JP2005004625A - データ処理方法、画像処理装置、プログラム及び記憶媒体 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】データファイルに対する処理内容に応じてメールアカウントを割り当てるアカウント別処理割当手段であるアカウント別モード設定テーブルTと、メールアカウントの電子メールを受信するメール受信手段と、受信した電子メールに含まれるデータファイルを、当該電子メールのメールアカウントに割り当てられた処理内容に従って処理するデータファイル処理手段と、を備える。これにより、所望の処理内容が割り当てられたメールアカウントに対して電子メールを送信するだけで、電子メールに含まれるデータファイルに対してメール送信者が望む処理を施すことができるので、作業効率の向上を図ることができ、有用性に優れる画像処理装置を提供することができる。
【選択図】 図5
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、データ処理方法、デジタル複合機等の画像処理装置、プログラム及び記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
今日、コピー機能、ファクシミリ(FAX)機能、プリント機能及びスキャナ機能を複合したいわゆるMFP(Multi Function Peripheral)と称されるデジタル複合機が提供されている(例えば、特許文献1参照)。このようなデジタル複合機によれば、手書き文書や紙の資料を電子化し、ネットワークで共有・活用することが可能になっている。すなわち、このようなデジタル複合機は、ネットワーク上の一端末として位置づけられている。
【0003】
さらに、近年においては、メールサーバに格納されている電子メールを取得し、取得した電子メールを印刷することが可能なプリンタも提案されている(例えば、特許文献2参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−312389公報
【特許文献2】
特開2000−259518公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、取得した電子メール(特に、添付ファイル(画像ファイルや文書ファイル等のデータファイル))をプリンタで印刷するような場合においては、各種の印刷モード(例えば、両面印刷モードや集約印刷モード等)を指定してから印刷したい場合がある。
【0006】
しかしながら、特許文献2のプリンタによれば、印刷モード等の動作設定は、予めホスト装置により設定されたものであればそれに従い、特に設定されていなければデフォルト設定が使用されることになる。
【0007】
そのため、電子メール(特に、添付ファイル(画像ファイルや文書ファイル等のデータファイル))をプリンタで印刷する際に各種の印刷モード(例えば、両面印刷モードや集約印刷モード等)等を自動設定可能とし、この設定された印刷モードに従って電子メールの添付ファイル(画像ファイルや文書ファイル等のデータファイル)を印刷することが望まれている。
【0008】
本発明の目的は、電子メールに含まれるデータファイルに対してメール送信者が望む処理を施すことができ、作業効率の向上を図ることができるデータ処理方法、画像処理装置、プログラム及び記憶媒体を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明のデータ処理方法は、データファイルに対する処理内容に応じてメールアカウントを割り当てるアカウント別処理割当ステップと、前記データファイルを含む電子メールを、所望する処理が割り当てられた前記メールアカウントに対して送信するメール送信ステップと、前記電子メールを受信するメール受信ステップと、受信した前記電子メールに含まれる前記データファイルを、当該電子メールのメールアカウントに割り当てられた処理内容に従って処理するデータファイル処理ステップと、を含む。
【0010】
したがって、所望の処理内容が割り当てられたメールアカウントに対して送信された電子メールが受信され、受信した電子メールに含まれるデータファイルに対する処理内容が当該電子メールのメールアカウントに割り当てられた処理内容に自動設定され、設定された処理内容に従って電子メールに含まれるデータファイルが処理されることになる。これにより、所望の処理内容が割り当てられたメールアカウントに対して電子メールを送信するだけで、電子メールに含まれるデータファイルに対してメール送信者が望む処理を施すことが可能になる。
【0011】
請求項2記載の発明は、請求項1記載のデータ処理方法において、前記データファイル処理ステップは、受信した前記電子メールを前記メールアカウント毎に設けられたメール保存フォルダに振り分けて保存し、当該メール保存フォルダに対応する前記メールアカウントに割り当てられた処理内容に従って前記電子メールに含まれる前記データファイルを処理する。
【0012】
したがって、電子メールに含まれるデータファイルに対してメール送信者が望む処理を確実に施すことが可能になる。
【0013】
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載のデータ処理方法において、前記アカウント別処理割当ステップは、前記データファイルに対する処理として前記データファイルに基づく画像を媒体に形成して出力する画像形成についての各種処理を適用し、各種の画像形成処理に対して前記メールアカウントを割り当てる。
【0014】
したがって、受信した電子メールのデータファイルに基づく画像について各種処理を施して媒体に形成して出力することで、FAXと同様の運用が可能になる。また、通信費は、電子メールを使用するので、FAXに比べて安価に抑えることが可能になる。
【0015】
請求項4記載の発明の画像処理装置は、データファイルに対する処理内容に応じてメールアカウントを割り当てるアカウント別処理割当手段と、前記メールアカウントの電子メールを受信するメール受信手段と、受信した前記電子メールに含まれる前記データファイルを、当該電子メールのメールアカウントに割り当てられた処理内容に従って処理するデータファイル処理手段と、を備える。
【0016】
したがって、受信した電子メールに含まれるデータファイルに対する処理内容が当該電子メールのメールアカウントに割り当てられた処理内容に自動設定され、設定された処理内容に従って電子メールに含まれるデータファイルが処理されることになる。これにより、所望の処理内容が割り当てられたメールアカウントに対して電子メールを送信するだけで、電子メールに含まれるデータファイルに対してメール送信者が望む処理を施すことが可能になるので、作業効率の向上が図られ、有用性に優れる画像処理装置の提供が可能になる。
【0017】
請求項5記載の発明は、請求項4記載の画像処理装置において、前記データファイル処理手段は、受信した前記電子メールを前記メールアカウント毎に設けられたメール保存フォルダに振り分けて保存し、当該メール保存フォルダに対応する前記メールアカウントに割り当てられた処理内容に従って前記電子メールに含まれる前記データファイルを処理する。
【0018】
したがって、電子メールに含まれるデータファイルに対してメール送信者が望む処理を確実に施すことが可能になる。
【0019】
請求項6記載の発明は、請求項4または5記載の画像処理装置において、前記アカウント別処理割当手段は、前記データファイルに対する処理として前記データファイルに基づく画像を媒体に形成して出力する画像形成についての各種処理を適用し、各種の画像形成処理に対して前記メールアカウントを割り当てる。
【0020】
したがって、受信した電子メールのデータファイルに基づく画像について各種処理を施して媒体に形成して出力することで、FAXと同様の運用が可能になる。また、通信費は、電子メールを使用するので、FAXに比べて安価に抑えることが可能になる。
【0021】
請求項7記載の発明のプログラムは、コンピュータにインストールされ、データファイルに対する処理内容に応じてメールアカウントを割り当てるアカウント別処理割当機能と、前記メールアカウントの電子メールを受信するメール受信機能と、受信した前記電子メールに含まれる前記データファイルを、当該電子メールのメールアカウントに割り当てられた処理内容に従って処理するデータファイル処理機能と、をコンピュータに実行させる。
【0022】
したがって、受信した電子メールに含まれるデータファイルに対する処理内容が当該電子メールのメールアカウントに割り当てられた処理内容に自動設定され、設定された処理内容に従って電子メールに含まれるデータファイルが処理されることになる。これにより、所望の処理内容が割り当てられたメールアカウントに対して電子メールを送信するだけで、電子メールに含まれるデータファイルに対してメール送信者が望む処理を施すことが可能になるので、作業効率の向上を図ることが可能になる。
【0023】
請求項8記載の発明は、請求項7記載のプログラムにおいて、前記データファイル処理機能は、受信した前記電子メールを前記メールアカウント毎に設けられたメール保存フォルダに振り分けて保存し、当該メール保存フォルダに対応する前記メールアカウントに割り当てられた処理内容に従って前記電子メールに含まれる前記データファイルを処理する。
【0024】
したがって、電子メールに含まれるデータファイルに対してメール送信者が望む処理を確実に施すことが可能になる。
【0025】
請求項9記載の発明は、請求項7または8記載のプログラムにおいて、前記アカウント別処理割当機能は、前記データファイルに対する処理として前記データファイルに基づく画像を媒体に形成して出力する画像形成についての各種処理を適用し、各種の画像形成処理に対して前記メールアカウントを割り当てる。
【0026】
したがって、受信した電子メールのデータファイルに基づく画像について各種処理を施して媒体に形成して出力することで、FAXと同様の運用が可能になる。また、通信費は、電子メールを使用するので、FAXに比べて安価に抑えることが可能になる。
【0027】
請求項10記載の発明のコンピュータに読取り可能な記憶媒体は、請求項7ないし9のいずれか一記載のプログラムを記憶する。
【0028】
したがって、この記憶媒体に記憶されたプログラムをコンピュータに読み取らせることにより、請求項7ないし9のいずれか一記載の発明と同様の作用を得ることが可能になる。
【0029】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の一形態を図1ないし図6に基づいて説明する。本実施の形態は、画像処理装置として、コピー機能、ファクシミリ(FAX)機能、プリント機能、スキャナ機能及び入力画像(スキャナ機能による読み取り原稿画像やプリンタあるいはFAX機能により入力された画像)を配信する機能等を複合したいわゆるMFP(Multi Function Peripheral)と称されるデジタルカラー複合機に適用した例を示す。
【0030】
[1.デジタルカラー複合機1を含むシステムの説明]
図1は本実施の形態のデジタルカラー複合機1を含むシステム構成図である。図1に示すように、本実施の形態においては、デジタルカラー複合機1に通信ネットワークであるLAN(Local Area Network)2を介し、各種の情報処理を実行する情報処理装置であるサーバコンピュータ3や複数台のクライアントコンピュータ4が接続されたシステムを想定する。サーバコンピュータ3は、例えばFTP,HTTPプロトコルをサポートしたり、Webサーバやメールサーバ、DNS(ドメインネームサーバ)等の機能を実現するものである。すなわち、このシステムにおいては、デジタルカラー複合機1が備えている画像入力機能(スキャナ機能)、画像出力機能(プリント機能)及び画像蓄積機能等の画像処理機能を、LAN2上でシェアし得る環境が構築されているものである。
【0031】
このようなシステムは、通信制御ユニット5を介してインターネット網6に接続され、インターネット網6を介して外部環境とデータ通信可能に構築されている。通信制御ユニット5としては、ルータ、交換機、モデム、DSLモデム等が一般的であるが、最低限TCP/IP通信が可能であれば良い。また、LAN2は有線通信に限るものではなく、無線通信(赤外線や電波等)であっても良い。また、光ファイバーを用いたものであっても良い。
【0032】
[2.デジタルカラー複合機1の構成についての説明]
次に、デジタルカラー複合機1について説明する。ここで、図2はデジタルカラー複合機1を概略的に示す外観斜視図、図3はデジタルカラー複合機1の各部の電気的接続を示すブロック図である。図2に示すように、デジタルカラー複合機1は、転写紙などの媒体に画像を形成する画像形成手段である印刷装置7の上部に、原稿から画像を読み取る画像読取手段である画像読取装置8を配設した構成とされている。また、画像読取装置8の装置外面には、オペレータに対する表示とオペレータからの機能設定等の各種の入力を許容する操作パネルPが設けられている。さらに、操作パネルPの下部には、記憶媒体M(図3参照)に記憶されているプログラムコードや画像ファイル等を読み取る、または記憶媒体Mに対してプログラムコードや画像ファイル等を書き込む装置である外部メディア入出力装置9が、記憶媒体Mの挿入を許容する挿入口を外部に露出させて設けられている。
【0033】
このようなデジタルカラー複合機1のストラクチャとしては、図3に示すように、画像処理ユニット部Aと情報処理ユニット部Bとに大別されており、印刷装置7及び画像読取装置8は画像処理ユニット部Aに属し、操作パネルP及び外部メディア入出力装置9は情報処理ユニット部Bに属している。
【0034】
[2−1.画像処理ユニット部Aについての説明]
まず、画像処理ユニット部Aについて説明する。印刷装置7及び画像読取装置8を備える画像処理ユニット部Aは、画像処理ユニット部Aにおける画像処理全般の制御を行う画像処理制御ユニット10を備えており、この画像処理制御ユニット10には、印刷装置7を制御する印刷制御ユニット11と、画像読取装置8を制御する画像読取制御ユニット12とが接続されている。
【0035】
印刷制御ユニット11は、画像処理制御ユニット10の制御に従って印刷装置7に対して画像データを含む印刷指示を出力し、印刷装置7に転写紙などの媒体に画像を形成して出力させる。印刷装置7はフルカラー印刷可能とされており、その印刷方式は、電子写真方式のほか、インクジェット方式、昇華型熱転写方式、銀塩写真方式、直接感熱記録方式、溶融型熱転写方式など、さまざまな方式を用いることができる。
【0036】
画像読取制御ユニット12は、画像処理制御ユニット10の制御により画像読取装置8を駆動し、原稿の表面に対するランプ照射の反射光をミラー及びレンズにより受光素子(例えば、CCD(Charge Coupled Device))に集光して読み取り、A/D変換してRGB各8bitのデジタル画像データを生成する。
【0037】
このような画像処理制御ユニット10は、メインプロセッサであるCPU(Central Processing Unit)13と、画像読取装置8から読み込んだ画像データを印刷装置7による作像に供すべく一旦格納しておくメモリデバイス(例えば、SDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)等)14と、制御プログラム等を記憶したROM(Read Only Memory)15と、システムログ/システム設定/ログ情報等を記録しておく電源OFF時にもデータの保持が可能なNVRAM16と、をバス接続したマイクロコンピュータ構成とされている。
【0038】
また、画像処理制御ユニット10には、多量の画像データの蓄積やジョブ履歴等の記憶装置となるHDD(Hard Disk Drive)17、装置内部に設けられた集線装置であるHUB19を介して画像処理ユニット部AをLAN2に接続するためのLAN制御部18、FAX制御を行うFAX制御ユニット20が接続されている。このFAX制御ユニット20は、公衆電話網21に通じる構内交換器(PBX)22に接続されており、デジタルカラー複合機1は、遠隔のファクシミリと交信することができる。
【0039】
加えて、画像処理制御ユニット10には、表示制御ユニット23及び操作入力制御ユニット24が接続されている。表示制御ユニット23は、画像処理制御ユニット10のコントロールによって制御パネルI/F25に接続された通信ケーブル26を介して情報処理ユニット部Bに対して画像表示制御信号を出力し、情報処理ユニット部Bの操作パネルPに対して画像表示の制御を行う。また、操作入力制御ユニット24は、情報処理ユニット部Bの操作パネルPからのオペレータによる機能設定や入力操作に応じた入力制御信号を、画像処理制御ユニット10のコントロールによって制御パネルI/F25に接続された通信ケーブル26を介して入力する。すなわち、画像処理ユニット部Aは、情報処理ユニット部Bの操作パネルPを通信ケーブル26を介して直接モニタすることができる構成になっている。
【0040】
したがって、画像処理ユニット部Aは、従来の画像処理装置が備える画像処理ユニットに対して通信ケーブル26を接続し、情報処理ユニット部Bの操作パネルPを利用するようにしたものである。すなわち、画像処理ユニット部Aの表示制御ユニット23及び操作入力制御ユニット24は、操作パネルPに接続されているものとして動作している。
【0041】
このような構成により、画像処理ユニット部Aは、外部(サーバコンピュータ3、クライアントコンピュータ4、ファクシミリ等)からの画像情報である印刷データ及びプリント指示するコマンドを解析し、印刷データを出力画像データとして印刷できる状態にビットマップ展開し、印刷モードをコマンドから解析し動作を決定している。その印刷データ及びコマンドをLAN制御部18あるいはFAX制御ユニット20を通じて受信し動作する。
【0042】
また、画像処理ユニット部Aは、SDRAM14やHDD17に記憶されている印刷データ、原稿読取りデータ、これらを出力用に処理した出力画像データ、および、それらを圧縮した圧縮データを外部(サーバコンピュータ3、クライアントコンピュータ4、ファクシミリ等)に転送することができる。
【0043】
さらに、画像処理ユニット部Aは、画像読取装置8の読取り画像データを画像処理制御ユニット10に転送し、光学系及びデジタル信号への量子化に伴う信号劣化を補正し、該画像データをSDRAM14に書込む。このようにしてSDRAM14に格納された画像データは、印刷制御ユニット11で出力画像データに変換されて、印刷装置7に出力される。
【0044】
[2−2.情報処理ユニット部Bについての説明]
次に、操作パネルPを備える情報処理ユニット部Bについて説明する。情報処理ユニット部Bは、一般にパーソナルコンピュータといわれるような情報処理装置に用いられる汎用のOS(Operating System)によって制御されるマイクロコンピュータ構成とされている。情報処理ユニット部Bは、メインプロセッサであるCPU31を有しており、このCPU31には、CPU31の作業用領域となるRAMや起動プログラムなどを記憶した読出し専用メモリであるROMで構成されるメモリユニット32と、OS(Operating System)やアプリケーションプログラムを記憶するHDD等の記憶装置34に対するデータの入出力を制御する記憶装置制御ユニット35とが、バス接続されている。
【0045】
また、CPU31には、情報処理ユニット部BをHUB19を介してLAN2に接続するためのLAN制御部33が接続されている。このLAN制御部33に割り当てられるネットワークアドレスであるIPアドレスは、前述した画像処理ユニット部AのLAN制御部18に割り当てられるIPアドレスとは異なるものである。すなわち、本実施の形態のデジタルカラー複合機1には、2つのIPアドレスが割り当てられていることになる。つまり、画像処理ユニット部Aと情報処理ユニット部BとはLAN2に接続されていることになり、画像処理ユニット部Aと情報処理ユニット部Bとの間においてはデータ交換が可能な構成になっている。
【0046】
なお、デジタルカラー複合機1はHUB19を介してLAN2に接続されていることから、見かけ上は、1つのIPアドレスのみが割り当てられているように見える。したがって、美観を損ねることはなく、結線等の取り扱いを容易にすることが可能になっている。
【0047】
さらに、CPU31には、操作パネルPを制御する表示制御ユニット36及び操作入力制御ユニット37が接続されている。ここで、図4は操作パネルPの構成を示す平面図である。図4に示すように、操作パネルPは、例えばLCD(Liquid Crystal Display)である表示装置40と、操作入力装置41とで構成されている。操作入力装置41は、表示装置40の表面に積層された超音波弾性波方式等のタッチパネル41aと、複数のキーを有するキーボード41bとで構成されている。キーボード41bには、画像読み取りの開始を宣言するためのスタートキー、数値入力を行うためのテンキー、読み取った画像データの送信先を設定する読取条件設定キー、クリアキー等が設けられている。すなわち、表示制御ユニット36は、画像表示制御信号を制御パネルI/F38を介して表示装置40に出力し、画像表示制御信号に応じた所定事項を表示装置40に表示させる。一方、操作入力制御ユニット37は、操作入力装置41におけるオペレータによる機能設定や入力操作に応じた入力制御信号を、制御パネルI/F38を介して受信する。
【0048】
加えて、CPU31には、画像処理ユニット部Aの制御パネルI/F25と通信ケーブル26を介して接続されている制御パネル通信ユニット39が接続されている。制御パネル通信ユニット39は、画像処理ユニット部Aから出力された画像表示制御信号を受信し、また、操作パネルPからのオペレータによる機能設定や入力操作に応じた入力制御信号を画像処理ユニット部Aに転送する。より詳細には、制御パネル通信ユニット39で受信した画像処理ユニット部Aからの画像表示制御信号は操作パネルPの表示装置40用にデータ変換処理されてから表示制御ユニット36に出力され、また、操作パネルPからのオペレータによる機能設定や入力操作に応じた入力制御信号は画像処理ユニット部Aでの仕様に応じた形式にデータ変換処理されてから制御パネル通信ユニット39に入力される。
【0049】
上述したように記憶装置34には、CPU31が実行するOS(Operating System)やアプリケーションプログラムが格納されている。この意味で、記憶装置34は、アプリケーションプログラムを記憶する記憶媒体として機能する。このデジタルカラー複合機1では、ユーザが電源を投入するとCPU31がメモリユニット32内の起動プログラムを起動させ、記憶装置34よりOSをメモリユニット32内のRAMに読み込み、このOSを起動させる。このようなOSは、ユーザの操作に応じてプログラムを起動したり、情報を読み込んだり、保存を行ったりする。OSのうち代表的なものとしては、Windows(登録商標)等が知られている。これらのOS上で走る動作プログラムをアプリケーションプログラムと呼んでいる。情報処理ユニット部BのOSは、情報処理装置(サーバコンピュータ3やクライアントコンピュータ4等)と同様のOS、すなわち汎用のOS(例えば、Windows(登録商標)等)とされている。
【0050】
なお、前述したように、本実施の形態のデジタルカラー複合機1には、OS、デバイスドライバや各種アプリケーションプログラム等の各種のプログラムコード(制御プログラム)や画像ファイル等を記憶した記憶媒体M、すなわち、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク(CD−ROM,CD−R,CD−RW,DVD−ROM,DVD−RAM,DVD−R,DVD+R,DVD−RW,DVD+RWなど)、光磁気ディスク(MO)、半導体メディアなどの記憶媒体Mに記憶されているプログラムコードや画像ファイル等を読み取る、または記憶媒体Mに対してプログラムコードや画像ファイル等を書き込む装置であるフレキシブルディスクドライブ装置、光ディスクドライブ装置、MOドライブ装置、メディアドライブ装置等の外部メディア入出力装置9が搭載されている。このような外部メディア入出力装置9は、媒体読取装置として機能するものであって、CPU31にバス接続されている入出力デバイス制御ユニット42により制御される。
【0051】
したがって、記憶装置34に記憶されているアプリケーションプログラムは、この記憶媒体Mに記録されたアプリケーションプログラムがインストールされたものであっても良い。このため、記憶媒体Mも、アプリケーションプログラムを記憶する記憶媒体となり得る。さらには、アプリケーションプログラムは、例えばインターネット網6及びLAN2を介して外部から取り込まれ、記憶装置34にインストールされても良い。
【0052】
なお、入出力デバイス制御ユニット42には、USB,IEEE1394,SCSI等の各種インタフェース43も接続されており、各種インタフェース43を介して様々な外部機器(デジタルカメラ等)が接続可能とされている。
【0053】
また、このような情報処理ユニット部Bは、LAN2を介してメールサーバやDNS(ドメインネームサーバ)等の機能を実現するサーバコンピュータ3に接続されているとともに、通信制御ユニット5を介してインターネット網6に接続されている。したがって、アプリケーションプログラムであるメールソフトが記憶装置34にインストールされているとともに、情報処理ユニット部Bにメールアカウント(メールアドレス)が付与されていることを条件として、情報処理ユニット部Bにおいて電子メールの送受信が可能となっている。
【0054】
なお、情報処理ユニット部Bにおいては、複数のメールアカウント(メールアドレス)が設定されている。すなわち、メールサーバとして機能するサーバコンピュータ3には情報処理ユニット部Bに設定されている複数のメールアカウント(メールアドレス)毎のディレクトリが用意されており、情報処理ユニット部Bはこれらのディレクトリに定期的に問い合わせることで各ディレクトリに保存されている電子メールを受け取る。
【0055】
[3.デジタルカラー複合機1が備える特長的な機能の説明]
次に、デジタルカラー複合機1が備える特長的な機能について説明する。デジタルカラー複合機1の画像処理ユニット部Aが備える機能は、従来のデジタルカラー複合機が備える機能と何ら変わるものではないので、その説明は省略する。ここでは、デジタルカラー複合機1の情報処理ユニット部BのCPU31がOS上で動作するアプリケーションプログラムに従い実行する各種の演算処理のうち、本実施の形態の特長的な処理について以下に説明する。
【0056】
[3−1.アカウント別モード設定処理]
まず、デジタルカラー複合機1の情報処理ユニット部BのCPU31が実行するアカウント別モード設定処理について説明する。アカウント別モード設定処理は、情報処理ユニット部Bに設定されている電子メールのメールアカウント(メールアドレス)毎に、電子メールに添付されている添付ファイル(画像ファイルや文書ファイル等のデータファイル)の処理モードを設定するものである。このような電子メールのメールアカウント(メールアドレス)に対する処理モードは、図5に示すようなアカウント別モード設定テーブルTを作成することによりメールアカウント(メールアドレス)に対応付けられて設定される。図5においては、情報処理ユニット部Bに2つのメールアカウント(メールアドレス)が設定されている例について示してある。図5に示す処理モードは、一方のメールアカウント(メールアドレス)「aaa(aaa@ccc.com)」の電子メールを受信した場合にはこの電子メールの添付ファイル(画像ファイルや文書ファイル等のデータファイル)を両面印刷する両面印刷モード、他方のメールアカウント(メールアドレス)「bbb(bbb@ccc.com)」の電子メールを受信した場合にはこの電子メールの添付ファイル(画像ファイルや文書ファイル等のデータファイル)を集約印刷する集約印刷モードである。また、アカウント別モード設定テーブルTにおいては、電子メールをメールアカウント(メールアドレス)毎に保存する情報処理ユニット部Bにおけるメール保存フォルダが処理モードに対応付けられている。ここに、データファイルに対する処理内容に応じてメールアカウントを割り当てるアカウント別処理割当手段が実現されている。
【0057】
[3−2.添付ファイル印刷処理]
次に、デジタルカラー複合機1の情報処理ユニット部BのCPU31が実行する添付ファイル印刷処理について説明する。ここで、図6は添付ファイル印刷処理の流れを示すフローチャートである。図6に示すように、情報処理ユニット部BのCPU31は、サーバコンピュータ3へ問い合わせして電子メールを受け取ると(ステップS1のY:メール受信手段)、図5に示したアカウント別モード設定テーブルTに従って受け取った電子メールを何れかのメール保存フォルダに振り分けて保存する(ステップS2)。ここでは、「aaa(aaa@ccc.com)」の電子メールを受信した場合にはメール保存フォルダ「aaa」に保存し、「aaa(aaa@ccc.com)」の電子メールを受信した場合にはメール保存フォルダ「bbb」に保存することになる。
【0058】
続いて情報処理ユニット部BのCPU31は、何れかのメール保存フォルダに保存した電子メールに添付ファイル(画像ファイルや文書ファイル等のデータファイル)が有るか否かを判断する(ステップS3)。
【0059】
メール保存フォルダに保存した電子メールに添付ファイル(画像ファイルや文書ファイル等)が有ると判断した場合には(ステップS3のY)、図5に示したアカウント別モード設定テーブルTにおいてメール保存フォルダに対応付けられた処理モードに従って添付ファイル(画像ファイルや文書ファイル等のデータファイル)を印刷して(ステップS4)、処理を終了する。
【0060】
以上のようなステップS2〜S4において、データファイル処理手段の機能が実行される。
【0061】
例えば、メール保存フォルダ「aaa」に保存されている「aaa(aaa@ccc.com)」の電子メールの添付ファイル(画像ファイルや文書ファイル等のデータファイル)であれば両面印刷モードであるので、情報処理ユニット部BのCPU31は、画像処理ユニット部Aに対して添付ファイル(画像ファイルや文書ファイル等のデータファイル)である印刷データ及び両面印刷を指示するコマンドを出力し、印刷装置7において両面印刷させる。また、メール保存フォルダ「bbb」に保存されている「bbb(bbb@ccc.com)」の電子メールの添付ファイル(画像ファイルや文書ファイル等のデータファイル)であれば集約印刷モードであるので、情報処理ユニット部BのCPU31は、画像処理ユニット部Aに対して添付ファイル(画像ファイルや文書ファイル等のデータファイル)である印刷データ及び集約印刷を指示するコマンドを出力し、印刷装置7において集約印刷させる。このように受信した電子メールの添付ファイル(画像ファイルや文書ファイル等のデータファイル)を自動出力することで、FAXと同様の運用が可能になる。また、通信費は、電子メールを使用するので、FAXに比べて安価に抑えることが可能になる。
【0062】
一方、メール保存フォルダに保存した電子メールに添付ファイル(画像ファイルや文書ファイル等のデータファイル)が無いと判断した場合には(ステップS3のN)、そのまま処理を終了する。
【0063】
このように本実施の形態によれば、受信した電子メールに含まれるデータファイルに対する処理内容が当該電子メールのメールアカウントに割り当てられた処理内容に自動設定され、設定された処理内容に従って電子メールに含まれるデータファイルが処理されることになる。これにより、所望の処理内容が割り当てられたメールアカウントに対して電子メールを送信するだけで、電子メールに含まれるデータファイルに対してメール送信者が望む処理を施すことが可能になるので、作業効率の向上が図られ、有用性に優れるデジタルカラー複合機1の提供が可能になる。
【0064】
なお、本実施の形態においては、電子メールに含まれるデータファイルに対する処理内容として、電子メールの添付ファイル(画像ファイルや文書ファイル等のデータファイル)を両面印刷する両面印刷モード、電子メールの添付ファイル(画像ファイルや文書ファイル等のデータファイル)を集約印刷する集約印刷モードとを示したが、これらは例示的に示したものであって、これらに限るものではない。また、電子メールに含まれるデータファイルに対する処理内容は、データファイルに基づく画像を媒体に形成して出力する画像形成についての処理に限るものではない。例えば、データファイルの記憶保存に関する処理、データファイルのデータ転送に関する処理等が挙げられる。
【0065】
また、本実施の形態においては、画像処理装置としていわゆるMFPと称されるデジタルカラー複合機の適用例を示したが、これに限るものではなく、サーバコンピュータ3やクライアントコンピュータ4とLAN2を介して接続され、画像データに基づいた画像を媒体に形成して出力する画像形成手段(印刷装置7)又は原稿画像を読み取る画像読取手段(画像読取装置8)の少なくとも一方を有する画像処理装置であれば良い。例えば、デジタルモノクロ複合機、モノクロ複写機、カラー複写機、スキャナ装置、モノクロプリンタ装置、カラープリンタ装置等に適用しても良い。
【0066】
【発明の効果】
請求項1記載の発明のデータ処理方法によれば、データファイルに対する処理内容に応じてメールアカウントを割り当てるアカウント別処理割当ステップと、前記データファイルを含む電子メールを、所望する処理が割り当てられた前記メールアカウントに対して送信するメール送信ステップと、前記電子メールを受信するメール受信ステップと、受信した前記電子メールに含まれる前記データファイルを、当該電子メールのメールアカウントに割り当てられた処理内容に従って処理するデータファイル処理ステップと、を含み、所望の処理内容が割り当てられたメールアカウントに対して送信された電子メールを受信し、受信した電子メールに含まれるデータファイルに対する処理内容を当該電子メールのメールアカウントに割り当てられた処理内容に自動設定し、設定された処理内容に従って電子メールに含まれるデータファイルを処理することにより、所望の処理内容が割り当てられたメールアカウントに対して電子メールを送信するだけで、電子メールに含まれるデータファイルに対してメール送信者が望む処理を施すことができる。
【0067】
請求項2記載の発明によれば、請求項1記載のデータ処理方法において、前記データファイル処理ステップは、受信した前記電子メールを前記メールアカウント毎に設けられたメール保存フォルダに振り分けて保存し、当該メール保存フォルダに対応する前記メールアカウントに割り当てられた処理内容に従って前記電子メールに含まれる前記データファイルを処理することにより、電子メールに含まれるデータファイルに対してメール送信者が望む処理を確実に施すことができる。
【0068】
請求項3記載の発明によれば、請求項1または2記載のデータ処理方法において、前記アカウント別処理割当ステップは、前記データファイルに対する処理として前記データファイルに基づく画像を媒体に形成して出力する画像形成についての各種処理を適用し、各種の画像形成処理に対して前記メールアカウントを割り当てることにより、受信した電子メールのデータファイルに基づく画像について各種処理を施して媒体に形成して出力することで、FAXと同様の運用ができる。また、通信費は、電子メールを使用するので、FAXに比べて安価に抑えることができる。
【0069】
請求項4記載の発明の画像処理装置によれば、データファイルに対する処理内容に応じてメールアカウントを割り当てるアカウント別処理割当手段と、前記メールアカウントの電子メールを受信するメール受信手段と、受信した前記電子メールに含まれる前記データファイルを、当該電子メールのメールアカウントに割り当てられた処理内容に従って処理するデータファイル処理手段と、を備え、受信した電子メールに含まれるデータファイルに対する処理内容を当該電子メールのメールアカウントに割り当てられた処理内容に自動設定し、設定された処理内容に従って電子メールに含まれるデータファイルを処理することにより、所望の処理内容が割り当てられたメールアカウントに対して電子メールを送信するだけで、電子メールに含まれるデータファイルに対してメール送信者が望む処理を施すことができるので、作業効率の向上を図ることができ、有用性に優れる画像処理装置を提供することができる。
【0070】
請求項5記載の発明によれば、請求項4記載の画像処理装置において、前記データファイル処理手段は、受信した前記電子メールを前記メールアカウント毎に設けられたメール保存フォルダに振り分けて保存し、当該メール保存フォルダに対応する前記メールアカウントに割り当てられた処理内容に従って前記電子メールに含まれる前記データファイルを処理することにより、電子メールに含まれるデータファイルに対してメール送信者が望む処理を確実に施すことができる。
【0071】
請求項6記載の発明によれば、請求項4または5記載の画像処理装置において、前記アカウント別処理割当手段は、前記データファイルに対する処理として前記データファイルに基づく画像を媒体に形成して出力する画像形成についての各種処理を適用し、各種の画像形成処理に対して前記メールアカウントを割り当てることにより、受信した電子メールのデータファイルに基づく画像について各種処理を施して媒体に形成して出力することで、FAXと同様の運用ができる。また、通信費は、電子メールを使用するので、FAXに比べて安価に抑えることができる。
【0072】
請求項7記載の発明のプログラムによれば、コンピュータにインストールされ、データファイルに対する処理内容に応じてメールアカウントを割り当てるアカウント別処理割当機能と、前記メールアカウントの電子メールを受信するメール受信機能と、受信した前記電子メールに含まれる前記データファイルを、当該電子メールのメールアカウントに割り当てられた処理内容に従って処理するデータファイル処理機能と、をコンピュータに実行させることで、受信した電子メールに含まれるデータファイルに対する処理内容を当該電子メールのメールアカウントに割り当てられた処理内容に自動設定し、設定された処理内容に従って電子メールに含まれるデータファイルを処理することにより、所望の処理内容が割り当てられたメールアカウントに対して電子メールを送信するだけで、電子メールに含まれるデータファイルに対してメール送信者が望む処理を施すことができるので、作業効率の向上を図ることができる。
【0073】
請求項8記載の発明によれば、請求項7記載のプログラムにおいて、前記データファイル処理機能は、受信した前記電子メールを前記メールアカウント毎に設けられたメール保存フォルダに振り分けて保存し、当該メール保存フォルダに対応する前記メールアカウントに割り当てられた処理内容に従って前記電子メールに含まれる前記データファイルを処理することにより、電子メールに含まれるデータファイルに対してメール送信者が望む処理を確実に施すことができる。
【0074】
請求項9記載の発明によれば、請求項7または8記載のプログラムにおいて、前記アカウント別処理割当機能は、前記データファイルに対する処理として前記データファイルに基づく画像を媒体に形成して出力する画像形成についての各種処理を適用し、各種の画像形成処理に対して前記メールアカウントを割り当てることにより、受信した電子メールのデータファイルに基づく画像について各種処理を施して媒体に形成して出力することで、FAXと同様の運用ができる。また、通信費は、電子メールを使用するので、FAXに比べて安価に抑えることができる。
【0075】
請求項10記載の発明のコンピュータに読取り可能な記憶媒体によれば、請求項7ないし9のいずれか一記載のプログラムを記憶することにより、この記憶媒体に記憶されたプログラムをコンピュータに読み取らせることで、請求項7ないし9のいずれか一記載の発明と同様の作用効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態のデジタルカラー複合機を含むシステム構成図である。
【図2】デジタルカラー複合機を概略的に示す外観斜視図である。
【図3】デジタルカラー複合機の各部の電気的接続を示すブロック図である。
【図4】操作パネルの構成を示す平面図である。
【図5】アカウント別モード設定テーブルの一例を示す説明図である。
【図6】添付ファイル印刷処理の流れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 画像処理装置
34,M 記憶媒体
Claims (10)
- データファイルに対する処理内容に応じてメールアカウントを割り当てるアカウント別処理割当ステップと、
前記データファイルを含む電子メールを、所望する処理が割り当てられた前記メールアカウントに対して送信するメール送信ステップと、
前記電子メールを受信するメール受信ステップと、
受信した前記電子メールに含まれる前記データファイルを、当該電子メールのメールアカウントに割り当てられた処理内容に従って処理するデータファイル処理ステップと、
を含むデータ処理方法。 - 前記データファイル処理ステップは、
受信した前記電子メールを前記メールアカウント毎に設けられたメール保存フォルダに振り分けて保存し、当該メール保存フォルダに対応する前記メールアカウントに割り当てられた処理内容に従って前記電子メールに含まれる前記データファイルを処理する、
請求項1記載のデータ処理方法。 - 前記アカウント別処理割当ステップは、
前記データファイルに対する処理として前記データファイルに基づく画像を媒体に形成して出力する画像形成についての各種処理を適用し、各種の画像形成処理に対して前記メールアカウントを割り当てる、
請求項1または2記載のデータ処理方法。 - データファイルに対する処理内容に応じてメールアカウントを割り当てるアカウント別処理割当手段と、
前記メールアカウントの電子メールを受信するメール受信手段と、
受信した前記電子メールに含まれる前記データファイルを、当該電子メールのメールアカウントに割り当てられた処理内容に従って処理するデータファイル処理手段と、
を備える画像処理装置。 - 前記データファイル処理手段は、
受信した前記電子メールを前記メールアカウント毎に設けられたメール保存フォルダに振り分けて保存し、当該メール保存フォルダに対応する前記メールアカウントに割り当てられた処理内容に従って前記電子メールに含まれる前記データファイルを処理する、
請求項4記載の画像処理装置。 - 前記アカウント別処理割当手段は、
前記データファイルに対する処理として前記データファイルに基づく画像を媒体に形成して出力する画像形成についての各種処理を適用し、各種の画像形成処理に対して前記メールアカウントを割り当てる、
請求項4または5記載の画像処理装置。 - コンピュータにインストールされ、
データファイルに対する処理内容に応じてメールアカウントを割り当てるアカウント別処理割当機能と、
前記メールアカウントの電子メールを受信するメール受信機能と、
受信した前記電子メールに含まれる前記データファイルを、当該電子メールのメールアカウントに割り当てられた処理内容に従って処理するデータファイル処理機能と、
をコンピュータに実行させるプログラム。 - 前記データファイル処理機能は、
受信した前記電子メールを前記メールアカウント毎に設けられたメール保存フォルダに振り分けて保存し、当該メール保存フォルダに対応する前記メールアカウントに割り当てられた処理内容に従って前記電子メールに含まれる前記データファイルを処理する、
請求項7記載のプログラム。 - 前記アカウント別処理割当機能は、
前記データファイルに対する処理として前記データファイルに基づく画像を媒体に形成して出力する画像形成についての各種処理を適用し、各種の画像形成処理に対して前記メールアカウントを割り当てる、
請求項7または8記載のプログラム。 - 請求項7ないし9のいずれか一記載のプログラムを記憶するコンピュータに読取り可能な記憶媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003169483A JP2005004625A (ja) | 2003-06-13 | 2003-06-13 | データ処理方法、画像処理装置、プログラム及び記憶媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003169483A JP2005004625A (ja) | 2003-06-13 | 2003-06-13 | データ処理方法、画像処理装置、プログラム及び記憶媒体 |
Publications (1)
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Family Applications (1)
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JP2003169483A Pending JP2005004625A (ja) | 2003-06-13 | 2003-06-13 | データ処理方法、画像処理装置、プログラム及び記憶媒体 |
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2003
- 2003-06-13 JP JP2003169483A patent/JP2005004625A/ja active Pending
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