JP2008067242A - 画像処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】デジタル複合機から外部のコンピュータもしくは情報処理ユニット部にデータ転送する際に、ネットワークを占有することのない画像処理装置を提供する。
【解決手段】画像データに基づいた画像を出力する印刷装置7、及び原稿画像を読み取る画像読取装置8を有し画像処理機能を発揮する画像処理ユニット部Aと、汎用のOSによって制御され画像処理ユニット部Aが発揮する画像処理機能とは異なるカテゴリの機能を発揮する情報処理ユニット部Bとを備えた画像処理装置であって、画像処理ユニット部A及び情報処理ユニット部Bにそれぞれ設けられデータを転送するデータ転送ユニット50,51と、情報処理ユニット部Bに設けられたバッファメモリ53と、データ転送ユニット50,51からアクセスがあったとき、バッファメモリ53に対して該アクセスを選択的に許可するスイッチ部52とを備えている。
【選択図】図3

Description

本発明は、スキャナ機能、ファクシミリ機能等を搭載し、ネットワークに接続されたデジタル複合機からなる画像処理装置に関する。
コピー機能、ファクシミリ(FAX)機能、プリント機能及びスキャナ機能を複合したいわゆるMFP(Multi Function Peripheral)と称されるデジタル複合機が知られている。このようなデジタル複合機によれば、手書き文書や紙の資料を電子化し、ネットワークで共有・活用することが可能になっている。このようなデジタル複合機は、ネットワーク上の一端末として位置づけられている。
また、近年においては、入力画像(スキャナ機能による読み取り原稿画像やプリンタ機能あるいはFAX機能により入力された画像)をデジタル複合機から所定のパーソナルコンピュータに送信し、当該パーソナルコンピュータにネットワーク接続されている複数のパーソナルコンピュータに対して配信するようなことも行われている。すなわち、デジタル複合機が備える各種機能を有効活用するために画像処理機能とは異なるカテゴリの処理制御を行う機能を付加するような場合には、デジタル複合機に当該処理制御機能を付加するのではなく、外部のコンピュータに付加機能を実現させるようにしていることが多い。
これら付加機能を低コストで実現するため、汎用のOSを用いた情報処理ユニット部を画像処理ユニット部に付加した画像処理装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。ここで、付加機能を実現させる手段としては、外部コンピュータとデジタル複合機をネットワークで接続する形態が有効である。上記特許文献1においては、画像処理ユニット部と情報処理ユニット部とはLANで接続されており、スキャナによって読み取られた画像データはネットワークを経由して転送されるよう構成されている。
また、紙文書と電子データとが融合された高度なサービスを提供する目的で、デジタル複合機と外部のコンピュータとをネットワークを介して接続した画像処理システムも提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2004−356822号公報 特開2005−275478号公報
上記特許文献1及び特許文献2では、上述したように、デジタル複合機がネットワークを経由して外部のコンピュータもしくは情報処理ユニット部にデータを転送している。
しかしながら、デジタル複合機が扱う画像は、一般的なネットワーク帯域に対してサイズが大きいため、転送時間が長くなって、ネットワークを長時間占有してしまうという問題がある。
本発明の課題は、デジタル複合機から外部のコンピュータもしくは情報処理ユニット部にデータ転送する際に、ネットワークを占有することのない画像処理装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、画像データに基づいた画像を媒体に形成して出力する画像形成手段、及び原稿画像を読み取る画像読取手段の少なくとも一方を有し、画像処理機能を発揮する画像処理ユニット部と、汎用のOSによって制御され、前記画像処理ユニット部が発揮する画像処理機能とは異なるカテゴリの機能を発揮する情報処理ユニット部とを備えた画像処理装置であって、前記画像処理ユニット部及び前記情報処理ユニット部にそれぞれ設けられ、画像処理ユニット部及び情報処理ユニット部にデータを転送するデータ転送ユニットと、前記画像処理ユニット部又は前記情報処理ユニット部に設けられたバッファメモリと、前記各データ転送ユニットからアクセスがあったとき、前記バッファメモリに対して該アクセスを選択的に許可するスイッチ部とを備えたことを特徴としている。
上記構成によれば、データ転送ユニット間に画像データを転送することにより、画像データの転送時間の短縮を実現することができる。また、スイッチ部やバッファメモリを配置することにより、画像処理ユニット部の変更を少なく抑えつつ、画像データ転送経路を確保することができる。
請求項2に記載の発明は、画像データに基づいた画像を媒体に形成して出力する画像形成手段、及び原稿画像を読み取る画像読取手段の少なくとも一方を有し、画像処理機能を発揮する画像処理ユニット部と、汎用のOSによって制御され、前記画像処理ユニット部が発揮する画像処理機能とは異なるカテゴリの機能を発揮する情報処理ユニット部とを備えた画像処理装置であって、前記画像処理ユニット部及び前記情報処理ユニット部にそれぞれ設けられ、画像処理ユニット部及び情報処理ユニット部にデータを転送するデータ転送ユニットと、前記各データ転送ユニットのうち、一方のデータ転送ユニットからのアクセスを他方のデータ転送ユニットへアドレスを変換してアクセスするスイッチ部とを備えたことを特徴としている。
上記構成によれば、一方のデータ転送ユニットからのアクセスを他方のデータ転送ユニットへアドレスを変換してアクセスするスイッチ部を備えているため、画像処理ユニット部と情報処理ユニット部のメモリ領域を相互に参照することができ、請求項1で必要であったバッファメモリを省くことができる。その結果、コストを削減することができる。
また、一方のメモリ空間が他方のアドレスにマッピングされ、バッファメモリを介さずにデータ転送可能であるため、転送手順が容易になり、また転送時間を短縮することができる。
請求項3に記載の発明は、画像データに基づいた画像を媒体に形成して出力する画像形成手段、及び原稿画像を読み取る画像読取手段の少なくとも一方を有し、画像処理機能を発揮する画像処理ユニット部と、汎用のOSによって制御され、前記画像処理ユニット部が発揮する画像処理機能とは異なるカテゴリの機能を発揮する情報処理ユニット部とを備えた画像処理装置であって、前記画像処理ユニット部及び前記情報処理ユニット部にそれぞれ設けられ、画像処理ユニット部及び情報処理ユニット部にデータを転送するデータ転送ユニットと、前記画像処理ユニット部又は前記情報処理ユニット部に設けられたバッファメモリと、前記各データ転送ユニットからアクセスがあったとき、前記バッファメモリに対して該アクセスを選択的に許可するスイッチ部と、入力された画像データに対して画像処理を行い、前記バッファメモリに対してアクセス可能なI/Fを有する画像データ処理ユニットとを備え、前記スイッチ部は、前記画像処理ユニット部のデータ転送ユニットと前記情報処理ユニット部のデータ転送ユニットと前記画像データ処理ユニットとを接続してアクセスすることを特徴としている。
上記構成によれば、画像データ処理ユニットを有していることにより、転送されたデータに対して画像処理を順次実行することができ、処理時間を短縮することができる。
請求項4に記載の発明は、画像データに基づいた画像を媒体に形成して出力する画像形成手段、及び原稿画像を読み取る画像読取手段の少なくとも一方を有し、画像処理機能を発揮する画像処理ユニット部と、汎用のOSによって制御され、前記画像処理ユニット部が発揮する画像処理機能とは異なるカテゴリの機能を発揮する情報処理ユニット部とを備えた画像処理装置であって、前記画像処理ユニット部及び前記情報処理ユニット部にそれぞれ設けられ、画像処理ユニット部及び情報処理ユニット部にデータを転送するデータ転送ユニットと、前記各データ転送ユニットのうち、一方のデータ転送ユニットからのアクセスを他方のデータ転送ユニットへアドレスを変換してアクセスするスイッチ部と、入力された画像データに対して画像処理を行う画像データ処理ユニットとを備え、前記スイッチ部は、前記画像処理ユニット部のデータ転送ユニットと前記情報処理ユニット部のデータ転送ユニット部と前記画像データ処理ユニットを接続することを特徴としている。
上記構成によれば、請求項3の場合と同様、画像データ処理ユニットを有していることにより、転送されたデータに対して画像処理を順次実行することができ、処理時間を短縮することができる。また、請求項3において必要であったバッファメモリを削減することにより、コスト低減を図ることができる。
本発明によれば、デジタル複合機から外部のコンピュータもしくは情報処理ユニット部にデータ転送する際に、ネットワークを占有することのない画像処理装置を実現できる。
以下、本発明の実施例を図面に従って説明する。
本実施例は、画像処理装置として、コピー機能、ファクシミリ(FAX)機能、プリント機能、スキャナ機能及び入力画像(スキャナ機能による読み取り原稿画像やプリンタもしくはFAX機能により入力された画像)を配信する機能等を複合したいわゆるMFP(Multi Function Peripheral)と称されるデジタルカラー複合機に適用した例を示す。
図1は、本発明に係る画像処理装置としてのデジタルカラー複合機1を含むシステム構成図である。図1に示すように、本実施例においては、デジタルカラー複合機1に通信ネットワークであるLAN(Local Area Network)2を介し、各種の情報処理を実行するサーバ3や複数台のクライアント4が接続されたシステムを想定する。サーバ3は、例えばFTP(File Transfer Protocol)やHTTP(Hyper Text Transfer Protocol)をサポートしたり、WebサーバやDNS(Domain Name System)の機能を実現するものである。すなわち、このシステムにおいては、デジタルカラー複合機1が備えている画像入力機能(スキャナ機能)、画像出力機能(プリント機能)及び画像蓄積機能等の画像処理機能を、LAN2上でシェアし得る環境が構築されているものである。
このようなシステムは、通信制御ユニット5を介してインターネット網6に接続され、インターネット網6を介して外部環境とデータ通信可能に構築されている。通信制御ユニット5としては、ルータ、交換機、モデム、DSLモデム等が一般的であるが、最低限TCP/IP通信が可能であれば良い。また、LAN2は有線通信に限るものではなく、無線通信(赤外線や電波等)であっても良い。また、光ファイバーを用いたものであっても良い。
次に、デジタルカラー複合機1について説明する。ここで、図2はデジタルカラー複合機1を概略的に示す外観斜視図、図3はデジタルカラー複合機1の各部の電気的接続を示すブロック図である。
図2に示すように、デジタルカラー複合機1は、転写紙などの媒体に画像を形成する画像形成手段である印刷装置7の上部に、原稿から画像を読み取る画像読取手段である画像読取装置8を配設した構成となっている。また、画像読取装置8の装置外面には、オペレータに対する表示とオペレータからの機能設定等の各種の入力を許容する操作パネルPが設けられている。さらに、操作パネルPの下部には、記憶媒体M(図3参照)に記憶されているプログラムコードや画像データ等を読み取る、または記憶媒体Mに対してプログラムコードや画像データ等を書き込む装置である外部メディア入出力装置9が、記憶媒体Mの挿入を許容する挿入口を外部に露出させて設けられている。
このようなデジタルカラー複合機1の内部構成は、図3に示すように、画像処理ユニット部Aと情報処理ユニット部Bとに大別されており、印刷装置7及び画像読取装置8は画像処理ユニット部Aに属し、操作パネルP及び外部メディア入出力装置9は情報処理ユニット部Bに属している。
次に、画像処理ユニット部Aについて説明する。印刷装置7及び画像読取装置8を備える画像処理ユニット部Aは、画像処理ユニット部Aにおける画像処理全般の制御を行う画像処理制御ユニット10を備えており、この画像処理制御ユニット10には、印刷装置7を制御する印刷制御ユニット11と、画像読取装置8を制御する画像読取制御ユニット12とが接続されている。
印刷制御ユニット11は、画像処理制御ユニット10の制御に従って印刷装置7に対して画像データを含む印刷指示を出力し、印刷装置7に転写紙などの媒体に画像を形成して出力させる。印刷装置7はフルカラー印刷可能とされており、その印刷方式は、電子写真方式のほか、インクジェット方式、昇華型熱転写方式、銀塩写真方式、直接感熱記録方式、溶融型熱転写方式など、さまざまな方式を用いることができる。
画像読取制御ユニット12は、画像処理制御ユニット10の制御により画像読取装置8を駆動し、原稿の表面に対するランプ照射の反射光をミラー及びレンズにより受光素子(例えば、CCD(Charge Coupled Device))に集光して読み取り、A/D変換してRGB各8bitのデジタル画像データを生成する。
このような画像処理制御ユニット10は、メインプロセッサであるCPU13と、画像読取装置8から読み込んだ画像データを印刷装置7による作像に供すべく一旦格納しておくメモリデバイス(例えば、SDRAM(Synchronous Dynamic RAM)等)14と、制御プログラム等を記憶したROM15と、システムログ/システム設定/ログ情報等を記録しておく電源OFF時にもデータの保持が可能なNVRAM(Non Volatile RAM)16と、をバス接続したマイクロコンピュータ構成とされている。
また、画像処理制御ユニット10には、多量の画像データの蓄積やジョブ履歴等の記憶装置となるHDD17、装置内部に設けられた集線装置であるHUB19を介して画像処理ユニット部AをLAN2に接続するためのLAN制御部18、FAX制御を行うFAX制御ユニット20が接続されている。このFAX制御ユニット20は、公衆電話網21に通じる構内交換機(PBX)22に接続されており、デジタルカラー複合機1は、遠隔のファクシミリと交信することができる。
加えて、画像処理制御ユニット10には、表示制御ユニット23及び操作入力制御ユニット24が接続されている。表示制御ユニット23は、画像処理制御ユニット10のコントロールによって制御パネルI/F25に接続された通信ケーブル26を介して情報処理ユニット部Bに対して画像表示制御信号を出力し、情報処理ユニット部Bの操作パネルPに対して画像表示の制御を行う。また、操作入力制御ユニット24は、情報処理ユニット部Bの操作パネルPからのオペレータによる機能設定や入力操作に応じた入力制御信号を、画像処理制御ユニット10のコントロールによって制御パネルI/F25に接続された通信ケーブル26を介して入力する。すなわち、画像処理ユニット部Aは、情報処理ユニット部Bの操作パネルPを通信ケーブル26を介して直接モニタすることができる構成になっている。
したがって、画像処理ユニット部Aは、従来の画像処理装置が備える画像処理ユニットに対して通信ケーブル26を接続し、情報処理ユニット部Bの操作パネルPを利用するようにしたものである。すなわち、画像処理ユニット部Aの表示制御ユニット23及び操作入力制御ユニット24は、操作パネルPに接続されているものとして動作している。
このような構成により、画像処理ユニット部Aは、外部(サーバ3、クライアント4、ファクシミリ等)からの画像情報である印刷データ及びプリント指示するコマンドを解析し、印刷データを出力画像データとして印刷できる状態にビットマップ展開し、印刷モードをコマンドから解析し動作を決定している。その印刷データ及びコマンドをLAN制御部18あるいはFAX制御ユニット20を通じて受信し動作する。
また、画像処理ユニット部Aは、SDRAM14やHDD17に記憶されている印刷データ、原稿読取りデータ、これらを出力用に処理した出力画像データ、および、それらを圧縮した圧縮データを外部(サーバ3、クライアント4、ファクシミリ等)に転送することができる。
さらに、画像処理ユニット部Aは、画像読取装置8の読取り画像データを画像処理制御ユニット10に転送し、光学系及びデジタル信号への量子化に伴う信号劣化を補正し、該画像データをSDRAM14に書込む。このようにしてSDRAM14に格納された画像データは、印刷制御ユニット11で出力画像データに変換されて、印刷装置7に出力される。
次に、操作パネルPを備える情報処理ユニット部Bについて説明する。情報処理ユニット部Bは、一般にパーソナルコンピュータといわれるような情報処理装置に用いられる汎用のOS(Operating System)によって制御されるマイクロコンピュータ構成とされている。情報処理ユニット部Bは、メインプロセッサであるCPU31を有しており、このCPU31には、CPU31の作業用領域となるRAMや起動プログラムなどを記憶した読出し専用メモリであるROMで構成されるメモリユニット32と、OSやアプリケーションプログラムを記憶するHDD等の記憶装置34に対するデータの入出力を制御する記憶装置制御ユニット35とが、バス接続されている。
また、CPU31には、情報処理ユニット部BをHUB19を介してLAN2に接続するためのLAN制御部33が接続されている。このLAN制御部33に割り当てられるネットワークアドレスであるIPアドレスは、前述した画像処理ユニット部AのLAN制御部18に割り当てられるIPアドレスとは異なるものである。すなわち、本実施例のデジタルカラー複合機1には、2つのIPアドレスが割り当てられていることになる。つまり、画像処理ユニット部Aと情報処理ユニット部BとはLAN2に接続されていることになり、画像処理ユニット部Aと情報処理ユニット部Bとの間においてはデータ交換が可能な構成になっている。
なお、デジタルカラー複合機1はHUB19を介してLAN2に接続されていることから、見かけ上は、1つのIPアドレスのみが割り当てられているように見える。したがって、美観を損ねることはなく、結線等の取り扱いを容易にすることが可能になっている。
さらに、CPU31には、操作パネルPを制御する表示制御ユニット36及び操作入力制御ユニット37が接続されている。ここで、図4は操作パネルPの構成を示す平面図である。図4に示すように、操作パネルPは、例えばLCD(Liquid Crystal Display)である表示装置40と、操作入力装置41とで構成されている。操作入力装置41は、表示装置40の表面に積層された超音波弾性波方式等のタッチパネル41aと、複数のキーを有するキーボード41bとで構成されている。キーボード41bには、画像読み取りの開始を宣言するためのスタートキー、数値入力を行うためのテンキー、読み取った画像データの送信先を設定する読取条件設定キー、クリアキー等が設けられている。すなわち、表示制御ユニット36は、画像表示制御信号を制御パネルI/F38を介して表示装置40に出力し、画像表示制御信号に応じた所定事項を表示装置40に表示させる。一方、操作入力制御ユニット37は、操作入力装置41におけるオペレータによる機能設定や入力操作に応じた入力制御信号を、制御パネルI/F38を介して受信する。
加えて、CPU31には、画像処理ユニット部Aの制御パネルI/F25と通信ケーブル26を介して接続されている制御パネル通信ユニット39が接続されている。制御パネル通信ユニット39は、画像処理ユニット部Aから出力された画像表示制御信号を受信し、また、操作パネルPからのオペレータによる機能設定や入力操作に応じた入力制御信号を画像処理ユニット部Aに転送する。なお、制御パネル通信ユニット39で受信した画像処理ユニット部Aからの画像表示制御信号は操作パネルPの表示装置40用にデータ変換処理されてから表示制御ユニット36に出力され、また、操作パネルPからのオペレータによる機能設定や入力操作に応じた入力制御信号は画像処理ユニット部Aでの仕様に応じた形式にデータ変換処理されてから制御パネル通信ユニット39に入力される。
上述したように記憶装置34には、CPU31が実行するOSやアプリケーションプログラムが格納されている。この意味で、記憶装置34は、アプリケーションプログラムを記憶する記憶媒体として機能する。このデジタルカラー複合機1では、ユーザが電源を投入するとCPU31がメモリユニット32内の起動プログラムを起動させ、記憶装置34よりOSをメモリユニット32内のRAMに読み込み、このOSを起動させる。このようなOSは、ユーザの操作に応じてプログラムを起動したり、情報を読み込んだり、保存を行ったりする。OSのうち代表的なものとしては、Windows(登録商標)等が知られている。これらのOS上で走る動作プログラムをアプリケーションプログラムと呼んでいる。情報処理ユニット部BのOSとしては、情報処理装置(サーバ3やクライアント4等)と同様のOS、汎用のOS(例えば、Windows(登録商標)等)が使用されている。
なお、前述したように、本実施例のデジタルカラー複合機1には、OS、デバイスドライバや各種アプリケーションプログラム等の各種のプログラムコード(制御プログラム)や画像データ等を記憶した記憶媒体M、すなわち、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク(CD−ROM,CD−R,CD−RW,DVD−ROM,DVD−RAM,DVD−R,DVD+R,DVD−RW,DVD+RWなど)、光磁気ディスク(MO)、半導体メディアなどの記憶媒体Mに記憶されているプログラムコードや画像データ等を読み取る、または記憶媒体Mに対してプログラムコードや画像データ等を書き込む装置であるフレキシブルディスクドライブ装置、光ディスクドライブ装置、MOドライブ装置、メディアドライブ装置等の外部メディア入出力装置9が搭載されている。このような外部メディア入出力装置9は、CPU31にバス接続されている入出力デバイス制御ユニット42により制御される。
したがって、記憶装置34に記憶されているアプリケーションプログラムは、この記憶媒体Mに記録されたアプリケーションプログラムがインストールされたものであっても良い。このため、記憶媒体Mも、アプリケーションプログラムを記憶する記憶媒体となり得る。さらには、アプリケーションプログラムは、例えばインターネット網6及びLAN2を介して外部から取り込まれ、記憶装置34にインストールされても良い。
なお、入出力デバイス制御ユニット42には、USB,IEEE1394,SCSI等の各種インタフェース43も接続されており、各種インタフェース43を介して様々な機器(デジタルカメラ等)が接続可能とされている。
そして、本実施例では、画像処理制御ユニット部Aと情報処理ユニット部Bの間にデータ転送ユニット50,51及びバッファメモリ53が設けられ、サイズの大きな画像データの転送を高速に行うことを可能としている。なお、バッファメモリ53は情報処理ユニット部Bに設けられているが、バッファメモリ53は画像処理ユニット部Aに設けることもできる。
データ転送ユニット50,51は大規模な画像データを転送するのに十分な帯域を持ったI/Fを有し、情報処理ユニット部Bのスイッチ部52と接続されている。スイッチ部52にはバッファメモリ53が接続され、このバッファメモリ53には画像処理ユニット部Aと情報処理ユニット部Bの相互からアクセスすることができる。
データ転送ユニット50,51とスイッチ部52間のI/Fは、高速であることが望ましい。また、特にデータ転送ユニット50とスイッチ部52間の接続においては、異なるカテゴリのユニット(画像処理ユニット部Aと情報処理ユニット部B)間の接続であることから、物理的に接続が容易な本数の少ない接続形態であることが望ましい。
このことから、I/Fは高速シリアル通信に属する通信方法が望ましいと言える。高速シリアル通信として一般的に知られるものには、PCI Express、InfiniBand、USB、IEEE1394等があるが、転送速度及びコストを勘案して、PCI Expressが好適であるといえる。特に、データ転送ユニット50とスイッチ部52間のI/Fに関しては、PCI Expressをケーブル上で実現する、Cable Extension規格に準拠した構成であれば、物理的な接続の容易性、コスト面でより有利であるといえる。
データ転送ユニット50は画像処理ユニット部A、情報処理ユニット部Bがそろった場合に動作するものであり、画像処理ユニット部Aのみで動作する装置の場合には、不要である。そのため、画像処理ユニット部Aにおけるデータ転送ユニット50は容易に着脱可能であることが望ましい。このようにすることによって、画像処理ユニット部Aの変更を少なくすることができる。
スイッチ部52はデータ転送ユニット50,51とそれぞれ通信するI/Fとバッファメモリ53のI/Fを有する。スイッチ部52は画像処理ユニット部AのCPU13と情報処理ユニット部BのCPU31からのいずれかのアクセスに応じて、バッファメモリ53へのアクセスを許可する機能を持つ。画像処理制御ユニット部Aと情報処理ユニット部Bとが同時にバッファメモリ53に対してアクセスする必要はなく、同時にアクセスが発生した場合は、どちらかに対してアクセスを許可しない。またバッファメモリ53がデータで満たされ、書き込みできないときにもアクセスを許可しない。
データ転送ユニット50,51のI/FがPCI Expressである場合、図5に示すように、一般的にルートコンプレックスからのツリー構造となるため、バッファメモリ53をマルチホストで接続することはできないが、排他制御手段と、スイッチ部52をノントランスペアレントポートのスイッチとし、スイッチ以降のアドレス空間を単一とする、アドレス変換手順を実施することで、画像処理制御ユニット部Aと情報処理ユニット部Bからのアクセスを可能とする。
バッファメモリ53はスイッチ部52からのアクセスのみを受け入れる。バッファメモリ53は画像転送を成立させるためのメモリであるため、画像処理制御ユニット部Aと情報処理ユニット部Bとの間で転送される画像データサイズより小さいサイズでよいが、データ転送ユニット50,51の帯域を有効にする程度に十分なアクセス帯域が必要である。
また、バッファメモリ53へのアクセスは画像処理制御ユニット部Aと情報処理ユニット部Bのいずれかしか認められていないことから、どちらがアクセスするかの調停が必要となる。本実施例では、画像処理制御ユニット部Aと情報処理ユニット部B間の相互の通信によって調停を行うが、別途調停ユニットを設け、アクセスの調停を行うようにしても良い。
画像処理制御ユニット部Aと情報処理ユニット部Bの調停の通信経路として、データ転送ユニット50,51間を繋ぐデータ転送ケーブル54の経路、制御パネルI/F25、制御パネル通信ユニット39間を繋ぐ通信ケーブル26の経路、LAN制御部18,33間を繋ぐLANの経路が採用できる。通信ケーブル26の経路は制御パネルに関する情報の通信が主であり、異なるカテゴリの情報である、画像データ転送の調停に関する情報のために使用することはソフト構成上望ましくないため、データ転送ケーブル54かLANを経由することが望ましい。
データ転送ユニット50,51間で転送されるデータは主に画像処理制御ユニット部Aの画像読取装置8によって読み取られた原稿の画像データや読み取られた画像データに対して各種画像処理を施したものであるが、その他、情報処理ユニット部Bから印刷装置7によって印刷したいプリントデータ等を送っても良い。ただし、この経路はサイズの大きいデータを送るための独自のプロトコルによるため、小さいデータを送るのには適さない。そのようなデータはLAN経由で送受することが望ましい。
次に、本実施例における動作について説明する。
本実施例の動作において重要な点は、画像処理制御ユニット部Aと情報処理ユニット部B間のデータ転送手順である。図6は、ユーザが画像読取装置8の動作を指示してから、読み取られた画像データを情報処理ユニット部Bに転送するまでのフローを示している。
まず、ユーザが画像読取装置8に原稿を設置する(ステップS1)。その後、ユーザが画像読取装置8のスタート指示を行い、画像読取を開始する(ステップS2)、画像処理ユニット部Aがバッファメモリ53へのアクセス権を取得する。例えば、情報処理ユニット部Bが主導権を持ち、画像処理ユニット部AからLAN経由でバッファメモリ使用の要求を受付、自身のアクセス要求と調停を行い、その結果を画像処理ユニット部Aに通知する(ステップS3)。
画像処理ユニット部Aがバッファメモリ53にデータを書き込み(ステップS4)。画像処理ユニット部Aがバッファメモリへの書き込みを終了したら、情報処理ユニット部Bへ完了を通知し、バッファメモリ53のアクセス権を開放する(ステップS5)。
情報処理ユニット部Bがバッファメモリアクセス権を取得する。例えば、情報処理ユニット部Bが画像処理ユニット部Aからの使用要求と調停を行い、使用権を確定させ、画像処理ユニット部A、情報処理ユニット部Bへ通知する(ステップS6)。
情報処理ユニット部Bがバッファメモリ53のデータをリードする(ステップS7)。この際、転送すべきデータがバッファメモリ53より大きい場合には、ステップS3〜ステップS7の処理を繰り返すことで転送を実現する。
本実施例によれば、データ転送ユニット50,51間に画像データを転送することにより、画像データの転送時間の短縮を実現することができる。また、スイッチ部52やバッファメモリ53を配置することにより、画像処理ユニット部Aの変更を少なく抑えつつ、画像データ転送経路を確保することができる。
本実施例においては、図7に示すように、データ転送ユニット60,61間を直接接続し、画像処理ユニット部Aと情報処理ユニット部Bのメモリ領域の全てもしくは一部を相互に参照できる構成とする。
この構成においても、データ転送ユニット60,61は大規模な画像データを転送するのに十分な帯域を持ったI/Fを持つもので、データ転送ユニット60,61とスイッチ部62間のI/Fは、実施例1(図3参照)の場合と同様、PCI Expressであることが望ましい。
スイッチ部62は、画像処理ユニット部Aと情報処理ユニット部Bのアドレス空間を相互に変換する機能を持つ。また、画像処理ユニット部Aと情報処理ユニット部Bのメモリ領域を相互に参照できる構成とするため、PCI Expressの拡張規格であるASI(Advanced Switching Interconnect)スイッチ機能を持つことが望ましい。ASIはPCI Expressの物理層、データリンク層を利用し、多様なトポロジを実現する規格である。
また、データ転送ユニット60,61との接続を行うため、スイッチ部62にはASI〜PCI Expressのブリッジ機能が備わっている。
上記構成において、画像処理ユニット部Aと情報処理ユニット部Bのメモリ領域へのアクセスの調停はASI上のプロトコルを用いて実現するのが一般的であるが、実施例1の場合と同様、データ転送ケーブル54(図3参照)かLANを経由して行っても良い。
次に、本実施例における動作について説明する。
図8は、ユーザが画像読取装置8の動作を指示してから、読み取られた画像データを情報処理ユニット部Bに転送するまでのフローを示している。
まず、ユーザが画像読取装置8に原稿を設置する(ステップS11)。その後、ユーザが画像読取装置8のスタート指示を行い、画像読取を開始する(ステップS12)。そして、画像処理ユニット部Aが情報処理ユニット部Bのメモリユニット32へのアクセス権を取得する(ステップS13)。
次に、画像処理ユニット部Aが情報処理ユニット部Bのメモリユニット32にデータを書き込む。この際、画像処理ユニット部Aが書き込みに用いるアドレスはスイッチ部62の変換テーブルにて変換され、情報処理ユニット部Bに適したメモリアドレスとなる(ステップS14)。
画像処理ユニット部Aが情報処理ユニット部Bのメモリユニット32への書き込みを終了したら、情報処理ユニット部Bへ完了を通知し、メモリユニット32のアクセス権を開放する(ステップS15)。
情報処理ユニット部Bがバッファメモリアクセス権を取得する。例えば、情報処理ユニット部Bが画像処理ユニット部Aからの使用要求と調停を行い、使用権を確定させ、画像処理ユニット部A、情報処理ユニット部Bへ通知する(ステップS16)。
以上の処理により画像データの転送を実現することができる。
本実施例によれば、一方のデータ転送ユニットからのアクセスを他方のデータ転送ユニットへアドレスを変換してアクセスするスイッチ部62を備えているため、画像処理ユニット部Aと情報処理ユニット部Bのメモリ領域を相互に参照することができ、実施例1で必要であったバッファメモリ53を省くことができる。その結果、コストを削減することができる。
また、一方のメモリ空間が他方のアドレスにマッピングされ、バッファメモリ53を介さずにデータ転送可能であるため、転送手順が容易になり、また転送時間を短縮することができる。
図9は実施例3を示している。本実施例では、実施例1(図3参照)の構成に画像データ処理ユニット75が追加されている。画像データ処理ユニット75はスイッチ部72とバッファメモリ53に接続され、入力されたデータに対して順次、演算処理を行う機能を持つ。行われる処理は圧縮、伸張、拡大縮小、γ、フィルタ処理等の画像処理や、zip圧縮や、テキスト検索等、ドキュメントデータに関する処理等の実行が可能である。
これら演算処理は本来、画像処理ユニット部Aもしくは情報処理ユニット部Bにて演算可能なものであるが、転送中に画像データ処理ユニット75にて演算を行うことで処理時間を削減することができる。
図6のステップS4において、データを画像処理ユニット部Aから情報処理ユニット部Bのバッファメモリ53に書き込む際に、画像データ処理ユニット75にて、上記演算処理を順次行う。
また、処理の終わったデータを、スイッチ部72を介して画像処理ユニット部A及び情報処理ユニット部Bに送信する機能を有する。
画像データ処理ユニット75は処理速度を達成可能なデバイスで構成される。具体的にはASIC、FPGA、DSP、リコンフィギュラブルプロセッサなどが挙げられる。デバイスとしてDSPやリコンフィギュラブルプロセッサを選択した場合には外部にメモリが必要である場合が多いが、バッファメモリ53と共有することで、全体のコストを削減することが可能である。
画像データ処理ユニット75はスイッチ部72(ノントランスペアレントなスイッチ)の下流に接続されるエンドポイントデバイスとして、画像処理ユニット部A及び情報処理ユニット部Bからのアクセスが可能である。アクセス方法は実施例1で示したバッファメモリへのアクセスと同様であれば良い。
本実施例によれば、画像処理ユニット部Aの画像読取装置8で読み取った画像に対する画像処理を画像データ処理ユニット75にて行うことにより、転送されたデータに対して画像処理を順次実行することができ、処理時間を短縮することができる。
また、画像データ処理ユニット75において、データを圧縮処理をした場合は、バッファメモリや、画像処理ユニット部、情報処理ユニット部のメモリの転送データ占有量を削減することができ、システム全体のコスト削減や処理の高速化を実現することができる。
図10は実施例4を示している。本実施例では、実施例2(図7参照)の構成に画像データ処理ユニット75が追加されている。画像データ処理ユニット75の機能に関しては、実施例3(図9参照)に示したものと同様であるが、スイッチ部72(ASIスイッチ)に接続されるエンドポイントデバイスとして、画像処理ユニット部A及び情報処理ユニット部Bからのアクセスが可能である。いずれの構成においてもスイッチ部72はアドレス変換機能を有する。
図8のステップS14において、データを画像処理ユニット部Aから情報処理ユニット部Bのメモリユニット32に書き込む際に、画像データ処理ユニット75にて、実施例3で示したような演算処理を順次行う。
本実施例によれば、実施例3に比べて、バッファメモリ53を削減することが可能となり、全体コストを削減することができる。
本発明に係る画像処理装置としてのデジタルカラー複合機を含むシステム構成図である。 デジタルカラー複合機を概略的に示す外観斜視図である。 実施例1を示しており、デジタルカラー複合機の各部の電気的接続を示すブロック図である。 操作パネルの構成を示す平面図である。 画像処理ユニット部のCPU及び情報処理ユニット部のCPUとバッファメモリとがツリー構造となっていることを示す図である ユーザが画像読取装置の動作を指示してから、読み取られた画像データを情報処理ユニット部に転送するまでのフローを示す図である。 実施例2を示しており、デジタルカラー複合機の各部の電気的接続を示すブロック図である。 ユーザが画像読取装置の動作を指示してから、読み取られた画像データを情報処理ユニット部に転送するまでのフローを示す図である。 実施例3を示しており、デジタルカラー複合機の各部の電気的接続を示すブロック図である。 実施例4を示しており、デジタルカラー複合機の各部の電気的接続を示すブロック図である。
符号の説明
1 デジタルカラー複合機
7 印刷装置
8 画像読取装置
10 画像処理制御ユニット
50,51,60,61,70,71 データ転送ユニット
52,62,72 スイッチ部
53 バッファメモリ
75 画像データ処理ユニット
A 画像処理ユニット部
B 情報処理ユニット部

Claims (4)

  1. 画像データに基づいた画像を媒体に形成して出力する画像形成手段、及び原稿画像を読み取る画像読取手段の少なくとも一方を有し、画像処理機能を発揮する画像処理ユニット部と、
    汎用のOSによって制御され、前記画像処理ユニット部が発揮する画像処理機能とは異なるカテゴリの機能を発揮する情報処理ユニット部とを備えた画像処理装置であって、
    前記画像処理ユニット部及び前記情報処理ユニット部にそれぞれ設けられ、画像処理ユニット部及び情報処理ユニット部にデータを転送するデータ転送ユニットと、
    前記画像処理ユニット部又は前記情報処理ユニット部に設けられたバッファメモリと、
    前記各データ転送ユニットからアクセスがあったとき、前記バッファメモリに対して該アクセスを選択的に許可するスイッチ部とを備えたことを特徴とする画像処理装置。
  2. 画像データに基づいた画像を媒体に形成して出力する画像形成手段、及び原稿画像を読み取る画像読取手段の少なくとも一方を有し、画像処理機能を発揮する画像処理ユニット部と、
    汎用のOSによって制御され、前記画像処理ユニット部が発揮する画像処理機能とは異なるカテゴリの機能を発揮する情報処理ユニット部とを備えた画像処理装置であって、
    前記画像処理ユニット部及び前記情報処理ユニット部にそれぞれ設けられ、画像処理ユニット部及び情報処理ユニット部にデータを転送するデータ転送ユニットと、
    前記各データ転送ユニットのうち、一方のデータ転送ユニットからのアクセスを他方のデータ転送ユニットへアドレスを変換してアクセスするスイッチ部とを備えたことを特徴とする画像処理装置。
  3. 画像データに基づいた画像を媒体に形成して出力する画像形成手段、及び原稿画像を読み取る画像読取手段の少なくとも一方を有し、画像処理機能を発揮する画像処理ユニット部と、
    汎用のOSによって制御され、前記画像処理ユニット部が発揮する画像処理機能とは異なるカテゴリの機能を発揮する情報処理ユニット部とを備えた画像処理装置であって、
    前記画像処理ユニット部及び前記情報処理ユニット部にそれぞれ設けられ、画像処理ユニット部及び情報処理ユニット部にデータを転送するデータ転送ユニットと、
    前記画像処理ユニット部又は前記情報処理ユニット部に設けられたバッファメモリと、
    前記各データ転送ユニットからアクセスがあったとき、前記バッファメモリに対して該アクセスを選択的に許可するスイッチ部と、
    入力された画像データに対して画像処理を行い、前記バッファメモリに対してアクセス可能なI/Fを有する画像データ処理ユニットとを備え、
    前記スイッチ部は、前記画像処理ユニット部のデータ転送ユニットと前記情報処理ユニット部のデータ転送ユニットと前記画像データ処理ユニットとを接続してアクセスすることを特徴とする画像処理装置。
  4. 画像データに基づいた画像を媒体に形成して出力する画像形成手段、及び原稿画像を読み取る画像読取手段の少なくとも一方を有し、画像処理機能を発揮する画像処理ユニット部と、
    汎用のOSによって制御され、前記画像処理ユニット部が発揮する画像処理機能とは異なるカテゴリの機能を発揮する情報処理ユニット部とを備えた画像処理装置であって、
    前記画像処理ユニット部及び前記情報処理ユニット部にそれぞれ設けられ、画像処理ユニット部及び情報処理ユニット部にデータを転送するデータ転送ユニットと、
    前記各データ転送ユニットのうち、一方のデータ転送ユニットからのアクセスを他方のデータ転送ユニットへアドレスを変換してアクセスするスイッチ部と、
    入力された画像データに対して画像処理を行う画像データ処理ユニットとを備え、
    前記スイッチ部は、前記画像処理ユニット部のデータ転送ユニットと前記情報処理ユニット部のデータ転送ユニット部と前記画像データ処理ユニットを接続することを特徴とする画像処理装置。
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