JP5033924B2 - 受信装置、受信処理方法、受信処理プログラム及び記録媒体 - Google Patents

受信装置、受信処理方法、受信処理プログラム及び記録媒体 Download PDF

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Description

本発明は、受信装置、受信処理方法及び受信処理プログラム、並びに、当該受信処理プログラムが記録された記録媒体に関する。
従来から、車両等の移動体の多くにFM(Frequency Modulation)ラジオ放送等を受信して再生する受信装置が搭載されている。こうした受信装置においては、2つのアンテナと、当該2つのアンテナのそれぞれに対応したチューナとが用意されている2(アンテナ+チューナ)構成が採用されているものがある。
かかる2(アンテナ+チューナ)構成は、ダイバーシティ受信処理や、例えばヨーロッパで普及しているRDS(Radio Data System)方式を利用したネットワークフォロー機能により、最適物理チャンネルで放送を行っている放送局の選択を目的として採用されている。ここで、RDS方式とは、FM放送信号に各種のデジタルデータを多重化して伝送する方式である。そして、多重化されるデータには、現在受信している放送のプログラム(番組)識別コード(PI)データ、代替候補局の周波数のリスト(AF)データ等が含まれている。
こうしたダイバーシティ受信処理、及び、AFデータを利用した放送局シークを行う2チューナ構成の受信装置が提案されている(特許文献1参照:以下、「従来例」と呼ぶ)。この従来例の技術では、2つアンテナのうちの一つのアンテナであるメインアンテナにおける再生対象局からの放送波の受信品質が良好である場合には、メインアンテナにより受信され、メインアンテナに対応するチューナ(以下、「メインチューナ」とも呼ぶ)により抽出された当該再生対象局からの放送信号のみに基づいて、再生対象局から放送された番組の再生を行うとともに、2つアンテナのうちの他のアンテナであるサブアンテナ及びこれに対応するチューナ(以下、「サブチューナ」とも呼ぶ)を利用して、代替候補局のシーク処理を行うようになっている。
また、従来例の技術では、メインアンテナにおける再生対象局からの放送波の受信品質が良好とはいえない場合には、メインアンテナにより受信され、メインチューナにより抽出された当該再生対象局からの放送信号と、サブアンテナにより受信され、サブチューナにより抽出された当該再生対象局からの放送信号とのフェーズダイバーシティ合成結果に基づいて、再生対象局から放送された番組の再生を行う。そして、定期的に、フェーズダイバーシティ合成設定を解除し、メインアンテナにより受信され、メインチューナにより抽出された当該再生対象局からの放送信号のみに基づいて、再生対象局から放送された番組の再生を行いつつ、サブアンテナ及びサブチューナを利用して、代替候補局のシーク処理を行うようになっている。
特開2007−60624号公報
ところで、周囲における建物等の存在によりいわゆるマルチパスの現象が発生することがある。このため、受信装置においてはマルチパス除去のためのフィルタリング制御が必要となる。かかるマルチパス除去のためのフィルタリング制御は、フェーズダイバーシティ合成処理時には、2チューナのそれぞれからの出力の合成結果に基づいて行われる。一方、メインチューナにより抽出された当該再生対象局からの放送信号のみに基づいて、再生対象局から放送された番組の再生を行う周波数ダイバーシティ処理時には、メインチューナの出力のみに基づいて、マルチパス除去用のフィルタリング制御が行われることになる。こうしたフィルタリング制御としては、一般的に、適応フィルタ制御が採用される。
こうしたマルチパス除去のためのフィルタリング制御は、フェーズダイバーシティ合成処理と周波数ダイバーシティ処理とを切り換えると、ダイバーシティ切換に追従して適正なものとなるまでに、時間を要する。この結果、従来例の技術では、ダイバーシティ処理の切換時には、ノイズ音声と同等の音声が出力されることになってしまい、利用者に強い不快感を抱かせることになってしまう。
このため、利用者の不快感の発生を低減しつつ、再生対象局から放送された番組の再生動作と、適切な代替候補局のシーク動作とを両立させることができる技術が望まれている。かかる要請に応えることが、本発明が解決すべき課題の一つとして挙げられる。
本発明は、上記の事情を鑑みてなされたものであり、利用者に与える不快感を抑制しつつ、希望番組の再生と最適代替局への適切な切換とを両立させることができる受信装置及び受信処理方法を提供することを目的とする。
本発明は、第1の観点からすると、再生対象局からの放送信号を受信して再生する受信装置であって、第1アンテナ手段及び第2アンテナ手段と;前記第1アンテナ手段で受信した第1選択局からの第1放送波の周波数帯域の信号を所定の周波数帯の第1信号に変換する第1周波数変換手段と;前記第2アンテナ手段で受信した第2選択局からの第2放送波の周波数帯域の信号を前記所定の周波数帯の第2信号に変換する第2周波数変換手段と;前記第1放送波の受信品質を検出する第1検出手段と;前記第2放送波の受信品質を検出する第2検出手段と;信号選択指定に従い、前記第1及び第2信号の少なくとも一方に基づいて、再生用信号を生成する生成手段と;ノイズ再生防止指定がなされた場合に、前記生成された再生用信号に対して、ノイズ再生防止処理を施す処理手段と;前記再生対象局に対応する少なくとも1つの代替候補局ごとの周波数情報が登録された周波数リスト情報を保持するとともに、前記第1及び第2周波数変換手段に対する前記第1及び第2選択局の指定、前記生成手段に対する前記信号選択指定、及び、前記処理手段に対する前記ノイズ再生防止指定を行う制御手段と;を備え、前記制御手段は、前記第1選択局として前記再生対象局を指定している際における前記第1検出手段による検出結果が、所定受信品質よりも低いというフェーズダイバーシティ合成動作条件を満足する場合には、前記第2選択局を前記再生対象局に指定するとともに、前記信号選択指定として、前記第1及び第2信号を選択すべき旨の指定を行い、前記フェーズダイバーシティ合成動作条件を満足し、かつ、前記代替候補局の数が複数である場合には、定期的に、所定時間にわたって、前記ノイズ再生防止指定、並びに、前記第1及び第2選択局の指定として、前記周波数リスト情報に従って、前記代替候補局のうちの互いに異なる放送局の指定を行って、前記第1及び第2検出手段による検出結果を収集し、前記所定時間内における前記第1及び第2検出手段による検出結果と、前記所定時間外における前記第1検出手段による前記再生対象局からの放送波の受信品質の検出結果とに基づいて、新たな再生対象局とすることが妥当な可能性のある代替候補局が存在するか否かの切換可能性判定を行う、ことを特徴とする受信装置である。
本発明は、第2の観点からすると、第1アンテナ手段で受信した第1選択局からの第1放送波の周波数帯域の信号を所定の周波数帯の第1信号に変換する第1周波数変換手段と;第2アンテナ手段で受信した第2選択局からの第2放送波の周波数帯域の信号を前記所定の周波数帯の第2信号に変換する第2周波数変換手段と;前記第1放送波の受信品質を検出する第1検出手段と;前記第2放送波の受信品質を検出する第2検出手段と;を備えるとともに、前記再生対象局に対応する少なくとも1つの代替候補局ごとの周波数情報が登録された周波数リスト情報を内部に保持する受信装置において使用される受信処理方法であって、前記第1選択局として前記再生対象局を指定している際における前記第1検出手段による検出結果が、所定受信品質よりも低いというフェーズダイバーシティ合成動作条件を満足する場合には、前記第2選択局を前記再生対象局に指定して、前記第1及び第2信号に基づくフェーズダイバーシティ合成を行う合成工程と;前記フェーズダイバーシティ合成動作条件を満足し、かつ、前記代替候補局の数が複数である場合に、前記合成工程の継続的な実行中に、定期的に、所定時間にわたって、ノイズ再生防止処理を行いつつ、前記第1及び第2選択局の指定として、前記周波数リスト情報に従って、前記代替候補局のうちの互いに異なる放送局の指定を行い、前記第1及び第2検出手段による検出結果を収集する収集工程と;前記所定時間内における前記第1及び第2検出手段による検出結果と、前記所定時間外における前記第1検出手段による前記再生対象局からの放送波の受信品質の検出結果とに基づいて、新たな再生対象局とすることが妥当な可能性のある代替候補局が存在するか否かを判定する判定工程と;を備えることを特徴とする受信処理方法である。
本発明は、第3の観点からすると、本発明の受信処理方法を演算手段に実行させる、ことを特徴とする受信処理プログラムである。
本発明は、第4の観点からすると、本発明の受信処理プログラムが、演算手段により読み取り可能に記録されている、ことを特徴とする記録媒体である。
本発明の一実施形態に係る受信装置の構成を概略的に示すブロック図である。 図1のチューナユニットの構成を示すブロック図である。 図1の再生処理ユニットの構成を示すブロック図である。 図3のフィルタリング処理部の構成を示すブロック図である。 図3のRDS用信号処理部の構成を示すブロック図である。 図1の周波数リストの内容を説明するための図である。 図1の装置における再生モードの種類を説明するための図である。 図1の装置における再生制御処理を説明するためのフローチャートである。 図8のステップS16におけるシーク処理を説明するためのフローチャートである。 図8のステップS20におけるシーク処理を説明するためのフローチャートである。 図8のステップS22における切換関連処理を説明するためのフローチャートである。
以下、本発明の一実施形態を、図1〜図11を参照して説明する。なお、本実施形態においては、車両に搭載されたRDS対応のFMラジオ受信装置を例示して説明する。また、以下の説明及び図面においては、同一又は同等の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
[構成]
図1には、一実施形態に係る受信装置100の概略的な構成がブロック図にて示されている。この図1に示されるように、受信装置100は、第1アンテナ手段としてのメインアンテナ1101と、第2アンテナ手段としてのサブアンテナ1102とを備えている。また、受信装置100は、チューナユニット130と、再生処理ユニット140とを備えている。さらに、受信装置100は、操作入力ユニット150と、音出力ユニット160と、制御手段としての制御ユニット190とを備えている。
上記のメインアンテナ1101による受信結果は、信号RFS1として、チューナユニット130へ向けて出力される。また、上記のサブアンテナ1102による受信結果は、信号RFS2として、チューナユニット130へ向けて出力される。
上記のチューナユニット130は、制御ユニット190からの選局指令CSL1,CSL2に従って、選択すべき物理チャンネルの信号を、信号RFS1,RFS2から抽出する選局処理を行い、所定の中間周波数を有する信号IFD1,IFD2として再生処理ユニット140へ向けて出力する。このチューナユニット130は、図2に示されるように、第1周波数変換手段としてのメインチューナ部1311と、第2周波数変換手段としてのサブチューナ部1312とを備えている。
上記のメインチューナ部1311は、メインアンテナ1101からの信号RFS1に対する選局処理を行う。このメインチューナ部1311は、チューナ回路1321と、局部発振回路(OSC)1331とを備えている。
上記のチューナ回路1321は、局部発振回路1331からの発振信号CF1に従って、選局すべき放送局からの信号を信号RFS1から抽出する。チューナ回路1321による抽出結果は、所定の中間周波数を有する信号IFD1として再生処理ユニット140へ向けて送られる。
上記の局部発振回路1331は、電圧制御等により発振周波数の制御が可能な発振器等を備えて構成される。この局部発振回路1331は、制御ユニット190から供給された選局指令CSL1に従って、メインチューナ部1311において選局すべき放送局に対応する周波数の発振信号CF1を生成し、チューナ回路1321へ供給する。
上記のサブチューナ部1312は、サブアンテナ1102からの信号RFS2に対する選局処理を行う。このサブチューナ部1312は、チューナ回路1322と、局部発振回路(OSC)1332とを備えている。
上記のチューナ回路1322は、局部発振回路1332からの発振信号CF2に従って、選局すべき放送局からの信号を、信号RFS2から抽出する。チューナ回路1322による抽出結果は、所定の中間周波数を有する信号IFD2として再生処理ユニット140へ向けて送られる。
上記の局部発振回路1332は、上述した局部発振回路1331と同様に、電圧制御等により発振周波数の制御が可能な発振器等を備えて構成される。この局部発振回路1332は、制御ユニット190から上述した選局指令CSL1とは独立して供給された選局指令CSL2に従って、サブチューナ部1312において選局すべき放送局に対応する周波数の発振信号CF2を生成し、チューナ回路1322へ供給する。
上記のチューナ回路132j(j=1,2)のそれぞれは、いずれも不図示の入力フィルタと、高周波増幅器(RF−AMP:Radio Frequency-Amplifier)と、バンドパスフィルタ(以下、「RFフィルタ」とも呼ぶ)とを備えている。また、チューナ回路132jのそれぞれは、ミキサ(混合器)と、中間周波フィルタ(以下、「IFフィルタ」とも呼ぶ)と、AD(Analogue to Digital)変換器(ADC)とを備えている。
ここで、チューナ回路132j(j=1,2)で受信された信号RFSjは、ハイパスフィルタである入力フィルタにより低周波成分が除去された後、高周波増幅器により増幅される。高周波増幅器による増幅結果は、RFフィルタにより、特定の周波数範囲の信号が選択された後、ミキサへ送られる。
ミキサでは、RFフィルタを通過した信号と、局部発振回路133jから供給された発振信号CFjとが混合される。ミキサによる混合結果の信号から、予め定められた中間周波数範囲の信号成分が、IFフィルタにより選択された後、ADCによりデジタル信号に変換される。この変換結果は、信号IFDjとして、再生処理ユニット140へ向けて出力される。
図1に戻り、再生処理ユニット140は、制御ユニット190による制御のもとで、チューナユニット130からの信号IFD1,IFD2を処理して、音出力ユニット160へ供給するための音声データADTを生成する。この再生処理ユニット140は、図3に示されるように、生成手段の一部としてのフィルタリング処理部141と、生成手段の一部としての音声用検波部142とを備えている。また、再生処理ユニット140は、処理手段としてのミュート処理部143と、ステレオ復調部144とを備えている。さらに、再生処理ユニット140は、RDS用信号処理部1451,1452を備えている。
上記のフィルタリング処理部141は、いわゆるマルチパスの発生による受信信号の歪を除去するためのフィルタリング処理を行う。かかる機能を有するフィルタリング処理部141は、図4に示されるように、第1フィルタリング手段としてのフィルタ部1711と、第2フィルタリング手段としてのフィルタ部1712とを備えている。また、フィルタリング処理部141は、スイッチ部172と、加算手段としての加算部173とを備えている。また、フィルタリング処理部141は、フィルタリング制御手段としてのフィルタリング制御部174と、フィルタリング制御部175とを備えている。さらに、フィルタリング処理部141は、信号選択部176と、信号選択部177とを備えている。
上記のフィルタ部1711は、本実施形態においては有限インパルス応答フィルタ(FIRフィルタ)として構成されている。フィルタ部1711は、フィルタリング制御部174により指定されたタップ係数の情報であるフィルタ制御情報FLC1に従って、チューナユニット130からの信号IFD1に対してデジタルフィルタリング演算を行い、信号FLD1を生成する。生成された信号FLD1は、加算部173へ向けて出力される。
上記のフィルタ部1712は、本実施形態においては、上記のフィルタ部1711と同様に、FIRフィルタとして構成されている。フィルタ部1712は、フィルタリング制御部174又はフィルタリング制御部175により指定されたタップ係数の情報であるフィルタ制御情報FLC2に従って、チューナユニット130からの信号IFD2に対してデジタルフィルタリング演算を行い、信号FLD2を生成する。生成された信号FLD2は、スイッチ部172、フィルタリング制御部175及び信号選択部177へ向けて出力される。
上記のスイッチ部172は、フィルタ部1712からの信号FLD2を、A端子で受ける。このスイッチ172は、制御ユニット190からのスイッチ制御指令SLC1により「ON」指定がなされると、A端子とB端子とを導通状態とする。一方、スイッチ172は、制御ユニット190からのスイッチ制御指令SLC1により「OFF」指定がなされると、A端子とB端子とを非導通状態とする。
この結果、スイッチ172に対して「ON」指定が行われると、信号FLD2が、B端子から加算部173へ向けて出力される。一方、スイッチ172に対して「OFF」指定が行われると、B端子から加算部173への信号出力は行われない。
上記の加算部173は、フィルタ部1711からの信号FLD1と、スイッチ部172から供給された信号との和を算出し、信号ADDを生成する。生成された信号ADDは、フィルタリング制御部174及び信号選択部177へ向けて出力される。ここで、スイッチ172からの信号供給が行われない場合には、加算部173は、スイッチ172からの信号が「0」レベル信号であるものとして、加算動作を行うようになっている。
このため、スイッチ172に対して「ON」指定が行われている期間は、信号ADDは、信号FLD1と信号FLD2との和となる。一方、スイッチ172に対して「OFF」指定が行われている期間は、信号ADDは、信号FLD1となる。
上記のフィルタリング制御部174は、加算部173からの信号ADDを受ける。そして、フィルタリング制御部174は、FM信号が本来は振幅が一定であることに基づいて、CMA(Constant Modulus Algorithm)に従って、フィルタ部1711によるフィルタリング動作を指定するフィルタ制御情報FLC1及びフィルタ部1712によるフィルタリング動作を指定するフィルタ制御情報FLC21を算出する。算出されたフィルタ制御情報FLC1は、フィルタ部1711へ送られる。また、算出されたフィルタ制御情報FLC21は、信号選択部176へ向けて出力される。
また、フィルタリング制御部174は、制御ユニット190からの中断制御指令SPCを受ける。この中断制御指令SPCによりフィルタ制御の中断指定が行われると、フィルタリング制御部174は、フィルタ制御情報FLC1,FLC21の算出を中断し、その時点におけるフィルタ制御情報FLC1,FLC21の値を保持する。一方、中断制御指令SPCによりフィルタ制御の中断解除指定が行われると、フィルタリング制御部174は、フィルタ制御情報FLC1,FLC21の算出を再開する。
上記のフィルタリング制御部175は、フィルタ部1712からの信号FLD2を受ける。そして、フィルタリング制御部175は、上述したフィルタリング制御部174と同様に、FM信号が本来は振幅が一定であることに基づいて、CMAに従って、フィルタ部1712によるフィルタリング動作を指定するフィルタ制御情報FLC22を算出する。算出されたフィルタ制御情報FLC22は、信号選択部176へ向けて出力される。
上記の信号選択部176は、フィルタリング制御部174からのフィルタ制御情報FLC21をA端子で受けるとともに、フィルタリング制御部175からのフィルタ制御情報FLC22をB端子で受ける。そして、制御ユニット190からの信号選択指令SLC2により「A選択」指定が行われると、A端子とC端子とを導通状態とする。一方、制御ユニット190からの信号選択指令SLC2により「B選択」指定が行われると、B端子とC端子とを導通状態とする。
この結果、信号選択部176に対して「A選択」指定が行われると、フィルタ制御情報FLC21が、フィルタ制御情報FLC2として、C端子からフィルタ部1712へ出力される。一方、信号選択部176に対して「B選択」指定が行われると、フィルタ制御情報FLC22が、フィルタ制御情報FLC2として、C端子からフィルタ部1712へ出力される。
上記の信号選択部177は、加算部173からの信号ADDをA端子で受けるとともに、フィルタ部1712からの信号FLD2をB端子で受ける。そして、制御ユニット190からの信号選択指令SLC3により「A選択」指定が行われると、A端子とC端子とを導通状態とする。一方、制御ユニット190からの信号選択指令SLC3により「B選択」指定が行われると、B端子とC端子とを導通状態とする。
この結果、信号選択部177に対して「A選択」指定が行われると、信号ADDが、信号FPDとして、C端子から音声用検波部142へ向けて出力される。一方、信号選択部177に対して「B選択」指定が行われると、信号FLD2が、信号FPDとして、C端子から音声用検波部142へ向けて出力される。
なお、図1,3,4においては、3つの制御指令SLC1〜SLC3をまとめて、制御指令SLCで表現している。
図3に戻り、上記の音声用検波部142は、フィルタリング処理部141からの信号FPDに対して、所定方式でデジタル検波処理を施してコンポジット信号である信号DADを生成する。こうして生成された信号DADは、ミュート処理部143へ向けて出力される。
上記のミュート処理部143は、音声用検波部142からの信号DADを受ける。そして、ミュート処理部143は、制御ユニット190からのミュート制御指令MTCに従って、ミュート処理又はミュート解除処理を行う。すなわち、ミュート制御指令MTCによってミュート処理指定が行われると、ミュート処理部143は、信号AODとして、無音信号をステレオ復調部144へ向けて出力する。一方、ミュート制御指令MTCによってミュート解除指定が行われると、ミュート処理部143は、信号AODとして、信号DADをステレオ復調部144へ向けて出力する。
上記のステレオ復調部144は、ミュート処理部143からの信号AODに対してステレオ復調処理を施し、音声データADTを生成する。生成された音声データADTは、音出力ユニット160へ向けて出力される。
なお、信号AODが信号DADである場合には、音出力ユニット160により、再生対象局から発信された放送番組の再生出力が行われる。一方、信号AODが無音信号である場合には、音出力ユニット160による音声の再生出力は行われない。
上記のRDS用信号処理部1451は、チューナユニット130からの信号IFD1を受ける。そして、RDS用信号処理部1451は、チューナユニット130における上述したメインチューナ部1311において選局されている放送局からの放送波の受信品質の検出、及び、RDSで使用されている各種データ信号の処理を行う。
上記のRDS用信号処理部1452は、チューナユニット130からの信号IFD2を受ける。そして、RDS用信号処理部1452は、チューナユニット130における上述したサブチューナ部1312において選局されている放送局からの放送波の受信品質の検出、及び、RDSで使用されている各種データの受信処理を行う。
上述した機能を有するRDS用信号処理部145j(j=1,2)のそれぞれは、図5に示されるように、第j検出手段としての受信レベル検出部181を備えている。また、RDS用信号処理部145jのそれぞれは、RDS用検波部182と、RDS用復調部183とを備えている。
上記の受信レベル検出部181は、チューナユニット130からの信号IFDjを受ける。そして、受信レベル検出部181は、信号IFDjにおける信号レベル及びノイズレベルを検出する。ここで、ノイズレベルには、マルチパスノイズレベルが含まれている。受信レベル検出部181による検出結果は、受信レベル情報RLVjとして、制御ユニット190へ報告される。
上記のRDS用検波部182は、チューナユニット130からの信号IFDjに対して、所定方式でデジタル検波処理を施して、信号DRDjを生成する。生成された信号DRDjは、RDS用復調部183へ向けて出力される。
上記のRDS用復調部183は、RDS用検波部182からの信号DRDjに対して復調処理を施し、データ信号DBDjを生成する。このデータ信号DBDjには、番組識別コード(PIコード)、及び、選局中の放送局と同じネットワークに属する放送局における代替候補局の周波数情報のデータであるAFデータ等が含まれている。生成されたデータ信号DBDjは、制御ユニット190へ向けて出力される。
図1に戻り、操作入力ユニット150は、受信装置100の本体部に設けられたキー部、あるいはキー部を備えるリモート入力装置等により構成される。ここで、本体部に設けられたキー部としては、不図示の表示ユニットに設けられたタッチパネルを用いることができる。また、キー部を有する構成に代えて、音声入力する構成を採用することもできる。操作入力ユニット150への操作入力結果は、操作入力データIPDとして制御ユニット190へ送られる。
音出力ユニット160は、(i)再生処理ユニット140から受信した音声データADTをアナログ信号に変換するDA(Digital to Analogue)変換器と、(ii)当該DA変換器から出力されたアナログ信号を増幅する増幅器と、(iii)増幅されたアナログ信号を音声に変換するスピーカとを備えて構成されている。なお、(i)〜(iii)は、ステレオ復調処理の結果であるステレオ信号ごとに、用意されている。
上記の制御ユニット190は、受信装置100の全体の動作を制御する。この制御ユニット190は、本実施形態では、CPU(Central Processing Unit)及び記憶装置等を備えて構成されており、予め用意されたプログラムを実行することにより、受信装置100の全体の動作を制御する。
当該記憶装置内には、周波数リストFLTを保持している。この周波数リストFLTは、図6に示されるように、再生対象局に対する代替候補局(PCk(k=1,2,…))に関連付けて、代替候補局(PCk)に対応する周波数情報(Fk)、受信品質情報(RQk)及び切換優先度情報(CPk)が登録される。
制御ユニット190による制御には、図7に示される合成再生モード又は単独再生モードにおける受信装置100による再生対象局からの放送番組の再生に際しての制御が含まれている。ここで、「合成再生モード」とは、メインアンテナ1101及びサブアンテナ1102の双方による再生対象局からの放送波の受信結果に基づいて、再生出力を行うモードである。また、「単独再生モード」とは、メインアンテナ1101のみによる再生対象局からの放送波の受信結果に基づいて、再生出力を行うモードである。
また、制御ユニット190による制御には、メインアンテナ1101における再生対象局からの放送波の受信品質に基づく、合成再生モードと単独再生モードとの間の遷移制御が含まれている。また、制御ユニット190による制御には、現在の再生対象局から新たな再生対象局への選局切換の制御が含まれている。
上述のような制御ユニット190の制御動作の詳細については、後述する。
[動作]
次に、上記のように構成された受信装置100の動作について、制御ユニット190による制御動作に主に着目して説明する。
利用者による操作入力ユニット150に対する操作入力等により再生対象局が定まると、制御ユニット190による当該再生対象局からの放送番組の再生制御処理が開始される。この再生制御処理では、図8に示されるように、まず、ステップS11において、初期処理が行われる。
この初期処理に際して、制御ユニット190は、まず、ミュート処理部143に対して、ミュート処理指定を行う。引き続き、制御ユニット190は、フィルタリング制御部174に対して、フィルタ制御の中断解除指定を行う。そして、制御ユニット190は、メインチューナ部1311に対して、再生対象局の選局指定を行う。
次いで、制御ユニット190は、RDS用信号処理部1451からのデータ信号DBD1に含まれるPIデータ、AFデータ等を収集する。そして、収集されたPIコードを内部に保持するとともに、AFデータに基づいて、新たな周波数リストFLTを作成する。なお、この段階では、周波数リストFLTには、再生対象局に対する代替候補局(PCk(k=1,2,…))に関連付けて、代替候補局(PCk)に対応する周波数情報(Fk)が登録される。
次に、ステップS12において、メインアンテナ1101により受信された再生対象局からの放送波の受信品質が良好であるか否かが判定される。この受信品質の判定に際して、制御ユニット190は、RDS用信号処理部1451からの受信レベル情報RLV1に基づいて、その時点における瞬時的な信号レベル及びノイズレベルを特定する。そして、制御ユニット190は、特定された信号レベル及びノイズレベルに基づいて、受信品質が良好であるか否かを判定する。
なお、受信品質が良好であるか否かの判定のアルゴリズムは、実験、シミュレーション、経験等に基づいて、予め定められる。一般に、当該アルゴリズムは、信号レベルがある程度以上高く、かつ、ノイズレベルが、信号レベルよりも十分低い場合には、受信品質が良好であると判断するようになっている。
ステップS12における判定の結果が否定的であった場合(ステップS12:N)には、処理はステップS17へ進む。なお、ステップS17以降の処理については、後述する。
ステップS12における判定の結果が肯定的であった場合(ステップS12:Y)には、処理はステップS13へ進む。このステップS13では、単独再生モードの設定が行われる。
かかる単独再生モードの設定に際しては、制御ユニット190が、スイッチ部172に対して「OFF」指定を行うとともに、信号選択部177に対して「A選択」指定を行う。そして、フィルタリング制御部174によるフィルタ制御が適正化されると考えられる時間が経過した後、制御ユニット190は、ミュート処理部143に対して、ミュート解除指定を行う。この結果、メインアンテナ1101のみによる再生対象局からの放送波の受信結果に基づいて、再生出力を行う単独再生モードの動作が開始する。
こうして開始された単独再生モードの動作中に、ステップS14において、再生対象局からの放送波の受信品質が良好であるか否かが判定される。このステップS14における処理は、上述したステップS12の場合と同様に行われる。ステップS14における判定の結果が否定的であった場合(ステップS14:N)には、制御ユニット190により、ミュート処理部143に対して、ミュート処理指定が行われた後に、処理はステップS17へ進む。なお、ステップS17へ進むと、単独再生モードの動作が終了することになる。
ステップS14における判定の結果が肯定的であった場合(ステップS14:Y)には、処理はステップS15へ進む。このステップS15において、後述するシーク処理が実行された後、第1所定時間が経過したか否かが判定される。この判定の結果が否定的であった場合(ステップS15:N)には、処理はステップS14へ戻る。
なお、第1所定時間は、有効かつ迅速なシーク処理の実現の観点から、実験、シミュレーション、経験等に基づいて、予め定められる。
ステップS15における判定の結果が肯定的であった場合(ステップS15:Y)には、処理はステップS16へ進む。このステップS16では、単独再生モードの動作中におけるシーク処理が行われる。
ステップS16におけるシーク処理では、図9に示されるように、まず、ステップS31において、制御ユニット190が、今回のシーク処理において受信品質を検出すべき代替候補局の選局指定を、サブチューナ部1312に対して行う。この結果、RDS用信号処理部1452において、サブアンテナ1102により受信された当該代替候補局からの放送波の信号レベル及びノイズレベルが検出される。そして、検出結果が、受信レベル情報RLV2として、制御ユニット190へ報告されることになる。
次に、ステップS32において、制御ユニット190が、RDS用信号処理部1452からの受信レベル情報RLV2を収集する。そして、収集された受信レベル情報RLV2に基づいて、その時点における代替候補局からの放送波の信号レベル及びノイズレベルを特定する。
次いで、ステップS33において、制御ユニット190が、特定された信号レベル及びノイズレベルに基づいて、周波数リストFLTを更新する。かかる更新に際して、制御ユニット190は、今回特定された信号レベル及びノイズレベルを、当該代替候補局(PCk0)に対応する受信品質情報(RQk0)として登録する。また、制御ユニット190は、今回特定された信号レベル及びノイズレベルから受信品質を評価し、代替候補局(PCk)のそれぞれに関連する切換優先度情報(CPk)を更新する。
こうしてステップS16におけるシーク処理が終了すると、処理は、図8のステップS14へ戻る。以後、ステップS14における判定の結果が否定的となるまで、ステップS14〜S16の処理が行われる。
上述したステップS12又はステップS14から、処理がステップS17に進むと、ステップS17において、合成再生モードの設定が行われる。かかる合成再生モードの設定に際しては、制御ユニット190が、スイッチ部172に対して「ON」指定を行うとともに、信号選択部177に対して「A選択」指定を行う。引き続き、制御ユニット190が、メインチューナ部1311に対して、再生対象局の選局指定を行う。そして、フィルタリング制御部174によるフィルタ制御が適正化されると考えられる時間が経過した後、制御ユニット190は、ミュート処理部143に対して、ミュート解除指定を行う。この結果、メインアンテナ1101及びサブアンテナ1102による再生対象局からの放送波の受信結果に基づいて再生出力を行う合成再生モードの動作が開始する。
こうして開始された合成再生モードの動作中に、ステップS18において、再生対象局からの放送波の受信品質が良好であるか否かが判定される。このステップS18における処理は、上述したステップS12の場合と同様に行われる。ステップS18における判定の結果が肯定的であった場合(ステップS18:Y)には、制御ユニット190により、ミュート処理部143に対して、ミュート処理指定が行われた後に、処理はステップS13へ進む。以後、上述したステップS13〜S16の処理が行われる。なお、ステップS13へ進むと、合成再生モードの動作が終了することになる。
ステップS18における判定の結果が否定的であった場合(ステップS18:N)には、処理はステップS19へ進む。このステップS19では、上述したステップS16におけるシーク処理、又は、後述するステップS20におけるシーク処理が実行された後、第2所定時間が経過したか否かが判定される。この判定の結果が否定的であった場合(ステップS19:N)には、処理はステップS18へ戻る。
なお、第2所定時間は、利用者における不快感の発生の抑制、有効かつ迅速なシーク処理の実現の観点から、実験、シミュレーション、経験等に基づいて、予め定められる。
ステップS19における判定の結果が肯定的であった場合(ステップS19:Y)には、処理はステップS20へ進む。このステップS20では、合成再生モードの動作中におけるシーク処理が行われる。
ステップS20におけるシーク処理では、図10に示されるように、まず、ステップS41において、制御ユニット190が、ミュート処理部143に対して、ミュート処理指定を行う。引き続き、ステップS42において、制御ユニット190が、フィルタリング制御部174に対して、フィルタ制御の中断指定を行う。
次に、ステップS43において、制御ユニット190が、今回のシーク処理において受信品質を検出すべき2つの代替候補局の選局指定を、メインチューナ部1311及びサブチューナ部1312に対して行う。かかる選局指定に際して、制御ユニット190は、周波数リストFLTにおける切換優先度情報(CPk)の順に従って、当該2つの代替候補局を選択するようになっている。
こうした2つの代替候補局の選局指定が行われると、RDS用信号処理部1451において、メインアンテナ1101により受信された一方の代替候補局からの放送波の信号レベル及びノイズレベルが検出される。そして、検出結果が、受信レベル情報RLV1として、制御ユニット190へ報告されることになる。
また、RDS用信号処理部1452において、サブアンテナ1102により受信された他方の代替候補局からの放送波の信号レベル及びノイズレベルが検出される。そして、検出結果が、受信レベル情報RLV2として、制御ユニット190へ報告されることになる。
次いで、ステップS44において、制御ユニット190が、RDS用信号処理部1451からの受信レベル情報RLV1及びRDS用信号処理部1452からの受信レベル情報RLV2を収集する。そして、収集された受信レベル情報RLV1に基づいて、その時点における一方の代替候補局からの放送波の信号レベル及びノイズレベルを特定するとともに、収集された受信レベル情報RLV2に基づいて、その時点における他の代替候補局からの放送波の信号レベル及びノイズレベルを特定する。
次に、ステップS45において、制御ユニット190が、フィルタリング制御部174に対して、フィルタ制御の中断解除指定を行う。この結果、フィルタリング制御部174は、ステップS42の実行時点におけるフィルタ制御情報FLC1,FLC21の値を出発値として、新たにフィルタ制御情報FLC1,FLC21の算出を再開する。このため、フィルタ制御が適正化されるまでの時間が短縮されることになる。
引き続き、ステップS46において、制御ユニット190が、2つの代替候補局のそれぞれについて特定された信号レベル及びノイズレベルに基づいて、周波数リストFLTを更新する。かかる周波数リストFLTの更新は、上述したステップS33の場合と同様に行われる。
こうして、ステップS20の処理が終了すると、処理は、図8のステップS21へ進む。このステップS21では、制御ユニット190が、ステップS20において特定された2つの代替候補局に関する瞬時的な信号レベル及びノイズレベルと、ステップS20の処理の直前に検出されていた再生対象局の瞬時的な信号レベル及びノイズレベルとに基づいて、当該2つの代替候補局のうちに、新たな再生対象局とすることが妥当である可能性がある切換候補局が存在するか否かを判定する。かかる判定は、再生対象局からの放送波の瞬時的な受信品質よりも当該2つの代替候補局の少なくとも一方からの放送波の瞬時的な受信品質が高いか否かを判定することにより行われる。
ステップS21における判定の結果が否定的であった場合(ステップS21:N)には、処理はステップS17へ戻る。そして、ステップS18における判定の結果が肯定的となる、又は、ステップS21における判定の結果が肯定的となるまで、上述したステップS17〜S21の処理が行われる。
ステップS21における判定の結果が肯定的であった場合(ステップS21:Y)には、処理はステップS22へ進む。このステップS22では、現在の再生対象局から新たな再生対象局への切換に関連する処理が行われる。
ステップS22の切換関連処理では、図11に示されるように、まず、ステップS51において、第1暫定単独再生モードの設定が行われる。この第1暫定単独再生モードは、再生対象局からの放送波の受信品質が良好ではないにもかかわらず、再生出力の継続のために、暫定的に、メインアンテナ1101のみによる再生対象局からの放送波の受信結果に基づいて、再生出力を行うモードである。
かかる第1暫定単独再生モードの設定に際して、まず、制御ユニット190は、スイッチ部172に対して「OFF」指定を行うとともに、信号選択部176に対して「B選択」指定を行う。引き続き、制御ユニット190が、メインチューナ部1311に対して、再生対象局の選局指定を行う。この結果、メインアンテナ1101のみによる再生対象局からの放送波の受信結果に基づく検波結果が、ミュート処理部143へ送られる。また、フィルタ部1712に対しては、フィルタリング制御部175によるフィルタ制御が行われる。
引き続き、ステップS52において、フィルタリング制御部174によるフィルタ制御が適正化されると考えられる時間が経過した後、制御ユニット190が、ミュート処理部143に対して、ミュート解除指定を行う。この結果、メインアンテナ1101のみによる再生対象局からの放送波の受信結果に基づいて、再生出力が行われる。
次に、ステップ53において、再生対象局の切換が妥当であるか否かの判定が行われる。かかる判定に際して、制御ユニット190は、まず、サブチューナ部1312に対して、切換候補局の選局指定を行う。引き続き、制御ユニット190は、再生対象局からのPIデータと切換候補局からのPIデータが同一であること、所定期間における切換候補局からの平均的な受信品質が、当該所定時間にわたる再生対象局からの放送波の平均的な受信品質よりも高いこと等の切換条件を満たすか否かを判定することにより、再生対象局の切換が妥当であるか否かの判定を行う。
なお、当該所定期間は、切換妥当性の判断の精度及び迅速性の観点から、実験、シミュレーション、経験等に基づいて、予め定められる。
なお、切換候補局が2つある場合には、最初の切換候補局について切換が妥当ではないと判定された場合に、次の切換候補局について、同様の判定を行うようになっている。
ステップS53における判定の結果が否定的であった場合(ステップS53:N)には、処理はステップS57へ進む。このステップS57では、制御ユニット190が、ミュート処理部143に対して、ミュート処理指定を行う。この後、処理は、図8のステップS17へ進む。この結果、メインアンテナ1101及びサブアンテナ1102による再生対象局からの放送波の受信結果に基づいて再生出力を行う合成再生モードの動作が再開される。
図11に戻り、ステップS53における判定の結果が肯定的であった場合(ステップS53:Y)には、これまでの切換候補局を新たな再生対象局に決定する。そして、処理はステップS54へ進む。
このステップS54では、第2暫定単独再生モードの設定が行われる。この第2暫定単独再生モードは、再生出力の継続のために、暫定的に、サブアンテナ1102のみによる再生対象局からの放送波の受信結果に基づいて、再生出力を行うモードである。
かかる第2暫定単独再生モードの設定に際して、制御ユニット190は、信号選択部177に対して、「B選択」指定を行う。この結果、サブアンテナ1102のみによる新たな再生対象局からの放送波の受信結果に基づいて、再生出力が行われる。
次に、ステップS55において、制御ユニット190が、メインチューナ部1311に対して、新たな再生対象局の選局指定を行う。この結果、メインアンテナ1101のみによる新たな再生対象局からの放送波の受信結果のフィルタリング処理結果が、信号選択部177のA端子へ送られる。また、RDS用信号処理部1451において、メインアンテナ1101により受信された新たな再生対象局からの放送波の信号レベル及びノイズレベルが検出される。そして、検出結果が、受信レベル情報RLV1として、制御ユニット190へ報告されることになる。
次いで、ステップS56において、新たな再生対象局からの放送波の受信品質が良好であるか否かが判定される。この判定は、上述したステップS12の場合と同様に行われる。
ステップS56における判定の結果が否定的であった場合(ステップS56:N)には、処理はステップS57へ進む。そして、ステップS57において、制御ユニット190によるミュート処理部143に対するミュート処理指定が行われた後、処理は、図8のステップS17へ進む。この結果、メインアンテナ1101及びサブアンテナ1102による再生対象局からの放送波の受信結果に基づいて再生出力を行う合成再生モードの動作が再開される。
図11に戻り、ステップS56における判定の結果が肯定的であった場合(ステップS56:Y)には、処理は図8のステップS13へ進む。この結果、メインアンテナ1101のみによる再生対象局からの放送波の受信結果に基づいて再生出力を行う単独再生モードの動作が開始される。
以上説明したように、本実施形態では、再生対象局からの放送波の受信品質が所定受信品質よりも低いというフェーズダイバーシティ合成動作条件を満足する場合には、メインアンテナ1101及びサブアンテナ1102による再生対象局からの放送波の受信結果に基づいて再生出力を行う合成再生モードの動作が行われる。そして、合成再生モードの動作中に、定期的に、所定時間にわたって、ノイズ再生防止指定であるミュート処理指定を行う。このミュート処理指定の期間中において、制御ユニット190が、メインチューナ部1311及びサブチューナ部1312の選局指定として、周波数リストFLTに従って、代替候補局のうちの互いに異なる放送局の指定を行う。この結果、当該2つの代替候補局からの放送波のそれぞれについて、受信品質の検出が並行して行われる。
したがって、本実施形態によれば、利用者が抱く不快感の発生を抑制しつつ、再生対象局から放送された番組の再生動作と、適切な代替候補局のシーク動作とを両立させることができる。
また、本実施形態では、合成再生モードの動作中における代替候補局のシーク動作の開始に際して、フィルタリング制御部174に対してフィルタ制御の中断指定を行い、中断時点におけるフィルタ制御情報を保持させる。このため、シーク動作後に再生対象局の切換を行わずに、従来の再生対象局についての合成再生モードの動作の再開に際して、迅速にフィルタリング制御部174よるフィルタ制御が適正化されるまでの時間を短縮することができる。
また、本実施形態では、切換候補局が存在した場合には、暫定的に、メインアンテナ1101のみによる再生対象局からの放送波の受信結果に基づいて再生出力を行うので、再生出力の長期の中断を防止することができる。
また、本実施形態では、メインチューナ部1311により選局されている従来の再生対象局から、サブチューナ部1312により選局されている切換候補局へ再生対象局を切り換える場合には、まず、暫定的に、サブアンテナ1102のみによる新たな再生対象局からの放送波の受信結果に基づいて再生出力を行う。引き続き、メインチューナ部1311に対して新たな再生対象局の選局指定を行った後、新たな再生対象局からの放送波の受信品質に基づいて、合成再生モード又は単独再生モードの設定を行う。このため、新たな再生対象局への切換に際して、再生出力の長期の中断を防止することができる。
[実施形態の変形]
本発明は、上記の実施形態に限定されるものではなく、様々な変形が可能である。
例えば、上記の実施形態では、ノイズ再生防止処理としてミュート処理を採用したが、ノイズ再生防止処理の開始時点における再生出力信号レベルを保持するホールド処理を採用してもよい。
また、上記の実施形態では、CMAを利用して適応制御をするようにしたが、制御目的及び制御対象の特性に対応して、他のアルゴリズムを利用して適応制御を行うようにしてもよい。
また、上記の実施形態では、フィルタ部としてFIRフィルタを採用したが、無限インパルス応答フィルタ(IIRフィルタ)を採用することもできる。
また、上記の実施形態では、RDS方式を利用して周波数リストFLTを作成したが、同一の放送内容を放送する物理チャンネルのグループを特定できる他の方式が利用可能な場合には、当該他の方式を利用して周波数リストFLTを作成することもできる。
また、上記の実施形態では、再生対象局の切換は、合成再生モードで動作していた場合にのみ行うようにしたが、単独再生モードの動作中に、現在の再生対象局よりも受信品質の高い代替候補局のサーチを行い、適切な代替候補局が見つかった場合には、当該代替候補局への再生対象局の切換を行うようにしてもよい。
また、上記の実施形態では、ノイズレベルとして、マルチパスノイズレベルが含まれるようにしたが、周波数に関する隣接局からの放送波の混入によって発生するいわゆる隣接局妨害ノイズを更に含めるようにしてもよい。
また、上記の実施形態では、2チューナ構成としたが、アンテナとチューナとの対を3対以上とすることもできる。
また、上記の実施形態においては、車両に搭載されるFMラジオ受信装置に本発明を適用したが、他の種類の受信機能を有する装置に本発明を適用することもできるし、また、車両以外の移動体に搭載される受信装置に本発明を適用することもできる。さらに、例えば、家庭内等に設置される放送受信機能を有する装置に本発明を適用することもできる。
なお、上記の実施形態における制御ユニット190を、CPUを備えるコンピュータとして構成し、予め用意されたプログラムを当該コンピュータで実行することにより、上記の実施形態における制御処理を実行するようにしたが、制御ユニット190の全部又は一部を専用LSIのようなハードウエアで構成するようにしてもよい。
また、制御ユニット190により実行されるプログラムは、CD−ROM、DVD等の可搬型記録媒体に記録された形態で取得されるようにしてもよいし、インターネットなどのネットワークを介した配信の形態で取得されるようにしてもよい。

Claims (14)

  1. 再生対象局からの放送信号を受信して再生する受信装置であって、
    第1アンテナ手段及び第2アンテナ手段と;
    前記第1アンテナ手段で受信した第1選択局からの第1放送波の周波数帯域の信号を所定の周波数帯の第1信号に変換する第1周波数変換手段と;
    前記第2アンテナ手段で受信した第2選択局からの第2放送波の周波数帯域の信号を前記所定の周波数帯の第2信号に変換する第2周波数変換手段と;
    前記第1放送波の受信品質を検出する第1検出手段と;
    前記第2放送波の受信品質を検出する第2検出手段と;
    信号選択指定に従い、前記第1及び第2信号の少なくとも一方に基づいて、再生用信号を生成する生成手段と;
    ノイズ再生防止指定がなされた場合に、前記生成された再生用信号に対して、ノイズ再生防止処理を施す処理手段と;
    前記再生対象局に対応する少なくとも1つの代替候補局ごとの周波数情報が登録された周波数リスト情報を保持するとともに、前記第1及び第2周波数変換手段に対する前記第1及び第2選択局の指定、前記生成手段に対する前記信号選択指定、及び、前記処理手段に対する前記ノイズ再生防止指定を行う制御手段と;を備え、
    前記制御手段は、
    前記第1選択局として前記再生対象局を指定している際における前記第1検出手段による検出結果が、所定受信品質よりも低いというフェーズダイバーシティ合成動作条件を満足する場合には、前記第2選択局を前記再生対象局に指定するとともに、前記信号選択指定として、前記第1及び第2信号を選択すべき旨の指定を行い、
    前記フェーズダイバーシティ合成動作条件を満足し、かつ、前記代替候補局の数が複数である場合には、定期的に、所定時間にわたって、前記ノイズ再生防止指定、並びに、前記第1及び第2選択局の指定として、前記周波数リスト情報に従って、前記代替候補局のうちの互いに異なる放送局の指定を行って、前記第1及び第2検出手段による検出結果を収集し、
    前記所定時間内における前記第1及び第2検出手段による検出結果と、前記所定時間外における前記第1検出手段による前記再生対象局からの放送波の受信品質の検出結果とに基づいて、新たな再生対象局とすることが妥当な可能性のある代替候補局が存在するか否かの切換可能性判定を行う、
    ことを特徴とする受信装置。
  2. 前記生成手段は、
    前記第1信号に対して、第1フィルタリング指定に従った処理を施す第1フィルタ手段と;
    前記第2信号に対して、第2フィルタリング指定に従った処理を施す第2フィルタ手段と;
    前記信号選択指定として、前記第1及び第2信号を選択すべき旨の指定が行われている場合に、前記第1フィルタ手段の出力信号と、前記第2フィルタ手段の出力信号との加算を行う加算手段と;
    前記加算手段による加算結果に基づいて、前記第1及び第2フィルタリング指定を行うフィルタリング制御手段と;を備え、
    前記制御手段は、前記第1及び第2選択局の指定として、前記代替候補局のうちの互いに異なる放送局の指定を行うのに先立って、前記第1及び第2フィルタリング指定のホールド指定を行うとともに、その後において、前記第1及び第2選択局の指定として前記再生対象局の指定を行った後に、前記ホールド指定の解除を行う、
    ことを特徴とする請求項1に記載の受信装置。
  3. 前記生成手段は、前記加算手段による加算結果に対して検波処理を施して前記再生用信号を生成する検波手段を更に備える、ことを特徴とする請求項2に記載の受信装置。
  4. 前記代替候補局ごとの周波数情報は、前記再生対象局からの放送信号に含まれ、
    前記制御手段は、前記再生対象局からの放送信号に含まれる前記代替候補局ごとの周波数情報に基づいて、前記周波数リスト情報を作成する、
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の受信装置。
  5. 前記ノイズ再生防止処理は、ミュート処理及びホールド処理のいずれか一方である、ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の受信装置。
  6. 前記制御手段は、前記切換可能性判定の結果が否定的であった場合には、前記第1及び第2選択局の指定として、前記再生対象局の指定を行って、前記ノイズ再生防止指定を解除する、ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の受信装置。
  7. 前記制御手段は、前記切換可能性判定の結果が肯定的であった場合には、
    前記第1選択局の指定として、前記再生対象局の指定を行い、前記第2選択局の指定として、切換可能性がある代替候補局の指定を行うとともに、前記信号選択指定として、前記第1信号を選択すべき旨の指定を行って、前記ノイズ再生防止指定を解除し、
    その後における前記第1及び前記第2検出手段による検出結果を考慮して、前記切換可能性がある代替候補局を前記新たな再生対象局とする妥当性があるか否かの判定である切換妥当性判定を行う、
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の受信装置。
  8. 前記制御手段は、前記切換妥当性判定の結果が肯定的であった場合には、
    前記信号選択指定として、前記第2信号を選択すべき旨の指定を行い、
    その後に前記第1選択局の指定として、前記新たな再生対象局の指定を行い、
    前記第1検出手段による検出結果に応じて、前記信号選択指定を行う、
    ことを特徴とする請求項7に記載の受信装置。
  9. 前記制御手段は、前記第1選択局として前記再生対象局を指定している際における前記第1検出手段による検出結果が、所定受信品質以上である場合には、
    定期的に、前記所定時間にわたって、前記第2選択局の指定として、前記代替候補局のうちの1つの放送局の指定を行って、前記第2検出手段による検出結果を収集し、
    前記第2検出手段による検出結果に基づいて、前記周波数リスト情報の更新処理を行う、
    ことを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の受信装置。
  10. 前記周波数リスト情報には、前記代替候補局ごとに切換優先度が関連付けられて登録され、
    前記制御手段は、
    前記切換優先度に従って、前記所定時間内において前記代替候補局の指定を行うとともに、
    前記所定時間内における前記代替候補局からの放送波の受信品質の検出結果に基づいて、前記周波数リスト情報の更新処理を行う、
    ことを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載の受信装置。
  11. ラジオデータシステム受信装置である、ことを特徴とする請求項1〜10のいずれか一項に記載の受信装置。
  12. 第1アンテナ手段で受信した第1選択局からの第1放送波の周波数帯域の信号を所定の周波数帯の第1信号に変換する第1周波数変換手段と;第2アンテナ手段で受信した第2選択局からの第2放送波の周波数帯域の信号を前記所定の周波数帯の第2信号に変換する第2周波数変換手段と;前記第1放送波の受信品質を検出する第1検出手段と;前記第2放送波の受信品質を検出する第2検出手段と;を備えるとともに、再生対象局に対応する少なくとも1つの代替候補局ごとの周波数情報が登録された周波数リスト情報を内部に保持する受信装置において使用される受信処理方法であって、
    前記第1選択局として前記再生対象局を指定している際における前記第1検出手段による検出結果が、所定受信品質よりも低いというフェーズダイバーシティ合成動作条件を満足する場合には、前記第2選択局を前記再生対象局に指定して、前記第1及び第2信号に基づくフェーズダイバーシティ合成を行う合成工程と;
    前記フェーズダイバーシティ合成動作条件を満足し、かつ、前記代替候補局の数が複数である場合に、前記合成工程の継続的な実行中に、定期的に、所定時間にわたって、ノイズ再生防止処理を行いつつ、前記第1及び第2選択局の指定として、前記周波数リスト情報に従って、前記代替候補局のうちの互いに異なる放送局の指定を行い、前記第1及び第2検出手段による検出結果を収集する収集工程と;
    前記所定時間内における前記第1及び第2検出手段による検出結果と、前記所定時間外における前記第1検出手段による前記再生対象局からの放送波の受信品質の検出結果とに基づいて、新たな再生対象局とすることが妥当な可能性のある代替候補局が存在するか否かを判定する判定工程と;
    を備えることを特徴とする受信処理方法。
  13. 請求項12に記載の受信処理方法を演算手段に実行させる、ことを特徴とする受信処理プログラム。
  14. 請求項13に記載の受信処理プログラムが、演算手段により読み取り可能に記録されている、ことを特徴とする記録媒体。
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