JP2007058510A - 画像処理装置、画像処理方法およびプログラム - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザが文字認識処理のモードを選択することができ、所望する目的用途に応じた文字認識を行う。
【解決手段】表示装置に設定画面を表示(S1)。読み取り原稿の条件を設定(S2)。ファイル形式の選択を確認(S3)。選択ファイル形式が入力され(S3のYes)、「PDF+OCR(速度優先)」選択時(S4のYes)、文字認識を速度優先に設定(S5)。「PDF+OCR(精度優先)」選択時(S6のYes)、精度優先に設定(S7)。選択ファイル形式を設定(S8)。原稿を設定内容で読み取り(S9)。ファイル形式を判別(S10)。「PDF+OCR」のとき(S10のYes)、速度優先か精度優先を判別(S12)。速度優先時(S12のYes)、速度優先で文字認識処理(S13)。精度優先時(S12のNo)、精度優先で文字認識処理する(S14)。文字認識後に「PDFファイル」に変換して、記憶装置34に格納(S11)。
【選択図】図5

Description

本発明は、プリント機能,ファクシミリ機能,複写機能等を有する複合機、およびコンピュータ機器に関する分野における文字認識手段を用いる画像処理装置、画像処理方法およびプログラムに関するものである。
近年、ネットワークに接続され、複数の通信プロトコルを適用し、複数の端末装置との間で種々のデータを通信可能な画像形成装置を備えたネットワーク通信システムが構築されている。
このようなネットワーク通信システムにおいては、種々のアプリケーションサービスが提供される。例えば、読み取った原稿画像や端末装置で作成されたデータを指定されたメールアドレスへ電子メールを用いて送信する処理、受信した電子メールの本文情報や、添付ファイルの画像などを記録し出力する処理、さらには、受信した電子メールの本文情報や、添付ファイルの画像などを、指定されたファクシミリ装置へ送信する処理、あるいは外部ファクシミリ装置から受信したデータの蓄積管理などがある。
そして、外部から入力された、例えば画像読取装置により原稿を読み取った画像、ファクシミリ受信した画像などを、これらの資料を電子化してネットワークで共有,活用するため記憶装置に格納し全文検索する場合に、文字認識(OCR)処理が行われる。この文字認識を行う手段として認識精度を高めるために、速度優先による文字認識の後に、精度優先で文字認識する手法のOCR処理として、特許文献1には、速度優先の文字認識手段と精度優先の文字認識手段をもち、速度優先の文字認識による候補文字群とこの候補文字それぞれに対する類似文字群を類似文字辞書から抽出した文字群の範囲から精度優先の文字認識を行い、文字を出力する制御を行う装置が記載されている。
また、特許文献2には、文字認識の精度を向上するために、ユーザの修正した文字認識データから修正データを作成し、これを用いて認識処理を行う装置、特許文献3には、複数の認識手段を統合使用しして認識環境の変化へ対応ができるようにした装置が記載されている。
特許第3548233号公報 特開平8−329186号公報 特開平11−242718号公報
しかしながら、このような構成の装置では、大量の文書を文字認識すると認識の精度はよくなるが、そのために、処理に多くの時間がかかってしまい、またユーザが所望する目的用途に応じた文字認識を選択することができないとう問題があった。
本発明は、前記従来技術の問題を解決することに指向するものであり、このような欠点を解消し、ユーザが文字認識処理のモードを選択でき、所望する目的用途に応じた文字認識が可能な画像処理装置、画像処理方法およびプログラムを提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明に係る請求項1に記載した画像処理装置は、入力文字画像の文字を認識する画像処理装置において、速度優先と精度優先の選択可能なモードを有し、文字認識の処理を行う処理手段と、処理に係る情報を表示する表示手段と、処理に係る情報を入力する入力手段とを備え、表示手段に表示し、入力手段の入力に応じて認識対象の頁ごとに選択したモードにより文字認識の処理をすることを特徴とする。
また、請求項2,3に記載した画像処理装置は、請求項1の画像処理装置であって、処理手段が文字認識を行う速度優先のモードを選択時に、表示手段が文字認識を行う頁を選択入力する画面を表示し、入力手段が選択入力した文字認識を行う頁は速度優先で処理し、残りの頁は文字認識を行わないこと、または、処理手段が文字認識を行う精度優先のモードを選択時に、表示手段が文字認識を行う頁を選択入力する画面を表示し、入力手段が選択入力した文字認識を行う頁は精度優先で処理し、残りの頁は文字認識を行わないことを特徴する。
また、請求項4に記載した画像処理方法は、入力文字画像の文字を認識する画像処理方法において、速度優先と精度優先の選択可能なモードを有する処理手段が文字認識を行う処理を、表示手段により処理に係る情報を表示し、入力手段からの処理に係る情報の入力に応じて認識対象の頁ごとに選択したモードにより文字認識の処理を行うことを特徴とする。
また、請求項5,6に記載した画像処理方法は、請求項4の画像処理方法であって、処理手段が文字認識を行う速度優先のモードを選択時に、表示手段が表示する文字認識を行う頁の選択画面から入力手段で選択した文字認識を行う頁は速度優先で処理し、残りの頁は文字認識を行わないこと、または、処理手段が文字認識を行う精度優先のモードを選択時に、表示手段が表示する文字認識を行う頁の選択画面から入力手段で選択した文字認識を行う頁は精度優先で処理し、残りの頁は文字認識を行わないことを特徴する。
また、請求項7に記載した画像処理プログラムは、入力文字画像の文字を認識する画像処理をコンピュータで実行する画像処理プログラムにおいて、速度優先と精度優先の選択可能なモードを有し、処理手段により文字認識を行う処理ステップと、表示手段により処理に係る情報を表示する表示ステップと、入力手段からの処理に係る情報の入力を受ける入力ステップとを備え、表示ステップにより表示し、入力ステップの入力情報で認識対象の頁ごとに選択したモードによって文字認識の処理をすることを特徴とする。
また、請求項8,9に記載した画像処理プログラムは、請求項7の画像処理プログラムであって、処理ステップが、選択手段で文字認識を行う速度優先のモードを選択時に、表示ステップにより表示する文字認識を行う頁の選択画面から入力ステップで選択した文字認識を行う頁は速度優先で処理し、残りの頁は文字認識を行わないこと、または、処理ステップが、選択手段で文字認識を行う精度優先のモードを選択時に、表示ステップにより表示する文字認識を行う頁の選択画面から入力ステップで選択した文字認識を行う頁は精度優先で処理し、残りの頁は文字認識を行わないことを特徴する。
前記構成によれば、文字認識を行う速度優先または精度優先のモードを選択でき、ユーザの所望する目的用途に応じた文字認識を可能にし、さらに、選択された優先モードにおいて文字認識を行う頁を選択した文字認識をすることができる。
本発明によれば、ユーザが所望する使用用途に応じた文字認識のモードから、認識対象の頁ごとに選択した文字認識を行うことができ、さらに、文字認識を行う頁を指定して不用な頁の文字認識にかかる時間を軽減し、処理効率の向上を図ることができるという効果を奏する。
本発明を実施するための最良の一形態について説明する。なお、以下の説明において、商品または特定の画像データフォーマット等をあらわす用語が含まれる場合は、それぞれのメーカまたは団体もしくは個人等の登録商標または商標等である場合がある。これらの登録商標または商標等は、本発明が適用される技術分野において一般的または慣用的に使用されているものであって、この注釈が省略される場合がある。
本実施の形態は、コピー機能、ファクシミリ(FAX)機能、プリント機能、スキャナ機能および入力画像(スキャナ機能による読み取り原稿画像やプリント機能あるいはFAX機能により入力された画像)を配信する機能等を複合したいわゆるデジタルカラー複合機に本発明を適用した例を示す。
図1は本実施の形態におけるデジタルカラー複合機を含むシステム構成図である。図1に示すように、本実施の形態においては、情報処理システムとなるデジタルカラー複合機1に通信ネットワークであるLAN(ローカルエリアネットワーク)2を介し、各種の情報処理を実行するサーバコンピュータ3や複数台のクライアントコンピュータ4が接続されたシステムを想定する。サーバコンピュータ3は、例えばFTP,HTTPプロトコルをサポートしたり、WebサーバやDNS(Domain Name Service)サーバの機能を実現したりするものである。すなわち、このシステムにおいては、デジタルカラー複合機1が備えている画像入力機能(スキャナ機能)、画像出力機能(プリント機能)および画像蓄積機能等の画像処理機能を、LAN2上でシェアし得る環境が構築されているものである。
このようなシステムは、通信制御ユニット5を介してインターネット網6に接続され、インターネット網6を介して外部環境とデータ通信可能に構築されている。また、インターネット網6には、デジタルカラー複合機1と同一機能を備えたデジタルカラー複合機100が設けられている。
通信制御ユニット5としては、ルータ,交換機,モデム,DSLモデム等が一般的であるが、最低限TCP/IP通信が可能であればよい。また、LAN2は有線通信に限るものではなく、無線通信(赤外線や電波等)であってもよい。あるいは、光ファイバーを用いたものであってもよい。
次に、デジタルカラー複合機1について説明する。なお、デジタルカラー複合機1について説明している記載は、当然のことながら、デジタルカラー複合機100にも適用されるものである。ここで、図2はデジタルカラー複合機1を概略的に示す外観斜視図、図3はデジタルカラー複合機1の各部の電気的接続を示すブロック図である。
図2に示すように、デジタルカラー複合機1は、転写紙などの媒体に画像を形成する印刷装置7の上部に、原稿から画像を読み取る画像読取装置8を配設した構成とされている。また、画像読取装置8の装置外面には、オペレータに対する表示とオペレータからの機能設定等の各種の入力を許容する操作パネルPが設けられている。さらに、操作パネルPの下部には、光ディスク,フレキシブルディスクなどの記憶媒体M(図3参照)に記憶されているプログラムコードや画像データ等を読み取る、または、記憶媒体Mに対してプログラムコードや画像データ等を書き込む装置である外部メディア入出力装置9が、記憶媒体Mの挿入を許容する挿入口を外部に露出させて設けられている。
このようなデジタルカラー複合機1のストラクチャとしては、図3に示すように、画像処理ユニット部Aと情報処理ユニット部Bとに大別されており、印刷装置7および画像読取装置8は画像処理ユニット部Aに属し、操作パネルPおよび外部メディア入出力装置9は、各種情報処理を行う情報処理ユニット部Bに属している。
まず、画像処理ユニット部Aについて説明する。図3に示す、印刷装置7および画像読取装置8を備える画像処理ユニット部Aは、画像処理ユニット部Aにおける画像処理全般の制御を行う画像処理制御ユニット10を備えており、この画像処理制御ユニット10には、印刷装置7を制御する印刷制御ユニット11と、画像読取装置8を制御する画像読取制御ユニット12とが接続されている。
印刷制御ユニット11は、画像処理制御ユニット10の制御に従って印刷装置7に対して画像データを含む印刷指示を出力し、印刷装置7に転写紙などの媒体に画像を形成して出力させる。印刷装置7はフルカラー印刷可能とされており、その印刷方式は、電子写真方式のほか、インクジェット方式,昇華型熱転写方式,銀塩写真方式,直接感熱記録方式,溶融型熱転写方式など、さまざまな方式を用いることができる。
画像読取制御ユニット12は、画像処理制御ユニット10の制御により画像読取装置8を駆動し、原稿の表面に対するランプ照射の反射光をミラーおよびレンズにより受光素子(例えば、CCD(Charge Coupled Device))に集光して読み取り、A/D変換してRGB各8ビットのデジタル画像データを生成する。
このような画像処理制御ユニット10は、メインプロセッサであるCPU(Central Processing Unit;中央処理装置)13と、画像読取装置8から読み込んだ画像データを印刷装置7による作像に供すべく一旦格納しておくSDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)14と、制御プログラム等を記憶したROM(Read Only Memory)15と、システムログ,システム設定,ログ情報等を記憶しておく電源オフ時にもデータの保持が可能なNVRAM(Non Volatile RAM)16と、をバス接続したマイクロコンピュータ構成とされている。
また、画像処理制御ユニット10には、多量の画像データの蓄積やジョブ履歴等の記憶装置となるHDD(磁気ディスク装置)17、装置内部に設けられた内部LANの集線装置であるHUB19を介して画像処理ユニット部AをLAN2に接続するためのLAN制御部18、FAX制御を行うFAX制御ユニット20が接続されている。このFAX制御ユニット20は、公衆電話網21に通じる構内交換器(PBX)22に接続されており、デジタルカラー複合機1は、公衆電話網21を介して、遠隔のファクシミリ装置と交信することができる。
加えて、画像処理制御ユニット10には、表示制御ユニット23および操作入力制御ユニット24が接続されている。表示制御ユニット23は、画像処理制御ユニット10のコントロールによって制御パネルI/F(インターフェース)25に接続された通信ケーブル26を介して情報処理ユニット部Bに対して画像表示制御信号を出力し、情報処理ユニット部Bの操作パネルPに対して画像表示の制御を行う。
また、操作入力制御ユニット24は、情報処理ユニット部Bの操作パネルPからのオペレータによる機能設定や入力操作に応じた入力制御信号を、画像処理制御ユニット10のコントロールによって制御パネルI/F25に接続された通信ケーブル26を介して入力する。すなわち、画像処理ユニット部Aは、情報処理ユニット部Bの操作パネルPを、通信ケーブル26を介して直接モニタすることができる構成になっている。
したがって、画像処理ユニット部Aは、従来の画像処理装置が備える画像処理ユニットに対して通信ケーブル26を接続し、情報処理ユニット部Bの操作パネルPを利用するようにしたものである。すなわち、画像処理ユニット部Aの表示制御ユニット23および操作入力制御ユニット24は、操作パネルPに接続されているものとして動作している。
このような構成により、画像処理ユニット部Aは、外部(図1に示すサーバコンピュータ3、クライアントコンピュータ4、ファクシミリ装置等)からの画像情報である印刷データおよびプリント指示するコマンドを解析し、印刷データを出力画像データとして印刷できる状態にビットマップ展開し、印刷モードをコマンドから解析し動作を決定している。その印刷データおよびコマンドをLAN制御部18あるいはFAX制御ユニット20を通じて受信し動作する。
また、画像処理ユニット部Aは、SDRAM14やHDD17に記憶されている印刷データ、原稿読み取りデータ、これらを出力用に処理した出力画像データ、および、それらを圧縮した圧縮データを外部装置(サーバコンピュータ3、クライアントコンピュータ4、ファクシミリ装置等)に転送することができる。
さらに、画像処理ユニット部Aは、画像読取装置8の読み取り画像データを画像処理制御ユニット10に転送し、光学系およびデジタル信号への量子化に伴う信号劣化を補正し、この画像データをSDRAM14に書き込む。このようにしてSDRAM14に格納された画像データは、印刷制御ユニット11で出力画像データに変換されて、印刷装置7に出力される。
次に、操作パネルPを備える情報処理ユニット部Bについて説明する。図3に示すように、情報処理ユニット部Bは、一般にパーソナルコンピュータといわれるような情報処理装置に用いられる汎用のOS(Operating System)によって制御されるマイクロコンピュータ構成とされている。情報処理ユニット部Bは、メインプロセッサであるCPU31を有しており、このCPU31には、CPU31の作業用領域となるRAMや起動プログラムなどを記憶した読出し専用メモリであるROMで構成されるメモリユニット32と、OSやアプリケーションプログラムを記憶するHDD等の記憶装置34に対するデータの入出力を制御する記憶装置制御ユニット35とが、バス接続されている。
また、CPU31には、情報処理ユニット部Bを、HUB19を介してLAN2に接続するための通信インターフェースであるLAN制御部33が接続されている。このLAN制御部33に割り当てられるネットワークアドレスであるIPアドレスは、前述した画像処理ユニット部Aのローカルエリアネットワーク制御部18に割り当てられるIPアドレスとは異なるものである。すなわち、本実施の形態のデジタルカラー複合機1には、2つのIPアドレスが割り当てられていることになる。つまり、画像処理ユニット部Aと情報処理ユニット部BとはそれぞれLAN2に接続されていることになり、画像処理ユニット部Aと情報処理ユニット部Bとの間においてはデータ交換が可能な構成になっている。
なお、デジタルカラー複合機1はHUB19を介してLAN2に接続されていることから、見かけ上は、1つのIPアドレスのみが割り当てられているように見える。したがって、美観を損ねることはなく、結線等の取り扱いを容易にすることが可能になっている。
さらに、CPU31には、操作パネルPを制御する表示制御ユニット36および操作入力制御ユニット37が接続されている。ここで、図4は操作パネルPの構成を示す平面図である。図4に示すように、操作パネルPは、例えばLCD(液晶表示装置)である表示装置40と、操作入力装置41とで構成されている。操作入力装置41は、表示装置40の表面に積層された超音波弾性波方式等のタッチパネル41aと、複数のキーを有するキーボード41bとで構成されている。
キーボード41bには、画像読み取りなどの処理の開始を宣言するためのスタートキー、数値入力を行うためのテンキー、読み取った画像データの送信先を設定する読み取り条件設定キー、クリアキー等が設けられている。すなわち、表示制御ユニット36は、画像表示制御信号を制御パネルI/F38を介して表示装置40に出力し、画像表示制御信号に応じた所定事項を表示装置40に表示させる。一方、操作入力制御ユニット37は、操作入力装置41におけるオペレータによる機能設定や入力操作に応じた入力制御信号を、制御パネルI/F38を介して受信する。
加えて、CPU31には、画像処理ユニット部Aの制御パネルI/F25と通信ケーブル26を介して接続されている制御パネル通信ユニット39が接続されている。制御パネル通信ユニット39は、画像処理ユニット部Aから出力された画像表示制御信号を受信し、また、操作パネルPからのオペレータによる機能設定や入力操作に応じた入力制御信号を画像処理ユニット部Aに転送する。なお、詳細は後述するが、制御パネル通信ユニット39で受信した画像処理ユニット部Aからの画像表示制御信号は操作パネルPの表示装置40用にデータ変換処理されてから表示制御ユニット36に出力され、また、操作パネルPからのオペレータによる機能設定や入力操作に応じた入力制御信号は画像処理ユニット部Aでの仕様に応じた形式にデータ変換処理されてから制御パネル通信ユニット39に入力される。
前述したように記憶装置34には、CPU31が実行するOSやアプリケーションプログラムが格納されている。この意味で、記憶装置34は、アプリケーションプログラムを記憶する記憶媒体として機能する。このデジタルカラー複合機1では、ユーザが電源を投入するとCPU31がメモリユニット32内の起動プログラムを起動させ、記憶装置34よりOSをメモリユニット32内のRAMに読み込み、このOSを起動させる。このようなOSは、ユーザの操作に応じてプログラムを起動したり、情報を読み込んだり、保存を行ったりする。OSのうち代表的なものとしては、Windows(登録商標)系等が知られている。また、これらのOS上で走る動作プログラムは、アプリケーションプログラムと呼ばれる。情報処理ユニット部BのOSは、情報処理装置(サーバコンピュータ3やクライアントコンピュータ4等)と同種のOS、すなわち汎用のOS(例えば、Windows(登録商標)等)とされている。
なお、前述したように、本実施の形態のデジタルカラー複合機1には、OS、デバイスドライバや各種アプリケーションプログラム等の各種のプログラムコード(制御プログラム)や画像データ等を記憶した記憶媒体M、すなわち、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク(CD−ROM,CD−R,CD−RW,DVD−ROM,DVDRAM,DVD−R,DVD+R,DVD−RW,DVD+RWなど)、光磁気ディスク(MO)、半導体メディア(SDメモリカード(登録商標),コンパクトフラッシュ(登録商標),メモリスティック(登録商標),スマートメディア(登録商標))などの記憶媒体Mに記憶されているプログラムコードや画像データ等を読み取る、または記憶媒体Mに対してプログラムコードや画像データ等を書き込む装置であるフレキシブルディスクドライブ装置、光ディスクドライブ装置、MOドライブ装置、メディアドライブ装置等の外部メディア入出力装置9が搭載されている。このような外部メディア入出力装置9は、CPU31にバス接続されている入出力デバイス制御ユニット42により制御される。
したがって、記憶装置34に記憶されているアプリケーションプログラムは、この記憶媒体Mに記憶されたアプリケーションプログラムがインストールされたものであってもよい。このため、記憶媒体Mも、アプリケーションプログラムを記憶する記憶媒体となり得る。さらには、アプリケーションプログラムは、例えばインターネット網6およびLAN2を介して外部から取り込まれ、記憶装置34にインストールされてもよい。
なお、入出力デバイス制御ユニット42には、USB,IEEE1394,SCSI等の各種インターフェース43も接続されており、各種インターフェース43を介してさまざまな機器(デジタルカメラ等)が接続可能とされている。
以下に、デジタルカラー複合機1において実行する特徴的な処理について説明する。デジタルカラー複合機1では、互いに異なる処理を行う複数の装置、この例では画像処理ユニット部Aと情報処理ユニット部Bがそれぞれ独立して処理を行えるようになっているので、画像処理ユニット部Aで画像読み取りの処理が行われているときに、情報処理ユニット部Bでは電子メールの受信などを行うといった動作が可能である。そして、このような例では、お互いの処理の結果が相互に影響しないので、画像処理ユニット部Aと情報処理ユニット部Bとが独立に動作していても問題はない。
また、デジタルカラー複合機1では、これとは別に、情報処理ユニット部Bで動作するプログラムにより画像処理ユニット部Aの各機能を利用し、その結果を処理の対象とすることができる。例えば、画像処理ユニット部Aの画像読取装置8により読み取った文書イメージの画像データを所定のアプリケーションプログラムにより文字認識処理をしてテキスト文書を獲得するという処理を行う。
本実施の形態1として、図1に示すデジタルカラー複合機1の記憶装置34に、文字認識処理のモードとして、文字認識を認識精度は良くないが速度を重視した速度優先モードと、認識精度は高いが時間がかかる精度優先モードのアプリケーションプログラムが格納されている。また、ユーザが原稿の種類によって文字認識処理の速度優先モードか精度優先モードのいずれかを選択可能とするための表示を行う表示装置40の画面制御、および表示装置40に表示された画面から操作入力装置41により選択されたモードに従って文字認識を行う機能を有するアプリケーションプログラムも格納されている。
これらのアプリケーションプログラムにより、原稿を光学的に読み取りした画像データを、設定されたファイル形式に変換し、変換されたファイルを格納する。文字認識は、原稿の光学的な読み取りを行って文字を抽出して文字認識を行う機能であり、例えばユーザが光学的に読み取りした原稿を文字と画像とに区別したPDF(Portable Document Format)ファイルや、WORDファイルにすることにより、文字の編集や画像の切り出しなどを行うことができる。光学的に読み取り文字認識を行った原稿を、PDFファイルの場合には「PDF+OCR」と表記し、またOCRの優先モードを併記する。
図5は本実施の形態1の動作を説明するフローチャートである。本実施の形態1における画像処理装置の初期画面としては、コピー待ち画面、スキャナ待ち画面、プリント待ち画面、その他の機能待ち画面などあるが、ここではスキャナ待ち画面におけるアプリケーションプログラムの動作を例として説明する。なお、他の待ち画面においてもスキャナ機能が行われる処理であれば同様の動作を行う。
まず、図5において、表示装置40にユーザがスキャナ操作を行うため入力する、原稿種類,解像度,画質,ファイル形式などの設定画面(図6参照)を表示する(S1)。ユーザは、操作入力装置41によって設定画面から、原稿種類,解像度,画質などを入力し、読み取り原稿の条件を設定する(S2)。次にユーザが出力するファイル形式を選択したか否かを確認する(S3)。
処理S3において、図6に示す表示装置40に「画像ファイル」、「PDFファイル」、「PDF+OCR(速度優先)」、「PDF+OCR(精度優先)」の選択画面が表示され、いずれか選択されたファイル形式が入力され(S3のYes)、ユーザが操作入力装置41から「PDF+OCR(速度優先)」を選択した場合(S4のYes)、文字認識を速度優先に設定する(S5)。
また、「PDF+OCR(速度優先)」を選択せずに(S4のNo)、「PDF+OCR(精度優先)」を選択した場合(S6のYes)、文字認識を精度優先に設定する(S7)。さらに、「PDF+OCR(精度優先)」を選択せずに(S6のNo)「画像ファイル」または「PDFファイル」を選択した場合には、文字認識を行わず、選択されたファイル形式に設定する(S8)。
このファイル形式のデフォルトは「画像ファイル」としてあり、処理S3において、ファイル形式の選択が入力されなかった場合(S3のNo)、予め機能設定として設定されたファイル形式が設定される。また、処理S5,S7において設定された各内容は、一時的にメモリユニット32に格納される。
次に、ユーザの光学読み取りスタート操作により、画像読取装置8において原稿をメモリユニット32に格納された設定内容で光学的に読み取りを行う(S9)。光学読み取りを行った画像データは一時的にメモリユニット32に格納され、また同メモリユニット32に格納されたファイル形式の設定が「PDF+OCR」であるか否かを判別する(S10)。処理S10において「PDF+OCR」でない場合(S10のNo)、メモリユニット32に格納されたファイル形式に変換し、記憶装置34に格納される(S11)。
処理S10において、「PDF+OCR」である場合(S10のYes)、速度優先か精度優先かを判別する(S12)。ここで、速度優先の場合(S12のYes)、メモリユニット32に格納された画像データを、速度優先により文字認識の処理を実施する(S13)。また精度優先の場合(S12のNo)、精度優先により文字認識の処理を実施する(S14)。また、文字認識の実施後に、設定された「PDFファイル」のファイル形式に変換して、記憶装置34に格納される(S11)。
次に処理する原稿があるか否かを判別し(S15)、次の原稿がある場合(S15のYes)には原稿の読み取り同動作を行うために処理S9へ戻る。また、処理S15において、次の原稿がない場合(S15のNo)、最初の処理S1に戻る。なお、本実施の形態1の説明においては、ファイル形式を「PDFファイル」の文字認識としたがWORDなどの文書ファイルであってもよい。
図6は、表示装置40と操作入力装置41、および図5の処理S1〜S7における設定画面であって、「原稿種類:フルカラー、画質:中間、解像度:300dpi、ファイル形式:PDF+OCR(速度優先)」を選択した場合の画面表示例を示す。これらの設定はメモリユニット32に格納される。ユーザの光学読み取りのスタート操作によって原稿を、メモリユニット32に格納された設定内容(原稿種類:フルカラー、画質:中間、解像度:300dpi)により光学読み取りを行う。光学読み取りを行った画像データは一時的にメモリユニット32に格納され、文字認識を速度優先で実施し、PDFファイル形式に変換して、記憶装置34に格納する。
また、図7は、「ファイル形式:PDF+OCR(精度優先)」を選択した場合を示す画面表示例である。これらの設定はメモリユニット32に格納される。ユーザの光学読み取りのスタート操作により原稿を、メモリユニット32に格納された設定内容(原稿種類:フルカラー、画質:中間、解像度:300dpi)により光学読み取りを行う。光学読み取りを行った画像データは一時的にメモリユニット32に格納され、文字認識を精度優先で実施し、PDFファイル形式に変換して、記憶装置34に格納する。
以上のことから、本実施の形態1の画像処理装置においては、ユーザが文字認識の優先モードを選択できるので目的に応じた文字認識を行うことができる。
次に、本実施の形態2として、図1に示すデジタルカラー複合機1の記憶装置34に、前述の実施の形態1のアプリケーションプログラムに加え、文字認識のモードとして、速度優先モードが選択された場合に、指定原稿の頁を選択するための表示を行う表示装置40の画面制御、および表示装置40に表示された画面から操作入力装置41により選択された指定原稿の頁のみ速度優先モードで文字認識を行う機能を有するアプリケーションプログラムも格納されている。
図8は本実施の形態2の動作を説明するフローチャートである。ここで、前述の実施の形態1を示す図5において説明した構成要件に対応し同等機能を有するものには同一の符号を付す。
図8において、表示装置40にユーザがスキャナ操作を行うため入力する、原稿種類,解像度,画質,ファイル形式などの設定画面を表示する(S1)。ユーザは、操作入力装置41によって設定画面から、原稿種類,解像度,画質などを入力し、読み取り原稿の条件を設定する(S2)。次にユーザが出力するファイル形式を選択したか否かを確認する(S3)。
処理S3において、表示装置40に「画像ファイル」、「PDFファイル」、「PDF+OCR(速度優先)」、「PDF+OCR(精度優先)」の選択画面が表示され、いずれか選択されたファイル形式が入力され(S3のYes)、ユーザが操作入力装置41から「PDF+OCR(速度優先)」を選択した場合(S4のYes)、文字認識を速度優先に設定する(S5)。
処理S5において、速度優先を設定するとOCR頁の入力画面が表示装置40に表示され、操作入力装置41からユーザの入力によって、OCR頁と共に設定される(S21)。この設定された各内容は、一時的にメモリユニット32に格納される(S22)。
次に、ユーザの光学読み取りスタート操作により、画像読取装置8において原稿をメモリユニット32に格納された設定内容で光学的に読み取りを行う(S9)。光学読み取りを行った画像データは一時的にメモリユニット32に格納され、また同メモリユニット32に格納されたファイル形式の設定が「PDF+OCR」であるか否かを判別する(S10)。処理S10において「PDF+OCR」でない場合(S10のNo)、メモリユニット32に格納されたファイル形式に変換し、記憶装置34に格納される(S24)。
処理S10において、「PDF+OCR」である場合(S10のYes)、速度優先か精度優先かを判別する(S12)。ここで、速度優先の場合(S12のYes)、読み取り原稿頁とメモリユニット32に格納された速度優先するOCR頁が一致するか否かを判断する(S23)。処理S23において一致したとき(S23のYes)、メモリユニット32に格納された画像データを、速度優先により文字認識の処理を実施し(S13)、PDFファイル形式に変換して記憶装置34に格納する(S24)。また、処理S23において速度優先のOCR頁が一致しなかった場合(S23のNo)、文字認識を実施せず、PDFファイル形式に変換して記憶装置34に格納される(S24)。
図9は、表示装置40と操作入力装置41、および図8の処理S1〜S7における設定画面であって、「原稿種類:フルカラー、画質:中間、解像度:300dpi、ファイル形式:PDF+OCR(速度優先)」を選択した場合の画面表示例を示す。ユーザが「PDF+OCR(速度優先)」を選択し、設定されると表示装置40にOCR頁入力の画面表示を行い、ユーザはOCR頁を操作入力装置41から入力する。例えば、原稿の1頁〜3頁と8頁を速度優先で文字認識を行い、他の頁はOCRを実施しない場合、図9に示すように「1−3,8」と入力する。ここで、何も設定されない場合は全ての頁を速度優先で文字認識を実施する設定となる。設定内容はメモリユニット32に格納される。
ユーザが光学読み取りのスタート操作によって原稿を、メモリユニット32に格納された設定内容(原稿種類:フルカラー、画質:中間、解像度:300dpi)により光学読み取りを行う。光学読み取りを行った画像データは一時的にメモリユニット32に格納され、1頁〜3頁と8頁を速度優先で文字認識を行い、他の頁は文字認識を実施せずPDFファイル形式に変換して記憶装置34に格納する。
以上のことから、本実施の形態2の画像処理装置においては、ユーザが文字認識の優先モードを選択し、さらに、この文字認識を行う頁を指定することにより不用な文字認識の時間を軽減できる。
次に、本実施の形態3として、図1に示すデジタルカラー複合機1の記憶装置34に、前述の実施の形態1のアプリケーションプログラムに加え、文字認識のモードとして、精度優先モードが選択された場合に、指定原稿の頁を選択するための表示を行う表示装置40の画面制御、および表示装置40に表示された画面から操作入力装置41により選択された指定原稿の頁のみ精度優先モードで文字認識を行う機能を有するアプリケーションプログラムも格納されている。
図10は本実施の形態3の動作を説明するフローチャートである。ここで、前述の実施の形態1を示す図5において説明した構成要件に対応し同等機能を有するものには同一の符号を付す。
図10において、表示装置40にユーザがスキャナ操作を行うため入力する、原稿種類,解像度,画質,ファイル形式などの設定画面を表示する(S1)。ユーザは、操作入力装置41によって設定画面から、原稿種類,解像度,画質などを入力し、読み取り原稿の条件を設定する(S2)。次にユーザが出力するファイル形式を選択したか否かを確認する(S3)。
処理S3において、表示装置40に「画像ファイル」、「PDFファイル」、「PDF+OCR(速度優先)」、「PDF+OCR(精度優先)」の選択画面が表示され、いずれか選択されたファイル形式が入力され(S3のYes)、ユーザが操作入力装置41から「PDF+OCR(速度優先)」を選択せずに(S4のNo)、「PDF+OCR(精度優先)」を選択した場合(S6のYes)、文字認識を精度優先に設定する(S7)。
処理S7において、精度優先を設定するとOCR頁の入力画面が表示装置40に表示され、操作入力装置41からユーザの入力によって、OCR頁と共に設定される(S31)。この設定された各内容は、一時的にメモリユニット32に格納される(S32)。
次に、ユーザの光学読み取りスタート操作により、画像読取装置8において原稿をメモリユニット32に格納された設定内容で光学的に読み取りを行う(S9)。光学読み取りを行った画像データは一時的にメモリユニット32に格納され、また同メモリユニット32に格納されたファイル形式の設定が「PDF+OCR」であるか否かを判別する(S10)。処理S10において「PDF+OCR」でない場合(S10のNo)、メモリユニット32に格納されたファイル形式に変換し、記憶装置34に格納される(S34)。
処理S10において、「PDF+OCR」である場合(S10のYes)、速度優先か精度優先かを判別する(S12)。ここで、精度優先の場合(S12のNo)、読み取り原稿頁とメモリユニット32に格納された精度優先するOCR頁が一致するか否かを判断する(S33)。処理S33において一致したとき(S33のYes)、メモリユニット32に格納された画像データを、精度優先により文字認識の処理を実施し(S14)、PDFファイル形式に変換して記憶装置34に格納する(S34)。また、処理S33において再度優先のOCR頁が一致しなかった場合(S33のNo)、文字認識を実施せず、PDFファイル形式に変換して記憶装置34に格納される(S34)。
図11は、表示装置40と操作入力装置41、および図10の処理S1〜S7における設定画面であって、「原稿種類:フルカラー、画質:中間、解像度:300dpi、ファイル形式:PDF+OCR(精度優先)」を選択した場合の画面表示例を示す。ユーザが「PDF+OCR(精度優先)」を選択し、設定されると表示装置40にOCR頁入力の画面表示を行い、ユーザはOCR頁を操作入力装置41から入力する。例えば、原稿の1頁〜3頁と8頁を精度優先で文字認識を行い、他の頁はOCRを実施しない場合、図11に示すように「1−3,8」と入力する。ここで、何も設定されない場合は全ての頁を精度優先で文字認識を実施する設定となる。設定内容はメモリユニット32に格納される。
ユーザが光学読み取りのスタート操作によって原稿を、メモリユニット32に格納された設定内容(原稿種類:フルカラー、画質:中間、解像度:300dpi)により光学読み取りを行う。光学読み取りを行った画像データは一時的にメモリユニット32に格納され、1頁〜3頁と8頁を精度優先で文字認識を行い、他の頁は文字認識を実施せずPDFファイル形式に変換して記憶装置34に格納する。
以上のことから、本実施の形態2の画像処理装置においては、ユーザが文字認識の優先モードを選択し、さらに、この文字認識を行う頁を指定することにより不用な文字認識の時間を軽減できる。
本発明に係る画像処理装置、画像処理方法およびプログラムは、ユーザが所望する使用用途に応じた文字認識のモードから、選択した文字認識を行うことができ、さらに、文字認識を行う頁を指定して不用な頁の文字認識にかかる時間を軽減し、処理効率の向上を図ることができ、複合機、およびコンピュータ機器に関する分野の文字認識手段として有用である。
本発明の実施の一形態のデジタルカラー複合機を含むシステム構成図 デジタルカラー複合機を概略的に示す外観斜視図 デジタルカラー複合機の各部の電気的接続を示すブロック図 操作パネルの構成を示す平面図 本実施の形態1の動作を説明するフローチャート 本実施の形態1における速度優先選択画面の表示例を示す図 本実施の形態1における精度優先選択画面の表示例を示す図 本実施の形態2の動作を説明するフローチャート 本実施の形態2における選択画面の表示例を示す図 本実施の形態3の動作を説明するフローチャート 本実施の形態3における選択画面の表示例を示す図
符号の説明
1 デジタルカラー複合機
2 LAN
7 印刷装置
8 画像読取装置
19 HUB
26 通信ケーブル
32 メモリユニット
34 記憶装置
40 表示装置
41 操作入力装置
A 画像処理ユニット部
B 情報処理ユニット部
M 記憶媒体
P 操作パネル

Claims (9)

  1. 入力文字画像の文字を認識する画像処理装置において、速度優先と精度優先の選択可能なモードを有し、文字認識の処理を行う処理手段と、前記処理に係る情報を表示する表示手段と、前記処理に係る情報を入力する入力手段とを備え、前記表示手段に表示し、前記入力手段の入力に応じて認識対象の頁ごとに選択した前記モードにより前記文字認識の処理をすることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記処理手段が文字認識を行う速度優先のモードを選択時に、表示手段が前記文字認識を行う頁を選択入力する画面を表示し、入力手段が選択入力した前記文字認識を行う頁は速度優先で処理し、残りの頁は文字認識を行わないことを特徴する請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記処理手段が文字認識を行う精度優先のモードを選択時に、表示手段が前記文字認識を行う頁を選択入力する画面を表示し、入力手段が選択入力した前記文字認識を行う頁は精度優先で処理し、残りの頁は文字認識を行わないことを特徴する請求項1記載の画像処理装置。
  4. 入力文字画像の文字を認識する画像処理方法において、速度優先と精度優先の選択可能なモードを有する処理手段が文字認識を行う処理を、表示手段により前記処理に係る情報を表示し、入力手段からの前記処理に係る情報の入力に応じて認識対象の頁ごとに選択した前記モードにより文字認識の処理を行うことを特徴とする画像処理方法。
  5. 前記処理手段が文字認識を行う速度優先のモードを選択時に、表示手段が表示する文字認識を行う頁の選択画面から入力手段で選択した前記文字認識を行う頁は速度優先で処理し、残りの頁は文字認識を行わないことを特徴する請求項4記載の画像処理方法。
  6. 前記処理手段が文字認識を行う精度優先のモードを選択時に、表示手段が表示する文字認識を行う頁の選択画面から入力手段で選択した前記文字認識を行う頁は精度優先で処理し、残りの頁は文字認識を行わないことを特徴する請求項4記載の画像処理方法。
  7. 入力文字画像の文字を認識する画像処理をコンピュータで実行する画像処理プログラムにおいて、速度優先と精度優先の選択可能なモードを有し、処理手段により文字認識を行う処理ステップと、表示手段により前記処理に係る情報を表示する表示ステップと、入力手段からの前記処理に係る情報の入力を受ける入力ステップとを備え、前記表示ステップにより表示し、前記入力ステップの入力情報で認識対象の頁ごとに選択した前記モードによって前記文字認識の処理をすることを特徴とする画像処理プログラム。
  8. 前記処理ステップが、選択手段で文字認識を行う速度優先のモードを選択時に、表示ステップにより表示する文字認識を行う頁の選択画面から入力ステップで選択した前記文字認識を行う頁は速度優先で処理し、残りの頁は文字認識を行わないことを特徴する請求項7記載の画像処理プログラム。
  9. 前記処理ステップが、選択手段で文字認識を行う精度優先のモードを選択時に、表示ステップにより表示する文字認識を行う頁の選択画面から入力ステップで選択した前記文字認識を行う頁は精度優先で処理し、残りの頁は文字認識を行わないことを特徴する請求項7記載の画像処理プログラム。
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JP2013161268A (ja) * 2012-02-06 2013-08-19 Fuji Xerox Co Ltd 画像処理装置およびプログラム

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