JP2007059914A - イオン伝導層を備える不揮発性半導体メモリ装置とその製造及び動作方法 - Google Patents

イオン伝導層を備える不揮発性半導体メモリ装置とその製造及び動作方法 Download PDF

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Abstract

【課題】イオン伝導層を備える不揮発性半導体メモリ装置とその製造及び動作方法を提供する。
【解決手段】基板と、前記基板に形成されたスイッチング素子と、スイッチング素子に連結されたストレージノードと、を備える不揮発性メモリ装置において、ストレージノードは、スイッチング素子に連結され、イオンソースとして使われる下部電極と、下部電極上に形成され、その一部は下部電極と離隔されたデータ保存層と、下部電極から離隔された前記データ保存層の部分に側面が連結され、下部電極と離隔されている側部電極と、データ保存層上に形成された上部電極と、を備えることを特徴とする不揮発性メモリ装置とその製造及び動作方法。
【選択図】図3

Description

本発明は、半導体装置とその製造及び動作方法に係り、より詳細には、浸透拡散によって抵抗特性が異なって現れるイオン伝導層を備える不揮発性半導体メモリ装置とその製造及び動作方法に関する。
理想的な半導体メモリ装置の場合、記録及び消去が容易であり、消費電力は低いながらも動作は速く、集積度は高いながらも不揮発性特性は優秀である。
現在広く使われている半導体メモリ装置(以下、従来技術による半導体メモリ装置)、例えば、DRAM、SRAM、EEPROM、フラッシュメモリなどは、前記理想的な半導体メモリ装置に近接したものではない。
すなわち、前記従来技術による半導体メモリ装置はいろいろな特性を持っているが、あらゆる特性が前記理想的な半導体メモリ装置に近接したものではなく、一部の特性のみが前記理想的な半導体メモリ装置に近接している。
例えば、DRAMは集積度で、SRAMは動作速度で、フラッシュメモリは不揮発性特性で前記理想的な半導体メモリ装置に近接しているとみられる。
最近、前記理想的な半導体メモリ装置にさらに近接したメモリ装置の需要が増加しつつ、従来の揮発性メモリ装置及び従来の不揮発性メモリ装置の優秀な特性だけを持つ次世代半導体メモリ装置、例えば、MRAM、PRAM、RRAM、FRAMなどの開発に関心が集められている。これにより、前記次世代半導体メモリ装置についての研究が活発に進行しつつ、多様な次世代半導体メモリ装置が続々開発されつつある。
図1は、現在まで開発された次世代半導体メモリ装置(以下、従来の次世代メモリ装置)のストレージノードを例として示す。
図1を参照すれば、従来の次世代メモリ装置のストレージノードは、順次に積層された銅(Cu)層10、硫化銅(CuS)層12及び白金/窒化アルミニウムチタン(Pt/TiAlN)層14を備える。銅層10は下部電極であって、トランジスタ(図示せず)に連結される。硫化銅層12は、イオン濃度によって抵抗が変わるイオン伝導層として使われる。白金/窒化アルミニウムチタン14は上部電極として使われる。
図1に図示されたストレージノードを備える従来の次世代メモリ装置は、硫化銅層12内にイオンが存在する時とそうでない時において硫化銅層12の抵抗が異なる点を利用してストレージノードにビットデータを記録して再生する。
図2は、図1に図示されたストレージノードの電圧−抵抗特性を示す。
図2で第1グラフ11は、硫化銅層12に所定の濃度のイオンが存在する時における電圧によるストレージノードの抵抗変化を表す。そして、第2グラフ13は、硫化銅層12にイオンが存在していない時における電圧によるストレージノードの抵抗変化を表す。
図2の第1グラフ11と第2グラフ13とを比較すると、ストレージノードに印加される電圧が小さい時、前記ストレージノードの抵抗は差が出るが、印加電圧が増加するほど前記ストレージノードの抵抗は同じになることが分かる。
図2に図示された電圧−抵抗特性を持つ従来の次世代メモリ装置の改善すべき問題点は、印加電圧の初期から抵抗変化があまりに速いということである。このように印加電圧によって抵抗変化が速ければ、読み出しと書き込み動作に必要な十分なマージンを確保し難くなる。
したがって、本発明が解決しようとする技術的課題は、前述した従来の次世代半導体メモリ装置が持つ問題点を改善するためのものであり、印加電圧による抵抗の変化を低減して読み出し及び書き込み動作で十分なマージンを確保できる半導体メモリ装置を提供するところにある。
本発明が解決しようとする他の技術的課題は、このような半導体メモリ装置の製造方法を提供するところにある。
本発明が解決しようとするさらに他の技術的課題は、このような半導体メモリ装置の動作方法を提供するところにある。
前記技術的課題を達成するために、本発明は、基板と、前記基板に形成されたスイッチング素子と、前記スイッチング素子に連結されたストレージノードと、を備える不揮発性メモリ装置において、前記ストレージノードは、前記スイッチング素子に連結され、イオンソースとして使われる下部電極と、前記下部電極上に形成され、その一部は前記下部電極と離隔されたデータ保存層と、前記下部電極から離隔された前記データ保存層の部分に側面が連結され、前記下部電極と離隔されている側部電極と、前記データ保存層上に形成された上部電極と、を備えることを特徴とする不揮発性メモリ装置を提供する。
かかるメモリ装置で、前記側部電極と前記下部電極との間に第1絶縁膜が存在し、前記側部電極と前記データ保存層との間に第2絶縁膜が存在する。
前記データ保存層は、遷移金属と酸素族元素とを含む化合物層でありうる。この時、前記化合物層は、CuSx(0.4<x<0.6)層、タングステン酸化物層及びチタン酸化物層のうちいずれか一つである。また、前記データ保存層はタングステン層またはチタン層である。
前記技術的課題を達成するために、本発明はまた、基板と、前記基板に形成されたスイッチング素子と、前記スイッチング素子に連結されたストレージノードとを備える不揮発性メモリ装置において、前記ストレージノードは、前記スイッチング素子に連結され、イオンソースとして使われる下部電極と、前記下部電極上に形成されたデータ保存層と、前記データ保存層上に形成された上部電極と、前記データ保存層にその一部が連結され、前記上部電極及び下部電極と離隔されるとともに互いに離隔された第1及び第2側部電極と、を備えることを特徴とする不揮発性メモリ装置を提供する。
この時、前記データ保存層は上向き突出部を備え、前記上部電極は前記突出部上に形成される。
前記突出部周囲の前記データ保存層上に層間絶縁層が存在し、前記第1及び第2側部電極は、前記層間絶縁層を貫通して前記データ保存層に連結されうる。
前記データ保存層は、前記第1及び第2側部電極上に拡張されている。
第1及び第2側部電極と前記下部電極との間に絶縁膜が存在する。
前記上部及び下部電極は上下に対向し、前記第1及び第2側部電極は左右に対向するように備えられる。
前記他の技術的課題を達成するために、本発明は、基板にスイッチング素子を形成する第1工程と、前記基板上に前記スイッチング素子を覆う層間絶縁層を形成する第2工程と、前記層間絶縁層上に前記スイッチング素子に連結され、イオンソースとして使われる下部電極を形成する第3工程と、前記下部電極上に第1絶縁膜、側部電極層及び第2絶縁膜を備える積層物を形成する第4工程と、前記積層物の一部を除去して前記下部電極を露出させる第5工程と、前記下部電極の露出された領域上に、前記積層物の一部が除去されることによって露出される前記積層物の側面を覆うデータ保存層を形成する第6工程と、前記データ保存層上に上部電極を形成する第7工程と、を含むことを特徴とする不揮発性メモリ装置の製造方法を提供する。
この製造方法で、前記第5工程では、前記積層物に前記積層物を二分するグルーブを形成できる。
前記データ保存層は、前記積層物上にも形成できる。
前記データ保存層は、前記グルーブを満たすように形成できる。
前記下部電極は遷移金属層であり、前記上部電極は貴金属層である。
前記の更なる他の技術的課題を達成するために、本発明はまた、基板にスイッチング素子を形成する第1工程と、前記基板上に前記スイッチング素子を覆う層間絶縁層を形成する第2工程と、前記層間絶縁層上に、前記スイッチング素子に連結され、イオンソースとして使われる下部電極を形成する第3工程と、前記下部電極上にデータ保存層を形成する第4工程と、前記データ保存層上に互いに離隔された第1ないし第3上部電極を形成する第5工程と、を含むことを特徴とする不揮発性メモリ装置の製造方法を提供する。
ここで、前記第5工程は、前記データ保存層に上向き突出部を形成する工程と、前記突出部周囲の前記データ保存層上に層間絶縁層を形成する工程と、前記層間絶縁層に前記第2及び第3上部電極が満たされる第1及び第2ビアホ―ルを形成する工程と、前記層間絶縁層上に前記第1及び第2ビアホ―ルを満たして前記突出部を覆う上部電極層を形成する工程と、前記上部電極層で、前記第1及び第2ビアホ―ルとその周囲の一部領域と前記突出部を覆う一部領域とを除外した残りの領域を除去する工程と、をさらに含む。
また、前記下部電極は遷移金属層であり、前記第1ないし第3上部電極は貴金属層である。
前記の更なる他の技術的課題を達成するために、本発明はまた、基板にスイッチング素子を形成する第1工程と、前記基板上に前記スイッチング素子を覆う層間絶縁層を形成する第2工程と、前記層間絶縁層上に前記スイッチング素子に連結され、イオンソースとして使われる下部電極を形成する第3工程と、前記下部電極上に第1絶縁膜及び側部電極層を備える積層物を形成する第4工程と、前記積層物に前記下部電極の一部を露出させ、前記積層物を二分するグルーブを形成する第5工程と、前記下部電極の露出された領域上に、前記積層物の前記グルーブを通じて露出された面を覆って前記積層物の一部領域上に拡張されるデータ保存層を形成する第6工程と、前記データ保存層の上部面に上部電極を形成する第7工程と、を含むことを特徴とする不揮発性メモリ装置の製造方法を提供する。
この製造方法で、前記データ保存層は、前述したように形成できる。そして、前記下部電極は遷移金属層であり、前記側部電極層と前記上部電極とは貴金属層である。
前記他の技術的課題を達成するために、本発明はまた、基板と、前記基板に形成されたスイッチング素子と、前記スイッチング素子に連結されたストレージノードと、を備え、前記ストレージノードは、前記スイッチング素子に連結され、イオンソースとして使われる下部電極と、前記下部電極の上に形成され、側面が露出される側部電極を備える積層物と、前記下部電極上に形成され、前記積層物の側面を覆うデータ保存層と、前記データ保存層上に形成された上部電極と、を備える不揮発性メモリ装置の書き込み方法において、前記スイッチング素子をオン状態に維持するステップと、前記上部及び下部電極間に書き込み電圧を印加するステップと、を含むことを特徴とする不揮発性メモリ装置の書き込み方法を提供する。
前記の更なる他の技術的課題を達成するために、本発明はまた、基板と、前記基板に形成されたスイッチング素子と、前記スイッチング素子に連結されたストレージノードと、を備え、前記ストレージノードは、前記スイッチング素子に連結され、イオンソースとして使われる下部電極と、前記下部電極の上に形成され、側面が露出される側部電極を備える積層物と、前記下部電極上に形成され、前記積層物の側面を覆うデータ保存層と、前記データ保存層上に形成された上部電極と、を備える不揮発性メモリ装置の動作方法において、前記スイッチング素子をオン状態に維持するステップと、前記上部及び下部電極間に書き込み電圧を印加して前記データ保存層にデータを記録するステップと、を含むことを特徴とする不揮発性メモリ装置の動作方法を提供する。
このような動作方法で、前記書き込み電圧の印加前に消去電圧を印加できる。
また、前記書き込み電圧を印加した後、前記下部電極をフローティングさせるステップと、前記上部電極と前記側部電極との間に読み出し電圧を印加して前記データ保存層に記録されたデータを読み出すステップと、をさらに含む。
また、前記データ保存層は、遷移金属と酸素族元素とを含む化合物層である。
前記下部電極は遷移金属層であり、前記側部電極と前記上部電極とは貴金属層である。
前記の更なる他の技術的課題を達成するために、本発明はまた、基板と、前記基板に形成されたスイッチング素子と、前記スイッチング素子に連結されたストレージノードと、を備え、前記ストレージノードは、前記スイッチング素子に連結され、イオンソースとして使われる下部電極と、前記下部電極上に形成され、側面が露出される側部電極とを備える積層物と、前記下部電極上に形成され、前記積層物の側面を覆うデータ保存層と、前記データ保存層上に形成された上部電極と、を備える不揮発性メモリ装置の読み出し方法において、前記下部電極をフローティングさせるステップと、前記上部電極と前記側部電極との間に読み出し電圧を印加して前記データ保存層に記録されたデータを読み出すステップと、をさらに含むことを特徴とする不揮発性メモリ装置の読み出し方法を提供する。
前記の更なる他の技術的課題を達成するために、本発明はまた、基板と、前記基板に形成されたスイッチング素子と、前記スイッチング素子に連結されたストレージノードと、を備え、前記ストレージノードは、前記スイッチング素子に連結され、イオンソースとして使われる下部電極と、前記下部電極上に形成されたデータ保存層と、前記データ保存層上に形成された上部電極と、前記データ保存層に連結され、前記上部電極及び前記下部電極と離隔され、互いに対向する第1及び第2側部電極と、を備える不揮発性メモリ装置の動作方法において、前記スイッチング素子をオン状態に維持するステップと、前記上部及び下部電極間に書き込み電圧を印加するステップと、を含むことを特徴とする不揮発性メモリ装置の動作方法を提供する。この時、前記書き込み電圧の印加前に消去電圧を印加する。
また、前記書き込み電圧を印加した後、前記上部及び下部電極をフローティングさせるステップと、前記第1及び第2側部電極に読み出し電圧を印加するステップと、をさらに含む。
前記データ保存層は、遷移金属と酸素族元素とを含む化合物層であり、前記下部電極は遷移金属層であり、前記第1及び第2側部電極と前記上部電極とは貴金属層である。
前記の更なる他の技術的課題を達成するために、本発明はまた、基板と、前記基板に形成されたスイッチング素子と、前記スイッチング素子に連結されたストレージノードと、を備え、前記ストレージノードは、前記スイッチング素子に連結され、イオンソースとして使われる下部電極と、前記下部電極上に形成されたデータ保存層と、前記データ保存層上に形成された上部電極と、前記データ保存層に連結され、前記上部電極及び下部電極と離隔され、互いに対向する第1及び第2側部電極と、を備える不揮発性メモリ装置の書き込み方法において、前記スイッチング素子をオン状態に維持するステップと、前記上部及び下部電極間に書き込み電圧を印加するステップと、を含むことを特徴とする不揮発性メモリ装置の書き込み方法を提供する。
この書き込み方法で、前記書き込み電圧の印加前に消去電圧を印加する。
また、前記データ保存層は、上向き突出した突出部を備え、前記上部電極は、前記突出部上に形成されており、前記第1及び第2側部電極は、前記突出部周囲の前記データ保存層に連結されうる。ここで、前記データ保存層は前述した通りである。
本発明のメモリ装置は、書き込み動作でのイオン移動方向と読み出し動作でのイオン移動方向とが垂直しているので、読み出し動作中にイオンの変化を最小化できる。これにより、読み出し動作のために印加される電圧による抵抗の変化を減らすことができ、その結果、読み出し及び書き込み動作で十分なマージンを確保できる。また、書き込み動作でデータ保存層あるいはイオン伝導層に存在するイオン濃度を調節することによって、マルチビットデータを保存することもできる。
以下、本発明の実施形態によるイオン伝導層を備える不揮発性半導体メモリ装置とその製造及び動作方法を、添付された図面を参照して詳細に説明する。この過程で図面に図示された層や領域の厚さは明細書の明確性のために誇張されて図示された。
まず、本発明の第1実施形態による不揮発性半導体メモリ装置(以下、第1メモリ装置)について説明する。
図3を参照すれば、第1メモリ装置は半導体基板40を備える。基板40は、p型またはn型シリコン基板でありうる。基板40に離隔された第1及び第2不純物領域42s、42dが存在する。第1及び第2不純物領域42s、42dは、基板40に注入された不純物と異なる極性の不純物を含む。第1及び第2不純物領域42s、42dのうち一つはソース領域であり、残りはドレイン領域である。第1不純物領域42sと第2不純物領域42dとの間の基板40上にゲート積層物44が形成されている。ゲート積層物44は、ゲート酸化膜、ゲート電極を備える。ゲート積層物44と第1及び第2不純物領域42s、42dとは電界効果トランジスタ(Field Effect Transistor:FET)を構成する。前記FETは、スイッチング素子として使われる。
基板40上には、前記FETを覆って表面は平坦な層間絶縁層46が形成されている。層間絶縁層46に第2不純物領域42dが露出されるコンタクトホールh1が形成されており、コンタクトホールh1は導電性プラグ48で満たされている。層間絶縁層46上に導電性プラグ48を覆うストレージノードS1が存在する。ストレージノードS1にはビットデータ「0」または「1」が記録されてもよく、マルチビットデータ、例えば「00」、「01」、「10」または「11」が記録されてもよい。これについては後述する。ストレージノードS1は、導電性プラグ48を覆って層間絶縁層46上に直接形成された下部電極50を備える。下部電極50はイオンソースでもある。下部電極50は、遷移金属、例えば銅(Cu)、銀(Ag)または亜鉛(Zn)からなる電極でありうる。下部電極50の厚さは下部電極50として使われる物質によって異なるが、例えば、下部電極50が銅電極であれば、下部電極50の厚さは100nmより厚い。
一方、下部電極50を形成する物質の粒子(グレーン)が導電性プラグ48を形成する物質のグレーンより大きい場合、導電性プラグ48を形成する物質、例えばシリコン(Si)が下部電極50に広がりうる。したがって、この場合には下部電極50と導電性プラグ48との間に拡散防止膜がさらに備えうる。この時、前記拡散防止膜としてシリコン酸化膜(SiO)が使われうる。
再び図3を参照すれば、下部電極50の一部領域上に第1絶縁膜52、側部電極54及び第2絶縁膜56が順次に積層されている。第1絶縁膜52は、下部電極50と側部電極54との接触を防止する。第1絶縁膜52は、例えば、二酸化ケイ素(SiO)膜でありうる。第1絶縁膜52が前記二酸化ケイ素膜である時、第1絶縁膜52の厚さは10nm程度でありうる。側部電極54は、上部電極60と共にストレージノードS1に記録されたビットデータを読み出すのに使われる。側部電極54は、貴金属、例えば白金からなる電極でありうる。側部電極54が白金電極である時、側部電極54の厚さは100nm程度でありうる。第2絶縁膜56は、第1絶縁膜52と同じ物質で形成されることが望ましいが、異なってもよい。第1絶縁膜52が形成されていない下部電極50の残りの領域上にはデータ保存層58が存在する。データ保存層58は、第1絶縁膜52、側部電極54及び第2絶縁膜56の一側面を覆って第2絶縁膜56上に拡張されている。第2絶縁膜56の上部面はデータ保存層58で覆われた。
一方、図3に図示したメモリ素子が書き込み動作にある時、イオンソースである下部電極50からデータ保存層58にイオンが供給される。このように供給されるイオンがデータ保存層58内で所定濃度に至れば、データ保存層58の抵抗はイオンが供給されていない時より低くなる。この時、データ保存層58にはビットデータ「0」または「1」が記録されたと見なす。また、データ保存層58に供給されたイオンの濃度によってデータ保存層58は2種類以上の抵抗値を持つことができるところ、それぞれの抵抗値をマルチビットデータに対応させることができ、したがって、データ保存層58に「00」、「01」、「10」または「11」のようなマルチビットデータも記録できる。データ保存層58内のイオン濃度は、データ保存層58に消去電圧が印加されるまではあまり変わらない。したがって、データ保存層58に記録されたビットデータあるいはマルチビットデータは、消去電圧が印加されるまで揮発されない。
このような特性を持つデータ保存層58は、遷移金属と酸素族元素とを含む化合物層でありうる。ここで前記遷移金属は、例えば銅であり、前記酸素族元素は、例えば硫黄(S)でありうる。したがって、データ保存層58の一例は硫化銅(CuS)層になりうる。データ保存層58が硫化銅(CuS)層である時、下付き“x”の値によってデータ保存層58自体の抵抗は低いか、または高い。データ保存層58は、硫化銅層以外にもタングステン(W)層、タングステン酸化物層、例えば、WO層、チタン(Ti)層またはチタン酸化物層、例えばTiO層でありうる。このようなデータ保存層58上に上部電極60が存在する。上部電極60は、白金のような貴金属層でありうる。上部電極60は複層である場合もあるが、例えば、白金層と窒化アルミニウムチタン層とを備える複層(Pt/TiAlN)でありうる。
次いで、本発明の第2実施形態による不揮発性メモリ装置(以下、第2メモリ装置)について説明する。前記第2メモリ装置の説明で、前記した第1メモリ装置と同じ部分については説明を省略する。そして第1メモリ装置と同じ部材については、第1メモリ装置の説明に使用した参照番号をそのまま使用する。このような前提は、下記他の実施形態にも適用される。
図4を参照すれば、第2メモリ装置でストレージノードS2は導電性プラグ48の露出された面を覆う下部電極50を備え、下部電極50上に形成された第1及び第2積層物ST1、ST2と、第1及び第2積層物ST1、ST2の間に形成されたデータ保存層75と、第1及び第2積層物ST1、ST2の上部面とデータ保存層75の上部面とを覆う上部電極76と、を備える。第1及び第2積層物ST1、ST2の構成は同一であることが望ましいが、異なってもよい。第1積層物ST1は、順次に積層された第1絶縁膜70a、第1側部電極72a及び第2絶縁膜74aを備える。そして第2積層物ST2は、順次に積層された第3絶縁膜70b、第2側部電極72b及び第4絶縁膜74bを備える。ここで、第1ないし第4絶縁膜70a、74a、70b、74bの材質は同一であることが望ましいが、相異なってもよい。第1ないし第4絶縁膜70a、74a、70b、74bの材質が同じ場合、各絶縁膜は二酸化ケイ素膜でありうる。この場合、第1ないし第4絶縁膜70a、74a、70b、74bそれぞれの厚さは10nm程度でありうる。第1及び第2側部電極72a、72bは、前記第2メモリ装置の読み出し動作で読み出し電圧印加手段として使われ、白金のような貴金属からなる電極でありうる。データ保存層75と上部電極76とは、図3に図示した第1メモリ装置のデータ保存層58と上部電極60と同一でありえる。
次いで、本発明の第3実施形態によるメモリ装置(以下、第3メモリ装置)について説明する。
図5を参照すれば、前記第3メモリ装置でストレージノードS3は、下部電極50上にデータ保存層80が存在し、データ保存層80上に第1ないし第3上部電極82、84、86が互いに離隔された状態に存在する。データ保存層80は、第1メモリ装置のデータ保存層58と同一でありえる。第1上部電極82は、前記第1メモリ装置の上部電極60あるいは前記第2メモリ装置の上部電極76と同じ役割を行う。第2及び第3上部電極84、86は、前記第2メモリ装置の第1及び第2側部電極72a、72bと同じ役割を行う。すなわち、第2及び第3上部電極84、86は、前記第3メモリ装置の読み出し動作で読み出し電圧が印加される手段として使われる。第1ないし第3上部電極82、84、86は、貴金属、例えば白金で形成された電極でありうる。
次いで、本発明の第4実施形態によるメモリ装置(以下、第4メモリ装置)について説明する。
図6を参照すれば、前記第4メモリ装置のストレージノードS4は、下部電極50上に所定の間隔で離隔された第1及び第2積層物90、92が存在する。第1積層物90は、順次に積層された第1絶縁膜90aと第1側部電極90bとを備える。そして、第2積層物92は、順次に積層された第2絶縁膜92aと第2側部電極92bとを備える。第1及び第2絶縁膜90a、92aは、例えば、二酸化ケイ素膜でありうる。第1及び第2側部電極90b、92bは、例えば、白金のような貴金属電極でありうる。このような第1及び第2積層物90、92の間の下部電極50はデータ保存層96で覆われている。データ保存層96は、第1及び第2積層物90、92の側面を覆いつつ第1及び第2側部電極90b、92bの一部領域上に拡張されている。データ保存層96は、第1及び第2積層物90、92の間を満たすものではなく第1及び第2積層物90、92の間に露出される下部電極50の露出領域とこの露出領域に接した第1及び第2積層物90、92の側面とを覆われる程度の厚さに形成されている。したがって、データ保存層96の表面は平坦でなく、第1及び第2積層物90、92の間に対応する部分は凹んでいる。このような形態のデータ保存層96の材質は前述した第1メモリ装置のそれと同一である。そして、データ保存層96と第1及び第2側部電極90b、92bとの間に所定の絶縁膜、例えば、二酸化ケイ素膜がさらに備わりうる。データ保存層96の上部面上にデータ保存層96の前記凹部を充填する上部電極98が存在する。上部電極98は、前記第1メモリ装置の上部電極60と同じ物質で形成できる。
次いで、本発明の第5実施形態による不揮発性半導体メモリ装置(以下、第5メモリ装置)について説明する。
図7を参照すれば、前記第5メモリ装置のストレージノードS5は次のような構造を持っている。
具体的に、下部電極50上にデータ保存層100aが存在する。データ保存層100aは上部面に上方に垂直に突出した突出部100bを持つ。データ保存層100aの材質は第1メモリ装置のそれと同一でありえる。突出部100b周囲のデータ保存層100a上に突出部100bと同じ高さで層間絶縁層102が存在する。層間絶縁層102は、二酸化ケイ素で形成された層でありうる。層間絶縁層102に第1及び第2ビアホ―ルh2、h3が形成されている。第1及び第2ビアホ―ルh2、h3は突出部100bから離隔されており、突出部100bを介して対向する位置に形成されている。第1ビアホ―ルh2を通じて突出部100b周囲のデータ保存層100aの一部領域が露出され、第2ビアホ―ルh3を通じて突出部100b周囲のデータ保存層100aの他の領域が露出される。このような層間絶縁層102上に第1ないし第3上部電極104、106、108が形成されている。第1ないし第3上部電極104、106、108は互いに離隔されている。第1上部電極104は、データ保存層100aの突出部100bの上部面を覆うように形成されており、第2及び第3上部電極106、108はそれぞれ第1及び第2ビアホ―ルh2、h3を充填した形態で備わっている。第1ないし第3上部電極104、106、108は、貴金属、例えば白金で形成された電極でありうる。前記第5メモリ装置にビットデータを記録するに当って第1上部電極104及び下部電極50に書き込み電圧が印加される。第2及び第3上部電極106、108は、前記第5メモリ装置に記録されたビットデータの再生に使われる。すなわち、前記第5メモリ装置の読み出し動作で前記第5メモリ装置に記録されたビットデータは、第2及び第3上部電極106、108に所定の読み出し電圧を印加して再生できる。
次いで、前述した本発明の前記第1メモリ装置の電気的特性、具体的には、データ保存層58の電気的特性について説明する。この時、データ保存層58は硫化銅(CuSx)層であるとする。下記の説明は、本発明の他のメモリ装置のデータ保存層にも同一に適用できる。
図8は、データ保存層58にイオンが存在しない状態で下部電極50からイオンが発生するように下部電極50及び上部電極60に電圧を印加する時と、データ保存層58に供給されたイオンが除去されるように下部電極50及び上部電極60に電圧を印加する時において、データ保存層58を通じて下部電極50と上部電極60との間に流れる電流の変化を示す。
図8で第1及び第2グラフG1、G2は、データ保存層58自体の抵抗が高い時の電流−電圧特性を表したものであり、第1グラフG1は、データ保存層58にイオンが供給されるように下部電極50及び上部電極60に電圧を印加した時の電流−電圧特性を表す。第1グラフG1の電流−電圧特性は書き込み動作と関連している。そして、第2グラフG2は、データ保存層58に供給されたイオンが除去されるように下部電極50及び上部電極60に電圧を印加した時の電流−電圧特性を表す。第2グラフG2の電流−電圧特性は消去動作と関連している。
第1グラフG1を参照すれば、下部電極50と上部電極60との間に印加される電圧が0.2Vになりつつ、データ保存層58を通じて流れる電流は急激に増加することが分かる。このような結果は、下部電極50と上部電極60との間に印加される電圧が0.2V程度になりつつ、下部電極50から供給されたデータ保存層58内のイオン濃度が下部電極50と上部電極60とを電気的に連結するほどに十分になることを意味する。
第2グラフG2を参照すれば、データ保存層58に供給されたイオンを除去するために、下部電極50と上部電極60との間に電圧を印加するやいなや電流は大きく増加し、前記印加電圧が−0.3V程度になりつつ電流は突然に減少することが分かる。このような結果は、データ保存層58に供給されたイオンを除去するために下部電極50と上部電極60との間に電圧を印加しつつ、印加電圧が−0.3Vになるまでデータ保存層58に供給されたイオンが最初の供給方向と逆方向に急激に流れるようになり、以後データ保存層58に存在するイオン濃度が減少するにつれてイオンの最初の供給方向と逆方向に流れるイオンの量が急激に減少したことに起因する。
一方、データ保存層58に供給されたイオン濃度は下部電極50及び上部電極60に印加する電圧を調節して調節できる。データ保存層58に供給されたイオンの濃度によって、読み出し動作でのデータ保存層58の電流−電圧特性は変わりうる。
図9は、これについての例を示す。
図9で第1グラフG11は、データ保存層58が第1イオン濃度を持つ時の電流−電圧特性を表す。そして、第2及び第3グラフG22、G33は、それぞれデータ保存層58が第2及び第3イオン濃度を持つ時の電流−電圧特性を表す。また、第4及び第5グラフG44、G55は、データ保存層58が第4及び第5イオン濃度を持つ時の電流−電圧特性を表す。この時、前記第1イオン濃度から前記第5イオン濃度へ行くほどデータ保存層58のイオン濃度は高まりつつある。
図9の第1ないし第5グラフG11ないしG55を参照すれば、データ保存層58が前記第1ないし第5イオン濃度を持つ時、データ保存層58の電流−電圧特性は相異なることが分かる。このような結果は、データ保存層58が第1ないし第5イオン濃度を持つ時、相異なる5つの抵抗状態を持つことができることを意味する。このような解釈を拡張すれば、データ保存層58は第6、第7イオン濃度・・・を持つことができるので、データ保存層58は5つより多くの抵抗状態を持つことができる。
データ保存層58がいずれか一つの電流−電圧特性を持つ時、すなわち、いずれか一つの抵抗状態を持つ時、データ保存層58に一つのビットデータが記録されていると見なすことができるところ、前記のように、データ保存層58が相異なる複数の電流−電圧特性を持っている場合、データ保存層58はマルチビットデータが記録されうると見なすことができる。
例えば、データ保存層58が図9の第1ないし第4グラフG11ないしG44を満足する電流−電圧特性を持つことができ、データ保存層58が第1グラフG11を満足する電流−電圧特性を持つとすれば、データ保存層58にマルチビットデータ「00」が記録されたと見なすことができる。そして、データ保存層58が第2グラフG22を満足する電流−電圧特性を持つとすれば、データ保存層58にマルチビットデータ「01」が記録されたと見なすことができる。また、データ保存層58が第3グラフG33を満足する電流−電圧特性を持つ時、データ保存層58にマルチビットデータ「10」が記録されたと見なすことができ、第4グラフG44を満足する電流−電圧特性を持つ時は、マルチビットデータ「11」が記録されたと見なすことができる。
下部電極50及び上部電極60に印加する電圧を調節してデータ保存層58は8つ以上の相異なるイオン濃度を持つことができるが、この時は、データ保存層58に3ビットデータ、すなわち、「000」、「001」、「010」、「011」、「100」、「101」、「110」及び「111」のうちいずれか一つが記録されたと見なすことができる。さらには、データ保存層58には4ビットデータを記録してもよい。
図10は、図8の電流−電圧特性を反映するデータ保存層58の電圧−抵抗特性を示す。
図10に図示したグラフで、第1部分A1はデータ保存層58の抵抗が高い場合を、第2部分A2は抵抗が低い場合を表す。第1部分A1は、データ保存層58内のイオン濃度が下部電極50と上部電極60とを電気的に連結するほどに十分でない時に現れる電流−電圧特性を反映する。一方、第2部分A2は、データ保存層58内のイオン濃度が下部電極50と上部電極60とを連結するほどに十分な時に現れる電流−電圧特性を反映する。
図10のグラフを参照すれば、印加電圧が0.2V程度になるまでデータ保存層58の抵抗は高い状態を維持し、印加電圧が0.2Vになりつつデータ保存層58の抵抗が低くなり、以後に印加電圧が−0.2V以下になるまでデータ保存層58は低い抵抗状態を維持することが分かる。
このように、本発明のデータ保存層58の抵抗状態は、従来のように電圧が印加されると同時に急変するものではなく、印加電圧が十分にセンシングできるに印加電圧がある程度高くなった後に変わる。例えば、前記したようにデータ保存層58がCuSx層である時、データ保存層58の抵抗は印加電圧が印加されつつ直ちに変わるものではなく、印加電圧が0.2V程度になる時点から変わる。したがって、本発明は、CuSx層をデータ保存層58として備えるメモリ装置の動作と関連して0.2V程度の電圧マージンを確保することができる。
また、データ保存層58が遷移金属と酸素族元素とを含む物質層ならば、このような物質層は、CuSx層と電流−電圧特性あるいは電圧−抵抗特性があまり変わらないところ、データ保存層58がCuSx層ではなくてもメモリ装置の動作と関連して十分な電圧マージンを確保することができる。
次いで、図11は、イオンが供給されていないデータ保存層58について測定した電流−電圧特性を示し、図12は、イオンが供給されて内部に十分なイオン濃度を持つデータ保存層58について測定した電流−電圧特性を示す。
図11及び図12は、複数回の測定結果をいずれも表したものである。これにより、図11及び図12には測定回数と同数のグラフが図示されている。
図11と図12とを比較すれば、同じ電圧、例えば、1Vでイオンが供給されないデータ保存層58に対して測定した電流より、内部に十分なイオン濃度を持つデータ保存層58に対して測定した電流がはるかに大きいということが分かる。これは、イオンが供給される前にデータ保存層58は高い抵抗状態にあるが、データ保存層58に十分な量のイオンが供給されつつデータ保存層58の抵抗が大きく低くなることを意味する。
次いで、本発明の実施形態による不揮発性半導体メモリ装置の製造方法を説明する。
まず、本発明の前記第1メモリ装置の製造方法を図13ないし図18を参照して説明する。
図13を参照すれば、p型またはn型半導体基板40の一部領域上にゲート電極を備えるゲート積層物44を形成する。ゲート積層物44をマスクとして使用してゲート積層物44に隣接した基板40の所定領域に第1及び第2不純物領域42s、42dを形成する。第1及び第2不純物領域42s、42dは、基板40に注入された不純物と逆になる極性の不純物を注入して形成する。このようにして、基板40にゲート積層物44と第1及び第2不純物領域42s、42dとを備えるFETが形成される。前記トランジスタを形成した後、基板40上に前記トランジスタを覆う層間絶縁層46を形成する。次いで、層間絶縁層46に第2不純物領域42dが露出されるコンタクトホールh1を形成する。形成されたコンタクトホールh1は導電性プラグ48で充填する。
図14を参照すれば、層間絶縁層46上に導電性プラグ48の上部面を覆う下部電極50を形成する。導電性プラグ48がポリシリコン層であるか、過多のシリコンを含む物質層である場合、下部電極50と導電性プラグ48との間にはシリコンが下部電極50に広がることを防止するための拡散防止膜、例えば、二酸化ケイ素膜をさらに形成してもよい。イオン供給源でもある下部電極50は、遷移金属、例えば、銅(Cu)で形成できる。この場合に、下部電極50は100nmより厚く形成できる。このように下部電極50を形成した後、下部電極50上に第1絶縁膜52、側部電極54及び第2絶縁膜56を順次に形成する。第1及び第2絶縁膜52、56は、所定の絶縁膜、例えば、二酸化ケイ素膜で形成できる。この時、第1及び第2絶縁膜52、56は、それぞれ10nm程度の厚さに形成できる。側部電極54は、所定の貴金属、例えば白金(Pt)で形成できる。この場合、側部電極54は、100nmの厚さで形成できる。第2絶縁膜56を形成した後、第2絶縁膜56上に第2絶縁膜56の一部領域が露出されるように感光膜パターンPR1を形成する。感光膜パターンPR1をエッチングマスクに使用して第2絶縁膜56の露出された領域をエッチングする。第2絶縁膜56をエッチングした後には第2絶縁膜56の露出された領域下に形成された側部電極54及び第1絶縁膜50を順次にエッチングする。前記エッチングは下部電極50が露出される時まで実施して、前記エッチング後には感光膜パターンPR1を除去する。この結果、図15に図示したように下部電極50の上部面の一部に露出領域が形成される。
次いで、図16を参照すれば、前記エッチングにより露出された下部電極50の前記露出領域上にデータ保存層58を形成する。データ保存層58は、前記エッチングにより露出された第1及び第2絶縁膜52、56の側面と側部電極54の側面とにも形成し、第2絶縁膜56の上部面にも形成する。このように形成されたデータ保存層58は、遷移金属と酸素族元素とを含む化合物層で形成できる。例えば、データ保存層58は、遷移金属の銅(Cu)と酸素族元素である硫黄(S)とを含む硫化銅(CuSx)(0.4<x<0.6)層で形成できる。データ保存層58上に上部電極60を形成する。上部電極60は、貴金属層、例えば白金層で形成できる。このように上部電極60は貴金属の単層で形成できるが、シリコンの上部電極60への拡散を防止するために、上部電極60を貴金属層とチタン化合物層とを備える複層で形成してもよい。この時、前記チタン化合物層は、例えばTiAlN層で形成できる。
次いで、図17を参照すれば、上部電極60の一部領域上に感光膜パターンPR2を形成する。感光膜パターンPR2は、導電性プラグ48と前記エッチング過程で露出された下部電極50との露出領域と、この露出領域に隣接した第2絶縁膜56の一部領域とを覆うことができる位置に形成できる。感光膜パターンPR2をエッチングマスクとして使用して上部電極60の露出された部分をエッチングする。前記エッチングは層間絶縁層46が露出されるまで実施する。このようなエッチング過程で上部電極60の露出された部分がエッチングされた後、第2絶縁膜56、側部電極54、第1絶縁膜52及び下部電極50の一部が順次にエッチングされる。したがって、前記エッチングは、前記各物質のエッチング率が最大になるようにエッチング条件を変えつつ実施する。
図18は、このようなエッチング結果を示す。
図18を参照すれば、感光膜パターンPR2をエッチングマスクとして使用して実施した前記エッチングの結果、感光膜パターンPR2周囲の下部電極50、第1絶縁膜52、側部電極54、第2絶縁膜56、データ保存層58及び上部電極60がいずれも除去される。これにより、下部電極50は、導電性プラグ48とその周囲の層間絶縁層46の一部領域上にのみ存在し、第1絶縁膜52、側部電極54及び第2絶縁膜56を備える積層物は、下部電極50の一部領域上にのみ存在する。また、データ保存層58は、このような下部電極50の前記積層物が存在していない領域、前記積層物の側面及び第2絶縁膜56の上部面を覆っており、上部電極60はこのようなデータ保存層58を覆っている。
感光膜パターンPR2をエッチングマスクとして使用した前記エッチング後、感光膜パターンPR2を除去すれば、図3に図示した本発明の第1メモリ装置が形成される。
次いで、図4に図示したような本発明の第2メモリ装置の製造方法について説明する。この過程で、前記第1メモリ装置の製造方法で説明した部材及び製造過程については説明を省略し、同じ参照符号をそのまま使用する。
図19を参照すれば、層間絶縁層46上に導電性プラグ48の露出された部分を覆う下部電極50を形成する。次いで、下部電極50上に下部絶縁膜70、側部電極層72及び上部絶縁膜74を順次に積層する。下部及び上部絶縁膜70、74は、それぞれ前記第1メモリ装置の製造方法の第1及び第2絶縁膜52、56と同じ物質で形成できる。そして、側部電極層72の材質は、前記第1メモリ装置の製造方法の側部電極54と同一でありえる。上部絶縁膜74の一部領域上に感光膜パターンPR3を形成する。感光膜パターンPR3は、導電性プラグ48真上側に形成された上部絶縁膜74の一部領域が露出されるように形成する。このような感光膜パターンPR3をエッチングマスクとして上部絶縁膜74の露出された部分をエッチングし、その下の側部電極層72及び下部絶縁膜70もエッチング条件を変えつつ順次にエッチングする。このようなエッチングは、下部電極50が露出されるまで実施する。以後、感光膜パターンPR3を除去する。前記エッチングにより下部絶縁膜70、側部電極層72及び上部絶縁膜74で構成された積層物STに、図20Aに図示したように、積層物STを第1積層物ST1と第2積層物ST2とに分けるグルーブGR1が形成される。積層物STにグルーブGR1が形成されつつ下部絶縁膜70、側部電極層72及び上部絶縁膜74もそれぞれ二部分に分けられる。すなわち、下部絶縁膜70は、第1下部絶縁膜70aと第2下部絶縁膜70bとに分けられ、側部電極層72は、第1側部電極72aと第2側部電極72bとに分けられる。そして、上部絶縁膜74は、第1上部絶縁膜74aと第2上部絶縁膜74bとに分けられる。第1積層物ST1は、順次に積層された第1下部絶縁膜70a、第1側部電極72a及び第1上部絶縁膜74aを備え、第2積層物ST2は、順次に積層された第2下部絶縁膜70b、第2側部電極72b及び第2上部絶縁膜74bを備える。
図20Bは、グルーブGR1が形成された結果物の平面を示す。図20Bを参照すれば、グルーブGR1を通じて下部電極50が露出されることを見ることができ、上部絶縁膜74が第1上部絶縁膜74aと第2上部絶縁膜74bとに二分されたことも見ることができる。図20Aは、図20Bを20a−20a’方向に切開した断面を示したものである。
次いで、図21を参照すれば、グルーブGR1をデータ保存層75で充填する。データ保存層75は、前記した第1メモリ装置の製造方法で説明したデータ保存層58と同じ物質で形成できる。グルーブGR1をデータ保存層75で充填した後、第1及び第2上部絶縁膜74a、74b上にデータ保存層75を覆う上部電極76を形成する。上部電極76は、前記第1メモリ装置の製造方法で説明した物質と同一でありえる。上部電極76上に感光膜パターンPR4を形成する。感光膜パターンPR4は、データ保存層75とその周囲の上部電極76の一部の上方に形成できる。感光膜パターンPR4をエッチングマスクとして使用して感光膜パターンPR4周囲の上部電極76をエッチングする。上部電極76のエッチング後に露出される下部物質膜は、エッチング条件を前記下部物質膜に合わせて変えつつエッチングする。このようなエッチングは、層間絶縁層46が露出されるまで実施する。前記エッチング結果、図22に図示したように、感光膜パターンPR4の周囲に形成された下部電極50と第1及び第2積層物ST1、ST2と上部電極76とが除去される。以後、感光膜パターンPR4を除去すれば、図4に図示したような第2メモリ装置が形成される。
一方、図5に図示したメモリ装置は、下部電極50とデータ保存層80とを順次に形成した後、写真及びエッチング工程を利用してデータ保存層80及び下部電極50を図5に図示した形態に限定する。以後、データ保存層80上に上部電極(図示せず)を形成し、前記上部電極を、図5に図示したように第1ないし第3上部電極82、84、86のように分けるエッチングマスクを利用してエッチングすることによって、データ保存層80上に第1ないし第3上部電極82、84、86を形成できる。
また、図6に図示したメモリ装置は次のように形成できる。
具体的に、下部電極50、後で第1絶縁膜90aと第2絶縁膜92aとに分けられる絶縁膜(図示せず)、及び後で第1側部電極90bと第2側部電極92bとに分けられる電極層(図示せず)を順次に形成する。そして、前記電極層及び絶縁膜に下部電極50が露出されるグルーブGRを形成する。グルーブGRが形成されることによって前記絶縁膜は、第1絶縁膜90aと第2絶縁膜92aとに二分され、前記電極層は、第1側部電極90bと第2側部電極92bとに二分される。以後、グルーブGRを通じて露出された下部電極50上に、第1及び第2側部電極90b、92b上に拡張するデータ保存層96を形成し、データ保存層96上に上部電極98を形成する。この時、データ保存層96は、グルーブGRを通じて露出される第1及び第2絶縁膜90a、92aの側面と第1及び第2側部電極90b、92bの側面とを覆うように形成することが望ましい。以後、データ保存層96と上部電極98とは、図5に図示したように、第1及び第2側部電極90b、92bの一部が露出されるようにエッチングできる。
また、図7に図示したメモリ装置は次の通り形成できる。
具体的に、層間絶縁層46上に導電性プラグ48を覆う下部電極50と、後にデータ保存層100a、100bにパターニングされるデータ保存物質層(図示せず)を順次に形成する。データ保存層100aの突出部100bが形成された位置に対応する前記データ保存物質層の所定領域上にエッチングマスク(図示せず)を形成した後、前記データ保存物質層をエッチングする。この時、エッチングは前記エッチングマスク周囲の前記データ保存物質層の厚さが、図7に図示したデータ保存層100aの突出部100b周囲の厚さと同じになるまで実施する。以後、前記エッチングマスクを除去すれば、前記データ保存物質層は、図7のデータ保存層100a、100bとなる。次いで、データ保存層100a上に突出部100bと同じ高さで層間絶縁層102を形成し、層間絶縁層102に第1及び第2ビアホ―ルh2、h3を形成する。次いで、層間絶縁層102上に第1及び第2ビアホ―ルh2、h3を充填する電極層(図示せず)を形成する。前記電極層上に第1ないし第3上部電極104、106、108が形成される位置を限定するエッチングマスクを形成した後、前記電極層をエッチングし、前記エッチングマスクを除去する。この結果、前記電極層は第1ないし第3上部電極104、106、108に分けられる。
次いで、前述した本発明のメモリ装置の動作方法について説明する。
<書き込み>
図23を参照すれば、トランジスタ(Tr)をオン状態に維持した状態で、下部電極50と上部電極60との間に書き込み電圧(Vw)を印加する。データ保存層58の物質が特定されれば、書き込み電圧(Vw)は図8の電気的特性を考慮して所定電圧に定められうる。
しかし、図9に図示したデータ保存層58の電気的特性を考慮してデータ保存層58にマルチビットデータを記録しようとすれば、記録しようとするマルチビットデータによって書き込み電圧(Vw)を異ならせることができる。例えば、データ保存層58にマルチビットデータ「00」を記録しようとすれば、データ保存層58が図9の第1グラフG11の電流−電圧特性を持つように書き込み電圧(Vw)を印加できる。また、データ保存層58にマルチビットデータ「01」を記録しようとすれば、データ保存層58が図9の第2グラフG22の電流−電圧特性を持つように書き込み電圧(Vw)を印加できる。
書き込み電圧(Vw)が印加されつつ下部電極50からデータ保存層58にイオンが供給される。このように供給されたイオンは、下部電極50と上部電極60との間に消去電圧が印加されるまでデータ保存層58内に存在する。データ保存層58内のイオンの存在は、データ保存層58に記録されたビットデータを意味するので、書き込み電圧(Vw)によりデータ保存層58に記録されたビットデータは前記消去電圧が印加されるまで維持される。
図23で下部電極50、データ保存層58及び上部電極60を横切る矢印AA1は、書き込み方向を表す。書き込み方向は、書き込み電圧(Vw)が印加された時のイオンの移動方向と同じである。
前記書き込み方法は、図4ないし図7に図示したメモリ装置にも同一に適用できる。
一方、下部電極50と上部電極60との間に書き込み電圧(Vw)を印加する前に、データ保存層58で記録された以前のデータを完全に消去するために、消去電圧を印加してもよい。
<読み出し>
図24を参照すれば、下部電極50はフローティングさせた状態で側部電極54と上部電極60との間に所定の読み出し電圧(Vr)を印加してデータ保存層58の抵抗を測定する。データ保存層58に、前記書き込み過程で下部電極50から供給されたイオンが存在する時のデータ保存層58の抵抗(以下、第1抵抗)は、データ保存層58に前記のイオンが存在していない時の抵抗(以下、第2抵抗)より低くなる。読み出し電圧(Vr)を印加して測定したデータ保存層58の抵抗は、メモリ装置に連結された比較器(図示せず)で前記第1及び第2抵抗の中間値を持つ基準抵抗と比較される。このような比較を通じてデータ保存層58に記録されたビットデータを再生できる。データ保存層58にマルチビットデータが記録された場合、測定されたデータ保存層58の抵抗は、それぞれ相異なる基準抵抗値が設定された複数の比較器で設定された基準抵抗と比較される。このような比較を通じて、データ保存層58に記録されたマルチビットデータが再生される。
一方、側部電極54と上部電極60とは貴金属物質であって、データ保存層58内に存在するイオンと反応しない。したがって、前記読み出し過程でデータ保存層58内に存在するイオンは、上部電極60と側部電極54との間で水平に移動するだけで、消えない。これにより、前記読み出し動作後にもデータ保存層58内には前記読み出し動作前と同じ濃度のイオンが存在する。すなわち、前記読み出し動作後にもデータ保存層58に記録されたビットデータは、読み出し動作前と同じ値を維持する。
また、前記読み出し動作は、図23に図示した書き込み動作の書き込み方向AA1と垂直な方向で進行する。図24で矢印AA2は読み出し動作方向を表す。読み出し動作方向AA2は、読み出し動作でのイオンの移動方向と同一でありえる。
また、前記読み出し動作で側部電極56と上部電極60との間に印加される読み出し電圧(Vr)は、図示されたものと逆に印加されてもよい。
本発明の他のメモリ装置の場合、例えば、二つの側部電極を持つ図4のメモリ装置の場合、読み出し電圧は第1側部電極72aと第2側部電極72bとの間に印加される。
本発明のメモリ装置の消去動作で、下部電極50と上部電極60との間に印加される消去電圧は、書き込み電圧(Vr)と逆方向に印加する。このような消去電圧により、データ保存層58に存在するイオンは下部電極50に移動する。
前記した説明で多くの事項が具体的に記載されているが、これらは発明の範囲を限定するものというより、望ましい実施形態の例示として解釈されねばならない。例えば、当業者ならば、本発明の技術的思想に基づいて前述したストレージノード以外の他のストレージノードを構想できる。また、トランジスタと異なる構造を持つスイッチング素子を構想することができる。したがって、本発明の範囲は説明された実施形態によって定められるものではなく、特許請求の範囲に記載された技術的思想により定められねばならない。
本発明は、例えば、DRAM、SRAM、EEPROM、フラッシュメモリなどの半導体メモリ装置に好適に用いられる。
従来技術による不揮発性半導体メモリ装置のストレージノードの構成を示す断面図である。 図1のストレージノードを持つ従来のメモリ装置の問題点を示唆するグラフである。 本発明の第1実施形態による不揮発性半導体メモリ装置の断面図である。 本発明の第2実施形態による不揮発性半導体メモリ装置の断面図である。 本発明の第3実施形態による不揮発性半導体メモリ装置の断面図である。 本発明の第4実施形態による不揮発性半導体メモリ装置の断面図である。 本発明の第5実施形態による不揮発性半導体メモリ装置の断面図である。 本発明の実施形態による不揮発性半導体メモリ装置の電気的特性を示したグラフである。 本発明の実施形態による不揮発性半導体メモリ装置の電気的特性を示したグラフである。 本発明の実施形態による不揮発性半導体メモリ装置の電気的特性を示したグラフである。 本発明の実施形態による不揮発性半導体メモリ装置の電気的特性を示したグラフである。 本発明の実施形態による不揮発性半導体メモリ装置の電気的特性を示したグラフである。 本発明の第1実施形態による不揮発性半導体メモリ装置の製造方法をステップ別に示した断面図である。 本発明の第1実施形態による不揮発性半導体メモリ装置の製造方法をステップ別に示した断面図である。 本発明の第1実施形態による不揮発性半導体メモリ装置の製造方法をステップ別に示した断面図である。 本発明の第1実施形態による不揮発性半導体メモリ装置の製造方法をステップ別に示した断面図である。 本発明の第1実施形態による不揮発性半導体メモリ装置の製造方法をステップ別に示した断面図である。 本発明の第1実施形態による不揮発性半導体メモリ装置の製造方法をステップ別に示した断面図である。 本発明の第2実施形態による不揮発性半導体メモリ装置の製造方法をステップ別に示した断面図である。 本発明の第2実施形態による不揮発性半導体メモリ装置の製造方法をステップ別に示した断面図である。 本発明の第2実施形態による不揮発性半導体メモリ装置の製造方法をステップ別に示した平面図である。 本発明の第2実施形態による不揮発性半導体メモリ装置の製造方法をステップ別に示した断面図である。 本発明の第2実施形態による不揮発性半導体メモリ装置の製造方法をステップ別に示した断面図である。 本発明の実施形態による不揮発性半導体メモリ装置の書き込み方法を示す断面図である。 本発明の実施形態による不揮発性半導体メモリ装置の読み出し方法を示す断面図である。
符号の説明
40 半導体基板
42d 第2不純物領域
42s 第1不純物領域
44 ゲート積層物
46 層間絶縁層
48 導電性プラグ
50 下部電極
52 第1絶縁膜
54 側部電極
56 第2絶縁膜
58 データ保存層
60 上部電極
h1 コンタクトホール
S1 ストレージノード

Claims (51)

  1. 基板と、前記基板に形成されたスイッチング素子と、前記スイッチング素子に連結されたストレージノードと、を備える不揮発性メモリ装置において、
    前記ストレージノードは、
    前記スイッチング素子に連結され、イオンソースとして使われる下部電極と、
    前記下部電極上に形成され、その一部は前記下部電極と離隔されたデータ保存層と、
    前記下部電極から離隔された前記データ保存層の部分に側面が連結され、前記下部電極と離隔されている側部電極と、
    前記データ保存層上に形成された上部電極と、を備えることを特徴とする不揮発性メモリ装置。
  2. 前記側部電極と前記下部電極との間に第1絶縁膜が存在し、前記側部電極と前記データ保存層との間に第2絶縁膜が存在することを特徴とする請求項1に記載の不揮発性メモリ装置。
  3. 前記データ保存層は、遷移金属と酸素族元素とを含む化合物層であることを特徴とする請求項1に記載の不揮発性メモリ装置。
  4. 前記化合物層は、CuSx(0.4<x<0.6)層、タングステン酸化物層及びチタン酸化物層のうちいずれか一つであることを特徴とする請求項3に記載の不揮発性メモリ装置。
  5. 前記側部電極と前記上部電極とは、白金電極であることを特徴とする請求項1に記載の不揮発性メモリ装置。
  6. 前記第1及び第2絶縁膜は、二酸化ケイ素(SiO)膜であることを特徴とする請求項2に記載の不揮発性メモリ装置。
  7. 前記データ保存層は、前記第2絶縁膜上に拡張されたことを特徴とする請求項2に記載の不揮発性メモリ装置。
  8. 基板と、前記基板に形成されたスイッチング素子と、前記スイッチング素子に連結されたストレージノードと、を備える不揮発性メモリ装置において、
    前記ストレージノードは、
    前記スイッチング素子に連結され、イオンソースとして使われる下部電極と、
    前記下部電極上に形成されたデータ保存層と、
    前記データ保存層上に形成された上部電極と、
    前記データ保存層にその一部が連結され、前記上部電極及び下部電極と離隔されるとともに互いに離隔された第1及び第2側部電極と、を備えることを特徴とする不揮発性メモリ装置。
  9. 前記データ保存層は上向き突出部を備え、前記上部電極は前記突出部上に形成されたことを特徴とする請求項8に記載の不揮発性メモリ装置。
  10. 前記突出部周囲の前記データ保存層上に層間絶縁層が存在し、前記第1及び第2側部電極は、前記層間絶縁層を貫通して前記データ保存層に連結されたことを特徴とする請求項9に記載の不揮発性メモリ装置。
  11. 前記データ保存層は、遷移金属と酸素族元素とを含む化合物層であることを特徴とする請求項8に記載の不揮発性メモリ装置。
  12. 前記化合物層は、CuSx(0.4<x<0.6)層であることを特徴とする請求項11に記載の不揮発性メモリ装置。
  13. 前記上部電極と前記第1及び第2側部電極とは、白金電極であることを特徴とする請求項8に記載の不揮発性メモリ装置。
  14. 前記データ保存層は、前記第1及び第2側部電極上に拡張されたことを特徴とする請求項8に記載の不揮発性メモリ装置。
  15. 第1及び第2側部電極と前記下部電極との間に絶縁膜が存在することを特徴とする請求項14に記載の不揮発性メモリ装置。
  16. 前記上部及び下部電極は上下に対向し、前記第1及び第2側部電極は左右に対向することを特徴とする請求項8に記載の不揮発性メモリ装置。
  17. 基板にスイッチング素子を形成する第1工程と、
    前記基板上に前記スイッチング素子を覆う層間絶縁層を形成する第2工程と、
    前記層間絶縁層上に前記スイッチング素子に連結され、イオンソースとして使われる下部電極を形成する第3工程と、
    前記下部電極上に第1絶縁膜、側部電極層及び第2絶縁膜を備える積層物を形成する第4工程と、
    前記積層物の一部を除去して前記下部電極を露出させる第5工程と、
    前記下部電極の露出された領域上に、前記積層物の一部が除去されることによって露出される前記積層物の側面を覆うデータ保存層を形成する第6工程と、
    前記データ保存層上に上部電極を形成する第7工程と、を含むことを特徴とする不揮発性メモリ装置の製造方法。
  18. 前記第5工程で、前記積層物に前記積層物を二分するグルーブを形成することを特徴とする請求項17に記載の不揮発性メモリ装置の製造方法。
  19. 前記データ保存層は、前記積層物上にも形成することを特徴とする請求項17に記載の不揮発性メモリ装置の製造方法。
  20. 前記データ保存層は、前記グルーブを満たすように形成することを特徴とする請求項18に記載の不揮発性メモリ装置の製造方法。
  21. 前記データ保存層は、遷移金属と酸素族元素とを含む化合物層で形成することを特徴とする請求項17に記載の不揮発性メモリ装置の製造方法。
  22. 前記化合物層は、CuSx(0.4<x<0.6)層であることを特徴とする請求項21に記載の不揮発性メモリ装置の製造方法。
  23. 前記下部電極は遷移金属層であり、前記上部電極は貴金属層であることを特徴とする請求項17に記載の不揮発性メモリ装置の製造方法。
  24. 前記第1及び第2絶縁膜は、二酸化ケイ素膜で形成することを特徴とする請求項17に記載の不揮発性メモリ装置の製造方法。
  25. 基板にスイッチング素子を形成する第1工程と、
    前記基板上に前記スイッチング素子を覆う層間絶縁層を形成する第2工程と、
    前記層間絶縁層上に、前記スイッチング素子に連結され、イオンソースとして使われる下部電極を形成する第3工程と、
    前記下部電極上にデータ保存層を形成する第4工程と、
    前記データ保存層上に互いに離隔された第1ないし第3上部電極を形成する第5工程と、を含むことを特徴とする不揮発性メモリ装置の製造方法。
  26. 前記第5工程は、
    前記データ保存層に上向き突出部を形成する工程と、
    前記突出部周囲の前記データ保存層上に層間絶縁層を形成する工程と、
    前記層間絶縁層に前記第2及び第3上部電極が満たされる第1及び第2ビアホ―ルを形成する工程と、
    前記層間絶縁層上に前記第1及び第2ビアホ―ルを満たして前記突出部を覆う上部電極層を形成する工程と、
    前記上部電極層で、前記第1及び第2ビアホ―ルとその周囲の一部領域と前記突出部を覆う一部領域とを除外した残りの領域を除去する工程と、をさらに含むことを特徴とする請求項25に記載の不揮発性メモリ装置の製造方法。
  27. 前記データ保存層は、遷移金属と酸素族元素とを含む化合物層で形成することを特徴とする請求項25に記載の不揮発性メモリ装置の製造方法。
  28. 前記化合物層は、CuSx(0.4<x<0.6)層であることを特徴とする請求項27に記載の不揮発性メモリ装置の製造方法。
  29. 前記下部電極は遷移金属層であり、前記第1ないし第3上部電極は貴金属層であることを特徴とする請求項25に記載の不揮発性メモリ装置の製造方法。
  30. 前記データ保存層は、遷移金属と酸素族元素とを含む化合物層で形成することを特徴とする請求項26に記載の不揮発性メモリ装置の製造方法。
  31. 前記下部電極は遷移金属層であり、前記第1ないし第3上部電極は貴金属層であることを特徴とする請求項26に記載の不揮発性メモリ装置の製造方法。
  32. 基板にスイッチング素子を形成する第1工程と、
    前記基板上に前記スイッチング素子を覆う層間絶縁層を形成する第2工程と、
    前記層間絶縁層上に前記スイッチング素子に連結され、イオンソースとして使われる下部電極を形成する第3工程と、
    前記下部電極上に第1絶縁膜及び側部電極層を備える積層物を形成する第4工程と、
    前記積層物に前記下部電極の一部を露出させ、前記積層物を二分するグルーブを形成する第5工程と、
    前記下部電極の露出された領域上に、前記積層物の前記グルーブを通じて露出された面を覆って前記積層物の一部領域上に拡張されるデータ保存層を形成する第6工程と、
    前記データ保存層の上部面に上部電極を形成する第7工程と、を含むことを特徴とする不揮発性メモリ装置の製造方法。
  33. 前記データ保存層は、遷移金属と酸素族元素とを含む化合物層で形成することを特徴とする請求項32に記載の不揮発性メモリ装置の製造方法。
  34. 前記化合物層は、CuSx(0.4<x<0.6)層であることを特徴とする請求項33に記載の不揮発性メモリ装置の製造方法。
  35. 前記下部電極は遷移金属層であり、前記側部電極層と前記上部電極とは貴金属層であることを特徴とする請求項32に記載の不揮発性メモリ装置の製造方法。
  36. 基板と、前記基板に形成されたスイッチング素子と、前記スイッチング素子に連結されたストレージノードと、を備え、
    前記ストレージノードは、
    前記スイッチング素子に連結され、イオンソースとして使われる下部電極と、
    前記下部電極の上に形成され、側面が露出される側部電極を備える積層物と、
    前記下部電極上に形成され、前記積層物の側面を覆うデータ保存層と、
    前記データ保存層上に形成された上部電極と、を備える不揮発性メモリ装置の書き込み方法において、
    前記スイッチング素子をオン状態に維持するステップと、
    前記上部及び下部電極間に書き込み電圧を印加するステップと、を含むことを特徴とする不揮発性メモリ装置の書き込み方法。
  37. 基板と、前記基板に形成されたスイッチング素子と、前記スイッチング素子に連結されたストレージノードと、を備え、
    前記ストレージノードは、
    前記スイッチング素子に連結され、イオンソースとして使われる下部電極と、
    前記下部電極の上に形成され、側面が露出される側部電極を備える積層物と、
    前記下部電極上に形成され、前記積層物の側面を覆うデータ保存層と、
    前記データ保存層上に形成された上部電極と、を備える不揮発性メモリ装置の動作方法において、
    前記スイッチング素子をオン状態に維持するステップと、
    前記上部及び下部電極間に書き込み電圧を印加して前記データ保存層にデータを記録するステップと、を含むことを特徴とする不揮発性メモリ装置の動作方法。
  38. 前記書き込み電圧の印加前に消去電圧を印加することを特徴とする請求項37に記載の不揮発性メモリ装置の動作方法。
  39. 前記書き込み電圧を印加した後、前記下部電極をフローティングさせるステップと、
    前記上部電極と前記側部電極との間に読み出し電圧を印加して前記データ保存層に記録されたデータを読み出すステップと、をさらに含むことを特徴とする請求項37に記載の不揮発性メモリ装置の動作方法。
  40. 前記データ保存層は、遷移金属と酸素族元素とを含む化合物層であることを特徴とする請求項37に記載の不揮発性メモリ装置の動作方法。
  41. 前記下部電極は遷移金属層であり、前記側部電極と前記上部電極とは貴金属層であることを特徴とする請求項37に記載の不揮発性メモリ装置の動作方法。
  42. 基板と、前記基板に形成されたスイッチング素子と、前記スイッチング素子に連結されたストレージノードと、を備え、
    前記ストレージノードは、
    前記スイッチング素子に連結され、イオンソースとして使われる下部電極と、
    前記下部電極上に形成され、側面が露出される側部電極を備える積層物と、
    前記下部電極上に形成され、前記積層物の側面を覆うデータ保存層と、
    前記データ保存層上に形成された上部電極と、を備える不揮発性メモリ装置の読み出し方法において、
    前記下部電極をフローティングさせるステップと、
    前記上部電極と前記側部電極との間に読み出し電圧を印加して前記データ保存層に記録されたデータを読み出すステップと、をさらに含むことを特徴とする不揮発性メモリ装置の読み出し方法。
  43. 基板と、前記基板に形成されたスイッチング素子と、前記スイッチング素子に連結されたストレージノードと、を備え、
    前記ストレージノードは、
    前記スイッチング素子に連結され、イオンソースとして使われる下部電極と、
    前記下部電極上に形成されたデータ保存層と、
    前記データ保存層上に形成された上部電極と、
    前記データ保存層に連結され、前記上部電極及び前記下部電極と離隔され、互いに対向する第1及び第2側部電極と、を備える不揮発性メモリ装置の動作方法において、
    前記スイッチング素子をオン状態に維持するステップと、
    前記上部及び下部電極間に書き込み電圧を印加するステップと、を含むことを特徴とする不揮発性メモリ装置の動作方法。
  44. 前記書き込み電圧の印加前に消去電圧を印加することを特徴とする請求項43に記載の不揮発性メモリ装置の動作方法。
  45. 前記書き込み電圧を印加した後、前記上部及び下部電極をフローティングさせるステップと、
    前記第1及び第2側部電極に読み出し電圧を印加するステップと、をさらに含むことを特徴とする請求項43に記載の不揮発性メモリ装置の動作方法。
  46. 前記データ保存層は、遷移金属と酸素族元素とを含む化合物層であることを特徴とする請求項43に記載の不揮発性メモリ装置の動作方法。
  47. 前記下部電極は遷移金属層であり、前記第1及び第2側部電極と前記上部電極とは貴金属層であることを特徴とする請求項43に記載の不揮発性メモリ装置の動作方法。
  48. 基板と、前記基板に形成されたスイッチング素子と、前記スイッチング素子に連結されたストレージノードと、を備え、
    前記ストレージノードは、
    前記スイッチング素子に連結され、イオンソースとして使われる下部電極と、
    前記下部電極上に形成されたデータ保存層と、
    前記データ保存層上に形成された上部電極と、
    前記データ保存層に連結され、前記上部電極及び下部電極と離隔され、互いに対向する第1及び第2側部電極と、を備える不揮発性メモリ装置の書き込み方法において、
    前記スイッチング素子をオン状態に維持するステップと、
    前記上部及び下部電極間に書き込み電圧を印加するステップと、を含むことを特徴とする不揮発性メモリ装置の書き込み方法。
  49. 前記書き込み電圧の印加前に消去電圧を印加することを特徴とする請求項48に記載の不揮発性メモリ装置の書き込み方法。
  50. 前記データ保存層は、上向き突出した突出部を備え、前記上部電極は、前記突出部上に形成されており、前記第1及び第2側部電極は、前記突出部周囲の前記データ保存層に連結されたことを特徴とする請求項48に記載の不揮発性メモリ装置の書き込み方法。
  51. 前記データ保存層は、遷移金属と酸素族元素とを含む化合物層であることを特徴とする請求項48に記載の不揮発性メモリ装置の書き込み方法。
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