JPH05332129A - 排気消音器 - Google Patents

排気消音器

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JPH05332129A
JPH05332129A JP16333692A JP16333692A JPH05332129A JP H05332129 A JPH05332129 A JP H05332129A JP 16333692 A JP16333692 A JP 16333692A JP 16333692 A JP16333692 A JP 16333692A JP H05332129 A JPH05332129 A JP H05332129A
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    • F01N3/24Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust for rendering innocuous by thermal or catalytic conversion of noxious components of exhaust characterised by constructional aspects of converting apparatus
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 高温になる触媒を内蔵する場合に、一部に耐
熱性の低い材料を使えるようにして材料選定の自由度を
広げ、軽量化や低価格化に適するようにした排気消音器
を提供する。 【構成】 外筒132の両端の開口を一対の端板13
4,136により閉じた外ケース130と、前記外ケー
スより耐熱性が高い材料で作られ前記外ケース内に複数
の膨張室を画成する仕切板138,140と、一方の前
記端板および少くとも1枚の前記仕切板を貫通し前記外
ケースより耐熱性の高い反射板168に排気を導く排気
導入管142と、この排気導入管内に保持された排気浄
化用触媒体160と、前記反射板で反射された排気を他
方の前記端板から排出する耐熱性の高い排気導出管15
8とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エンジンの排気を浄化
処理するための触媒を内蔵した排気消音器に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】内燃エンジンの排気を浄化するための触
媒を内蔵する排気消音器が公知である。この触媒は化学
反応に伴って高温になるため、一般に排気消音器全体が
非常に高温になる。このため従来は排気消音器内の仕切
板は勿論、外ケースも含めた全体を耐熱性に優れたステ
ンレス鋼板などで作っていた。
【0003】
【従来技術の問題点】しかし一般にステンレス綱などの
耐熱性の高い材料は重く高価になるという問題があっ
た。
【0004】
【発明の目的】本発明はこのような事情に鑑みなされた
ものであり、高温になる触媒を内蔵する場合に、一部に
耐熱性の低い材料を使えるようにして材料選定の自由度
を広げ、軽量化や低価格化に適するようにした排気消音
器を提供することを目的とする。
【0005】
【発明の構成】本発明によればこの目的は、外筒の両端
の開口を一対の端板により閉じた外ケースと、前記外ケ
ースより耐熱性が高い材料で作られ前記外ケース内に複
数の膨張室を画成する仕切板と、一方の前記端板および
少くとも1枚の前記仕切板を貫通し前記外ケースより耐
熱性の高い反射板に排気を導く排気導入管と、この排気
導入管内に保持された排気浄化用触媒体と、前記反射板
で反射された排気を他方の前記端板から排出する耐熱性
の高い排気導出管とを備えることを特徴とする排気消音
器により達成される。
【0006】
【実施例】図1は本発明の一実施例を適用した自動二輪
車の側面図、図2は同じく平面図、図3は後面図、図4
は外観を示す側面図である。10は車体フレ−ムであ
り、操向軸筒12から斜下後方へのびる1本のメインチ
ュ−ブ14および1本のダウンチュ−ブ16と、メイン
チュ−ブ14後端から下降する左右一対のシ−トピラ−
チュ−ブ18、18と、ダウンチュ−ブ16から下後方
へのびピボットブラケット20でシ−トピラ−チュ−ブ
18、18と集合する左右一対のロア−チュ−ブ22、
22と、メインチュ−ブ14から後方へのびる左右一対
のシ−トレ−ル24と、ピボットブラケット20とシ−
トレ−ル24とを結合する左右一対のバックチュ−ブ2
6、26とを有する。
【0007】操向軸筒12に保持された一対の前フォ−
ク28、28の下端には前輪30が取付けられ、前フォ
ーク28、28の上端には操向ハンドルバ−32が取付
けられている。34、34は左右一対のリヤア−ムであ
り、その前端はピボットブラケット20に軸支され、後
端に後輪36が保持されている。
【0008】38は後輪36を弾性支持するクッション
ユニットである。このクッションユニット38の上端は
メインチュ−ブ14の後端に軸支される一方、その下端
はリンク機構40を介してリヤア−ム34に連結されて
いる。
【0009】このリンク機構40は、ロア−ア−ム2
2、22の間に前端が軸支され後端が上下に揺動可能な
第1リンク42と、この第1リンク42とリヤア−ム3
4とをつなぐ一対の第2リンク44とを備え、クッショ
ンユニット38の下端が第1リンク42の後端に連結さ
れている。
【0010】46は単気筒液冷式2サイクルエンジンで
あり、ロアチュ−ブ22とシ−トピラ−チュ−ブ18と
の間に搭載されている。このエンジン46の出力はチェ
−ン48を介して後輪36に伝えられる。
【0011】エンジン46は斜前上方へ起立するシリン
ダ50を持ち、その後面に気化器52が接続されてい
る。54は第1エアクリ−ナであり、クッションユニッ
ト38後方の左右のバックチュ−ブ26、26間に配設
されている。この第1エアクリ−ナ54と気化器52と
は、クッションユニット38の左側を迂回するダクト5
6で連結されている。第1エアクリーナ54にはエレメ
ントが収容されている。
【0012】58は第2エアクリ−ナであり、後輪36
の左側上方に配設されている。すなわちこの第2エアク
リ−ナ58は左側のシ−トレ−ル24の外側方に吊ら
れ、その下部は左側のバックチュ−ブ26とシ−トレ−
ル24の後部とをつなぐサイドバ−60に保持されてい
る。
【0013】この第2エアクリ−ナ58は、樹脂製の後
車体カバ−62に一体に設けた吸気箱64からダクト6
5を介して外気を吸入し、この吸入した空気をダクト6
6によって第1エアクリ−ナ54に導く。ここに吸気箱
64は、後車体カバ−62の後部から後方へほぼ水平に
突出する尾灯68の下方に開口する外気取入口70を持
ち、雨水や雪等を吸気箱64に吸い込みにくくすると共
に後輪36がはね上げる泥水が入りにくくしている。
【0014】また第2エアクリ−ナ58内には適宜数の
壁59によって折曲した空気流路が形成され、適宜位置
にゴムキャップ72が取付けられている。このゴムキャ
ップ72は着脱可能であり、これを取外すことにより雪
中走行時にこの空気流路にたまる雪を除去できるように
なっている。
【0015】シリンダ50の前面には排気管74が接続
されている。この排気管74はシリンダ50から前下方
へのびて反時計方向に半周した後上方へのびる。そして
シリンダ50の右側上方に位置する膨張管部を介しクッ
ションユニット38の右側を通って後方へのび、排気消
音器76に接続されている。これら排気管74と排気消
音器76の構造については後記する。
【0016】この排気消音器76は後輪36の右側上方
に配設されている。すなわちこの消音器76は断面が縦
長の楕円形に形成され、その上部が右側のシ−トレ−ル
24に取付けられ、その下部は右側のバックチュ−ブ2
6とシ−トレ−ル24とをつなぐサイドバ−78(図3
参照)に取付けられている。
【0017】第2エアクリ−ナ58と消音器76とは、
後車体カバ−62で側方全体が覆われ、消音器76のテ
ールパイプがこの後車体カバー62を貫いて後方へ突出
している。またこの実施例では後輪36と第2エアクリ
−ナ58との間に遮音板80が、また消音器76との間
に遮熱板82が取付けられている(図3)。
【0018】このため第2エアクリ−ナ58の吸気騒音
が外へ漏れにくくなり、また消音器76の保温および遮
音にも適する。特にこの消音器76に触媒などの排気浄
化対策が施される場合には、この消音器76の保温によ
り浄化作用を促進させることができる。また消音器76
を後輪36に接近させて消音器76の容量を増やすこと
ができる。これら遮音板80および遮熱板82は、バッ
クチューブ26とシートレール24とサイドバー60お
よび78で囲まれる略菱形の開口を埋める形状となって
いる。
【0019】84は縦長の電動ファン付きラジエタであ
り、操向軸筒12の左側後方に縦に取付けられている。
このラジエタ84にはエンジン46の冷却液が循環す
る。86は燃料タンクである。この燃料タンク86はメ
インチュ−ブ14を跨ぐように取付けられ、その左側の
前下面には、ラジエタ84を収容する凹部88が形成さ
れている。
【0020】90は樹脂製の前車体カバ−であり、操向
軸筒12の周囲から燃料タンク86、ラジエタ84、シ
リンダ50付近を覆う。ここに操向ハンドルバ−32の
上方は、上へ開閉可能なタンクカバ−92となってい
て、これを開いて給油するようになっている。94は樹
脂製の側面カバ−であり、シリンダ50の前方からエン
ジン46の側方およびピボットブラケット20付近を覆
う。
【0021】96は着脱自在な樹脂製の中間カバ−であ
り、気化器52の側方を覆う。この中間カバ−96に
は、ラジエタ84を通った走行風を外へ導くための排風
口98が後方を指向して開口している。気化器52の調
整はこの排風口98を通して外から行うことができ、ま
た中間カバ−96を取外すことにより、気化器52付近
の整備も容易に行うことができる。
【0022】100はエンジン46下方を覆うように略
碗状に作られた下カバ−である。この下カバ−100は
耐衝撃性に優れるアルミニウム板等の金属で作られ、そ
の前部は排気管74の前下部を下から覆う一方、その後
部は前記リンク機構40の下方までのびてリンク機構4
0を路面の障害物等から保護する。
【0023】なお前記側面カバー94の下縁はこの下カ
バー100に滑らかに固定され、側面カバー94の取付
強度を増大させている。これらのカバー90、92、9
4、96および100はエンジン46を囲んでエンジン
騒音が外に漏れるのを防止している。
【0024】102はエンジン46の斜上後方に位置す
る前後に長い跨座式運転シ−トであり、前記シ−トレ−
ル24に取付けられている。この運転シ−ト102の前
部は前車体カバ−90に滑らかに連続し、その後部およ
び側縁は後車体カバ−62に滑らかに連続している。1
04は左右一対の足置台である。
【0025】次に排気管74の構造を図5を用いて説明
する。この排気管74は3つのピース(部分)I、II、
III を互いに接続したものである。ピースIにはシリン
ダ50に接続される接続部110が固着される一方、そ
の内面は高温の排気に曝されることから多重層構造とな
っている。
【0026】すなわちこのピースIは、スチール鋼板製
の外板112と、これに密着するスチール鋼板製の内板
114とからなる二重構造を持つ。この内板114の内
面にはさらに布触媒116、パンチングメタル118が
積層されている。ここにパンチングメタル118は多数
の小孔を設けたステンレス鋼板であり、その表面には白
金・ロジウム(Pt /Ph )系などの金属触媒が担持さ
れている。120はこの触媒層を示す。
【0027】ピースIIおよびピースIII は、前記ピース
Iにおける内板114に代えてグラスウールなどの吸音
材122を設けたものであり、外板112、吸音材12
2、布触媒116、パンチングメタル118の積層構造
を持つ。排気管74に設けた触媒は排気を浄化すると共
に排気を保温して排気消音器76における触媒反応を促
進させる作用を持つ。
【0028】次に排気消音器76の構造を図6、7を用
いて説明する。図6は排気消音器76の側断面図、図7
はその VII−VII 線断面図である。これらの図で130
はアルミニウム板製の外ケースである。この外ケース1
30は断面楕円形の外筒132と、この外筒132の両
端を閉じる一対の端板134、136とを持つ。外筒1
32は左右割りの部材を互いに溶接することにより作る
ことができる。またアルミ製の端板134、136はそ
の外周に沿ってフランジ部が形成され、外筒132内に
後記する仕切板等を収納した後に外筒132に両側から
圧入された後このフランジ部分が全周に亘ってアルミ溶
接される。
【0029】138、140はステンレス鋼板製の仕切
板である。これらの仕切板138、140は外周に沿っ
てフランジ部分が形成され、外筒132内に圧入された
後このフランジ部分がリベット142(図7)により外
筒132に固定される。
【0030】なおこれら仕切板138、140には、一
方の端板134側に突出する排気導入管142が固定さ
れる。この排気導入管142はステンレス鋼で作られ、
小径部144と、円錐管部146と、大径部148とを
持つ。小径部144と円錐管部146とは溶接され、円
錐管部146と大径部148とは圧入により接続され
る。また大径部148は、一方の仕切板138に溶接さ
れ、他方の仕切板140に圧入される。
【0031】前記一方の端板134にはアルミ製の円筒
部材150が貫通して溶接され、この円筒部材150に
小径部144が軸方向に移動可能に貫挿されている。な
お円筒部材150の内周面には小径部144との間を気
密に封止する0リング152、152が装着されてい
る。従って大径部148は単独で仕切板138、140
に貫通させて溶接により固着する一方、小径部144に
は円筒部材150および端板134を取付けたまま小径
部144と一体の円錐管部146を大径部148に圧入
する。その後端板134を外筒132に圧入し溶接す
る。
【0032】なおこの端板134および小径部144、
円錐管部146の組付けに先行して、仕切板138、1
40を貫通するパイプ154、仕切板138を貫通する
パイプ156、仕切板140を貫通し他方の端板136
側へ延出する排気導出管としてのパイプ158がそれぞ
れ固定される。ここに各パイプ154、156、158
と仕切板138、140との固着は、パイプ154と仕
切板140とが圧入による他は全て溶接による。これら
のパイプ154、156、158は全て仕切板138、
140と同じステンレス材で作られている。
【0033】大径部148は仕切板138、140を貫
通し、これらの仕切板138、140に溶接されてい
る。この大径部148の内部には排気浄化用のモノリス
タイプ触媒体160が装着されている。この触媒体16
0は、多数のガス流通孔(セル)を有するセラミックや
耐熱鋼箔からなる一体成形物である担体162の表面に
触媒を担持させ、その外周を保持材164で囲んだもの
である。この保持材164は熱を加えると膨張して大径
部148および担体162を押圧し、これにより担体1
62を大径部148内に固定する。
【0034】端板136にはパイプ158が挿通される
円筒部材166が固定され、また前記大径部148に対
向する位置には反射板168が取付けられている。ここ
に円筒部材166は端板136と同じアルミ材で作ら
れ、溶接で端板136に固着される。また反射板168
は略皿状のステンレス製ケース170内にステンレス製
の金網172を装填し、ステンレス製のパンチングメタ
ル174で押さえたものであり、ケース170の背面が
ステンレス製のブラケット176により端板136にリ
ベット止めされている。
【0035】従ってこの端板136は、円筒部材166
にパイプ158を挿入しながら外筒132の開口に圧入
され、この端板136の外周のフランジ部分が溶接によ
り外筒132に固着される。なお円筒部材166の内周
にはパイプ158外周に接触して気密に封止する0リン
グ178、178が装着されている。
【0036】この実施例によれば、排気は排気管74か
ら排気導入管142の小径部144に導かれ、大径部1
48内の触媒体160により酸化・還元反応を行って端
板136側の膨張室180に入る。この膨張室180内
で排気は反射板168に衝突して反転される。触媒反応
した高温の排気は直接端板136に衝突しないから端板
136を熱から保護できると共に、パンチングメタル1
74と金網172による吸熱・吸音効果を有効利用して
排気振動による端板136の振動を防止できる。
【0037】この反射板168で反射された排気は、パ
イプ154によって端板134側の膨張室182に導か
れ、さらにパイプ156によって仕切板138と140
との間の膨張室184に入る。このように膨張を繰り返
しながら排気脈動が抑制され、騒音が低減される。そし
て最後に排気導出管としてのパイプ158により外へ排
出される。
【0038】以上の実施例では仕切板は2枚設けたが、
本発明はこれを1枚あるいは3枚以上としたものを含
む。また反射板168は実施例のように独立したものを
別途取付けてもよいが、仕切板を2枚以上とし、いずれ
かの仕切板を反射板として利用してもよい。
【0038】
【発明の効果】本発明は以上のように、外筒と一対の端
板により外ケースを形成し、この外ケース内に耐熱性の
高い仕切板を設け、同様に耐熱性の高い排気導入管を一
方の端板および少くとも1枚の仕切板を貫通させて保持
し、この排気導入管に触媒体を保持する一方、この排気
を耐熱性の高い反射板に当てて反射させ、他方の端板か
ら耐熱性の高い排気導出管により外へ排出するものであ
る。
【0039】すなわち高温になる触媒体を保持する排気
導入管を、耐熱性の高いステンレス鋼などの材料で作
り、これを同様に耐熱性の高い仕切板に保持している。
また反射板も耐熱性が高いので外ケースはこれらよりも
耐熱性の低いアルミニウムなどの材料が使用可能にな
る。従って外ケースと、それ以外の部材とを異なる材料
で作ることができ、材料選択の自由度が広がる。また適
切な材料選択により軽量化や低価格化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を適用した自動二輪車の側面
【図2】その平面図
【図3】その後面図
【図4】外観を示す側面図
【図5】排気管の構造を示す図
【図6】排気消音器の側断面図
【図7】その VII−VII 線断面図
【符号の説明】
76 排気消音器 130 外ケース 132 外筒 134、136 端板 138、140 仕切板 142 排気導入管 158 排気導出管としてのパイプ 160 触媒体 168 反射板 180、182、184 膨張室

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外筒の両端の開口を一対の端板により閉
    じた外ケースと、前記外ケースより耐熱性が高い材料で
    作られ前記外ケース内に複数の膨張室を画成する仕切板
    と、一方の前記端板および少くとも1枚の前記仕切板を
    貫通し前記外ケースより耐熱性の高い反射板に排気を導
    く排気導入管と、この排気導入管内に保持された排気浄
    化用触媒体と、前記反射板で反射された排気を他方の前
    記端板から排出する耐熱性の高い排気導出管とを備える
    ことを特徴とする排気消音器。
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