JP2003092689A - 画像形成装置及び画像形成プログラム - Google Patents

画像形成装置及び画像形成プログラム

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JP2003092689A
JP2003092689A JP2001282601A JP2001282601A JP2003092689A JP 2003092689 A JP2003092689 A JP 2003092689A JP 2001282601 A JP2001282601 A JP 2001282601A JP 2001282601 A JP2001282601 A JP 2001282601A JP 2003092689 A JP2003092689 A JP 2003092689A
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JP2001282601A
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Masashi Kuno
雅司 久野
Maki Kondo
真樹 近藤
Naoki Ukai
直記 羽飼
Masashi Ueda
昌史 上田
Masahiro Nishihara
雅宏 西原
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/40Picture signal circuits
    • H04N1/40087Multi-toning, i.e. converting a continuous-tone signal for reproduction with more than two discrete brightnesses or optical densities, e.g. dots of grey and black inks on white paper

Abstract

(57)【要約】 【課題】 疑似輪郭を迅速かつ効果的に防止することが
できる画像形成装置及び画像形成プログラムを提供す
る。 【解決手段】 雑音信号は、複数の色の色信号のうちシ
アンの色信号と、ライトシアンの色信号とが混合する地
点近傍において、シアンの色信号及び/又はライトシア
ンの色信号に付加され、所望の画像の画像信号が形成さ
れるので、疑似輪郭を迅速かつ効果的に防止することが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の色成分から
なる色信号を複数処理して、所望の画像の画像信号を形
成する画像形成装置及び画像形成プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータの出力装置として、
数色のインクをヘッドから吐出するタイプのカラープリ
ンタ(いわゆるインクジェット式のプリンタである)が
広く普及し、コンピュータ等が処理した画像を多色多階
調で印刷するのに広く用いられている。インクジェット
式のプリンタでは、各領域におけるドットの発生比率を
制御することにより、入力された階調データに応じた階
調を表現している。
【0003】かかる考え方に基づき、各画素ごとにドッ
トの発生を制御する方法の一つとして誤差拡散法があ
る。これは、入力された階調データに基づき表現される
べき濃度とドットの形成の有無により現実に表現される
濃度との不一致により各画素ごとに生じる誤差を、周辺
の未処理画素に拡散することにより、画像全体として表
現される濃度誤差が非常に小さくなるようにドットの形
成を制御する方法である。この方法によれば、各画素に
おけるドットの形成の有無は、入力された階調データに
拡散された誤差を反映させた補正データに基づいて行わ
れる。
【0004】一方、近年インクジェット式のプリンタで
は、階調表現を豊かにするための種々の技術が提案され
ている。その一つとして、濃淡インクを用いた印刷装置
および印刷方法がある(例えば、特願平8−20923
2)。これは、同一色について濃度の高いインクと低い
インクを用意し、両インクの吐出を制御することによ
り、階調表現に優れた印刷を実現しようとするものであ
る。
【0005】また、多階調を表現するための他の手段と
して、インク濃度とドット径の異なる2種類のドットを
形成することにより、単位面積当たりの濃度を多段階に
変化させて印刷可能な印刷装置も提案されている(例え
ば、特開昭59−201864号公報)。これは、1画
素を4ドットで構成し、濃度の高いドットと低いドット
の画素中における出現頻度を変化させることにより、多
段階の濃度での画像の印刷を可能とするものである。
【0006】これらはいずれも各色相についてドットの
オン・オフによる2値化ではなく、濃淡のドットによる
3値化以上の多値化を行うことにより多階調を表現しよ
うとするものである。
【0007】図9は従来の誤差拡散法の処理の概略を説
明するためのブロック図である。従来の誤差拡散法にお
いては、出力111はドットを出力する/しないの2値
となる。図9において、入力値101が入力されると、
それ以前に処理された画素の誤差を、誤差バッファ10
9から読み出された値から分散マトリクス103によっ
て演算し、その演算された誤差を入力値101に加えて
補正値108を算出する。そして、算出された補正値1
08と閾値105とを比較手段107によって比較し、
その比較の結果、補正値108が閾値105よりも大き
い場合にはドットを出力し、補正値108が閾値105
よりも小さい場合にはドットを出力しないように処理す
る。次に、変換手段102は、ドットを出力した場合に
は255に、出力しなかった場合には0に変換する。次
に、補正値108と255あるいは0との差を誤差バッ
ファ109に登録する。
【0008】図6bは、プリンタが1画素あたりにn階
調(nは3以上)を持つ場合に用いられる誤差拡散法の
処理の概略を説明するためのブロック図である。(以
降、この誤差拡散法を多値誤差拡散法と称する)このブ
ロック図は4階調の場合の図である。4階調のうち濃度
の大きいほうから、大ドット、中ドット、小ドットと称
し、出力11は、大を出力する、中を出力する、小ドッ
トを出力する、ドットを出力しない、の4値となる。
【0009】図6bにおいて、入力値101が入力され
ると、それ以前に処理された画素の誤差を,誤差バッフ
ァ109から読み出された値から分散マトリクス103
によって演算し、その演算された誤差を入力値101に
加えて補正値108を算出する。そして、算出された補
正値108と閾値3とを比較手段5によって比較する。
多値誤差拡散法では、閾値3が3個存在しており、各々
の閾値3と補正値108は3回比較されることになる。
ここで、3個の閾値3をA,B,Cとする。ただしA>
B>Cとする。その3個の閾値3と補正値108が比較
され、閾値3のAよりも補正値108が大の時には大ド
ットを出力し、闇値3のBよりも補正値108が大の時
には中ドットを出力し、閾値3のCよりも補正値108
が大の時には小ドットを出力し、閾値3のCよりも補正
値108が小の時には、ドットを出力しないように処理
する。
【0010】次に、大ドット、中ドット、小ドット、ド
ットを出力しないの4つの状態に基づいて、予め設定さ
れている相対値表9から相対値を、変換手段8にて選択
して読み出し、相対値10に変換する。次に、補正値1
08と相対値10との差を誤差バッファ109に登録す
る。
【0011】なお、相対値とは、各色ごとに大ドットに
対する、大、中、小ドットの相対的な濃度比を示した値
であり、大ドットを255とした場合では、表1のよう
に相対値が設定される。また、相対値は、インクの種
類、メディア、解像度などのプリンタの印刷条件によっ
て異なっており、それぞれの条件ごとに記録されてい
る。
【0012】従来の誤差拡散法は、以上の処理を繰り返
し行うことによって出力値111を算出するものであっ
た。
【0013】一方、6色プリンタ(C:シアン、M:マ
ゼンタ、Y:イエロー、K:ブラック、Lc:ライトシ
アン、Lm:ライトマゼンタ)においては、シアン成分
からシアンとライトシアンとが分配され、マゼンタ成分
からマゼンタとライトマゼンタとが分配されるが、これ
らの分配は、第10図(A)及び第10図(B)<破
線:シアン、実線:ライトシアン>に示すような分配カ
ーブを利用して行われていた。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上述の誤差拡散法は、
ドットの形成を制御する他の方法に比較して画像全体と
しての誤差を非常に小さくすることができ画質を向上す
ることができるため、2値化を行う方法としては優れた
ものである。ところが、多値誤差拡散法を行った場合に
は、階調が連続的に変化するグラデーション部分をもつ
画像においていわゆる疑似輪郭が発生するという問題が
あった。
【0015】特に、6色プリンタ(CMYKLcLm)
の場合には、シアン及びマゼンタは、ノーマルインク
(濃いインク)とライトインク(薄いインク)とを使用
しており、特に、この切り替え部分で疑似輪郭が発生
し、画質が悪化するという問題があった。
【0016】本発明は、以上の問題を解決するためにな
されたものであり、疑似輪郭を迅速かつ効果的に防止す
ることができる画像形成装置及び画像形成プログラムを
提供することを目的としている。
【0017】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の請求項1に記載の画像形成装置は、複数の
色成分からなる色信号を複数処理して、所望の画像の画
像信号を形成するものを対象として、特に、前記複数の
色の色信号のうち少なくとも1の第1の色信号と、その
第1の色信号とは異なる少なくとも1の第2の色信号と
が混合する第1の地点近傍において前記第1の色信号及
び/又は前記第2の色信号に雑音信号を付加することを
特徴としている。
【0018】本発明の請求項1に記載の画像形成装置に
おいて、雑音信号は、複数の色の色信号のうち少なくと
も1の第1の色信号と、その第1の色信号とは異なる少
なくとも1の第2の色信号とが混合する第1の地点近傍
において、第1の色信号及び/又は第2の色信号に付加
され、所望の画像の画像信号が形成されるので、疑似輪
郭を迅速かつ効果的に防止することができる。
【0019】また、請求項2に記載の画像形成装置は、
前記第1の色信号に対応する色が、前記第2の色信号に
対応する色よりも濃い色であって、前記第1の地点近傍
において前記第1の色信号に最大の雑音信号を付加する
とともに、前記第1の色信号の値が増加するに伴い漸次
減少させて前記雑音信号を付加することを特徴としてい
る。
【0020】請求項2に記載の画像形成装置において、
雑音信号は、第1の地点近傍において、第2の色信号に
対応する色よりも濃い色に対応する第1の色信号に最大
に付加されるとともに、第1の色信号の値が増加するに
伴い漸次減少させて付加されるので、疑似輪郭をさらに
効果的に防止することができる。
【0021】また、請求項3に記載の画像形成装置は、
前記第1の色信号に対応する色が、前記第2の色信号に
対応する色よりも濃い色であって、前記第1の地点近傍
において前記第2の色信号に最大の雑音信号を付加する
とともに、前記第1の色信号の値が減少するに伴い漸次
減少させて前記雑音信号を付加することを特徴としてい
る。
【0022】請求項3に記載の画像形成装置において、
雑音信号は、第1の地点近傍において、第1の色信号に
対応する色よりも薄い色に対応する第2の色信号に最大
に付加されるとともに、第2の色信号の値が減少するに
伴い漸次減少させて付加されるので、疑似輪郭をさらに
効果的に防止することができる。
【0023】また、請求項4に記載の画像形成装置は、
前記第1の色信号に対応する色が、前記第2の色信号に
対応する色よりも濃い色であって、前記第1の色信号に
は、前記第1の地点近傍において最大の雑音信号を付加
するとともに、前記第1の色信号の値が増加するに従い
漸次減少させて前記雑音信号を付加し、前記第2の色信
号には、前記第1の地点近傍において最大の雑音信号を
付加するとともに、前記第2の色信号の値が減少するに
従い漸次減少させて前記雑音信号を付加することを特徴
としている。
【0024】請求項4に記載の画像形成装置において、
雑音信号は、第1の地点近傍において、第2の色信号に
対応する色よりも濃い色に対応する第1の色信号に最大
に付加されるとともに、第1の色信号の値が増加するに
従い漸次減少させて付加され、さらに、雑音信号は、第
1の地点近傍において、第2の色信号に最大に付加され
るとともに、第2の色信号の値が減少するに従い漸次減
少させて付加されるので、疑似輪郭をさらに効果的に防
止することができる。
【0025】また、請求項5に記載の画像形成装置は、
複数の色成分からなる色信号を複数処理して、所望の画
像の画像信号を形成するものを対象として、特に、前記
複数の色の色信号のうち少なくとも1の第3の色信号の
値が略一定になる第2の地点近傍において前記第3の色
信号に雑音信号を付加することを特徴としている。
【0026】請求項5に記載の画像形成装置において、
雑音信号は、複数の色の色信号のうち少なくとも1の第
3の色信号の値が略一定になる第2の地点近傍において
第3の色信号に付加されるので、第3の色信号と他の色
信号との境目が認識しにくくなり、その結果として疑似
輪郭を防止することができる。
【0027】また、請求項6に記載の画像形成装置は、
複数の色成分からなる色信号を複数処理して、所望の画
像の画像信号を形成するものを対象として、特に、前記
複数の色の色信号のうち少なくとも1の第3の色信号の
値が略一定になる第2の地点近傍において前記第3の色
信号とは異なる少なくとも1の第4の色信号に雑音信号
を付加することを特徴としている。
【0028】請求項6に記載の画像形成装置において、
雑音信号は、複数の色の色信号のうち少なくとも1の第
3の色信号の値が略一定になる第2の地点近傍において
第3の色信号とは異なる少なくとも1の第4の色信号に
付加されるので、第3の色信号と第4の色信号との境目
が認識しにくくなり、その結果として疑似輪郭を防止す
ることができる。
【0029】また、請求項7に記載の画像形成装置は、
複数の色成分からなる色信号を複数処理して、所望の画
像の画像信号を形成するものを対象として、特に、前記
所望の画像に関するパラメータ毎に相対値を記憶した相
対値記憶手段と、前記パラメータに基づいて前記相対値
記憶手段から相対値を抽出し、その抽出された相対値の
略1/2の入力値近傍において雑音信号を付加すること
を特徴としている。
【0030】請求項7に記載の画像形成装置において、
雑音信号は、所望の画像に関するパラメータ毎に相対値
を記憶した相対値記憶手段から、パラメータに基づいて
相対値を抽出し、その抽出された相対値の略1/2の入
力値近傍において付加されるので、雑音信号を付加する
位置を迅速に特定するとともに、疑似輪郭を効果的に防
止することができる。
【0031】また、請求項8に記載の画像形成プログラ
ムは、コンピュータに複数の色成分からなる色信号を複
数処理して、所望の画像の画像信号を形成することを実
行させるものを対象として、特に、前記複数の色の色信
号のうち少なくとも1の第1の色信号と、その第1の色
信号とは異なる少なくとも1の第2の色信号とが混合す
る第1の地点近傍において前記第1の色信号及び/又は
前記第2の色信号に雑音信号を付加することを実行させ
ることを特徴としている。
【0032】請求項8に記載の画像形成プログラムを実
行させることによって、コンピュータは、複数の色の色
信号のうち少なくとも1の第1の色信号と、その第1の
色信号とは異なる少なくとも1の第2の色信号とが混合
する第1の地点近傍において第1の色信号及び/又は第
2の色信号に雑音信号を付加するので、疑似輪郭を迅速
かつ効果的に防止することができる。
【0033】また、請求項9に記載の画像形成プログラ
ムは、前記第1の色信号に対応する色が、前記第2の色
信号に対応する色よりも濃い色であって、前記第1の地
点近傍において前記第1に色信号に最大の雑音信号を付
加するとともに、前記第1の色信号の値が増加するに伴
い漸次減少させて前記雑音信号を付加することをコンピ
ュータに実行させることを特徴としている。
【0034】請求項9に記載の画像形成プログラムを実
行させることによって、コンピュータは、第1の地点近
傍において、第2の色信号に対応する色よりも濃い色に
対応する第1の色信号に最大の雑音信号を付加するとと
もに、第1の色信号の値が増加するに伴い漸次減少させ
て雑音信号を付加するので、疑似輪郭をさらに効果的に
防止することができる。
【0035】また、請求項10に記載の画像形成プログ
ラムは、前記第1の色信号に対応する色が、前記第2の
色信号に対応する色よりも濃い色であって、前記第1の
地点近傍において前記第2の色信号に最大の雑音信号を
付加するとともに、前記第1の色信号の値が減少するに
伴い漸次減少させて前記雑音信号を付加することをコン
ピュータに実行させることを特徴としている。
【0036】請求項10に記載の画像形成プログラムを
実行させることによって、コンピュータは、第1の地点
近傍において、第1の色信号に対応する色よりも薄い色
に対応する第2の色信号に最大の雑音信号を付加すると
ともに、第1の色信号の値が減少するに伴い漸次減少さ
せて雑音信号を付加するので、疑似輪郭をさらに効果的
に防止することができる。
【0037】また、請求項11に記載の画像形成プログ
ラムは、前記第1の色信号に対応する色が、前記第2の
色信号に対応する色よりも濃い色であって、前記第1の
色信号には、前記第1の地点近傍において最大の雑音信
号を付加するとともに、前記第1の色信号の値が増加す
るに従い漸次減少させて前記雑音信号を付加し、前記第
2の色信号には、前記第1の地点近傍において最大の雑
音信号を付加するとともに、前記第1の色信号の値が減
少するに従い漸次減少させて前記雑音信号を付加するこ
とをコンピュータに実行させることを特徴としている。
【0038】請求項11に記載の画像形成プログラムを
実行させることによって、コンピュータは、第1の地点
近傍において、第1の色信号に対応する色よりも濃い色
に対応する第1の色信号に最大の雑音信号を付加すると
ともに、第1の色信号の値が増加するに従い漸次減少さ
せて雑音信号を付加し、第2の色信号には、第1の地点
近傍において最大の雑音信号を付加するとともに、第1
の色信号の値が減少するに従い漸次減少させて雑音信号
を付加するので、疑似輪郭をさらに効果的に防止するこ
とができる。
【0039】また、請求項12に記載の画像形成プログ
ラムは、コンピュータに複数の色成分からなる色信号を
複数処理して、所望の画像の画像信号を形成することを
実行させるものを対象として、特に、前記複数の色の色
信号のうち少なくとも1の第3の色信号の値が略一定に
なる第2の地点近傍において前記第3の色信号に雑音信
号を付加することを実行させることを特徴としている。
【0040】請求項12に記載の画像形成プログラムを
実行させることによって、コンピュータは、複数の色の
色信号のうち少なくとも1の第3の色信号の値が略一定
になる第2の地点近傍において第3の色信号に雑音信号
を付加するので、第3の色信号と他の色信号との境目が
認識しにくくなり、その結果として疑似輪郭を防止する
ことができる。
【0041】また、請求項13に記載の画像形成プログ
ラムは、コンピュータに複数の色成分からなる色信号を
複数処理して、所望の画像の画像信号を形成することを
実行させるものを対象として、特に、前記複数の色の色
信号のうち少なくとも1の第3の色信号の値が略一定に
なる第2の地点近傍において前記第3の色信号とは異な
る少なくとも1の第4の色信号に雑音信号を付加するこ
とを実行させることを特徴としている。
【0042】請求項13に記載の画像形成プログラムを
実行させることによって、コンピュータは、複数の色の
色信号のうち少なくとも1の第3の色信号の値が略一定
になる第2の地点近傍において第3の色信号とは異なる
少なくとも1の第4の色信号に雑音信号を付加するの
で、第3の色信号と第4の色信号との境目が認識しにく
くなり、その結果として疑似輪郭を防止することができ
る。
【0043】さらに、請求項14に記載の画像形成プロ
グラムは、コンピュータに複数の色成分からなる色信号
を複数処理して、所望の画像の画像信号を形成すること
を実行させるものを対象として、特に、前記所望の画像
に関するパラメータに基づいて、そのパラメータ毎に相
対値を記憶した相対値記憶手段から相対値を抽出する相
対値抽出手順と、その相対値抽出手順によって抽出され
た相対値の略1/2の入力値近傍において雑音信号を付
加する雑音付加手順とを実行させることを特徴としてい
る。
【0044】請求項14に記載の画像形成プログラムを
実行させることによって、コンピュータは、相対値抽出
手段により、所望の画像に関するパラメータに基づい
て、そのパラメータ毎に相対値を記憶した相対値記憶手
段から相対値を抽出し、雑音付加手段により、相対値抽
出手順によって抽出された相対値の略1/2の入力値近
傍において雑音信号を付加するので、雑音信号を付加す
る位置を迅速に特定するとともに、疑似輪郭を効果的に
防止することができる。
【0045】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。なお、従来技術と同様の
処理については、同番号を付して説明するものとする。 (1)装置の構成 図1に本発明の画像形成装置であるプリンタ22を使用
した画像処理システムの構成を示し、図2にその画像形
成装置であるプリンタ22の概略構造を示す。
【0046】図1において、画像処理システムは、パー
ソナルコンピュータ90によって構成され、外部にスキ
ャナー12と、カラープリンタ22とを有している。パ
ーソナルコンピュータ90は、カラーディスプレイ21
とキーボード、マウス等からなる入力部92とを備えて
いる。
【0047】コンピュータ90の内部には、図示しない
CPU,RAM,ROM等が備えられており、所定のオ
ペレーティングシステムの下で、アプリケーションプロ
グラム95が動作している。オペレーティングシステム
には、ビデオドライバ91やプリンタドライバ96が組
み込まれており、アプリケーションプログラム95から
はこれらのドライバを介して、最終カラー画像データF
NLが出力されることになる。画像のレタッチなどを行
うアプリケーションプログラム95は、スキャナ12か
ら画像を読み込み、これに対して所定の処理を行いつつ
ビデオドライバ91を介してCRTディスプレイ21に
画像を表示している。このアプリケーションプログラム
95が、印刷命令を発行すると、コンピュータ90のプ
リンタドライバ96が、画像情報をアプリケーションプ
ログラム95から受け取り、これをプリンタ22が印字
可能な信号(ここではシアン、マゼンダ、イエロー、ブ
ラック、ライトシアン及びライトマゼンタの各色につい
ての2値化された信号)に変換している。図1に示した
例では、プリンタドライバ96の内部には、アプリケー
ションプログラム95が扱っているカラー画像データを
ドット単位の画像データに変換するラスタライザ97
と、ドット単位の画像データに対してプリンタ22が使
用するインク色および発色の特性に応じた色補正を行う
色補正モジュール98と、色補正モジュール98が参照
する色補正テーブルCTと、色補正された後の画像情報
からドット単位でのインクの有無によってある面積での
濃度を表現するいわゆるハーフトーンの画像情報を生成
するハーフトーンモジュール99とが備えられている。
【0048】スキャナ12は、カラー原稿からカラー画
像データを読み取り、レッド(R),グリーン(G),
ブルー(B)の3色の色成分からなる原カラー画像デー
タORGをコンピュータ90に供給する。
【0049】また、プリンタ22は、印字可能な上記信
号を受け取り、記録用紙に画像情報を記録する。
【0050】次に、図2によりプリンタ22の概略構成
を説明する。図示するように、このプリンタ22は、紙
送りモータ23によって用紙Pを搬送する機構と、キャ
リッジモータ24によってキャリッジ31をプラテン2
6の軸方向に往復動させる機構と、キャリッジ31に搭
載された印字ヘッド28を駆動してインクの吐出および
ドット形成を制御する機構と、これらの紙送りモータ2
3,キャリッジモータ24,印字ヘッド28および操作
パネル32との信号のやり取りを司る制御回路40とか
ら構成されている。
【0051】このプリンタ22のキャリッジ31には、
黒インク(Bk)用のカートリッジ71とシアン
(C)、マゼンタ(M)、イエロ(Y)、ライトシアン
(Lc)、ライトマゼンタ(Lm)の6色のインクを収
納したカラーインク用カートリッジ72が搭載可能であ
る。キャリッジ31の下部の印字ヘッド28には計6個
のインク吐出用ヘッド61ないし66が形成されてお
り、キャリッジ31の底部には、この各色用ヘッドにイ
ンクタンクからのインクを導く導入管67(図3参照)
が立設されている。キャリッジ31に黒(Bk)インク
用のカートリッジ71およびカラーインク用カートリッ
ジ72を上方から装着すると、各カートリッジに設けら
れた接続孔に導入管67が挿入され、各インクカートリ
ッジから吐出用ヘッド61ないし66へのインクの供給
が可能となる。
【0052】インクが吐出される機構を簡単に説明す
る。図3はインク吐出用ヘッド28の内部の概略構成を
示す説明図である。インク用カートリッジ71,72が
キャリッジ31に装着されると、図3に示すように毛細
管現象を利用してインク用カートリッジ内のインクが導
入管67を介して吸い出され、キャリッジ31下部に設
けられた印字ヘッド28の各色ヘッド61ないし66に
導かれる。なお、初めてインクカートリッジが装着され
たときには、専用のポンプによりインクを各色のヘッド
61ないし66に吸引する動作が行われるが、本実施例
では吸引のためのポンプ、吸引時に印字ヘッド28を覆
うキャップ等の構成については図示および説明を省略す
る。
【0053】各色のヘッド61ないし66には、後で説
明する通り、各色毎に32個のノズルNzが設けられて
おり、各ノズル毎に電歪素子の一つであって応答性に優
れたピエゾ素子PEが配置されている。ピエゾ素子PE
とノズルNzとの構造を詳細に示したのが、図4であ
る。図示するように、ピエゾ素子PEは、ノズルNzま
でインクを導くインク通路68に接する位置に設置され
ている。ピエゾ素子PEは、周知のように、電圧の印加
により結晶構造が歪み、極めて高速に電気−機械エネル
ギの変換を行う素子である。本実施例では、ピエゾ素子
PEの両端に設けられた電極間に所定時間幅の電圧を印
加することにより、図4下段に示すように、ピエゾ素子
PEが電圧の印加時間だけ伸張し、インク通路68の一
側壁を変形させる。この結果、インク通路68の体積は
ピエゾ素子PEの伸張に応じて収縮し、この収縮分に相
当するインクが、粒子Ipとなって、ノズルNzの先端
から高速に吐出される。このインク粒子Ipがプラテン
26に装着された用紙Pに染み込むことにより、印刷が
行われる。
【0054】以上説明したハードウェア構成を有するプ
リンタ22は、紙送りモータ23によりプラテン26そ
の他のローラを回転して用紙Pを搬送しつつ(いわゆる
副走査)、キャリッジ31をキャリッジモータ24によ
り往復動させ(いわゆる主走査)、同時に印字ヘッド2
8の各色ヘッド61ないし66のピエゾ素子PEを駆動
して、各色インクの吐出を行い、ドットを形成して用紙
P上に多色の画像を形成する。
【0055】用紙Pを搬送する機構は、紙送りモータ2
3の回転をプラテン26のみならず、用紙搬送ローラに
伝達するギヤトレインを備える(図示省略)。また、キ
ャリッジ31を往復動させる機構は、プラテン26の軸
と並行に架設されキャリッジ31を摺動可能に保持する
摺動軸34と、キャリッジモータ24との間に無端の駆
動ベルト36を張設するプーリ38と、キャリッジ31
の原点位置を検出する位置検出センサ39等から構成さ
れている。
【0056】次に、プリンタ22の制御回路40の内部
構成を説明する。図5は、制御回路40の内部構成を示
す説明図である。図5に示す通り、この制御回路40の
内部には、CPU41,PROM42,RAM43の
他、コンピュータ90とのデータのやりとりを行うPC
インタフェース44と、紙送りモータ23、キャリッジ
モータ24および操作パネル32などとの信号をやりと
りする周辺入出力部(PIO)45と、計時を行うタイ
マ46と、ヘッド61〜66にドットのオン・オフの信
号を出力する転送用バッファ47などが設けられてお
り、これらの素子および回路はバスで相互に接続されて
いる。また、制御回路40には、所定周波数で駆動波形
を出力する発信器51、および発信器51からの出力を
ヘッド61〜66に所定のタイミングで分配する分配器
55も設けられている。制御回路40は、コンピュータ
90で処理されたドットデータを受け取り、これを一時
的にRAM43に蓄え、所定のタイミングで転送用バッ
ファ47に出力する。
【0057】なお、PROM42には、インク色(黒、
シアン、マゼンタ、イエロ、ライトシアン、ライトマゼ
ンタの6色)及び形成されるドットの大きさごとに相対
値が予め記憶されている。PROM42に記憶されてい
る相対値の例を表1に示す。
【0058】
【表1】
【0059】なお、第1の実施の形態では、小ドットの
液滴量を6pl、中ドットの液滴量を10pl、大ドッ
トの液滴量を20plとした。
【0060】次に、第1の実施の形態における多値誤差
拡散の処理について説明する。この多値誤差拡散処理
は、プリンタ22に内蔵されたCPU41が行う。
【0061】図6aは、本発明の多値誤差拡散の処理の
概略を説明するためのブロック図である。図6aにおい
て、PCインターフェース44を介して入力値101が
入力されると、それ以前に処理された画素の誤差を、誤
差バッファ109から読み出した値から分散マトリクス
103によって演算し、その演算された誤差を入力値1
01に加えて補正値108を算出する。そして、算出さ
れた補正値と閾値3とを比較手段5によって比較する。
なお、閾値3は、入力値101に応じたノイズ1を付加
する。そして、以後、従来技術と同様の処理によりドッ
トの出力と当該画素における誤差の誤差バッファ109
への登録が行われる。
【0062】一方、ノイズ1は、全入力値101に対し
付加されるのではなく、特定の入力値付近で付加され
る。特に、前記相対値の1/2の値近傍又は小ドット
(最も低濃度のドット又はインク)の相対値の1/2の
値近傍においてノイズを付加したところ最も疑似輪郭発
生の防止に効果があった。例えば、シアンインクを使用
して小ドットで形成した画像の相対値は、表1によれば
60であるが、この60の1/2の値である30近傍の
入力値においてノイズを付加すれば疑似輪郭が効果的に
除去されるのである。
【0063】ちなみに、この効果を図7を用いて説明す
る。図7(a)は、従来の多値誤差拡散処理(図9)に
おける入力値(細線)と出力値(太線)との関係を示し
た図であり、図7(b)は、本発明の多値誤差拡散処理
(図6a)における入力値(細線)と出力値(太線)と
の関係を示した図である。これらの図7(a)及び図7
(b)に示した入力値及び出力値は、シアンインク・小
ドットで形成されたグラデーション部分において発生し
た擬似輪郭を対象にしている。また、図7(a)及び図
7(b)の縦軸に示す0〜120は、入力値(グラフ上
太線が入力値を示す)及び出力値(グラフ上細線が出力
値を示す)のレベル値を表し、横軸に示す0〜400
は、画像の所定の位置からの距離を表す。図7(a)に
よると、240〜250の位置には、出力値が水平状態
から急落している部分が見られ、入力値との乖離が見ら
れる。これが擬似輪郭となって所見され、この疑似輪郭
の発生地点が入力値30近傍の地点であることが理解さ
れる。そこで、この入力値30の地点近傍においてノイ
ズを付加してやると、図7(b)のように乖離部分が消
滅し、疑似輪郭が消滅した。
【0064】ここで付加するノイズは、相対値の1/2
の近傍の時に最大の雑音信号を付加し、相対値との差の
絶対値が大きくなるに従い漸次減少させて付加するのが
望ましい。この場合の雑音信号は、閾値3の値を下記式
により算出して付加することができる。
【0065】 閾値=閾値 + rate × 係数 × ノイズ
【0066】
【数1】
【0067】ここで、Rangeの値は10に設定さ
れ、rate>0の場合にノイズが付加される。また、
ノイズは一般に使用されている白色ノイズを使用した。
【0068】なお、第1の実施の形態では、シアンイン
ク・小ドットで形成されたグラデーション部分における
擬似輪郭の改善を説明したが、シアンインク・小ドット
で形成されたグラデーション部分に限らず、他のインク
色(黒、マゼンタ、イエロ、ライトシアン、ライトマゼ
ンタ)及び他のドットの大きさ(大ドット、中ドット)
の組合せにおける相対値(表1参照)についても同様の
効果が確認できた。
【0069】次に、第2の実施の形態における多値誤差
拡散の処理について説明する。
【0070】図8(a)は、従来の多値誤差拡散処理
(図9)におけるライトシアンの入力値(太線)と出力
値(太線の周りの振動している線)との関係及びシアン
の入力値(細線)と出力値(細線の周りの振動している
線)との関係を示した図であり、図8(b)は、本発明
の多値誤差拡散処理(図6a)におけるライトシアンの
入力値(太線)と出力値(太線の周りの振動している
線)との関係及びシアンの入力値(細線)と出力値(細
線の周りの振動している線)との関係を示した図であ
る。さらに詳細に説明すると、図8(b)は、ライトシ
アンインク(第2の色信号)にシアンインク(第1の色
信号)を混合させた地点(第1の地点)近傍においてシ
アンインク(第1の色信号)に雑音信号を付加した場合
におけるライトシアンの入力値(太線)と出力値(太線
の周りの振動している線)との関係及びシアンの入力値
(細線)と出力値(細線の周りの振動している線)との
関係を示した図である。
【0071】なお、これらの図8(a)及び図8(b)
に示した入力値及び出力値は、シアンのグラデーション
部分において発生した擬似輪郭を対象にしている。ま
た、図8(a)及び図8(b)の縦軸に示す0〜60
は、入力値及び出力値のレベル値を表し、横軸に示す1
〜2501は、画像の所定の位置からの距離を表す。
【0072】図8(a)において距離が1500の近傍
では、シアンの出力値が入力値より遅延していることが
確認される。一方、シアンの出力値が遅延している距離
でのライトシアンの出力値を見ると、ライトシアンの出
力値はほぼ水平状態になっている。このライトシアンの
出力値が水平状態であって、シアンの出力値が発生する
までの位置において擬似輪郭が発生していることが確認
された。
【0073】一方、図8(b)において距離が1500
の近傍では、シアンの出力値が入力値とほぼ同じ位置か
ら立ち上がっている。そして、シアンの出力値が立ち上
がっている位置でのライトシアンの出力値を見ると、ラ
イトシアンの出力値はちょうど値が水平状態になり始め
る位置になっており、この状態において擬似輪郭が改善
されていることが確認された。
【0074】なお、第2の実施の形態においては、ライ
トシアンインク(第2の色信号)にシアンインク(第1
の色信号)を混合させた地点(第1の地点)近傍におい
てシアンインク(第1の色信号)に雑音信号を付加した
場合において疑似輪郭が改善されたことを説明したが、
その他にも、ライトシアンインク(第2の色信号)にシ
アンインク(第1の色信号)を混合させた地点(第1の
地点)近傍においてライトシアンインク(第2の色信
号)に雑音信号を付加した場合においても疑似輪郭が改
善されていることが確認され、ライトシアンインク(第
2の色信号)にシアンインク(第1の色信号)を混合さ
せた地点(第1の地点)近傍においてライトシアンイン
ク(第2の色信号)及びシアンインク(第1の色信号)
に雑音信号を付加した場合においても疑似輪郭が改善さ
れていることが確認された。
【0075】また、雑音信号を第1の地点近傍において
特定して付加するので、疑似輪郭を迅速かつ効果的に防
止することができた。
【0076】ところで、シアンインクに雑音信号を付加
する場合には、ライトシアンインクにシアンインクを混
合させた地点近傍において最大の雑音信号を付加すると
ともに、シアンインクの値が増加するに伴い漸次減少さ
せて付加するのが望ましい。この場合の雑音信号は、閾
値3の値を下記式により算出して付加することができ
る。
【0077】 閾値=閾値 + rate × 係数 × ノイズ
【0078】
【数2】
【0079】ここで、Rangeの値は10に設定さ
れ、0<rate≦1の場合にノイズが付加される。ま
た、第2の実施の形態においては、係数=0.2とし、
ノイズは一般に使用されている白色ノイズを使用した。
【0080】一方、ライトシアンインクに雑音信号を付
加する場合には、ライトシアンインクにシアンインクを
混合させた地点近傍において最大の雑音信号を付加する
とともに、ライトシアンインクの値が減少するに伴い漸
次減少させて付加するのが望ましい。この場合の雑音信
号も、閾値3の値を下記式により算出して付加すること
ができる。
【0081】 閾値=閾値 + rate × 係数 × ノイズ
【0082】
【数3】
【0083】ここで、Rangeの値は10に設定さ
れ、0<rate≦1の場合にノイズが付加される。ま
た、前記同様に、係数=0.2とし、ノイズは一般に使
用されている白色ノイズを使用した。
【0084】ライトシアンインクにシアンインクを混合
させた地点近傍において最大の雑音信号を付加するとと
もに、シアンインクの値が増加するに伴い漸次減少させ
て雑音信号を付加した場合、及びライトシアンインクに
シアンインクを混合させた地点近傍において最大の雑音
信号を付加するとともに、ライトシアンインクの値が減
少するに伴い漸次減少させて雑音信号を付加した場合に
は、疑似輪郭がさらに防止されることが確認された。
【0085】また、ライトシアンインクにシアンインク
を混合させた地点近傍においてシアンインク及びライト
シアンインクに最大の雑音信号を付加するとともに、シ
アンインクには、シアンインクの値が増加するに伴い漸
次減少させて雑音信号を付加し、ライトシアンインクに
は、ライトシアンインクの値が減少するに伴い漸次減少
させて雑音信号を付加すれば、さらに疑似輪郭が顕著に
防止されることが確認された。
【0086】次に、第3の実施の形態における多値誤差
拡散の処理について説明する。第3の実施の形態におい
ては、図8(b)を利用して説明する。すなわち、第2
の実施の形態においては、ライトシアンインクにシアン
インクを混合させた地点近傍においてシアンインク又は
ライトシアンインクに雑音信号を付加したが、第3の実
施の形態においては、例えば、ライトシアンインク(第
3の色信号)の入力値が略一定になる地点(第2の地
点)近傍においてライトシアンインクに雑音信号を付加
する。この雑音信号の付加により、ライトシアンの色信
号とシアンの色信号との境目が認識しにくくなり、その
結果として疑似輪郭が改善されていることが確認され
た。
【0087】また、第3の実施の形態においては、ライ
トシアンインク(第3の色信号)の入力値が略一定にな
る地点(第2の地点)近傍においてシアンインク(第4
の色信号)に雑音信号を付加してもよい。その場合に
は、雑音信号の付加により、シアンの出力値が入力値と
ほぼ同じ位置から立ち上がり擬似輪郭が改善されている
ことが確認された。
【0088】以上、本発明の種々の実施の形態について
説明してきたが、本発明はこれらに限定されるものでは
なく、その要旨を逸脱しない範囲で、種々の形態による
実施が可能である。例えば、以上で説明した種々の処理
は画像形成装置に備えられたCPU41で実行するもの
としているが、かかる処理を実行する機能を画像形成プ
ログラムとして実施するものであってもよい。この場合
には、画像形成プログラムをCD−ROM等の記録媒体
を介して、またはインターネットを介して実施すること
も可能である。
【0089】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように、
本発明の請求項1に記載の画像形成装置によれば、雑音
信号は、複数の色の色信号のうち少なくとも1の第1の
色信号と、その第1の色信号とは異なる少なくとも1の
第2の色信号とが混合する第1の地点近傍において、第
1の色信号及び/又は第2の色信号に付加され、所望の
画像の画像信号が形成されるので、疑似輪郭を迅速かつ
効果的に防止することができる。
【0090】また、請求項2に記載の画像形成装置によ
れば、雑音信号は、第1の地点近傍において、第2の色
信号に対応する色よりも濃い色に対応する第1の色信号
に最大に付加されるとともに、第1の色信号の値が増加
するに伴い漸次減少させて付加されるので、疑似輪郭を
さらに効果的に防止することができる。
【0091】また、請求項3に記載の画像形成装置によ
れば、雑音信号は、第1の地点近傍において、第1の色
信号に対応する色よりも薄い色に対応する第2の色信号
に最大に付加されるとともに、第1の色信号の値が減少
するに伴い漸次減少させて付加されるので、疑似輪郭を
さらに効果的に防止することができる。
【0092】また、請求項4に記載の画像形成装置によ
れば、雑音信号は、第1の地点近傍において、第2の色
信号に対応する色よりも濃い色に対応する第1の色信号
に最大に付加されるとともに、第1の色信号の値が増加
するに従い漸次減少させて付加され、さらに、雑音信号
は、第1の地点近傍において、第2の色信号に最大に付
加されるとともに、第1の色信号の値が減少するに従い
漸次減少させて付加されるので、疑似輪郭をさらに効果
的に防止することができる。
【0093】また、請求項5に記載の画像形成装置によ
れば、雑音信号は、複数の色の色信号のうち少なくとも
1の第3の色信号の値が略一定になる第2の地点近傍に
おいて第3の色信号に付加されるので、第3の色信号と
他の色信号との境目が認識しにくくなり、その結果とし
て疑似輪郭を防止することができる。
【0094】また、請求項6に記載の画像形成装置によ
れば、雑音信号は、複数の色の色信号のうち少なくとも
1の第3の色信号の値が略一定になる第2の地点近傍に
おいて第3の色信号とは異なる少なくとも1の第4の色
信号に付加されるので、第3の色信号と第4の色信号と
の境目が認識しにくくなり、その結果として疑似輪郭を
防止することができる。
【0095】また、請求項7に記載の画像形成装置によ
れば、雑音信号は、所望の画像に関するパラメータ毎に
相対値を記憶した相対値記憶手段から、パラメータに基
づいて相対値を抽出し、その抽出された相対値の略1/
2の入力値近傍において付加されるので、雑音信号を付
加する位置を迅速に特定するとともに、疑似輪郭を効果
的に防止することができる。
【0096】また、請求項8に記載の画像形成プログラ
ムによれば、コンピュータは、複数の色の色信号のうち
少なくとも1の第1の色信号と、その第1の色信号とは
異なる少なくとも1の第2の色信号とが混合する第1の
地点近傍において第1の色信号及び/又は第2の色信号
に雑音信号を付加するので、疑似輪郭を迅速かつ効果的
に防止することができる。
【0097】また、請求項9に記載の画像形成プログラ
ムによれば、コンピュータは、第1の地点近傍におい
て、第2の色信号に対応する色よりも濃い色に対応する
第1の色信号に最大の雑音信号を付加するとともに、第
1の色信号の値が増加するに伴い漸次減少させて雑音信
号を付加するので、疑似輪郭をさらに効果的に防止する
ことができる。
【0098】また、請求項10に記載の画像形成プログ
ラムによれば、コンピュータは、第1の地点近傍におい
て、第1の色信号に対応する色よりも薄い色に対応する
第2の色信号に最大の雑音信号を付加するとともに、第
1の色信号の値が減少するに伴い漸次減少させて雑音信
号を付加するので、疑似輪郭をさらに効果的に防止する
ことができる。
【0099】また、請求項11に記載の画像形成プログ
ラムによれば、コンピュータは、第1の地点近傍におい
て、第1の色信号に対応する色よりも濃い色に対応する
第1の色信号に最大の雑音信号を付加するとともに、第
1の色信号の値が増加するに従い漸次減少させて雑音信
号を付加し、第2の色信号には、第1の地点近傍におい
て最大の雑音信号を付加するとともに、第1の色信号の
値が減少するに従い漸次減少させて雑音信号を付加する
ので、疑似輪郭をさらに効果的に防止することができ
る。
【0100】また、請求項12に記載の画像形成プログ
ラムによれば、コンピュータは、複数の色の色信号のう
ち少なくとも1の第3の色信号の値が略一定になる第2
の地点近傍において第3の色信号に雑音信号を付加する
ので、第3の色信号と他の色信号との境目が認識しにく
くなり、その結果として疑似輪郭を防止することができ
る。
【0101】また、請求項13に記載の画像形成プログ
ラムによれば、コンピュータは、複数の色の色信号のう
ち少なくとも1の第3の色信号の値が略一定になる第2
の地点近傍において第3の色信号とは異なる少なくとも
1の第4の色信号に雑音信号を付加するので、第3の色
信号と第4の色信号との境目が認識しにくくなり、その
結果として疑似輪郭を防止することができる。
【0102】さらに、請求項14に記載の画像形成プロ
グラムによれば、コンピュータは、相対値抽出手段によ
り、所望の画像に関するパラメータに基づいて、そのパ
ラメータ毎に相対値を記憶した相対値記憶手段から相対
値を抽出し、雑音付加手段により、相対値抽出手順によ
って抽出された相対値の略1/2の入力値近傍において
雑音信号を付加するので、雑音信号を付加する位置を迅
速に特定するとともに、疑似輪郭を効果的に防止するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置であるプリンタを使用し
た画像処理システムの概略構成図である。
【図2】本発明の画像形成装置としてのプリンタの概略
構成図である。
【図3】インク吐出用ヘッドの内部の概略構成を示す説
明図である。
【図4】ピエゾ素子PEとノズルNzとの構造を説明す
る説明図である。
【図5】制御回路の内部構成を示す説明図である。
【図6】多値誤差拡散の処理の概略を説明するためのブ
ロック図である。
【図7】多値誤差拡散処理における入力値と出力値との
関係を示した図である。
【図8】多値誤差拡散処理におけるライトシアン及びシ
アンの入力値と出力値との関係を示した図である。
【図9】従来の誤差拡散法の処理の概略を説明するため
のブロック図である。
【図10】分配カーブを説明するための説明図である。
【符号の説明】
41 CPU 42 PROM 43 RAM
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 羽飼 直記 名古屋市瑞穂区苗代町15番1号 ブラザー 工業株式会社内 (72)発明者 上田 昌史 名古屋市瑞穂区苗代町15番1号 ブラザー 工業株式会社内 (72)発明者 西原 雅宏 名古屋市瑞穂区苗代町15番1号 ブラザー 工業株式会社内 Fターム(参考) 2C087 AA15 AC07 BA03 BA07 BA12 5B057 AA11 CA01 CA08 CA12 CA16 CB01 CB07 CB12 CB16 CC01 CE14 CH07 CH08 5C077 LL19 MP08 NN11 PP33 PQ12 PQ23 SS02 TT02 TT06 5C079 HB01 HB03 HB11 KA12 LC09 MA04 MA11 NA05 PA02 PA03

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の色成分からなる色信号を複数処理
    して、所望の画像の画像信号を形成する画像形成装置に
    おいて、 前記複数の色の色信号のうち少なくとも1の第1の色信
    号と、その第1の色信号とは異なる少なくとも1の第2
    の色信号とが混合する第1の地点近傍において前記第1
    の色信号及び/又は前記第2の色信号に雑音信号を付加
    することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の色信号に対応する色は、前記
    第2の色信号に対応する色よりも濃い色であって、 前記第1の地点近傍において前記第1の色信号に最大の
    雑音信号を付加するとともに、前記第1の色信号の値が
    増加するに伴い漸次減少させて前記雑音信号を付加する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の色信号に対応する色は、前記
    第2の色信号に対応する色よりも濃い色であって、 前記第1の地点近傍において前記第2の色信号に最大の
    雑音信号を付加するとともに、前記第2の色信号の値が
    減少するに伴い漸次減少させて前記雑音信号を付加する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の色信号に対応する色は、前記
    第2の色信号に対応する色よりも濃い色であって、 前記第1の色信号には、前記第1の地点近傍において最
    大の雑音信号を付加するとともに、前記第1の色信号の
    値が増加するに従い漸次減少させて前記雑音信号を付加
    し、 前記第2の色信号には、前記第1の地点近傍において最
    大の雑音信号を付加するとともに、前記第2の色信号の
    値が減少するに従い漸次減少させて前記雑音信号を付加
    することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 複数の色成分からなる色信号を複数処理
    して、所望の画像の画像信号を形成する画像形成装置に
    おいて、 前記複数の色の色信号のうち少なくとも1の第3の色信
    号の値が略一定になる第2の地点近傍において前記第3
    の色信号に雑音信号を付加することを特徴とする画像形
    成装置。
  6. 【請求項6】 複数の色成分からなる色信号を複数処理
    して、所望の画像の画像信号を形成する画像形成装置に
    おいて、 前記複数の色の色信号のうち少なくとも1の第3の色信
    号の値が略一定になる第2の地点近傍において前記第3
    の色信号とは異なる少なくとも1の第4の色信号に雑音
    信号を付加することを特徴とする画像形成装置。
  7. 【請求項7】 複数の色成分からなる色信号を複数処理
    して、所望の画像の画像信号を形成する画像形成装置に
    おいて、 前記所望の画像に関するパラメータ毎に相対値を記憶し
    た相対値記憶手段と、 前記パラメータに基づいて前記相対値記憶手段から相対
    値を抽出し、 その抽出された相対値の略1/2の入力値近傍において
    雑音信号を付加することを特徴とする画像形成装置。
  8. 【請求項8】 コンピュータに複数の色成分からなる色
    信号を複数処理して、所望の画像の画像信号を形成する
    ことを実行させるための画像形成プログラムにおいて、 前記複数の色の色信号のうち少なくとも1の第1の色信
    号と、その第1の色信号とは異なる少なくとも1の第2
    の色信号とが混合する第1の地点近傍において前記第1
    の色信号及び/又は前記第2の色信号に雑音信号を付加
    することを実行させるための画像形成プログラム。
  9. 【請求項9】 前記第1の色信号に対応する色は、前記
    第2の色信号に対応する色よりも濃い色であって、 前記第1の地点近傍において前記第1に色信号に最大の
    雑音信号を付加するとともに、前記第1の色信号の値が
    増加するに伴い漸次減少させて前記雑音信号を付加する
    ことをコンピュータに実行させるための請求項8に記載
    の画像形成プログラム。
  10. 【請求項10】 前記第1の色信号に対応する色は、前
    記第2の色信号に対応する色よりも濃い色であって、 前記第1の地点近傍において前記第2の色信号に最大の
    雑音信号を付加するとともに、前記第1の色信号の値が
    減少するに伴い漸次減少させて前記雑音信号を付加する
    ことをコンピュータに実行させるための請求項8に記載
    の画像形成プログラム。
  11. 【請求項11】 前記第1の色信号に対応する色は、前
    記第2の色信号に対応する色よりも濃い色であって、 前記第1の色信号には、前記第1の地点近傍において最
    大の雑音信号を付加するとともに、前記第1の色信号の
    値が増加するに従い漸次減少させて前記雑音信号を付加
    し、 前記第2の色信号には、前記第1の地点近傍において最
    大の雑音信号を付加するとともに、前記第1の色信号の
    値が減少するに従い漸次減少させて前記雑音信号を付加
    することをコンピュータに実行させるための請求項8に
    記載の画像形成プログラム。
  12. 【請求項12】 コンピュータに複数の色成分からなる
    色信号を複数処理して、所望の画像の画像信号を形成す
    ることを実行させるための画像形成プログラムにおい
    て、 前記複数の色の色信号のうち少なくとも1の第3の色信
    号の値が略一定になる第2の地点近傍において前記第3
    の色信号に雑音信号を付加することを実行させるための
    画像形成プログラム。
  13. 【請求項13】 コンピュータに複数の色成分からなる
    色信号を複数処理して、所望の画像の画像信号を形成す
    ることを実行させるための画像形成プログラムにおい
    て、 前記複数の色の色信号のうち少なくとも1の第3の色信
    号の値が略一定になる第2の地点近傍において前記第3
    の色信号とは異なる少なくとも1の第4の色信号に雑音
    信号を付加することを実行させるための画像形成プログ
    ラム。
  14. 【請求項14】 コンピュータに複数の色成分からなる
    色信号を複数処理して、所望の画像の画像信号を形成す
    ることを実行させるための画像形成プログラムにおい
    て、 前記所望の画像に関するパラメータに基づいて、そのパ
    ラメータ毎に相対値を記憶した相対値記憶手段から相対
    値を抽出する相対値抽出手順と、 その相対値抽出手順によって抽出された相対値の略1/
    2の入力値近傍において雑音信号を付加する雑音付加手
    順とを実行させるための画像形成プログラム。
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