JP2007068048A5 - - Google Patents

Claims (11)

1. 特色を含む複数の分版色を重ね合わせて可視像を形成するための出力画像データを生成する画像処理装置であって、
   画像データを入力する入力手段と、
   前記入力した画像データから、異なる分版色によって形成される、境界を共有する二つの領域を検出する検出手段と、
   前記二つの領域の色差が所定の閾値以下の場合にトラッピング処理を行う第一のトラッピング手段とを有し、
   前記第一のトラッピング手段は、前記トラッピング処理により生成するトラップ領域と、前記トラップ領域の生成により拡大する、前記二つの領域の一方の形成に使用する分版色を、画像データを分版色のデータに変換するルックアップテーブルを参照して予測し、分版色の版ずれにより前記境界付近に白抜けが発生するか否かの判定結果に応じて前記トラッピング処理を行うことを特徴とする画像処理装置。
2. 前記第一のトラッピング手段は、センタトラッピングが設定されている場合、前記予測および判定を行わずに、前記二つの領域に対して前記センタトラッピングを行うことを特徴とする請求項1に記載された画像処理装置。
3. 前記第一のトラッピング手段は、前記白抜けが発生すると判定した場合、前記拡大する領域または前記二つの領域の色情報を加工して、前記トラップ領域と前記拡大する領域が同じ分版色を使用し、かつ、その濃度が所定値以上になるように前記トラップ領域を生成することを特徴とする請求項1に記載された画像処理装置。
4. 前記第一のトラッピング手段は、前記白抜けが発生すると判定した場合、前記トラップ領域と前記拡大する領域が同じ分版色を使用し、かつ、その濃度が所定値以上になるように前記トラップ領域を生成することを特徴とする請求項1に記載された画像処理装置。
5. 前記第一のトラッピング手段は、前記白抜けが発生すると判定した場合、前記二つの領域に対してセンタトラッピングを行うことを特徴とする請求項1に記載された画像処理装置。
6. 前記第一のトラッピング手段は、前記白抜けが発生すると判定した場合、前記トラップ領域の生成方法を変更した場合に前記白抜けが発生するか否かを再判定し、前記再判定により前記白抜けが発生しないと判定した場合は、前記生成方法を変更して前記二つの領域に前記トラッピング処理を行うことを特徴とする請求項1に記載された画像処理装置。
7. さらに、前記二つの領域の色差が前記所定の閾値未満の場合に、前記二つの領域の形成に共通する分版色を前記ルックアップテーブルを参照して予測し、前記共通の分版色の濃度に応じて前記トラッピング処理を行う第二のトラッピング手段を有することを特徴とする請求項1から請求項6の何れか一項に記載された画像処理装置。
8. 前記第二のトラッピング手段は、前記共通の分版色の濃度が所定値未満の場合、前記二つの領域の濃色領域側にトラップ領域を生成し、前記二つの領域の薄色領域または前記二つの領域の色情報を加工して、前記トラップ領域と前記薄色領域が同じ分版色を使用し、かつ、その濃度が前記所定値以上になるように前記トラップ領域を生成することを特徴とする請求項7に記載された画像処理装置。
9. 前記第二のトラッピング手段は、前記共通の分版色の濃度が所定値未満の場合、前記二つの領域の濃色領域側にトラップ領域を生成し、前記トラップ領域と前記二つの領域の薄色領域が同じ分版色を使用し、かつ、その濃度が前記所定値以上になるように前記トラップ領域を生成することを特徴とする請求項7に記載された画像処理装置。
10. 特色を含む複数の分版色を重ね合わせて可視像を形成するための出力画像データを生成する画像処理方法であって、
    画像データを入力し、
    前記入力した画像データから、異なる分版色によって形成される、境界を共有する二つの領域を検出し、
    前記二つの領域の色差が所定の閾値以下の場合は、トラッピング処理により生成するトラップ領域と、前記トラップ領域の生成により拡大する、前記二つの領域の一方の形成に使用する分版色を、画像データを分版色のデータに変換するルックアップテーブルを参照して予測し、分版色の版ずれにより前記境界付近に白抜けが発生するか否かの判定結果に応じて前記トラッピング処理を実行することを特徴とする画像処理方法。
11. 画像処理装置を制御して、請求項10に記載された画像処理を実現することを特徴とするプログラム。