JP2007080219A - 携帯端末装置および携帯端末装置における省電力制御方法 - Google Patents

携帯端末装置および携帯端末装置における省電力制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 アプリケーション起動中においても省電力の効果を十分に発揮することができ、省電力モードからの復帰において誤操作をなくすことができる携帯端末装置を提供する。
【解決手段】 省電力モードと、通常の電力供給を行う通常電力モードとを有し、オペレーティングシステムと該オペレーティングシステムにより制御されるアプリケーションを備えた携帯端末装置10は、表示部18、表示部18に画像を表示する表示制御部17と、省電力モードへの移行または省電力モードからの復帰を制御する電源制御部16と、センサ手段19とを備えている。センサ手段19は、アプリケーション起動中に、携帯端末装置10の利用者が表示部18の画面を見るために行った携帯端末装置本体の物理的挙動を検出するセンサを有し、センサの検出出力に基づいて電源制御部16は省電力モードへの移行または省電力モードからの復帰を制御する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、所定の状態において必要な構成要素のみに電力を供給する省電力モードと、通常の電力供給を行う通常電力モードとを有し、オペレーティングシステムと該オペレーティングシステムにより制御されるアプリケーションを備えた携帯端末装置および携帯端末装置における省電力制御方法に関するものであり、特に、アプリケーション起動中に、当該携帯端末装置の利用者が前記表示部の画面を見るために行った携帯端末装置本体の物理的挙動を検出するセンサを備え、当該センサの検出出力に基づいて前記電源制御部は省電力モードへの移行または省電力モードからの復帰を制御するようにした携帯端末装置および携帯端末装置における省電力制御方法に関するものである。
近年の情報処理技術、通信技術の発展に伴い種々の携帯型の情報通信端末装置(以下、携帯端末装置という)が広く普及している。このような携帯端末装置は、利用者が外出先からインターネットなどのネットワークを介して種々サービスを提供する情報配信サーバや所望のウェブサイトに接続して当該サービスを受け、あるいは情報を取得したり、自社のネットワークに接続して業務上必要な情報を取得したりすることができる。
最近では、携帯電話のハード、ソフト機能が充実し、従来の携帯端末装置の機能を兼ねるようになってきており、携帯電話の普及率の拡大にはめざましいものがある。携帯電話を利用したデータ通信サービスを提供する事業者も増加しており、携帯電話を利用してバンキング、インターネット販売、ナビゲーション、交通機関やコンビニエンスストアなどの代金決済など様々なサービスを受けることができるようになってきている。特に携帯電話においては種々のオプションやアプリケーションが搭載可能であり、利用できるサービスの種類も豊富になってきている。
携帯端末装置にプレインストールされた種々のアプリケーションや利用者が新たにインストールしたアプリケーションは携帯端末装置のオペレーティングシステムにより制御される。例えば、最近では携帯電話を端末とした通信型のナビゲーションサービスが実現されており、歩行者用の徒歩経路あるいは交通機関と徒歩を併用した経路の探索および案内サービスを利用することができる。このシステムでは、携帯電話の利用者が助手席に同乗して自動車による経路の探索および案内サービスを受けることもできる。
このナビゲーション端末用の携帯電話はナビゲーションサービスを利用するためのナビゲーションアプリケーションがインストールされており、携帯電話のオペレーションシステム(OS)の配下でナビゲーションアプリケーションが動作する。すなわち、ナビゲーションアプリケーションが携帯電話を構成するハードウェア資源を用いる処理ステップを遂行する場合には、オペレーティングシステムを介して、例えば、携帯電話は現在位置を測位するためのGPS測位手段を備えており、ナビゲーションアプリケーションはGPS測位手段が測位した現在位置情報を取得する場合、オペレーティングシステムに関数コールとして現在位置情報取得を要求し、オペレーティングシステムは関数コールの応答としてGPS測位手段が測位した現在位置情報をナビゲーションアプリケーションに返すという態様で処理される。
一般に携帯電話のような携帯端末装置には、内蔵電源としてリチウムイオン電池等のバッテリーが多用されている。このバッテリーは機器が電池容量内で一定時間使用されると電圧が低下するので、再充電することが必要になる。再充電を行わずに機器を使用し続けると最終的にはバッテリー電圧の低下により機器が作動しなくなる。
このような携帯端末装置ではできるだけバッテリーの再充電までの時間を長くして機器を長時間、連続的に利用できるよう様々な工夫がなされている。一般的には利用者が携帯端末装置を直接操作していない時には、機器の必要最低限のハードウェア要素にのみ電力を供給する、いわゆる、省電力モードの電力供給制御が行われている。例えば、携帯電話においては、利用者が通話や携帯電話に搭載された各種のアプリケーションを起動していない時には、省電力モードに移行し、携帯電話の基本機能である「着信」待ち受けの状態にされ、表示部のLCD(液晶表示ユニット)バックライトを消灯して電力消費を抑制するように構成されている。
携帯端末装置において省電力モードへ移行し、あるいは、省電力モードから復帰(機器使用状態における通常の電力供給制御/通常モードともいう)する制御方法も種々提案されており、一般的に携帯端末装置が電源オフされ操作できない状態にある場合や、電源はオンされているが、所定時間の間利用者によって何の機器操作もなされなかった場合に、省電力モードに移行するようにされる。
また、下記の特許文献1(特開平10−190786号公報)には、携帯電話を手で持ち,且つ受信部が耳に接触していることを感知した時に省電力モードに移行し、LCDなどへの電力供給を停止することで、電池の消費電力を節約して機器使用可能時間を長くした携帯電話機が提案されている。これと同様に下記の特許文献2(特開2001−119476号公報)には、携帯電話を手で持っていることを感知できない時にLCDなどへの電力供給を停止することで、電池の消費を低減する携帯電話機が開示されている。
すなわち、上記特許文献1、特許文献2に開示された携帯電話は、人体の特定部分への機器の接触を検出することにより通話中であることを判定し、表示部への電力供給を停止する省電力モードへ移行するものである。これによって機器の無駄な電力消費を抑制することができ、待ち受け時間や通話時間を長くでき、バッテリーの再充電までの時間を長くして、使用可能な時間を長くすることができる。
一方、種々の目的に利用するため携帯端末装置の姿勢や向き、移動距離の検出技術も提案されており、例えば、下記の特許文献3(特開2004−150900号公報)、特許文献4(特開2004−233058号公報)、特許文献5(特開2005−25170号公報)に開示されている。これらの特許文献に開示された携帯端末装置は、加速度センサを用いて姿勢角、あるいは移動方向および運動量を検出することで、携帯電話などの携帯端末装置の機体の向きや振動を検出するものである。
特開平10−190786号公報(特許請求の範囲、段落[0014]〜[0016]、図3) 特開2001−119476号公報(特許請求の範囲、段落[0023]〜[0032]、図3) 特開2004−150900号公報(特許請求の範囲、段落[0026]〜[0031]、図3、図4、図5) 特開2004−233058号公報(段落[0013]〜[0017]、図3、図4、図5) 特開2005−25170号公報(段落[0060]〜[0063])
先に述べたように、携帯端末装置においては電池の消耗をできるだけ抑制するように、所定の状態において必要な構成要素のみに電力を供給する省電力モードと、通常の電力供給を行う通常電力モードとを有している。そしてこれらの携帯端末装置には多くの場合、オペレーティングシステムと該オペレーティングシステムにより制御されるアプリケーションが種々インストールされ、利用者はこれらのアプリケーションを起動して携帯端末装置の様々な機能を使用する。
携帯端末装置において通常モードでは表示部を構成するLCD表示ユニットのバックライトが点灯状態にされるため、かなりの電力を消費する。通常、携帯端末装置のアプリケーション起動中に利用者が表示画面を見ていない状態であっても、省電力モードへの移行条件が満足されない限り表示部への電源供給が継続され、省電力効果が十分に発揮できないという問題点が生じる。
例えば、利用者が起動中のアプリケーションが前述したナビゲーションアプリケーションであるような場合、利用者は交差点など案内を確認して進行する必要がある場所で表示画面に表示された案内経路、地図やガイダンスの表示を確認するが、単純に案内された経路を右左折なく進行している場合には表示画面を注視している必要がない。このような場合でも、省電力モードへの移行条件が満足するまでの間は表示部への電源供給が継続されてしまう。
すなわち、従来一般的に行われている省電力モードの制御方法では、携帯端末装置の操作が何ら行われずに所定の時間経過するまでは省電力モードへの移行が行われず、表示部への電力供給が継続されてしまう。また、上記特許文献1や特許文献2に開示された携帯電話における省電力モードの制御方法では、通話のために耳に携帯端末装置の送話部が接触したことが検知されないと省電力モードへの移行が行われない。通常アプリケーションを実行している間に通話を行うことは少ないので、この場合は表示部への電力供給が継続されたままになってしまい、省電力効果を十分発揮できないことになってしまうという問題点があった。
更に、上記のような省電力モードの制御方法では、アプリケーション起動中に省電力モードから復帰させる際に次のような問題が生じる。すなわち、利用者が携帯端末装置に搭載されたアプリケーションを起動中にあっては、かなりの時間利用者が携帯端末装置の操作を行わない場合がある。この場合省電力モードへの移行制御が行なわれてしまい表示装置においてLCDのバックライトが消灯される。
このような状態で、利用者が起動中のアプリケーションによって表示部に表示されている画面を確認したい場合には、利用者は携帯端末装置のキーやボタンを操作するなど、何らかの操作をして省電力モードから復帰してバックライト点灯状態に戻すことになる。ここで利用者が操作したボタンやキーが、利用者の予期しない携帯端末装置の作動を引き起こしてしまう恐れがある。例えば、利用者が操作したキーやボタンが起動中のアプリケーションを終了させてしまったり、アプリケーションに対して不所望の変更をさせてしまったりするという問題点を生じる。
このような問題が生じる原因は、携帯端末装置の各種アプリケーション起動中には利用者が携帯端末装置の表示部を使用していない状態が頻繁に生じるにもかかわらず、表示部が使用されているか否かを検出することなく、他の条件によって省電力モードへの移行や省電力モードからの復帰が制御されていることによる。
本願の発明者は、上記のような問題点を解消すべく種々検討を重ねた結果、利用者が表示部を使用することを意図して携帯端末装置本体に加えた物理的な挙動を検出し、この検出結果に基づいて省電力モードへの移行または省電力モードからの復帰を制御するように構成すれば上記の問題点を解消し得ることに想到し、本発明を完成するに至ったものである。
すなわち、本発明は前述の問題点を解消することを課題とし、所定の状態において必要な構成要素のみに電力を供給する省電力モードと、通常の電力供給を行う通常電力モードとを有し、オペレーティングシステムと該オペレーティングシステムにより制御されるアプリケーションを備えた携帯端末装置において、アプリケーション起動中においても省電力の効果を十分に発揮することができ、また、省電力モードからの復帰において誤操作をなくすことができる携帯端末装置および携帯端末装置の省電力制御方法を提供することを目的とするものである。
前記課題を解決するために、本願の請求項1に係る発明は、
所定の状態において必要な構成要素のみに電力を供給する省電力モードと、通常の電力供給を行う通常電力モードとを有し、オペレーティングシステムと該オペレーティングシステムにより制御されるアプリケーションを備えた携帯端末装置であって、
前記携帯端末装置は、表示部と、該表示部に画像を表示する表示制御部と、省電力モードへの移行または省電力モードからの復帰を制御する電源制御部と、センサ手段と、を備え、
前記センサ手段は、前記アプリケーション起動中に、当該携帯端末装置の利用者が前記表示部の画面を見るために行った携帯端末装置本体の物理的挙動を検出するセンサを備え、当該センサの検出出力に基づいて前記電源制御部は省電力モードへの移行または省電力モードからの復帰を制御することを特徴とする。
本願の請求項2に係る発明は、請求項1に係る携帯端末装置において、
前記センサ手段は加速度センサを備え、当該加速度センサにより検出された携帯端末装置の向きが所定の範囲内の値である場合に、利用者が前記表示部の画面を見るために携帯端末装置に物理的な挙動が加えられたものと判定することを特徴とする。
本願の請求項3に係る発明は、請求項1に係る携帯端末装置において、
前記センサ手段は加速度センサを備え、当該加速度センサにより検出された振動が所定の値を超えた場合に、利用者が前記表示部の画面を見るために携帯端末装置に物理的な挙動が加えられたものと判定することを特徴とする。
本願の請求項4に係る発明は、請求項1に係る携帯端末装置において、
前記センサ手段は加速度センサを備え、当該加速度センサが検出した出力により利用者が前記携帯端末装置の表示画面を見ることができない状態にあるか否かに基づいて、前記電源制御部は省電力モードへの移行または省電力モードからの復帰を制御することを特徴とする。
本願の請求項5に係る発明は、請求項1に係る携帯端末装置において、
前記センサ手段は、前記携帯端末装置が操作可能な状態にあるか否かを検出する検出手段を備え、前記検出手段の検出結果に基づいて、前記電源制御部は省電力モードへの移行または省電力モードからの復帰を制御することを特徴とする。
本願の請求項6に係る発明は、請求項1に係る携帯端末装置において、
前記センサ手段は、赤外線センサを備え、当該赤外線センサ出力が前記携帯端末の表示画面に対して正面側に人体を検出しない場合は、利用者が携帯端末装置の表示画面を見るための動作を行っていないものと判定し、前記電源制御部は省電力モードへの移行制御を行うことを特徴とする。
本願の請求項7に係る発明は、請求項1ないし請求項6の何れか1項に係る携帯端末装置において、前記電源制御部は、省電力モードへの移行または省電力モードからの復帰制御を行う際に、それぞれ、省電力モードから復帰するまでのタイマ時間を短く設定し、または、省電力モードへ移行するまでのタイマ時間を長く設定することを特徴とする。
また、本願の請求項8に係る発明は、
所定の状態において必要な構成要素のみに電力を供給する省電力モードと、通常の電力供給を行う通常電力モードとを有し、オペレーティングシステムと該オペレーティングシステムにより制御されるアプリケーションを備えた携帯端末装置であって、
前記携帯端末装置は、表示部と、該表示部に画像を表示する表示制御部と、省電力モードへの移行または省電力モードからの復帰を制御する電源制御部と、センサ手段と、を備えた携帯端末装置における省電力制御方法において、
前記センサ手段が、前記アプリケーション起動中に、当該携帯端末装置の利用者が前記表示部の画面を見るために行った携帯端末装置本体の物理的挙動を検出する第1のステップと、
当該センサの検出出力に基づいて前記電源制御部が省電力モードへの移行または省電力モードからの復帰を制御する第2のステップを有することを特徴とする。
本願の請求項9に係る発明は、請求項8に係る省電力制御方法において、
前記センサ手段は加速度センサを備え、前記第1のステップは前記加速度センサにより検出された携帯端末装置の向きが所定の範囲内の値である場合に、利用者が前記表示部の画面を見るために携帯端末装置に物理的な挙動が加えられたものと判定する処理を含むことを特徴とする。
本願の請求項10に係る発明は、請求項8に係る省電力制御方法において、
前記センサ手段は加速度センサを備え、前記第1のステップは前記加速度センサにより検出された振動が所定の値を超えた場合に、利用者が前記表示部の画面を見るために携帯端末装置に物理的な挙動が加えられたものと判定する処理を含むことを特徴とする。
本願の請求項11に係る発明は、請求項8に係る省電力制御方法において、
前記センサ手段は加速度センサを備え、前記第1のステップは前記加速度センサが検出した出力により利用者が前記携帯端末装置の表示画面を見ることができない状態にあるか否かを判定する処理を含むことを特徴とする。
本願の請求項12に係る発明は、請求項8に係る省電力制御方法において、
前記センサ手段は、前記携帯端末装置が操作可能な状態にあるか否かを検出する検出手段を備え、前記第1のステップは前記検出手段の出力により前記携帯端末装置が操作可能な状態にあるか否かを判定する処理を含むことを特徴とする。
本願の請求項13に係る発明は、請求項8に係る省電力制御方法において、
前記センサ手段は赤外線センサを備え、前記第1のステップは、当該赤外線センサ出力が前記携帯端末の表示画面に対して正面側に人体を検出しない場合は、利用者が携帯端末装置の表示画面を見るための動作を行っていないものと判定する処理を含むことを特徴とする。
本願の請求項14に係る発明は、請求項8ないし請求項13の何れか1項に係る携帯端末装置において、前記第2のステップは、電源制御部が省電力モードへの移行または省電力モードからの復帰制御を行う際に、それぞれ、省電力モードから復帰するまでのタイマ時間を短く設定し、または、省電力モードへ移行するまでのタイマ時間を長く設定することを特徴とする。
請求項1に係る発明においては、携帯端末装置は、表示部と、該表示部に画像を表示する表示制御部と、省電力モードへの移行または省電力モードからの復帰を制御する電源制御部と、センサ手段と、を備え、前記センサ手段は、前記アプリケーション起動中に、当該携帯端末装置の利用者が前記表示部の画面を見るために行った携帯端末装置本体の物理的挙動を検出するセンサを備え、当該センサの検出出力に基づいて前記電源制御部は省電力モードへの移行または省電力モードからの復帰を制御する。
従って、利用者が携帯端末装置の表示画面を見るために携帯端末装置本体に対して加えた物理的な挙動を検出して省電力モードから復帰し、前記の物理的挙動を検出しない場合省電力モードへ移行するため、省電力効果を十分に発揮できるようになる。また、省電力モードからの復帰を行うために携帯端末装置の操作入力部に何らかの操作を行う必要がなく、アプリケーション起動中に利用者が誤って意図しない操作をしてしまう危険を回避することができるようになる。
請求項2に係る発明においては、請求項1に係る携帯端末装置において、センサ手段は加速度センサを備え、当該加速度センサにより検出された携帯端末装置の向きが所定の範囲内の値である場合に、利用者が前記表示部の画面を見るために携帯端末装置に物理的な挙動が加えられたものと判定する。従って、加速度センサにより利用者が携帯端末装置の表示画面を見るために携帯端末装置本体に対して加えた物理的な挙動を検出することができるようになる。
請求項3に係る発明においては、請求項1に係る携帯端末装置において、センサ手段は加速度センサを備え、当該加速度センサにより検出された振動が所定の値を超えた場合に、利用者が前記表示部の画面を見るために携帯端末装置に物理的な挙動が加えられたものと判定する。従って、加速度センサにより振動を検出することにより、利用者が携帯端末装置の表示画面を見るために携帯端末装置本体に対して加えた物理的な挙動を検出することができるようになる。
請求項4に係る発明においては、請求項1に係る携帯端末装置において、センサ手段は加速度センサを備え、当該加速度センサが検出した出力により利用者が前記携帯端末装置の表示画面を見ることができない状態にあるか否かに基づいて、前記電源制御部は省電力モードへの移行または省電力モードからの復帰を制御する。従って、加速度センサにより利用者が携帯端末装置の表示画面をみられる状態か否かを判定し、表示画面を見ることができない状態にない場合に省電力モードへ移行することができるようになる。
請求項5に係る発明においては、請求項1に係る携帯端末装置において、センサ手段は携帯端末装置が操作可能な状態にあるか否かを検出する検出手段を備え、前記検出手段の検出結果に基づいて、前記電源制御部は省電力モードへの移行または省電力モードからの復帰を制御する。従って、携帯端末装置が操作可能な状態でない場合には省電力モードへ移行することができるようになる。
請求項6に係る発明においては、請求項1に係る携帯端末装置において、センサ手段は赤外線センサを備え、当該赤外線センサ出力が前記携帯端末の表示画面に対して正面側に人体を検出しない場合は、利用者が携帯端末装置の表示画面を見るための動作を行っていないものと判定し、前記電源制御部は省電力モードへの移行制御を行う。従って、赤外線センサの出力によって、利用者が携帯端末装置の表示画面を見るための動作を行っているか否かを判定できるようになる。
請求項7に係る発明においては、請求項1ないし請求項6に係る携帯端末装置において、電源制御部は、省電力モードへの移行または省電力モードからの復帰制御を行う際に、それぞれ、省電力モードから復帰するまでのタイマ時間を短く設定し、または、省電力モードへ移行するまでのタイマ時間を長く設定する。従って、省電力効果を十分に発揮できるようになる。例えば、携帯端末装置が携帯電話であるような場合には電話機としての待ち受け時間や通話時間を長くすることができるようになる。
また、請求項8ないし請求項13に係る発明においては、それぞれ、請求項1ないし請求項7に係る携帯端末装置における省電力制御方法を提供することができるようになる。
以下、本発明の具体例を実施例及び図面を用いて詳細に説明する。但し、以下に示す実施形態は、本発明の技術思想を具体化するための携帯電話を例示するものであって、本発明をこの携帯電話に特定することを意図するものではなく、特許請求の範囲に含まれるその他の実施形態のものも等しく適応し得るものである。
図1は、本発明の実施例に係る携帯端末装置として携帯電話を具体例とした場合の構成を示すブロック図である。図1に示すように、携帯電話10は、無線通信部11、操作入力部12、制御部13、メモリ14、タイマ15、電源制御部16、表示制御部17、表示部18、およびセンサ手段19とから構成されている。センサ手段19は、利用者が表示部18の表示画面をみることを意図して携帯電話10の本体に加えた物理的な挙動を検出するためのセンサを備えている。電源制御部16はセンサ手段19の検出結果に基づいて省電力モードへの移行または省電力モードからの復帰を制御し、表示部18などへの電源供給を制御する。この詳細については後述する。
無線通信部11は、所定の通信プロトコルに従って無線通信を行う部分であり、アンテナ、送信部、受信部、送話器、受話器とから構成されており、送話器は使用者の音声信号を送信信号に変換して送信部に送出し、受話器は受信部で受信された受話信号を音声信号に変換して外部に送出する。そして、送信部は制御部13からのダイヤル信号および送話器からの送話信号等をアンテナを介して送信し、受信部はアンテナを介して受信した発呼信号を制御部13に、また受話信号を受話器に送出する。
操作入力部12は、データの入力や機能指示を行うためのもので、ダイヤルボタン、機能選択ボタンなどを含む各種キースイッチやタッチパネルセンサから構成されており、ダイヤル番号等を入力する。
制御部13は、マイクロプロセッサ(CPU)からなり、メモリ14に予め記録されたプログラムを実行して各部を制御することにより携帯電話10に備えられた各種機能を実行する。
携帯電話10に備えられた各種機能としては、携帯電話としての基本機能である電話機能のほか、例えばインターネット等の通信ネットワークを介して外部端末との間でメールデータをやり取りするためのメール機能、パケット通信サービスを利用して行先検索サーバとの間で経路データをやり取りするための経路探索システム機能、センサ手段19の検出結果に応じて各部の省電力制御を行うか否か判定し、電源制御部16により省電力モードへの移行または省電力モードからの復帰を制御する省電力制御機能などがある。
メモリ14は、RAMとROMからなり、RAMは制御部13が各種の制御を実行する際の作業エリアを提供し、ROMは制御部13が実行する各種制御プログラムや相手先のダイヤル番号やメールアドレス等を記録する。タイマ15は現在時刻等を計時する。
電源制御部16は、センサ手段19の検出結果に基づいて省電力モードへの移行または省電力モードからの復帰を制御し、表示部18などへの電源供給を制御する。すなわち、センサ手段19において、利用者が表示部18の画面を見るために携帯電話10の本体に加えた物理的な挙動を検出すると、電源制御部16は省電力モードからの復帰制御を行いLCDのバックライトへの電源供給を開始する。逆に表示部18の画面を見るための前記挙動が検出されない場合は、電源制御部16は省電力モードへの移行制御を行いLCDのバックライトへの電力供給を停止する制御を行う。
例えば、利用者が携帯電話10の表示画面を見ていないと判断される携帯電話本体の挙動とは、センサ手段19が携帯電話10の向きが特定の範囲にないことを検出している時、すなわち、携帯電話本体を手で持っているが画面を見る位置にない状態、あるいは、携帯電話本体を携帯しているが鞄やポケットに収納している状態のように、操作待機中の場合である。
また、利用者が携帯電話10の表示画面を見るために携帯電話10に加えた物理的挙動とは、センサ手段19が携帯電話本体における一定以上の大きさの振動を検出した時であり、例えば、利用者が寝転がって表示画面を見ている場合、あるいは音楽ムービーなどを見ているときのように表示画面を見ているか音楽を聴いているか判断できない場合等、携帯電話本体を手で持っている状態で、通常画面を見ないような位置にあるが、携帯電話10を振ることによって強制的に画面を表示させたいという場合であり、この状態の場合に携帯電話10を強制的に省電力モードから復帰させるような制御を行う。
センサ手段19は、携帯電話10本体の向きを検出する手段として、3軸の加速度センサを備えており、3軸のセンサが検知する重力加速度の大きさによって携帯電話10の向きや移動量を検出する。すなわち、センサ手段19は利用者が表示部18の表示画面を見るために携帯電話10の機器本体に加えた物理的な挙動を加速度センサ出力により後述するように解析し、利用者が表示部18の表示画面を見るために携帯電話10を移動させたことを判断することができる。
ここで、携帯電話10の向きを検出する方法は既知の方法を用いることができ、加速度センサが加減速状態にあるときは、「運動による加減速度成分」と「傾斜による重力加速度成分」との合成信号が加速度信号として加速度センサから出力される。このとき、周波数領域的には、運動加減速度成分は高周波成分に位置し、重力加速度成分は低周波成分に位置しているため、姿勢角は得られた加速度信号から低周波成分を抽出し、抽出した低周波成分から算出する。
図2は、加速度センサにおける各成分の方向と重力加速度の方向の説明図であり、図2Aは表示画面(携帯電話10)に対するX軸、Y軸の向きを説明する図、図2Bは表示画面(携帯電話10)に対するZ軸の向きを説明する図である。図2Aに示すように、X−Y面は携帯電話10の表示部18の表示画面と平行な水平面であり、X軸、Y軸は互いに直交しており、図2Bに示すようにZ軸はX−Y面(表示部10の表示画面)に対して垂直である。
携帯電話10が安定状態にある場合、各成分の加速度をAx,Ay,Azとすると、重力方向に対する各軸の角度は、
θx=acos(Ax/α) あるいは θx=asin(Ax/α)
θy=acos(Ay/α) あるいは θy=asin(Ay/α)
θz=acos(Az/α)
で求めることができる。ここで、αはAx,Ay,Azの二乗和の平方根である。
なお、加速度センサが検出する機体の向きの範囲は、あらかじめ利用者が設定するか、あるいは自動的に学習する方法をとることができる。自動学習の方法については後述する。
また、センサ手段19は、前述のように3軸の加速度センサにより携帯電話10の本体の振動を検出することができる。この3軸加速度センサによって携帯電話10の移動量を検出し、この検出結果を制御部13へ送る。なお、本発明では、正確な移動方向を検出する必要はなく、一定の移動量より大きな値を検出することができればよいため、Ax,Ay,Azの二乗和の平方根をα(安定状態のときαは1に近づく)、振動のしきい値をs1,s2(s1<1,1<s2)とすると、
α<s1 あるいは s2<α
のときに、一定の移動量より大きな値を検出したと判断する。またα≒1のとき、携帯電話10本体の振動がほとんどないと判断することができる。
なお、1軸あるいは2軸センサでも振動の検出は可能である。この場合は、検知可能な方向に対して移動量を検出するものとする。つまり、検出可能な軸の加速度をAとしたとき、Aの値の変動を予め定めた方向への移動を検知した場合は,一定の移動量より大きな値を検出したと判断する。また、Aの値が一定時間変動しない場合は、機体の振動がほとんどないと判断することができる。これにより、利用者が携帯電話10の表示画面を見るために携帯電話10に物理的な挙動を加えたか否かを判定する。
さらに、センサ手段19は、近距離での人体検知手段として、赤外線センサを備えており、人体が携帯電話10の表示画面に対して正面側に近距離で存在していない間は、利用者が携帯電話10の表示画面を見るための動作を行っていないものと判断し、制御部13に検出結果を送り、電源制御部16は省電力モードへ移行する制御を行い、表示部18などへの電力供給を停止する。あるいは省電力モードへ移行するまでのタイマ時間を短くする設定を行う。赤外線センサがなくても検知可能であることが前提であるが、赤外線センサにより直接的に検知すれば精度良く検知することができる。
次に、本実施例にかかる携帯電話10における省電力モードの制御手順について説明する。図3は、携帯電話10本体の向きによる省電力の制御処理の動作を示すフローチャートである。なお、図3に示す処理動作は制御部13がメモリ14に記録された制御プログラムを実行することで実現される。
制御部13は、操作入力部12から電源オン信号が入力されると、電源制御部16を制御して携帯電話10の電源をオンとし、動作モードを通常モードにする。そして、使用者が携帯電話10を操作するため操作入力部12で何らかの操作を最後に行ってから省電力モードに移行するまでの時間、すなわち、使用者が予めメモリ14に設定した一定時間(数秒間)をタイマ15にセットしてタイマによる省電力機能を起動させる(ステップS31)。
次に、制御部13は、省電力モードへの移行を許可するか否かを判定する(ステップS32)。すなわち、制御部13は、利用者が携帯電話10に対する操作があると判断すると、ステップS31に戻ってタイマ15の再設定を行う。
また、制御部13は、利用者による携帯電話10に対する操作がないと判断すると、タイマ15が上記の一定時間を計時して満了しているか否かを判断する。そして、制御部13は、タイマ15が満了していないと判断すると、ステップS31に戻って使用者による携帯電話10の操作が行われたか否かを監視し、何ら操作が行われずタイマ15が満了したと判断すると、電源制御部16に省電力モードに移行する制御を行わせる。
制御部13は、省電力モードへの移行を許可すると、その後、さらに利用者によって表示画面を見るために携帯電話10に物理的挙動が加えられた状態か否か、あるいは携帯電話10が操作可能な状態かを判断し(ステップS33)、表示画面を見ることが出来ない状態の場合は省電力モードへ移行する(ステップS37)。ここで、表示画面を見ることができる状態とは、例えば、折りたたみ型の携帯電話であれば開いた状態であり、スライド型およびストレート型であればいつも見えている状態にあるとみなす。
また、制御部13は、その後、さらに利用者による携帯電話10が表示部18に画面表示することが可能な状態か否かを判断し(ステップS33)、操作が可能でない状態の場合は省電力モードへ移行する(ステップS37)。ここで、携帯電話10が操作可能な状態、表示部18に画面表示することが可能な状態とは、携帯電話10に対してキーロックなどを行っておらず、操作入力部12のキーやボタンによって通話やアプリケーションの操作などが行える状態、あるいは通話中や充電中などの状態でない場合である。
そして、制御部13はステップS33の処理において、携帯電話10が操作可能な状態、表示部18に画面表示することが可能な状態であると判断すると、センサ手段19により検出された携帯電話10本体の向きに関する検出結果を受け(ステップS34)、センサ手段19が所定の範囲の向きを検出したか否か判定する(ステップS35)。すなわち、センサ手段19が検出した結果が特定の範囲の向きか否かによって、利用者が携帯電話10の表示部の画面を見る目的で携帯電話10本体に加えた物理的挙動であることを判定する。この判定のための範囲は、利用者が予め携帯電話10に設定するか、または後述する学習機能により学習させメモリ14に記憶させておき、これを読み出してセンサ手段19の検出結果を比較する。
ステップS35の処理で、利用者が携帯電話10の表示部の画面を見る目的で携帯電話10本体に加えた物理的挙動であることを判定すると、ステップS36の処理において電源制御部16は省電力モードから復帰する制御を行い、表示部18に電力供給を行う(通常の表示モードに移行する)。そして制御部13はステップS31の処理に戻る。なお、ステップS31に戻る際に、省電力モードへ移行するまでのタイマ時間を長く設定するようにしてもよい。
ステップS35の処理で、利用者が携帯電話10の表示部の画面を見る目的で携帯電話10本体に加えた物理的挙動であることと判定されなかった場合は、ステップS37の処理に進み、電源制御部16は省電力モードへ移行する制御を行い、表示部18への電力供給を停止する。そして制御部13はステップS31の処理に戻る。なお、ステップS31に戻る際に、省電力モードから復帰するまでのタイマ時間を短く設定するようにしてもよい。
図3の処理においては、センサ手段19が携帯電話10に加えられた物理的挙動として携帯電話10本体の向きに関する検出結果が設定した所定の範囲内にある時に、利用者が携帯電話10の表示画面を見るための動作を行ったものと判断したが、携帯電話10に加えられた振動を検出することによって判断することもできる。図4は、センサ手段19より携帯電話10に加えられた振動を検出して省電力モードを制御する手順を示すフローチャートである。なお、図4に示す処理動作は制御部13がメモリ14に記録された制御プログラムを実行することで実現される。
図4に示すフローチャートにおいて、制御部13は、操作入力部12から電源オン信号が入力されると、電源制御部16を制御して携帯電話10の電源をオンとし、動作モードを通常モードにする。そして、使用者が携帯電話10を操作するため操作入力部12を何らかの操作を最後に行ってから省電力モードに移行するまでの時間、すなわち、使用者が予めメモリ14に設定した一定時間(数秒間)をタイマ15にセットしてタイマによる省電力機能を起動させる(ステップS41)。
次に、制御部13は、省電力モードへの移行を許可するか否かを判定する(ステップS42)。すなわち、制御部13は、利用者が携帯電話10に対する操作があると判断すると、ステップS41に戻ってタイマ15の再設定を行う。
また、制御部13は、利用者による携帯電話10に対する操作がないと判断すると、タイマ15が上記の一定時間を計時して満了しているか否かを判断する。そして、制御部13は、タイマ15が満了していないと判断すると、ステップS41に戻って使用者による携帯電話10の操作が行われたか否かを監視し、何ら操作が行われずタイマ15が満了したと判断すると、電源制御部16に省電力モードに移行する制御を行わせる。
制御部13は、省電力モードへの移行を許可すると、その後、更に利用者によって表示画面を見るために携帯電話10に物理的挙動が加えられた状態か否かを判断し(ステップS43)、表示画面を見ることが出来ない状態の場合は省電力モードへ移行する(ステップS47)。ここで、表示画面を見ることができる状態とは、折りたたみ型の携帯電話であれば開いた状態であり、スライド型およびストレート型であればいつも見えている状態にあるとみなす。
また、制御部13は、更に利用者による携帯電話10が表示部18に画面表示することが可能な状態か否かを判断し(ステップS43)、操作が可能でない状態の場合は省電力モードへ移行する(ステップS47)。ここで、携帯電話10が操作可能な状態、表示部18に画面表示することが可能な状態とは、携帯電話10に対してキーロックなどを行っておらず、操作入力部12のキーやボタンによって通話やアプリケーションの操作などが行える状態、あるいは通話中や充電中などの状態でない場合である。
ここまでの処理は図3の処理手順と同様である。
そして、制御部13はステップS43の処理において、携帯電話10が操作可能な状態、表示部18に画面表示することが可能な状態であると判断すると、センサ手段19により検出された携帯電話10本体の振動に関する検出結果を受け(ステップS44)、センサ手段19が所定値以上の大きさの振動を検出したか否か判定する(ステップS45)。すなわち、センサ手段19が検出した結果が一定以上の大きさの振動であるか否かによって、利用者が携帯電話10の表示部の画面を見る目的で携帯電話10本体に加えた物理的挙動であることを判定する。この判定のための基準値は、利用者が予め携帯電話10に設定するか、または後述する学習機能により学習させメモリ14に記憶させておき、これを読み出してセンサ手段19の検出結果を比較する。
ステップS45の処理で、利用者が携帯電話10の表示部の画面を見る目的で携帯電話10本体に加えた物理的挙動であることを判定すると、ステップS46の処理において電源制御部16は省電力モードから復帰する制御を行い、表示部18に電力供給を行う(通常の表示モードに移行する)。そして制御部13はステップS41の処理に戻る。なお、ステップS41に戻る際に、省電力モードへ移行するまでのタイマ時間を長く設定するようにしてもよい。
ステップS45の処理で、利用者が携帯電話10の表示部の画面を見る目的で携帯電話10本体に加えた物理的挙動であることが判定されなかった場合は、ステップS47の処理に進み、電源制御部16は省電力モードへ移行する制御を行い、表示部18への電力供給を停止する。そして制御部13はステップS41の処理に戻る。なお、ステップS41に戻る際に、省電力モードから復帰するまでのタイマ時間を短く設定するようにしてもよい。なお、ステップS45、ステップS46の処理において、振動がほとんどない場合(G≒0)は省電力モードへと強制的に移行しても良い。
図3のステップS35処理あるいは図4のステップS45の処理における判定の基準となる値を利用者が携帯電話10に学習させることができる。携帯電話10の表示部18は、LCDの視野角が機種によって若干異なり、利用者が画面を観察できる角度範囲が異なっている。また、利用者の個人差によっても画面観察する角度が異なる。
そこで、その携帯電話10の向きあるいは利用者に適応した角度を解析して日常的な携帯電話10の使用によって学習する。
例えば、メールやアプリケーションを使用している際の携帯電話10の角度を記憶することによって学習を行う。これにより、利用者の携帯電話10本体の向きを手動で設定する負担を軽減すると共に、携帯電話10の機種あるいは利用者の個人差により異なる角度を個々に設定することが可能となる。図5は、携帯電話10本体の向き検出のための学習方法を示すフローチャートである。なお、図5に示す処理動作は制御部13がメモリ14に記録された制御プログラムを実行することで実現される。
制御部13は、利用者が操作入力部12を操作して入力される指示を待って携帯電話10本体の向きの検出範囲を自動学習するか否かを判定し(ステップS51)、自動学習の指示を受けると、利用者が携帯電話10を操作中か否かを判定する(ステップS52)。制御部13は、センサ手段19の接触センサからの出力に基づき表示画面を見ることができる状態あるいは操作可能な状態か否かを判断することによって利用者が携帯電話10を操作中か否かを判定する。
そして、制御部13は、利用者が携帯電話10を操作中であれば、センサ手段19の加速度センサから送出された携帯電話10の向きの検出結果に基づき、携帯電話10本体の向きが設定可能な範囲の角度か否かを判定する(ステップS53)。ここで、携帯電話10本体の向きが設定可能な範囲の角度とは、利用者が携帯電話10の画面を見ることが可能な角度のことである。この角度は以下、図6ないし図9を参照して説明するようにして特定することができる。
図6は、利用者が画面を見ることができる範囲を説明するための説明図である。
図7は、利用者が右手に把持している携帯電話の画面を見ているときのXYZ軸の角度を説明するための説明図である。
図8は、利用者が左手に把持している携帯電話の画面を見ているときのXYZ軸の角度を説明するための説明図である。
図9は、利用者が画面を見ているときの角度に関する分布を説明するための説明図である。図7、図8において横軸にサンプル数(経験回数)、縦軸に角度をとり、XYZ軸の角度をそれぞれ示したものである。図9は横軸に角度をとり縦軸に分布数をとったものである。なお、図7、図8においてZ軸の角度は、ほぼY軸の角度と一致する値を示している。
すなわち、図6に示すように、利用者が携帯電話の画面を見ることが可能な角度は、利用者と携帯電話の水平距離が離れるほど、あるいは垂直位置が上がるほど垂直に立った状態(z軸方向に対して垂直,つまりz軸が90°)となる。このとき、加速度センサより得られる重力加速度に対する加速度成分Ax,Ay,Azの値から求めた各軸の範囲は、図7および図8に示すように、およそx軸−10°〜10°,y軸0°〜90°,z軸0°〜90°となる。したがって、学習のためにメモリ14に記憶する角度は、上記の範囲と定義することができる。
図5のステップS53において、制御部13は、携帯電話10本体の向きが設定可能な範囲の角度である場合には、学習によって角度の範囲を設定し(ステップS54)、携帯電話10本体の向きが設定可能な範囲の角度ではない場合には、学習によって角度の範囲を設定せずに処理を終了する(ステップS55)。
学習によって角度の範囲を設定する場合、例えば、メモリ14に記憶した角度の最新の100回分のデータを利用して、図9に示すようなデータの分布を解析することによって決定する。
(解析方法1)記憶した角度の平均角度を中心として±20°程度に設定する。図9の例(右手)では、平均角度が約45°なので、設定範囲は25°から65°となる。
(解析方法2)記憶した角度の中央値を中心として±20°程度に設定する。図9の例(右手)では、中央値が約39°なので、設定範囲は19°から59°となる。
(解析方法3)最大分布数の1/2以上の分布数を持つ最小角度から最大角度の範囲を設定する。図9の例(右手)では、最大の分布数が20なので、分布数が10以上の角度、つまり39°から75°までを設定する。
(解析方法4)分布数が平均以上の分布数を持つ最小角度から最大角度の範囲を設定する。図9の例(右手)では、平均分布数が約7なので、分布数が7以上の角度、つまり30°から83°までを設定する。
(解析方法5)分布数が中央値以上の分布数を持つ最小角度から最大角度の範囲を設定する。図9の例(右手)では、分布数の中央値が10なので,分布数が10以上の角度、つまり39°から75°までを設定する。
再び、図5のフローチャートに戻り説明する。ステップS54において、制御部13は、上記何れかの解析方法による学習によって角度の範囲を設定すると、メモリ14に記憶されている向きの検出範囲を更新し、処理を終了する(ステップS56)。
なお、手動で角度の範囲を設定する場合は、すべての軸に対して設定を行っても、y軸あるいはz軸のみ設定するだけでもよい。なぜならx軸に関しては,角度の範囲が限られている(−10°から10°)からである。
以上、説明したように本発明の携帯端末装置によれば、利用者が携帯端末装置の表示画面を見るために携帯端末装置本体に対して加えた物理的な挙動を検出して省電力モードから復帰し、前記の物理的挙動を検出しない場合省電力モードへ移行するため、省電力効果を十分に発揮できるようになる。すなわち、
1.携帯端末本体の向きまたは振動の状態によって省電力モードへ移行する、あるいは、省電力モードから復帰する機能。
2.携帯端末装置が操作可能でない状態であるか否かによって省電力モードへ移行する、あるいは、省電力から復帰する機能。
3.携帯端末装置の表示画面を見ることができる状態にあるか否かによって省電力モードへ移行する、あるいは、省電力モードから復帰する機能。
4.利用者が携帯端末装置の画面を見るときの最適な角度を個々に学習する機能。
5.人体検知手段(赤外線センサなど)を備え、人体が携帯端末装置の画面に対して正面側に近距離で存在していない間はLCDなどへの電力供給を停止し省電力モードへ移行する、あるいは省電力モードへ移行するまでの時間を短くする機能。
を実現することにより、利用者が携帯端末装置の画面を見ていない間は、LCDなどへの電力供給を削減することができるので、電池の消費を抑制することができ、待ち受け時間や通話時間を長くすることができるという効果を奏する。
また、省電力モードからの復帰を行うために携帯端末装置の操作入力部に何らかの操作を行う必要がなく、アプリケーション起動中に利用者が誤って意図しない操作をしてしまう危険を回避することができる。
さらに、携帯帯端末装置の画面をみる最適な角度は、液晶の性能や種類あるいは個人によって異なるため、最適な角度を各携帯端末装置ごとにあるいは利用者個人ごとに学習することによって、予め省電力制御の条件をプログラムしておくよりも、柔軟に省電力制御機能を働かせることができる。
本発明の実施例に係る携帯機器として携帯電話を例にした場合の構成を示すブロック図である。 加速度センサにおける各成分の方向と重力加速度の方向の説明図であり、図2Aは表示画面(携帯電話10)に対するX軸、Y軸の向きを説明する図、図2Bは表示画面(携帯電話10)に対するZ軸の向きを説明する図である。 携帯電話本体の向きによる省電力モードの制御処理の動作を示すフローチャートである。 携帯電話本体の振動による省電力モードの制御処理の動作を示すフローチャートである。 携帯電話本体の向き検出のための学習方法を示すフローチャートである。 使用者が画面を見ることができる範囲を説明するための説明図である。 使用者が右手に把持している携帯電話の画面を見ているときのXYZ軸の角度を説明するための説明図である。 使用者が左手に把持している携帯電話の画面を見ているときのXYZ軸の角度を説明するための説明図である。 使用者が画面を見ているときの角度に関する分布を説明するための説明図である。
符号の説明
10 携帯電話
11 無線通信部
12 操作入力部
13 制御部
14 メモリ
15 タイマ
16 電源制御部
17 表示制御部
18 表示部
19 センサ手段

Claims (14)

  1. 所定の状態において必要な構成要素のみに電力を供給する省電力モードと、通常の電力供給を行う通常電力モードとを有し、オペレーティングシステムと該オペレーティングシステムにより制御されるアプリケーションを備えた携帯端末装置であって、
    前記携帯端末装置は、表示部と、該表示部に画像を表示する表示制御部と、省電力モードへの移行または省電力モードからの復帰を制御する電源制御部と、センサ手段と、を備え、
    前記センサ手段は、前記アプリケーション起動中に、当該携帯端末装置の利用者が前記表示部の画面を見るために行った携帯端末装置本体の物理的挙動を検出するセンサを備え、当該センサの検出出力に基づいて前記電源制御部は省電力モードへの移行または省電力モードからの復帰を制御することを特徴とする携帯端末装置。
  2. 前記センサ手段は加速度センサを備え、当該加速度センサにより検出された携帯端末装置の向きが所定の範囲内の値である場合に、利用者が前記表示部の画面を見るために携帯端末装置に物理的な挙動が加えられたものと判定することを特徴とする請求項1に記載の携帯端末装置。
  3. 前記センサ手段は加速度センサを備え、当該加速度センサにより検出された振動が所定の値を超えた場合に、利用者が前記表示部の画面を見るために携帯端末装置に物理的な挙動が加えられたものと判定することを特徴とする請求項1に記載の携帯端末装置。
  4. 前記センサ手段は加速度センサを備え、当該加速度センサが検出した出力により利用者が前記携帯端末装置の表示画面を見ることができない状態にあるか否かに基づいて、前記電源制御部は省電力モードへの移行または省電力モードからの復帰を制御することを特徴とする請求項1に記載の携帯端末装置。
  5. 前記センサ手段は、前記携帯端末装置が操作可能な状態にあるか否かを検出する検出手段を備え、前記検出手段の検出結果に基づいて、前記電源制御部は省電力モードへの移行または省電力モードからの復帰を制御することを特徴とする請求項1に記載の携帯端末装置。
  6. 前記センサ手段は、赤外線センサを備え、当該赤外線センサ出力が前記携帯端末の表示画面に対して正面側に人体を検出しない場合は、利用者が携帯端末装置の表示画面を見るための動作を行っていないものと判定し、前記電源制御部は省電力モードへの移行制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の携帯端末装置。
  7. 前記電源制御部は、省電力モードへの移行または省電力モードからの復帰制御を行う際に、それぞれ、省電力モードから復帰するまでのタイマ時間を短く設定し、または、省電力モードへ移行するまでのタイマ時間を長く設定することを特徴とする請求項1ないし請求項6の何れか1項に記載の携帯端末装置。
  8. 所定の状態において必要な構成要素のみに電力を供給する省電力モードと、通常の電力供給を行う通常電力モードとを有し、オペレーティングシステムと該オペレーティングシステムにより制御されるアプリケーションを備えた携帯端末装置であって、
    前記携帯端末装置は、表示部と、該表示部に画像を表示する表示制御部と、省電力モードへの移行または省電力モードからの復帰を制御する電源制御部と、センサ手段と、を備えた携帯端末装置における省電力制御方法であって、
    前記センサ手段が、前記アプリケーション起動中に、当該携帯端末装置の利用者が前記表示部の画面を見るために行った携帯端末装置本体の物理的挙動を検出する第1のステップと、
    当該センサの検出出力に基づいて前記電源制御部が省電力モードへの移行または省電力モードからの復帰を制御する第2のステップを有することを特徴とする省電力制御方法。
  9. 前記センサ手段は加速度センサを備え、前記第1のステップは前記加速度センサにより検出された携帯端末装置の向きが所定の範囲内の値である場合に、利用者が前記表示部の画面を見るために携帯端末装置に物理的な挙動が加えられたものと判定する処理を含むことを特徴とする請求項8に記載の省電力制御方法。
  10. 前記センサ手段は加速度センサを備え、前記第1のステップは前記加速度センサにより検出された振動が所定の値を超えた場合に、利用者が前記表示部の画面を見るために携帯端末装置に物理的な挙動が加えられたものと判定する処理を含むことを特徴とする請求項8に記載の省電力制御方法。
  11. 前記センサ手段は加速度センサを備え、前記第1のステップは前記加速度センサが検出した出力により利用者が前記携帯端末装置の表示画面を見ることができない状態にあるか否かを判定する処理を含むことを特徴とする請求項8に記載の省電力制御方法。
  12. 前記センサ手段は、前記携帯端末装置が操作可能な状態にあるか否かを検出する検出手段を備え、前記第1のステップは前記検出手段の出力により前記携帯端末装置が操作可能な状態にあるか否かを判定する処理を含むことを特徴とする請求項8に記載の省電力制御方法。
  13. 前記センサ手段は赤外線センサを備え、前記第1のステップは、当該赤外線センサ出力が前記携帯端末の表示画面に対して正面側に人体を検出しない場合は、利用者が携帯端末装置の表示画面を見るための動作を行っていないものと判定する処理を含むことを特徴とする請求項8に記載の省電力制御方法。
  14. 前記第2のステップは、電源制御部が省電力モードへの移行または省電力モードからの復帰制御を行う際に、それぞれ、省電力モードから復帰するまでのタイマ時間を短く設定し、または、省電力モードへ移行するまでのタイマ時間を長く設定することを特徴とする請求項8ないし請求項13の何れか1項に記載の省電力制御方法。
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