JP2007078094A - プラグ構造 - Google Patents

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Katsuharu Kenmori
克治 権守
Atsushi Ueda
淳 上田
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Abstract

【課題】ねじ穴を着脱自在に閉じるプラグ構造において、プラグをねじ穴にワッシャを介在させ取り付ける際に、ワッシャがねじ穴からずれた状態でプラグが取り付けられワッシャが損傷する問題を防止する。
【解決手段】プラグ構造2が、ねじ穴6に螺合する雄ねじ8bおよびその半径方向外方に延びる座面8aを有したプラグ8と、座面とねじ穴の端面6aの間に介在される、雄ねじ8bの挿通穴10aを有したワッシャ10と、挿通穴と該端面に形成されたシール溝12の間に設けられた環状のシール14と、ワッシャの半径方向の移動を係止する該端面に設けられた係止手段16を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、作動油タンクの給油口などを着脱自在に閉じるプラグ構造に関する。
作動油タンクの給油口などを着脱自在に閉じるプラグ構造は、給油口に形成されたねじ穴とこのねじ穴に取り付けられる雄ねじのプラグを備えている(例えば特許文献1参照)。
図4を参照してプラグ構造の代表例を説明する。このプラグ構造は、給油口4のねじ穴6に着脱自在に取り付けられたプラグ8を備えている。ねじ穴6の端面6aとプラグ8の座面8aとの間には、座面8aと端面6aを直接当接させた場合の損傷および固着を防止するために、ワッシャ10が備えられている。
端面6aの部分にはシール溝12が形成され、環状のシール14が組み込まれている。ワッシャ10の、プラグ8の雄ねじ8bが挿通される挿通穴10aは、プラグ8の座面8aの中心部に形成された小径突座面8cの外周部に適宜の隙間を有し位置付けられている。シール14は、挿通穴10aとこの小径突座面8cの間を密封している。
実開平6−35133号公報(第4図)
上述したとおりの形態の従来のプラグ構造には、次のとおりの解決すべき課題がある。
すなわち、プラグ8を給油口4のねじ穴6に取り付ける際には、ワッシャ10をねじ穴6の端面6aに仮置きした状態で、プラグ8の雄ねじ8bをワッシャ10の挿通穴10aを通しねじ穴6にねじ込む。この場合、図4に示すように、プラグ8の雄ねじ8bの外径d1に対しワッシャ10の挿通穴径D1は大きく形成されているので、ワッシャ10がねじ穴6に対してずれていても、組付け作業者は気付かずにプラグ8を締め付け、ワッシャ10を破損させてしまうことがある。
本発明は上記事実に鑑みてなされたもので、その技術的課題は、ねじ穴を着脱自在に閉じるプラグ構造において、プラグをねじ穴にワッシャを介在させ取り付ける際に、ワッシャがねじ穴からずれた状態でプラグが取り付けられワッシャが損傷する問題を防止することである。
本発明によれば上記技術的課題を解決するプラグ構造として、ねじ穴に螺合する雄ねじおよびその半径方向外方に延びる座面を有したプラグと、この座面とねじ穴の端面の間に介在される、該雄ねじの挿通穴を有したワッシャと、挿通穴と該端面に形成されたシール溝の間に設けられた環状のシールと、ワッシャの半径方向の移動を係止する該端面に設けられた係止手段とを備えている、ことを特徴とするプラグ構造が提供される。
好適には、係止手段は、該端面に形成された段差部を備えている。また、該ワッシャは該挿通穴と実質的に同心の円形外周部を備え、該段差部は該端面を形成する円形凹部の外縁によって形成されている。
本発明に従って構成されたプラグ構造によれば、プラグとねじ穴の間に介在させるワッシャをねじ穴の端面に仮置きしたときに、ワッシャが半径方向に移動するのを係止する係止手段を備えている。したがって、プラグをねじ穴に取り付ける際に、ワッシャがねじ穴からずれるのが防止され、ワッシャがずれた状態でプラグを取り付けたときにワッシャが損傷する問題を防止することができる。
以下、本発明に従って構成されたプラグ構造について、好適実施形態を図示している添付図面を参照して、さらに詳細に説明する。
なお、図1〜図3において、図4と実質上同一の部分は同一の符号で示されている。
図1を参照して説明する。全体を番号2で示すプラグ構造は、ねじ穴6に螺合する雄ねじ8bおよびその半径方向外方に延びる座面8aを有したプラグ8と、座面8aとねじ穴6の端面6aの間に介在される、雄ねじ8bの挿通穴10aを有したワッシャ10と、挿通穴10aとねじ穴6の端面6aに形成されたシール溝12の間に設けられた環状のシール14と、ワッシャ10の半径方向の移動を係止する端面6aに設けられた係止手段16を備えている。
プラグ構造2は、図2に示すように、作動油タンク18の天板18aに立設された給油パイプ18bの給油口4に備えられている。
図1を参照して説明を続ける。プラグ8およびワッシャ10は鋼材料により形成されている。プラグ8は、雄ねじ8b側に座面8aが形成された外径d3のフランジ8dを備え、フランジ8dの他側に着脱用の六角頭8eを備えている。座面8aの中心部には、外径d2高さhの小径突座面8cが備えられている。
ワッシャ10は周知の平座金である。ワッシャ10は、挿通穴10aを形成する、プラグ8の小径突座面8cの外径d2に自在に嵌合する内径D1と、挿通穴10aと同心の円形外周部10bを形成する、フランジ8dの外径d3よりも大径の外径d4と、小径突座面8cの高さhと実質的に同一寸法の厚さtを有している。
ねじ穴6は、鋼材により形成された給油パイプ18b(図2)の端部に形成されている。シール溝12は、ねじ穴6の開口端に雄ねじ8bの外径d1より大径のD3を有した凹状に形成されている。シール溝12内の外縁部に合成ゴムにより断面円形に形成された環状のシール14が組み込まれている。
係止手段16は、ねじ穴6の端面6aの半径方向外縁に形成された段差部17を備えている。段差部17は、端面6aを、いわゆる「座繰り加工」により形成した外径D4の円形凹部20の外縁により形成されている。寸法D4は、ワッシャ10の外径d4よりもやや大径に形成されている。段差部17の端面6aからの高さは、少なくとも、ワッシャ10を座面6aに置いたときに半径方向のずれを、干渉し止めることができる大きさに形成されている。
上述したとおりのプラグ構造2の作用効果を説明する。
プラグ構造2は、プラグ8とねじ穴6の間に介在させるワッシャ10を、ねじ穴6の端面6aに置いたときに、ワッシャ10が半径方向に移動するのを係止する係止手段16を備えている。したがって、プラグ8をねじ穴6に取り付ける際に、端面6aに仮置きしたワッシャ10がねじ穴6からずれるのが防止され、ワッシャ10がずれた状態でプラグ8を取り付けたときのワッシャ10が損傷する問題を防止できる。
この係止手段16は、ねじ穴6の端面6aに段差部17を形成すればよいので、容易に備えることができる。さらに係止手段16は、ねじ穴6の端面6aに段差部17を、「座繰り加工」による円形凹部20の外縁によって形成することにより、容易に備えることができる。
以上、本発明を実施例に基づいて詳細に説明したが、本発明は上記の実施例に限定されるものではなく、例えば下記のように、本発明の範囲内においてさまざまな変形あるいは修正ができるものである。
本発明の実施の形態においては、プラグ8はその座面8aにワッシャ10の挿通穴10aに嵌合する小径突座面8cを備えているが、係止手段16を備えることにより、プラグ8を取り付ける際のワッシャ10の位置ずれがなくなるので、小径突座面8cを図3に示すプラグ9のように省略してもよい。この場合のプラグ9は、小径突座面がないので製作が容易になる。なお、シール14は断面の大きさを幾分大きいものにするとよい。
本発明の実施の形態においては、係止手段16の段差部17は「座繰り加工」による連続した外縁により形成されているが、段差部17は、ワッシャ10の半径方向のずれを止めるものであれば必ずしも連続している必要はなく、ワッシャ10の周りに段差部を適宜に複数個備えてもよい。
本発明に従って構成されたプラグ構造の、(a)組立状態の断面図、(b)プラグの側面図、(c)ワッシャの断面図、(d)シールとともにねじ穴の部分を示した断面図。 本発明に従って構成されたプラグ構造を備えた作動油タンクの部分図。 本発明に従って構成されたプラグ構造の他の実施形態を示した断面図。 従来のプラグ構造の断面図。
符号の説明
2:プラグ構造
6:ねじ穴
6a:端面
8:プラグ
8a:座面
8b:雄ねじ
10:ワッシャ
10b:円形外周部
10a:挿通穴
12:シール溝
14:シール
16:係止手段
17:段差部
20:円形凹部

Claims (3)

  1. ねじ穴を着脱自在に閉じるプラグ構造であって、
    ねじ穴に螺合する雄ねじおよびその半径方向外方に延びる座面を有したプラグと、
    この座面とねじ穴の端面の間に介在される、該雄ねじの挿通穴を有したワッシャと、
    挿通穴と該端面に形成されたシール溝の間に設けられた環状のシールと、
    ワッシャの半径方向の移動を係止する該端面に設けられた係止手段と
    を備えている、ことを特徴とするプラグ構造。
  2. 係止手段が、該端面に形成された段差部を備えている、
    ことを特徴とする請求項1記載のプラグ構造。
  3. 該ワッシャが該挿通穴と実質的に同心の円形外周部を備え、
    該段差部が該端面を形成する円形凹部の外縁によって形成されている、
    ことを特徴とする請求項2記載のプラグ構造。
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