JP2007060775A - モータ - Google Patents

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Abstract

【課題】駆動制御ICを放熱させて冷却するための金属製の放熱部材の装着を容易とし、組み付け性を向上させることができるモータを提供する。
【解決手段】制御回路部材25を収容する回路収容部21e(収容凹部21f)内には、金属板材よりなる第1放熱部材45が嵌着され、その上に弾性接触片46aを有する金属板材よりなる第2放熱部材46が載置され、該弾性接触片46aが制御回路部材25の駆動制御IC41に弾性接触するように構成した。
【選択図】 図5

Description

本発明は、駆動制御ICを搭載する制御回路部材を内装するモータに関するものである。
パワーウインドウ装置等に用いられるモータとしては、回転駆動するモータ本体と、該モータ本体で生じる回転を減速出力する減速部と、該モータ本体の回転駆動を制御する制御回路部材とを備えたものがある。近年、この制御回路部材に駆動制御IC(モータ駆動用のトランジスタ等を搭載したIC)を搭載するものが提案されている。
因みに、パワーウインドウ装置用モータではないが、例えば特許文献1に示される車両用交流発電機では、その内部に電圧調整用のICが搭載されている。ICは駆動時に熱が生じるため、ICの一側面に放熱用のヒートシンク(金属製)が接触するように該ヒートシンクをネジにて固定する構造となっている。
特開平8−33296号公報
ところで、上記では、ICの放熱のためのヒートシンクをネジにて固定してICにヒートシンクを接触させる構造の他にも、接着剤を用いてICの一側面にヒートシンクを配置する構造が考えられるが、いずれにしてもヒートシンクをICに接触させるのに手間がかかり、ヒートシンクの組み付け、ひいてはモータの組み付けが煩雑である。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、駆動制御ICを搭載する制御回路部材を内装するモータであって、駆動制御ICを放熱させて冷却するための金属製の放熱部材の装着を容易とし、組み付け性を向上させることができるモータを提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、給電用ブラシを保持するブラシホルダを備えるモータ本体と、前記モータ本体で生じる回転を減速出力する減速機構を収容するギヤハウジングと、駆動制御ICを搭載し前記モータ本体の回転駆動を制御する制御回路部材とを備え、前記ブラシホルダに前記制御回路部材が装着され両部材間の電気的接続が図られた状態で前記モータ本体と前記ギヤハウジングとが一体に組み付けられてなるモータであって、前記制御回路部材を収容する回路収容ケースに、弾性接触部を有する金属製の放熱部材を嵌着又は載置し、該弾性接触部を前記制御回路部材の駆動制御ICに弾性接触させたことをその要旨とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のモータにおいて、前記モータ本体と前記ギヤハウジングとの組み付け前に前記放熱部材の嵌着又は載置を行い、前記モータ本体と前記ギヤハウジングとの組み付けと同時に、前記放熱部材の弾性接触部が前記駆動制御ICに弾性接触するように構成されたことをその要旨とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載のモータにおいて、前記モータ本体と前記ギヤハウジングとの組み付け方向に、前記放熱部材の弾性接触部の押圧力が生じるように構成されたことをその要旨とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載のモータにおいて、前記回路収容ケースは、樹脂製であり、前記放熱部材が接触する部分に開口を有し、前記放熱部材は、前記回路収容ケース内に収容され、前記回路収容ケースに設けた開口から露出する露出部を有することをその要旨とする。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載のモータにおいて、前記放熱部材は、前記露出部と前記弾性接触部とを一体に備えたことをその要旨とする。
請求項6に記載の発明は、請求項4に記載のモータにおいて、前記放熱部材は、前記露出部を有する第1放熱部材と、前記弾性接触部を有し前記第1放熱部材と接触させて配置される第2放熱部材とで構成されたことをその要旨とする。
請求項7に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載のモータにおいて、前記回路収容ケースは、複数のケース部材よりなり、その内で前記放熱部材が接触する部材が少なくとも金属製であり、前記放熱部材は、前記回路収容ケース内に載置されたことをその要旨とする。
請求項8に記載の発明は、請求項1〜7のいずれか1項に記載のモータにおいて、前記放熱部材の弾性接触部は、前記制御回路部材の駆動制御ICに面接触する接触部を有することをその要旨とする。
請求項9に記載の発明は、請求項1〜8のいずれか1項に記載のモータにおいて、前記放熱部材は、金属板材を用いて構成されるとともに、その金属板材から前記弾性接触部が切り起こされて構成されたことをその要旨とする。
請求項10に記載の発明は、請求項1〜9のいずれか1項に記載のモータにおいて、前記回路収容ケースは、前記ギヤハウジングに一体に形成される回路収容部と、該回路収容部の開口部を閉塞するカバーとで構成されたことをその要旨とする。
請求項11に記載の発明は、請求項1〜9のいずれか1項に記載のモータにおいて、前記回路収容ケースは、前記ブラシホルダ又は前記ギヤハウジングに装着される回路収容部材と、該回路収容部材の開口部を閉塞すべく前記ブラシホルダに一体に形成されるカバー部とで構成されたことをその要旨とする。
(作用)
請求項1に記載の発明によれば、制御回路部材は、駆動制御ICを搭載しており、給電ブラシを保持するブラシホルダに装着されて互いに電気的に接続され、モータ本体の回転駆動を制御する。この制御回路部材を収容する回路収容ケースには、弾性接触部を有する金属製の放熱部材が嵌着又は載置され、該弾性接触部が制御回路部材の駆動制御ICに弾性接触する。つまり、駆動に伴って発熱する駆動制御ICから弾性接触部を通じて放熱部材が吸熱し、それを周囲に放熱して駆動制御ICの冷却がなされる。このような放熱部材は回路収容ケースに対して嵌着又は載置により容易に装着が可能で、駆動制御ICに対しても弾性接触部を接触させるだけで済む。これにより、放熱部材の装着が容易となってモータの組み付け性が向上する。
請求項2に記載の発明によれば、モータ本体とギヤハウジングとの組み付け前に放熱部材の嵌着又は載置が行われ、モータ本体とギヤハウジングとの組み付けと同時に、放熱部材の弾性接触部が駆動制御ICに弾性接触する。これにより、放熱部材の弾性接触部を駆動制御ICに接触させる工程を別途必要としないため、モータの組み付け工程が簡素化される。
請求項3に記載の発明によれば、モータ本体とギヤハウジングとの組み付け方向に、放熱部材の弾性接触部の押圧力が生じるように構成される。つまり、モータ本体とギヤハウジングとの組み付け前においては弾性接触部が自身の弾性力により突出した状態となるが、その突出方向をモータ本体とギヤハウジングとの組み付け方向に設定することで、組み付け時に弾性接触部が他部材に引っ掛かる等の不具合が生じることが防止される。これにより、モータ本体とギヤハウジングとの組み付けを複雑化しない。
請求項4に記載の発明によれば、樹脂製の回路収容ケースは内部に熱が籠もり易いため、回路収容ケース内に放熱部材を収容する場合に、該回路収容ケースに開口を設けるとともに、放熱部材にその開口から露出する露出部が設けられる。これにより、回路収容ケース内に放熱部材を収容する場合であっても、放熱部材の露出部から外部に積極的に放熱させることが可能となり、駆動制御ICが効率よく冷却される。
請求項5に記載の発明によれば、放熱部材は、露出部と弾性接触部とが一体に備えられるため、放熱部材を1つの部材で構成でき、モータの部品数の低減に貢献できる。
請求項6に記載の発明によれば、放熱部材は、露出部を有する第1放熱部材と、弾性接触部を有し第1放熱部材と接触させて配置される第2放熱部材とで構成される。これにより、各放熱部材の形状がそれぞれ簡単になるとともに、露出部と弾性接触部との配置や形状の自由度が大きくなる。
請求項7に記載の発明によれば、放熱部材は、放熱効果の高い金属製のケース部材に接触するように回路収容ケース内に載置される。これにより、放熱部材の装着が容易で、かつケース部材と協働して効率よく外部に放熱させることが可能となり、駆動制御ICが効率よく冷却される。
請求項8に記載の発明によれば、放熱部材の弾性接触部は、制御回路部材の駆動制御ICに面接触する接触部を有しているため、その吸熱効果は高く、駆動制御ICが効率よく冷却される。
請求項9に記載の発明によれば、放熱部材は金属板材を用いて構成され、弾性接触部はその金属板材から切り起こされて構成される。これにより、放熱部材をプレス加工等により容易に形成できる。
請求項10に記載の発明によれば、回路収容ケースは、ギヤハウジングに一体に形成される回路収容部と、該回路収容部の開口部を閉塞するカバーとで構成される。これにより、モータの部品数の増加を極力抑えながらも、制御回路部材の仕様変更等に伴う形状変更に応じて、別体としたカバーの形状を変更させることで容易に対応できる。
請求項11に記載の発明によれば、回路収容ケースは、ブラシホルダ又はギヤハウジングに装着される回路収容部材と、該回路収容部材の開口部を閉塞すべくブラシホルダに一体に形成されるカバー部とで構成される。これにより、モータの部品数の増加を極力抑えながらも、制御回路部材の仕様変更等に伴う形状変更に応じて、別体とした回路収容部材の形状を変更させることで容易に対応できる。
従って、本発明によれば、駆動制御ICを放熱させて冷却するための金属製の放熱部材の装着が容易となり、組み付け性を向上させることができるモータを提供することができる。
(第1の実施の形態)
以下、本発明を車両におけるパワーウインドウ装置用のモータ1に具体化した第1の実施の形態を図面に従って説明する。
図1及び図2に示すように、モータ1は、回転駆動するモータ本体2と、該モータ本体2で生じる回転を減速出力するための減速部3とを備えている。
モータ本体2は、扁平の略有底筒状に形成されたヨークハウジング(以下、単にヨークという)4と、該ヨーク4内面に固定された一対のマグネット5と、該ヨーク4内で回転可能に支持されるアーマチャ(電機子)6と、ブラシホルダ7と、一対の給電用ブラシ8とを備えている。
ブラシホルダ7は、樹脂材料よりなり、ホルダ本体7aと、フランジ部7bと、延出部7cと、枠状部7dとを有している。ホルダ本体7aは、前記ヨーク4の開口部内に略収容されるように形成されている。ホルダ本体7aの中央孔には軸受9が固定され、該軸受9にはアーマチャ6における回転軸10の先端側が回転可能に支持される。又、ホルダ本体7aにおけるヨーク4の内部側には給電用ブラシ8が保持され、該給電用ブラシ8は前記回転軸10に固定された整流子11に押圧接触されている。
フランジ部7bは、前記ホルダ本体7aにフランジ状に(回転軸10を軸中心として径方向外側に)延出されている。延出部7cは、フランジ部7bの外周部からヨーク4の扁平面4aに沿った一方(後述のギヤハウジング21におけるウォーム収容部21bに対してホイール収容部21cが延出される方向)に延出して形成される。この延出部7cの先端部には、図4に示すように略長方形枠状をなす枠状部7dが形成されている。枠状部7dの内側には後述の制御回路部材25が配置され、該枠状部7dの内周縁の所定の3箇所にはその制御回路部材25を装着するための装着片7eが設けられている。
又、フランジ部7b、延出部7c及び枠状部7dは、エラストマ等の弾性材料よりなるシール部材15にて被覆される。即ち、シール部材15が被覆されるフランジ部7b及び延出部7cはヨーク4の開口部や該ヨーク4が固定されるギヤハウジング21の固定部21aの開口部に当接し、両開口部をシールする。シール部材15が被覆される枠状部7dはギヤハウジング21の回路収容部21e(収容凹部21f)の開口部や該回路収容部21eを閉塞するカバー26の開口部に当接し、両開口部をシールする。
又、図1及び図2に示すように、ブラシホルダ7には、金属板材よりなる複数のターミナル12が埋設(インサート成形)されている。ターミナル12の基端部は、ホルダ本体7aにおけるヨーク4の内部側において露出しており、ピッグテールを介して前記給電用ブラシ8と電気的に接続される。ターミナル12の先端の接続端子部12aは延出部7cの先端部に設けられる接続部7fから突出しており、制御回路部材25と電気的に接続される。
減速部3は、ギヤハウジング21と、ウォーム軸22と、ウォームホイール23と、クラッチ24とを備えている。
ギヤハウジング21は、樹脂材料よりなり、固定部21aと、ウォーム収容部21bと、ホイール収容部21cとを有している。固定部21aはヨーク4の開口部に形成されたフランジ部4bと対応した形状に形成され、該固定部21aには該フランジ部4bがネジ27にて固定される。このとき、固定部21aはフランジ部4bとともに前記ブラシホルダ7のフランジ部7b及び延出部7cをシール部材15を介在して挟持し、該シール部材15にてヨーク4の開口部や固定部21aの開口部のシール性が確保される。
ウォーム収容部21bは、前記回転軸10の延長線上で筒状に延びて形成され、その内部にウォーム軸22を回転可能に支持する。又、ウォーム収容部21bの内部におけるモータ本体2側には、ウォーム軸22と回転軸10とを駆動連結するクラッチ24が設けられている。クラッチ24は、回転軸10からの駆動力をウォーム軸22に伝達し、逆にウォーム軸22からの駆動力が回転軸10に伝達されないようウォーム軸22の回転をロックするように作動する。つまり、このクラッチ24は、負荷側から加わる力によるモータ1の回転を防止、即ちウインドウガラス(図示略)の不意な開作動を防止するために設けられている。
因みに、図2に示すように、モータ本体2(ヨーク4)と減速部3(ギヤハウジング21)とを組み付ける際においては、クラッチ24を構成する駆動側回転体24aが予め回転軸10の先端部に装着される。そして、モータ本体2と減速部3との組み付けと同時に、駆動側回転体24aがクラッチ24の本体部に挿入されて該クラッチ24が組み上がるようになっている。この駆動側回転体24aにはリング状のセンサ用マグネット24bが一体に回転するように装着されており、該回転体24a、即ち該回転体24aとともに回転する回転軸10の回転速度等を検出するためのものである。
ホイール収容部21cは、ウォーム収容部21bから円盤形状に延出するように形成され、その内部にウォームホイール23を回転可能に支持する。このホイール収容部21cの扁平面21dは前記ヨーク4の扁平面4aに沿って形成され、ギヤハウジング21が前記ヨーク4とともに薄型に構成され、モータ1の薄型化が図られている。尚、ウォーム収容部21bとホイール収容部21cとはその内部が一部で連通し、該連通部分でウォーム軸22とウォームホイール23とが噛合される。そして、ウォームホイール23に連結された出力軸23aがウインドウガラスを開閉させるウインドウレギュレータ(図示略)に駆動連結され、モータ本体2の回転駆動によりウォーム軸22及びウォームホイール23を介して出力軸23aが回転することでウインドウレギュレータが作動され、ウインドウガラスが開閉されるようになっている。
図1,図2及び図5に示すように、ギヤハウジング21は、前記固定部21aに対しホイール収容部21c側に並設される回路収容部21eを有している。回路収容部21eには、前記回転軸10の軸方向においてホイール収容部21cとは反対側(モータ本体2側)に開口する断面略長方形状の収容凹部21fが形成されている。回路収容部21e(収容凹部21f)の開口部には前記ブラシホルダ7の枠状部7dが配置され、該枠状部7dの装着片7eにはモータ本体2の回転駆動を制御する制御回路部材25のベース部31が装着される。収容凹部21f内には、その制御回路部材25の下側略半分が収容される。
回路収容部21eには、制御回路部材25の残りの部分を収容する収容凹部26aを有した樹脂製のカバー26が前記枠状部7dを挟むようにして装着され、該カバー26にて回路収容部21e(収容凹部21f)の開口部が閉塞される。カバー26は回路収容部21eとともに前記枠状部7dをシール部材15を介在して挟持し、該シール部材15にて回路収容部21eの開口部やカバー26の開口部のシール性が確保される。
制御回路部材25は、樹脂材料にて略板状に形成されるベース部31を有している。ベース部31は、表裏にそれぞれ搭載面31a,31bを有しており、該搭載面31a,31bが前記ヨーク4の扁平面4aや前記ホイール収容部21cの扁平面21dと直交するように収容凹部21f,26a内に配置されている。
ベース部31におけるカバー26側の搭載面31aには、チョークコイル32や複数のコンデンサ33,34が搭載されている。チョークコイル32及びコンデンサ33,34は、前記給電用ブラシ8の摺接や後述の駆動制御IC41によるPWM制御等に起因した電磁ノイズを抑制するために設けられるものである。
又、同搭載面31aには、複数本の接続端子35aを支持してなるコネクタ本体部35が立設されている。ここで、前記カバー26には、コネクタ本体部35と対応する部位に略四角筒状をなすコネクタケース部26bが突設されている。コネクタケース部26bは、ベース部31の搭載面31aと直交する方向、即ち前記回転軸10の軸方向に沿って突出している。コネクタケース部26b内には各接続端子35aが挿入され、これらによりモータ1のコネクタ部36が構成されている。そして、コネクタ部36には、車体側コネクタ(図示略)が前記回転軸10の軸方向に沿って装着され、車体側から給電等が行われる。
又、同搭載面31aには、前記ブラシホルダ7の接続部7fと接続するための接続端子部37が設置されている。即ち、前記ブラシホルダ7の接続部7fはカバー26の収容凹部26a内に位置しており、該接続部7fの接続端子部12aが搭載面31a上の接続端子部37と接続される。これにより、コネクタ部36を通じて車体側から供給された電源が制御回路部材25を介してブラシホルダ7の給電用ブラシ8に供給されるようになっている。
ベース部31における回路収容部21e(ギヤハウジング21側)の搭載面31bには、駆動制御IC41が搭載されている。駆動制御IC41は、図4に示すように、略長方形平板状のIC本体部41aと、該IC本体部41aの平面長手方向に沿って導出される複数のリード端子41bとを有している。IC本体部41aは、モータ本体2に駆動電流を供給するパワーMOSFET等で構成される駆動回路や、PWM制御、ウインドウガラスによる挟み込み防止制御等の処理を行う制御回路等が1チップ、若しくは回路毎のマルチチップで構成され、それを樹脂モールドして構成されている。リード端子41bは、IC本体部41a内部の回路と接続されている。因みに、ベース部31の内部には、複数のターミナル(図示略)が埋設(インサート成形)されており、該ターミナルの所定部位にリード端子41bが溶接されて接続される。そして、駆動制御IC41は、ベース部31内のターミナルを通じて前記チョークコイル32及びコンデンサ33,34やコネクタ部36の接続端子35a、ブラシホルダ7との接続を図る接続端子部37と接続される。
又、同図4に示すように、ベース部31には、前記回転軸10付近、詳しくはクラッチ24を構成する駆動側回転体24aのセンサ用マグネット24b付近まで延出される延出片31cが形成され、該延出片31cにホールIC42が搭載されている。ホールIC42は、ベース部31内のターミナルの所定部位に溶接され、該ターミナルを介して駆動制御IC41に接続されている。ホールIC42は、前記駆動側回転体24aとともに回転するセンサ用マグネット24bの磁界変化に基づいて、該回転体24a、即ち該回転体24aとともに回転する回転軸10の回転位置を検出し、その回転検出信号を駆動制御IC41に出力する。
そして、駆動制御IC41は、ホールIC42からの回転検出信号に基づいて回転軸10の回転位置、即ちウインドウガラスの開閉位置を検出したり、該回転軸10の回転速度、即ちウインドウガラスの開閉速度を検出している。駆動制御IC41は、これらの検出等に基づいて、モータ1(モータ本体2)のPWM制御やウインドウガラスによる挟み込み防止制御等を実施している。
図5に示すように、駆動制御IC41と前記回路収容部21e(収容凹部21f)の底面との間には、図6に示すような第1及び第2放熱部材45,46が配設されている。第1放熱部材45は収容凹部21fの底面に当接するように配置され、第2放熱部材46は第1放熱部材45と駆動制御IC41の一側面(ベース部31とは反対側の面)とにそれぞれ当接するように配置されている。
第1放熱部材45は、収容凹部21fの断面形状と略同等の長方形状をなす金属板材にて形成され、長手方向一側には断面円形状に膨出される膨出部45aが形成されている。第1放熱部材45の装着時には、この膨出部45aの外周部に弾性材料よりなるシールリング47が装着される。ここで、第1放熱部材45が配置される収容凹部21fの底面には、図3に示すように膨出部45aに対応した円形状の底部開口部21gが形成されている。底部開口部21gの内側(収容凹部21f側)には、その開口から拡径されて段差状をなしシールリング47を底部開口部21gから脱落しないように収容する段差収容部21hが形成されている。そして、第1放熱部材45は、収容凹部21fの底面に載置されるとともに、シールリング47を装着した膨出部45aが底部開口部21gに嵌合されて開口から露出し、更にシールリング47が段差収容部21hに収容されて底部開口部21gと膨出部45aとに密着しシールする。
第2放熱部材46は、収容凹部21fの断面形状と略同等の長方形状をなす金属板材(第1放熱部材45と同種又は異種)にて形成され、中央部には側方視略Z状に切り起こされてなる弾性接触片46aが形成されている。第2放熱部材46は、第1放熱部材45上に載置されるとともに、弾性接触片46aの平板状の接触部46bが駆動制御IC41の一側面に弾性接触(この場合、モータ本体2と減速部3の組み付け方向に押圧)し、該駆動制御IC41に対して所定の接触面積にて面接触する。
これら第1,第2放熱部材45,46は、図2に示すように、モータ本体2を減速部3に組み付ける前において、上記のように収容凹部21fの底面に第1,第2の順に重なるようにして載置される。そして、ブラシホルダ7に制御回路部材25を予め装着した状態でモータ本体2と減速部3とが組み付けられることで、その組み付けと同時に第2放熱部材46の弾性接触片46a(接触部46b)が駆動制御IC41に接触するようになっている。
因みに、第1,第2放熱部材45,46は収容凹部21f内で若干の移動が許容されるが、該放熱部材45,46が収容凹部21fの断面形状と略同等に形成されることから、前記組み付け時に大きな位置ズレは生じない。つまり、各放熱部材45,46間の当接状態と、第2放熱部材46と駆動制御IC41との間の当接状態は確保されるようになっている。
そして、モータ1の駆動時、即ち駆動制御IC41の駆動に伴い該駆動制御IC41から熱が生じる。駆動制御IC41から生じた熱は、接触する弾性接触片46aから第2放熱部材46及び第1放熱部材45に伝達する。このとき、弾性接触片46aの接触部46bは駆動制御IC41に面接触していることから吸熱効果は高く、板状をなす各放熱部材45,46が重ねて配置されることから第2放熱部材46から第1放熱部材45に熱が良好に伝達する。更に、第1放熱部材45はその膨出部45aがギヤハウジング21の底部開口部21gから外部に露出することから、該放熱部材45から放熱効果が高くなっている。これらにより、駆動制御IC41から生じる熱が効率よく外気に放出され、該駆動制御IC41が効率よく冷却される構造となっている。
次に、本実施の形態の特徴的な作用効果を記載する。
(1)制御回路部材25を収容する回路収容部21e(収容凹部21f)内には、金属板材よりなる第1放熱部材45が嵌着され、その上に弾性接触片46aを有する金属板材よりなる第2放熱部材46が載置され、該弾性接触片46aが制御回路部材25の駆動制御IC41に弾性接触する。つまり、駆動に伴って発熱する駆動制御IC41から弾性接触片46aを通じて放熱部材46が吸熱し、それを各放熱部材45,46が周囲に放熱することで駆動制御IC41の冷却がなされる。このような放熱部材45,46は回路収容部21eに対して嵌着又は載置により容易に装着することができ、駆動制御IC41に対しても放熱部材46の弾性接触片46aを接触させるだけで済む。これにより、放熱部材45,46の装着が容易となってモータの組み付け性を向上することができる。
(2)モータ本体2とギヤハウジング21(減速部3)との組み付け前に放熱部材45,46の装着が行われ、モータ本体2とギヤハウジング21との組み付けと同時に、放熱部材46の弾性接触片46aが駆動制御IC41に弾性接触する。これにより、放熱部材46の弾性接触片46aを駆動制御IC41に接触させる工程を別途必要としないため、モータ1の組み付け工程を簡素化することができる。
(3)モータ本体2とギヤハウジング21との組み付け方向に、放熱部材46の弾性接触片46aの押圧力が生じるように構成される。つまり、モータ本体2とギヤハウジング21との組み付け前においては弾性接触片46aが自身の弾性力により突出した状態となるが、その突出方向をモータ本体2とギヤハウジング21との組み付け方向に設定することで、組み付け時に弾性接触片46aが他部材に引っ掛かる等の不具合が生じることを防止することができる。これにより、モータ本体2とギヤハウジング21との組み付けを複雑化することを防止できる。
(4)樹脂製のギヤハウジング21に一体に形成される回路収容部21eは内部に熱が籠もり易いため、回路収容部21e内に放熱部材45,46を収容する場合に、該回路収容部21eに底部開口部21gを設けるとともに、放熱部材45にその底部開口部21gの開口から露出する膨出部45aが設けられる。これにより、熱の籠もり易い回路収容部21e内に放熱部材45,46を収容する場合であっても、放熱部材45の膨出部45aから外部に積極的に放熱させることができ、駆動制御IC41を効率よく冷却することができる。
(5)駆動制御IC41を放熱させる放熱部材として、膨出部45aを有する第1放熱部材45と、弾性接触片46aを有し第1放熱部材45と重ねて配置される第2放熱部材46とが用いられる。これにより、各放熱部材45,46の形状がそれぞれ簡単になるとともに、膨出部45aと弾性接触片46aとの配置や形状の自由度が大きい。
(6)放熱部材46の弾性接触片46aは、駆動制御IC41に面接触する接触部46bを有しているため、その吸熱効果は高く、このことによっても駆動制御IC41を効率よく冷却することができる。
(7)放熱部材45,46は金属板材を用いて構成され、第1放熱部材45の膨出部45aは絞り加工(プレス加工)にて容易に形成でき、第2放熱部材46の弾性接触片46aはその金属板材から切り起こされて構成されるため、プレス加工等にて容易に形成することができる。
(8)制御回路部材25を収容する回路収容ケースとして、ギヤハウジング21に一体に形成される回路収容部21eと、該回路収容部21eの開口部を閉塞するカバー26とで構成される。これにより、モータ1の部品数の増加を極力抑えながらも、制御回路部材25の仕様変更等に伴う形状変更に応じて、別体としたカバー26の形状を変更させることで容易に対応することができる。
(第2の実施の形態)
以下、本発明を具体化した第2の実施の形態を図面に従って説明する。尚、説明の便宜上、前記第1の実施の形態と同様の構成については同一の符号を付して説明を省略する。
図7及び図8に示すように、本実施の形態では1つの放熱部材48とした構成を採用している。放熱部材48は、ギヤハウジング21における収容凹部21fの断面形状と略同等の長方形状をなす金属板材にて形成され、長手方向一側には断面円形状に膨出される膨出部48aが形成され、長手方向他側には平板状に切り起こされてなる弾性接触片48bが形成されている。弾性接触片48bの先端部は駆動制御IC41に面接触する接触部48cとなっている。
そして、放熱部材48は、モータ本体2を減速部3に組み付ける前において収容凹部21fの底面に載置され、シールリング47を外周部に装着した膨出部45aが底部開口部21gに嵌合されて開口から露出される。その後、モータ本体2と減速部3とが組み付けられることで、その組み付けと同時に弾性接触片48bの平板状の接触部48cが駆動制御IC41の一側面に弾性接触し、該駆動制御IC41に対して所定の接触面積にて面接触するようになっている。
これにより、本実施の形態においても駆動制御IC41を放熱させるための放熱部材48の装着が容易となっており、該放熱部材48にて駆動制御IC41から生じる熱が効率よく外気に放出され、該駆動制御IC41が効率よく冷却される構造となっている。
又、本実施の形態では、膨出部48aと弾性接触片48bとが一体に備えられる放熱部材48を用いることから、その装着もより一層容易で、モータ1の部品数の低減に貢献することができる。
(第3の実施の形態)
以下、本発明を具体化した第3の実施の形態を図面に従って説明する。尚、説明の便宜上、前記各実施の形態と同様の構成については同一の符号を付して説明を省略する。
図9に示すように、本実施の形態においても前記第2の実施の形態と同様に、1つの放熱部材49とした構成を採用している。放熱部材49は、ギヤハウジング21における底部開口部21gの先端外周に着脱可能に装着され該底部開口部21gの開口を閉塞する蓋部49aと、該蓋部49aの内側に溶接により接合された平板状の弾性接触片49bとを備えている。弾性接触片49bの先端部は駆動制御IC41に面接触する接触部49cとなっている。
そして、放熱部材49は、モータ本体2を減速部3に組み付ける前において、放熱部材49の弾性接触片49bを底部開口部21g内に挿入して蓋部49aが該底部開口部21gに嵌着される。このとき、底部開口部21gと蓋部49aとの間に、エラストマ等の弾性材料よりなるシールリング50を介在させる。その後、モータ本体2と減速部3とが組み付けられることで、その組み付けと同時に弾性接触片49bの平板状の接触部49cが駆動制御IC41の一側面に弾性接触し、該駆動制御IC41に対して所定の接触面積にて面接触するようになっている。尚、モータ本体2を減速部3に組み付けた後に、放熱部材49の弾性接触片49bを底部開口部21g内に挿入して蓋部49aを該底部開口部21gに装着し、弾性接触片49bを駆動制御IC41に接触させることも可能である。
これにより、本実施の形態においても駆動制御IC41を放熱させるための放熱部材49の装着が容易となっており、該放熱部材49にて駆動制御IC41から生じる熱が効率よく外気に放出され、該駆動制御IC41が効率よく冷却される構造となっている。
又、本実施の形態においても放熱部材49を1つで構成することから、その装着もより一層容易で、モータ1の部品数の低減に貢献することができる。
(第4の実施の形態)
以下、本発明を具体化した第4の実施の形態を図面に従って説明する。尚、説明の便宜上、前記各実施の形態と同様の構成については同一の符号を付して説明を省略する。
前記第1の実施の形態では、ギヤハウジング21に回路収容部21eを一体に形成するとともに、該回路収容部21eに別体のカバー26を装着する形態であった。本実施の形態では、図10に示すように、ギヤハウジング21に対し別体とした樹脂製の回路収容部材51を装着するとともに、該回路収容部材51(収容凹部51a)の開口部を閉塞するカバーを、ブラシホルダ7にカバー部7gとして一体に形成した構成を採用している。
回路収容部材51は、前記実施の形態と同様な収容凹部51a、底部開口部51b及び段差収容部51cを有しており、該収容凹部51a内には制御回路部材25の下側略半分が収容される。因みに、本実施の形態の回路収容部材51は、ブラシホルダ7のカバー部7gの外側面に係止する複数の係止片51dが設けられるとともに、モータ本体2と減速部3との組み付け時に、ブラシホルダ7若しくはヨーク4とギヤハウジング21とで挟持される装着片51eが設けられている。これら係止片51d及び装着片51eにより、回路収容部材51はモータ1に装着される。
一方、ブラシホルダ7のカバー部7gは、前記実施の形態と同様な収容凹部7h及びコネクタケース部7iを有しており、該収容凹部7h内には制御回路部材25の残りの部分が収容される。尚、収容凹部7hの開口部、即ち回路収容部材51(収容凹部51a)の開口部と当接する部位にエラストマ等の弾性材料よりなるシール部材15が設けられ、両開口部間のシール性が確保されている。
そして、膨出部45aが底部開口部51bから露出するように第1放熱部材45が回路収容部材51の収容凹部51aに嵌着され、該放熱部材45上に第2放熱部材46が載置され、該回路収容部材51をブラシホルダ7のカバー部7gに装着すると同時に第2放熱部材46の弾性接触片46a(接触部46b)が駆動制御IC41に接触するようになっている。
これにより、本実施の形態においても駆動制御IC41を放熱させるための放熱部材45,46の装着が容易となっており、該放熱部材45,46にて駆動制御IC41から生じる熱が効率よく外気に放出され、該駆動制御IC41が効率よく冷却される構造となっている。
又、制御回路部材25を収容する回路収容ケースとして、ブラシホルダ7(カバー部7g)に装着される回路収容部材51と、該回路収容部材51の開口部を閉塞すべくブラシホルダ7に一体に形成されるカバー部7gとで構成される。これにより、モータ1の部品数の増加を極力抑えながらも、制御回路部材25の仕様変更等に伴う形状変更に応じて、別体とした回路収容部材51の形状を変更させることで容易に対応することができる。
(第5の実施の形態)
以下、本発明を具体化した第5の実施の形態を図面に従って説明する。尚、説明の便宜上、前記各実施の形態と同様の構成については同一の符号を付して説明を省略する。
図11に示すように、本実施の形態においても前記第4の実施の形態と同様に、ギヤハウジング21に対し別体とした回路収容部材52を装着する構成を採用している。前記第4の実施の形態と異なる点として、本実施の形態の回路収容部材52は放熱効果の高い金属製(金属板材)としている。これにより、前記第4の実施の形態のように底部開口部51bを設け該開口部51bから第1放熱部材45の一部(膨出部45a)を露出させる意義が小さくなるため、本実施の形態では底部開口部51b及び第1放熱部材45を省略し、第2放熱部材46のみ該部材52内の収容凹部52a底面に載置して使用している。尚、本実施の形態の回路収容部材52は、前記第4の実施の形態と同様な収容凹部52a、係止片52b及び装着片52cを有している。
これにより、本実施の形態においても駆動制御IC41を放熱させるための放熱部材46の装着が容易となっており、しかも金属製の回路収容部材52と協働して駆動制御IC41から生じる熱が効率よく外気に放出され、該駆動制御IC41が効率よく冷却される構造となっている。
又、本実施の形態では、放熱部材46を1つだけ用いる構成としたことから、その装着もより一層容易で、モータ1の部品数の低減に貢献することができる。
尚、本発明の実施の形態は、以下のように変更してもよい。
・上記第1〜第3の実施の形態では、制御回路部材25を収容する回路収容ケースを、ギヤハウジング21に一体に形成される回路収容部21eと、別体のカバー26とで構成し、上記第4,第5の実施の形態では、ブラシホルダ7に装着される別体の回路収容部材51と、ブラシホルダ7に一体に形成されるカバー部7gとで構成した。これをギヤハウジング21に一体に形成される回路収容部21eと、ブラシホルダ7に一体に形成されるカバー部7gとで制御回路部材25を収容する回路収容ケースを構成してもよい。逆に、ブラシホルダ7に装着される別体の回路収容部材51と、別体のカバー26とで構成してもよい。又、回路収容部材51をギヤハウジング21側に装着する構成としてもよい。
・上記各実施の形態では、駆動制御IC41をベース部31下面の搭載面31bに配置したが、例えばコネクタ部36の向きの変更に伴い、駆動制御IC41をベース部31上面の搭載面31aに配置してもよい。
・上記各実施の形態では、放熱部材45,46,48,49を金属板材で形成したが、板材以外の金属材料を用いて構成してもよい。
・上記各実施の形態では、モータ駆動回路と制御回路とをともに備えた駆動制御IC41を用いたが、それぞれ別々のICで構成してもよい。
・上記各実施の形態では、パワーウインドウ装置用のモータ1に具体化したが、例えば、サンルーフ装置、スライドドア装置、バックドア装置等、他の装置用のモータに具体化してもよい。
第1の実施の形態におけるモータ組み付け状態の断面図である。 モータ組み付け前の断面図である。 ギヤハウジングにおけるブラシホルダ側対向面を示す平面図である。 ブラシホルダにおけるギヤハウジング側対向面を示す平面図である。 制御回路部材を中心としたモータの部分拡大断面図である。 放熱部材を示す斜視図である。 第2の実施の形態における放熱部材を示す斜視図である。 制御回路部材を中心としたモータの部分拡大断面図である。 第3の実施の形態における制御回路部材を中心としたモータの部分拡大断面図である。 第4の実施の形態におけるモータ組み付け前の断面図である。 第5の実施の形態におけるモータ組み付け前の断面図である。
符号の説明
2…モータ本体、7…ブラシホルダ、7g…回路収容ケースを構成するカバー部、8…給電用ブラシ、21…ギヤハウジング、21e…回路収容ケースを構成する回路収容部、21g…開口としての底部開口部、22…減速機構を構成するウォーム軸、23…減速機構を構成するウォームホイール、25…制御回路部材、26…回路収容ケースを構成するカバー、41…駆動制御IC、45…放熱部材としての第1放熱部材、45a…露出部としての膨出部、46…放熱部材としての第2放熱部材、46a…弾性接触部としての弾性接触片、46b…接触部、48…放熱部材、48a…露出部としての膨出部、48b…弾性接触部としての弾性接触片、48c…接触部、49…放熱部材、49b…弾性接触部としての弾性接触片、49c…接触部、51…回路収容ケースを構成する回路収容部材、51b…開口としての底部開口部、52…回路収容ケースを構成するケース部材としての回路収容部材。

Claims (11)

  1. 給電用ブラシを保持するブラシホルダを備えるモータ本体と、
    前記モータ本体で生じる回転を減速出力する減速機構を収容するギヤハウジングと、
    駆動制御ICを搭載し前記モータ本体の回転駆動を制御する制御回路部材とを備え、
    前記ブラシホルダに前記制御回路部材が装着され両部材間の電気的接続が図られた状態で前記モータ本体と前記ギヤハウジングとが一体に組み付けられてなるモータであって、
    前記制御回路部材を収容する回路収容ケースに、弾性接触部を有する金属製の放熱部材を嵌着又は載置し、該弾性接触部を前記制御回路部材の駆動制御ICに弾性接触させたことを特徴とするモータ。
  2. 請求項1に記載のモータにおいて、
    前記モータ本体と前記ギヤハウジングとの組み付け前に前記放熱部材の嵌着又は載置を行い、前記モータ本体と前記ギヤハウジングとの組み付けと同時に、前記放熱部材の弾性接触部が前記駆動制御ICに弾性接触するように構成されたことを特徴とするモータ。
  3. 請求項1又は2に記載のモータにおいて、
    前記モータ本体と前記ギヤハウジングとの組み付け方向に、前記放熱部材の弾性接触部の押圧力が生じるように構成されたことを特徴とするモータ。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のモータにおいて、
    前記回路収容ケースは、樹脂製であり、前記放熱部材が接触する部分に開口を有し、
    前記放熱部材は、前記回路収容ケース内に収容され、前記回路収容ケースに設けた開口から露出する露出部を有することを特徴とするモータ。
  5. 請求項4に記載のモータにおいて、
    前記放熱部材は、前記露出部と前記弾性接触部とを一体に備えたことを特徴とするモータ。
  6. 請求項4に記載のモータにおいて、
    前記放熱部材は、前記露出部を有する第1放熱部材と、前記弾性接触部を有し前記第1放熱部材と接触させて配置される第2放熱部材とで構成されたことを特徴とするモータ。
  7. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のモータにおいて、
    前記回路収容ケースは、複数のケース部材よりなり、その内で前記放熱部材が接触する部材が少なくとも金属製であり、
    前記放熱部材は、前記回路収容ケース内に載置されたことを特徴とするモータ。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載のモータにおいて、
    前記放熱部材の弾性接触部は、前記制御回路部材の駆動制御ICに面接触する接触部を有することを特徴とするモータ。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項に記載のモータにおいて、
    前記放熱部材は、金属板材を用いて構成されるとともに、その金属板材から前記弾性接触部が切り起こされて構成されたことを特徴とするモータ。
  10. 請求項1〜9のいずれか1項に記載のモータにおいて、
    前記回路収容ケースは、前記ギヤハウジングに一体に形成される回路収容部と、該回路収容部の開口部を閉塞するカバーとで構成されたことを特徴とするモータ。
  11. 請求項1〜9のいずれか1項に記載のモータにおいて、
    前記回路収容ケースは、前記ブラシホルダ又は前記ギヤハウジングに装着される回路収容部材と、該回路収容部材の開口部を閉塞すべく前記ブラシホルダに一体に形成されるカバー部とで構成されたことを特徴とするモータ。
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