JP2007062351A - 成形用金型および成形体の成形方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】成形用金型1は、本体金型2と、該本体金型2に対して相対的に移動できるスライド型3とからなる固定型と、可動型4とから構成されている。スライド型3は、その一部がキャビティCに面し、型締めおよび型開き方向(X方向)と異なる方向(Y方向)に移動できるようになっており、型締めおよび型開き方向と直交する面a21とそれ以外の面a22とからなる発泡層a2がキャビティC内で成長する際に、少なくともスライド型3がY方向に移動することにより、発泡層a2を構成する面a21と面a22がともに所定の発泡倍率を満足するように成長することが可能となる。
【選択図】図3
Description
Claims (13)
- 固定型と可動型とから構成され、双方の型間に画成されたキャビティ内にて芯材と発泡層の2層構造を有する成形体を成形するための成形用金型であって、
固定型は、本体金型と、該本体金型に対して相対的に移動するスライド型と、から構成されており、該スライド型は、その一部が前記キャビティに面し、型締めおよび型開き方向と異なる方向に移動するように構成されており、前記キャビティ面は互いに平行でない複数の方向に広がる面から構成されていることを特徴とする成形用金型。 - 前記キャビティ面が、前記型締めおよび型開き方向と直交する面とそれ以外の面とからなることを特徴とする請求項1に記載の成形用金型。
- 前記本体金型には、スライド型の一部または全部が収容される収容空間が設けられており、スライド型には該スライド型の所定方向の移動を案内する軸部材が設けられており、可動型には軸部材が遊嵌する案内溝が設けられており、案内溝に軸部材が遊嵌された姿勢で本体金型およびスライド型と対向する位置に可動型が設けられており、発泡層の成長に応じて可動型または固定型とスライド型が移動することにより、発泡層を構成する複数の方向に広がる面を、それぞれ所定の発泡倍率で成形させることを特徴とする請求項1または2に記載の成形用金型。
- 前記本体金型には、スライド型の一部または全部が収容される収容空間が設けられており、該収容空間はスライド型が所定の方向に移動可能に成形されており、発泡層の成長に応じて該発泡層用のキャビティを形成するようにスライド型がアクチュエータによって移動するように構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の成形用金型。
- キャビティ面を構成する複数の方向に広がる各面の面積比率に応じて各面に直交する方向の線形ベクトルがそれぞれ求められ、それぞれの線形ベクトルを結合してなる結合ベクトルが求められ、該結合ベクトルに直交する方向がスライド型の移動方向に設定されており、スライド型は一側面側からアクチュエータにて押出されるように構成されており、スライド型の前記一側面と反対側の他側面に対向している可動型の内壁面が、前記結合ベクトルの方向に広がるように形成されており、スライド型が該内壁面に沿って移動するように構成されていることを特徴とする請求項4に記載の成形用金型。
- 請求項5に記載の成形用金型において、
前記可動型の内壁面にスライド型が接していることを確認するためのセンサが該可動型に内蔵されていることを特徴とする成形用金型。 - 請求項6に記載の成形用金型において、
センサの検知結果が所定の閾値を外れたことを知らせる警報手段をさらに備えたことを特徴とする成形用金型。 - 可動型が、本体金型とその内部で回転する入子とから構成されており、該入子の一方面はキャビティに面しており、芯材と発泡層の成形ごとに入子の前記一方面の角度を調整する調整手段を備えていることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の成形用金型。
- 可動型が、本体金型とその内部を前記結合ベクトルの方向に移動する入子とから構成されていることを特徴とする請求項5〜7のいずれかに記載の成形用金型。
- 本体金型と、該本体金型に対して相対的に移動するスライド型と、からなる固定型と、可動型と、から構成される成形用金型を使用し、固定型と可動型とから画成されるキャビティ内で、芯材と発泡層の2層構造からなる成形体であって、該発泡層が複数の方向に広がる面から構成される成形体を成形する成形方法において、
前記キャビティ内で芯材を所定形状に成形する第一工程と、発泡層用の溶融材料をキャビティ内に充填し、発泡層の成長に応じて少なくともスライド型が所定の方向に移動し、本体金型とスライド型と可動型とから成形体を離型する第二工程と、からなり、第二工程における発泡層の成長の際にはスライド型が所定の方向に移動することにより、発泡層を構成する複数の方向に広がるすべての面を所定の発泡倍率を満足するように成長させることを特徴とする成形体の成形方法。 - 第1の本体金型と、該第1の本体金型に対して相対的に移動できるスライド型と、からなる第1の固定型と、第2の固定型と、第2の本体金型とその内部で回転する入子とから構成されていずれかの固定型に組み付けられる可動型と、から構成される成形用金型を使用し、第2の固定型と可動型とから画成される第1のキャビティ内で芯材を成形し、第1の固定型と可動型とから画成される第2のキャビティ内で芯材表面に発泡層を成形することによってできる2層構造の成形体であって、該発泡層が複数の方向に広がる面から構成される成形体を成形する成形方法において、
第1のキャビティ内で芯材を所定形状に成形する第一工程と、可動型の入子の角度を回転させ、その一方面とスライド型とから第2のキャビティを画成し、該第2のキャビティ内に芯材を載置するとともに発泡層用の溶融材料を充填し、発泡層の成長に応じて少なくともスライド型が所定の方向に移動し、本体金型とスライド型と可動型とから成形体を離型する第二工程と、からなり、第二工程における発泡層の成長の際にはスライド型が所定の方向に移動することにより、発泡層を構成する複数の方向に広がるすべての面を所定の発泡倍率を満足するように成長させることを特徴とする成形体の成形方法。 - 第1の本体金型と、該第1の本体金型に対して相対的に移動できるスライド型と、からなる第1の固定型と、第2の固定型と、第2の本体金型とその内部をスライドする入子とから構成されていずれかの固定型に組み付けられる可動型と、から構成される成形用金型を使用し、第2の固定型と可動型とから画成される第1のキャビティ内で芯材を成形し、第1の固定型と可動型とから画成される第2のキャビティ内で芯材表面に発泡層を成形することによってできる2層構造の成形体であって、該発泡層が複数の方向に広がる面から構成される成形体を成形する成形方法において、
第1のキャビティ内で芯材を所定形状に成形する第一工程と、可動型の入子をスライドさせ、その一方面とスライド型とから第2のキャビティを画成し、該第2のキャビティ内に芯材を載置するとともに発泡層用の溶融材料を充填し、発泡層の成長に応じて少なくともスライド型が所定の方向に移動し、本体金型とスライド型と可動型とから成形体を離型する第二工程と、からなり、第二工程における発泡層の成長の際にはスライド型が所定の方向に移動することにより、発泡層を構成する複数の方向に広がるすべての面を所定の発泡倍率を満足するように成長させることを特徴とする成形体の成形方法。 - 成形用金型には、スライド型が所定の方向に移動しているか否かを検知するセンサがさらに備えられており、前記第二工程において、センサの検知結果が所定の閾値を外れた際にはスライド型と可動型の移動が停止されることを特徴とする請求項10〜12のいずれかに記載の成形体の成形方法。
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