JP5659681B2 - 内燃機関の消音装置 - Google Patents

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本発明は、自動二輪車や自動車等のエンジンの内燃機関に好適に適用される消音装置に関する。
従来、この種の内燃機関には排気装置が接続され、排気ガスの浄化作用と消音作用とを有している。この消音作用の消音原理は、排気装置を構成する小室内において排気ガスの流路の途中に絞りを設け、その絞りの部分で反射波を発生させる。そして、排気ガスの進行波と反射波とを干渉させることで減音する方法(所謂、干渉式)が知られている。(例えば特許文献1参照)。
特公平7‐62446号公報
しかしながら、従来の構造では高い消音効果を得るために、消音装置内に隔壁に中間導管を接続した複数の部品を直列配置する必要があり、部品点数が多くなり複雑な構造にならざるを得なかった。
本発明はかかる実情に鑑み、簡素な構造にて優れた消音効果を奏する内燃機関の消音装置を提供することを目的とする。
本発明による内燃機関の消音装置は、膨張室内を上流室と下流室とに区画する仕切り部材を備えた内燃機関の消音装置であって、前記膨張室内に前記仕切り部材を配置することにより、少なくとも前記上流室又は前記下流室の何れか一方に小断面空間が形成され、前記仕切り部材は前記膨張室内における排気ガスの流通経路に沿って、略クランク形状に形成され、前記仕切り部材の中壁部はその中央部に、前記上流室と前記下流室とを連通する連通孔が形成されていることを特徴とする。
また、本発明の内燃機関の消音装置において、前記仕切り部材は、下壁部と中壁部と上壁部とが連接されて構成され、前記中壁部は消音器本体の長手方向に略平行に配置されたことを特徴とする。
また、本発明の内燃機関の消音装置において、前記仕切り部材の下壁部の後面にはパンチングプレートが配置され、前記パンチングプレートと前記仕切り部材との間にて前記下壁部の前記下流室側に吸音材を配置したことを特徴とする。
本発明によれば、仕切り部材を配置することにより少なくとも上流室又は下流室の何れか一方に小断面空間が形成される。これにより上流室内又は下流室内で反射波が発生し、この反射波の作用で消音効果を得ることができると共に、簡素且つコンパクトに消音装置を構成することができる。
本発明の実施形態に係る自動二輪車の全体構成例を示す側面図である。 本発明に係る消音装置と内燃機関を示す側面図である。 本発明に係る消音気装置の外観図であって、(a)は斜視図、(b)は後面図である。 図3(b)におけるI−I線に沿う断面図である。 本発明に係る消音気装置の破断斜視図である。 本発明の消音気装置に係る仕切り部材の外観斜視図及び破断斜視図である。 本発明に係る消音装置における排気ガスの流通経路の例を説明する断面図である。 本発明に係る消音装置における作用を説明する断面図である。 本発明に係る消音気装置の第2の実施形態における断面図及び仕切り部材の外観斜視図である。 本発明に係る消音気装置の第3の実施形態における断面図である。
以下、図面に基づき、本発明による内燃機関の消音装置における好適な実施の形態を説明する。
先ず図1は、本発明の適用例としての自動二輪車の側面図である。図1を用いて、この自動二輪車100の全体構成について説明する。なお、図1を含め、以下の説明で用いる図においては、必要に応じて車両の前方を矢印Frにより、車両の後方を矢印Rrにより示し、また、車両の側方右側を矢印Rにより、車両の側方左側を矢印Lにより示す。
図1において鋼製或いはアルミニウム合金材でなるメインフレーム101の前部には、ステアリングヘッドパイプ102によって左右に回動可能に支持された左右2本のフロントフォーク103が設けられる。フロントフォーク103の上端にはハンドルバー104が固定され、ハンドルバー104の両端にグリップ105を有する。フロントフォーク103の下部には前輪106が回転可能に支持されると共に、前輪106上部を覆うようにフロントフェンダ107が固定される。前輪106は、前輪106と一体回転するブレーキディスク108を有している。
メインフレーム101はステアリングヘッドパイプ102の後部に接続され、更に後方に向けて左右一対が二又状に分岐し、それぞれが後下がりに傾斜して延出する。メインフレーム101の後部付近から、後上りに適度に傾斜してシートレール101Aが延出し、後述するシートを支持する。なお、メインフレーム101やシートレール101Aにより車体フレームが構成される。また、メインフレーム101の後部にはスイングアーム109が揺動可能に結合すると共に、両者間にリヤショックアブソーバ110が装架される。スイングアーム109の後端には後輪111が回転可能に支持される。後輪111は、後述するエンジンの動力を伝達するチェーン112が巻回されたドリブンスプロケット113を介して、回転駆動されるようになっている。後輪111の直近周囲にはその前上部付近を覆うインナフェンダ114が設けられると共に、そのインナフェンダ114の上方にはリヤフェンダ115が配置される。
メインフレーム101に搭載されたエンジンユニット116(点線部)には、図示しない燃料供給装置から混合気が供給されると共に、エンジン内での燃焼後の排気ガスがエキゾーストパイプ117を通って排気される。本実施形態において、エンジンは例えば4サイクル多気筒、典型的には4気筒エンジンであってよい。それぞれの気筒のエキゾーストパイプ117はエンジンユニット116の下側にて結合し、その後排気チャンバ118を経て車両後端付近で排気装置10から排気される。
また、エンジンユニット116の上方には燃料タンク119が搭載され、燃料タンク119の後方にシート120が連設される。このシート120は、ライダシート120Aとタンデムシート120Bとを含む。ライダシート120A及びタンデムシート120Bに対応して、フートレスト121及びフートレストもしくはピリオンステップ122が配置される。なお、この例では車両左側において、前後方向略中央下部に図示しないプロップスタンドを有している。
更に図1において、123はヘッドランプ、124はスピードメータ、タコメータ或いは各種インジケータランプ等を含むメータユニット、125はステー126を介してハンドルバー104に支持されるバックミラーである。
車両外装において、フェアリング127及びサイドカウル128によって車両の主に前部及び側部が覆われ、車両後部にはサイドカバーあるいはシートカウル129が被着し、これらの外装部材により所謂、流線型を有する車両の外観フォルムが形成される。
次に、図2は、この実施形態におけるエンジンユニット116まわりの具体的な構成例を示している。この例ではエンジンユニット116は、前傾して配置されたシリンダもしくはシリンダブロック116Aと、このシリンダブロック116Aの下方に配置されたクランクケース116Bとが一体的に結合する。また、エンジンユニット116は複数のエンジンマウントを介してメインフレーム101に懸架されることでメインフレーム101と一体的に結合し、それ自体でメインフレーム101の剛性部材として作用する。
なお、図1に示されるようにドーム状もしくは甲羅状を呈する燃料タンク119は、メインフレーム101の上側全体を上部から蓋うようにメインフレーム101上に搭載支持される。更にシリンダブロック116Aのシリンダヘッドカバーの上側には、吸気装置に清浄空気を供給するためのエアクリーナ130が配置される。エアクリーナ130によって清浄化された空気は吸気装置によって吸気され、その後図1のようにインテークパイプ131内にて燃料が混合され、混合気としてエンジンユニット116に供給される。
次に、本発明の実施形態による消音装置を説明する。本発明に係る消音装置10は、前述のように例えば自動車等に搭載される内燃機関の排気管の後端に配置される。図3は、本発明に係る消音装置の外観を示し、図3(a)は外観斜視図、図3(b)は後面図である。本発明に係る消音装置10は、その前端がエキゾーストパイプ117側に接続される前筒12と、この前筒12の他端に接続される消音器本体11と、消音器本体11の後部から後方へ突出する尾筒13と、この消音器本体11の後端に設けられ、尾筒13の径方向を全周に渡って覆う後部カバー14とで構成される。なお、消音器本体11の上面側には、シートレール101A等でなる車体フレーム側に結合される取付ブラケット15が突設されており、この取付ブラケット15を介して車体フレームに支持される。
図4及び図5は消音装置10の内部構造を示し、図4は図3(b)におけるI−I線に沿う断面図、図5はその破断斜視図である。図4に示すように本発明に係る消音器本体11は、その中央部で前後方向に長く構成された重筒部16と、重筒部16の前面を覆う前蓋17と、重筒部16の後面を覆う後蓋18と、消音器本体11内に配置されることにより内部を上流室20と下流室21とに区画する仕切り部材19と、仕切り部材19の後方に配置されたバッフルプレート22とで構成される。なお、消音器本体11は排気ガスの膨張室として機能する。
重筒部16は、消音器本体11の主要な意匠を構成する外筒23と、この外筒23の内側に沿って配置され全体に多数の小孔が設けられた内筒24と、外筒23と内筒24との間に配置された吸音材25とで構成される。また、内筒24の後端は径方向に拡大して形成されて外筒の内周面に接触し、外筒23と内筒24と内筒24の内側に配置された後蓋18とが共に溶接され固着される。
前蓋17は、後方に向けて開口するように配置された略お椀形状に形成され、後端部17a(即ち開口の端部)を外筒23と内筒24との間に挿入して配置される。そして、前蓋17の後端部17aの外周面と外筒23の内周面、また後端部17aの前側内周面と内筒24の外周面とがそれぞれ溶着される。また、前蓋17におけるそのお椀形状の底部対応部位には開口17bが設けられ、前述の前筒12がこの開口17bを貫通して消音器本体11内に突入するように配置され、開口17bと前筒12が溶接されて固着される。
後蓋18は、前方に向けて開口するように配置された略お椀形状に形成される。後蓋18は、その開口の周縁部が略180°程度後方に向けて折り返されてなる折返し部18aを有し、この折返し部18aが内筒24と接触し前述のように外筒23と内筒24とが一体に溶接される。また、後蓋18におけるそのお椀形状の底部対応部位には開口18bが設けられており、この開口18bから尾筒13が挿入され尾筒13の後部と開口18bとが溶接され固着される。なお、尾筒13の前部は、前述のバッフルプレート22に支持される。
また、後蓋18の後方には、前述の後部カバー14が配置される。後部カバー14は、後蓋18の前端から尾筒13の後端までを径方向に全周に渡って覆い、後部カバー14の前端が外筒23の後端外周面に溶接によって固着される。また、後部カバー14は、その後端と尾筒13との間に適度な隙間が形成されるように配置される。
仕切り部材19は、単一の平板を折り曲げて形成され、消音器本体11内の長手方向略中央に配置されることによりその前側を上流室20、後側を下流室21として区画形成する。仕切り部材19の形状等についてより具体的説明すれば、図6に示すように前側屈曲部26と後側屈曲部27の2箇所で折り曲げられ、仕切り部材19の前下部を形成する上下方向に略平行な下壁部28と、前後方向に平行な中壁部29と、後上部を形成する上下方向に略平行な上壁部30とが形成され、側断面視において略クランク形状に形成される(図6(b)参照)。
中壁部29はその中央部に、上流室20と下流室21とを連通する連通孔31が形成される。また、仕切り部材19の外周縁は、その全周に亘って後方及び下方に向けて折り曲げられ、内筒24と溶接するためのフランジ部32が形成される。なお、下壁部28の後面には、全面に小孔33a(図6(b)等参照)が設けられたパンチングプレート33が配置され、このパンチングプレート33と仕切り部材19との間には、図4のように吸音材34が配置される。
上述のように形成された仕切り部材19を、消音室である消音器本体11内に配置することで上流室20内に、前後方向と直交する径方向の断面積が大きい大断面空間と、この大断面空間よりも断面積が小さい小断面空間とを形成することができる。これを詳述すれば、大断面空間とは上流室20内であって前側屈曲部26より前方の空間であり、小断面空間とは前側屈曲部26より後方の空間である。
また、本実施形態では下流室21側にも大断面空間及び小断面空間が形成される。この場合の大断面空間とは下流室21内であって後側屈曲部27より後方の空間であり、小断面空間とは後側屈曲部27より前側の空間である。
次に、本発明に係る消音装置10における排気ガスの流通経路について説明する。エンジンから排出された排気ガスは、エキゾーストパイプ117を通過し消音装置10へと到達する。排気ガスは先ず、図7の矢印Gのように前筒12を通過し、消音器本体11内の上流室20の大断面空間へ流入する。排気ガスは次ぎに、大断面空間から小断面空間へと移動する。このとき前側屈曲部26は、上下方向において前筒12の下端と上端の略中間位置に形成されているため、前筒12から進入した排気ガスの一部が前側屈曲部26と衝突し、前壁部に沿って下方へ向きを変えられる。これにより前側屈曲部26より下方に配置された吸音材34に排気ガスを接触させることができ、より高い消音効果を得ることができる。
排気ガスは、小断面空間から中壁部29に設けられた連通孔31を通過して下流室21へ流入する。本実施形態では下流室21側にも小断面空間及び大断面空間が形成されるため、これらの空間を順次通過した後、消音器本体11の後部に接続された尾筒13から排気ガスが排出される。
上述のように消音器本体11内において排気ガスの流通経路の断面積が急拡大あるいは急収縮することで消音効果が得られる。ここで、本実施形態における排気ガス流通経路の断面積変化の例を更に具体的に説明する。図8に示すように前筒12から消音器本体11に流入した排気ガスGは、順次上流室20及び下流室21を流通し、尾筒13から排出される。この流通経路には、上記のように仕切り部材19及びその連通孔31を配設することでその経路に沿って断面積変化ポイントP1〜P6が形成される。
例えば断面積変化ポイントP1では前筒12から上流室20の大断面空間への経路で断面積が急拡大する。これ以降の断面積変化ポイントP2〜P6においても流通経路の断面積が急拡大あるいは急収縮する。このように流通経路において断面積変化を繰り返すことにより、高い消音効果が得られる。ちなみに、本実施形態では排気ガス流通経路中に上記のように6ヶ所の断面積変化ポイントP2〜P6を有し、これに対して既に説明した従来例では高々4ヶ所程度の断面積変化ポイントを有するに過ぎない。
このように本発明において消音器本体11内に仕切り部材19を配置することにより大断面空間及び小断面空間を形成し、簡易な構造にて排気ガスの反射波発生箇所を増加させることができ、高い消音効果を持つ消音装置を構成することができる。また、仕切り部材19は、一枚の平板をクランク形状に形成すれば製造可能であるため、複数の隔壁を配置する必要がなく、部品点数を削減することができる。
また、中壁部29は消音器本体11の軸方向と平行に形成され、中壁部29に形成された連通孔31を通過した排気ガスが、重筒部16内に配置された吸音材34と直交するように衝突するため、吸音効果を高めることができる。更に、下壁部28の後面に吸音材34を配置したため、排気ガスが連通孔31を通過する際に生じる進行波をこの吸音材34によって減衰させることができる。
次に、図9は本発明による消音装置の第2の実施形態を示している。なお、上記実施形態と実質的に同一又は対応する部材には同一符号を用いるものとする。この例では仕切り部材19Aは下壁部28と中壁部29を有し、中壁部29には連通孔31が形成されていない。なお、上壁部30は有していない。その他の構成は、上記実施形態と実質的に同様である。
本発明の第2の実施形態に係る消音装置10において、消音器本体11内に仕切り部材19Aを配置することにより大断面空間及び小断面空間を形成される。この第2の実施形態では、前筒12から上流室20及び下流室21を経て、尾筒13から排出される排気ガスの流通経路において、図示のように断面積変化ポイントP1〜P4が形成される。この例でも断面積変化ポイントP1〜P4において流通経路の断面積が急拡大あるいは急収縮し、高い消音効果が得られる。なお、より具体的には断面積変化は、P1;拡大、P2;収縮、P3;拡大及びP4;収縮となっている。
更に、図10は本発明による消音装置の第3の実施形態を示している。なお、上記実施形態と実質的に同一又は対応する部材には同一符号を用いるものとする。この例では仕切り部材19Bは下壁部28と上壁部30を有し、上壁部30にはパイプ材35が貫通するかたちで、溶接によって固定される。また、パイプ材35の下流端は閉塞すると共に、その上流側手前に連通孔36が形成されている。なお、中壁部29は有していない。その他の構成は、上記実施形態と実質的に同様である。
本発明の第3の実施形態に係る消音装置10において、消音器本体11内に仕切り部材19B及びパイプ材35を配置することにより大断面空間及び小断面空間を形成される。この第3の実施形態では、前筒12から上流室20及び下流室21を経て、尾筒13から排出される排気ガスの流通経路において、図示のように断面積変化ポイントP1〜P6が形成される。この例でも断面積変化ポイントP1〜P6において流通経路の断面積が急拡大あるいは急収縮し、高い消音効果が得られる。なお、より具体的には断面積変化は、P1;拡大、P2;収縮、P3;収縮、P4;拡大、P5;拡大及びP6;収縮となっている。
以上、本発明を種々の実施形態と共に説明したが、本発明はこれらの実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の範囲内で変更等が可能である。
上記各実施形態において消音器本体11内を上流室20及び下流室21の2つの室に区画する例を説明したが、仕切り部材19を更に増設し、上流室20と下流室21の間に言わば単一又は複数の中流室を設けることも可能である。そして、排気ガスの流通経路中に断面積変化ポイントPを上記各実施形態の場合よりも多数設けてもよい。
10 消音装置、11 消音器本体、12 前筒、13 尾筒、15 取付ブラケット、16 重筒部、17 前蓋、18 後蓋、19 仕切り部材、20 上流室、21 下流室、22 バッフルプレート、23 外筒、24 内筒、25 吸音材、26 前側屈曲部、27 後側屈曲部、28 下壁部、29 中壁部、30 上壁部、31 連通孔、32 フランジ部、33 パンチングプレート、34 吸音材、100 自動二輪車、101 メインフレーム、102 ステアリングヘッドパイプ、103 フロントフォーク、104 ハンドルバー、106 前輪、109 スイングアーム、111 後輪、115 リヤフェンダ、116 エンジンユニット、119 燃料タンク、123 ヘッドランプ、124 メータユニット、127 フェアリング、130 エアクリーナ、131 インテークパイプ。

Claims (3)

  1. 膨張室内を上流室と下流室とに区画する仕切り部材を備えた内燃機関の消音装置であって、
    前記膨張室内に前記仕切り部材を配置することにより、少なくとも前記上流室又は前記下流室の何れか一方に小断面空間が形成され
    前記仕切り部材は前記膨張室内における排気ガスの流通経路に沿って、略クランク形状に形成され、
    前記仕切り部材の中壁部はその中央部に、前記上流室と前記下流室とを連通する連通孔が形成されていることを特徴とする内燃機関の消音装置。
  2. 前記仕切り部材は、下壁部と中壁部と上壁部とが連接されて構成され、前記中壁部は消音器本体の長手方向に略平行に配置されたことを特徴とする請求項記載の内燃機関の消音装置。
  3. 前記仕切り部材の下壁部の後面にはパンチングプレートが配置され、前記パンチングプレートと前記仕切り部材との間にて前記下壁部の前記下流室側に吸音材を配置したことを特徴とする請求項記載の内燃機関の消音装置。
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