JP2017056603A5 - - Google Patents

Description

本発明にかかる画像処理装置は、画像の色を表す第一のデータと、前記画像の光沢に関する第二のデータと、を入力する入力手段と、前記第一のデータに基づいて、前記画像を記録媒体上に形成するための記録材の記録量を決定する第一の決定手段と、前記第二のデータと前記決定された記録量とに基づいて、前記記録媒体上を複数回記録走査して前記画像を形成する際のドット配置を決定する第二の決定手段と、を有する。

Claims (20)

1. 画像の色を表す第一のデータと、前記画像の光沢に関する第二のデータと、を入力する入力手段と、
   前記第一のデータに基づいて、前記画像を記録媒体上に形成するための記録材の記録量を決定する第一の決定手段と、
   前記第二のデータと前記決定された記録量とに基づいて、前記記録媒体上を複数回記録走査して前記画像を形成する際のドット配置を決定する第二の決定手段と、
   を有することを特徴とする画像処理装置。
2. 前記第二の決定手段は、前記画像の光沢に応じた信号に基づいて、第１のハーフトーン処理と、前記第１のハーフトーン処理とは異なる第２のハーフトーン処理と、を切り替えることによって、前記ドット配置を決定する
   ことを特徴とする請求項１に記載された画像処理装置。
3. 前記第１のハーフトーン処理は、ドットを分散して配置するためのハーフトーン処理であり、
   前記第２のハーフトーン処理は、ドットを一部の領域に集中させるためのハーフトーン処理である
   ことを特徴とする請求項２に記載された画像処理装置。
4. 前記第１のハーフトーン処理と前記第２のハーフトーン処理とは、用いるディザマトリクスが異なる
   ことを特徴とする請求項２又は請求項３に記載された画像処理装置。
5. 前記第１のハーフトーン処理は、ブルーノイズ特性を有するディザマトリクスを用いたハーフトーン処理であり、
   前記第２のハーフトーン処理は、グリーンノイズ特性を有するディザマトリクスを用いたハーフトーン処理である
   ことを特徴とする請求項２から請求項４の何れか一項に記載された画像処理装置。
6. 前記第二のデータに基づいて、処理を切り替えるための前記信号を生成する生成手段をさらに有し、
   前記第二の決定手段は、前記信号と前記決定された記録量とに基づいて、前記ドット配置を決定する
   ことを特徴とする請求項２から請求項５の何れか一項に記載された画像処理装置。
7. 前記生成手段は、前記画像を形成する画像形成装置が再現できる最大の光沢と最小の光沢との差に対する、前記最小の光沢と第二データが表す光沢との差の比率を算出し、前記比率と所定の閾値とを比較することによって前記信号を生成する
   ことを特徴とする請求項６に記載された画像処理装置。
8. 前記閾値は、ブルーノイズ特性を有する閾値マトリクスに含まれる閾値である
   ことを特徴とする請求項７に記載された画像処理装置。
9. 前記生成手段が前記信号を生成する際の前記閾値マトリクスと、前記第二の決定手段が前記ドット配置を決定する際に用いるディザマトリクスと、は閾値、スクリーン角、スクリーン線数の少なくとも１つが異なる
   ことを特徴とする請求項８に記載された画像処理装置。
10. 前記最大の光沢と前記最小の光沢とは、前記第一のデータが表す色ごとに取得される
    ことを特徴とする請求項７から請求項９の何れか一項に記載された画像処理装置。
11. 前記信号は、処理を低光沢を表現するための処理と高光沢を表現するための処理とのどちらかに切り替えるための信号であって、
    前記第一のデータが同一の場合、前記低光沢を表現するための処理に応じて形成された前記画像の光沢と、前記高光沢を表現するための処理に応じて形成された前記画像の光沢と、の差が最大になる
    ことを特徴とする請求項２から請求項１０の何れか一項に記載された画像処理装置。
12. 前記第一の決定手段は、前記第二のデータにさらに基づいて、濃色材を多く記録するように前記記録材の記録量を決定する第一の色分解処理と、前記第一の色分解処理によって決定される記録量よりも淡色材を多く記録するように前記記録材の記録量を決定する第二の色分解処理と、を切り替えることによって、前記記録量を決定する
    ことを特徴とする請求項１から請求項１１の何れか一項に記載された画像処理装置。
13. 前記第一の色分解処理においては、濃色材の記録量が多くなるルックアップテーブルを参照して前記記録材の記録量が決定され、第二の色分解処理においては、淡色材の記録量が多くなるルックアップテーブルを参照して前記記録材の記録量が決定される
    ことを特徴とする請求項１２に記載された画像処理装置。
14. 前記第一の決定手段は、前記画像の光沢に応じた信号が低光沢を表現するための処理に切り替える信号であって、かつ、前記第一のデータが白色を表す場合、クリア材の記録量を表す記録量データを出力する
    ことを特徴とする請求項１２又は請求項１３に記載された画像処理装置。
15. 前記第二の決定手段は、複数の記録走査にドットの記録を分散する第一のパス分解処理と、前記第一のパス分解処理によって決定された記録走査ごとの前記記録材のドット配置よりも少ない記録走査にドットの記録を集中させる第二のパス分解処理と、を切り替えることによって、記録走査ごとの前記ドット配置を決定する
    ことを特徴とする請求項１から請求項１４の何れか一項に記載された画像処理装置。
16. 前記記録媒体上に前記画像を形成するための画像形成装置を制御する制御手段をさらに有する
    ことを特徴とする請求項１から請求項１５の何れか一項に記載された画像処理装置。
17. 画像の色を表す第一のデータと、前記画像の鮮鋭性を表す第二のデータと、を入力する入力手段と、
    前記第一のデータに基づいて、前記画像を記録媒体上に形成するための記録材の記録量を決定する第一の決定手段と、
    前記第二のデータと前記決定された記録量とに基づいて、前記記録媒体上を複数回記録走査して前記画像を形成する際のドット配置を決定する第二の決定手段と、
    を有することを特徴とする画像処理装置。
18. 画像の色を表す第一のデータと、前記画像の光沢に関する第二のデータと、を入力し、
    前記第一のデータに基づいて、前記画像を記録媒体上に形成するための記録材の記録量を決定し、
    前記第二のデータと前記決定された記録量とに基づいて、前記記録媒体上を複数回記録走査して前記画像を形成する際のドット配置を決定する
    ことを特徴とする画像処理方法。
19. 画像の色を表す第一のデータと、前記画像の鮮鋭性を表す第二のデータと、を入力し、
    前記第一のデータに基づいて、前記画像を記録媒体上に形成するための記録材の記録量を決定し、
    前記第二のデータと前記決定された記録量とに基づいて、前記記録媒体上を複数回記録走査して前記画像を形成する際のドット配置を決定する
    ことを特徴とする画像処理方法。
20. コンピュータを請求項１から請求項１７の何れか一項に記載された画像処理装置の各手段として機能させるためのプログラム。