JP2007057700A - ズームレンズ及び撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 10枚以下のレンズ枚数で構成され、20倍を超える変倍比を有し、且つ、光学性能に優れたズームレンズを提供することを課題とする。
【解決手段】 10枚以下のレンズで構成され20倍を超える変倍比を有するズームレンズであって、物体側から像面側へと順に、正の屈折力を有し変倍時時にその位置が固定である第1レンズ群GR1と、負の屈折力を有し変倍時にその位置が移動される第2レンズ群GR2と、正の屈折力を有し、少なくとも1面の非球面を含み、変倍時にその位置が固定である第3レンズ群GR3と、正の屈折力を有し、少なくとも1面の非球面を含み、変倍時の像面位置の変動を補正すると共に合焦を行う第4レンズ群GR4とが配列され、以下の条件式(1)を満足する。
(1)7.8<dz/fw<8.8
但し、
dz:変倍のための第2レンズ群の可動距離、
fw:レンズ全系の広角端での焦点距離、
とする。
【選択図】図1

Description

本発明は新規なズームレンズ及び該ズームレンズを使用した撮像装置に関する。詳しくは、少ないレンズ枚数で高変倍比を実現する技術に関する。
従来からビデオカメラ等の固体撮像素子を用いた撮像装置のレンズ系として、ズームレンズが多く用いられている。
例えば、特許文献1、特許文献2及び特許文献3に記載のズームレンズがある。
特開平3−33710号公報 特開平8−5913号公報 特開平9−304699号公報
ところで、ビデオカメラ等の固体撮像素子を用いた撮像装置のレンズとしては、レンズ系の小型化及びコストダウンを図るために、レンズの構成枚数を少なくする必要があり、しかも、最近の傾向として、高変倍比のものが求められている。
しかしながら、上記特許文献1に記載のズームレンズは、レンズの構成枚数は10枚以下ではあるが、変倍比が10倍以下でしかない。
また、特許文献2に記載のズームレンズは、変倍比は20倍であるが、レンズ構成枚数が13乃至15枚と多く、小型化及びコストダウンに関しては不十分なものである。
さらに、特許文献3に記載のズームレンズは、レンズの構成枚数は10枚以下であるが、変倍比が20倍程度でしかない。
そこで、本発明は、上記した事情に鑑み、10枚以下のレンズ枚数で構成され、20倍を超える変倍比を有し、且つ、光学性能に優れたズームレンズを提供することを課題とする。
本発明ズームレンズは、上記した課題を解決するために、10枚以下のレンズで構成され20倍を超える変倍比を有するズームレンズであって、物体側から像面側へと順に、正の屈折力を有し変倍時にその位置が固定である第1レンズ群と、負の屈折力を有し変倍時にその位置が移動される第2レンズ群と、正の屈折力を有し、少なくとも1面の非球面を含み、変倍時にその位置が固定である第3レンズ群と、正の屈折力を有し、少なくとも1面の非球面を含み、変倍時の像面位置の変動を補正すると共に合焦を行う第4レンズ群とが配列され、dzを変倍のための第2レンズ群の可動距離、fwをレンズ全系の広角端での焦点距離として、条件式(1)7.8<dz/fw<8.8を満足する。
従って、本発明ズームレンズにあっては、20倍を超える高変倍比でありながら、10枚以下の少ないレンズ構成枚数で安価にコンパクトなズームレンズを提供することができる。また、像面湾曲を抑制した高性能なズームレンズを提供することができる。
本発明撮像装置は、10枚以下のレンズで構成され20倍を超える変倍比を有するズームレンズと、上記ズームレンズによって形成された画像を電気信号に変換する撮像手段とを備えた撮像装置であって、上記ズームレンズは、物体側から像面側へと順に、正の屈折力を有し変倍時にその位置が固定である第1レンズ群と、負の屈折力を有し変倍時にその位置が移動される第2レンズ群と、正の屈折力を有し、少なくとも1面の非球面を含み、変倍時にその位置が固定である第3レンズ群と、正の屈折力を有し、少なくとも1面の非球面を含み、変倍時の像面位置の変動を補正すると共に合焦を行う第4レンズ群とが配列され、dzを変倍のための第2レンズ群の可動距離、fwをレンズ全系の広角端での焦点距離として、条件式(1)7.8<dz/fw<8.8を満足する。
従って、本発明撮像装置にあっては、小型に構成されながら、20倍を超える高変倍比による撮影が可能になる。また、像面湾曲が抑制された高品質の画像を得ることができる。
本発明ズームレンズは、10枚以下のレンズで構成され20倍を超える変倍比を有するズームレンズであって、物体側から像面側へと順に、正の屈折力を有し変倍時にその位置が固定である第1レンズ群と、負の屈折力を有し変倍時にその位置が移動される第2レンズ群と、正の屈折力を有し、少なくとも1面の非球面を含み、変倍時にその位置が固定である第3レンズ群と、正の屈折力を有し、少なくとも1面の非球面を含み、変倍時の像面位置の変動を補正すると共に合焦を行う第4レンズ群とが配列され、以下の条件式(1)を満足することを特徴とする。
(1)7.8<dz/fw<8.8
但し、
dz:変倍のための第2レンズ群の可動距離、
fw:レンズ全系の広角端での焦点距離、
とする。
従って、本発明ズームレンズにあっては、20倍を超える高変倍比でありながら、10枚以下の少ないレンズ構成枚数で安価にコンパクトなズームレンズを提供することができる。また、像面湾曲を抑制した高性能なズームレンズを提供することができる。
また、本発明撮像装置は、10枚以下のレンズで構成され20倍を超える変倍比を有するズームレンズと、上記ズームレンズによって形成された画像を電気信号に変換する撮像手段とを備えた撮像装置であって、上記ズームレンズは、物体側から像面側へと順に、正の屈折力を有し変倍時にその位置が固定である第1レンズ群と、負の屈折力を有し変倍時にその位置が移動される第2レンズ群と、正の屈折力を有し、少なくとも1面の非球面を含み、変倍時にその位置が固定である第3レンズ群と、正の屈折力を有し、少なくとも1面の非球面を含み、変倍時の像面位置の変動を補正すると共に合焦を行う第4レンズ群とが配列され、
以下の条件式(1)を満足することを特徴とする。
(1)7.8<dz/fw<8.8
但し、
dz:変倍のための第2レンズ群の可動距離、
fw:レンズ全系の広角端での焦点距離、
とする。
従って、本発明撮像装置にあっては、小型に構成されながら、20倍を超える高変倍比による撮影が可能になる。また、像面湾曲が抑制された高品質の画像を得ることができる。
請求項2及び請求項8に記載した発明にあっては、ズームレンズが、条件式(2)2.0<f1/fa<2.3、(3)0.25<|f2/fa|<0.41、(4)0.58<f3/fa<3.25、(5)0.7<f4/fa<0.9(但し、fa:レンズ全系の望遠端での焦点距離をftとしてfa=√(fw・ft)、fi:第iレンズ群の焦点距離(i=1、2、3、4)、とする。)を満足するので、さらなる前玉径及び全長の小型化、必要なバックフォーカスの確保をしながら、球面収差等の収差が良好に補正され、さらに、大口径比化が可能となる。
請求項3に記載した発明にあっては、第3レンズ群が物体側の面が凸の非球面、像面側の面が凹の非球面から成る1枚のレンズによって構成され、第4レンズ群が物体側から像面側へと順に負レンズ、正レンズが配列されて構成されると共に、像面側の正レンズの像面側の面が非球面であるので、レンズ系の全長を短縮することができ、さらに、第4レンズ群を小型化することが可能となる。また、球面収差の補正が可能となる。さらに、像面湾曲と歪曲の補正が可能となる。
請求項4に記載した発明にあっては、第3レンズ群が物体側の面が凸の非球面、像面側の面が凹の非球面から成る1枚のレンズによって構成され、第4レンズ群が物体側から像面側へと順に負レンズ、正レンズ、正レンズが配列されて構成されると共に、像面側の正レンズの少なくとも1つの面が非球面であるので、レンズ系全長を短縮することができる。また、第4レンズ群を小型化することが可能となる。さらに、球面収差の補正が可能となる。
請求項5に記載した発明にあっては、レンズ全系が9枚のレンズによって構成されたので、さらなる小型化が可能である。
請求項6に記載した発明にあっては、レンズ全系が10枚のレンズによって構成されたので、小型化が可能である。
以下に、本発明ズームレンズ及び撮像装置を実施するための最良の形態について添付図面を参照して説明する。
本発明ズームレンズは、10枚以下のレンズで構成され20倍を超える変倍比を有し、物体側から像面側へと順に、正の屈折力を有し変倍時にその位置が固定である第1レンズ群と、負の屈折力を有し変倍時にその位置が移動される第2レンズ群と、正の屈折力を有し、少なくとも1面の非球面を含み、変倍時にその位置が固定である第3レンズ群と、正の屈折力を有し、少なくとも1面の非球面を含み、変倍時の像面位置の変動を補正すると共に合焦を行う第4レンズ群とが配列され、 以下の条件式(1)を満足する。
(1)7.8<dz/fw<8.8
但し、
dz:変倍のための第2レンズ群の可動距離、
fw:レンズ全系の広角端での焦点距離、
とする。
本発明ズームレンズは、上記した構成を有することにより、小型で20倍を超える変倍比、必要に応じて30倍以上の変倍比を実現でき、しかも優れた光学性能を有する。
上記条件式(1)は広角端から望遠端までの変倍時における第2レンズ群の移動距離dzとレンズ全系の広角端における焦点距離fwとの関係を規定するものである。
条件式(1)において、dz/fwの値が7.8を下回ると、30倍以上の変倍比を得るためには第2レンズ群のパワーを強くする必要が生じるが、これに伴ってペッツバール和が負の側に大きくなって、その補正が過剰となってしまう。逆に、dz/fwの値が8.8を超えると、ズームレンズの全長が長くなってしまうと共に、第2レンズ群を偏心させずに移動させることが困難となり実用的でなくなる。
本発明ズームレンズは、以下の条件式(2)、(3)、(4)、(5)を満足することが望ましい。
(2)2.0<f1/fa<2.3
(3)0.25<|f2/fa|<0.41
(4)0.58<f3/fa<3.25
(5)0.7<f4/fa<0.9
但し、
fa:レンズ全系の望遠端での焦点距離をftとしてfa(=√(fw・ft))、
fi:第iレンズ群の焦点距離(i=1、2、3、4)、
とする。
上記条件式(2)、(3)は第1レンズ群及び第2レンズ群それぞれの焦点距離f1、f2とfa(=√(fw・ft))との関係を規定するものである。
条件式(2)及び(3)において、f1/faの値が2を下回るか、又は、|f2/fa|の値が0.41を超えると、30倍以上の変倍比を確保するためには、広角端から望遠端までの変倍時における第2レンズ群の移動量を大きくしなければならず、ズームレンズの前玉径及び全長が大きくなってしまうので好ましくない。逆に、f1/faの値が2.3を超えるか、又は、|f2/fa|の値が0.25を下回ると、ペッツバール和が負の側に大きくなって補正が過剰となってしまう。
上記条件式(4)は第3レンズ群の焦点距離f3と上記faとの関係を規定するものである。
条件式(4)において、f3/faの値が0.58を下回ると球面収差の補正が困難になり、逆にf3/faの値が3.25を超えると、第4レンズ群のレンズ径を大きくする必要が生じ、大口径比化するためには不利となってしまう。
条件式(5)は第4レンズ群の焦点距離f4と前記faとの関係を規定するものである。
条件式(5)において、f4/faの値が0.7を下回ると、球面収差の補正が困難になると共に、バックフォーカスが短くなって、固体撮像素子を用いた撮像装置、例えば、ビデオカメラの撮像レンズとして用いた場合には、該撮像レンズに必要な光学フィルターを配置することが困難になってしまう。逆に、f4/faの値が0.9を超えると、第4レンズ群の移動量を大きくする必要が生じるため、ズームレンズの全長が大きくなってしまうので好ましくない。
また、第3レンズ群は、物体側の面が物体側に凸面を向け、像面側の面が物体側に凸面を向け、且つ、上記2つの面が非球面によって構成される1枚の正メニスカスレンズで構成されると共に、第4レンズ群が物体側から順に負レンズ、正レンズの2枚のレンズが配列されて構成され、正レンズの像面側の面が非球面によって構成されることが好ましい。特に、このような構成はレンズ全系が9枚のレンズによって構成される場合に好ましい。
第3レンズ群が物体側の面が凸の非球面、像面側の面が凹の非球面から成る1枚のレンズによって構成されると、第3レンズ群の主点位置をより物体側に位置させることができ、レンズ系の全長を短縮することができる。さらに、像面側の面が凹となることで、第3レンズ群から射出する光線高さが低くなり、第4レンズ群を小型化することが可能となる。また、非球面化することで第3レンズ群のパワーが上がることによる球面収差の補正が可能となる。さらに、また、第4レンズ群が物体側から像面側へと順に負レンズ、正レンズが配列されて構成され、像面側の正レンズの像面側の面が非球面であることにより、像面湾曲と歪曲の補正が可能となる。また、第4レンズ群の負レンズは一般的に非球面の製造が困難な屈折率1.9以上のレンズであり、さらに、一般的に凸レンズのほうが非球面の製造がしやすいことから、像面側の凸レンズを非球面とすることで、コストを下げることができる。
第3レンズ群及び第4レンズ群の構成に関し、上記したものの他に、第3レンズ群は、物体側の面が物体側に凸面を向け、像面側の面が物体側に凸面を向け、且つ、上記2つの面が非球面によって構成される1枚の正メニスカスレンズによって構成されると共に、第4レンズ群が物体側から順に負レンズ、正レンズ、正レンズと配列された3枚のレンズによって構成され、最も像面側に位置した正レンズの少なくとも一の面が非球面によって構成されるようにされることが好ましい。特に、このような構成はレンズ全系が10枚のレンズによって構成される場合に好ましい。
第3レンズ群が物体側の面が凸の非球面、像面側の面が凹の非球面から成る1枚のレンズによって構成されると、第3レンズ群の主点位置をより物体側に位置させることができ、レンズ系の全長を短縮することができる。さらに、像面側の面が凹となることで、第3レンズ群から射出する光線高さが低くなり、第4レンズ群を小型化することが可能となる。また、非球面化することで第3レンズ群のパワーが上がることによる球面収差の補正が可能となる。さらに、また、第4レンズ群が物体側から像面側へと順に負レンズ、正レンズ、正レンズが配列されて構成され、像面側の正レンズの少なくとも1つの面が非球面であることにより、像面湾曲と歪曲の補正が可能となる。また、最も像面側の正レンズが非球面の効果を持つため、負レンズと正レンズとの間に位置する正レンズに非球面の製造が一般的に困難なアッベ数が75よりも大きな低分散ガラスを球面レンズとして使用することができ、高倍率ズームレンズで発生しやすい色収差を低減することが可能となる。
以下に、本発明ズームレンズの実施の形態及び該実施の形態に具体的に数値を適用した数値実施例について説明する。
図1に示す第1の実施の形態にかかるズームレンズ1、図5に示す第2の実施の形態にかかるズームレンズ2及び図9に示す第3の実施の形態にかかるズームレズ3は、いずれも、物体側から順に、正の屈折力を有し変倍時にその位置が固定である第1レンズ群GR1と、負の屈折力を有し変倍時にその位置が移動される第2レンズ群GR2と、正の屈折力を有し、少なくとも1面の非球面を含み、変倍時にその位置が固定である第3レンズ群GR3と、正の屈折力を有し、少なくとも1面の非球面を含み、変倍時の像面位置の変動を補正すると共に合焦を行う第4レンズ群GR4とが配列されて成る4群9枚構成又は4群10枚構成のズームレンズであり、第4レンズ群GR4と像面Pとの間に配置されたローパスフィルタFLを有する、所謂リアフォーカスタイプのズームレンズである。
そして、第1レンズ群GR1は、物体側から順に配列されたL1、L2及びL3の3枚のレンズから成り全体として正の屈折力を有するようにされ、変倍時にその位置は固定されている。第2レンズ群GR2は、物体側から順に配列されたL4、L5及びL6の3枚のレンズから成り全体として負の屈折力を有するようにされ、変倍時にその位置が光軸方向に移動される。第3レンズ群GR3は、正の屈折力を有する1枚のレンズL7から成り、変倍時にその位置は固定されている。そして、第4レンズ群GR4は、第1及び第2の実施の形態1、2では物体側から順に配列されたL8、L9の2枚のレンズで、また第3の実施の形態3では、物体側から順に配列されたL8、L9、L10の3枚のレンズで、それぞれ構成されて全体として正の屈折力を有し、変倍時に第2レンズ群GR2の移動に伴う像面位置の補正と合焦のために光軸方向に移動する。
上記各ズームレンズ1、2、3における変倍(ズーミング)は、光軸方向に固定されている第1レンズ群GR1と第3レンズ群GR3との間で、第2レンズ群GR2が光軸方向に第1レンズ群GR1寄り又は第3レンズ群GR3寄りに移動することによってなされる。従って、該ズーミングによって、図1、図5、図9に示すように、第1レンズ群GR1のレンズL3の像面P側のレンズ面r5と第2レンズ群GR2のレンズL4の物体側のレンズ面r6との間の間隔d5及び第2レンズ群GR2のレンズL6の像面P側のレンズ面r10と第3レンズ群GR3のレンズL7の物体側のレンズ面r11との間の間隔d10が変化することになる。
また、上記ズーミングに伴う像面位置の変化を補正するためと合焦を行うために、第4レンズ群GR4が、第3レンズ群GR3とローパスフィルタFLとの間で、光軸方向に第3レンズ群GR3寄り又はローパスフィルタFL寄りに移動する。従って、上記第4レンズ群GR4の移動に伴って、第3レンズ群GR3のレンズL7の像面P側のレンズ面r12と第4レンズ群GR4のレンズL8の物体側のレンズ面r13との間の間隔d12及び第4レンズ群GR4のレンズL9の像面P側のレンズ面r15とローパスフィルタFLの物体側の面r16との間の間隔d15(ズームレンズ1、2の場合)、又は、レンズL10像面P側のレンズ面r17とローパスフィルタFLの物体側の面r18の間の間隔d17(ズームレンズ3の場合)が変化する。
ズームレンズ1、2、3において、また、第3レンズ群GR3を構成するレンズL7は、物体側の面r11が物体側に凸面を向け、像面側の面r12が物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズであり、上記両面r11とr12は非球面によって構成され、ズームレンズ1及び2において第4レンズ群GR4を構成する2枚のレンズL8、L9は、それぞれ負レンズ、正レンズであり、正レンズL9の像面P側の面r15 は非球面によって構成され、ズームレンズ3において第4レンズ群GR4を構成する3枚のレンズL8、L9、L10は、それぞれ負レンズ、正レンズ、正レンズであり、正レンズL10の両面r16、r17は非球面によって構成されるている。
以下に、上記ズームレンズ1、2、3に具体的数値を適用した数値実施例1、2、3のレンズデータについて表及び図を用いて説明する。
以下の各表において、「ri」は物体側からi番目のレンズ面の曲率半径、「di」は物体側からi番目の面とi+1番目の面と間の光軸(x−x)上における面間隔、[ni」は物体側からi番目の面のd線(波長587.6nm)に対する屈折率、「νi」は物体側からi番目の面におけるd線に対するアッベ数、「f」はレンズ全系の焦点距離、「Fno」は開放F値、「ω」は半画角を示す。また、「infinity」は当該面が平面であることを、「variable」は当該面間隔が可変間隔であることを示す。
また、上記各ズームレンズ1、2、3には、レンズ面が非球面によって構成されるものも含まれる。そして、非球面形状は、以下の数1式にて定義されるものとする。
Figure 2007057700
ここで、「Z」は非球面頂点における接平面と球面との光軸x−xからの高さ「H」(=√(X2+Y2))の時における光軸方向の距離、「1/R」は非球面頂点の曲率、「K」は円錐定数、「A2i」は第2i次の非球面係数、をそれぞれ示すものとする。
表1にズームレンズ1に具体的数値を適用した数値実施例1の諸元の値を示す。
Figure 2007057700
上述したように、ズームレンズ1において、d5、d10、d12及びd15の各面間隔がズーミング及びフォーカシングに伴って変化する。そこで、広角端から望遠端にズーミングがなされて焦点距離f(倍率)が1.00、5.55及び30.78へと変化した時の、数値実施例1におけるd5、d10、d12及びd15の各値を表2に示す。
Figure 2007057700
上述したように、ズームレンズ1において、r11、r12及びr15の各面は非球面によって構成されている。そこで、表3に数値実施例1におけるr11、r12及びr15の第4次、第6次、第8次及び第10次の非球面係数A4、A6、A8及びA10を示す。なお、表3及び以下の非球面係数を示す表において「E−i」は10を底とする指数表現、すなわち、「10−i」を表しており、例えば、「0.12345E-05」は「0.12345×10−5」を表している。
Figure 2007057700
表4に数値実施例1におけるf、Fno、2ω及び上記各条件式(1)、(2)、(3)、(4)、(5)に対応したdz/fw、f1/fa、|f2/fa|、f3/fa及びf4/faの各値を示す。
Figure 2007057700
図2乃至図4にそれぞれ、数値実施例1における広角端、標準焦点距離及び望遠端における球面収差、非点収差及び歪曲収差の各収差図を示す。それぞれ波長d線(波長587.6nm)における値を示し、また、非点収差図において、実線はサジタル像面、破線はメリディオナル像面における値を示すものである(以下に示す図6乃至図8、図10乃至図12においても同様とする。)。
表5にズームレンズ2に具体的数値を適用した数値実施例2の諸元の値を示す。
Figure 2007057700
上述したように、ズームレンズ2において、d5、d10、d12及びd15の各面間隔がズーミング及びフォーカシングに伴って変化する。そこで、広角端から望遠端にズーミングがなされて焦点距離f(倍率)が1.00、5.55及び30.82へと変化した時の、数値実施例2におけるd5、d10、d12及びd15の各値を表6に示す。
Figure 2007057700
上述したように、ズームレンズ2において、r11、r12及びr15の各面は非球面によって構成されている。そこで、表7に数値実施例2におけるr11、r12及びr15の第4次、第6次、第8次及び第10次の非球面係数A4、A6、A8及びA10を示す。
Figure 2007057700
表8に数値実施例2におけるf、Fno、2ω及び上記各条件式(1)、(2)、(3)、(4)、(5)に対応したdz/fw、f1/fa、|f2/fa|、f3/fa及びf4/faの各値を示す。
Figure 2007057700
図6乃至図8にそれぞれ、ズームレンズ2の広角端、標準焦点距離及び望遠端における球面収差、非点収差及び歪曲収差の各収差図を示す。
表9にズームレンズ3に具体的数値を適用した数値実施例3の諸元の値を示す。
Figure 2007057700
上述したように、ズームレンズ3において、d5、d10、d12及びd17の各面間隔がズーミング及びフォーカシングに伴って変化する。そこで、広角端から望遠端にズーミングがなされて焦点距離f(倍率)が1.00、5.55及び30.63へと変化した時の、数値実施例3におけるd5、d10、d12及びd17の各値を表10に示す。
Figure 2007057700
上述したように、ズームレンズ3において、r11、r12、r16及びr17の各面は非球面によって構成されている。そこで、表11に数値実施例3におけるr11、r12、r16及びr17の第4次、第6次、第8次及び第10次の非球面係数A4、A6、A8及びA10を示す。
Figure 2007057700
表12に数値実施例3におけるf、Fno、2ω及び上記各条件式(1)、(2)、(3)、(4)、(5)に対応したdz/fw、f1/fa、|f2/fa|、f3/fa及びf4/faの各値を示す。
Figure 2007057700
図10乃至図12にそれぞれ、ズームレンズ3の広角端、標準焦点距離及び望遠端における球面収差、非点収差及び歪曲収差の各収差図を示す。
上記各実施形態及び数値実施例からも明らかなように、本発明ズームレンズは、上記各条件式(1)、(2)、(3)、(4)、(5)を満たすことにより少ない枚数のレンズによって20倍を越える高変倍比、上記各数値実施例では30倍程度の高変倍比を有するズームレンズを得ることができ、例えば、ビデオカメラ用のズームレンズとして好適である。
図13に本発明撮像装置の実施の形態を示す。この実施の形態は本発明撮像装置をデジタルビデオカメラとして適用したものである。
この実施の形態にかかるデジタルビデオカメラ10は、光学レンズ部11、光電変換部12、カメラ機能制御部13、画像信号処理部14、LCD(Liquid Crystal Display)15、画像入出力部16、音声入出力部17、音声信号処理部18、通信部19、制御部20、操作入力部31、ディスクドライブ、テープドライブ等の記録ドライブ32、メモリーカード33を備えたものである。
光学レンズ部11はズームレンズ、フォーカス機構、絞り機構、シャッター機構、ズーム機構などを備え、カメラ機能制御部13からの駆動信号に応じて、フォーカス機構、絞り機構、シャッター機構、ズーム機構を制御し、目的とする被写体の画像を取り込んで、光電変換部12の所定の部分に結像させるようにする。ズームレンズには上記した本発明ズームレンズが使用され、具体的には、上記第1の実施の形態乃至第3の実施の形態にかかる各ズームレンズ1、2、3のいずれか、あるいは、図示しない本発明ズームレンズが使用される。
光電変換部12は、CCD(Charge Coupled Device)、CMOS(Complementary Metal-Oxide Semiconductor)等の撮像素子、処理回路などを備えたものであり、光学レンズ部11によって取り込まれた被写体の画像を撮像素子によって電気信号(画像信号)に変換するとともに、得られた画像信号に対して、光電変換部12の前処理回路において必要な前処理を施す。光電変換部12の前処理回路においては、例えば、CDS(Correlated Double Sampling)処理を行うなどしてS/N比を良好に保つようにするとともに、AGC(Automatic Gain Control)処理を行って利得を制御するなどの処理を行う。そして、所定の前処理が施された画像信号は、A/D(Analog/Digital)変換されて、これが画像信号処理部14に供給される。
画像信号処理部14は、DSP(Digital Signal Processor)の構成とされたものであり、制御部20からの制御に応じて、光電変換部12からの画像データに対して、AF(Auto Focus)、AE(Auto Exposure)、AWB(Auto White Balance)などのカメラ信号処理を施す。
そして、カメラ信号処理後の画像データからLCD15に供給するためのアナログ画像信号を形成し、これをLCD15に供給することにより、被写体の画像をLCD15を通じて確認することができるようにされる。また、この実施の形態のデジタルビデオカメラの場合には、同時に、画像信号処理部14からのアナログ画像信号を画像入出力部16を通じて、他の記録再生機器やモニタ受像機などの外部機器に供給することもできるようにしている。
そして、画像信号処理部14は、カメラ信号処理が行われた画像データを、予め決められた圧縮方式でデータ圧縮し、これを制御部20を通じて記録ドライブ32に装着された記録媒体やメモリカード33に記録する。上記記録ドライブ32の記録媒体としてはハードディスクやDVD(Digital Versatile Disc)−RAM、DVD−RW/R等の着脱可能なディスク型記録媒体、あるいはカセットに収納された磁気テープを使用することができる。そして、例えば、動画の撮影時には、再度、撮影スタートキーが操作され、動画の撮影の停止指示が与えられるまで、被写体の画像が順次に取り込まれ、動画データとして記録ドライブ32の記録媒体に記録される。また、シャッターキーが操作された時には、光電変換部12に結像している画像が静止画として取り込まれ、静止画データとしてメモリカード33に記録される。上記メモリカード33は図示しないカードスロットに着脱自在に装着されるようになっている。なお、静止画データを記録ドライブ32の記録媒体に記録し、動画データをメモリカード33に記録することも可能である。
また、動画の撮影時においては、図示しないマイクロホンを通じて収音して電気信号に変換することにより得た音声信号をデジタル信号に変換し、これを所定の圧縮方式でデータ圧縮して、動画データとともに、記録ドライブ32の記録媒体に記録することもできる。
また、このデジタルビデオカメラ10にあっては、ビデオテープレコーダなどの外部機器から供給される情報であって、画像入出力部16を通じて受け付けたアナログ画像信号と、音声入出力部17を通じて受け付けたアナログ音声信号とを、記録ドライブ32の記録媒体に記録することもできる。
制御部20は、デジタルビデオカメラ10の各部を制御するものであり、CPU(Central Processing Unit)21、ROM(Read Only Memory)22、RAM(Random Access Memory)23、EEPROM(Electrical Erasable and Programmable ROM)24がシステムバス25を通じて接続され、マイクロコンピュータの構成とされたものである。
上記ROM22は、CPU21により実行される各種の処理プログラムや各種の処理に用いられる情報等が予め記録されたものである。RAM23は、各処理において途中結果を一時記憶するなど、主に作業領域として用いられるものである。EEPROM24は、いわゆる不揮発性メモリーであり、このデジタルビデオカメラの電源が落とされた場合にも保持しておく必要のあるデータ、例えば、各種の設定パラメータなどを記憶保持するものである。
このデジタルビデオカメラ10においては、通信部19を通じて受信した動画データ、静止画データ、音楽などの音声データ、その他種々のデータを記録ドライブ32の記録媒体に記録することもできる。通信部19は、イーサネット(登録商標)やUSB(Universal Serial Bus)などの有線インターフェースを通じてデータの送受を行ったり、また、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.11a/b/gやBlueToothなどの無線インターフェースを通じてデータの送受を行ったりするものである。
た、通信部19を通じて、記録ドライブ32の記録媒体などに記録されているデジタルデータをネットワークに接続された外部機器に供給することもできる。
上記した撮像装置10は、本発明をデジタルビデオカメラに適用したものであるが、その他にも具体的製品としては、各種の形態を採りうる。例えば、デジタルスチルカメラ、カメラが組み込まれた携帯電話、カメラが組み込まれたPDA(Personal Digital Assistant)等々のデジタル入出力機器のカメラ部等として、広く適用することができる。
なお、上記した各実施の形態及び数値実施例において示された各部の具体的形状及び数値は、何れも本発明を実施するに際して行う具体化のほんの一例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されることがあってはならないものである。
本発明ズームレンズの第1の実施の形態のレンズ構成を示す図である。 図3及び図4と共に第1の実施の形態に具体的数値を適用した数値実施例1の各種収差を示す図であり、本図は広角端における球面収差、非点収差、歪曲収差を示すものである。 標準焦点距離における球面収差、非点収差、歪曲収差を示すものである。 望遠端における球面収差、非点収差、歪曲収差を示すものである。 本発明ズームレンズの第2の実施の形態のレンズ構成を示す図である。 図7及び図8と共に第2の実施の形態に具体的数値を適用した数値実施例2の各種収差を示す図であり、本図は広角端における球面収差、非点収差、歪曲収差を示すものである 標準焦点距離における球面収差、非点収差、歪曲収差を示すものである。 望遠端における球面収差、非点収差、歪曲収差を示すものである。 本発明ズームレンズの第3の実施の形態のレンズ構成を示す図である。 図11及び図12と共に第3の実施の形態に具体的数値を適用した数値実施例3の各種収差を示す図であり、本図は広角端における球面収差、非点収差、歪曲収差を示すものである 標準焦点距離における球面収差、非点収差、歪曲収差を示すものである。 望遠端における球面収差、非点収差、歪曲収差を示すものである。 本発明撮像装置の実施の形態を示すブロック図である。
符号の説明
1…ズームレンズ、2…ズームレンズ、3…ズームレンズ、GR1…第1レンズ群、GR2…第2レンズ群、GR3…第3レンズ群、GR4…第4レンズ群、10…デジタルビデオカメラ(撮像装置)

Claims (8)

  1. 10枚以下のレンズで構成され20倍を超える変倍比を有するズームレンズであって、
    物体側から像面側へと順に、正の屈折力を有し変倍時にその位置が固定である第1レンズ群と、負の屈折力を有し変倍時にその位置が移動される第2レンズ群と、正の屈折力を有し、少なくとも1面の非球面を含み、変倍時にその位置が固定である第3レンズ群と、正の屈折力を有し、少なくとも1面の非球面を含み、変倍時の像面位置の変動を補正すると共に合焦を行う第4レンズ群とが配列され、
    以下の条件式(1)を満足することを特徴とするズームレンズ。
    (1)7.8<dz/fw<8.8
    但し、
    dz:変倍のための第2レンズ群の可動距離、
    fw:レンズ全系の広角端での焦点距離、
    とする。
  2. 以下の条件式(2)、(3)、(4)、(5)を満足することを特徴とする請求項1に記載のズームレンズ。
    (2)2.0<f1/fa<2.3
    (3)0.25<|f2/fa|<0.41
    (4)0.58<f3/fa<3.25
    (5)0.7<f4/fa<0.9
    但し、
    fa:レンズ全系の望遠端での焦点距離をftとしてfa=√(fw・ft)、
    fi:第iレンズ群の焦点距離(i=1、2、3、4)、
    とする。
  3. 第3レンズ群が物体側の面が凸の非球面、像面側の面が凹の非球面から成る1枚のレンズによって構成され、
    第4レンズ群が物体側から像面側へと順に負レンズ、正レンズが配列されて構成されると共に、像面側の正レンズの像面側の面が非球面である
    ことを特徴とする請求項2に記載のズームレンズ。
  4. 第3レンズ群が物体側の面が凸の非球面、像面側の面が凹の非球面から成る1枚のレンズによって構成され、
    第4レンズ群が物体側から像面側へと順に負レンズ、正レンズ、正レンズが配列されて構成されると共に、像面側の正レンズの少なくとも1つの面が非球面である
    ことを特徴とする請求項2に記載のズームレンズ。
  5. レンズ全系が9枚のレンズによって構成された
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のズームレンズ。
  6. レンズ全系が10枚のレンズによって構成された
    ことを特徴とする請求項1、2又は4のいずれかに記載のズームレンズ。
  7. 10枚以下のレンズで構成され20倍を超える変倍比を有するズームレンズと、上記ズームレンズによって形成された画像を電気信号に変換する撮像手段とを備えた撮像装置であって、
    上記ズームレンズは、物体側から像面側へと順に、正の屈折力を有し変倍時にその位置が固定である第1レンズ群と、負の屈折力を有し変倍時にその位置が移動される第2レンズ群と、正の屈折力を有し、少なくとも1面の非球面を含み、変倍時にその位置が固定である第3レンズ群と、正の屈折力を有し、少なくとも1面の非球面を含み、変倍時の像面位置の変動を補正すると共に合焦を行う第4レンズ群とが配列され、
    以下の条件式(1)を満足することを特徴とする撮像装置。
    (1)7.8<dz/fw<8.8
    但し、
    dz:変倍のための第2レンズ群の可動距離、
    fw:レンズ全系の広角端での焦点距離、
    とする。
  8. 上記ズームレンズが以下の条件式(2)、(3)、(4)、(5)を満足することを特徴とする請求項7に記載の撮像装置。
    (2)2.0<f1/fa<2.3
    (3)0.25<|f2/fa|<0.41
    (4)0.58<f3/fa<3.25
    (5)0.7<f4/fa<0.9
    但し、
    fa:レンズ全系の望遠端での焦点距離をftとしてfa=√(fw・ft)、
    fi:第iレンズ群の焦点距離(i=1、2、3、4)、
    とする。
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