JP2007060624A - 受信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 少なくとも2つのチューナーを利用して、放送信号ならびにそれに多重化されたデータの受信とフェーズダイバーシティ受信を両立することができる「受信装置」を提供する。
【解決手段】 ラジオ受信装置は、メインアンテナ、サブアンテナにそれぞれ接続されたメインチューナー、サブチューナーと、メインチューナーおよびサブチューナーからの受信信号に基づきそれらの電界強度などから受信状態を判定する判定手段と、判定手段により受信状態が良好と判定されたとき、メインチューナーとサブチューナーをそれぞれ独立に動作可能とし、受信状態が不良と判定されたとき、メインチューナーとサブチューナーをフェーズダイバーシティ受信させる受信制御手段とを有する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、放送信号および放送信号に多重化されたデータを受信可能な受信装置に関し、特に、2つのチューナーを用いて多重化されたデータの受信とフェーズダイバーシティの受信を行う車載用ラジオ受信装置に関する。
車両等の移動体において、FM放送やテレビ放送を受信する場合、マルチパス等のフェージングを軽減するために、複数のアンテナを用いたダイバーシティ受信が一般的に行われている。ダイバーシティには、複数のアンテナの中から受信信号の品質が高いものを選択する方式や、複数のアンテナからの受信信号を合成する方式がある。前者は、位相等の制御回路が不要なだけに構成が簡単であるという利点があるが、波形ひずみの補償等をできないという欠点がある。
後者は、アンテナからの受信信号を合成するものであり、合成出力のレベルが最大となるように、つまり、受信信号の位相が同相となるように位相を制御するものである。図10は、受信信号を合成するフェーズダイバーシティ受信の一構成例を示している。アンテナ1、2にそれぞれ受信装置3、4が接続され、受信装置4の出力には位相器5が接続され、位相器5の出力信号と受信装置3の出力信号の位相差が位相差検出部6において検出される。その検出された位相差がなくなるように、位相器5がフィードバック制御される。これにより、合成器7は、レベルが最大となるような合成された受信信号を出力する。
特許文献1は、受信電界レベル、フェージングピッチおよび受信品質に基づき、合成ダイバーシティまたはアンテナ選択切替ダイバーシティのいずれかを選択する携帯電話のダイバーシティ制御装置を開示している。特許文献2は、各アンテナ系列からの受信強度の差が閾値以上であれば、アンテナ選択ダイバーシティを選択し、閾値以下であれば、信号合成ダイバーシティを選択するダイバーシティ受信回路を開示している。
また、車載用の受信装置では、ある希望局の受信中に車両が移動し、その受信エリアを外れたとき、新たな局を選局しなければならない。こうした不便さを解消し、受信エリアを外れたとしても、同じ番組放送を行っている局を自動的に選局できるようにするため、ヨーロッパでは、RDS(ラジオデータシステム:Radio Data System)が実用化されている。RDSは、FM放送信号にディジタルの各種データを多重して伝送するものであり、多重化されるデータは、現在受信しているFM放送のプログラム(番組)識別コード(PI)、プログラム名(PS)、同一プログラムネットワークの周波数リスト(AF)、番組内容識別コード(PTY)、送信状態識別コード(DI)、音楽か会話かの識別コード(M/S)、交通情報放送局の識別コード(TP)、および交通情報放送中の識別コード(TA)等を含んでいる。これらのデータを利用して、シークした放送局が現在受信している放送局と同一の番組を放送しているか否かを確認したり、AFリストに基づき所望の放送局をシークすることができる。
特許文献3は、このようなRDSラジオ受信方法について開示している。この方法では、メインチューナーとサブチューナーを用い、両チューナーを一定時間同一希望局に同調させながら、ダイバーシティ制御回路がより受信状態の良い方に切り換え回路を切り換え制御して音声出力させ、一定時間経過後、サブチューナーで代替局のサーチを行い、代替局が見出されないとき、再び、サブ側をメイン側と同じ希望局に同調させる。代替局サーチで局が見出されるときは、希望局より受信状態が良好でなければ、局が見出される限り、代替局のサーチを繰り返し、局が見出されなくなれば希望局に戻す。代替局サーチで希望局より受信状態の良好な代替局が見出されれば、該代替局へメインチューナーを同調させ、変更後の希望局に関し、サブ側で局が見出される限り代替局のサーチを行う。これにより、代替局の見出されないエリアに車両があって、受信状態が悪化しかける場合でも、希望番組を良好に受信可能としている。
また特許文献4では、RDS受信装置のマイコンがAFリスト比較処理を実行するとき、AFリスト比較処理を第1FMチューナーに実行させると共に、第2FMチューナーに多重データを抽出させるようにし、AFリスト比較処理を実行していないとき、第1FMチューナー及び第2FMチューナー夫々の受信レベルを比較検知し、比較結果に基づいてダイバーシティSW、第1切換SW及び第2切換SWを制御することにより各FMチューナをオーディオ回路又はRDSデコーダに夫々切換接続する。これにより、各チューナーを有効的に活用している。
特許文献5は、RDS受信機に関し、通常の受信状態では2つのチューナーの受信電界強度を比較し、メイン/サブ切換回路により電界強度の大きいチューナーからの信号を選択するダイバーシティ動作を実行する。メインのチューナーの受信電界強度が所定しきい値よりも小さい場合は、メインチューナーの受信放送局をそのまま維持して、該メインチューナーからの信号を音声化する。同時にサブチューナーに同一バンド内でシーク動作を実行させ、メインチューナー受信中の放送と同一の放送を探し、その受信電界強度を現在メインチューナー受信中の電界強度と比較する。そして現在の電界強度よりも大きい場合には、該サブチューナーがシークした放送局にメインチューナーを同調させる。
特開2000−357983号 特開2003−244043号 特開平5−102799号 特開平7−321682号 特開平5−75397号
しかしながら、上記した特許文献3ないし特許文献5に開示されるRDS受信装置は、2つのチューナーを用いてラジオ放送や多重化されたデータを受信し、かつダイバーシティ受信を可能にしている。しかし、特に車載用のラジオ受信装置の場合、車両の移動に伴い、チューナーの受信状態が変化するため、それぞれのチューナーの役割または優先度を最適化させないと、ラジオ放送やRDSデータを適切に受信できなくなるという課題がある。また、一方のチューナーを放送局のシークに使用している間は、フェースダイバーシティ動作をオフしなければならないため、できるだけシークに要する時間を短縮化させることが望ましい。特許文献3ないし特許文献5は、こうした課題を解決すべく構成を開示し、示唆するものではない。
本発明は、少なくとも2つのチューナーを利用して、放送信号ならびにそれに多重化されたデータの受信とフェーズダイバーシティ受信を両立することができる受信装置を提供することを目的とする。
さらに本発明は、放送局のシーク動作時間を短縮化させつつ効率よくフェーズダイバーシティ動作を行うことができる受信装置を提供することを目的とする。
本発明に係る、放送信号および放送信号に多重化されたデータを受信可能な受信装置は、少なくとも2つのアンテナにそれぞれ接続された第1および第2の受信手段と、第1および第2の受信手段からの受信信号に基づき第1および第2の受信手段の受信状態を判定する判定手段と、判定手段により第1の受信状態と判定されたとき、第1および第2の受信手段をそれぞれ独立に動作可能とし、判定手段により第2の受信状態と判定されたとき、第1および第2の受信手段をフェーズダイバーシティ受信モードで実行させる受信制御手段とを有する。
好ましくは、受信制御手段は、第1の受信状態にあるとき、第1の受信手段に希望局の放送信号を受信させ、第2の受信手段に他の放送局をシークさせ、あるいは、第2の受信手段に当該希望局の代替局をシークさせる。さらに受信制御手段は、第2の受信状態にあるとき、第2の受信手段に、第1の受信手段が受信する放送局を同一の放送局を受信させたり、あるいは、第2の受信手段を一定の周期で代替局をシークさせるようにしてもよい。
好ましくは、第2の受信手段は、第1の受信手段が受信している放送局の周波数を基準とする一定の範囲内の周波数について放送局をシークする第1のシーク動作と、第1のシーク動作の後に、他の周波数範囲の放送局をシークする第2のシーク動作とを含む。シーク動作は、第1のシーク動作のみで終了してもよいし、第1のシーク動作と第2のシーク動作とを分けて行い、その間を、フェーズダイバーシティ動作に割り当ててもよい。
さらに第2の受信手段は、第1のしきい値と受信信号の電界強度とを比較して放送局をシークする第1のシーク動作と、第1のシーク動作の後に、第1のしきい値よりも低い第2のしきい値と受信信号の電界強度を比較して放送局をシークする第2のシーク動作とを含むようにしてもいよい。シーク動作は、第1のシーク動作のみで終了してもよいし、第1のシーク動作と第2のシーク動作とを分けて行い、その間を、フェーズダイバーシティ動作に割り当ててもよい。また、受信装置はさらに、第2の受信手段によりシークされた内容を表示する表示手段を含む。ユーザーは、表示手段に表示された内容を見て、第2のシーク動作を継続するか否かを判定することができる。
好ましくは、判定手段は、第1および第2の受信手段からの受信信号の電界強度(例えばSメータ)がしきい値以上のとき、第1の受信状態と判定し、しきい値未満のとき第2の受信状態と判定する。判定手段はさらに、受信信号に基づきマルチパスノイズ量がしきい値未満のとき、第1の受信状態と判定し、しきい値以上のとき第2の受信状態と判定するようにしてもよい。判定手段はさらに、多重化されたデータのエラーレートがしきい値未満のとき、第1の受信状態と判定し、しきい値以上のとき、第2の受信状態と判定するようにしてもよい。
本発明に係る、放送信号および放送信号に多重化されたデータを受信可能な受信装置の受信方法は、少なくとも2つのアンテナを介して第1、第2のチューナーで受信された受信信号に基づき、第1、第2のチューナーの受信状態を判定するステップと、受信状態が第1の状態と判定されたとき、第1および第2のチューナーをそれぞれ独立に動作可能とし、受信状態が第2の状態と判定されたとき、第1および第2のチューナーをフェーズダイバーシティ受信モードで実行させるステップとを有する。
本発明によれば、第1および第2の受信手段からの受信信号に基づき第1および第2の受信手段の受信状態を判定し、受信状態に応じて第1および第2の受信手段の動作を制御するようにしたので、受信状態がよいときには、第1および第2の受信手段を独立に動作させ、希望局や多重化データの受信を優先的に実行させることができ、受信状態が悪くなったときには、フェーズダイバーシティ受信によりマルチパス等のフェージングを軽減し、受信感度を高めることができる。これにより、特に、車載用ラジオ受信装置にあっては、良好なオーディオ出力および少ないエラーレートでのデータ出力を得ることができる。
本発明の最良の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施例に係る車載用のラジオ受信装置の構成を示すブロック図である。ラジオ受信装置10は、メインアンテナ12、メインアンテナ12に接続され、選択された放送局からの所定周波数の放送信号または多重化データを受信するメインチューナー14、サブアンテナ16、サブアンテナ16に接続され、選択された放送局からの所定周波数の放送信号または多重化データを受信するたサブチューナー18、メインチューナー14およびサブチューナー18からの受信信号を受け取り、それらの受信信号に基づき各種処理を実行するDSP20、メインチューナー14、サブチューナー18およびDSP20を制御するマイクロコントローラ(以下、マイコン)22、DSP20により処理されたオーディオ信号を増幅するアンプ24、アンプ24で増幅されたオーディオ信号を出力するスピーカ26、DSP20で復号されたデータを表示する表示部28を有する。
メインチューナー14は、メインアンテナ12をからのRF信号を受け取りこれを増幅するRF増幅器、増幅されたRF信号から希望局の周波数信号を選択する同調回路、局部発信器からの周波数信号とRF信号を混合し中間周波(IF)信号を生成する混合器、中間周波信号を直流検波しその受信電界強度信号(Sメータ信号)を抽出するSメータ回路を含んでいる。さらに、メインチューナー14は、ADC(アナログ/ディジタル変換器)により中間周波信号(IF)およびSメータ信号をディジタル信号に変換し、これらをDSP20へ出力する。サブチューナー18は、基本的にメインチューナー14と同様の構成であり、サブチューナー18からもディジタル化された中間周波信号(IF)やSメータ信号がDSP20へ出力される。
DSP20は、メインチューナー14およびサブチューナー18から入力されたディジタル信号について各種処理を実行する。DSP20は、例えば、FFT、ディジタルフィルタリング、信号同期、時間・周波数デインターリーブ、オーディオデコード、データデコード、フェーズダイバーシティ等の信号処理を行う。これらの信号処理は、DSP20内のプログラムメモリに格納されたソフトウエアにより制御される。
マイコン22は、DSP20と制御バスを介して接続され、DSP20から得られた信号に基づきDSP20、メインチューナー14およびサブチューナー18の受信動作等を制御する。また、マイコン22は、サブチューナー18による放送局のシークにより収集さられたRDSデータやその他のシーク結果をメモリに記憶する。
次に、ラジオ受信装置の動作について図2のフローを参照して説明する。なお、本実施例では、FMラジオ放送にデータを多重化して伝送するRDSを対象とする。マイコン22は、DSP20を介してメインチューナー14およびサブチューナー18が受信した信号の電界強度(Sメータ)を取得する(ステップS101)。次に、メインチューナー14およびサブチューナー18のそれぞれの電界強度がしきい値以上であるか否かを判定する(ステップS102)。しきい値は、例えば、標準入力である60dBとする。
双方の受信信号の電界強度がしきい値以上であれば、マイコン22は、受信状態が良好であると判定し(ステップS103)、メインチューナー14およびサブチューナー18をそれぞれ独立して動作させる(ステップS104)。メインチューナー14は、希望局のラジオ放送を受信し、サブチューナー18は、例えばAFリストに基づき代替局または他の代替局をバックグラウンドシークする。
メインチューナー14から出力されたディジタル信号は、DSP20に入力される。DSP20は、入力されたディジタル信号をオーディオデコードし、そこからディジタルオーディオ信号を抽出する。また、入力されたディジタル信号をデータデコードし、そこから放送信号に多重化されているRDSデータを抽出する。ディジタルオーディオ信号は、アンプ24に出力され、そこでアナログオーディオ信号に変換され、増幅された後、スピーカ26から出力される。抽出されたRDSデータは、マイコン22を介して表示部28に表示され、例えば、メインチューナー14で現在受信している放送局の番組名などの情報を表示する。
一方、サブチューナー18は、例えばAFリストに基づき代替局をサーチし、代替局の受信状態がDSP20またはマイコン22のメモリに逐次記憶される。メインチューナー14の受信状態よりも良好な代替局が見つかった場合には、その代替局への切換が行われる。
一方、メインチューナー14またはサブチューナー18のいずれかの電界強度がしきい値より小さいとき、マイコン22は受信状態が良好でないと判定し(ステップS105)、メインチューナー14およびサブチューナー18をフェーズダイバーシティ受信モードに移行させる(ステップS106)。マイコン22は、DSP20およびサブチューナー18に対し制御信号を出力し、サブチューナー18にメインチューナー14と同一の放送局を受信させ、DSP20にフェーズダイバーシティのための信号処理を開始させる。これにより、メインチューナー14とサブチューナー18で受信された信号の位相制御が行われ、DSP20からは出力レベルが最大となるようなオーディオ信号が出力される。さらに、フェーズダイバーシティ受信モードに移行した場合、サブチューナー18は、メインチューナー14の受信している放送局を自動追従するが、一定の間隔で、AFリストに従い代替局あるいはそれとは別の放送局をバックグランドシークする。これにより、受信状態が良好な代替局が見つかれば、代替局への受信に切替えることができる。
図3は、ラジオ受信装置の動作モードの切替と出力波形の関係を示す図である。縦軸は、信号の出力レベル、横軸は、受信信号の電界強度を示している。受信信号の電界強度が標準入力である60dB以上あるとき、オーディオ信号(Signal)の出力レベルは高く、ノイズ信号(Noise)のレベルは小さい。すなわち、受信状態が良好であり、このとき、メインチューナー14およびサブチューナーが独立して動作され、言い換えれば、RDS放送の受信のみの動作が行われ、フェーズダイバーシティ受信は行われない。
受信信号の電界強度が60dBよりも小さくなると、オーディオ信号の出力レベルが低下し、ノイズ信号の出力レベルが高くなる。この場合、受信状態は不良であり、ダイバーシティモードに切替えられる。上記したように、メインチューナー14とサブチューナー18がフェーズダイバーシティ受信モードにされ、かつ、一定のタイミングまたは周期でサブチューナー18による代替局のシークが行われる。この周期のとき、フェーズダイバーシティ受信はオフとなる。
次に、本発明の第2の実施例について説明する。第1の実施例では、受信信号の電界強度がしきい値以上か否かに応じてフェーズダイバーシティ受信モードへ移行する例を示したが、第2の実施例では、マルチパスのノイズ量またはノイズレベルに応じてフェーズダイバーシティ受信モードの切換を行う。
メインチューナー14およびサブチューナー18から出力されたディジタル信号は、DSP20においてディジタルフィルタリング処理を施され、マルチパスノイズ成分が検出される。図4は、マルチパス(MP)量と特定のマルチパスの周波数との関係を模式的に示している。マルチパス量が一定のしきい値Th以上であるときは、受信状態が不良であると判定し、フェーズダイバーシティ受信モードに移行させる。これにより、マルチパスによる受信状態が悪化した場合であっても、その影響を軽減させることができる。
次に、本発明の第3の実施例について説明する。第3の実施例では、メインチューナー14およびサブチューナー18において受信している放送局に隣接妨害があるとき、フェーズダイバーシティ受信モードに移行する。例えば、受信している周波数から一定の範囲内に一定の値以上の電界強度を有する放送局が存在するとき、隣接妨害により受信状態が不良であると判定する。隣接妨害の有無は、例えば、ステーションディテクタの出力を監視することによって行うことができる。ステーションディテクタは、代替局のサーチ等を行うものであり、受信信号の周波数偏移Δf(帯域幅)の範囲内にあって、かつ、受信電界強度が所定レベル以上のとき、受信局が存在すると判定するものである。この処理は、DSP20によって行われる。
次に、本発明の第4の実施例について説明する。第4の実施例は、RDSデータのエラーレートが一定のしきい値以上のとき、フェーズダイバーシティ受信モードに移行する。RDSデータは、複数のデータブロックから構成され、各ブロックには、PIデータ、PSデータ、AFリスト等が含まれている。これらのデータは、DSP20においてデコードされ、そこでエラーレートが検出される。エラーレートが一定のしきい値以上あるとき、受信状態が不良と判定され、ダイバーシティ受信モードに移行される。これにより、RDSデータのエラーレートを軽減することができる。
次に、本発明の第5の実施例について説明する。上記第1ないし第4の実施例では、フェーズダイバーシティ受信モードとそれ以外のモードの2つの動作モードを有する例を示したが、第5の実施例では、それよりも詳細な多段階の動作モードを規定したものである。
図5は、第5の実施例のラジオ受信装置の動作モードを示す表である。同図において、受信状態が良い方から順に、モード0(good)、モード1(Better)、モード2(Could be)、モード3(Should be)、モード4(Must)となっている。これらの受信状態のレベルは、上記第1ないし第4の実施例で説明したように、受信信号の電界強度(S/M)、マルチパス(M/P)、隣接妨害(A/I)、およびデータエラーレート(SYNC)の4つの原因から決定される。4つの原因のうち最低の受信状態のものがあれば、仮に他の3つの受信状態が良好であっても、最低の受信状態となる。
図6は、受信信号の電界強度をモード0からモード4に切替えるときの例を示している。電界強度に複数のしきい値Th0、Th1、Th2、Th3を設定し、例えば、標準入力が60dB(Th1)以上であり、かつしきい値Th0より大きければモード0、しきい値Th1とTh0の間であればモード1となる。しきい値Th1未満であるとき、それぞれのしきい値Th2、Th3に応じてモード2、モード3、モード4となり、フェーズダイバーシティ受信モードとなる。
図5のおいて、「SAFS」は、Station Auto Finding Systemの略であり、バックグランドシークを意味する。「PD」は、Phase Diversity(フェーズダイバーシティ)の略である。「AF SW」は、Alternative Frequency Switchの略であり、代替局への自動追従または切り替えを意味する。「AF check」は、Alternative Frequency Checkの略であり、代替局の有無をチェックする意味である。
図7は、各動作モードに対応するメインチューナー14とサブチューナー18の動作状態を示す図である。「SAFS」のとき、メインチューナー14は、希望局を受信し、サブチューナー18は、他のRDS放送局または代替局のシークを行う。
「PD」のとき、メインチューナー14は、希望局を受信し、サブチューナー18は、メインチューナー14と同一の希望局を受信する。「SAFS Acheck」のとき、メインチューナー14は、希望局を受信し、サブチューナー18は、代替局をシークする。
「PD/AF SW」のとき、メインチューナー14は、希望局を受信し、サブチューナー18は、メインチューナーと同一の希望局を受信しつつ一定周期で代替局への自動切換えを行う。自動切換えを行っている期間中、フェーズダイバーシティ受信はオフとなる。サブチューナー18は、代替局からRDSデータを受信し、マイコン22は、RDSデータに基づきメインチューナー14と同一の放送局か否かを確認する。同一の放送局であり、受信信号の電界強度がメインチューナーのものよりも良好であれば、代替局へ受信を切替える。
このように本発明の実施例によれば、ラジオ受信装置の受信状態に応じてモードを切換え、すなわち、受信状態が良好のときは、メインチューナーとサブチューナーを独立で動作させてRDS動作を優先させ、受信状態が悪化したときには、フェーズダイバーシティ受信を優先させるようにしたので、車両の移動により放送局の受信エリアの範囲外となっても、代替局を自動的にサーチし、代替局の受信をスムーズに行うことが可能となり、かつ、電波のフェージングが生じても、その影響を軽減することができる。
次に本発明の第6の実施例について図8および図9のフローチャートを参照して説明する。上記したように、サブチューナー18は、フェーズダイバーシティ動作のときに一定の周期または一定の期間、バックグランドによる放送局のシークを行うが、そのシーク動作を短縮し、フェーズダイバーシティ動作を効率よく行うため、次のような方法を用いる。
(1)表示部28に、現在受信している放送局の周囲局を優先的にリスト表示する仕様の場合:
マイコン22は、メインチューナー14およびサブチューナー18の受信強度が60dBを下回ると、両チューナーにフェーズダイバーシティ動作をさせる(ステップS201)。マイコン22は、サブチューナー18にメインチューナー14と同一放送局を受信させつつ、第1のシーク動作を行うか否かを判定する(ステップS202)。例えば、フェーズダイバーシティ動作の開始から一定期間を経過したとき、または一定の周期で第1のシーク動作を行う。
第1のシーク動作を行うとき、マイコン22は、メインチューナー14が現在受信している放送局の周波数を基準とする±3MHzの周波数を設定し、その範囲内でサブチューナー18に第1のシークをさせる(ステップS203)。サブチューナー18は、一定の受信強度のある放送局からRDSデータを採取する(ステップS204)。採取されたRDSデータは、受信可能な放送番組や放送局名等のデータを含み、マイコン22のメモリに保持される。RDSデータの採取が終了すると(ステップS205)、マイコン22は、これらのデータを含むリストを作成し表示部28に表示する。このように、リスト作成開始時に、メインチューナー14が現在受信している放送局±3MHzの周波数に対して第1のシーク動作を行い、その範囲で採取したRDSデータを優先的に表示することで、シーク動作を短縮化させ、かつユーザーの目に入りやすい部分のリストを最優先で作成することができる。
次に、マイコン22は、受信強度に応じて、第1のシークを一旦終了させてもよいし、あるいは、次の第2のシークを継続してもよい(ステップS206)。第2のシークは、第1のシークから一定時間経過後に、第1のシークによる未実施の周波数についてのRDSデータを採取するようにしてもよい。以後の動作は、第1のシークと同様である(ステップS207、S208、S209)。
通常、シーク動作は、低い周波数から高い周波数へ、またはそれと反対に高い周波数から低い周波数へ、周波数を掃引して放送局をシークするが、この手法は、すべての周波数を掃引するため、RDSデータを採取しリスト作成するために非常に大きな時間を要する。このため、シーク動作の間、フェーズダイバーシティ動作をオフさせなければならない。これに対し、本実施例のように、第1のシークと第2のシーク動作を分割し、第1のシーク動作を優先させることで、フェーズダイバーシティ動作が連続的に長期間オフすることを防止することができる。
(2)電波状況の良い上位数局を優先的にリスト表示する仕様の場合:
シーク動作は、通常、シークストップレベルに達している放送局に対してRDSデータの採取を実施するが、本実施例では、受信信号の電界強度を判定するためのしきい値を一周目で高めに設定し、かなり電波状況の良い放送局に対してのみデータ採取を実施する。
マイコン22は、フェースダイバーシティ動作に入ると(ステップS301)、第1のしきい値を設定する(ステップS302)。このしきい値は、上記したように、サブチューナー18による受信信号の電界強度と比較され、受信状態の判定に供される。
サブチューナー18は、第1のしきい値に基づき第1のシークを行い(ステップS303)、電波強度のよい放送局のRDSデータを採取する(ステップS304)。RDSデータの採取が終了すると(ステップS305)、マイコン22は、メインチューナー14の受信状況などに応じて、サブチューナー18による第2のシークを行うか否かを判定する(ステップS306)。メインチューナー14の受信感度がより悪ければ、第2のシークを行わず、フェーズダイバーシティ動作に復帰させるようにしてもよい。マイコン22は、第2のシーク動作を行う場合には、第1のしきい値よりも低い第2のしきい値を設定し(ステップS307)、第1のシーク動作のときよりも受信感度の悪い放送局をシークさせ、RDSデータを採取する(ステップS308)。
こうして、電波状況のよい上位局のリストを作成し、これを表示部28に優先的に表示させることで、シーク動作を短縮化させ、ユーザーの仕様を満足させつつ、効率よくフェーズダイバーシティ動作を行うことができる。
第6の実施例によれば、フェーズダイバーシティ動作とリスト作成という2つのチューナーでは同時に実施することが不可能な機能を、電波状況や客先要求に合わせた仕様を適用することで両立できる。また、短い時間のシーク動作でリストを作成することによりユーザーに対する満足度を向上することができる。
以上、本発明の好ましい実施の形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。上記実施例では、RDSラジオ受信を例示したが、本発明は、これ以外にも、FM放送信号に多重化されたデータを受信するラジオ受信装置や、ラジオ放送とテレビ放送を受信する受信装置においても適用することができる。
本発明に係る受信装置は、好ましくは車載用のラジオ受信装置や、そのようなラジオ受信機能を備えたAV装置やナビゲーション装置において利用される。
本発明の実施例に係る受信装置の構成を示すブロック図である。 本実施例の受信装置の動作フローを示す図である。 フェーズダイバーシティ受信モードの切替と出力波形の関係を示す図である。 第2の実施例におけるマルチパス量とフェーズダイバーシティ受信の関係を模式的に示す図である。 第5の実施例のラジオ受信装置の動作モードを示す表である。 第5の実施例により電界強度をモード0からモード4に切替えるときの例を示す図である。 動作モードに対応するメインチューナーとサブチューナーの動作状態を説明する図である 本発明の第6の実施例に係る受信装置のシーク動作を示すフローチャートである。 本発明の第6の実施例に係る受信装置の他のシーク動作を示すフローチャートである。 複数のアンテナからの受信信号を合成するフェーズダイバーシティ受信の一構成例を示す図である。
符号の説明
10:受信装置 12:メインアンテナ
14:メインチューナー 16:サブアンテナ
18:サブチューナー 20:DSP
22:マイコン 14:アンプ
26:スピーカ 28:表示部

Claims (17)

  1. 放送信号および放送信号に多重化されたデータを受信可能な受信装置であって、
    少なくとも2つのアンテナにそれぞれ接続された第1および第2の受信手段と、
    第1および第2の受信手段からの受信信号に基づき第1および第2の受信手段の受信状態を判定する判定手段と、
    判定手段により第1の受信状態と判定されたとき、第1および第2の受信手段をそれぞれ独立に動作可能とし、判定手段により第2の受信状態と判定されたとき、第1および第2の受信手段をフェーズダイバーシティ受信モードで実行させる、受信制御手段と、
    を有する受信装置。
  2. 受信制御手段は、第1の受信状態にあるとき、第1の受信手段に希望局の放送信号を受信させ、第2の受信手段に他の放送局をシークさせる、請求項1に記載の受信装置
  3. 受信制御手段は、第1の受信状態にあるとき、第1の受信手段に希望局の放送信号を受信させ、第2の受信手段に当該希望局の代替局をシークさせる、請求項1に記載の受信装置。
  4. 受信制御手段は、第2の受信状態にあるとき、第2の受信手段に、第1の受信手段が受信する放送局と同一の放送局を受信させる、請求項1に記載の受信装置。
  5. 受信制御手段は、第2の受信状態にあるとき、第2の受信手段を一定の周期で代替局をシークさせる、請求項1または4に記載の受信装置。
  6. 第2の受信手段は、第1の受信手段が受信している放送局の周波数を基準とする一定の範囲内の周波数について放送局をシークする第1のシーク動作と、第1のシーク動作の後に、他の周波数範囲の放送局をシークする第2のシーク動作とを含む、請求項2ないし5いずれか1つに記載の受信装置。
  7. 第2の受信手段は、第1のしきい値と受信信号の電界強度とを比較して放送局をシークする第1のシーク動作と、第1のシーク動作の後に、第1のしきい値よりも低い第2のしきい値と受信信号の電界強度を比較して放送局をシークする第2のシーク動作とを含む、請求項2ないし5いずれか1つに記載の受信装置。
  8. 受信装置はさらに、第2の受信手段の第1のシーク動作によりシークされた内容を優先的に表示する表示手段を含む、請求項2ないし7いずれか1つに記載の受信装置。
  9. 判定手段は、第1および第2の受信手段からの受信信号の電界強度がしきい値以上のとき、第1の受信状態と判定し、しきい値未満のとき第2の受信状態と判定する、請求項1ないし8いずれか1つに記載の受信装置。
  10. 判定手段はさらに、受信信号に基づきマルチパスノイズ量がしきい値未満のとき、第1の受信状態と判定し、しきい値以上のとき第2の受信状態と判定する、請求項1または8いずれか1に記載の受信装置。
  11. 判定手段はさらに、受信したデータのエラーレートがしきい値未満のとき、第1の受信状態と判定し、しきい値以上のとき、第2の受信状態と判定する、請求項1または8いずれか1に記載の受信装置。
  12. 電界強度、マルチパスノイズ、エラーレートのいずれか1つが第2の受信状態と判定されたとき、受信制御手段は、フェーズダイバーシティモードを実行する、請求項1ないし11いずれか1つに記載の受信装置。
  13. 第1および第2の受信手段は、ラジオ放送に多重化されたRDSデータを受信する、請求項1ないし12いずれか1つに記載の受信装置。
  14. 放送信号および放送信号に多重化されたデータを受信可能な受信装置の受信方法であって、
    少なくとも2つのアンテナを介して第1、第2のチューナーで受信された受信信号に基づき、第1、第2のチューナーの受信状態を判定するステップと、
    受信状態が第1の状態と判定されたとき、第1および第2のチューナーをそれぞれ独立に動作可能とし、受信状態が第2の状態と判定されたとき、第1および第2のチューナーをフェーズダイバーシティ受信モードで実行させるステップと、
    を有する受信方法。
  15. フェーズダイバーシティ受信モードにおいて、第2のチューナーは、周期的に代替局のシークを実行する、請求項14に記載の受信方法。
  16. 第2のチューナーは、第1のチューナーが受信している放送局の周波数を基準とする一定範囲内の周波数について放送局をシークする第1のシークステップと、第1のシークステップの後に、異なる周波数について放送局をシークする第2のシークステップとを含む、請求項15に記載の受信方法。
  17. 第2のチューナーは、第1のしきい値と受信信号の電界強度とを比較して放送局をシークする第1のシークステップと、第1のシークステップ後に、第1のしきい値よりも低い第2のしきい値と受信信号の電界強度を比較して放送局をシークする第2のシークステップを含む、請求項15に記載の受信方法。
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