JP2007081957A - 画像処理装置、プログラム及び記録媒体 - Google Patents

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誠 小田巻
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Abstract

【課題】この発明は、拡張性がなく、画像処理ユニット部における処理制御に関する画像を画像表示装置に表示できず、共通で使用可能な操作装置部を新たに設計することや制御内容の変換手段を設けることが必要であるなどの課題を解決しようとするものである。
【解決手段】この発明は、画像処理ユニット部Aと、画像処理ユニット部Aにおける処理制御に関する各種入力情報を受け付ける操作入力装置41と、操作に関する情報を表示する表示装置40とを備え、操作入力装置41と画像処理ユニット部Aとはそれぞれ異なるネットワークアドレスが割り当てられて通信ネットワークに接続されているものである。
【選択図】図3

Description

本発明は、コピー機能、ファクシミリ機能、プリント機能等の画像処理機能を持つ画像処理ユニット部を有し、ネットワークに接続された画像処理装置、プログラム及び記録媒体に関する。
今日、コピー(複写)機能、ファクシミリ機能、プリンタ機能及びスキャナ機能を複合した、いわゆるMFP(Multi Function Peripheral)と称されるデジタル複合機が提供されている。このようなデジタル複合機によれば、手書き文書や紙の資料を電子化してネットワークで共有し活用することが可能になっている。すなわち、このようなデジタル複合機は、ネットワーク上の一端末として位置付けられている。
また、近年においては、入力画像(スキャナ機能による原稿読み取り画像やファクシミリ機能などにより入力された画像)をデジタル複合機から所定のパーソナルコンピュータに送信し、当該パーソナルコンピュータにネットワークで接続されている複数のパーソナルコンピュータに対して配信するようなことも行われている。すなわち、デジタル複合機が備える各種機能を有効に活用するために画像処理機能とは異なるカテゴリーの情報処理制御を行う機能を付加するような場合には、デジタル複合機にその情報処理制御機能を付加するのではなく、外部のコンピュータにその情報処理制御機能を付加機能として実現させるようにしていることが多い。
これらの付加機能を円滑に実現するため、特許文献1では、画像処理ユニット部及び操作部に、汎用のOSを用いた情報処理ユニットを付加した画像処理装置の発明が提案されている。この発明によって、低コストで付加機能を実現させることができるようになった。
特許文献2には、画像処理ユニットと操作装置部の間が、操作入力装置と一対一でつなぐ専用の制御線で繋がれた画像処理装置が記載されている。
また、操作部に専用の制御線以外のインターフェースを設けた発明が提案されている。この発明では、操作部をLANに接続し、SMTP/POPのプロトコルを用いて外部のコンピュータからのメッセージを受信し、オペレータに対して注意を促すことを可能としている。
特許文献3、4、5記載の発明においては、操作に関する画面を、画像とテキストから構成されるHTML言語等の文書として(特許文献3)もしくはJAVA(登録商標)アプレットとして(特許文献4、5)作成し、その操作に関する画面をネットワークを経由して転送することで、デジタル複合機の操作部以外の外部端末、例えばパーソナルコンピュータや携帯電話を操作部として使用可能としている。
特許文献6記載の発明においては、デジタル複合機に物理的に接続された操作部とは別に近距離無線データ通信手段(実施例ではBlue tooth) を設け、携帯端末での制御を可能としている。特許文献7記載の発明においては、無線インターフェースにてデジタル複合機本体と操作部を接続している。特許文献8記載の発明においては、操作部を携帯電話にのみ特化している。
特開2004−356822 特開平9−224109 特開2004-227136 特開2004-56345 特開2003−84939 特開2003−107962 特開2002−366287 特開2001−217948
特許文献1記載の発明においては、情報処理ユニット部並びに画像処理ユニット部の双方にとって共通で操作可能な操作部を新たに設計する必要があり、開発コストの上昇を招いていた。
また、情報処理ユニット部が存在していない状態での操作部と情報処理ユニット部とに対する入力情報が異なるために、操作部からの入力データを情報処理ユニット内の制御パネル通信ユニットにて変換して整合をとらねばならないという問題があった。
上記の問題は、特許文献2に記載されているように、従来の画像処理ユニットと操作装置部の間が操作入力装置と一対一でつなぐ専用の制御線で繋がれて拡張性がないために起きる問題である。
操作部に専用の制御線以外のインターフェースを設けて拡張性を高める従来技術としては、上述した発明が挙げられる。この発明では、操作部をLANに接続し、SMTP/POPのプロトコルを用いて、外部のコンピュータからのメッセージを受信し、オペレータに対して注意を促すことを可能としている。しかし、この発明では、表示される情報は外部のコンピュータから入力される情報に限られ、画像処理制御ユニットの情報を表示することができないという問題がある。
特許文献3、4、5記載の発明においては、操作に関する画面を、画像とテキストから構成されるHTML言語等の文書として(特許文献4)もしくはJAVA(登録商標)アプレットとして(特許文献5、6)作成し、その操作に関する画面をネットワークを経由して転送することで、デジタル複合機の操作部以外の外部端末、例えばパーソナルコンピュータや携帯電話を操作部として使用可能としている。しかしながら、これらの発明においては、デジタル複合機に物理的に接続された操作部は通信ネットワークとは異なる方法で表示データ形成部に接続されており、通信ネットワークとは異なる系統の通信制御部を設けなければいけないという問題があった。
特許文献6記載の発明においても、デジタル複合機に物理的に接続された操作部とは別に、近距離無線データ通信手段を設け、携帯端末での制御を可能としているが、デジタル複合機に物理的に接続された操作部とは別に近距離無線データ通信手段を設けなければならないという問題があった。
特許文献7記載の発明においては、無線インターフェースにてデジタル複合機本体と操作部を接続しているが、通信ネットワークには接続することができないという問題があった。
特許文献8記載の発明においては、操作部を携帯電話にのみ特化しており、携帯電話と接続するためのモデムを必要とする問題があった。また、従来技術では備えていた操作部を備えない構成であるので、必ず携帯電話を必要とする問題があった。
総じて、特許文献3〜8記載の発明は、いずれも一つのデジタル複合機、複写機に対して、複数の操作部を実現する手段であり、一つの操作部に対して異なるデジタル複合機、異なるシステムを連携して操作することができないという問題があった。
本発明は、拡張性を向上させることができる画像処理装置、プログラム及び記録媒体を提供することを目的とする。
本発明の他の目的は、画像処理ユニット部における処理制御に関する画像を表示装置に表示することができる画像処理装置、プログラム及び記録媒体を提供するにある。
本発明の他の目的は、画像処理ユニット部における処理制御に関する音声を操作入出力部において発することができる画像処理装置、プログラム及び記録媒体を提供するにある。
本発明の他の目的は、操作装置部から情報処理ユニット部に対して音声を送信することができる画像処理装置、プログラム及び記録媒体を提供するにある。
本発明の他の目的は、操作装置部と画像処理ユニット部が、通信ネットワーク上に他の機器や同種の機器が複数繋がっていても、通信を行うことができる画像処理装置、プログラム及び記録媒体を提供するにある。
本発明の他の目的は、共通で使用可能な操作装置部を新たに設計することや制御内容の変換を行う手段を設けることなく、装置操作部から画像処理ユニット部、情報処理ユニット部を制御することが可能になる画像処理装置、プログラム及び記録媒体を提供するにある。
本発明の他の目的は、情報処理ユニット部の処理制御に関する情報を表示装置に表示することができる画像処理装置、プログラム及び記録媒体を提供するにある。
本発明の他の目的は、画像処理ユニット部の処理制御に関する情報と情報処理ユニット部の処理制御に関する情報を表示装置に切り替えて表示することができる画像処理装置、プログラム及び記録媒体を提供するにある。
本発明の他の目的は、画像処理ユニット部及び情報処理ユニット部の少なくとも一方が画面を切り替えることができる画像処理装置、プログラム及び記録媒体を提供するにある。
本発明の他の目的は、画面を切り替えることなく、画像処理ユニット部及び情報処理ユニット部の双方の処理制御に関する画面を表示することができる画像処理装置、プログラム及び記録媒体を提供するにある。
本発明の他の目的は、オペレータに画像処理ユニット部及び情報処理ユニット部の少なくとも一方の存在を検知させることができる画像処理装置、プログラム及び記録媒体を提供するにある。
本発明の他の目的は、1つの操作部で複数の画像処理ユニットや情報処理ユニットに対して操作を行うことができる画像処理装置、プログラム及び記録媒体を提供するにある。
本発明の他の目的は、新たな追加回路を必要とせず、低コストで操作装置部と外部端末の双方の画面表示を実現することができる画像処理装置、プログラム及び記録媒体を提供するにある。
上記目的を達成するため、請求項1に係る発明は、画像データに基づいて画像を媒体に形成して出力する画像形成手段、及び、原稿の画像を読み取る画像読取手段の少なくとも一方を有していて画像処理機能を発揮する画像処理ユニット部と、該画像処理ユニット部における処理制御に関する各種入力情報を受け付ける操作入力装置と、操作に関する情報を表示する表示装置とを備え、前記操作入力装置と前記画像処理ユニット部とはそれぞれ異なるネットワークアドレスが割り当てられて通信ネットワークに接続されているものである。
請求項2に係る発明は、請求項1記載の画像処理装置において、前記画像処理ユニット部における処理制御に関する画像を前記通信ネットワーク経由で前記表示装置に表示可能としたものである。
請求項3に係る発明は、請求項2記載の画像処理装置において、音声出力装置を備え、この音声出力装置は前記通信ネットワーク経由で送信されてきた音声情報により音声を再生するものである。
請求項4に係る発明は、請求項2記載の画像処理装置において、音声入力装置を備え、この音声入力装置により入力された音声情報を前記通信ネットワーク経由で前記画像処理ユニット部に送信するものである。
請求項5に係る発明は、請求項1〜3のいずれか1つに記載の画像処理装置において、前記画像処理ユニット部と、前記操作入力装置及び前記表示装置を有する操作装置部に互いに相手のネットワークアドレスを保持する手段を備えたものである。
請求項6に係る発明は、画像データに基づいて画像を媒体に形成して出力する画像形成手段と、原稿の画像を読み取る画像読取手段の少なくとも一方を有していて画像処理機能を発揮する画像処理ユニット部と、汎用のOSによって制御され、前記画像処理ユニット部が発揮する画像処理機能とは異なるカテゴリーの機能を発揮する情報処理ユニット部と、前記画像処理ユニット部における処理制御に関する各種入力を受け付ける操作入力装置と、操作に関する情報を表示する表示装置とを備え、前記操作入力装置、前記画像処理ユニット部及び前記情報処理ユニット部は、それぞれ通信ネットワークに接続され、それぞれネットワークアドレスが割り当てられているものである。
請求項7に係る発明は、請求項6記載の画像処理装置において、前記画像処理ユニット部並びに前記情報処理ユニット部における処理制御に関する画像の少なくとも一つを前記通信ネットワーク経由で前記表示装置に表示可能とする手段を備えたものである。
請求項8に係る発明は、請求項7記載の画像処理装置において、前記画像処理ユニット部と前記情報処理ユニット部のいずれの処理制御に関する画像を前記表示装置に表示すべきかの状態を保持し、前記操作入力装置からの操作入力に従い、前記表示装置の画面表示を切り替える手段を備えたものである。
請求項9に係る発明は、請求項8記載の画像処理装置において、前記画像処理ユニット部と前記情報処理ユニット部のいずれの処理制御に関する画像を前記表示装置に表示すべきかの前記状態を前記画像処理ユニット部と前記情報処理ユニット部の少なくとも一方から変更して前記表示装置の画面表示を切り替える手段を備えたものである。
請求項10に係る発明は、請求項9記載の画像処理装置において、前記画像処理ユニット部と前記情報処理ユニット部の処理制御に関する画像を前記表示装置の同一画面内に重ね合わせて表示させる手段を備えたものである。
請求項11に係る発明は、請求項6の画像処理装置において、前記操作入力装置が、対応する前記画像処理ユニット部と前記情報処理ユニット部の少なくとも一方の存在を前記通信ネットワーク経由で検知し、その結果を表示するものである。
請求項12に係る発明は、請求項1〜10のいずれか1つに記載の画像処理装置において、前記操作入力装置及び前記表示装置を有する操作装置部は、前記通信ネットワーク上に接続されている前記画像処理ユニット部を検索する手段と、前記通信ネットワーク上に接続されている前記画像処理ユニット部のネットワークアドレスを保持する手段と、複数の異なる前記画像処理ユニット部、前記情報処理ユニット部に対して、各種入力の送信をすることを可能とし、前記画像処理ユニット部または前記情報処理ユニット部の処理制御に関する画像を前記表示装置に表示させる手段とを備えたものである。
請求項13に係る発明は、請求項1〜4のいずれか1つに記載の画像処理装置において、前記画像処理ユニット部における処理制御に関する画像情報を、汎用端末に適したサイズ・デザインで生成し、該画像情報を前記通信ネットワーク経由で汎用端末にて閲覧、操作可能としたものである。
請求項14に係る発明は、画像データに基づいて画像を媒体に形成して出力する画像形成手段、及び、原稿の画像を読み取る画像読取手段の少なくとも一方を有していて画像処理機能を発揮する画像処理ユニット部と、該画像処理ユニット部における処理制御に関する各種入力情報を受け付ける操作入力装置と、操作に関する情報を表示する表示装置とを備えた画像処理装置の前記画像処理ユニット部における処理制御に関する画像を前記通信ネットワーク経由で前記表示装置に表示させる機能をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラムである。
請求項15に係る発明は、請求項14記載のプログラムにおいて、前記画像処理装置が備える音声出力装置へ前記通信ネットワーク経由で音声情報を送信させて音声を再生させる機能をコンピュータに実行させるプログラムを含むことを特徴とするプログラムである。
請求項16に係る発明は、請求項14記載のプログラムにおいて、前記画像処理装置が備える音声入力装置により入力された音声情報を前記通信ネットワーク経由で前記画像処理ユニット部に送信させる機能をコンピュータに実行させるプログラムを含むことを特徴とするプログラムである。
請求項17に係る発明は、画像データに基づいて画像を媒体に形成して出力する画像形成手段と、原稿の画像を読み取る画像読取手段の少なくとも一方を有していて画像処理機能を発揮する画像処理ユニット部と、汎用のOSによって制御され、前記画像処理ユニット部が発揮する画像処理機能とは異なるカテゴリーの機能を発揮する情報処理ユニット部と、前記画像処理ユニット部における処理制御に関する各種入力を受け付ける操作入力装置と、操作に関する情報を表示する表示装置とを備えた画像処理装置の前記画像処理ユニット部並びに前記情報処理ユニット部における処理制御に関する画像の少なくとも一つを前記通信ネットワーク経由で前記表示装置に表示させる機能をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラムである。
請求項18に係る発明は、請求項17記載のプログラムにおいて、前記画像処理ユニット部並びに前記情報処理ユニット部における処理制御に関する画像の少なくとも一つを前記通信ネットワーク経由で前記表示装置に表示可能とする機能をコンピュータに実行させるプログラムを含むことを特徴とするプログラムである。
請求項19に係る発明は、請求項17記載のプログラムにおいて、前記画像処理ユニット部と前記情報処理ユニット部のいずれの処理制御に関する画像を前記表示装置に表示すべきかの状態を保持させ、前記操作入力装置からの操作入力に従い、前記表示装置の画面表示を切り替える機能をコンピュータに実行させるプログラムを含むことを特徴とするプログラムである。
請求項20に係る発明は、請求項19記載のプログラムにおいて、前記画像処理ユニット部と前記情報処理ユニット部のいずれの処理制御に関する画像を前記表示装置に表示すべきかの前記状態を前記画像処理ユニット部と前記情報処理ユニット部の少なくとも一方から変更して前記表示装置の画面表示を切り替える機能をコンピュータに実行させるプログラムを含むことを特徴とするプログラムである。
請求項21に係る発明は、請求項20記載のプログラムにおいて、前記画像処理ユニット部と前記情報処理ユニット部の処理制御に関する画像を前記表示装置の同一画面内に重ね合わせて表示させる機能をコンピュータに実行させるプログラムを含むことを特徴とするプログラムである。
請求項22に係る発明は、請求項17のプログラムにおいて、前記操作入力装置が、対応する前記画像処理ユニット部と前記情報処理ユニット部の少なくとも一方の存在を前記通信ネットワーク経由で検知し、その結果を前記表示装置に表示させる機能をコンピュータに実行させるプログラムを含むことを特徴とするプログラムである。
請求項23に係る発明は、請求項14〜22のいずれか1つに記載のプログラムにおいて、前記通信ネットワーク上に接続されている前記画像処理ユニット部を検索させる機能と、前記通信ネットワーク上に接続されている前記画像処理ユニット部のネットワークアドレスを保持させる機能と、複数の異なる前記画像処理ユニット部、前記情報処理ユニット部に対して、各種入力の送信をすることを可能とし、前記画像処理ユニット部または前記情報処理ユニット部の処理制御に関する画像を前記表示装置に表示させる機能とをコンピュータに実行させることを特徴とするプログラムである。
請求項24に係る発明は、請求項14〜16のいずれか1つに記載のプログラムにおいて、前記画像処理ユニット部における処理制御に関する画像情報を、汎用端末に適したサイズ・デザインで生成し、該画像情報を前記通信ネットワーク経由で汎用端末にて閲覧、操作可能とする機能をコンピュータに実行させるプログラムを含むことを特徴とするプログラムである。
請求項25に係る発明は、請求項14〜24のいずれか1つに記載のプログラムを記録した記録媒体である。
本発明によれば、拡張性を向上させることができる。
本発明によれば、画像処理ユニット部における処理制御に関する画像を画像表示装置に表示することができる。
本発明によれば、画像処理ユニット部における処理制御に関する音声を操作入出力部において発することができる。
本発明によれば、操作装置部から情報処理ユニット部に対して音声を送信することができる。
本発明によれば、操作装置部と画像処理ユニット部が、通信ネットワーク上に他の機器や同種の機器が複数繋がっていても、通信を行うことができる。
本発明によれば、共通で使用可能な操作装置部を新たに設計することや制御内容の変換を行う手段を設けることなく、装置操作部から画像処理ユニット部、情報処理ユニット部を制御することが可能になる。
本発明によれば、情報処理ユニット部の処理制御に関する情報を表示装置に表示することができる。
本発明によれば、画像処理ユニット部の処理制御に関する情報と情報処理ユニット部の処理制御に関する情報を表示装置に切り替えて表示することができる。
本発明によれば、画像処理ユニット部及び情報処理ユニット部の少なくとも一方が画面を切り替えることができる。
本発明によれば、画面を切り替えることなく、画像処理ユニット部及び情報処理ユニット部の双方の処理制御に関する画面を表示することができる。
本発明によれば、オペレータに画像処理ユニット部及び情報処理ユニット部の少なくとも一方の存在を検知させることができる。
本発明によれば、1つの操作部で複数の画像処理ユニットや情報処理ユニットに対して操作を行うことができる。
本発明によれば、新たな追加回路を必要とせず、低コストで操作装置部と外部端末の双方の画面表示を実現することができる。
図1は本発明の一実施形態である画像処理装置としてのデジタルカラー複合機1を含むシステムを示す。
まず、デジタルカラー複合機1を含むシステムについて説明する。
図1に示すように、本実施形態においては、デジタルカラー複合機1に、通信ネットワークであるLAN(Local Area Network)2を介して、各種の情報処理を実行する情報処理装置であるサーバコンピュータ3や複数台のクライアントコンピュータ4が接続されたシステムを構成する。
サーバコンピュータ3は、例えばFTP,HTTPプロトコルをサポートしたり、WebサーバやDNS(ドメインネームサーバ)の機能を実現したりするものである。すなわち、このシステムにおいては、デジタルカラー複合機1が備えている画像入力機能(スキャナ機能)、画像出力機能(プリンタ機能)及び画像蓄積機能等の画像処理機能をLAN2上でシェアし得る環境が構築されているものである。
このようなシステムのLAN2は、通信制御ユニット5を介してインターネット網6に接続され、インターネット網6を介して外部環境とデータ通信可能に構築されている。通信制御ユニット5としては、ルータ、交換機、モデム、DSLモデム等が一般的であるが、最低限TCP/IP通信が可能であれば良い。また、LAN2は、有線通信を行うものに限るものではなく、無線通信(赤外線通信や電波通信等)を行うものであっても良い。また、LAN2は、光ファイバーを用いたものであっても良い。
次に、デジタルカラー複合機1について説明する。図2はデジタルカラー複合機1の外観を示し、図3はデジタルカラー複合機1の各部の電気的接続を示す。デジタルカラー複合機1は、図2に示すように、画像データに基づいて転写紙などの媒体に画像を形成する画像形成手段である印刷装置7の上部に、原稿から画像を読み取る画像読取手段である画像読取装置8を配置しているが、印刷装置7と画像読取装置8の一方のみを有するものでもよい。
画像読取装置8の外面には、オペレータに対する表示と、オペレータによる機能設定等の各種の入力を行う操作パネルPが設けられている。操作パネルPの下部には、記録媒体Mに記憶されているプログラムコードや画像データ等を読み取ったり記録媒体Mに対してプログラムコードや画像データ等を書き込んだりする装置である外部メディア入力装置9が、記録媒体Mの挿入を許容する挿入口を外部に露出させて設けられている。
デジタルカラー複合機1は、図3に示すように、印刷装置7及び画像読取装置8を有していて画像処理機能を発揮する画像処理ユニット部Aと、操作パネルPを有する操作装置部Cとを備えている。
次に、画像処理ユニット部Aについて説明する。
印刷装置7及び画像読取装置8を備える画像処理ユニット部Aは、画像処理ユニット部Aにおける画像処理全般の制御を行う画像処理制御ユニット10を備えている。この画像処理制御ユニット10には、印刷装置7を制御する印刷制御ユニット11と、画像読取装置8を制御する画像読取制御ユニット12とが接続されている。
印刷制御ユニット11は、画像処理制御ユニット10からの制御信号に従って印刷装置7に対して画像データを含む印刷指示を出力し、印刷装置7に転写紙などの媒体に画像を形成させて出力させる。印刷装置7はフルカラー画像を媒体に形成するフルカラー画像形成モードと、モノクロ画像を媒体に形成するモノクロ画像形成モードとを有する。印刷装置7の印刷方式は、電子写真方式の他、インクジェット方式、昇華型熱転写方式、銀塩写真方式、直接感熱記録方式、溶融型熱転写方式など、様々な方式を用いることができる。
画像読取制御ユニット12は画像処理制御ユニット10からの制御信号に従って画像読取装置8を駆動し、画像読取装置8は、原稿の表面に対してランプから光を照射してその反射光をミラー及びレンズにより受光素子(例えば、CCD(Charge Coupled Device))に集光して読み取り、その読み取り画像信号をA/D変換してR:赤、G:緑、B:青の各8bitのデジタル画像データを生成する。
このような画像処理制御ユニット10は、メインプロセッサであるCPU(Central Processing Unit)13と、画像読取装置8から画像読取制御ユニット12を介して読み込んだ画像データを印刷装置7による作像に供すべく一旦格納しておくメモリデバイス(例えば、SDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)等)14と、制御プログラム等を記憶したROM(Read Only Memory)15と、システムログ/システム設定/ログ情報等を記録しておく電源OFF時にもデータの保持が可能なNVRAM16と、をバスで接続したマイクロコンピュータ構成とされており、CPU13はROM15内の制御プログラムを実行することで後述の動作などを行う。
画像処理制御ユニット10には、多量の画像データの蓄積やジョブ履歴等の記憶を行う記憶装置となるHDD(Hard Disk Drive装置)17と、デジタルカラー複合機1の内部に設けられた集線装置であるHUB19を介して画像処理ユニット部A内の画像処理制御ユニット10をLAN2に接続するためのLAN制御部18と、ファクシミリ(FAX)制御を行うFAX制御ユニット20が接続されている。このFAX制御ユニット20は、公衆電話網21に通じる構内交換器(PBX)22に接続されており、デジタルカラー複合機1は遠隔のファクシミリと交信することができる。
画像処理ユニット部A内の画像処理制御ユニット10は、外部からの画像情報である印刷データ及びプリントを指示するコマンド(サーバコンピュータ3、クライアントコンピュータ4等からLAN(LAN2をHUB19により拡張したもの)及びLAN制御部18を介して取り込んだ印刷データ及びコマンド、または外部のファクシミリから公衆電話網21、構内交換器(PBX)22及びFAX制御ユニット20を介して取り込んだ印刷データ及びコマンド)を解析し、その印刷データを出力画像データとして印刷できる状態にビットマップ展開し、印刷モードをコマンドから解析して動作を決定する。画像処理制御ユニット10は、上記印刷データや画像読取装置8から画像読取制御ユニット12を介して読み込んだ読み取り画像データを一旦SDRAM14やHDD17に格納し、その印刷データや読み取り画像データを出力用に処理して出力画像データとして一旦SDRAM14やHDD17に格納する。
画像処理ユニット部Aは、SDRAM14やHDD17に記憶されている印刷データ、原稿読み取りデータ、これらを出力用に処理した出力画像データ、または、それらを圧縮した圧縮データを外部に転送する(LAN制御部18、HUB19、LAN2を介してサーバコンピュータ3、クライアントコンピュータ4等に転送し、またはFAX制御ユニット20、構内交換器(PBX)22、公衆電話網21を介して外部のファクシミリに転送する)。
画像読取装置8の読み取り画像データは、画像読取制御ユニット12を介して画像処理制御ユニット10に転送され、画像処理制御ユニット10は、その読み取り画像データに対して画像読取装置8の光学系による劣化分及び読み取り画像データのデジタル信号への量子化に伴う信号の劣化を補正し、補正後の画像データをSDRAM14に書き込む。このようにしてSDRAM14に格納された画像データは、印刷制御ユニット11で出力画像データに変換されて印刷装置7に出力され、印刷装置7がその画像データに基づいて画像を媒体に形成して出力する。
ここに、画像処理制御ユニット10は、コピーモードでは、画像読取装置8から画像読取制御ユニット12を介して読み込んだ読み取り画像データを補正して一旦SDRAM14に書き込み、その画像データを印刷制御ユニット11を介して印刷装置7へ転送する。画像処理制御ユニット10は、プリントモードでは、サーバコンピュータ3、クライアントコンピュータ4等からLAN2、HUB19及びLAN制御部18を介して取り込んだ印刷データ及びコマンドを上述のように処理し、印刷データを印刷制御ユニット11を介して印刷装置7へ転送する。画像処理制御ユニット10は、ファクシミリ送信モードでは、画像読取装置8から画像読取制御ユニット12を介して読み込んだ読み取り画像データを補正して一旦SDRAM14に書き込み、その画像データをFAX制御ユニット20、構内交換器(PBX)22、公衆電話網21を介して外部のファクシミリに転送する。画像処理制御ユニット10は、ファクシミリ受信モードでは、外部のファクシミリから公衆電話網21、構内交換器(PBX)22、FAX制御ユニット20を介して画像データを受信し、その画像データまたは該画像データをHDD17に一旦格納したものを印刷制御ユニット11を介して印刷装置7へ転送する。
次に、操作装置部Cについて説明する。
操作装置部Cは、操作装置制御ユニット57と、表示装置40及び図示しないLED(Light Emittinng Diode)と操作入力装置41とからなる操作パネルPと、スピーカ59と、マイクロホン58とから構成される。
操作装置制御ユニット57は、メインプロセッサであるCPU50と、プログラムや画像データ、表示内容を保存しておくRAM51と、プログラム/システム設定等を電源OFF時にも格納しておくことが可能なROM52と、操作装置部CをLAN2に接続するためのLAN制御部53と、表示装置40に対して画像を出力させる表示制御ユニット54と、オペレータの入力内容を操作入力装置41から取得する操作入力制御ユニット55と、スピーカ59及びマイクロホン58に対して音声信号の入力制御並びに出力制御を行う音声入出力制御ユニット56とから構成される。CPU50はROM52内のプログラムを実行することで後述の動作などを行う。
LAN制御部53に割り当てられるネットワークアドレスであるIPアドレスは、上述した画像処理ユニット部AのLAN制御部18に割り当てられるIPアドレスとは異なるものである。すなわち、本実施形態のデジタルカラー複合機1には、2つのIPアドレスが割り当てられていることになる。つまり、画像処理ユニット部Aと操作装置部CとはLAN(LAN2をHUB19により拡張したもの)に接続されていることになり、画像処理ユニット部Aと操作装置部CとがHUB19を介してデータ交換を行うことが可能な構成になっている。
CPU50には、操作パネルPを制御する表示制御ユニット54及び操作入力制御ユニット55が接続されている。ここで、図4は操作パネルPの構成を示す平面図である。図4に示すように、操作パネルPは、例えばLCD(Liquid Crystal Display)である表示装置40及びLEDと、操作入力装置41とで構成されている。操作入力装置41は、表示装置40の表面に積層された抵抗膜方式タッチパネル41aと、複数のキーを有するキーボード41bとで構成されている。キーボード41bには、画像読み取りの開始を宣言するためのスタートキー、数値入力を行うためのテンキー、読み取った画像データの送信先を設定する読取条件設定キー、クリアキー等が設けられている。
オペレータは操作入力装置41に対して入力操作を行う。操作入力装置41から入力された情報は、操作入力制御ユニット55において、タッチパネル41aからの入力情報であればタッチパネル41a上の座標に変換され、ハードキーからの入力情報であればキーコードに変換される。操作入力制御ユニット55で変換された入力情報はCPU50により宛先アドレス及び送信元アドレスを有するプロトコルでLAN経由(HUB19経由)にて画像処理ユニット部Aに送信される。すなわち、CPU50は操作入力制御ユニット55からの入力情報を宛先アドレス及び送信元アドレスとしてROM52又はRAM51に格納されているIPアドレスを有するプロトコルでLAN制御部53、HUB19を介して画像処理ユニット部AのLAN制御部18を送信する。LAN制御部18は、宛先アドレスとして自己のIPアドレスを有するプロトコルで送信されてきた上記入力情報を受信して画像処理制御ユニット10へ転送する。
画像処理制御ユニット10は、LAN制御部18から転送された入力情報の解釈を行い、所定の動作を行う。以上の構成で、オペレータが操作入力装置41により入力した入力情報をLAN経由で画像処理ユニット部Aが取得することが可能となる。
次に、操作装置部Cの表示装置40に画像処理ユニット部Aの処理制御に関する情報を表示する例を説明する。
画像処理ユニット部Aの処理制御に関する情報とは、印刷装置7における用紙等の媒体の選択、フルカラー画像形成モードとモノクロ画像形成モードとのいずれかの選択、変倍率の選択、画像濃度の調整、コピー動作の状況、ジャムの内容、エラーの通知、用紙の有無等、オペレータに通知すべき情報全体である。図5は画像処理ユニット部Aの処理制御に関する情報の表示装置40による表示の一例を示す。
表示装置40への画面表示の例として以下の方法1〜4がある。これらの方法1〜4は装置全体の目的に応じて選択すべきである。
1.画像処理制御ユニット部Aの画像処理制御ユニット10が画面全体の表示情報(宛先アドレス及び送信元アドレスとしてNVRAM16に格納されているIPアドレスを有するプロトコルの表示情報)を生成し、この表示情報を画像処理制御ユニット10からLAN制御部18、HUB19を介して操作装置部CのLAN制御部53へ送信し、LAN制御部53が宛先アドレスとして自己のIPアドレスを有するプロトコルで送信されてきた上記表示情報を受信してCPU50へ転送し、CPU50がその表示情報を表示制御ユニット54を介して表示装置40へ送って画面表示を行う方法。この場合、表示情報の画像データは、画像処理制御ユニット10で圧縮し、CPU50で伸長しても良い。)
2.画像処理制御ユニット部A内のNVRAM16に、画面を構成するパーツのデータを持ち、画像処理制御ユニット10が、画面を表示装置40のどのような位置に表示するかの指示と上記パーツのデータとを一緒に上記方法1と同様にLAN制御部18からLAN経由で操作装置部CのLAN制御部53を介してCPU50へ転送し、CPU50がその指示とパーツのデータにより表示制御ユニット54を介して表示装置40に画面表示を行わせる方法。
3.操作装置部CのROM52に画面を構成するパーツのデータを持ち、CPU50が、上記パーツをどのように表示するかの指示(座標データ)と上記パーツのデータとを一緒に上記方法1と同様にLAN制御部18からLAN経由で操作装置部CのLAN制御部53を介してCPU50へ送信し、CPU50にて上記指示(座標データ)と上記パーツのデータとから画面を構成してその画面を表示制御ユニット54を介して表示装置40に表示させる方法。
4.操作装置部CのROM52等に、画面を構成するパーツと、そのパーツをどのように表示するかの情報を持ち、CPU50が、それらのパーツ及び情報と座標データの上位のコマンドとを一緒に上記方法1と同様にLAN制御部18からLAN経由で操作装置部CのLAN制御部53を介してCPU50へ送信し、CPU50がそのパーツ及び情報と座標データの上位のコマンドにより表示制御ユニット54を介して表示装置40に画面表示を行わせる方法。
処理が簡便であるという点からは上記方法1が好ましいが、上記方法1は、画面全体を書き換えるため、通信に時間がかかり、表示速度が遅く、リソースを無駄に消費するという問題がある。上記方法2の実装の形態としては、HTML言語(Hyper Text Markup Language)を用いる形態があげられる。この形態によれば、操作装置部Cだけでなく、LAN上にある汎用の外部端末においてもHTMLを解釈可能なブラウザがあれば表示が可能であり、拡張性の面から好ましい。
また、HTML言語は、画面のデザインを目的としないため、CSS(Cascading Style Sheet)と組み合わせて使用する事が望ましい。HTML言語は、構造記述言語であり、画面の一部が変化した際に、一部のみを変更し、送信することが困難であり、画面全体を構成するHTML文書を取得しなおさなければならないため、表示速度の点で問題がある。また、HTML言語を解釈しうるアプリケーションの実装が必要となる問題がある。表示速度の改善と、解釈する回路の簡便のためには、画像データを表示すべき座標と更新すべきか否かを指示可能な独自のコマンド体系を使用する方法も有効である。
上記方法3は、上記方法2の実装とほぼ同じであるが、画像パーツのデータを操作装置部Cに保持する点で、通信量を抑える事が可能であり,表示速度改善の点で望ましい。しかしながら、画像データを操作装置部C内のRAM51、ROM52等で保持することが必要で、上記方法2より多くのRAM,ROMの容量を必要とし、コスト増大を招く問題がある。また、パーツとして持つことができない新たなデータに関しては上記方法2と同じく表示すべき座標と共に画像処理ユニット部Aから操作装置部Cに送信する必要がある。
上記方法4の実装の形態としては、JAVA(登録商標)アプレットやFLASHがあげられる(JAVA(登録商標)はSun Microsystems,Inc.の商標、FLASHはMacromedia,Inc.の商標である)。これらは、表示すべき座標や画像のデータを操作装置部Cに保持するため、通信量を抑える事ができ、表示速度、レスポンスの向上が期待できる点で望ましい。ただし、JAVA(登録商標)やFLASHを解釈しうるアプリケーションの実装が必要となり、ある程度のリソースを必要する問題がある。
次に、操作装置部Cで画像処理ユニット部Aからの音声信号により音声を再生する例と操作装置部Cのスピーカ59から入力された音声信号を画像処理制御ユニット部Aに送信する例とについて説明する。
デジタルカラー複合機1において、音声の出力はユーザへの指示や注意を促すために使用され、音声の入力は音声入力による動作指示等に使用される。
音声を操作装置部Cにて再生するためには、以下の実施方法5、6がある。
5.画像処理ユニット部AのNVRAM16に、エンコードされた音声のデジタルデータを保持し、CPU13が、その音声のデジタルデータを上記方法1と同様にLAN制御部18からLAN経由で操作装置部CのLAN制御部53、CPU50を介して音声入出力制御ユニット56へ送り、そのデジタルデータを音声入出力制御ユニット56にてデコードしてデジタル・アナログ変換(DA変換)を行い、そのアナログデータによりスピーカ59から音声を再生する方法。
6.操作ユニット部CのROM52等に、エンコードされた音声データを保持し、画像処理制御ユニット10からの指示を上記方法1と同様にLAN制御部18からLAN経由で操作装置部CのLAN制御部53を介してCPU50へ送信し、CPU50がその指示に従いROM52等の音声データを用いて音声入出力制御ユニット56を介してスピーカ59から音声を再生させる方法。ブザー音のような簡易的な音を再生するのであれば、上記指示はブザーのオン,オフ制御程度で行い、より複雑な音階を持った音や人間の声、効果音等を再生するのであれば、上記指示はROM52等に保持された音声データを音声入出力制御ユニット56にてデコードしてDA変換を行い、そのDA変換後の音声データによりスピーカ59から音声を再生させる。
音声を操作装置部Cから入力するためには、マイクホン58に入力されたデータを音声入出力制御ユニット56にてアナログ・デジタル変換(AD変換)してエンコードし、CPU50が音声入出力制御ユニット56からの音声情報を、宛先アドレス及び送信元アドレスとしてROM52に格納されているIPアドレスを有するプロトコルでLAN制御部53、HUB19を介して画像処理ユニット部AのLAN制御部18へ送信し、LAN制御部18が宛先アドレスとして自己のIPアドレスを有するプロトコルで送信されてきた上記音声情報を受信して画像処理制御ユニット10へ送る。
音声データのエンコード、デコードはCPU50か又はエンコード,デコードの機能を付加した音声入出力制御ユニット56で行っても良い。
音声データはCPU13で圧縮して音声入出力制御ユニット56で伸長したり、マイクロホン58からの音声データは音声入出力制御ユニット56で圧縮してCPU13で伸長したりしてもよい。音声データの圧縮の形態としては、MLP Lossless、MP3、ATRAC3、WAVE形式、WMA、MIDI等のいずれであっても良いが、転送データ量削減のためにはより高圧縮である非可逆圧縮が好ましく、様々な音声を再生、録音できるという点からは自然な音声を圧縮できるMP3、ATRAC3、WAVE形式、WMA等が好ましい。また、音声データの圧縮の形態は、エンコード、デコードに要する演算量を低く抑えることが可能な形式が望ましい。この形式と同様な形式を表示データについてとることで表示装置40に対して音声付の動画を表示することも可能である。
次に、画像処理ユニット部Aと操作装置部Cのそれぞれのネットワークアドレスを、互いに保持する方法について説明する。
CPU50は、画像処理ユニット部Aのネットワークアドレスと操作装置部Cのネットワークアドレスを設定する場合には、表示制御ユニット54を介して操作装置部Cの表示装置40に画像処理ユニット部Aのネットワークアドレスと操作装置部Cのネットワークアドレスを入力する画面を表示させる。本実施形態では、画像処理ユニット部Aのネットワークアドレスと操作装置部CのネットワークアドレスはIPv4アドレスとした(図6参照)。ネットワークアドレスは、個体の区別がつけば、IPv6アドレスでも他のアドレスでもよい。
オペレータは表示装置40を見ながら操作入力装置41よりネットワークアドレスを入力する。オペレータが入力するのは、画像処理ユニット部A(図6では本体と表記)と操作装置部C(図6では操作部と表記)のネットワークアドレスで、操作入力装置41より入力された画像処理ユニット部Aと操作装置部Cの双方のネットワークアドレスを画像処理ユニット部AのNVRAM16、操作装置部CのROM52にそれぞれ格納する。この場合、CPU50は、操作入力装置41より入力された画像処理ユニット部Aと操作装置部Cの双方のネットワークアドレスをROM52に格納するとともに、上述のようにLAN制御部53からLAN経由で画像処理ユニット部Aの画像処理制御ユニット10に送信してNVRAM16に格納させる。
NVRAM16、ROM52に格納されたネットワークアドレスを元に操作入力装置41から入力されたデータの画像処理ユニット部Aへの送信や、画像処理ユニット部Aからの送信データによる表示装置40の表示を上述のように実現する。なお、操作装置部Cと画像処理制御ユニットAとの間の通信は有線通信であっても無線通信であっても良い。例えばLAN2が無線LAN(802.11a/b/g/n等)であれば、画像処理制御ユニットAから操作装置部Cを物理的に切り離すことができ、レイアウト、デザイン、操作性向上の観点からで有利となる。
図7は本発明の他の実施形態を示す。この実施形態のデジタルカラー複合機1では、上記実施形態のデジタルカラー複合機1において、画像処理ユニット部Aの機能とは異なるカテゴリーの機能、例えばメール送信、Webブラウザ等の情報処理機能を発揮する情報処理ユニット部Bが追加されている。
以下、情報処理ユニット部Bについて説明する。情報処理ユニット部Bは、一般にパーソナルコンピュータといわれるような情報処理装置に用いられる汎用のOS(Operating System)によって制御されるマイクロコンピュータで構成されている。情報処理ユニット部Bは、メインプロセッサであるCPU31を有しており、このCPU31には、CPU31の作業用領域となるRAMや起動プログラムなどを記憶した読出し専用メモリであるROMで構成されるメモリユニット32と、OS(Operating System)やアプリケーションプログラムを記憶するHDD等の記憶装置34に対するデータの入出力を制御する記憶装置制御ユニット35とがバスで接続されている。CPU31はメモリユニット32や記憶装置34に記憶されているプログラムを実行することにより後述の動作などを行う。
また、CPU31には、情報処理ユニット部BをHUB19を介してLAN2に接続するためのLAN制御部33が接続されている。このLAN制御部33に割り当てられるネットワークアドレスであるIPアドレスは、上述した画像処理ユニット部AのLAN制御部18、操作装置部CのLAN制御部53にそれぞれ割り当てられるIPアドレスとは異なるものである。すなわち、本実施形態のデジタルカラー複合機1には、3つのIPアドレスが割り当てられていることになる。つまり、画像処理ユニット部Aと情報処理ユニット部BとはLANに接続されていることになり、画像処理ユニット部Aと情報処理ユニット部Bと操作装置部Cとの間においてはHUB19を介してデータ交換が可能な構成になっている。
上述したように記憶装置34には、CPU31が実行するOS(Operating System)やアプリケーションプログラムが格納されている。この意味で、記憶装置34は、アプリケーションプログラムを記憶する記憶媒体として機能する。このデジタルカラー複合機1では、ユーザが電源を投入すると、CPU31がメモリユニット32内の起動プログラムを起動させ、記憶装置34よりOSをメモリユニット32内のRAMに読み込み、このOSを起動させる。このようなOSは、ユーザの操作に応じてプログラムを起動したり、情報を読み込んだり、保存を行ったりする。OSのうち代表的なものとしては、Windows(登録商標)等が知られている。これらのOS上で走る動作プログラムをアプリケーションプログラムと呼んでいる。情報処理ユニット部BのOSは、情報処理装置(サーバコンピュータ3やクライアントコンピュータ4等)と同様のOS、すなわち汎用のOS(例えば、Windows(登録商標)等)とされている。
なお、上述したように、本実施形態のデジタルカラー複合機1には、OS、デバイスドライバや各種アプリケーションプログラム等の各種のプログラムコード(制御プログラム)や画像データ等を記憶した記憶媒体M、すなわち、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク(CD−ROM,CD−R,CD−RW,DVD−ROM,DVD−RAM,DVD−R,DVD+R,DVD−RW,DVD+RWなど)、光磁気ディスク(MO)、半導体メディアなどの記憶媒体Mに記憶されているプログラムコードや画像データ等を読み取り、または記憶媒体Mに対してプログラムコードや画像データ等を書き込む装置であるフレキシブルディスクドライブ装置、光ディスクドライブ装置、MOドライブ装置、メディアドライブ装置等の外部メディア入出力装置9が搭載されている。このような外部メディア入出力装置9は、CPU31にバスで接続されている入出力デバイス制御ユニット42により制御される。
したがって、記憶装置34に記憶されているアプリケーションプログラムは、この記憶媒体Mに記録されたアプリケーションプログラムが外部メディア入出力装置9からインストールされたものであっても良い。このため、記憶媒体Mも、アプリケーションプログラムを記憶する記憶媒体となり得る。さらには、アプリケーションプログラムは、例えばインターネット網6及びLANを介して外部から取り込まれ、LAN制御部33を介して記憶装置34にインストールされても良い。
なお、入出力デバイス制御ユニット42には、USB,IEEE1394,SCSI,Bluetooth,UWB(Ultra Wide Band),赤外線等の各種インターフェース43も接続されており、各種インターフェース43を介して様々な機器(デジタルカメラ等)が接続可能とされている。
上述の通り、情報処理ユニット部Bは、LAN制御部33、HUB19を経由して操作装置部Cに接続されており、上述した操作装置部Cから画像処理ユニット部Aへの入力情報送信方法と同様の方法で、オペレータが操作装置部Cに入力した入力情報が操作入力装置41から操作入力制御ユニット55、CPU50、LAN制御部53、HUB19、LAN制御部33を経由してCPU31に通知される。
また、上述した画像処理ユニット部Aの処理制御に関する情報を画像処理制御ユニット10から操作装置部Cへ送信して表示装置40に画像処理ユニット部Aの処理制御に関する画面(画像)を表示させる方法と同様の方法で、情報処理ユニット部Bの処理制御に関する情報がCPU31からLAN制御部33、HUB19、LAN制御部53、表示制御ユニット54を介して表示装置40へ送信されて情報処理ユニット部Bの処理制御に関する画面(画像)が表示装置40に表示される。
次に、画像処理ユニットAと情報処理ユニットBの連携動作について説明する。
画像処理ユニット部Aの機能と情報処理ユニット部Bの機能は異なるものであり、オペレータの使用目的に応じて表示装置40に表示する画面を切り替える必要がある。オペレータが表示装置40の画面を切り替える方法としては操作入力装置41のハードキーもしくはタッチパネルで入力を行い、表示装置40の画面を切り替える方法がある。すなわち、CPU50は、画像処理ユニット部Aの処理制御に関する情報を表示装置40で表示する状態と、情報処理ユニット部Bの処理制御に関する情報を表示装置40で表示する状態とのいずれか一方の状態を示す情報を、操作入力装置41のハードキーもしくはタッチパネルから操作入力制御ユニット55を介して入力された画面切替信号に応じて、RAM51またはROM52に保持させることで、操作入力装置41により選択された画像処理ユニット部Aの処理制御に関する画面と情報処理ユニット部Bの処理制御に関する画面とのいずれか一方の状態(以下機能選択状態という)を保持し、その保持状態に応じて、表示制御ユニット54を介して表示装置40に表示させる情報を、画像処理ユニット部Aから操作装置部Cへ送信された画像処理ユニット部Aの処理制御に関する情報と、情報処理ユニット部Bから操作装置部Cへ送信された情報処理ユニット部Bの処理制御に関する情報とのいずれか一方に切り替える。これにより、表示装置40には、画像処理ユニット部Aの処理制御に関する画像と情報処理ユニット部Bの処理制御に関する画像とが操作入力装置41から入力された画面切替信号に応じて切り替えられて表示される。
図8及び図9は表示装置40に表示する画面の一例を示す。図8はA機能(画像処理ユニット部Aに関する機能)を選択した場合に画像処理ユニット部Aの処理制御に関する画像を表示する例であり、図9はB機能(情報処理ユニット部Bに関する機能)を選択した場合に情報処理ユニット部Bの処理制御に関する画像を表示する例である。オペレータはA機能(画像処理ユニット部Aに関する機能)、B機能(情報処理ユニット部Bに関する機能)を操作入力装置41により選択して入力することができる。CPU50は、操作入力装置41から操作入力制御ユニット55を介して入力された画面切替信号に基づいて、操作入力装置41により選択された状態(以下機能選択状態という)を示す情報をRAM51またはROM52に保持させ、その保持状態に応じて、表示装置40の画面表示をA機能に関する画面表示又はB機能に関する画面表示に維持させる。また、オペレータは所望の機能(A機能又はB機能)に対する操作を操作入力装置41により実施することができる。
また、オペレータの意図する画面切替以外に、機器(A機能又はB機能)側の要請により、A機能の画面とB機能の画面を切り替える方法は、以下の方法7、8があり、いずれの方法であっても良い。
7.現在表示無効となっている(表示が選択されていない)機能側の画像処理制御ユニット10又はCPU31が、操作装置部CのCPU50に対して、上述の情報送信方法と同様に、画面表示切替を要請する情報をLAN経由で送信し、CPU50が、その情報に応じて、RAM51またはROM52に保持されている機能選択状態を示す情報(A機能を選択する情報とB機能を選択する状態の一方)を他方に切り替えることで機能選択状態を切り替えて表示装置40の表示をA機能に関する画面表示又はB機能に関する画面表示に切り替える方法。なお、操作装置部CのCPU31がA機能とB機能のどちらの画面を表示すべきかの調停を行っても良い。
8.現在表示無効となっている(表示が選択されていない)機能側の画像処理制御ユニット10又はCPU31が表示有効となっている(表示が選択されている)機能側のCPU31又は画像処理制御ユニット10へ画面表示切替を要請する情報を上述の情報送信方法と同様に送信し、表示有効になっている機能側のCPU31又は画像処理制御ユニット10がその情報により、現在表示無効となっている機能側の画像処理制御ユニット10又はCPU31からの画面表示切替要請を自らの表示要請と調停した後、その調停結果である画面表示切替を要請する情報を上述の情報送信方法と同様にLAN経由で操作装置部CのCPU50へ送信し、CPU50が、その情報に応じて、RAM51またはROM52に保持されている機能選択状態(A機能とB機能のいずれか一方を選択する状態)を切り替えて表示装置40の表示をA機能に関する画面表示又はB機能に関する画面表示に切り替える方法。
また、操作装置部CのCPU50が一方の機能A又はBの画面表示中にもう一方の機能B又はAに関する情報を同時に表示する例を以下に示す。
図10は、情報処理ユニット部Bに関する機能を操作している最中に、画像処理ユニットAに関する機能の処理制御に関する情報を表示装置40の画面に表示する一例を示す。この例では、B機能選択状態の画面内には画像処理ユニットAの処理制御に関する情報のメッセージ60を表示している。
このメッセージの表示を実現するためには以下の方法9〜11がある。
9.画像処理ユニット部Aの画像処理制御ユニット10から操作装置部CのCPU50に対して上述の情報送信方法と同様にLAN経由で画像処理ユニットAの処理制御に関する情報のメッセージとその表示位置を示す座標のデータを送信し、かつ、情報処理ユニット部BのCPU31から操作装置部CのCPU50に対して上述の情報送信方法と同様にLAN経由で情報処理ユニット部Bの処理制御に関する画像情報を送信し、CPU50の指示で操作装置部Cの表示制御ユニット54が画像処理ユニット部Aからのメッセージおよび座標のデータと情報処理ユニット部Bの処理制御に関する画像情報とを組み合せて、表示制御ユニット54を介して表示装置40に画像処理ユニットAの処理制御に関する情報のメッセージを情報処理ユニット部Bの処理制御に関する画像と重ね合わせて同一画面に表示させる方法。
10.画像処理ユニット部Aの画像処理制御ユニット10から操作装置部CのCPU50に対して上述の情報送信方法と同様にLAN経由で画像処理ユニットAの処理制御に関する情報のメッセージとその表示位置を示す座標のデータを送信し、かつ、情報処理ユニット部BのCPU31から操作装置部CのCPU50に対して上述の情報送信方法と同様にLAN経由で情報処理ユニット部Bの処理制御に関する画像情報を送信し、CPU50の指示で操作装置部Cの表示制御ユニット54が表示装置40に情報処理ユニット部Bの処理制御に関する画像を表示させると同時にその情報処理ユニット部Bの画面上に画像処理ユニットAの処理制御に関する情報のメッセージのオーバーレイを行って表示させる方法。
11.画像処理ユニット部Aの画像処理制御ユニット10から情報処理ユニット部BのCPU31に対して上述の情報送信方法と同様にLAN経由で処理制御に関する情報のメッセージとその表示位置を示す座標のデータを送信し、情報処理ユニット部BのCPU31にて上記メッセージを情報処理ユニット部Bの処理制御に関する画像に組み込んだ形での画面情報を生成し、この画像情報を上述の情報送信方法と同様にLAN経由で操作装置部CのCPU50へ送信し、CPU50の指示で表示制御ユニット54が表示装置40に画像処理ユニットAの処理制御に関する情報のメッセージと情報処理ユニット部Bの処理制御に関する画像とを重ね合わせた画像(上記メッセージを情報処理ユニット部Bの処理制御に関する画像に組み込んだ形での画面)を同一画面に表示させる方法。
上記方法9〜11はいずれも実現可能であるが、情報処理ユニット部Bの画面表示は多様に変わりうるため、上記方法9、10によっては、デザインが崩れる問題がある。この点で画面デザインの整合をとりやすい上記方法11が最も望ましい。
上述の例は、情報処理ユニット部Bに関する機能の操作中に画像処理ユニットAに関する機能の処理制御に関する情報を表示する例であるが、この関係が逆になっていても(画像処理ユニットAに関する機能の操作中に情報処理ユニット部Bに関する機能の処理制御に関する情報を表示する例でも)実現方法は同じである。
操作入力装置Cが画像処理ユニット部Aもしくは情報処理ユニット部Bの存在を通信ネットワーク2経由で検知する方法について以下に説明する。
機器の故障やネットワークの不具合が生じた場合、所望の機能を提供することができない。このような状況はオペレータに通知する必要がある。起動時もしくは定期的に操作装置制御ユニット57のCPU50は、LAN制御部53よりROM52に保持されている画像処理制御ユニット部AのIPアドレスと情報処理制御ユニット部BのIPアドレスに対してpingを実行し、その返答を得る。CPU50は、返答が得られなければ、表示制御ユニット54を介して表示装置40に、図11に示すように機器の故障かネットワークの不具合を通知する画面を表示する。
次に、本発明の別の実施形態における多数の操作装置部と多数の画像処理ユニット、情報処理ユニットに対する動作について説明する。
従来、操作装置部Cと画像処理ユニットAもしくは情報処理ユニットBとは独自の制御線で繋がれた一対一の関係であった。
しかし、上記他の実施形態のデジタルカラー複合機1、操作装置部Cと画像処理ユニットA、情報処理ユニットBのインターフェースを通信ネットワークに統一したことにより、一つの操作装置部Cで多数のユニット(画像処理ユニットA、情報処理ユニットB)に対して操作を行ったり、多数の操作装置部Cで一つのユニット(画像処理ユニットA、情報処理ユニットB)に対して操作したりすることは可能性がでてきた。
しかし、上記実施形態では、一つの操作装置部Cで多数の画像処理ユニットA、多数の情報処理ユニットBに対して操作を行う手段がない。以下に本実施形態において一つの操作装置部Cで多数のユニット(画像処理ユニットA、多数の情報処理ユニットB)に対して操作を行う手段について説明する。本実施形態では、LAN2には、図13に示すように複数のデジタルカラー複合機1(上記他の実施形態のデジタルカラー複合機1)及び複数の汎用端末Gが接続される。
通信ネットワーク2上で、デジタルカラー複合機1の画像処理ユニットA、情報処理ユニットB、操作装置部Cのそれぞれのプロトコルを定義する。プロトコルは問い合わせのコマンドとユニットの内容を示すデータからなる。ユニットの内容を示すデータは、ユニットの名称のみである場合や、ユニット名、バージョン、ネットワークアドレス、サポートする機能等を構造的に示したものが考えられるが、より柔軟なシステムを実現するためには後者の方が望ましい。
CPU50は、上記プロトコルに従って収集したユニットのリストを操作装置制御ユニット57のRAM51もしくはROM52に保持する。CPU50は、そのリストを図12に示すように表示制御ユニット54を介して表示装置40に表示させ、オペレータは使用可能なユニットを操作入力装置41で選択し、使用可能なユニットは操作入力装置41から上記情報送信方法によりLAN経由で送信された選択信号に応じて自己のCPUにより使用可能となる。
通信ネットワーク2上の汎用端末Gにより画像処理ユニット部A、情報処理制御ユニット部Bを制御する実現手段を以下に説明する。
上記他の実施形態のデジタルカラー複合機1、操作装置部Cと画像処理ユニットA、情報処理ユニットBのインターフェースを通信ネットワークに統一したことにより、通信ネットワークと接続できるインターフェースを有し、汎用端末Gが操作入力手段と表示手段を備えれば、操作装置部Cと同様の操作を行うことが原理的に可能になる。
図13に示すように汎用端末Gは基本的に操作装置部Cと同様の構成をもつことが望ましく、例えば操作装置部CのCPU50、RAM51、ROM52、LAN制御部53、表示制御ユニット54、操作入力制御ユニット55及び音声入出力制御ユニット56から構成される操作装置制御ユニット57と、表示装置36及び操作入力装置41からなる操作パネルPと、スピーカ59と、マイクロホン58と同様なCPU70、RAM71、ROM72、LAN制御部73、表示制御ユニット77、操作入力制御ユニット76及び音声入出力制御ユニット75から構成される操作装置制御ユニット74と、表示装置78及び操作入力装置79からなる操作パネル82と、スピーカ80と、マイクロホン81を有し、操作装置部Cの動作と同様な動作を行う。LAN制御部73に割り当てられるIPアドレスは、LAN制御部18、33、53に割り当てられるIPアドレスとは異なるものである。
ただし、汎用端末Gは、操作に支障のない範囲のユニットが無くても実現は可能である。具体的には汎用端末Gには音声入出力制御ユニット75、スピーカ80、マイクロホン81は必ずしも必要ではない。汎用端末Gの例としては、いわゆるパーソナルコンピュータ、ワークステーション、携帯電話、PDA等があげられる。
本実施形態は、操作装置部Cの代りに汎用端末Gを用いて上記実施形態と同様の方法で、画面表示、操作入力を行うことにより複数のユニット(画像処理ユニットA、情報処理ユニットB)の処理制御に関する情報に対するユーザの閲覧や複数のユニット(画像処理ユニットA、情報処理ユニットB)に対する操作が可能である。ただし、汎用端末Gにおいては、操作入力装置79の構成や表示装置78のサイズが必ずしも操作装置部Cの操作入力装置41の構成や表示装置40のサイズ同一である保証が無いため、必要に応じて、汎用端末制御部もしくは画像処理制御ユニット10、情報処理ユニット部Bにて、整合をとる変換作業を行う。特に表示に関しては、端末が異なっても同様の表示を行うことが望ましいため、比較的端末に依存しにくいHTML文書やFLASH(Macromedia,Inc.の商標)による実現が好ましい。
上記実施形態によれば、操作装置部Cにおいて、操作入力装置41より得られた操作入力情報を、LAN制御部53により、独自の制御信号線を介さずに汎用的な通信ネットワークを介して、画像処理ユニット部Aに通知することができる。また、LAN制御部をインターフェースとして備えたことにより、拡張性を向上させることができる。
上記実施形態によれば、画像処理制御ユニットAの処理制御に関する画像情報をLAN制御部18により、通信ネットワークを介して、操作装置部Cに通知し、画像を表示装置40に表示することができる。画像は画面全体を通知してもよいし、再構成可能な形で構造化、圧縮をかけ、操作装置部Cで画面を再構成して表示しても良い。
上記実施形態によれば、画像処理制御ユニットAの処理制御に関する音声情報を、LAN制御部18により、独自の制御信号線を介さずに汎用的な通信ネットワークを介して、操作装置部Cに通知し、スピーカ59より再生することができる。音声情報はデジタル化されたあるフォーマットのデータとして通知し、操作装置部Cの操作装置制御ユニット57にてデコードして再生することができる。
上記実施形態によれば、操作装置部Cにおいて、マイクロホン40から入力された音声情報を音声入出力制御ユニット56にてAD変換し、LAN制御部53により、独自の制御信号線を介さずに汎用的な通信ネットワークを介して、画像処理ユニット部Aに通知することができる。
上記実施形態によれば、操作装置部Cと画像処理ユニット部Aのそれぞれのネットワークアドレスを相互に保持することによって、通信ネットワーク上に他の機器や、同種の機器が複数繋がっていても、互いに対応するユニットA、Cと通信を行うことができる。
上記実施形態によれば、操作装置部C、画像処理ユニット部A、情報処理ユニット部Bがそれぞれ同一の通信ネットワーク上につながることで、特許文献1にあるような、共通で使用可能な操作装置部を新たに設計することや制御内容の変換手段を設けることなく、装置操作部Cから画像処理ユニット部A、情報処理ユニット部Bを制御することが可能になる。
上記実施形態によれば、画像処理ユニット部A、情報処理ユニット部Bで生成した処理制御に関する情報を、操作装置部Cから取得し、ないしは操作装置部Cへ送信することにより、処理制御に関する画面を操作装置部Cの表示装置40に表示することができる。
上記実施形態によれば、操作装置部CのRAM51もしくはROM52に画像処理ユニット部A及び情報処理ユニット部Bのどちらの処理制御に関する画面を表示するかの状態を保持し、その状態に応じて表示装置40に表示する情報を切り替えることができる。また、操作入力装置41によりその状態を変化させることで、オペレータが操作装置部Cに対して操作を行うことで画面を切り替えることができる。
上記実施形態によれば、操作装置部CのRAM51もしくはROM52に保持されている画像処理ユニット部Aもしくは情報処理ユニット部Bのどちらの処理制御に関する画面を表示するかの状態を画像処理ユニット部Aもしくは情報処理ユニット部Bから変更させる手段を設けたことで、画像処理ユニット部Aもしくは情報処理ユニット部Bが画面を切り替えることができる。
上記実施形態によれば、操作装置部Cの表示制御ユニット54にて、画像処理ユニット部A及び情報処理ユニット部Bの一方の画面を他方の画面に組み合わせることにより、画面を切り替えることなく、双方の処理制御に関する画面を表示することができる。
上記実施形態によれば、操作装置部Cが、通信ネットワーク上に画像処理ユニット部Aもしくは情報処理ユニット部Bが存在するか否かを検索する手段を備えることにより、オペレータに画像処理ユニット部Aもしくは情報処理ユニット部Bの存在を検知することができる。
上記実施形態によれば、操作装置部Cが通信ネットワーク上に画像処理ユニット部Aもしくは情報処理ユニット部Bが存在するか否かを検索する手段によって、接続可能な画像処理ユニット部Aもしくは情報処理ユニット部Bの情報を得ることができ、接続可能な画像処理ユニット部Aもしくは情報処理ユニット部Bに対して、操作入力、画面表示を行うことによって、追加コスト無しで、一つの操作部で複数のシステム(ユニットA、B)を動作させることが可能となる。
上記実施形態によれば、画像処理ユニット部Aもしくは情報処理ユニット部Bの処理制御に関する画面を表示する手段について、物理的に接続された操作装置部Cと外部端末Gという同じまたはほぼ同じ操作手段を用いることで、新たな追加回路を必要とせず、低コストで画像処理ユニット部A、情報処理ユニット部B双方の処理制御に関する画面表示を実現することができる。
なお、上記実施形態においては、画像処理ユニット部A、情報処理ユニット部B、操作装置部Cの各LAN制御部18、33、53をHUB19に接続したが、この場合には複数のIPアドレスを用いなければならない。そこで、上記各実施形態において、HUB19の代りにルータを用いて各LAN制御部18、33、53にはそれぞれ内部アドレスを割り当て、ルータから外部へLAN2を介して送信するプロトコルにおける内部アドレスをルータで1つの外部アドレスに変換するようにしてもよい。この場合は、外部から見れば、3つのアドレスを使わずに1つの外部アドレスを使うことになる。
また、操作装置部Cには2つのIPアドレスを用いることも可能である。例えば上記各実施形態において、表示制御ユニット54を介して表示装置40へ送られる情報と、操作入力装置41から操作入力制御ユニット55を介して入力される情報はLAN制御部53を経由させ、マイクロホン58から図示しない近距離無線データ通信手段及び音声入出力制御ユニット56を介して入力される音声信号と、音声入出力制御ユニット56及び図示しない近距離無線データ通信手段を介してスピーカ59に送られる音声信号とは図示しないLAN制御部を経由させるようにしてもよい。この場合、各LAN制御部53及び図示しないLAN制御部は、HUB19に接続され、互いに異なるIPアドレスが割り当てられる。
本発明の一実施形態であるデジタルカラー複合機を含むシステムを示す概略図である。 上記デジタルカラー複合機の外観を示す斜視図である。 上記デジタルカラー複合機の各部の電気的接続を示すブロック図である。 上記実施形態における操作パネルの構成を示す平面図である。 上記実施形態における画像処理ユニット部の処理制御に関する情報の表示装置による表示の一例を示す図である。 上記実施形態のネットワークアドレス設定画面を示す図である。 本発明の他の実施形態を示すブロック図である。 同実施形態の表示装置に表示する画面の一例を示す図である。 同実施形態の表示装置に表示する画面の他の例を示す図である。 同実施形態の情報処理ユニット部に関する機能を操作している最中に、画像処理ユニットに関する機能の処理制御に関する情報を表示装置の画面に表示する一例を示す図である。 同実施形態の機器故障かネットワークの不具合を通知する画面を表示する図である。 本発明の別の実施形態の使用可能なユニットのリストを表示する図である。 同実施形態を示すブロック図である。
符号の説明
1 デジタルカラー複合機
2 LAN
3 サーバコンピュータ
4 クライアントコンピュータ
5 通信制御ユニット
6 インターネット網
7 印刷装置
8 画像読取装置
9 外部メディア入力装置
A 画像処理ユニット部
B 情報処理ユニット部
C 操作装置部
10 画像処理制御ユニット
11 印刷制御ユニット
12 画像読取制御ユニット
13 CPU
14 メモリデバイス
15 ROM
16 NVRAM
17 HDD
18 LAN制御部
19 HUB
20 FAX制御ユニット
21 公衆電話網
22 構内交換器
31 CPU
32 メモリユニット
33 LAN制御部
34 記憶装置
35 記憶装置制御ユニット
40、78 表示装置
41、79 操作入力装置
42 入出力デバイス制御ユニット
43 各種インターフェース
P、82 操作パネル
50、70 CPU
51、71 RAM
52、72 ROM
53、73 LAN制御部
54、77 表示制御ユニット
55、76 操作入力制御ユニット
56、75 音声入出力制御ユニット
57 操作装置制御ユニット
58、81 マイクロホン
59、80 スピーカ
M 記憶媒体
G 端末

Claims (25)

  1. 画像データに基づいて画像を媒体に形成して出力する画像形成手段、及び、原稿の画像を読み取る画像読取手段の少なくとも一方を有していて画像処理機能を発揮する画像処理ユニット部と、該画像処理ユニット部における処理制御に関する各種入力情報を受け付ける操作入力装置と、操作に関する情報を表示する表示装置とを備え、
    前記操作装置部と前記画像処理ユニット部とはそれぞれ異なるネットワークアドレスが割り当てられて通信ネットワークに接続されていることを特徴とする画像処理装置。
  2. 請求項1記載の画像処理装置において、前記画像処理ユニット部における処理制御に関する画像を前記通信ネットワーク経由で前記表示装置に表示可能としたことを特徴とする画像処理装置。
  3. 請求項2記載の画像処理装置において、音声出力装置を備え、この音声出力装置は前記通信ネットワーク経由で送信されてきた音声情報により音声を再生することを特徴とする画像処理装置。
  4. 請求項2記載の画像処理装置において、音声入力装置を備え、この音声入力装置により入力された音声情報を前記通信ネットワーク経由で前記画像処理ユニット部に送信することを特徴とする画像処理装置。
  5. 請求項1〜3のいずれか1つに記載の画像処理装置において、前記画像処理ユニット部と、前記操作入力装置及び前記表示装置を有する操作装置部に互いに相手のネットワークアドレスを保持する手段を備えたことを特徴とする画像処理装置。
  6. 画像データに基づいて画像を媒体に形成して出力する画像形成手段と、原稿の画像を読み取る画像読取手段の少なくとも一方を有していて画像処理機能を発揮する画像処理ユニット部と、
    汎用のOSによって制御され、前記画像処理ユニット部が発揮する画像処理機能とは異なるカテゴリーの機能を発揮する情報処理ユニット部と、
    前記画像処理ユニット部における処理制御に関する各種入力を受け付ける操作入力装置と、操作に関する情報を表示する表示装置とを備え、
    前記操作入力装置、前記画像処理ユニット部及び前記情報処理ユニット部は、それぞれ通信ネットワークに接続され、それぞれネットワークアドレスが割り当てられていることを特徴とする画像処理装置。
  7. 請求項6記載の画像処理装置において、前記画像処理ユニット部並びに前記情報処理ユニット部における処理制御に関する画像の少なくとも一つを前記通信ネットワーク経由で前記表示装置に表示可能とする手段を備えたことを特徴とする画像処理装置。
  8. 請求項7記載の画像処理装置において、前記画像処理ユニット部と前記情報処理ユニット部のいずれの処理制御に関する画像を前記表示装置に表示すべきかの状態を保持し、前記操作入力装置からの操作入力に従い、前記表示装置の画面表示を切り替える手段を備えたことを特徴とする画像処理装置。
  9. 請求項8記載の画像処理装置において、前記画像処理ユニット部と前記情報処理ユニット部のいずれの処理制御に関する画像を前記表示装置に表示すべきかの前記状態を前記画像処理ユニット部と前記情報処理ユニット部の少なくとも一方から変更して前記表示装置の画面表示を切り替える手段を備えたことを特徴とする画像処理装置。
  10. 請求項9記載の画像処理装置において、前記画像処理ユニット部と前記情報処理ユニット部の処理制御に関する画像を前記表示装置の同一画面内に重ね合わせて表示させる手段を備えたことを特徴とする画像処理装置。
  11. 請求項6の画像処理装置において、前記操作入力装置が、対応する前記画像処理ユニット部と前記情報処理ユニット部の少なくとも一方の存在を前記通信ネットワーク経由で検知し、その結果を表示することを特徴とする画像処理装置。
  12. 請求項1〜10のいずれか1つに記載の画像処理装置において、前記操作入力装置及び前記表示装置を有する操作装置部は、前記通信ネットワーク上に接続されている前記画像処理ユニット部を検索する手段と、前記通信ネットワーク上に接続されている前記画像処理ユニット部のネットワークアドレスを保持する手段と、複数の異なる前記画像処理ユニット部、前記情報処理ユニット部に対して、各種入力の送信をすることを可能とし、前記画像処理ユニット部または前記情報処理ユニット部の処理制御に関する画像を前記表示装置に表示させる手段とを備えたことを特徴とする画像処理装置。
  13. 請求項1〜4のいずれか1つに記載の画像処理装置において、前記画像処理ユニット部における処理制御に関する画像情報を、汎用端末に適したサイズ・デザインで生成し、該画像情報を前記通信ネットワーク経由で汎用端末にて閲覧、操作可能としたことを特徴とする画像処理装置。
  14. 画像データに基づいて画像を媒体に形成して出力する画像形成手段、及び、原稿の画像を読み取る画像読取手段の少なくとも一方を有していて画像処理機能を発揮する画像処理ユニット部と、該画像処理ユニット部における処理制御に関する各種入力情報を受け付ける操作入力装置と、操作に関する情報を表示する表示装置とを備えた画像処理装置の前記画像処理ユニット部における処理制御に関する画像を前記通信ネットワーク経由で前記表示装置に表示させる機能をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  15. 請求項14記載のプログラムにおいて、前記画像処理装置が備える音声出力装置へ前記通信ネットワーク経由で音声情報を送信させて音声を再生させる機能をコンピュータに実行させるプログラムを含むことを特徴とするプログラム。
  16. 請求項14記載のプログラムにおいて、前記画像処理装置が備える音声入力装置により入力された音声情報を前記通信ネットワーク経由で前記画像処理ユニット部に送信させる機能をコンピュータに実行させるプログラムを含むことを特徴とするプログラム。
  17. 画像データに基づいて画像を媒体に形成して出力する画像形成手段と、原稿の画像を読み取る画像読取手段の少なくとも一方を有していて画像処理機能を発揮する画像処理ユニット部と、汎用のOSによって制御され、前記画像処理ユニット部が発揮する画像処理機能とは異なるカテゴリーの機能を発揮する情報処理ユニット部と、前記画像処理ユニット部における処理制御に関する各種入力を受け付ける操作入力装置と、操作に関する情報を表示する表示装置とを備えた画像処理装置の前記画像処理ユニット部並びに前記情報処理ユニット部における処理制御に関する画像の少なくとも一つを前記通信ネットワーク経由で前記表示装置に表示させる機能をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  18. 請求項17記載のプログラムにおいて、前記画像処理ユニット部並びに前記情報処理ユニット部における処理制御に関する画像の少なくとも一つを前記通信ネットワーク経由で前記表示装置に表示可能とする機能をコンピュータに実行させるプログラムを含むことを特徴とするプログラム。
  19. 請求項17記載のプログラムにおいて、前記画像処理ユニット部と前記情報処理ユニット部のいずれの処理制御に関する画像を前記表示装置に表示すべきかの状態を保持させ、前記操作入力装置からの操作入力に従い、前記表示装置の画面表示を切り替える機能をコンピュータに実行させるプログラムを含むことを特徴とするプログラム。
  20. 請求項19記載のプログラムにおいて、前記画像処理ユニット部と前記情報処理ユニット部のいずれの処理制御に関する画像を前記表示装置に表示すべきかの前記状態を前記画像処理ユニット部と前記情報処理ユニット部の少なくとも一方から変更して前記表示装置の画面表示を切り替える機能をコンピュータに実行させるプログラムを含むことを特徴とするプログラム。
  21. 請求項20記載のプログラムにおいて、前記画像処理ユニット部と前記情報処理ユニット部の処理制御に関する画像を前記表示装置の同一画面内に重ね合わせて表示させる機能をコンピュータに実行させるプログラムを含むことを特徴とするプログラム。
  22. 請求項17のプログラムにおいて、前記操作入力装置が、対応する前記画像処理ユニット部と前記情報処理ユニット部の少なくとも一方の存在を前記通信ネットワーク経由で検知し、その結果を前記表示装置に表示させる機能をコンピュータに実行させるプログラムを含むことを特徴とするプログラム。
  23. 請求項14〜22のいずれか1つに記載のプログラムにおいて、前記通信ネットワーク上に接続されている前記画像処理ユニット部を検索させる機能と、前記通信ネットワーク上に接続されている前記画像処理ユニット部のネットワークアドレスを保持させる機能と、複数の異なる前記画像処理ユニット部、前記情報処理ユニット部に対して、各種入力の送信をすることを可能とし、前記画像処理ユニット部または前記情報処理ユニット部の処理制御に関する画像を前記表示装置に表示させる機能とをコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  24. 請求項14〜16のいずれか1つに記載のプログラムにおいて、前記画像処理ユニット部における処理制御に関する画像情報を、汎用端末に適したサイズ・デザインで生成し、該画像情報を前記通信ネットワーク経由で汎用端末にて閲覧、操作可能とする機能をコンピュータに実行させるプログラムを含むことを特徴とするプログラム。
  25. 請求項14〜24のいずれか1つに記載のプログラムを記録した記録媒体。
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