JP2005006183A - 画像処理装置、プログラム及び記憶媒体 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像データについてのコメントを別途入力または記入することなく当該画像データに対応させることができる画像処理装置を提供する。
【解決手段】例えばExifファイル形式等の画像ファイルに含まれる音声ファイルに基づいて文字データを生成し、この生成された文字データmと当該画像ファイルに含まれる画像データpとを対応させてレイアウトしたレイアウト画像Lを生成して出力する。これにより、画像データpについてのコメントを撮影時に録音しておけば、画像データpについてのコメントである文字データmを別途入力または記入することなく当該画像データpに対応させることができるので、例えば工事についての報告書作成等の作業効率を向上させることができる。
【選択図】 図8

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コピー機能、ファクシミリ機能、プリント機能等を搭載したデジタル複合機等の画像処理装置、プログラム及び記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
今日、コピー機能、ファクシミリ(FAX)機能、プリント機能及びスキャナ機能を複合したいわゆるMFP(Multi Function Peripheral)と称されるデジタル複合機が提供されている(例えば、特許文献1参照)。このようなデジタル複合機によれば、手書き文書や紙の資料を電子化し、ネットワークで共有・活用することが可能になっている。すなわち、このようなデジタル複合機は、ネットワーク上の一端末として位置づけられている。
【0003】
さらに、近年においては、デジタルカメラで使用する各種メディアからダイレクトに画像を取り込むことも可能なデジタル複合機も開発されている。このようなデジタル複合機によれば、デジタルカメラで使用する各種メディアからの画像の取り込みにおいて専用ケーブルやデバイスドライバを不要としているため、使い勝手が良いものとなっている。また、このようなデジタル複合機においては、図9に示すように、デジタルカメラから取り込んだ画像aをメモスペースbが設けられたレイアウトに嵌め込むことにより、レイアウト画像cとして印刷することができるようになっている。
【0004】
ところで、デジタルカメラ記録フォーマットとしては、Exif(Exchangeable Image File Format)ファイル形式が広く用いられている。このExifファイル形式は、撮影した画像データであるJPEG画像、TIFF形式で記録されている付加情報、撮影時に録音された音声データであるWAVファイルを記録することが可能なファイル形式である。
【0005】
【特許文献1】
特開2001−312389公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
近年においては、公共事業の生産性向上を目指して導入が進む「建設CALS/EC(Continuous Acquisition and Life−cycle Suppor)により建設業界等における情報化が一気に進展しており、工事写真を電子媒体で提出することが可能になっている。このような工事写真の電子媒体での提出の際においても、前述したようにデジタルカメラから取り込んだ画像aを図9に示すようなメモスペースbが設けられたレイアウトに嵌め込んだレイアウト画像cを出力するようにしている場合が多い。
【0007】
ところが、前述したようにデジタルカメラから取り込んだ画像aを図9に示すようなメモスペースbが設けられたレイアウトに嵌め込んだレイアウト画像cを工事写真とするような場合には、メモスペースbには別途コメントを入力しなければならないことから、作業効率の低下を招いている。
【0008】
本発明の目的は、画像データについてのコメントを別途入力または記入することなく当該画像データに対応させることができる画像処理装置、プログラム及び記憶媒体を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明の画像処理装置は、画像データ及び音声ファイルを含む画像ファイルを取得する画像ファイル取得手段と、この画像ファイル取得手段により取得した前記画像ファイルに含まれる前記音声ファイルに基づいて文字データを生成する音声認識手段と、この音声認識手段により生成された前記文字データと前記画像ファイル取得手段により取得した前記画像ファイルに含まれる前記画像データとをそれぞれ対応させてレイアウトしたレイアウト画像を生成するレイアウト画像生成手段と、このレイアウト画像生成手段により生成した前記レイアウト画像を出力するレイアウト画像出力手段と、を備える。
【0010】
したがって、画像ファイルに含まれる音声ファイルに基づいて生成された文字データと当該画像ファイルに含まれる画像データとを対応させてレイアウトしたレイアウト画像が生成されて出力される。これにより、画像データについてのコメントを撮影時に録音しておけば、画像データについてのコメントを別途入力または記入することなく当該画像データに対応させることが可能になるので、例えば工事についての報告書作成等の作業効率を向上させることが可能になる。
【0011】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の画像処理装置において、前記画像ファイル取得手段は、記憶媒体に記憶されている各種データを読み取る媒体読取装置にセットされている前記記憶媒体から前記媒体読取装置を介して前記画像ファイルを読み取る。
【0012】
したがって、例えばデジタルカメラで撮影した画像ファイルを記憶した記憶媒体がデジタルカメラから取り出されて媒体読取装置にセットされたことを条件として画像ファイルが読み取られるので、画像ファイルを容易に取得することが可能になっている。
【0013】
請求項3記載の発明は、請求項1記載の画像処理装置において、前記画像ファイル取得手段は、外部機器を接続可能なインタフェースを介して接続されている前記外部機器から転送された前記画像ファイルを受け取る。
【0014】
したがって、例えば外部機器であるデジタルカメラをUSB,IEEE1394,SCSI等のインタフェースを介して接続したことを条件としてデジタルカメラから画像ファイルが転送されるので、画像ファイルを容易に取得することが可能になっている。
【0015】
請求項4記載の発明は、請求項1記載の画像処理装置において、前記画像ファイル取得手段は、情報処理装置との間で相互にデータ通信自在な通信ネットワークを介して接続されている前記情報処理装置とのデータ通信により前記画像ファイルを受け取る。
【0016】
したがって、例えば情報処理装置であるクライアントコンピュータからLAN(Local Area Network)等の通信ネットワークを介して画像ファイルが送信されるので、画像ファイルを容易に取得することが可能になっている。
【0017】
請求項5記載の発明は、請求項1記載の画像処理装置において、前記画像ファイル取得手段は、E−mailの添付画像として前記画像ファイルを受け取る。
【0018】
したがって、画像ファイルがE−mailの添付画像として送信されるので、画像ファイルを容易に取得することが可能になっている。
【0019】
請求項6記載の発明は、請求項1ないし5の何れか一記載の画像処理装置において、前記画像ファイルは、Exif(Exchangeable Image File Format)ファイル形式である。
【0020】
したがって、汎用的なファイル形式が用いられることになるので、使い勝手を向上させることが可能になる。
【0021】
請求項7記載の発明は、請求項1ないし6の何れか一記載の画像処理装置において、前記レイアウト画像出力手段は、前記レイアウト画像を添付画像としたE−mailを生成し、予め規定されたE−mailアドレスへと送信する。
【0022】
したがって、レイアウト画像がE−mailで送信されるので、使い勝手を向上させることが可能になる。
【0023】
請求項8記載の発明は、請求項1ないし6の何れか一記載の画像処理装置において、前記レイアウト画像出力手段は、前記レイアウト画像を、相互にデータ通信自在な通信ネットワークを介して接続されている予め規定された情報処理装置の共有フォルダへと出力する。
【0024】
したがって、レイアウト画像が通信ネットワークを介して接続されている予め規定された情報処理装置の共有フォルダへと出力されるので、使い勝手を向上させることが可能になる。
【0025】
請求項9記載の発明は、請求項1ないし6の何れか一記載の画像処理装置において、前記レイアウト画像出力手段は、前記レイアウト画像をファクシミリ画情報に変換し、予め規定されたFAX番号に対して送信する。
【0026】
したがって、レイアウト画像がファクシミリ画情報として予め規定されたFAX番号に対して送信されるので、使い勝手を向上させることが可能になる。
【0027】
請求項10記載の発明は、請求項1ないし6の何れか一記載の画像処理装置において、前記レイアウト画像出力手段は、前記レイアウト画像を所定の記憶装置に蓄積する。
【0028】
したがって、レイアウト画像が所定の記憶装置に蓄積されるので、使い勝手を向上させることが可能になる。
【0029】
請求項11記載の発明は、請求項1ないし6の何れか一記載の画像処理装置において、前記レイアウト画像出力手段は、前記レイアウト画像を含む印刷指示を印刷装置に出力し、媒体に当該レイアウト画像を画像形成して出力する。
【0030】
したがって、レイアウト画像が印刷装置により媒体に画像形成されるので、使い勝手を向上させることが可能になる。
【0031】
請求項12記載の発明のプログラムは、コンピュータにインストールされ、画像データ及び音声ファイルを含む画像ファイルを取得する画像ファイル取得機能と、この画像ファイル取得機能により取得した前記画像ファイルに含まれる前記音声ファイルに基づいて文字データを生成する音声認識機能と、この音声認識機能により生成された前記文字データと前記画像ファイル取得手段により取得した前記画像ファイルに含まれる前記画像データとをそれぞれ対応させてレイアウトしたレイアウト画像を生成するレイアウト画像生成機能と、このレイアウト画像生成機能により生成した前記レイアウト画像を出力するレイアウト画像出力機能と、をコンピュータに実行させる。
【0032】
したがって、画像ファイルに含まれる音声ファイルに基づいて生成された文字データと当該画像ファイルに含まれる画像データとを対応させてレイアウトしたレイアウト画像が生成されて出力される。これにより、画像データについてのコメントを撮影時に録音しておけば、画像データについてのコメントを別途入力または記入することなく当該画像データに対応させることが可能になるので、例えば工事についての報告書作成等の作業効率を向上させることが可能になる。
【0033】
請求項13記載の発明の記憶媒体は、コンピュータにインストールされ、画像データ及び音声ファイルを含む画像ファイルを取得する画像ファイル取得機能と、この画像ファイル取得機能により取得した前記画像ファイルに含まれる前記音声ファイルに基づいて文字データを生成する音声認識機能と、この音声認識機能により生成された前記文字データと前記画像ファイル取得手段により取得した前記画像ファイルに含まれる前記画像データとをそれぞれ対応させてレイアウトしたレイアウト画像を生成するレイアウト画像生成機能と、このレイアウト画像生成機能により生成した前記レイアウト画像を出力するレイアウト画像出力機能と、をコンピュータに実行させるプログラムを記憶した。
【0034】
したがって、画像ファイルに含まれる音声ファイルに基づいて生成された文字データと当該画像ファイルに含まれる画像データとを対応させてレイアウトしたレイアウト画像が生成されて出力される。これにより、画像データについてのコメントを撮影時に録音しておけば、画像データについてのコメントを別途入力または記入することなく当該画像データに対応させることが可能になるので、例えば工事についての報告書作成等の作業効率を向上させることが可能になる。
【0035】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の一形態を図1ないし図8に基づいて説明する。本実施の形態は、画像処理装置として、コピー機能、ファクシミリ(FAX)機能、プリント機能、スキャナ機能及び入力画像(スキャナ機能による読み取り原稿画像やプリンタあるいはFAX機能により入力された画像)を配信する機能等を複合したいわゆるMFP(Multi Function Peripheral)と称されるデジタルカラー複合機に適用した例を示す。
【0036】
[1.デジタルカラー複合機1を含むシステムの説明]
図1は本実施の形態のデジタルカラー複合機1を含むシステム構成図である。図1に示すように、本実施の形態においては、デジタルカラー複合機1に通信ネットワークであるLAN(Local Area Network)2を介し、各種の情報処理を実行する情報処理装置であるサーバコンピュータ3や複数台のクライアントコンピュータ4が接続されたシステムを想定する。サーバコンピュータ3は、例えばFTP,HTTPプロトコルをサポートしたり、Webサーバやメールサーバ、DNS(ドメインネームサーバ)等の機能を実現するものである。すなわち、このシステムにおいては、デジタルカラー複合機1が備えている画像入力機能(スキャナ機能)、画像出力機能(プリント機能)及び画像蓄積機能等の画像処理機能を、LAN2上でシェアし得る環境が構築されているものである。
【0037】
このようなシステムは、通信制御ユニット5を介してインターネット網6に接続され、インターネット網6を介して外部環境とデータ通信可能に構築されている。通信制御ユニット5としては、ルータ、交換機、モデム、DSLモデム等が一般的であるが、最低限TCP/IP通信が可能であれば良い。また、LAN2は有線通信に限るものではなく、無線通信(赤外線や電波等)であっても良い。また、光ファイバーを用いたものであっても良い。
【0038】
[2.デジタルカラー複合機1の構成についての説明]
次に、デジタルカラー複合機1について説明する。ここで、図2はデジタルカラー複合機1を概略的に示す外観斜視図、図3はデジタルカラー複合機1の各部の電気的接続を示すブロック図である。図2に示すように、デジタルカラー複合機1は、転写紙などの媒体に画像を形成する画像形成手段である印刷装置7の上部に、原稿から画像を読み取る画像読取手段である画像読取装置8を配設した構成とされている。また、画像読取装置8の装置外面には、オペレータに対する表示とオペレータからの機能設定等の各種の入力を許容する操作パネルPが設けられている。さらに、操作パネルPの下部には、記憶媒体M(図3参照)に記憶されているプログラムコードや画像ファイル等を読み取る、または記憶媒体Mに対してプログラムコードや画像ファイル等を書き込む装置である外部メディア入出力装置9が、記憶媒体Mの挿入を許容する挿入口を外部に露出させて設けられている。
【0039】
このようなデジタルカラー複合機1のストラクチャとしては、図3に示すように、画像処理ユニット部Aと情報処理ユニット部Bとに大別されており、印刷装置7及び画像読取装置8は画像処理ユニット部Aに属し、操作パネルP及び外部メディア入出力装置9は情報処理ユニット部Bに属している。
【0040】
[2−1.画像処理ユニット部Aについての説明]
まず、画像処理ユニット部Aについて説明する。印刷装置7及び画像読取装置8を備える画像処理ユニット部Aは、画像処理ユニット部Aにおける画像処理全般の制御を行う画像処理制御ユニット10を備えており、この画像処理制御ユニット10には、印刷装置7を制御する印刷制御ユニット11と、画像読取装置8を制御する画像読取制御ユニット12とが接続されている。
【0041】
印刷制御ユニット11は、画像処理制御ユニット10の制御に従って印刷装置7に対して画像データを含む印刷指示を出力し、印刷装置7に転写紙などの媒体に画像を形成して出力させる。印刷装置7はフルカラー印刷可能とされており、その印刷方式は、電子写真方式のほか、インクジェット方式、昇華型熱転写方式、銀塩写真方式、直接感熱記録方式、溶融型熱転写方式など、さまざまな方式を用いることができる。
【0042】
画像読取制御ユニット12は、画像処理制御ユニット10の制御により画像読取装置8を駆動し、原稿の表面に対するランプ照射の反射光をミラー及びレンズにより受光素子(例えば、CCD(Charge Coupled Device))に集光して読み取り、A/D変換してRGB各8bitのデジタル画像データを生成する。
【0043】
このような画像処理制御ユニット10は、メインプロセッサであるCPU(Central Processing Unit)13と、画像読取装置8から読み込んだ画像データを印刷装置7による作像に供すべく一旦格納しておくメモリデバイス(例えば、SDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)等)14と、制御プログラム等を記憶したROM(Read Only Memory)15と、システムログ/システム設定/ログ情報等を記録しておく電源OFF時にもデータの保持が可能なNVRAM16と、をバス接続したマイクロコンピュータ構成とされている。
【0044】
また、画像処理制御ユニット10には、多量の画像データの蓄積やジョブ履歴等の記憶装置となるHDD(Hard Disk Drive)17、装置内部に設けられた集線装置であるHUB19を介して画像処理ユニット部AをLAN2に接続するためのLAN制御部18、FAX制御を行うFAX制御ユニット20が接続されている。このFAX制御ユニット20は、公衆電話網21に通じる構内交換器(PBX)22に接続されており、デジタルカラー複合機1は、遠隔のファクシミリと交信することができる。
【0045】
加えて、画像処理制御ユニット10には、表示制御ユニット23及び操作入力制御ユニット24が接続されている。表示制御ユニット23は、画像処理制御ユニット10のコントロールによって制御パネルI/F25に接続された通信ケーブル26を介して情報処理ユニット部Bに対して画像表示制御信号を出力し、情報処理ユニット部Bの操作パネルPに対して画像表示の制御を行う。また、操作入力制御ユニット24は、情報処理ユニット部Bの操作パネルPからのオペレータによる機能設定や入力操作に応じた入力制御信号を、画像処理制御ユニット10のコントロールによって制御パネルI/F25に接続された通信ケーブル26を介して入力する。すなわち、画像処理ユニット部Aは、情報処理ユニット部Bの操作パネルPを通信ケーブル26を介して直接モニタすることができる構成になっている。
【0046】
したがって、画像処理ユニット部Aは、従来の画像処理装置が備える画像処理ユニットに対して通信ケーブル26を接続し、情報処理ユニット部Bの操作パネルPを利用するようにしたものである。すなわち、画像処理ユニット部Aの表示制御ユニット23及び操作入力制御ユニット24は、操作パネルPに接続されているものとして動作している。
【0047】
このような構成により、画像処理ユニット部Aは、外部(サーバコンピュータ3、クライアントコンピュータ4、ファクシミリ等)からの画像情報である印刷データ及びプリント指示するコマンドを解析し、印刷データを出力画像データとして印刷できる状態にビットマップ展開し、印刷モードをコマンドから解析し動作を決定している。その印刷データ及びコマンドをLAN制御部18あるいはFAX制御ユニット20を通じて受信し動作する。
【0048】
また、画像処理ユニット部Aは、SDRAM14やHDD17に記憶されている印刷データ、原稿読取りデータ、これらを出力用に処理した出力画像データ、および、それらを圧縮した圧縮データを外部(サーバコンピュータ3、クライアントコンピュータ4、ファクシミリ等)に転送することができる。
【0049】
さらに、画像処理ユニット部Aは、画像読取装置8の読取り画像データを画像処理制御ユニット10に転送し、光学系及びデジタル信号への量子化に伴う信号劣化を補正し、該画像データをSDRAM14に書込む。このようにしてSDRAM14に格納された画像データは、印刷制御ユニット11で出力画像データに変換されて、印刷装置7に出力される。
【0050】
[2−2.情報処理ユニット部Bについての説明]
次に、操作パネルPを備える情報処理ユニット部Bについて説明する。情報処理ユニット部Bは、一般にパーソナルコンピュータといわれるような情報処理装置に用いられる汎用のOS(Operating System)によって制御されるマイクロコンピュータ構成とされている。情報処理ユニット部Bは、メインプロセッサであるCPU31を有しており、このCPU31には、CPU31の作業用領域となるRAMや起動プログラムなどを記憶した読出し専用メモリであるROMで構成されるメモリユニット32と、OS(Operating System)やアプリケーションプログラムを記憶するHDD等の記憶装置34に対するデータの入出力を制御する記憶装置制御ユニット35とが、バス接続されている。
【0051】
また、CPU31には、情報処理ユニット部BをHUB19を介してLAN2に接続するためのLAN制御部33が接続されている。このLAN制御部33に割り当てられるネットワークアドレスであるIPアドレスは、前述した画像処理ユニット部AのLAN制御部18に割り当てられるIPアドレスとは異なるものである。すなわち、本実施の形態のデジタルカラー複合機1には、2つのIPアドレスが割り当てられていることになる。つまり、画像処理ユニット部Aと情報処理ユニット部BとはLAN2に接続されていることになり、画像処理ユニット部Aと情報処理ユニット部Bとの間においてはデータ交換が可能な構成になっている。
【0052】
なお、デジタルカラー複合機1はHUB19を介してLAN2に接続されていることから、見かけ上は、1つのIPアドレスのみが割り当てられているように見える。したがって、美観を損ねることはなく、結線等の取り扱いを容易にすることが可能になっている。
【0053】
さらに、CPU31には、操作パネルPを制御する表示制御ユニット36及び操作入力制御ユニット37が接続されている。ここで、図4は操作パネルPの構成を示す平面図である。図4に示すように、操作パネルPは、例えばLCD(Liquid Crystal Display)である表示装置40と、操作入力装置41とで構成されている。操作入力装置41は、表示装置40の表面に積層された超音波弾性波方式等のタッチパネル41aと、複数のキーを有するキーボード41bとで構成されている。キーボード41bには、画像読み取りの開始を宣言するためのスタートキー、数値入力を行うためのテンキー、読み取った画像データの送信先を設定する読取条件設定キー、クリアキー等が設けられている。すなわち、表示制御ユニット36は、画像表示制御信号を制御パネルI/F38を介して表示装置40に出力し、画像表示制御信号に応じた所定事項を表示装置40に表示させる。一方、操作入力制御ユニット37は、操作入力装置41におけるオペレータによる機能設定や入力操作に応じた入力制御信号を、制御パネルI/F38を介して受信する。
【0054】
加えて、CPU31には、画像処理ユニット部Aの制御パネルI/F25と通信ケーブル26を介して接続されている制御パネル通信ユニット39が接続されている。制御パネル通信ユニット39は、画像処理ユニット部Aから出力された画像表示制御信号を受信し、また、操作パネルPからのオペレータによる機能設定や入力操作に応じた入力制御信号を画像処理ユニット部Aに転送する。より詳細には、制御パネル通信ユニット39で受信した画像処理ユニット部Aからの画像表示制御信号は操作パネルPの表示装置40用にデータ変換処理されてから表示制御ユニット36に出力され、また、操作パネルPからのオペレータによる機能設定や入力操作に応じた入力制御信号は画像処理ユニット部Aでの仕様に応じた形式にデータ変換処理されてから制御パネル通信ユニット39に入力される。
【0055】
上述したように記憶装置34には、CPU31が実行するOS(Operating System)やアプリケーションプログラムが格納されている。この意味で、記憶装置34は、アプリケーションプログラムを記憶する記憶媒体として機能する。このデジタルカラー複合機1では、ユーザが電源を投入するとCPU31がメモリユニット32内の起動プログラムを起動させ、記憶装置34よりOSをメモリユニット32内のRAMに読み込み、このOSを起動させる。このようなOSは、ユーザの操作に応じてプログラムを起動したり、情報を読み込んだり、保存を行ったりする。OSのうち代表的なものとしては、Windows(登録商標)等が知られている。これらのOS上で走る動作プログラムをアプリケーションプログラムと呼んでいる。情報処理ユニット部BのOSは、情報処理装置(サーバコンピュータ3やクライアントコンピュータ4等)と同様のOS、すなわち汎用のOS(例えば、Windows(登録商標)等)とされている。
【0056】
なお、前述したように、本実施の形態のデジタルカラー複合機1には、OS、デバイスドライバや各種アプリケーションプログラム等の各種のプログラムコード(制御プログラム)や画像ファイル等を記憶した記憶媒体M、すなわち、フレキシブルディスク(FD)、ハードディスク、光ディスク(CD−ROM,CD−R,CD−RW,DVD−ROM,DVD−RAM,DVD−R,DVD+R,DVD−RW,DVD+RWなど)、光磁気ディスク(MO)、半導体メディアなどの記憶媒体Mに記憶されているプログラムコードや画像ファイル等を読み取る、または記憶媒体Mに対してプログラムコードや画像ファイル等を書き込む装置であるフレキシブルディスクドライブ装置、光ディスクドライブ装置、MOドライブ装置、メディアドライブ装置等の外部メディア入出力装置9が搭載されている。このような外部メディア入出力装置9は、媒体読取装置として機能するものであって、CPU31にバス接続されている入出力デバイス制御ユニット42により制御される。
【0057】
したがって、記憶装置34に記憶されているアプリケーションプログラムは、この記憶媒体Mに記録されたアプリケーションプログラムがインストールされたものであっても良い。このため、記憶媒体Mも、アプリケーションプログラムを記憶する記憶媒体となり得る。さらには、アプリケーションプログラムは、例えばインターネット網6及びLAN2を介して外部から取り込まれ、記憶装置34にインストールされても良い。
【0058】
なお、入出力デバイス制御ユニット42には、USB,IEEE1394,SCSI等の各種インタフェース43も接続されており、各種インタフェース43を介して様々な外部機器(デジタルカメラ等)が接続可能とされている。
【0059】
また、このような情報処理ユニット部Bは、LAN2を介してメールサーバやDNS(ドメインネームサーバ)等の機能を実現するサーバコンピュータ3に接続されているとともに、通信制御ユニット5を介してインターネット網6に接続されている。したがって、アプリケーションプログラムであるメールソフトが記憶装置34にインストールされているとともに、情報処理ユニット部Bにメールアカウント(メールアドレス)が付与されていることを条件として、情報処理ユニット部BにおいてE−mailの送受信が可能となっている。
【0060】
[3.デジタルカラー複合機1が備える特長的な機能の説明]
次に、デジタルカラー複合機1が備える特長的な機能について説明する。デジタルカラー複合機1の画像処理ユニット部Aが備える機能は、従来のデジタルカラー複合機が備える機能と何ら変わるものではないので、その説明は省略する。ここでは、デジタルカラー複合機1の情報処理ユニット部BのCPU31がOS上で動作するアプリケーションプログラムに従い実行する各種の演算処理のうち、本実施の形態の特長的な処理について以下に説明する。
【0061】
[3−1.音声認識表示処理]
デジタルカラー複合機1の情報処理ユニット部BのCPU31が実行する音声認識表示処理について説明する。ここで、図5は音声認識表示処理の際の操作パネルPの表示装置40に表示される画面の遷移を示した説明図、図6は音声認識表示処理の流れを示すフローチャートである。図5に示すように、情報処理ユニット部BのCPU31は、まず、操作パネルPの表示装置40に画面P1を表示する。画面P1は、メニュー画面である。
【0062】
このように表示装置40に画面P1が表示されている状態で、画面P1に表示された「メディア画像」ボタンがタッチパネル41aを介して選択されると(ステップS1のY)、外部メディア入出力装置9に記憶媒体M(ここではFDとする)がセットされていることを条件として(ステップS2のY)、操作パネルPの表示装置40に画面P2を表示する(ステップS3)。
【0063】
画面P2は、画像処理選択ページである。画面P2には、各種の画像処理項目が一覧表示される。ここで、画面P2に表示された「音声認識」ボタンがタッチパネル41aを介して選択されると(ステップS4のY)、情報処理ユニット部BのCPU31は、外部メディア入出力装置9で読み取った記憶媒体Mに記憶されている画像ファイルを受け取る(ステップS5:画像ファイル取得手段)。
【0064】
ここで、記憶媒体Mに記憶されている画像ファイルは、Exif(Exchangeable Image File Format)ファイル形式である。このExifファイル形式は、図7に示すように、撮影した画像データであるJPEG画像、TIFF形式で記録されている付加情報、撮影時に録音された音声データであるWAVファイルを記録することが可能なファイル形式である。なお、付加情報として記録されるデータとしては、デジタルカメラのメーカー名・機種名・デジタルカメラソフトのバージョン・露出プログラムモード・測光モード・絞り値・開放絞り値・シャッタ−速度・焦点距離・合焦距離・露出補正値・ISO感度値・日時・光源判別・ストロボの使用・サムネイル画像などのデータがある。
【0065】
このようにして記憶媒体Mに記憶されている画像ファイル(Exifファイル)を受け取ると、操作パネルPの表示装置40に画面P3を表示する(ステップS6)。
【0066】
画面P3は、画像選択ページである。画面P3には、受け取った画像ファイル(Exifファイル)中の画像(サムネイル画像)Pが一覧表示される。ここで、画面P3に表示された「画像」Pがタッチパネル41aを介して選択され、画面P3に表示された「次へ」ボタンB1がタッチパネル41aを介して押下されると(ステップS7のY)、情報処理ユニット部BのCPU31は、選択された「画像」Pの画像ファイル(Exifファイル)に含まれるJPEG画像及びWAVファイルに基づいて所定のレイアウト画像を生成し(ステップS8)、操作パネルPの表示装置40に画面P4を表示する(ステップS9)。
【0067】
画面P4は、レイアウト画像表示ページである。画面P4には、ステップS8で生成されたレイアウト画像Lが縮小されて表示される。ここに、レイアウト画像生成手段の機能が実行される。ここで、図8はレイアウト画像Lの一例を示す平面図である。図8に示すように、レイアウト画像Lには、画像データpが嵌め込まれた画像欄及び文字データmが表示されたメモ欄が、選択された「画像」毎に設けられている。なお、本実施の形態においては、3つの「画像」を1つのレイアウト画像Lとして表示するようにしたが、これに限るものではなく、1つの「画像」を1つのレイアウト画像Lに表示するようにしても良い。このようなレイアウト画像Lの添付画像欄には、選択された「画像」の画像ファイル(Exifファイル)に含まれるJPEG画像が画像データpとして嵌め込まれる。一方、メモ欄には、選択された「画像」の画像ファイル(Exifファイル)に含まれるWAVファイル(音声データ)に対して音声認識処理を施した文字データmが表示される。音声認識処理については、各種の処理方法を用いることが可能である。例えば、特開平6−130986号公報に記載されているような手法を用いることが可能である。ここに、音声認識手段の機能が実行される。なお、画面P4には、「キーボード入力」ボタンB2が表示されており、この「キーボード入力」ボタンB2をタッチパネル41aを介して押下するとキーボード入力画面(図示せず)に画面が遷移し、音声認識処理により変換されたメモ欄の文字データmを訂正し、または、新たな文字データmをメモ欄に追加することができる。なお、音声認識処理を施した文字データmが1頁に収まらない場合には、次頁に続きが入力される。
【0068】
また、画面P4には、レイアウト画像Lの出力先(メール送信、共有フォルダ送信、FAX送信、蓄積、印刷)を選択するためのボタンB3も表示される。ここで、画面P4に表示されたレイアウト画像Lの出力先(メール送信、共有フォルダ送信、FAX送信、蓄積、印刷)を選択するためのボタンB3の何れかがタッチパネル41aを介して選択されると(ステップS10のY)、情報処理ユニット部BのCPU31は、レイアウト画像Lの出力先を設定し(ステップS11)、キーボード41bのスタートキーの押下に待機する(ステップS12)。
【0069】
そして、キーボード41bのスタートキーが押下された場合には(ステップS12のY)、情報処理ユニット部BのCPU31は、レイアウト画像Lを選択された出力先に応じて出力する(ステップS13:レイアウト画像出力手段)。
【0070】
出力先として「メール送信」が選択されている場合には、レイアウト画像Lを添付画像としたE−mailを生成し、通信制御ユニット5及びインターネット網6を介して予め規定されたE−mailアドレスへと送信する。
【0071】
出力先として「共有フォルダ送信」が選択されている場合には、レイアウト画像Lを、予め規定されたサーバコンピュータ3やクライアントコンピュータ4の共有フォルダへとLAN2を介して出力する。
【0072】
出力先として「FAX送信」が選択されている場合には、レイアウト画像Lをファクシミリ画情報に変換し、予め規定されたFAX番号とともに画像処理ユニット部Aに対して出力する。そして、画像処理ユニット部Aは、ファクシミリ画情報をFAX番号とともに受け取ると、FAX制御ユニット20を介して遠隔のファクシミリに対してレイアウト画像Lを変換したファクシミリ画情報を送信する。
【0073】
出力先として「蓄積」が選択されている場合には、例えば情報処理ユニット部Bの記憶装置34にレイアウト画像Lを蓄積する。
【0074】
出力先として「印刷」が選択されている場合には、画像処理ユニット部Aに対してレイアウト画像Lを含む印刷指示を出力する。そして、画像処理ユニット部Aは、レイアウト画像Lを含む印刷指示を受け取ると、印刷装置7において転写紙などの媒体にレイアウト画像Lを形成して出力する。
【0075】
このように本実施の形態によれば、画像ファイルに含まれる音声ファイルに基づいて生成された文字データと当該画像ファイルに含まれる画像データとを対応させてレイアウトしたレイアウト画像Lが生成されて出力される。これにより、画像データについてのコメントを撮影時に録音しておけば、画像データについてのコメントを別途入力または記入することなく当該画像データに対応させることが可能になるので、例えば工事についての報告書作成等の作業効率を向上させることが可能になる。
【0076】
なお、本実施の形態においては、記憶媒体Mに記憶されている画像ファイル(Exifファイル)を外部メディア入出力装置9で読み取って音声認識表示処理を行うようにしたが、これに限るものではない。例えば、画像ファイル(Exifファイル)をUSB,IEEE1394,SCSI等の各種インタフェース43に接続された機器(デジタルカメラ等)から取得するようにしても良いし、画像ファイル(Exifファイル)をLAN2を介してサーバコンピュータ3やクライアントコンピュータ4から取得するようにしても良いし、E−mailの添付画像として画像ファイル(Exifファイル)を取得するようにしても良い。
【0077】
また、本実施の形態においては、画像処理装置としていわゆるMFPと称されるデジタルカラー複合機の適用例を示したが、これに限るものではなく、サーバコンピュータ3やクライアントコンピュータ4とLAN2を介して接続され、画像データに基づいた画像を媒体に形成して出力する画像形成手段(印刷装置7)又は原稿画像を読み取る画像読取手段(画像読取装置8)の少なくとも一方を有する画像処理装置であれば良い。例えば、デジタルモノクロ複合機、モノクロ複写機、カラー複写機、スキャナ装置、モノクロプリンタ装置、カラープリンタ装置等に適用しても良い。
【0078】
【発明の効果】
請求項1記載の発明の画像処理装置によれば、画像データ及び音声ファイルを含む画像ファイルを取得する画像ファイル取得手段と、この画像ファイル取得手段により取得した前記画像ファイルに含まれる前記音声ファイルに基づいて文字データを生成する音声認識手段と、この音声認識手段により生成された前記文字データと前記画像ファイル取得手段により取得した前記画像ファイルに含まれる前記画像データとをそれぞれ対応させてレイアウトしたレイアウト画像を生成するレイアウト画像生成手段と、このレイアウト画像生成手段により生成した前記レイアウト画像を出力するレイアウト画像出力手段と、を備え、画像ファイルに含まれる音声ファイルに基づいて生成された文字データと当該画像ファイルに含まれる画像データとを対応させてレイアウトしたレイアウト画像を生成して出力することにより、画像データについてのコメントを撮影時に録音しておけば、画像データについてのコメントを別途入力または記入することなく当該画像データに対応させることができるので、例えば工事についての報告書作成等の作業効率を向上させることができる。
【0079】
請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の画像処理装置において、前記画像ファイル取得手段は、記憶媒体に記憶されている各種データを読み取る媒体読取装置にセットされている前記記憶媒体から前記媒体読取装置を介して前記画像ファイルを読み取ることにより、例えばデジタルカメラで撮影した画像ファイルを記憶した記憶媒体がデジタルカメラから取り出されて媒体読取装置にセットされたことを条件として画像ファイルを読み取るので、画像ファイルを容易に取得することができる。
【0080】
請求項3記載の発明によれば、請求項1記載の画像処理装置において、前記画像ファイル取得手段は、外部機器を接続可能なインタフェースを介して接続されている前記外部機器から転送された前記画像ファイルを受け取ることにより、例えば外部機器であるデジタルカメラをUSB,IEEE1394,SCSI等のインタフェースを介して接続したことを条件としてデジタルカメラから画像ファイルを転送するので、画像ファイルを容易に取得することができる。
【0081】
請求項4記載の発明によれば、請求項1記載の画像処理装置において、前記画像ファイル取得手段は、情報処理装置との間で相互にデータ通信自在な通信ネットワークを介して接続されている前記情報処理装置とのデータ通信により前記画像ファイルを受け取ることにより、例えば情報処理装置であるクライアントコンピュータからLAN等の通信ネットワークを介して画像ファイルを送信するので、画像ファイルを容易に取得することができる。
【0082】
請求項5記載の発明によれば、請求項1記載の画像処理装置において、前記画像ファイル取得手段は、E−mailの添付画像として前記画像ファイルを受け取ることにより、画像ファイルを容易に取得することができる。
【0083】
請求項6記載の発明によれば、請求項1ないし5の何れか一記載の画像処理装置において、前記画像ファイルは、Exif(Exchangeable Image File Format)ファイル形式であることにより、汎用的なファイル形式が用いられることになるので、使い勝手を向上させることができる。
【0084】
請求項7記載の発明によれば、請求項1ないし6の何れか一記載の画像処理装置において、前記レイアウト画像出力手段は、前記レイアウト画像を添付画像としたE−mailを生成し、予め規定されたE−mailアドレスへと送信することにより、使い勝手を向上させることができる。
【0085】
請求項8記載の発明によれば、請求項1ないし6の何れか一記載の画像処理装置において、前記レイアウト画像出力手段は、前記レイアウト画像を、相互にデータ通信自在な通信ネットワークを介して接続されている予め規定された情報処理装置の共有フォルダへと出力することにより、使い勝手を向上させることができる。
【0086】
請求項9記載の発明によれば、請求項1ないし6の何れか一記載の画像処理装置において、前記レイアウト画像出力手段は、前記レイアウト画像をファクシミリ画情報に変換し、予め規定されたFAX番号に対して送信することにより、使い勝手を向上させることができる。
【0087】
請求項10記載の発明によれば、請求項1ないし6の何れか一記載の画像処理装置において、前記レイアウト画像出力手段は、前記レイアウト画像を所定の記憶装置に蓄積することにより、使い勝手を向上させることができる。
【0088】
請求項11記載の発明によれば、請求項1ないし6の何れか一記載の画像処理装置において、前記レイアウト画像出力手段は、前記レイアウト画像を含む印刷指示を印刷装置に出力し、媒体に当該レイアウト画像を画像形成して出力することにより、使い勝手を向上させることができる。
【0089】
請求項12記載の発明のプログラムによれば、コンピュータにインストールされ、画像データ及び音声ファイルを含む画像ファイルを取得する画像ファイル取得機能と、この画像ファイル取得機能により取得した前記画像ファイルに含まれる前記音声ファイルに基づいて文字データを生成する音声認識機能と、この音声認識機能により生成された前記文字データと前記画像ファイル取得手段により取得した前記画像ファイルに含まれる前記画像データとをそれぞれ対応させてレイアウトしたレイアウト画像を生成するレイアウト画像生成機能と、このレイアウト画像生成機能により生成した前記レイアウト画像を出力するレイアウト画像出力機能と、をコンピュータに実行させることで、画像ファイルに含まれる音声ファイルに基づいて生成された文字データと当該画像ファイルに含まれる画像データとを対応させてレイアウトしたレイアウト画像を生成して出力することにより、画像データについてのコメントを撮影時に録音しておけば、画像データについてのコメントを別途入力または記入することなく当該画像データに対応させることができるので、例えば工事についての報告書作成等の作業効率を向上させることができる。
【0090】
請求項13記載の発明の記憶媒体によれば、コンピュータにインストールされ、画像データ及び音声ファイルを含む画像ファイルを取得する画像ファイル取得機能と、この画像ファイル取得機能により取得した前記画像ファイルに含まれる前記音声ファイルに基づいて文字データを生成する音声認識機能と、この音声認識機能により生成された前記文字データと前記画像ファイル取得手段により取得した前記画像ファイルに含まれる前記画像データとをそれぞれ対応させてレイアウトしたレイアウト画像を生成するレイアウト画像生成機能と、このレイアウト画像生成機能により生成した前記レイアウト画像を出力するレイアウト画像出力機能と、をコンピュータに実行させるプログラムを記憶したことで、画像ファイルに含まれる音声ファイルに基づいて生成された文字データと当該画像ファイルに含まれる画像データとを対応させてレイアウトしたレイアウト画像を生成して出力することにより、画像データについてのコメントを撮影時に録音しておけば、画像データについてのコメントを別途入力または記入することなく当該画像データに対応させることができるので、例えば工事についての報告書作成等の作業効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態のデジタルカラー複合機を含むシステム構成図である。
【図2】デジタルカラー複合機を概略的に示す外観斜視図である。
【図3】デジタルカラー複合機の各部の電気的接続を示すブロック図である。
【図4】操作パネルの構成を示す平面図である。
【図5】音声認識表示処理の際の操作パネルの表示装置に表示される画面の遷移を示した説明図である。
【図6】音声認識表示処理の流れを示すフローチャートである。
【図7】Exifファイル形式を示す説明図である。
【図8】レイアウト画像の一例を示す平面図である。
【図9】従来のメモスペース付きのレイアウト画像を示す説明図である。
【符号の説明】
1 画像処理装置
2 通信ネットワーク
3,4 情報処理装置
7 印刷装置
9 媒体読取装置
34 記憶装置
43 インタフェース
L レイアウト画像
M 記憶媒体
m 文字データ
p 画像データ

Claims (13)

  1. 画像データ及び音声ファイルを含む画像ファイルを取得する画像ファイル取得手段と、
    この画像ファイル取得手段により取得した前記画像ファイルに含まれる前記音声ファイルに基づいて文字データを生成する音声認識手段と、
    この音声認識手段により生成された前記文字データと前記画像ファイル取得手段により取得した前記画像ファイルに含まれる前記画像データとをそれぞれ対応させてレイアウトしたレイアウト画像を生成するレイアウト画像生成手段と、
    このレイアウト画像生成手段により生成した前記レイアウト画像を出力するレイアウト画像出力手段と、
    を備える画像処理装置。
  2. 前記画像ファイル取得手段は、記憶媒体に記憶されている各種データを読み取る媒体読取装置にセットされている前記記憶媒体から前記媒体読取装置を介して前記画像ファイルを読み取る、
    請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記画像ファイル取得手段は、外部機器を接続可能なインタフェースを介して接続されている前記外部機器から転送された前記画像ファイルを受け取る、
    請求項1記載の画像処理装置。
  4. 前記画像ファイル取得手段は、情報処理装置との間で相互にデータ通信自在な通信ネットワークを介して接続されている前記情報処理装置とのデータ通信により前記画像ファイルを受け取る、
    請求項1記載の画像処理装置。
  5. 前記画像ファイル取得手段は、E−mailの添付画像として前記画像ファイルを受け取る、
    請求項1記載の画像処理装置。
  6. 前記画像ファイルは、Exif(Exchangeable Image File Format)ファイル形式である、
    請求項1ないし5の何れか一記載の画像処理装置。
  7. 前記レイアウト画像出力手段は、前記レイアウト画像を添付画像としたE−mailを生成し、予め規定されたE−mailアドレスへと送信する、
    請求項1ないし6の何れか一記載の画像処理装置。
  8. 前記レイアウト画像出力手段は、前記レイアウト画像出力手段は、前記レイアウト画像を、相互にデータ通信自在な通信ネットワークを介して接続されている予め規定された情報処理装置の共有フォルダへと出力する、
    請求項1ないし6の何れか一記載の画像処理装置。
  9. 前記レイアウト画像出力手段は、前記レイアウト画像をファクシミリ画情報に変換し、予め規定されたFAX番号に対して送信する、
    請求項1ないし6の何れか一記載の画像処理装置。
  10. 前記レイアウト画像出力手段は、前記レイアウト画像を所定の記憶装置に蓄積する、
    請求項1ないし6の何れか一記載の画像処理装置。
  11. 前記レイアウト画像出力手段は、前記レイアウト画像を含む印刷指示を印刷装置に出力し、媒体に当該レイアウト画像を画像形成する、
    請求項1ないし6の何れか一記載の画像処理装置。
  12. コンピュータにインストールされ、
    画像データ及び音声ファイルを含む画像ファイルを取得する画像ファイル取得機能と、
    この画像ファイル取得機能により取得した前記画像ファイルに含まれる前記音声ファイルに基づいて文字データを生成する音声認識機能と、
    この音声認識機能により生成された前記文字データと前記画像ファイル取得手段により取得した前記画像ファイルに含まれる前記画像データとをそれぞれ対応させてレイアウトしたレイアウト画像を生成するレイアウト画像生成機能と、
    このレイアウト画像生成機能により生成した前記レイアウト画像を出力するレイアウト画像出力機能と、
    をコンピュータに実行させるプログラム。
  13. コンピュータにインストールされ、
    画像データ及び音声ファイルを含む画像ファイルを取得する画像ファイル取得機能と、
    この画像ファイル取得機能により取得した前記画像ファイルに含まれる前記音声ファイルに基づいて文字データを生成する音声認識機能と、
    この音声認識機能により生成された前記文字データと前記画像ファイル取得手段により取得した前記画像ファイルに含まれる前記画像データとをそれぞれ対応させてレイアウトしたレイアウト画像を生成するレイアウト画像生成機能と、
    このレイアウト画像生成機能により生成した前記レイアウト画像を出力するレイアウト画像出力機能と、
    をコンピュータに実行させるプログラムを記憶した記憶媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010267270A (ja) * 2010-05-24 2010-11-25 Ricoh Co Ltd 画像形成装置、画像印刷システム、プログラムおよび画像合成出力方法

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