JP2007060634A - 画像処理装置、画像処理装置の制御方法及びコンピュータ可読記憶媒体 - Google Patents

画像処理装置、画像処理装置の制御方法及びコンピュータ可読記憶媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】 地紋付き紙文書を電子文書に変換する際に、紙文書の地紋の状態に基づいて各種操作に反映させる技術を提供する。
【解決手段】 画像処理装置において、入力画像内に潜像パターンが存在するか判定する第1の判定手段と、前記入力画像内に背景パターンが存在するか判定する第2の判定手段と、潜像パターンが存在すると判定されかつ背景パターンが存在すると判定された場合に前記入力画像に対して複写処理を行うように制御し、潜像パターンが存在すると判定されかつ背景パターンが存在しないと判定された場合に前記入力画像に対して複写を禁止する処理を行うように制御する制御手段とを有する。
【選択図】図11

Description

本発明は、画像処理技術に関するものである。特に、地紋等の潜像画像成分を有する画像データの処理技術に関するものである。
領収書や証券、証明書などの紙文書には、簡単に複写されることがないように複写すると文字や画像が浮かび上がる特殊な模様が背景に印刷されている場合がある。この特殊な模様は一般に偽造抑止地紋(以降、地紋と呼ぶ)と呼ばれ、複写後にドットパターンが残る領域(潜像部)と複写後にドットパターンが消える領域(背景部)との2つの領域を含んでいる。地紋のように、複写によって原本が容易に複製できないような仕掛けを施すことにより、心理的に原本の複写を抑止する効果がある。官公庁や企業では、「複写物」などの文字や画像(潜像)を含む地紋があらかじめ印刷された専用紙を購入し、原本性を保証したい文書を専用紙の上に印刷していた。
特に、特許文献1には、ソフトウェア的に地紋画像を作成し、レーザプリンタで背景に地紋が配置された文書を出力する技術(以降、オンデマンド地紋出力法と呼ぶ)が開示されている。プリンタによるオンデマンド地紋出力法では、普通紙を用いて背景に地紋が配置された文書を印刷できる為、必要な時に必要な枚数だけ背景に地紋が配置された文書を印刷することが出来る。従って、従来のように専用紙を必要以上に準備しておく必要が無い。従って、プリンタによるオンデマンド地紋出力法では、従来の専用紙を用いた文書の複写抑止方式に比較し、用紙に対するコストを大幅に削減することが出来る。
ところで、日本国内においては、紙文書だけでなく電子文書での保存を法的に認める法律が施行されている。これは簡単には事業報告書や領収書など民間企業などに保存を義務付けている文書の電子データ化を認める法律である。そのため、既存の地紋付紙文書についてもデジタルデータ化された電子文書として保存されることになり、紙文書と電子文書とをシームレスに使用するための技術が非常に重要になってくる。
特開2001−197297号公報
しかしながら、上記背景技術で述べた特許文献においては地紋の検出方法については開示されているのみである。つまり、紙文書から電子文書に変換した場合の、紙文書の地紋に相当する機能を引き継いで利用する技術については開示されていない。
本発明は上記問題に鑑みなされたものであり、地紋付き紙文書を電子文書に変換する際に、紙文書の地紋の状態に基づいて各種操作に反映させる技術を提供することを目的とする。
上述の問題を解決するため、本発明の画像処理装置において、入力画像内に潜像パターンが存在するか判定する第1の判定手段と、前記入力画像内に背景パターンが存在するか判定する第2の判定手段と、前記第1の判定手段で入力画像内に潜像パターンが存在すると判定され、かつ、前記第2の判定手段で入力画像内に背景パターンが存在すると判定された場合に、前記入力画像に対して複写処理を行うように制御し、前記第1の判定手段で入力画像内に潜像パターンが存在すると判定され、かつ、前記第2の判定手段で入力画像内に背景パターンが存在しないと判定された場合に、前記入力画像に対して複写を禁止する処理を行うように制御する制御手段と、を有する。
前記潜像パターン及び前記背景パターンが画像形成されたシート上では、前記潜像パターンの反射濃度と前記背景パターンの反射濃度とは略同一であり、前記シートの複写により得られるシート上では、前記潜像パターンの反射濃度は前記背景パターンの反射濃度に比べて高いことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
上述の問題を解決するため、本発明の画像処理装置の制御方法において、入力画像内に潜像パターンが存在するか判定する第1の判定工程と、前記入力画像内に背景パターンが存在するか判定する第2の判定工程と、前記第1の判定工程で入力画像内に潜像パターンが存在すると判定され、かつ、前記第2の判定工程で入力画像内に背景パターンが存在すると判定された場合に、前記入力画像に対して複写処理を行うように制御し、前記第1の判定工程で入力画像内に潜像パターンが存在すると判定され、かつ、前記第2の判定工程で入力画像内に背景パターンが存在しないと判定された場合に、前記入力画像に対して複写を禁止する処理を行うように制御する制御工程とを有する。
本発明によれば、地紋付き紙文書を電子文書に変換する際に、紙文書の地紋の状態に基づいて各種操作に反映させる技術を提供することができる。
以下に、図面を参照して、この発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成要素はあくまで例示であり、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
(第1実施形態)
<概要>
第1実施形態においては、紙文書を読込み、潜像部、背景部の有無に応じて紙文書の種別を決定する。さらに、原稿画像データから潜像部、背景部に相当する部分を除去した後、可視透かしの技術を利用して紙文書の種別に応じた電子文書を生成する方法について説明する。
<前提技術>
地紋では、前述したように、複写後にドットパターンが残る領域(以降、潜像部と呼ぶ)と複写後にドットパターンが消える領域(以降、背景部と呼ぶ)との2つの領域を含んでいる。図12および図13に潜像パターンおよび背景パターンの組合せの一例を示す。1201および1301が潜像パターンの例である。また、1202および1302が、1201および1301の潜像パターンそれぞれに対応する背景パターンの例である。なお、図における斜線部分はドットに対応する。この2つの領域は、マクロ的にはほぼ同じ濃度であり、一見すると「複写物」などの文字や画像が隠れていることが分からないが、ミクロ的にはそれぞれ異なる特性を持っている。この隠された文字や画像を以降では”潜像”と呼ぶこととする。
図1は、地紋を有する原稿の例示的な外観図である。
例えば、潜像部の領域は各々のドットが集中した固まりのドットパターン(潜像パターン)で構成される。一方、背景部の領域は各々のドットが分散したドットパターン(背景パターン)で構成される。このようにして、マクロ的な濃度がほぼ同じであるが、それぞれ特性が異なる2つの領域を作り出すことが出来る。以降では、潜像部および背景部に対応する2種類のドットパターンを有する原稿を”地紋画像付き原本”と呼ぶ。
一般に複写機には、複写原稿の微小なドットを読み取る入力解像度や微小なドットを再現する出力解像度に依存した画像再現能力の限界が存在する。また、所定の閾値を下回る濃度の領域を、ノイズと認識し除去して出力するよう構成されている。そのため、出力された複写物においては微小なドットは完全には再現されず、孤立した微小なドットの部分が抜け落ちてしまう。
そのため、偽造抑止地紋の背景部が複写機で再現できるドットの限界を超えるように作成されている場合、複写によって偽造抑止地紋の大きなドットは再現できるが、小さなドットは再現出来ない。その結果、潜像部のみが浮かび上がる。もしくは、背景部は完全に消えなくとも、潜像部と比較して明らかに濃度差が異なり、潜像が浮かび上がる。
図2は、地紋を有する原稿の複写前後の外観を例示的に示した図である。上図は複写前の”地紋画像付き原本”であり図1に示すものと同様のものである。一方、下図は複写により出力された原稿を示しており、背景部のドットパターンが再現されず消去された状態となっている。以下では、潜像部に対応する1種類のドットパターン(潜像パターン)のみを有する原稿を”地紋画像付き原本の複写物”と呼ぶ。
なお、本実施例では紙文書において、”文書”は文だけでなく写真などの画像が混在したものも含む。また、記録媒体も紙に限るものではなく地紋の記録可能な記録媒体であれば本発明は適用できる。
<装置構成>
図3は、本実施形態に係る画像処理装置の内部構成図である。
301はCPUであり、外部記憶装置308やROM303に記憶されているプログラムやデータを用いて、画像処理装置の各部の制御を行う。
302はRAMであり、外部記憶装置308またはコンピュータシステム314からI/F(インターフェース)315を介して読み出したプログラムやデータを一時的に記憶する。また、RAM302は、CPU301が各種のプログラムを実行するための領域としても利用される。
303はROMであり、各種の制御プログラムや設定データなどを記憶する。304はディスプレイ制御装置で、画像や文字等をディスプレイ305に表示させるための制御処理を行う。305はディスプレイで、画像や文字などを表示する。なお、ディスプレイとしてはCRTや液晶画面などが用いられる。
306は操作入力デバイスであり、画像処理装置に対する操作者からの指示を受け付ける。具体的にはキーボードやマウスなどが挙げられる。307は操作入力デバイス306を介して受け付けた各種の指示等をCPU301に通知するためのI/Oである。
308はハードディスクなどの大容量情報記憶装置として機能する外部記憶装置であり、OS(オペレーティングシステム)や各種制御プログラムを記憶する。なお、背景部パターン画像、潜像部用パターン画像、地紋画像、入出力文書画像などを記憶してもよい。外部記憶装置308への情報の書き込みや外部記憶装置308からの情報の読み出しはI/O309を介して行われる。
310は文書や画像を出力するためのプリンタであり、出力データはI/O311を介してRAM302、もしくは外部記憶装置308から送られる。なお、文書や画像を出力する為のプリンタとしては、例えばインクジェットプリンタ、レーザビームプリンタ、熱転写型プリンタ、ドットインパクトプリンタなどが挙げられる。
312は紙文書上の文字や画像を読み取るためのスキャナであり、入力データはI/O313を介してRAM302、もしくは外部記憶装置308に送られる。
316は、CPU301、ROM303、RAM302、I/O311、I/O309、ディスプレイ制御装置304、I/F315、I/O307、I/O316を接続するためのバスである。
<装置内部機能ブロックおよび装置の動作フロー>
図4は、本実施形態に係る画像処置装置の機能ブロック図である。画像処置装置は、スキャナ部401、地紋検出部402、地紋画像除去部403、可視透かし生成部404、合成部405および記憶部406から構成されており、各部はCPU301により制御されている。なお、図中の矢印は各機能ブロック間のデータの流れを示している。
また、スキャナ部401はスキャナ312、記憶部406は外部記憶装置308に対応している。一方、地紋検出部402、地紋画像除去部403、可視透かし生成部404、合成部405は、CPU301がプログラムを実行することにより実現される。
図5は、本実施形態に係る画像処理装置の動作フローチャートである。なお各ステップは、CPU301が上記で説明した各部を制御することにより実行される。以下のフローは、例えばユーザが操作部を操作することにより、紙文書を読み込む指示を入力することにより開始される。
ステップS501では、CPU301は、スキャナ部401を制御して紙文書を読み込み、画像データ(第1の画像データ)を生成する。
ステップS502では、地紋検出部402は、ステップS501で生成した第1の画像データに、地紋の潜像部あるいは背景部に相当する部分が存在するか否かを検出する。なお、地紋以外の文字や画像による誤認識を低減するため、第1の画像データの四隅や辺の部分など、地紋以外の文字や画像を含む可能性の少ない部分を用いて判定することが望ましい。例えば、ドットパターンをマッチングさせて文字と背景を検出する方法(特開2004−40234号公報)や、黒画素、白画素を各々ラベリングする方法で文字と背景を検出する方法(特開平10−233930号公報)の技術を利用することが出来る。つまり、文字として潜像部(第1のパターン)を、背景として背景部(第2のパターン)に相当する部分を検出するのである。
さらに、潜像部(第1のパターン)あるいは背景部(第2のパターン)に相当する部分の有無に応じて、ステップS501で読み込んだ紙文書の種別を決定し、決定結果は、文書種別情報としてRAM302に記憶される。つまり、2種類のパターンを検出した時は”地紋画像付き原本”、1種類のパターンを検出した時は”地紋画像付き原本の複写物”、また、パターンを検出できなかった時は”地紋無”と決定するのである。
もちろん、操作入力デバイス306により、ユーザから手動で紙文書の種別を受け付けるような構成としてもよい。また、地紋の潜像部および背景部に相当する領域を手動で選択させてもよい。この場合、地紋検出部402においては、指定された領域におけるパターンの有無のみが検出される。
”地紋画像付き原本”または”地紋画像付き原本の複写物”であった場合はステップS503に進み、”地紋無”と判定された場合はステップS506に進む。
ステップS503では、地紋画像除去部403は、ステップS501で生成した第1の画像データから、地紋の潜像部あるいは背景部に相当する部分を除去し、画像データ(第2の画像データ)を生成する。つまり、ステップS502で検出したパターン(潜像部および背景部)と同一のパターンを有する部分を第1の画像データから除去する。除去の方法としては、パターンマッチを用い、一致すると判定された部分を順次消去する方法がある。RAM302に記憶された文書種別情報を読み込み、”地紋画像付き原本”については、潜像部および背景部、”地紋画像付き原本の複写物”については潜像部について除去処理を行った後、ステップS504に進む。
ステップS504では、可視透かし生成部404は、RAM302に記憶された文書種別情報が”地紋画像付き原本”であった場合は、「原本」や「ORIGINAL」などの可視透かし用2値画像を生成する。一方、RAM302に記憶された文書種別情報が”地紋画像付き原本の複写物”であった場合は、「複写」や「COPY」などの可視透かし用2値画像を生成する。
ステップS505では、合成部405は、ステップS503で生成した第2の画像データとステップS504で生成した可視透かし用2値画像とを合成し、画像データ(第3の画像データ)を生成する。その結果、”地紋画像付き原本”に対しては「ORIGINAL」などの文字が可視透かしとして埋め込まれた第3の画像データが生成される。一方、”地紋画像付き原本の複写物”に対しては「COPY」などの文字が可視透かしとして埋め込まれた第3の画像データが生成される。
ステップS506では、CPU301は、生成された第3の画像データを電子文書として記憶部406に記憶する。
以上の処理により、スキャナ部401で読み取った紙文書の種別(属性)を引き継いだ電子文書の生成が可能となる。つまり、”地紋画像付き原本”の紙文書に対しては「ORIGINAL」などの文字が可視透かしとして埋め込まれた電子文書が生成される。また、”地紋画像付き原本の複写物”の紙文書に対しては「COPY」などの文字が可視透かしとして埋め込まれた電子文書が生成される。さらに、”地紋無”の紙文書に対しては電子すかしを有さない通常の画像からなる電子文書が生成される。また、電子文書を生成する際に、”地紋画像付き原本””地紋画像付き原本の複写物””地紋無”いずれかの属性をメタデータとして電子文書に付与するよう構成しても良い。
上記で説明した処理により生成された電子文書を用いることにより、利用者は容易にその電子文書の種別を知ることが可能となる。つまり、利用者は可視透かしを確認することにより”地紋画像付き原本””地紋画像付き原本の複写物”あるいは”地紋無”の紙文書に対応する電子文書であることが確認可能となる。
(第2実施形態)
<概要>
第2実施形態においては、第1実施形態の画像処理装置などにより生成された可視透かし付きの電子文書を読込み、可視透かしの画像(ロゴなど)に応じて電子文書の種別を決定する。さらに、電子文書から可視すかしに相当する部分を除去した後、電子文書の種別に応じて地紋技術を利用した紙文書出力のための画像データを生成する方法について説明する。なお、装置構成については第1実施形態の図3と同様であるため説明は省略する。
なお、以降では、”原本”、”ORIGINAL”など、原本であることを示すロゴ(文字や画像)が可視透かしとして埋め込まれた電子文書を”電子原本”と呼ぶ。一方、”複写”、”COPY”など、複写であることを示すロゴが可視透かしとして埋め込まれた電子文書を”電子複写”と呼ぶ。
<装置内部機能ブロックおよび装置の動作>
図6は、本実施形態に係る画像処置装置の機能ブロック図である。画像処置装置は、記憶部601、可視透かし検出部602、可視透かし除去部603、地紋生成部604、合成部605およびプリンタ部606から構成されており、各部はCPU301により制御されている。なお、図中の矢印は各機能ブロック間のデータの流れを示している。
また、記憶部601は外部記憶装置308、プリンタ部606はプリンタ310に対応している。一方、可視透かし検出部602、可視透かし除去部603、地紋生成部604、合成部605は、CPU301がプログラムを実行することにより実現される。
図7は、本実施形態に係る画像処理装置の動作フローチャートである。なお各ステップは、CPU301が上記で説明した各部を制御することにより実行される。また、以下のフローは、例えばユーザが操作部を操作することにより、電子透かし付き画像データを紙などの記録媒体に出力する指示を入力することにより開始される。
ステップS701では、CPU301は、記憶部601から電子文書(第1の画像データ)を読み込む。
ステップS702では、可視透かし検出部602は、ステップS701で読み込んだ画像データに、可視透かしに相当する部分が存在するか否かを検出する。なお、検出するための技術としては、背景技術で説明した、黒画素、白画素を各々ラベリングする方法で潜像部と背景部を検出する方法(特許文献2)を流用可能である。また、誤認識を低減するため、画像データの四隅や辺の部分など、地紋以外の文字や画像を含む可能性の少ない部分を用いて判定することが望ましい。
さらに、可視透かしとして埋め込まれた部分から既存の文字認識技術などを用いて、「原本」や「ORIGINAL」あるいは「複写」や「COPY」などの文字(または画像)を認識する。認識した文字列からステップS701で読み込んだ電子文書の種別を決定し、決定結果は、文書種別情報としてRAM302に記憶される。つまり、「原本」や「ORIGINAL」などの文字を検出した時は”電子原本”、「複写」や「COPY」などの文字を検出した時は”地紋画像付き原本の複写物”と決定するのである。なお、可視透かしが検出されなかった場合は”透かし無”と決定する。また、電子文書に”電子原本””地紋画像付き原本の複写物””地紋無”いずれかの種別の属性がメタデータとして付与されている場合、そのメタデータから容易に種別が決定できる。
なお、上記に示した自動認識の他、操作入力デバイス306によりユーザにより手動で電子文書の種別を受け付けるような構成としてもよい。
”電子原本”または”電子複写”であった場合はステップS703に進み、”透かし無”と判定された場合はステップS706に進む。
ステップS703では、可視透かし除去部603は、ステップS701で読み込んだ電子文書から、可視透かしに相当する部分を除去し、画像データ(第2の画像データ)を生成する。つまり、ステップS702で検出した文字(または画像)と同一のパターンを有する部分を画像データから除去する。除去の方法としては、パターンマッチを用い、一致すると判定された部分を順次消去する方法がある。除去処理を行った後、ステップS704に進む。なお、可視透かしに相当する部分を手動で選択させてもよい。
ステップS704では、地紋生成部604は、RAM302に記憶された文書種別情報が”電子原本”であった場合は、潜像パターンおよび背景パターンから構成される画像(地紋画像)を生成する。なお、潜像および背景に用いるパターンは、地紋に利用可能な任意のパターンが利用可能である。一方、RAM302に記憶された文書種別情報が”電子複写”であった場合は、潜像部(第1のパターン)のみからなる画像を生成する。
ステップS705では、合成部605は、ステップS703で生成した画像データとステップS704で生成した画像とを合成し、画像データ(第3の画像データ)を生成する。その結果、”電子原本”に対しては、潜像部および背景部から構成される地紋画像を含む画像データが生成される。一方、”電子複写”に対しては、潜像部のみからなる画像を含む画像データが生成される。
ステップS706では、CPU301は、プリンタ部606を制御し生成された画像データを記録媒体(紙)に出力する。
以上の処理により、記憶部601から読み取った電子文書の種別(属性)を引き継いだ紙文書の出力が可能となる。つまり、”電子原本”に対しては、潜像部および背景部から構成される地紋画像を含む紙文書が出力される。また、”電子複写”に対しては、潜像部のみからなる画像を含む紙文書が出力される。さらに、”透かし無”の電子文書に対しては特別な画像を有さない通常の画像のみからなる電子文書が出力される。
上記で説明した処理により生成された紙文書を用いることにより、利用者は容易にその紙文書の種別を知ることが可能となる。つまり、利用者は地紋画像を確認することにより”電子原本””電子複写”あるいは”透かし無”の電子文書に対応する紙文書であることが確認可能となる。
また、第2実施形態の画像処理装置と第1実施形態の画像処理装置とを組み合わせて利用することも好適である。その場合、生成した電子文書を再び紙文書として出力する際にも、地紋画像付き原本の紙文書および地紋画像付き原本の複写物の紙文書を区別して出力することが可能となる。
(第3実施形態)
<概要>
第3実施形態では、地紋を有する電子文書を生成する場合について説明する。つまり、文書種別に応じて、地紋の潜像部および背景部の有無を決定し地紋を付加する点が、第1実施形態と主に異なる。なお、装置構成については第1実施形態の図3と同様であるため説明は省略する。
<装置内部機能ブロックおよび装置の動作フロー>
図8は、本実施形態に係る画像処置装置の機能ブロック図である。なお、可視透かし生成部404の替わりに地紋生成部804を有している点以外は、図4に示す機能ブロック図を同様であるため詳細な説明は省略する。
図9は、本実施形態に係る画像処理装置の動作フローチャートである。なお各ステップは、CPU301が上記で説明した各部を制御することにより実行される。
ステップS901では、CPU301は、スキャナ部801を制御して紙文書を読み込み、画像データ(第1の画像データ)を生成する。
ステップS902では、地紋検出部802は、ステップS901で生成した第1の画像データに、地紋の潜像部あるいは背景部に相当する部分が存在するか否かを検出する。なお、本ステップは、前述したステップS502と同様であるので詳細な説明は省略する。
ステップS903では、地紋画像除去部803は、ステップS901で生成した第1の画像データから、地紋の潜像部あるいは背景部に相当する部分を除去し、画像データ(第2の画像データ)を生成する。なお、本ステップは、前述したステップS503と同様であるので詳細な説明は省略する。
ステップS904では、地紋生成部804は、RAM302に記憶された文書種別情報が”地紋画像付き原本”であった場合は、潜像部(第1のパターン)および背景部(第2のパターン)から構成される画像(地紋画像)を生成する。なお、潜像部および背景部に用いるパターンは、地紋に利用可能な任意のパターンが利用可能である。一方、RAM302に記憶された文書種別情報が”地紋画像付き原本の複写物”であった場合は、潜像部(第1のパターン)のみからなる画像を生成する。
ステップS905では、合成部805は、ステップS903で生成した第2の画像データとステップS904で生成した画像とを合成し、画像データ(第3の画像データ)を生成する。その結果、”地紋画像付き原本”に対しては、潜像部および背景部から構成される地紋画像を含む第3の画像データが生成される。一方、”地紋画像付き原本の複写物”に対しては、潜像部のみからなる画像を含む第3の画像データが生成される。
ステップS906では、CPU301は、生成された第3の画像データを電子文書として記憶部806に記憶する。
以上の処理により、スキャナ部801で読み取った紙文書の種別(属性)を引き継いだ電子文書の生成が可能となる。つまり、”地紋画像付き原本”の紙文書に対しては、潜像部および背景部から構成される地紋画像を含む電子文書が生成される。また、”地紋画像付き原本の複写物”の紙文書に対しては、潜像部のみからなる画像を含む電子文書が生成される。さらに、”地紋無”の紙文書に対しては特別な付加画像を有さない通常の画像からなる電子文書が生成される。
また、上記の処理に基づいて生成された電子文書を用いることにより、第2実施形態において説明した処理フローを行うことなく、電子文書の種別(属性)を引き継いだ紙文書の生成が可能となる。さらに、地紋の入った専用の用紙を用いることなく、地紋つきの証明証書を生成することが可能になるというメリットがある。
(第4実施形態)
<概要>
第4実施形態では、地紋画像付きの原本を持っている人に対しては複写を許可する。また、地紋画像付きの原本の複写物を持っている人に対しては複写を禁止する。そして、地紋画像の無い通常の原稿を持っている人に対しては複写を許可することを可能とする構成について説明する。
つまり、第4実施形態では、読み取った原稿画像データに潜像パターンおよび背景パターンが共に検出される場合、原本と判定し、複写をしようとしているのは原本を作成した人であり信頼できる人と判定し複写を許可する。そして、地紋画像付きの原本の複写物として複写物を生成する。潜像パターンしかない場合、原本の複写物と判定し、複写をしようとしているのは原本を作成した人ではないと判定する。そして、信頼できる人でないと判定する。その場合、この原本の複写物から大量の複写物を作成され、当該作成された複写物の複写物を大量配布されてしまう危険性を考慮するため、複写を禁止する。そして、潜像パターンおよび背景パターンが双方共に検出されない場合、非重要原稿と判定し、複写を許可するのである。
なお、装置構成については第1実施形態の図3と同様であるため説明は省略する。
<装置内部機能ブロックおよび装置の動作フロー>
図10は、本実施形態に係る画像処置装置の機能ブロック図である。画像処置装置は、スキャナ部1001、地紋検出部1002、複写制御部1003およびプリンタ部1006から構成されており、各部はCPU301により制御されている。なお、図中の矢印は各機能ブロック間のデータの流れを示している。
また、スキャナ部1001はスキャナ312、プリンタ部1006はプリンタ310に対応している。一方、地紋検出部1002、複写制御部1003は、CPU301がプログラムを実行することにより実現される。
図11は、本実施形態に係る画像処理装置の動作フローチャートである。なお各ステップは、CPU301が上記で説明した各部を制御することにより実行される。以下のフローは、例えばユーザが操作部を操作することにより、紙原稿を複写する指示を入力することにより開始される。
ステップS1101では、CPU301は、スキャナ部1001を制御して紙原稿を読み込み、原稿画像データを生成する。
ステップS1102では、地紋検出部1002は、ステップS1101で生成した原稿画像データに、地紋の潜像パターンと背景パターンの両方が存在するか否かを検出する。
さらに、潜像パターンあるいは背景パターンに相当する部分の検出有無に基づいて、ステップS1101で読み込んだ紙原稿の種別を決定する。決定結果は、原稿種別情報としてRAM302に記憶される。つまり、両方のパターンを検出した時は”地紋画像付き原本”、潜像パターンのみを検出した時は”地紋画像付き原本の複写物”、また、どちらのパターンも検出できなかった時は”地紋画像無”と判定するのである。
そして、”地紋画像付き原本”と判定した場合はステップS1103に進み、”地紋画像付き原本の複写物” と判定した場合はステップS1104に進み、”地紋画像無” と判定した場合はステップS1105に進む。
ステップS1103では、複写制御部1003は、ステップS1101で読み込んだ紙原稿は原本であると判定し、複写をしようとしているのは原本を作成した人であり信頼できる人と判定し複写を許可すると決定する。そして、ステップS1106に進む。
ステップS1104では、複写制御部1003は、ステップS1101で読み込んだ紙原稿は原本の複写物であると判定し、複写をしようとしている人は原本を作成した人ではないと判定する。つまり、信頼できる人でないと判定する。その場合、この原本の複写物から大量の複写物を作成され、当該作成された複写物の複写物を大量配布されてしまう危険性を考慮するため、複写を禁止すると決定する。そして、フローを終了する。
ステップS1105では、複写制御部1003は、ステップS1101で読み込んだ紙原稿は非重要原稿と判定し、複写を許可すると決定する。そして、ステップS1106に進む。
ステップS1106では、プリンタ部1006は、ステップS1101で生成した原稿画像データの紙などの記録媒体上に記録し出力する。なお、ステップS1101で読み込んだ原稿が”地紋画像付き原本”である場合には、複写物は、”地紋画像付き原本の複写物”として出力される。
以上説明したように複写制御を行うことにより、原本を複写は許可するが、原本の複写物をさらに複写することは許可しないような制御が可能となる。つまり、原本の複写物(”地紋画像付き原本の複写物”)を持っている人が機密文書を流出させてしまうのを抑止することを可能とする。
(他の実施形態)
以上、本発明の実施形態について詳述したが、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
なお、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するプログラムを、システム或いは装置に直接或いは遠隔から供給し、そのシステム或いは装置が、供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される。従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明の技術的範囲に含まれる。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態を問わない。
供給のため、プログラムを記録媒体に記憶してもよい。例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD−ROMなどがある。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページから本発明のコンピュータプログラムをダウンロードさせ供給してもよい。なお、圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明のクレームに含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布してもよい。つまり、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報を別途ダウンロードさせ配布する。鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現されてもよい。また、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込む。その後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
地紋を有する原稿の例示的な図である。 地紋を有する原稿の複写前後の外観を例示的に示す図である。 第1実施形態に係る画像処理装置の内部構成図である。 第1実施形態に係る画像処理装置の機能ブロック図である。 第1実施形態に係る画像処理装置のフローチャートである。 第2実施形態に係る画像処理装置の機能ブロック図である。 第2実施形態に係る画像処理装置のフローチャートである。 第3実施形態に係る画像処理装置の機能ブロック図である。 第3実施形態に係る画像処理装置のフローチャートである。 第4実施形態に係る画像処理装置の機能ブロック図である。 第4実施形態に係る画像処理装置のフローチャートである。 潜像パターンおよび背景パターンの組合せの一例を示す図である。 潜像パターンおよび背景パターンの組合せの他の例を示す図である。

Claims (11)

  1. 入力画像内に潜像パターンが存在するか判定する第1の判定手段と、
    前記入力画像内に背景パターンが存在するか判定する第2の判定手段と、
    前記第1の判定手段で入力画像内に潜像パターンが存在すると判定され、かつ、前記第2の判定手段で入力画像内に背景パターンが存在すると判定された場合に、前記入力画像に対して複写処理を行うように制御し、
    前記第1の判定手段で入力画像内に潜像パターンが存在すると判定され、かつ、前記第2の判定手段で入力画像内に背景パターンが存在しないと判定された場合に、前記入力画像に対して複写を禁止する処理を行うように制御する制御手段と、
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 入力画像内に潜像パターンが存在するか判定する第1の判定手段と、
    前記入力画像内に背景パターンが存在するか判定する第2の判定手段と、
    前記第1の判定手段で入力画像内に潜像パターンが存在すると判定され、かつ、前記第2の判定手段で入力画像内に背景パターンが存在すると判定された場合に、前記入力画像に対して第1の処理を行うように制御し、
    前記第1の判定手段で入力画像内に潜像パターンが存在すると判定され、かつ、前記第2の判定手段で入力画像内に背景パターンが存在しないと判定された場合に、前記入力画像に対して第2の処理を行うように制御し、
    前記第1の判定手段で入力画像内に潜像パターンが存在しないと判定され、かつ、前記第2の判定手段で入力画像内に背景パターンが存在しないと判定された場合に、前記入力画像に対して第3の処理を行うように制御する制御手段と
    を有し、
    前記第1の処理と前記第2の処理は異なり、かつ、前記第2の処理と前記第3の処理とは異なることを特徴とする画像処理装置。
  3. 前記第1の処理と前記第3の処理は同じ処理であることを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記第1の処理及び前記第3の処理は、複写処理であり、前記第2の処理は、複写を禁止する処理であることを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
  5. 前記潜像パターン及び前記背景パターンが画像形成されたシート上では、前記潜像パターンの反射濃度と前記背景パターンの反射濃度とは略同一であり、前記シートの複写により得られるシート上では、前記潜像パターンの反射濃度は前記背景パターンの反射濃度に比べて高いことを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の画像処理装置。
  6. 入力画像内に潜像パターンが存在するか判定する第1の判定工程と、
    前記入力画像内に背景パターンが存在するか判定する第2の判定工程と、
    前記第1の判定工程で入力画像内に潜像パターンが存在すると判定され、かつ、前記第2の判定工程で入力画像内に背景パターンが存在すると判定された場合に、前記入力画像に対して複写処理を行うように制御し、
    前記第1の判定工程で入力画像内に潜像パターンが存在すると判定され、かつ、前記第2の判定工程で入力画像内に背景パターンが存在しないと判定された場合に、前記入力画像に対して複写を禁止する処理を行うように制御する制御工程と、
    を有することを特徴とする画像処理装置の制御方法。
  7. 入力画像内に潜像パターンが存在するか判定する第1の判定工程と、
    前記入力画像内に背景パターンが存在するか判定する第2の判定工程と、
    前記第1の判定工程で入力画像内に潜像パターンが存在すると判定され、かつ、前記第2の判定工程で入力画像内に背景パターンが存在すると判定された場合に、前記入力画像に対して第1の処理を行うように制御し、
    前記第1の判定工程で入力画像内に潜像パターンが存在すると判定され、かつ、前記第2の判定工程で入力画像内に背景パターンが存在しないと判定された場合に、前記入力画像に対して第2の処理を行うように制御し、
    前記第1の判定工程で入力画像内に潜像パターンが存在しないと判定され、かつ、前記第2の判定工程で入力画像内に背景パターンが存在しないと判定された場合に、前記入力画像に対して第3の処理を行うように制御する制御工程と
    を有し、
    前記第1の処理と前記第2の処理は異なり、かつ、前記第2の処理と前記第3の処理とは異なることを特徴とする画像処理装置の制御方法。
  8. 前記第1の処理と前記第3の処理は同じ処理であることを特徴とする請求項7に記載の画像処理装置の制御方法。
  9. 前記第1の処理及び前記第3の処理は、複写処理であり、前記第2の処理は、複写を禁止する処理であることを特徴とする請求項8に記載の画像処理装置の制御方法。
  10. 前記潜像パターン及び前記背景パターンが画像形成されたシート上では、前記潜像パターンの反射濃度と前記背景パターンの反射濃度とは略同一であり、前記シートの複写により得られるシート上では、前記潜像パターンの反射濃度は前記背景パターンの反射濃度に比べて高いことを特徴とする請求項6乃至請求項9の何れか1項に記載の画像処理装置の制御方法。
  11. 請求項6乃至請求項10の何れか1項に記載の画像処理装置の制御方法をコンピュータに実現させるためのプログラムを格納したコンピュータが読み取り可能なコンピュータ可読記憶媒体。
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