JP2005107094A - 画像形成システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 情報処理端末内にて行われる種々の処理を制御する処理装置等の各部の熱暴走を回避し、データ破壊等を防止する。
【解決手段】 情報処理端末B内にて行われる種々の処理を制御する処理装置を熱源の1つである画像形成装置本体Aに収容されている定着手段から最も離れた位置に設けることにより、処理装置を熱源から離すことができるので、情報処理端末B内にて行われる種々の処理を制御する処理装置の熱暴走を回避し、データ破壊等を防止することができる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、MFP(Multi Function Peripheral)と称されるデジタルカラー複合機等の画像形成システムに関する。
今日、コピー機能、ファクシミリ(FAX)機能、プリント機能及びスキャナ機能を複合したいわゆるMFP(Multi Function Peripheral)と称されるデジタル複合機が提供されている(例えば、特許文献1参照)。
このようなデジタル複合機によれば、手書き文書や紙の資料を電子化し、ネットワークで共有・活用することが可能になっている。すなわち、このようなデジタル複合機は、ネットワーク上の一端末として位置づけられている。
特開2001−312389公報
ところで、近年においては、デジタル複合機が備える画像処理機能を有効活用するために、デジタル複合機に画像処理機能とは異なるカテゴリの処理制御を行う機能を付加することが多い。ここで、画像処理機能とは異なるカテゴリの処理制御を行う機能としては、入力画像(スキャナ機能による読み取り原稿画像やプリンタ機能あるいはFAX機能により入力された画像、デジタルカメラ等で撮影した画像)をE-mailに添付して送信するE-mail送信機能、入力画像をデジタル複合機から所定のパーソナルコンピュータに対して配信するような配信機能、入力画像を各種レイアウトに基づいて編集する編集機能等がある。
このような各種機能をデジタル複合機に搭載するにあたっては、画像処理全般の制御を行う画像処理ユニット部(画像形成装置本体)の他に、画像処理機能とは異なるカテゴリの処理制御を行う情報処理ユニット部(情報処理端末)を設けることが考えられる。しかしながら、このような情報処理ユニット部は高価であり、情報処理ユニット部をデジタル複合機に設けた場合には製品としてのコストが増大することになる。そこで、情報処理ユニット部をオプション設定とすることが考えられる。
ところが、情報処理ユニット部をオプション設定とした場合には、情報処理ユニット部をデジタル複合機に対する設置に際しての各種の制限(熱源の近くには設置しない等)が発生するため、このような各種の制限を考慮した効果的な設置位置や設計が望まれている。
本発明は、情報処理端末内にて行われる種々の処理を制御する処理装置等の各部の熱暴走を回避し、データ破壊等を防止することを目的とする。
請求項1記載の発明の画像形成システムは、用紙上に形成されたトナー像に熱を付与することにより当該用紙上に定着させる定着手段と、少なくとも前記定着手段を収容する画像形成装置本体と、この画像形成装置本体に対して一体的に設けられた情報処理端末と、この情報処理端末内にて行われる種々の処理を制御するものであって、前記画像形成装置本体内に設けられた前記定着手段から最も離れた位置に設けられた処理装置と、を具備する。
したがって、情報処理端末内にて行われる種々の処理を制御する処理装置を熱源の1つである画像形成装置本体に収容されている定着手段から最も離れた位置に設けることにより、処理装置を熱源から離すことができるので、情報処理端末内にて行われる種々の処理を制御する処理装置の熱暴走を回避し、データ破壊等を防止することが可能になる。
請求項2記載の発明の画像形成システムは、用紙上に形成されたトナー像に熱を付与することにより当該用紙上に定着させる定着手段と、少なくとも前記定着手段を収容する画像形成装置本体と、この画像形成装置本体に対して一体的に設けられた情報処理端末と、この情報処理端末内にて行われる種々の処理を制御するものであって、前記画像形成装置本体の筐体背面、かつ、前記定着手段の配設側とは反対側の位置に設けられた処理装置と、を具備する。
したがって、情報処理端末内にて行われる種々の処理を制御する処理装置を、画像形成装置本体の筐体背面、かつ、熱源の1つである画像形成装置本体に収容されている定着手段の配設側とは反対側の位置に設けることにより、処理装置を熱源から離すことができるので、情報処理端末内にて行われる種々の処理を制御する処理装置の熱暴走を回避し、データ破壊等を防止することが可能になる。
請求項3記載の発明の画像形成システムは、用紙上に形成されたトナー像に熱を付与することにより当該用紙上に定着させる定着手段と、少なくとも前記定着手段を収容する画像形成装置本体と、この画像形成装置本体に対して一体的に設けられた情報処理端末と、この情報処理端末内を冷却するための外気を導入するためのものであって、前記画像形成装置本体内に設けられた前記定着手段から最も離れた位置に設けられた吸気手段と、を具備する。
したがって、情報処理端末内を冷却するための外気を導入する吸気手段を熱源の1つである画像形成装置本体に収容されている定着手段から最も離れた位置に設けることにより、吸気手段を熱源から離すことができるので、情報処理端末内の各部の熱暴走を回避し、データ破壊等を防止することが可能になる。
請求項4記載の発明の画像形成システムは、用紙上に形成されたトナー像に熱を付与することにより当該用紙上に定着させる定着手段と、少なくとも前記定着手段を収容する画像形成装置本体と、この画像形成装置本体に対して一体的に設けられた情報処理端末と、この情報処理端末内を冷却するための外気を導入するためのものであって、前記画像形成装置本体の筐体背面、かつ、前記定着手段の配設側とは反対側の位置に設けられた吸気手段と、を具備する。
したがって、情報処理端末内を冷却するための外気を導入する吸気手段を、画像形成装置本体の筐体背面、かつ、熱源の1つである画像形成装置本体に収容されている定着手段の配設側とは反対側の位置に設けることにより、吸気手段を熱源から離すことができるので、情報処理端末内の各部の熱暴走を回避し、データ破壊等を防止することが可能になる。
本発明によれば、情報処理端末内にて行われる種々の処理を制御する処理装置等の各部の熱暴走を回避し、データ破壊等を防止することができる。
本発明の実施の一形態を図1ないし図6に基づいて説明する。本実施の形態は、画像形成システムとして、コピー機能、ファクシミリ(FAX)機能、プリント機能、スキャナ機能及び入力画像(スキャナ機能による読み取り原稿画像やプリンタあるいはFAX機能により入力された画像)を配信する機能等を複合したいわゆるMFP(Multi Function Peripheral)と称されるデジタルカラー複合機に適用した例を示す。
[1.デジタルカラー複合機1を含むシステムの説明]
図1は本実施の形態のデジタルカラー複合機1を含むシステム構成図である。図1に示すように、本実施の形態においては、デジタルカラー複合機1に通信ネットワークであるLAN(Local Area Network)2を介し、各種の情報処理を実行する情報処理装置であるサーバコンピュータ3や複数台のクライアントコンピュータ4が接続されたシステムを想定する。サーバコンピュータ3は、例えばFTP,HTTPプロトコルをサポートしたり、Webサーバやメールサーバ、DNS(ドメインネームサーバ)等の機能を実現するものである。すなわち、このシステムにおいては、デジタルカラー複合機1が備えている画像入力機能(スキャナ機能)、画像出力機能(プリント機能)及び画像蓄積機能等の画像処理機能を、LAN2上でシェアし得る環境が構築されているものである。
このようなシステムは、通信制御ユニット5を介してインターネット網6に接続され、インターネット網6を介して外部環境とデータ通信可能に構築されている。通信制御ユニット5としては、ルータ、交換機、モデム、DSLモデム等が一般的であるが、最低限TCP/IP通信が可能であれば良い。また、LAN2は有線通信に限るものではなく、無線通信(赤外線や電波等)であっても良い。また、光ファイバーを用いたものであっても良い。
[2.デジタルカラー複合機1の構成についての説明]
次に、デジタルカラー複合機1について説明する。ここで、図2はデジタルカラー複合機1を示す外観斜視図である。図2に示すように、デジタルカラー複合機1は、転写用紙などの媒体に画像を形成する画像形成手段である印刷装置7の上部に、原稿から画像を読み取る画像読取手段である画像読取装置8を配設した構成とされている。画像読取装置8には、自動給紙装置であるADF(Auto Document Feeder)8aが備えられている。
画像読取装置8の装置外面には、オペレータに対する表示とオペレータからの機能設定等の各種の入力を許容する操作パネルPが設けられている。この操作パネルPには、記憶媒体M(図3参照)に記憶されているプログラムコードや画像ファイル等を読み取る、または記憶媒体Mに対してプログラムコードや画像ファイル等を書き込む装置である外部メディア入出力装置9が、記憶媒体Mの挿入を許容する挿入口を外部に露出させて設けられている。ここで、記憶媒体Mとしては、フレキシブルディスク(FD)、ハードディスク、光ディスク(CD−ROM,CD−R,CD−RW,DVD−ROM,DVD−RAM,DVD−R,DVD+R,DVD−RW,DVD+RWなど)、光磁気ディスク(MO)、各種半導体メディアなどが挙げられる。
ここで、図3はデジタルカラー複合機1の各部の電気的接続を示すブロック図である。図3に示すように、このようなデジタルカラー複合機1のストラクチャとしては、画像形成装置本体である画像処理ユニット部Aと情報処理端末である情報処理ユニット部Bとに大別されており、印刷装置7及び画像読取装置8は画像処理ユニット部Aに属し、操作パネルP及び外部メディア入出力装置9は情報処理ユニット部Bに属している。
[2−1.画像処理ユニット部Aについての説明]
まず、画像処理ユニット部Aについて説明する。印刷装置7及び画像読取装置8を備える画像処理ユニット部Aは、画像処理ユニット部Aにおける画像処理全般の制御を行う画像処理制御ユニット10を備えており、この画像処理制御ユニット10には、印刷装置7を制御する印刷制御ユニット11と、画像読取装置8を制御する画像読取制御ユニット12とが接続されている。
印刷制御ユニット11は、画像処理制御ユニット10の制御に従って印刷装置7に対して画像データを含む印刷指示を出力し、印刷装置7に転写用紙などの媒体に画像を形成して出力させる。印刷装置7はフルカラー印刷可能とされており、その印刷方式は電子写真方式である。本実施の形態においては、図4に示すように、CMYK4色のプリントエンジンP1〜P4を昇斜面に順に配置した4連タンデムドラムプリント方式のカラーレーザプリンタが印刷装置7として用いられている。このような方式によれば、印刷出力のハイスピード化と装置の省スペース化が実現される。より詳細には、CMYK4色のプリントエンジンP1〜P4は、感光体、帯電装置、光書込装置、現像装置等を各々有しており、感光体上に各色毎のトナー像を形成する。プリントエンジンP1〜P4の各感光体上に形成された各色毎のトナー像は、転写搬送ベルト7aにより搬送される転写用紙上に順次転写される。CMYK4色のカラートナー像が転写された転写用紙は、定着手段である定着装置7bに搬送され、該トナー像が溶融定着される。
画像読取制御ユニット12は、画像処理制御ユニット10の制御により画像読取装置8を駆動し、原稿の表面に対するランプ照射の反射光をミラー及びレンズにより受光素子(例えば、CCD(Charge Coupled Device))に集光して読み取り、A/D変換してRGB各8bitのデジタル画像データを生成する。
このような画像処理制御ユニット10は、メインプロセッサであるCPU(Central Processing Unit)13と、画像読取装置8から読み込んだ画像データを印刷装置7による作像に供すべく一旦格納しておくメモリデバイス(例えば、SDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)等)14と、制御プログラム等を記憶したROM(Read Only Memory)15と、システムログ/システム設定/ログ情報等を記録しておく電源OFF時にもデータの保持が可能なNVRAM16と、をバス接続したマイクロコンピュータ構成とされている。
また、画像処理制御ユニット10には、多量の画像データの蓄積やジョブ履歴等の記憶装置となるHDD(Hard Disk Drive)17、装置内部に設けられた集線装置であるHUB19を介して画像処理ユニット部AをLAN2に接続するためのLAN制御部18、FAX制御を行うFAX制御ユニット20が接続されている。このFAX制御ユニット20は、公衆電話網21に通じる構内交換器(PBX)22に接続されており、デジタルカラー複合機1は、遠隔のファクシミリと交信することができる。
加えて、画像処理制御ユニット10には、表示制御ユニット23及び操作入力制御ユニット24が接続されている。表示制御ユニット23は、画像処理制御ユニット10のコントロールによって制御パネルI/F25に接続された通信ケーブル26を介して情報処理ユニット部Bに対して画像表示制御信号を出力し、情報処理ユニット部Bの操作パネルPに対して画像表示の制御を行う。また、操作入力制御ユニット24は、情報処理ユニット部Bの操作パネルPからのオペレータによる機能設定や入力操作に応じた入力制御信号を、画像処理制御ユニット10のコントロールによって制御パネルI/F25に接続された通信ケーブル26を介して入力する。すなわち、画像処理ユニット部Aは、情報処理ユニット部Bの操作パネルPを通信ケーブル26を介して直接モニタすることができる構成になっている。
したがって、画像処理ユニット部Aは、従来の画像処理装置が備える画像処理ユニットに対して通信ケーブル26を接続し、情報処理ユニット部Bの操作パネルPを利用するようにしたものである。すなわち、画像処理ユニット部Aの表示制御ユニット23及び操作入力制御ユニット24は、操作パネルPに接続されているものとして動作している。
このような構成により、画像処理ユニット部Aは、外部(サーバコンピュータ3、クライアントコンピュータ4、ファクシミリ等)からの画像情報である印刷データ及びプリント指示するコマンドを解析し、印刷データを出力画像データとして印刷できる状態にビットマップ展開し、印刷モードをコマンドから解析し動作を決定している。その印刷データ及びコマンドをLAN制御部18あるいはFAX制御ユニット20を通じて受信し動作する。
また、画像処理ユニット部Aは、SDRAM14やHDD17に記憶されている印刷データ、原稿読取りデータ、これらを出力用に処理した出力画像データ、および、それらを圧縮した圧縮データを外部(サーバコンピュータ3、クライアントコンピュータ4、ファクシミリ等)に転送することができる。
さらに、画像処理ユニット部Aは、画像読取装置8の読取り画像データを画像処理制御ユニット10に転送し、光学系及びデジタル信号への量子化に伴う信号劣化を補正し、該画像データをSDRAM14に書込む。このようにしてSDRAM14に格納された画像データは、印刷制御ユニット11で出力画像データに変換されて、印刷装置7に出力される。
[2−2.情報処理ユニット部Bについての説明]
次に、操作パネルPを備える情報処理ユニット部Bについて説明する。情報処理ユニット部Bは、一般にパーソナルコンピュータといわれるような情報処理装置に用いられる汎用のOS(Operating System)によって制御されるマイクロコンピュータ構成とされている。情報処理ユニット部Bは、メインプロセッサ(処理装置)であるCPU31を有しており、このCPU31には、CPU31の作業用領域となるRAMや起動プログラムなどを記憶した読出し専用メモリであるROMで構成されるメモリユニット32と、OS(Operating System)やアプリケーションプログラムを記憶するHDD等の記憶装置34に対するデータの入出力を制御する記憶装置制御ユニット35とが、バス接続されている。
また、CPU31には、情報処理ユニット部BをHUB19を介してLAN2に接続するためのLAN制御部33が接続されている。このLAN制御部33に割り当てられるネットワークアドレスであるIPアドレスは、前述した画像処理ユニット部AのLAN制御部18に割り当てられるIPアドレスとは異なるものである。すなわち、本実施の形態のデジタルカラー複合機1には、2つのIPアドレスが割り当てられていることになる。つまり、画像処理ユニット部Aと情報処理ユニット部BとはLAN2に接続されていることになり、画像処理ユニット部Aと情報処理ユニット部Bとの間においてはデータ交換が可能な構成になっている。
なお、デジタルカラー複合機1はHUB19を介してLAN2に接続されていることから、見かけ上は、1つのIPアドレスのみが割り当てられているように見える。したがって、美観を損ねることはなく、結線等の取り扱いを容易にすることが可能になっている。
さらに、CPU31には、操作パネルPを制御する表示制御ユニット36及び操作入力制御ユニット37が接続されている。表示制御ユニット36は、画像表示制御信号を制御パネルI/F38を介して表示装置40に出力し、画像表示制御信号に応じた所定事項を表示装置40に表示させる。一方、操作入力制御ユニット37は、操作入力装置41におけるオペレータによる機能設定や入力操作に応じた入力制御信号を、制御パネルI/F38を介して受信する。
加えて、CPU31には、画像処理ユニット部Aの制御パネルI/F25と通信ケーブル26を介して接続されている制御パネル通信ユニット39が接続されている。制御パネル通信ユニット39は、画像処理ユニット部Aから出力された画像表示制御信号を受信し、また、操作パネルPからのオペレータによる機能設定や入力操作に応じた入力制御信号を画像処理ユニット部Aに転送する。より詳細には、制御パネル通信ユニット39で受信した画像処理ユニット部Aからの画像表示制御信号は操作パネルPの表示装置40用にデータ変換処理されてから表示制御ユニット36に出力され、また、操作パネルPからのオペレータによる機能設定や入力操作に応じた入力制御信号は画像処理ユニット部Aでの仕様に応じた形式にデータ変換処理されてから制御パネル通信ユニット39に入力される。
上述したように記憶装置34には、CPU31が実行するOS(Operating System)やアプリケーションプログラムが格納されている。この意味で、記憶装置34は、アプリケーションプログラムを記憶する記憶媒体として機能する。このデジタルカラー複合機1では、操作者が電源を投入するとCPU31がメモリユニット32内の起動プログラムを起動させ、記憶装置34よりOSをメモリユニット32内のRAMに読み込み、このOSを起動させる。このようなOSは、操作者の操作に応じてプログラムを起動したり、情報を読み込んだり、保存を行ったりする。OSのうち代表的なものとしては、Windows(登録商標)等が知られている。これらのOS上で走る動作プログラムをアプリケーションプログラムと呼んでいる。情報処理ユニット部BのOSは、情報処理装置(サーバコンピュータ3やクライアントコンピュータ4等)と同様のOS、すなわち汎用のOS(例えば、Windows(登録商標)等)とされている。
なお、前述したように、本実施の形態のデジタルカラー複合機1には、OS、デバイスドライバや各種アプリケーションプログラム等の各種のプログラムコード(制御プログラム)や画像ファイル等を記憶した記憶媒体M、すなわち、フレキシブルディスク(FD)、ハードディスク、光ディスク(CD−ROM,CD−R,CD−RW,DVD−ROM,DVD−RAM,DVD−R,DVD+R,DVD−RW,DVD+RWなど)、光磁気ディスク(MO)、半導体メディアなどの記憶媒体Mに記憶されているプログラムコードや画像ファイル等を読み取る、または記憶媒体Mに対してプログラムコードや画像ファイル等を書き込む装置であるフレキシブルディスクドライブ装置、光ディスクドライブ装置、MOドライブ装置、メディアドライブ装置等の外部メディア入出力装置9が搭載されている。このような外部メディア入出力装置9は、媒体読取装置として機能するものであって、CPU31にバス接続されている入出力デバイス制御ユニット42により制御される。
したがって、記憶装置34に記憶されているアプリケーションプログラムは、この記憶媒体Mに記録されたアプリケーションプログラムがインストールされたものであっても良い。このため、記憶媒体Mも、アプリケーションプログラムを記憶する記憶媒体となり得る。さらには、アプリケーションプログラムは、例えばインターネット網6及びLAN2を介して外部から取り込まれ、記憶装置34にインストールされても良い。
なお、入出力デバイス制御ユニット42には、USB,IEEE1394,SCSI等の各種インタフェース43も接続されており、各種インタフェース43を介して様々な外部機器(デジタルカメラ等)が接続可能とされている。
また、このような情報処理ユニット部Bは、LAN2を介してメールサーバやDNS(ドメインネームサーバ)等の機能を実現するサーバコンピュータ3に接続されているとともに、通信制御ユニット5を介してインターネット網6に接続されている。したがって、アプリケーションプログラムであるメールソフトが記憶装置34にインストールされているとともに、情報処理ユニット部Bにメールアカウント(メールアドレス)が付与されていることを条件として、情報処理ユニット部BにおいてE-mailの送受信が可能となっている。
ところで、本実施の形態の情報処理ユニット部Bは、図2に示すように、画像処理ユニット部Aの筐体とは別体で形成されており、操作パネルPを除いて画像処理ユニット部Aの筐体の背面に配設されている。この情報処理ユニット部BにはCPU31が搭載されているため、情報処理ユニット部Bは、熱源から離して設けられるのが好ましい。そこで、本実施の形態の情報処理ユニット部B(CPU31)は、熱源の1つである印刷装置7の定着装置7bから離すべく、デジタルカラー複合機1の背面における印刷装置7の定着装置7bの配設側とは反対側の位置に配設されている。すなわち、情報処理ユニット部B(CPU31)は、画像処理ユニット部A内に設けられた印刷装置7の定着装置7bから最も離れた位置に設けられている。
図5は、情報処理ユニット部Bの外観を示す斜視図である。図5に示すように、このような情報処理ユニット部Bの筐体50には、情報処理ユニット部B内の冷却を目的として、吸気手段である吸気ファン51及び排気口52が設けられている。一般に、デジタルカラー複合機1は壁際に寄せて配置されることが多いことから、吸気ファン51及び排気口52をデジタルカラー複合機1の背面に平行な面に設けることはできない。そこで、本実施の形態の情報処理ユニット部Bにおいては、吸気ファン51を筐体50の側面に設け、排気口52を筐体50の上面に設けるようにしている。また、図6に示すように、吸気ファン51及び排気口52の近傍にはCPU31が位置しており、このCPU31には当該CPU31を冷却するCPUファン31aが取り付けられている。このような構成により、吸気ファン51の吸気動作により外部の空気が情報処理ユニット部Bの筐体50内に取り込まれ、取り込まれた空気が筐体50内を循環する。これにより、情報処理ユニット部B内の各部が冷却される。そして、図7に示すように、筐体50内に取り込まれた空気は、CPUファン31aの動作、及び情報処理ユニット部B内の各部を冷却して暖められた空気が有する性質により、上面に設けられた排気口52側へと上昇し、排気口52から排気される。
このような情報処理ユニット部Bの筐体50に設けられる吸気ファン51は、ファン制御ユニット60を介してCPU31に接続されている。例えば吸気ファン51に異物が入り込むことにより吸気ファン51がロック(回転できない状態)してしまったような場合に、その旨をCPU31に通知する。通知を受けたCPU31は、アプリケーションプログラムに通知し、異常表示またはシャットダウン処理等を実行させる。これにより、情報処理ユニット部B内の各部の熱暴走等を回避し、データ破壊等を防止することが可能になる。
ここに、情報処理ユニット部B内にて行われる種々の処理を制御するCPU31を熱源の1つである画像処理ユニット部Aに収容されている印刷装置7の定着装置7bから最も離れた位置に設けることにより、CPU31を熱源から離すことができるので、情報処理ユニット部B内にて行われる種々の処理を制御するCPU31の熱暴走を回避し、データ破壊等を防止することができる。
なお、本実施の形態においては、画像形成システムとしていわゆるMFPと称されるデジタルカラー複合機の適用例を示したが、これに限るものではなく、サーバコンピュータ3やクライアントコンピュータ4とLAN2を介して接続され、画像データに基づいた画像を媒体に形成して出力する画像形成手段(印刷装置7)を有する画像処理装置であれば良い。例えば、デジタルモノクロ複合機、モノクロ複写機、カラー複写機、モノクロプリンタ装置、カラープリンタ装置等に適用しても良い。
本発明の実施の一形態のデジタルカラー複合機を含むシステム構成図である。 デジタルカラー複合機を示す外観斜視図である。 デジタルカラー複合機の各部の電気的接続を示すブロック図である。 印刷装置として4連タンデムドラムプリント方式のカラーレーザプリンタを適用した例を示す縦断正面図である。 情報処理ユニット部の外観を示す斜視図である。 情報処理ユニット部の筐体内におけるCPUの位置関係を示す斜視図である。 情報処理ユニット部の筐体内への外気供給の様子を示す説明図である。
符号の説明
1 画像形成システム
7b 定着手段
51 吸気手段
31 処理装置
A 画像形成装置本体
B 情報処理端末

Claims (4)

  1. 用紙上に形成されたトナー像に熱を付与することにより当該用紙上に定着させる定着手段と、
    少なくとも前記定着手段を収容する画像形成装置本体と、
    この画像形成装置本体に対して一体的に設けられた情報処理端末と、
    この情報処理端末内にて行われる種々の処理を制御するものであって、前記画像形成装置本体内に設けられた前記定着手段から最も離れた位置に設けられた処理装置と、
    を具備することを特徴とする画像形成システム。
  2. 用紙上に形成されたトナー像に熱を付与することにより当該用紙上に定着させる定着手段と、
    少なくとも前記定着手段を収容する画像形成装置本体と、
    この画像形成装置本体に対して一体的に設けられた情報処理端末と、
    この情報処理端末内にて行われる種々の処理を制御するものであって、前記画像形成装置本体の筐体背面、かつ、前記定着手段の配設側とは反対側の位置に設けられた処理装置と、
    を具備することを特徴とする画像形成システム。
  3. 用紙上に形成されたトナー像に熱を付与することにより当該用紙上に定着させる定着手段と、
    少なくとも前記定着手段を収容する画像形成装置本体と、
    この画像形成装置本体に対して一体的に設けられた情報処理端末と、
    この情報処理端末内を冷却するための外気を導入するためのものであって、前記画像形成装置本体内に設けられた前記定着手段から最も離れた位置に設けられた吸気手段と、
    を具備することを特徴とする画像形成システム。
  4. 用紙上に形成されたトナー像に熱を付与することにより当該用紙上に定着させる定着手段と、
    少なくとも前記定着手段を収容する画像形成装置本体と、
    この画像形成装置本体に対して一体的に設けられた情報処理端末と、
    この情報処理端末内を冷却するための外気を導入するためのものであって、前記画像形成装置本体の筐体背面、かつ、前記定着手段の配設側とは反対側の位置に設けられた吸気手段と、
    を具備することを特徴とする画像形成システム。
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