両側面視で直線状(即ち単一平面状)に形成され、車両側面視では前下がりに傾斜している。なお、エンジンケース6の前面にはオイルフィルター35、左側面にはウォーターポンプ36、背面にはスターターモーター37とブリーザーケース38がそれぞれ設置されている。
エンジンケース6の合わせ面34の位置には車幅方向に延びるクランク軸41と変速入力軸42と二次バランサー軸43が軸支され、ロアーケース33に変速出力軸44が軸支されている。合わせ面34の位置に軸支される回転軸の順番は、車両進行方向前方より二次バランサー軸43、クランク軸41、変速入力軸42の順となっており、変速出力軸44は変速入力軸42の下方に配置されている。変速出力軸44にはドライブスプロケット46(図1参照)が設けられ、後輪24に設けられたドリブンスプロケット47との間にドライブチェーン48が巻装されている。
エンジン3には排気装置50が設置されている。図3は車体フレーム2とスイングアーム25と後輪懸架装置26と排気装置50の左側面図であり、図4は図3のIV矢視による排気装置50の平面図である。図2、図3、図4に示すように、この排気装置50は、エンジン3の気筒数分(本実施形態では4本)の排気管51,52,53,54と、第一集合部55,56と、第二集合部57と、接続管58と、膨張室59と、消音器60とを備えて構成されている。なお、図5は図3のV−V線に沿う排気装置50の縦断面図、図6は図3のVI矢視による排気装置50の後面図、図7は図3のVII−VII線に沿う膨張室59の横断面図、図8は図7のVIII−VIII線に沿う膨張室59の縦断面図である。
排気管51,52,53,54は、エンジン3のシリンダーアッセンブリー7前面に開口する排気ポート62(図2参照)から前斜め下方に導出されて一旦下方に延びてから後方に湾曲し、排気管51,52が左側の第一集合部55に集合し、排気管53,54が右側の第一集合部56に集合する。また、第一集合部55,56の末端がクランクケース6の下方かつエンジン3のオイルパン8前方で第二集合部57に集合し、第二集合部57の下流側がクランクケース6の下方で接続管58に繋がり、接続管58が膨張室59に繋がる。なお、第二集合部57には排気ガスセンサーの取付ボス63と排気絞り弁64等の排気デバイスが設けられている。
エンジン3のオイルパン8は車体前方に偏移されつつ下方に膨出して必要な内容量が確保され、このオイルパン8の膨出部8aと後輪24との間、かつピボットブラケット5とスイングアーム25の下方に膨張室59が配設されている。また、消音器60は膨張室59の後部右側面に接続されてスイングアーム25の車幅方向外側(右側)に配置され、車両側面視(図3参照)において消音器60後端の排気出口65がスイングアーム25と重なる位置に配置されている。
膨張室59は、容量の大きい主膨張室68と、容量の小さい副膨張室69とを備えている。主膨張室68はピボットブラケット5の下端よりも下方にてオイルパン8(膨出部8a)と後輪24との間に延在し、かつ車幅方向にも拡張された箱型形状に形成され、例えば3つの固定ブラケット71,72,73でピボットブラケット5の下端部に固定されている。
一方、副膨張室69は主膨張室68の後部の右側(右肩)から上方に延びるように突設され、後輪24の右側方かつ主膨張室68とスイングアーム25との間に配置されている(図5参照)。副膨張室69の車幅方向内側には後輪懸架装置26のリンク機構28が配設されている。なお、図5中に示す部材74は右側のフットレストであり、このフットレスト74が副膨張室69のほぼ右方に位置している。
図4および図7に示すように、接続管58の後端部が主膨張室68の前壁を貫通して内部に進入し、この後端部には後方に向かって拡径するメガホン状の膨張管75が接続され、膨張管75の後端部に排気ガス浄化用の触媒担体76が設けられている。触媒担体76は、例えば直管状の触媒管77の内部にハニカム触媒78を設けた構造である。
図7に示すように、主膨張室68の外殻部は膨張室ボディー81の内側に間隙を介して多孔状の内壁82,83が設けられた二重壁構造であり、その間隙にグラスウール等の消音断熱材が充填される。主膨張室68の内部空間はバッフル板85と隔壁86とにより第一膨張室87と第二膨張室88と第三膨張室89とに区画され、隔壁86に上述の触媒担体76(触媒管77)および第一連通管91と第二連通管92とが貫通固定されている。
触媒担体76の出口側は第一膨張室87内に開口し、第一膨張室87と第二膨張室88との間が第一連通管91により連通し、第二膨張室88と第三膨張室89との間が第二連通管92により連通している。触媒担体76と第一連通管91と第二連通管92は車両前後方向に延び、第一連通管91と第二連通管92とが触媒担体76を挟んで車幅方向両側に並べて配設されている。第一連通管91と第二連通管92の断面形状は円形断面ではなく、主膨張室68の内部形状に沿う異形断面とされている。なお、副膨張室69は第三膨張室89に連通している。
一方、消音器60は、第二膨張室88の右側面上部から右方に延出するエルボ管95(図4、図6参照)の後部にアウターボディー96が接続され、アウターボディー96の内部に多孔状のインナーパイプ97が配設され、アウターボディー96とインナーパイプ97との間の空間にグラスウール等の消音断熱材が充填される。インナーパイプ97の後端開口部は前述した排気出口65となる。
図6に示すように、アウターボディー96の断面形状は略二等辺三角形状であり、インナーパイプ97の断面形状は楕円形である。インナーパイプ97の楕円形断面の長軸方向はアウターボディー96の略二等辺三角形断面の長手方向に沿っている。
以上のように構成された自動二輪車1において、エンジン3から排出された排気ガスは、排気管51〜54→第一集合部55,56→第二集合部57→接続管58→膨張管75→触媒担体76を通り、触媒担体76によってHC,CO等の有害成分を浄化された後に第一膨張室87に入り、更に第一連通管91→第二膨張室88→第二連通管92→第三膨張室89→副膨張室69→消音器60を経て、各膨張室87,88,89,69および消音器60にて十分に膨張、消音された後に排気出口65から外部に排気される。
この自動二輪車1は、排気装置50の主要部となる高重量な膨張室59がエンジン3およびピボットブラケット5の下方に配設されたため、車体重心を低くするとともに、重量物である膨張室59を車体重心付近に配置して重量マスの集中化を図り、走行安定性を向上させることができる。しかも、低い位置に配置された膨張室59が目立たなくなるため、自動二輪車1の外観性を格段に向上させることができる。
また、消音器60をスイングアーム25の車幅方向外側に配置し、車両側面視において消音器60後端の排気出口65をスイングアーム25と重なる位置に配置したため、排気出口65から排出される高温な排気ガスを後輪24のタイヤに対してスイングアーム25で遮蔽し、タイヤに熱害が及ぶことを防止できる。
さらに、膨張室59を主膨張室68と副膨張室69とを備えて構成し、主膨張室68をピボットブラケット5の下方にて前後方向に延在させ、その後部に副膨張室69を突設し、この副膨張室69を後輪24の側方かつ主膨張室68とスイングアーム25との間に配置したことと、副膨張室69の車幅方向内側に後輪懸架装置26のリンク機構28を配設したこととにより、車体内部の限られたスペースを有効に利用して目立たないように膨張室59および副膨張室69の容積を増大させ、外観性やエンジン性能を損なうことなく消音性能を大幅に向上させることができる。
また、主膨張室68の内部空間を第一〜第三の膨張室87,88,89に区画し、その最上流側の第一膨張室87に重量物である触媒担体76を保持させ、各膨張室87,88,89間を連通させる連通管91,92を触媒担体76を挟んで車幅方向両側に並べて配設したため、車体の低重心化と重量マスの集中化を図るとともに、主膨張室68の内部スペースを有効に利用して排気ガス浄化性能と消音性能を大幅に向上させることができる。
さらに、消音器60のアウターボディー96の断面形状を略三角形とし、その中に設置されるインナーパイプ97の断面形状を楕円形としたため、消音器60を小型化しつつインナーパイプ97の容量を大きくして消音性能を向上させることができる。
本発明に係る自動二輪車の左側面図。 車体フレーム前半部とエンジンと排気装置を示す拡大左側面図。 車体フレームとスイングアームと後輪懸架装置と排気装置の左側面図。 図3のIV矢視による排気装置の平面図。 図3のV−V線に沿う排気装置の縦断面図。 図3のVI矢視による排気装置の後面図。 図3のVII−VII線に沿う膨張室の横断面図。 図7のVIII−VIII線に沿う膨張室の縦断面図。
符号の説明
1 自動二輪車
2 車体フレーム
3 エンジン
5 ピボットブラケット
6 エンジンケース
8 オイルパン
8a オイルパンの膨出部
23 ピボット軸
24 後輪
25 スイングアーム
26 後輪懸架装置
28 リンク機構
50 排気装置
59 膨張室
60 消音器
65 排気出口
68 主膨張室
69 副膨張室
76 触媒担体
87 第一膨張室
88 第二膨張室
89 第三膨張室
91 第一連通管
92 第二連通管
96 アウターボディー
97 インナーパイプ

Claims (7)

  1. 車体フレームの中央部に設けたピボットブラケットの前側にエンジン、後側に後輪懸架装置を配置し、上記ピボットブラケットに車幅方向に架設したピボット軸に後輪を支持するスイングアームを上下揺動自在に軸支して上記後輪懸架装置により緩衝懸架させる一方、上記エンジンのエンジンケース下面に設置されたオイルパンを車体前方に偏移させつつ下方に膨出させて必要な内容量を確保し、このオイルパンの膨出部と上記後輪との間、かつ上記ピボットブラケットと上記スイングアームの下方に排気装置の膨張室を配設し、この膨張室の後部側面に消音器を接続したことを特徴とする自動二輪車。
  2. 上記消音器を上記スイングアームの車幅方向外側に配置し、車両側面視において消音器後端の排気出口をスイングアームと重なる位置に配置したことを特徴とする請求項1に記載の自動二輪車。
  3. 上記膨張室を、容量の大きい主膨張室と、容量の小さい副膨張室とを備えて構成し、上記主膨張室を上記ピボットブラケットの下端よりも下方にて上記オイルパンと上記後輪との間に延在させて配置し、上記副膨張室を主膨張室の後部から上方に突設し、この副膨張室を上記後輪の側方かつ主膨張室と上記スイングアームとの間に配置したことを特徴とする請求項1または2に記載の自動二輪車。
  4. 上記副膨張室の車幅方向内側に、上記後輪懸架装置のリンク機構を配設したことを特徴とする請求項3に記載の自動二輪車。
  5. 上記主膨張室の内部に排気ガス浄化用の触媒担体を配設したことを特徴とする請求項3に記載の自動二輪車。
  6. 上記主膨張室の内部空間を第一膨張室と第二膨張室と第三膨張室に区画し、上記触媒担体の出口側を上記第一膨張室内に開口させ、第一膨張室と第二膨張室とを連通させる第一連通管と、第二膨張室と第三膨張室とを連通させる第二連通管とを、上記触媒担体を挟んで車幅方向両側に並べて配設したことを特徴とする請求項5に記載の自動二輪車。
  7. 上記消音器のアウターボディーの断面形状を略三角形とし、その中に設置されるインナーパイプの断面形状を楕円形としたことを特徴とする請求項1または2に記載の自動二輪車。
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