JP3307506B2 - 車両用交流発電機の制御装置および車両用交流発電機 - Google Patents
車両用交流発電機の制御装置および車両用交流発電機Info
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- Power Engineering (AREA)
- Synchronous Machinery (AREA)
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、車両用交流発電機の
制御装置、および車両に搭載されその制御装置を用いて
蓄電池等の電気負荷に電力を供給する車両用交流発電機
に関するものである。
制御装置、および車両に搭載されその制御装置を用いて
蓄電池等の電気負荷に電力を供給する車両用交流発電機
に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図６は従来の車両用交流発電機１の側断
面図、図７は図６の要部断面図であり、フロントブラケ
ット２ａとリヤブラケット２ｂとがボルト３により一体
化されて、ブラケット２が構成されている。ブラケット
２の内壁面には、固定子鉄芯６に固定子巻線７が巻回さ
れて構成された固定子５が配設されている。ブラケット
２の中心軸線上には、回転軸８が貫通しており、またそ
の回転軸８の両端は軸受９で回転自在に支持されてい
る。回転軸８の中間部には図示しない励磁コイルを内蔵
した励磁鉄心１０が固定されている。
面図、図７は図６の要部断面図であり、フロントブラケ
ット２ａとリヤブラケット２ｂとがボルト３により一体
化されて、ブラケット２が構成されている。ブラケット
２の内壁面には、固定子鉄芯６に固定子巻線７が巻回さ
れて構成された固定子５が配設されている。ブラケット
２の中心軸線上には、回転軸８が貫通しており、またそ
の回転軸８の両端は軸受９で回転自在に支持されてい
る。回転軸８の中間部には図示しない励磁コイルを内蔵
した励磁鉄心１０が固定されている。
【０００３】ブラケット２内の片側には車両用交流発電
機１の電圧を制御する制御装置１１が配設されている。
この制御装置１１のホルダ１２内には一対のブラシ１３
が配設されている。このブラシ１３はスプリング１４の
所定の圧力で、回転軸８に固定されたスリップリング１
５に摺接するようになっている。制御装置１１に回転軸
８を介して対向する位置に、固定子巻線７の交流出力を
直流に変換する整流装置１６が配設されている。この整
流装置１６に対向して励磁コイルに電流を供給する補助
整流装置１７が配設されている。
機１の電圧を制御する制御装置１１が配設されている。
この制御装置１１のホルダ１２内には一対のブラシ１３
が配設されている。このブラシ１３はスプリング１４の
所定の圧力で、回転軸８に固定されたスリップリング１
５に摺接するようになっている。制御装置１１に回転軸
８を介して対向する位置に、固定子巻線７の交流出力を
直流に変換する整流装置１６が配設されている。この整
流装置１６に対向して励磁コイルに電流を供給する補助
整流装置１７が配設されている。
【０００４】図８は図７中の制御装置１１のみの平面図
であり、図９は図８をＡ方向から見た図、図１０は図８
を矢印Ｂ方向から見たときの図である。また、図１１は
図８中のＣ−Ｃ線に沿う断面図であり、図１２は図１０
の要部断面図である。ホルダ１２には外部接続用コネク
タ１８が一体成形されている。ホルダ１２内には、ヒー
トシンク２４上に積層されたセラミックス製の基板１９
が配設されている。この基板１９上には、車両用交流発
電機の電圧を制御する、電子部品および集積回路が組み
合わされたハイブリッドＩＣ２１が設けられている。ハ
イブリッドＩＣ２１の回路構成は図１３のごとくである
が、詳細は後述する。ホルダ１２内には、電圧調整回路
を構成するハイブリッドＩＣ２１を水、塵埃等から保護
するためのシリコン樹脂製の充填物２２が充填されてい
る。基板１９の両側にはハイブリッドＩＣ２１の板状の
第１のリード線２３ａ、第２のリード線２３ｂが立設さ
れている。第１のリード線２３ａの先端部は交流発電機
１に接続された第１の接続導体７０ａに接続されてい
る。第２のリード線２３ｂの先端部はバッテリ（図示せ
ず）に接続された第２の接続導体７０ｂに接続されてい
る。接続導体７０ａ、７０ｂは薄い鋼板をプレスで打ち
抜いて製作され、ホルダ１２にインサートモールドされ
ている。
であり、図９は図８をＡ方向から見た図、図１０は図８
を矢印Ｂ方向から見たときの図である。また、図１１は
図８中のＣ−Ｃ線に沿う断面図であり、図１２は図１０
の要部断面図である。ホルダ１２には外部接続用コネク
タ１８が一体成形されている。ホルダ１２内には、ヒー
トシンク２４上に積層されたセラミックス製の基板１９
が配設されている。この基板１９上には、車両用交流発
電機の電圧を制御する、電子部品および集積回路が組み
合わされたハイブリッドＩＣ２１が設けられている。ハ
イブリッドＩＣ２１の回路構成は図１３のごとくである
が、詳細は後述する。ホルダ１２内には、電圧調整回路
を構成するハイブリッドＩＣ２１を水、塵埃等から保護
するためのシリコン樹脂製の充填物２２が充填されてい
る。基板１９の両側にはハイブリッドＩＣ２１の板状の
第１のリード線２３ａ、第２のリード線２３ｂが立設さ
れている。第１のリード線２３ａの先端部は交流発電機
１に接続された第１の接続導体７０ａに接続されてい
る。第２のリード線２３ｂの先端部はバッテリ（図示せ
ず）に接続された第２の接続導体７０ｂに接続されてい
る。接続導体７０ａ、７０ｂは薄い鋼板をプレスで打ち
抜いて製作され、ホルダ１２にインサートモールドされ
ている。
【０００５】図１３は交流発電機１を車両に搭載したと
きの結線図であり、図における発電検出制御器６００が
ハイブリッドＩＣ２１で構成されている。交流発電機１
は、例えば星型結線された３相電機子コイル１０１およ
び励磁コイル１０２を有している。交流発電機１に接続
された全波整流器２００は整流出力端子２０１、接地端
子２０２および交流発電機１の電機子コイル１０１の一
端に接続された入力端子２０３を有すると共に、入力端
子２０３と、それぞれ整流出力端子２０１、接地端子２
０２の間に接続されたダイオードを有している。全波整
流器２００に接続された電圧調整部３００は、発電機電
圧検出用分圧抵抗３０１、３０２、この分圧抵抗３０
１，３０２の接続点にカソードが接続されたツェナーダ
イオード３０３、このツェナーダイオード３０３のアノ
ードにベースが接続されかつエミッタが接地された制御
用トランジスタ３０４、この制御用トランジスタ３０４
のコレクタに一端が接続されたベース電流供給用抵抗３
０５、制御用トランジスタ３０４のコレクタにベースが
接続され、エミッタが接地されかつコレクタが交流発電
機１の励磁コイル１０２を介して全波整流器２００の整
流出力端子２０１に接続された開閉素子、例えばパワー
トランジスタ３０６、並びにこのパワートランジスタ３
０６のコレクタ、整流出力端子２０１間にアノード、カ
ソードが接続されたサプレッション用ダイオード３０７
を有している。
きの結線図であり、図における発電検出制御器６００が
ハイブリッドＩＣ２１で構成されている。交流発電機１
は、例えば星型結線された３相電機子コイル１０１およ
び励磁コイル１０２を有している。交流発電機１に接続
された全波整流器２００は整流出力端子２０１、接地端
子２０２および交流発電機１の電機子コイル１０１の一
端に接続された入力端子２０３を有すると共に、入力端
子２０３と、それぞれ整流出力端子２０１、接地端子２
０２の間に接続されたダイオードを有している。全波整
流器２００に接続された電圧調整部３００は、発電機電
圧検出用分圧抵抗３０１、３０２、この分圧抵抗３０
１，３０２の接続点にカソードが接続されたツェナーダ
イオード３０３、このツェナーダイオード３０３のアノ
ードにベースが接続されかつエミッタが接地された制御
用トランジスタ３０４、この制御用トランジスタ３０４
のコレクタに一端が接続されたベース電流供給用抵抗３
０５、制御用トランジスタ３０４のコレクタにベースが
接続され、エミッタが接地されかつコレクタが交流発電
機１の励磁コイル１０２を介して全波整流器２００の整
流出力端子２０１に接続された開閉素子、例えばパワー
トランジスタ３０６、並びにこのパワートランジスタ３
０６のコレクタ、整流出力端子２０１間にアノード、カ
ソードが接続されたサプレッション用ダイオード３０７
を有している。
【０００６】４００は全波整流器２００の整流出力端子
２０１と接地との間に接続されたバッテリ、５００はこ
のバッテリ４００の正端子と電圧調整部３００中のベー
ス電流供給用抵抗３０５の他端との間に接続されたキー
スイッチ、６００はこのキースイッチ５００と交流発電
機１および電圧調整部３００との間に接続された発電検
出制御器であって、全波整流器２００の一つの入力端子
２０３、従って交流発電機１の一個の電機子コイル１０
１に一端が接続された平滑用抵抗６０１、この平滑用抵
抗６０１の他端にアノードが接続された逆流阻止用ダイ
オード６０２、この逆流阻止用ダイオード６０２のカソ
ードと接地の間に接続された平滑用コンデンサ６０３、
逆流阻止用ダイオード６０２のカソードに一端が接続さ
れた平滑用抵抗６０４、この平滑用抵抗６０４の他端に
ベースが接続されかつエミッタが接続された制御器トラ
ンジスタ６０５、この制御器トランジスタ６０５のコレ
クタとキースイッチ５００との間に接続されたベース電
流供給用抵抗６０６、および制御用トランジスタ６０５
およびコレクタにベースが接続されかつエミッタが接地
された開閉素子、例えばパワートランジスタ６０７を有
している。そして、７００はこのパワートランジスタ６
０７とキースイッチ５００との間に接続された表示ラン
プである。
２０１と接地との間に接続されたバッテリ、５００はこ
のバッテリ４００の正端子と電圧調整部３００中のベー
ス電流供給用抵抗３０５の他端との間に接続されたキー
スイッチ、６００はこのキースイッチ５００と交流発電
機１および電圧調整部３００との間に接続された発電検
出制御器であって、全波整流器２００の一つの入力端子
２０３、従って交流発電機１の一個の電機子コイル１０
１に一端が接続された平滑用抵抗６０１、この平滑用抵
抗６０１の他端にアノードが接続された逆流阻止用ダイ
オード６０２、この逆流阻止用ダイオード６０２のカソ
ードと接地の間に接続された平滑用コンデンサ６０３、
逆流阻止用ダイオード６０２のカソードに一端が接続さ
れた平滑用抵抗６０４、この平滑用抵抗６０４の他端に
ベースが接続されかつエミッタが接続された制御器トラ
ンジスタ６０５、この制御器トランジスタ６０５のコレ
クタとキースイッチ５００との間に接続されたベース電
流供給用抵抗６０６、および制御用トランジスタ６０５
およびコレクタにベースが接続されかつエミッタが接地
された開閉素子、例えばパワートランジスタ６０７を有
している。そして、７００はこのパワートランジスタ６
０７とキースイッチ５００との間に接続された表示ラン
プである。
【０００７】上記構成の車両用交流発電機１では、キー
スイッチ５００をＯＮにすると、この時には交流発電機
１はまだ発電を開始していないので、後述する発電信号
を発電検出用制御器６００へ供給せず、従って制御用ト
ランジスタ６０５は不導通のままである。しかし、キー
スイッチ５００のＯＮによってバッテリ４００からベー
ス電流供給用抵抗６０５を通してパワートランジスタ６
０７のベースに電流が流れることにより、パワートラン
ジスタ６０７は導通して表示ランプ７００を点灯させ、
これにより交流発電機１が発電停止状態にあることを表
示する。
スイッチ５００をＯＮにすると、この時には交流発電機
１はまだ発電を開始していないので、後述する発電信号
を発電検出用制御器６００へ供給せず、従って制御用ト
ランジスタ６０５は不導通のままである。しかし、キー
スイッチ５００のＯＮによってバッテリ４００からベー
ス電流供給用抵抗６０５を通してパワートランジスタ６
０７のベースに電流が流れることにより、パワートラン
ジスタ６０７は導通して表示ランプ７００を点灯させ、
これにより交流発電機１が発電停止状態にあることを表
示する。
【０００８】また、キースイッチ５００のＯＮ時のバッ
テリ４００の電圧は電圧調整器３００中のツェナーダイ
オード３０３を導通させる程高くなるので、制御用トラ
ンジスタ３０４も不導通のままである。従って、バッテ
リ４００からの電流がベース電流供給用抵抗３０５を通
ってパワートランジスタ６０７のベースに流れることに
より、パワートランジスタ６０７が導通して励磁コイル
１０２に励磁電流を流させる。
テリ４００の電圧は電圧調整器３００中のツェナーダイ
オード３０３を導通させる程高くなるので、制御用トラ
ンジスタ３０４も不導通のままである。従って、バッテ
リ４００からの電流がベース電流供給用抵抗３０５を通
ってパワートランジスタ６０７のベースに流れることに
より、パワートランジスタ６０７が導通して励磁コイル
１０２に励磁電流を流させる。
【０００９】この励磁電流で励磁コイル１０２が励磁さ
れると、交流発電機１は駆動され発電を開始し、その電
機子コイル１０１から発電検出制御器６００へ発電信号
を供給するとともに、その出力電圧を上昇する。上述し
た発電信号が供給されると、発電検出制御器６００中の
制御用トランジスタ６０５が導通させられるので、パワ
ートランジスタ６０７は不導通にされかつ表示ランプ７
００は消灯され、交流発電機１は発電を開始したことを
表示する。
れると、交流発電機１は駆動され発電を開始し、その電
機子コイル１０１から発電検出制御器６００へ発電信号
を供給するとともに、その出力電圧を上昇する。上述し
た発電信号が供給されると、発電検出制御器６００中の
制御用トランジスタ６０５が導通させられるので、パワ
ートランジスタ６０７は不導通にされかつ表示ランプ７
００は消灯され、交流発電機１は発電を開始したことを
表示する。
【００１０】また、交流発電機１の出力電圧が所定値よ
りも低い時には、ツェナーダイオード３０３および制御
用トランジスタ３０４は不導通のままであり、パワート
ランジスタ３０６は導通し続ける。そのため、励磁コイ
ル１０２に流れる励磁電流が増加し、交流発電機１の出
力電圧はさらに上昇する。そして、出力電圧が所定値を
越えると、ツェナーダイオード３０３および制御用トラ
ンジスタ３０４は導通し、パワートランジスタ３０６は
不導通になる。その結果、励磁コイル１０２に流れる励
磁電流は減少し、出力電圧も低下する。以上の動作を繰
り返すことにより発電機出力電圧は、電圧調整部３００
によって所定値に調整される。
りも低い時には、ツェナーダイオード３０３および制御
用トランジスタ３０４は不導通のままであり、パワート
ランジスタ３０６は導通し続ける。そのため、励磁コイ
ル１０２に流れる励磁電流が増加し、交流発電機１の出
力電圧はさらに上昇する。そして、出力電圧が所定値を
越えると、ツェナーダイオード３０３および制御用トラ
ンジスタ３０４は導通し、パワートランジスタ３０６は
不導通になる。その結果、励磁コイル１０２に流れる励
磁電流は減少し、出力電圧も低下する。以上の動作を繰
り返すことにより発電機出力電圧は、電圧調整部３００
によって所定値に調整される。
【００１１】
【発明が解決しようとする課題】従来の車両用交流発電
機の制御装置は、以上のように構成され、ホルダ１２に
設けられた接続導体７０ａ、７０ｂの配列は、励磁コイ
ル１０２やバッテリ４００との接続を容易にするために
左右２列に分けて配置されている。一方、制御器は、図
１０ないし図１２に示されているようにセラミック基板
１９に電子部品が実装された、電圧調整部であるＨＩＣ
２１と、左側の列に４本（第１３図において、符号ｄ，
ｅ，ｆ，ｇの箇所）の第１のリード線２３ａ、右側の列
に３本（第１３図において、符号ａ，ｂ，ｃの箇所）の
接続用の第２のリード線２３ｂとを有しており、ホルダ
１２に組み付けられている。
機の制御装置は、以上のように構成され、ホルダ１２に
設けられた接続導体７０ａ、７０ｂの配列は、励磁コイ
ル１０２やバッテリ４００との接続を容易にするために
左右２列に分けて配置されている。一方、制御器は、図
１０ないし図１２に示されているようにセラミック基板
１９に電子部品が実装された、電圧調整部であるＨＩＣ
２１と、左側の列に４本（第１３図において、符号ｄ，
ｅ，ｆ，ｇの箇所）の第１のリード線２３ａ、右側の列
に３本（第１３図において、符号ａ，ｂ，ｃの箇所）の
接続用の第２のリード線２３ｂとを有しており、ホルダ
１２に組み付けられている。
【００１２】ところで、上記のような、各種制御素子が
露出したＨＩＣ２１を有する開放タイプの制御器は、一
般的に仕様変更に柔軟に対応できるため非標準品あるい
は準標準品の制御装置に使用されるが、各種制御素子が
露出しているため、制御器をホルダ１２に組み付けられ
るまでの搬送および組み付け過程での取り扱いに細心の
注意を払わなければならず、また自動組み立てが困難で
あるという課題があった。
露出したＨＩＣ２１を有する開放タイプの制御器は、一
般的に仕様変更に柔軟に対応できるため非標準品あるい
は準標準品の制御装置に使用されるが、各種制御素子が
露出しているため、制御器をホルダ１２に組み付けられ
るまでの搬送および組み付け過程での取り扱いに細心の
注意を払わなければならず、また自動組み立てが困難で
あるという課題があった。
【００１３】そこで、仕様が標準品として規格化された
制御器の場合には、パッケージタイプの制御器を用いる
ことにより、上記のような取扱上の問題点を解決し、自
動組立を容易にしたいという要求がある。
制御器の場合には、パッケージタイプの制御器を用いる
ことにより、上記のような取扱上の問題点を解決し、自
動組立を容易にしたいという要求がある。
【００１４】上記のように、非標準品、準標準品の仕様
の制御器では開放タイプの制御器を使用し、標準品の仕
様の制御器ではパッケージタイプの制御器を使用するよ
うに使い分けるとして、パッケージタイプの制御器を製
作する場合、回路基板に対する取付易さ、省スペースの
利点から、リード端子がパッケージの片側に配列された
シングルインラインパッケージタイプの制御器を製作す
るのが一般的である。従って、開放タイプの制御器では
第１および第２のリード線２３ａ、２３ｂが左右両側に
２列に別れて配列されているが、パッケージタイプの制
御器ではリード端子が片側１列に配列されており、その
リード端子の配置に合わせて接続導体が位置決めされて
配置されたホルダを用意しなければならない、つまり、
開放タイプの制御器を装着しうるホルダ１２と、パッケ
ージタイプの制御器を装着しうるホルダとの２種類のホ
ルダをわざわざ用意しなければならないという課題があ
った。
の制御器では開放タイプの制御器を使用し、標準品の仕
様の制御器ではパッケージタイプの制御器を使用するよ
うに使い分けるとして、パッケージタイプの制御器を製
作する場合、回路基板に対する取付易さ、省スペースの
利点から、リード端子がパッケージの片側に配列された
シングルインラインパッケージタイプの制御器を製作す
るのが一般的である。従って、開放タイプの制御器では
第１および第２のリード線２３ａ、２３ｂが左右両側に
２列に別れて配列されているが、パッケージタイプの制
御器ではリード端子が片側１列に配列されており、その
リード端子の配置に合わせて接続導体が位置決めされて
配置されたホルダを用意しなければならない、つまり、
開放タイプの制御器を装着しうるホルダ１２と、パッケ
ージタイプの制御器を装着しうるホルダとの２種類のホ
ルダをわざわざ用意しなければならないという課題があ
った。
【００１５】この発明は、かかる課題を解決するために
なされたもので、例えばシングルインライン形モールド
パッケージの電圧調整部を用いた場合でも、開放タイプ
の制御装置の既設のホルダを用いることができる車両用
交流発電機の制御装置を提供することを目的とする。
なされたもので、例えばシングルインライン形モールド
パッケージの電圧調整部を用いた場合でも、開放タイプ
の制御装置の既設のホルダを用いることができる車両用
交流発電機の制御装置を提供することを目的とする。
【００１６】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項１の車
両用交流発電機の制御装置は、制御器を、片側にリード
端子が配列されたシングルインラインパッケージタイプ
の電圧調整部と、２列に配列されているとともに一端が
上記リード端子に接続され他端が接続導体に接続される
複数の中継リード線とされる中継用アダプタとにより構
成したものである。
両用交流発電機の制御装置は、制御器を、片側にリード
端子が配列されたシングルインラインパッケージタイプ
の電圧調整部と、２列に配列されているとともに一端が
上記リード端子に接続され他端が接続導体に接続される
複数の中継リード線とされる中継用アダプタとにより構
成したものである。
【００１７】この発明の請求項２の車両用交流発電機の
制御装置は、請求項１の中継用アダプタの中継リード線
の他端の配置を、接続導体のダブルインラインモールド
パッケージのリード端子の配置に合わせたものである。
制御装置は、請求項１の中継用アダプタの中継リード線
の他端の配置を、接続導体のダブルインラインモールド
パッケージのリード端子の配置に合わせたものである。
【００１８】この発明の請求項３の車両用交流発電機の
制御装置は、請求項１または請求項２の中継用アダプタ
に、電圧調整部に対する中継用アダプタを位置決めする
位置決め部を設けたものである。
制御装置は、請求項１または請求項２の中継用アダプタ
に、電圧調整部に対する中継用アダプタを位置決めする
位置決め部を設けたものである。
【００１９】この発明の請求項４の車両用交流発電機の
制御装置は、請求項１ないし請求項３のいずれかの電圧
調整部に、電圧調整部で発生する熱を放熱するヒートシ
ンクを一体に取り付けたものである。
制御装置は、請求項１ないし請求項３のいずれかの電圧
調整部に、電圧調整部で発生する熱を放熱するヒートシ
ンクを一体に取り付けたものである。
【００２０】この発明の請求項５の車両用交流発電機の
制御装置は、請求項４の電圧調整部のパッケージとヒー
トシンクとを樹脂成形材で一体に成形したものである。
制御装置は、請求項４の電圧調整部のパッケージとヒー
トシンクとを樹脂成形材で一体に成形したものである。
【００２１】この発明の請求項６の車両用交流発電機
は、制御器を、片側にリード端子が配列されたシングル
インラインパッケージタイプの電圧調整部と、２列に配
列されているとともに一端が上記リード端子に接続され
他端が接続導体に接続され複数の中継リード線とされた
中継用アダプタとにより構成したものである。
は、制御器を、片側にリード端子が配列されたシングル
インラインパッケージタイプの電圧調整部と、２列に配
列されているとともに一端が上記リード端子に接続され
他端が接続導体に接続され複数の中継リード線とされた
中継用アダプタとにより構成したものである。
【００２２】この発明の請求項７の車両用交流発電機
は、請求項６の中継用アダプタの中継リード線の他端の
配置を、接続導体のダブルインラインモールドパッケー
ジのリード端子の配置に合わせたものである。
は、請求項６の中継用アダプタの中継リード線の他端の
配置を、接続導体のダブルインラインモールドパッケー
ジのリード端子の配置に合わせたものである。
【００２３】
【作用】この発明の請求項１または２の制御器において
は、電圧調整部のリード端子の位置が接続導体の位置に
対応していない場合でも、電圧調整部のリード端子と接
続導体との間に介在した中継用アダプタにより、リード
端子と接続導体とは簡単に接続され、また電圧調整部の
リード端子の配置が異なる場合でも、同一のホルダで賄
うことができる。
は、電圧調整部のリード端子の位置が接続導体の位置に
対応していない場合でも、電圧調整部のリード端子と接
続導体との間に介在した中継用アダプタにより、リード
端子と接続導体とは簡単に接続され、また電圧調整部の
リード端子の配置が異なる場合でも、同一のホルダで賄
うことができる。
【００２４】この発明の請求項３の車両用交流発電機の
制御装置においては、請求項１または２の中継用アダプ
タに位置決め部を設けたことにより、電圧調整部に対し
て中継用アダプタが所定の位置に容易に位置決めされ
る。
制御装置においては、請求項１または２の中継用アダプ
タに位置決め部を設けたことにより、電圧調整部に対し
て中継用アダプタが所定の位置に容易に位置決めされ
る。
【００２５】この発明の請求項４の車両用交流発電機の
制御装置においては、請求項１ないし３のいずれかに記
載の電圧調整部に、ヒートシンクを一体に取り付けたこ
とにより、電圧調整部で発生した熱はヒートシンクによ
り外部に容易に放出される。
制御装置においては、請求項１ないし３のいずれかに記
載の電圧調整部に、ヒートシンクを一体に取り付けたこ
とにより、電圧調整部で発生した熱はヒートシンクによ
り外部に容易に放出される。
【００２６】この発明の請求項５の車両用交流発電機の
制御装置においては、請求項４記載の電圧調整部のパッ
ケージとヒートシンクとを樹脂で一体成形したことによ
り、別体のヒートシンクを用意して、電圧調整部に組み
立てる必要性はない。
制御装置においては、請求項４記載の電圧調整部のパッ
ケージとヒートシンクとを樹脂で一体成形したことによ
り、別体のヒートシンクを用意して、電圧調整部に組み
立てる必要性はない。
【００２７】この発明の請求項６または請求項７の車両
用交流発電機においては、制御器の電圧調整部から突出
した複数のリード端子に中継用アダプタの中継リード線
の一端を接続し、中継リード線の他端を接続導体に接続
したことにより、電圧調整部のリード端子の位置が異な
る場合でも、同一のホルダで賄うことができる。
用交流発電機においては、制御器の電圧調整部から突出
した複数のリード端子に中継用アダプタの中継リード線
の一端を接続し、中継リード線の他端を接続導体に接続
したことにより、電圧調整部のリード端子の位置が異な
る場合でも、同一のホルダで賄うことができる。
【００２８】
実施例１．以下、この発明の実施例をついて説明する。
図１はこの発明の一実施例を示す制御装置の一部切欠き
側断面図であり、図６ないし図１３と同一または相当部
分は同一符号を付し、その説明は省略する。制御器５０
のホルダ１２内には、車両用交流発電機で発生する電圧
を制御する直方体形状（２５×２０×５［ｍｍ］３）の
電圧調整部５１が配設されている。電圧調整部５１は銅
のフレーム５８上にハイブリッドＩＣ５９が搭載され、
周囲がエポキシ樹脂でモールディングされ、かつその片
側からは８本（この内１本はダミー）のリード端子５２
が外部に突出している。
図１はこの発明の一実施例を示す制御装置の一部切欠き
側断面図であり、図６ないし図１３と同一または相当部
分は同一符号を付し、その説明は省略する。制御器５０
のホルダ１２内には、車両用交流発電機で発生する電圧
を制御する直方体形状（２５×２０×５［ｍｍ］３）の
電圧調整部５１が配設されている。電圧調整部５１は銅
のフレーム５８上にハイブリッドＩＣ５９が搭載され、
周囲がエポキシ樹脂でモールディングされ、かつその片
側からは８本（この内１本はダミー）のリード端子５２
が外部に突出している。
【００２９】図２は図１の要部分解斜視図であり、シン
グルインラインパッケッージタイプの電圧調整部５１上
に設けられる中継用アダプタ５３は、リード端子５２
ａ、５２ｂ、５２ｃにそれぞれ超音波溶接により接続さ
れる第１の中継リード線５４ａ、５４ｂ、５４ｃと、リ
ード端子５２ｄ、５２ｅ、５２ｆ、５２ｇにそれぞれ超
音波溶接により接続される第２の中継リード線５４ｄ、
５４ｅ、５４ｆ、５４ｇとが、第１の位置決め部５５ａ
と第２の位置決め部５５ｂとにより一体化されて構成さ
れている。第１の位置決め部５５ａおよび第２の位置決
め部５５ｂはそれぞれ樹脂で形成された断面Ｌの字形状
になっており、これら第１および第２の位置決め部５５
ａ、５５ｂがそれぞれ電圧調整部５１の両側面に当接し
て、電圧調整部５１に対して中継用アダプタ５３が位置
決めされる。
グルインラインパッケッージタイプの電圧調整部５１上
に設けられる中継用アダプタ５３は、リード端子５２
ａ、５２ｂ、５２ｃにそれぞれ超音波溶接により接続さ
れる第１の中継リード線５４ａ、５４ｂ、５４ｃと、リ
ード端子５２ｄ、５２ｅ、５２ｆ、５２ｇにそれぞれ超
音波溶接により接続される第２の中継リード線５４ｄ、
５４ｅ、５４ｆ、５４ｇとが、第１の位置決め部５５ａ
と第２の位置決め部５５ｂとにより一体化されて構成さ
れている。第１の位置決め部５５ａおよび第２の位置決
め部５５ｂはそれぞれ樹脂で形成された断面Ｌの字形状
になっており、これら第１および第２の位置決め部５５
ａ、５５ｂがそれぞれ電圧調整部５１の両側面に当接し
て、電圧調整部５１に対して中継用アダプタ５３が位置
決めされる。
【００３０】リード端子５２ａ、５２ｂ、５２ｃ（図１
３の端子ａ，ｂ，ｃに相当）にそれぞれ接続された第１
の中継リード線５４ａ、５４ｂ、５４ｃは、第１の位置
決め部５５ａから立ち上がって延びて、交流発電機１の
界磁コイル１０２、アース、電機子コイル１０１にそれ
ぞれ接続された第１の接続導体７０ａに半田付けで接続
されている。リード端子５２ｄ，５２ｅ，５２ｆ、５２
ｇ（図１３の端子ｄ，ｅ，ｆ，ｇに相当）にそれぞれ超
音波溶接で接続された第２の中継リード線５４ｄ、５４
ｅ、５４ｆ、５４ｇは、電圧調整部５１の上面を跨いで
第２の位置決め部５５ｂまて延び、その第２の位置決め
部５５ｂから立ち上がって、バッテリ４００に接続され
た第２の接続導体７０ｂに半田付けで電気的に接続され
ている。電圧調整部５１に対して第１および第２の位置
決め部５５ａ，５５ｂにより位置決めされた中継用アダ
プタ５３は、電圧調整部５１およびヒートシンク２４と
ともにねじ５６により一体化されている。
３の端子ａ，ｂ，ｃに相当）にそれぞれ接続された第１
の中継リード線５４ａ、５４ｂ、５４ｃは、第１の位置
決め部５５ａから立ち上がって延びて、交流発電機１の
界磁コイル１０２、アース、電機子コイル１０１にそれ
ぞれ接続された第１の接続導体７０ａに半田付けで接続
されている。リード端子５２ｄ，５２ｅ，５２ｆ、５２
ｇ（図１３の端子ｄ，ｅ，ｆ，ｇに相当）にそれぞれ超
音波溶接で接続された第２の中継リード線５４ｄ、５４
ｅ、５４ｆ、５４ｇは、電圧調整部５１の上面を跨いで
第２の位置決め部５５ｂまて延び、その第２の位置決め
部５５ｂから立ち上がって、バッテリ４００に接続され
た第２の接続導体７０ｂに半田付けで電気的に接続され
ている。電圧調整部５１に対して第１および第２の位置
決め部５５ａ，５５ｂにより位置決めされた中継用アダ
プタ５３は、電圧調整部５１およびヒートシンク２４と
ともにねじ５６により一体化されている。
【００３１】上記のように構成された車両用交流発電機
では、シングルインラインパッケージタイプの電圧調整
部５１の片側から突出した複数のリード端子５２ａ〜５
２ｃが、第１の中継リード線５４ａ〜５４ｃ、３本の第
１の接続導体７０ａを介して交流発電機１およびアース
に接続され、リード端子５２ｄ〜５２ｇが第２の中継リ
ード線５４ｄ〜５４ｇ、４本の第２の接続導体７０ｂを
介してバッテリ４００に電気的に接続されるようになっ
ている。つまり、電圧調整部５１と、交流発電機１、バ
ッテリ３８とは中継用アダプタ５３を介在したことによ
り、ハイブリッドＩＣ２１で構成された開放タイプの電
圧調整部に用いられるホルダ１２をそのままパッケージ
タイプの電圧調整部にも適用することができる。また、
中継用アダプタの中継リード線の先端部を、ダブルイン
ラインモールドパッケージのリード端子の標準配置に合
わせるようにした場合には、制御装置はシングルインラ
インパッケージタイプの電圧調整部に中継用アダプタを
設けたものとダブルインラインパッケージタイプの電圧
調整部に中継用アダプタを設けていないものとが寸法的
に互換性を有する。
では、シングルインラインパッケージタイプの電圧調整
部５１の片側から突出した複数のリード端子５２ａ〜５
２ｃが、第１の中継リード線５４ａ〜５４ｃ、３本の第
１の接続導体７０ａを介して交流発電機１およびアース
に接続され、リード端子５２ｄ〜５２ｇが第２の中継リ
ード線５４ｄ〜５４ｇ、４本の第２の接続導体７０ｂを
介してバッテリ４００に電気的に接続されるようになっ
ている。つまり、電圧調整部５１と、交流発電機１、バ
ッテリ３８とは中継用アダプタ５３を介在したことによ
り、ハイブリッドＩＣ２１で構成された開放タイプの電
圧調整部に用いられるホルダ１２をそのままパッケージ
タイプの電圧調整部にも適用することができる。また、
中継用アダプタの中継リード線の先端部を、ダブルイン
ラインモールドパッケージのリード端子の標準配置に合
わせるようにした場合には、制御装置はシングルインラ
インパッケージタイプの電圧調整部に中継用アダプタを
設けたものとダブルインラインパッケージタイプの電圧
調整部に中継用アダプタを設けていないものとが寸法的
に互換性を有する。
【００３２】実施例２．図３はこの発明の他の実施例を
示す制御装置６０の一部切り欠き断面図であり、この制
御器６０の電圧調整部６１は、ヒートシンク６２も、例
えばエポキシ樹脂にアルミナが混在したもの（６０×１
０ー４［Ｋｃａｌ／ｃｍ・ｓｅｃ・℃］）で一体に成形
されており、そのため別体のヒートシンクを用意し、こ
のヒートシンクを電圧調整部に組み付ける工程を削減で
きる。
示す制御装置６０の一部切り欠き断面図であり、この制
御器６０の電圧調整部６１は、ヒートシンク６２も、例
えばエポキシ樹脂にアルミナが混在したもの（６０×１
０ー４［Ｋｃａｌ／ｃｍ・ｓｅｃ・℃］）で一体に成形
されており、そのため別体のヒートシンクを用意し、こ
のヒートシンクを電圧調整部に組み付ける工程を削減で
きる。
【００３３】実施例３．なお、図４および図５に示すよ
うに、中継リード線６３の先端部に切欠き部６４を形成
することにより、先端部は折曲され易くなり制御器の組
み立て作業性が向上する。また、上記実施例の場合、ホ
ルダ１２はブラシ１３を収納したものについて説明した
が、ホルダに制御器のみが収納されるものにもこの発明
の制御器を装着することができるのは勿論である。さら
に、電圧調整部５１に対する中継用アダプタ５３の位置
決め部を電圧調整部５１の４方を取り囲むように形成し
てもよい。さらにまた、ハイブリッドＩＣではなくワン
チップＩＣをエポキシ樹脂でモールディングして電圧調
整部を構成してもよい。また、電圧調整部を樹脂でモー
ルドパッケージで構成する代わりにセラミックス製パッ
ケージで構成してもよい。
うに、中継リード線６３の先端部に切欠き部６４を形成
することにより、先端部は折曲され易くなり制御器の組
み立て作業性が向上する。また、上記実施例の場合、ホ
ルダ１２はブラシ１３を収納したものについて説明した
が、ホルダに制御器のみが収納されるものにもこの発明
の制御器を装着することができるのは勿論である。さら
に、電圧調整部５１に対する中継用アダプタ５３の位置
決め部を電圧調整部５１の４方を取り囲むように形成し
てもよい。さらにまた、ハイブリッドＩＣではなくワン
チップＩＣをエポキシ樹脂でモールディングして電圧調
整部を構成してもよい。また、電圧調整部を樹脂でモー
ルドパッケージで構成する代わりにセラミックス製パッ
ケージで構成してもよい。
【００３４】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の請求項
１の車両用交流発電機の制御装置によれば、制御器の電
圧調整部のリード端子の位置が接続導体の位置に対応し
ていない場合でも、電圧調整部のリード端子と接続導体
との間に介在した中継用アダプタにより、リード端子と
接続導体とを簡単に接続することができ、また電圧調整
部のリード端子の配置が異なる場合でも、同一のホルダ
で賄うことができる効果がある。
１の車両用交流発電機の制御装置によれば、制御器の電
圧調整部のリード端子の位置が接続導体の位置に対応し
ていない場合でも、電圧調整部のリード端子と接続導体
との間に介在した中継用アダプタにより、リード端子と
接続導体とを簡単に接続することができ、また電圧調整
部のリード端子の配置が異なる場合でも、同一のホルダ
で賄うことができる効果がある。
【００３５】また、この発明の請求項２の車両用交流発
電機の制御装置によれば、請求項１に記載の制御装置に
おいて、ダブルインラインモールドパッケージタイプの
電圧調整部と接続において互換性を有する効果がある。
電機の制御装置によれば、請求項１に記載の制御装置に
おいて、ダブルインラインモールドパッケージタイプの
電圧調整部と接続において互換性を有する効果がある。
【００３６】また、この発明の請求項３の車両用交流発
電機の制御装置によれば、請求項１または請求項２に記
載の中継用アダプタにおいて、中継用アダプタに位置決
め部を設けたことにより、電圧調整部に対して中継用ア
ダプタが所定の位置に容易に位置決めでき、請求項１ま
たは請求項２の発明の効果を得ることができるととも
に、電圧調整部のリード端子と中継用アダプタの中継リ
ード線との接続を容易に行うことができる効果もある。
電機の制御装置によれば、請求項１または請求項２に記
載の中継用アダプタにおいて、中継用アダプタに位置決
め部を設けたことにより、電圧調整部に対して中継用ア
ダプタが所定の位置に容易に位置決めでき、請求項１ま
たは請求項２の発明の効果を得ることができるととも
に、電圧調整部のリード端子と中継用アダプタの中継リ
ード線との接続を容易に行うことができる効果もある。
【００３７】また、この発明の請求項４の車両用交流発
電機の制御装置によれば、請求項１ないし請求項３のい
ずれかに記載の電圧調整部において、電圧調整部にヒー
トシンクを一体に取り付けたことにより、請求項１ない
し請求項３のいずれかの発明の効果を得ることができる
とともに、電圧調整部で発生した熱はヒートシンクによ
り外部に容易に放出され、制御装置の信頼性が向上する
効果もある。
電機の制御装置によれば、請求項１ないし請求項３のい
ずれかに記載の電圧調整部において、電圧調整部にヒー
トシンクを一体に取り付けたことにより、請求項１ない
し請求項３のいずれかの発明の効果を得ることができる
とともに、電圧調整部で発生した熱はヒートシンクによ
り外部に容易に放出され、制御装置の信頼性が向上する
効果もある。
【００３８】また、この発明の請求項５の車両用交流発
電機の制御装置によれば、請求項４に記載の電圧調整部
において、電圧調整部とヒートシンクとを樹脂で一体成
形したことにより、請求項４の発明の効果を得ることが
できるとともに、別体のヒートシンクを電圧調整部に組
み立てる工程を削除することができる効果もある。
電機の制御装置によれば、請求項４に記載の電圧調整部
において、電圧調整部とヒートシンクとを樹脂で一体成
形したことにより、請求項４の発明の効果を得ることが
できるとともに、別体のヒートシンクを電圧調整部に組
み立てる工程を削除することができる効果もある。
【００３９】また、この発明の請求項６または請求項７
の車両用交流発電機によれば、制御器の電圧調整部から
突出した複数のリード端子に中継用アダプタの中継リー
ド線の一端を接続し、中継リード線の他端を接続導体に
接続したことにより、電圧調整部のリード端子の位置が
異なる場合でも、同一のホルダで賄うことができる効果
がある。
の車両用交流発電機によれば、制御器の電圧調整部から
突出した複数のリード端子に中継用アダプタの中継リー
ド線の一端を接続し、中継リード線の他端を接続導体に
接続したことにより、電圧調整部のリード端子の位置が
異なる場合でも、同一のホルダで賄うことができる効果
がある。
【図１】 この発明の実施例１を示す制御器の一部切り
欠き側断面図である。
欠き側断面図である。
【図２】 図１の要部分解斜視図である。
【図３】 この発明の実施例２を示す制御器の一部切り
欠き側断面図である。
欠き側断面図である。
【図４】 この発明の実施例３の中継用アダプタの正面
図である。
図である。
【図５】 図４の側面図である。
【図６】 従来の車両用交流発電機の一例を示す側断面
図である。
図である。
【図７】 図６の要部断面図である。
【図８】 図７の制御器の正面図である。
【図９】 図８をＡ方向から見た図である。
【図１０】 図８をＢ方向から見た図である。
【図１１】 図８のＣーＣ線に沿う断面図である。
【図１２】 図８の一部切り欠き断面図である。
【図１３】 車両用交流発電機の電気回路図である。
１ 車両用交流発電機、８ 回転軸、１０ 磁極鉄心、
２４ ヒートシンク、５０ 制御装置、５１ 電圧調整
部、５２ａ〜５２ｇ リード端子、５３ 中継用アダプ
タ、５４ａ〜５４ｇ 中継リード線、５５ａ、５５ｂ
位置決め部、６０ 制御装置、６１ 電圧調整部、６２
ヒートシンク、６３ 中継リード線、７０ａ 第１の
接続導体、７０ｂ 第２の接続導体。
２４ ヒートシンク、５０ 制御装置、５１ 電圧調整
部、５２ａ〜５２ｇ リード端子、５３ 中継用アダプ
タ、５４ａ〜５４ｇ 中継リード線、５５ａ、５５ｂ
位置決め部、６０ 制御装置、６１ 電圧調整部、６２
ヒートシンク、６３ 中継リード線、７０ａ 第１の
接続導体、７０ｂ 第２の接続導体。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) H02K 19/36 H02P 9/30
Claims (7)
- 【請求項１】 車両用交流発電機の励磁コイルの電流を
制御して発生電圧を調整する電圧調整部と、この電圧調
整部に接続される複数の中継リード線とを有する制御器
を備え、 この制御器は、バッテリと上記励磁コイルとにそれぞれ
接続される接続導体を有するホルダに装着され、その中
継リード線が上記接続導体に接続される車両用交流発電
機の制御装置において、 上記制御器を、片側にリード端子が配列されたシングル
インラインパッケージタイプの上記電圧調整部と、２列
に配列されているとともに一端が上記リード端子に接続
され他端が上記接続導体に接続される上記中継リード線
とされた中継用アダプタとにより構成されたことを特徴
とする車両用交流発電機の制御装置。 - 【請求項２】 中継用アダプタの中継リード線の他端の
配置を、ダブルインラインモールドパッケージのリード
端子の配置に合わせたことを特徴とする請求項１記載の
車両用交流発電機の制御装置。 - 【請求項３】 中継用アダプタに、中継用アダプタの電
圧調整部に対する位置決めをする位置決め部を設けたこ
とを特徴とする請求項１または請求項２記載の車両用交
流発電機の制御装置。 - 【請求項４】 電圧調整部に発生する熱を放熱するヒー
トシンクを電圧調整部と一体に取り付けたことを特徴と
する請求項１ないし請求項３のいずれかに記載の車両用
交流発電機の制御装置。 - 【請求項５】 電圧調整部のパッケージとヒートシンク
とを樹脂成形材で一体に成形したことを特徴とする請求
項４記載の車両用交流発電機の制御装置。 - 【請求項６】 励磁コイルと、 この励磁コイルとバッテリとにそれぞれ接続される接続
導体を有するホルダと、 上記励磁コイルの電流を制御して発生電圧を調整する電
圧調整部と、この電圧調整部に接続された複数の中継リ
ード線とを有し、上記ホルダに装着されるとともに上記
中継リード線が上記接続導体に接続された制御器とを備
えた車両用交流発電機において、 上記制御器を、片側にリード端子が配列されたシングル
インラインパッケージタイプの電圧調整部と、２列に配
列されているとともに一端が上記リード端子に接続され
他端が上記接続導体に接続され上記中継リード線とされ
た中継用アダプタとにより構成したことを特徴とする車
両用交流発電機。 - 【請求項７】 中継用アダプタの中継リード線の他端の
配置を、ダブルインラインモールドパッケージのリード
端子の配置に合わせたことを特徴とする請求項６記載の
車両用交流発電機。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16149994A JP3307506B2 (ja) | 1994-07-13 | 1994-07-13 | 車両用交流発電機の制御装置および車両用交流発電機 |
| US08/500,129 US5619108A (en) | 1994-07-13 | 1995-07-10 | Vehicle alternating-current generator control device and vehicle alternating-current generator |
| KR1019950020525A KR0174294B1 (ko) | 1994-07-13 | 1995-07-12 | 차량용 교류발전기의 제어장치 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16149994A JP3307506B2 (ja) | 1994-07-13 | 1994-07-13 | 車両用交流発電機の制御装置および車両用交流発電機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0833296A JPH0833296A (ja) | 1996-02-02 |
| JP3307506B2 true JP3307506B2 (ja) | 2002-07-24 |
Family
ID=15736236
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16149994A Expired - Lifetime JP3307506B2 (ja) | 1994-07-13 | 1994-07-13 | 車両用交流発電機の制御装置および車両用交流発電機 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5619108A (ja) |
| JP (1) | JP3307506B2 (ja) |
| KR (1) | KR0174294B1 (ja) |
Families Citing this family (21)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6462976B1 (en) | 1997-02-21 | 2002-10-08 | University Of Arkansas | Conversion of electrical energy from one form to another, and its management through multichip module structures |
| US7169272B2 (en) * | 1997-04-30 | 2007-01-30 | Board Of Trustees Of The University Of Arkansas | Microfabricated recessed disk microelectrodes: characterization in static and convective solutions |
| US7144486B1 (en) | 1997-04-30 | 2006-12-05 | Board Of Trustees Of The University Of Arkansas | Multilayer microcavity devices and methods |
| JPH1169840A (ja) * | 1997-08-22 | 1999-03-09 | Aisin Seiki Co Ltd | スイッチングアセンブリ |
| US7348183B2 (en) * | 2000-10-16 | 2008-03-25 | Board Of Trustees Of The University Of Arkansas | Self-contained microelectrochemical bioassay platforms and methods |
| US6887714B2 (en) | 2000-10-16 | 2005-05-03 | Board Of Trustees Of The University Of Arkansas, N.A. | Microvolume immunoabsorbant assays with amplified electrochemical detection |
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