JP6287647B2 - ズームレンズおよび撮像装置 - Google Patents
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−0.97<fw/f12w<−0.3 ……(1)
0.1<β4w<0.4 ……(2)
ただし、
fw:広角端におけるレンズ全系の焦点距離、
f12w:広角端における前記第1レンズ群と前記第2レンズ群との合成焦点距離
β4w:広角端における前記第4レンズ群の横倍率
β5:前記第5レンズ群の横倍率
とする。
−0.97<fw/f12w<−0.3 ……(1)
0.1<β4w<0.4 ……(2)
0.52<1/β5<0.8 ……(3)
ただし、
fw:広角端におけるレンズ全系の焦点距離、
f12w:広角端における前記第1レンズ群と前記第2レンズ群との合成焦点距離、
β4w:広角端における前記第4レンズ群の横倍率
β5:前記第5レンズ群の横倍率
とする。
なお、ここに記載された効果は必ずしも限定されるものではなく、本開示中に記載されたいずれかの効果であってもよい。
1.レンズの基本構成
2.作用・効果
3.撮像装置への適用例
4.レンズの数値実施例
5.その他の実施の形態
図1は、本開示の一実施の形態に係るズームレンズの第1の構成例を示している。図5は、ズームレンズの第2の構成例を示している。図9は、ズームレンズの第3の構成例を示している。図13は、ズームレンズの第4の構成例を示している。これらの構成例に具体的な数値を適用した数値実施例は後述する。図1等において、Z1は光軸を示す。ズームレンズと像面IMGとの間には、撮像素子保護用のシールガラスや各種の光学フィルタFL等の光学部材が配置されていてもよい。
以下、本実施の形態に係るズームレンズの構成を、適宜図1等に示した構成例に対応付けて説明するが、本開示による技術は、図示した構成例に限定されるものではない。
次に、本実施の形態に係るズームレンズの作用および効果を説明する。併せて、本実施の形態に係るズームレンズにおける望ましい構成を説明する。
なお、本明細書に記載された効果はあくまでも例示であって限定されるものではなく、また他の効果があってもよい。
−0.97<fw/f12w<−0.3 ……(1)
ただし、
fw:広角端におけるレンズ全系の焦点距離、
f12w:広角端における第1レンズ群GR1と第2レンズ群GR2との合成焦点距離、
β4w:広角端における第4レンズ群GR1の横倍率
とする。
−0.97<fw/f12w<−0.6 ……(1)’
−0.97<fw/f12w<−0.63 ……(1)’’
0.1<β4w<0.4 ……(2)
ただし、
β4w:広角端における第4レンズ群GR4の横倍率
とする。
0.1<β4w<0.3 ……(2)’
0.13<β4w<0.23 ……(2)’’
0.52<1/β5<0.8 ……(3)
ただし、
β5:第5レンズ群GR5の横倍率
とする。
0.55<1/β5<0.75 ……(3)’
図17は、本実施の形態に係るズームレンズを適用した撮像装置100の一構成例を示している。この撮像装置100は、例えばデジタルスチルカメラであり、カメラブロック10と、カメラ信号処理部20と、画像処理部30と、LCD(Liquid Crystal Display)40と、R/W(リーダ/ライタ)50と、CPU(Central Processing Unit)60と、入力部70と、レンズ駆動制御部80とを備えている。
撮影の待機状態では、CPU60による制御の下で、カメラブロック10において撮影された画像信号が、カメラ信号処理部20を介してLCD40に出力され、カメラスルー画像として表示される。また、例えば入力部70からのズーミングやフォーカシングのための指示入力信号が入力されると、CPU60がレンズ駆動制御部80に制御信号を出力し、レンズ駆動制御部80の制御に基づいてズームレンズ11の所定のレンズが移動する。
次に、本実施の形態に係るズームレンズの具体的な数値実施例について説明する。ここでは、図1、図5、図9および図13に示した各構成例のズームレンズ1〜4に、具体的な数値を適用した数値実施例を説明する。
x=cy2/[1+{1−(1+κ)c2y2}1/2]+Ay4+By6+Cy8+Dy10
x:サグ量(レンズ面頂点からの光軸方向の距離)
y:光軸と垂直な方向の高さ
c:レンズ頂点での近軸曲率(近軸曲率半径の逆数)
κ:円錐定数
A:4次の非球面係数
B:6次の非球面係数
C:8次の非球面係数
D:10次の非球面係数
である。
以下の各数値実施例が適用されるズームレンズ1〜4はいずれも、上記したレンズの基本構成および、望ましい条件を満足した構成となっている。すなわち、ズームレンズ1〜4はいずれも、物体側より順に、正の屈折力を有する第1レンズ群GR1と、負の屈折力を有する第2レンズ群GR2と、正の屈折力を有する第3レンズ群GR3と、正の屈折力を有する第4レンズ群GR4と、負の屈折力を有する第5レンズ群GR5とが配置された、実質的に5つのレンズ群で構成されている。
[表1]に、図1に示したズームレンズ1に具体的な数値を適用した数値実施例1のレンズデータを示す。ズームレンズ1において、第6面、第9面、第16面、第21面、第23面、第25面、第32面には非球面が形成されている。それらの非球面における4次、6次、8次、10次の非球面係数A、B、C、Dの値を円錐定数κの値と共に[表2]に示す。
[表5]に、図5に示したズームレンズ2に具体的な数値を適用した数値実施例2のレンズデータを示す。ズームレンズ2において、第6面、第16面、第21面、第23面、第25面、第32面には非球面が形成されている。それらの非球面における4次、6次、8次、10次の非球面係数A、B、C、Dの値を円錐定数κの値と共に[表6]に示す。
[表9]に、図9に示したズームレンズ3に具体的な数値を適用した数値実施例3のレンズデータを示す。ズームレンズ3において、第6面、第9面、第14面、第20面、第22面、第24面、第31面には非球面が形成されている。それらの非球面における4次、6次、8次、10次の非球面係数A、B、C、Dの値を円錐定数κの値と共に[表10]に示す。
[表13]に、図13に示したズームレンズ4に具体的な数値を適用した数値実施例3のレンズデータを示す。ズームレンズ4において、第6面、第9面、第16面、第21面、第23面、第25面、第32面には非球面が形成されている。それらの非球面における4次、6次、8次、10次の非球面係数A、B、C、Dの値を円錐定数κの値と共に[表14]に示す。
[表17]には、上述の各条件式に関する値を、各数値実施例についてまとめたものを示す。[表17]から分かるように、各条件式について、各数値実施例の値がその数値範囲内となっている。
本開示による技術は、上記実施の形態および実施例の説明に限定されず種々の変形実施が可能である。
例えば、上記各数値実施例において示した各部の形状および数値は、いずれも本技術を実施するための具体化のほんの一例に過ぎず、これらによって本技術の技術的範囲が限定的に解釈されることがあってはならないものである。
[1]
物体側から順に、
正の屈折力を有する第1レンズ群と、
負の屈折力を有する第2レンズ群と、
正の屈折力を有する第3レンズ群と、
正の屈折力を有する第4レンズ群と、
負の屈折力を有する第5レンズ群とからなり、
変倍に際して、前記第1レンズ群、前記第2レンズ群、前記第3レンズ群、および前記第4レンズ群の各レンズ群が光軸に沿って移動し、前記第5レンズ群が固定とされ、
被写体距離が無限遠から近接に変化する際に、前記第4レンズ群が光軸に沿って物体側に移動し、
かつ、以下の条件式を満足するズームレンズ。
−0.97<fw/f12w<−0.6 ……(1)’
ただし、
fw:広角端におけるレンズ全系の焦点距離、
f12w:広角端における前記第1レンズ群と前記第2レンズ群との合成焦点距離
とする。
[2]
さらに以下の条件式を満足する
上記[1]に記載のズームレンズ。
0.1<β4w<0.4 ……(2)
ただし、
β4w:広角端における前記第4レンズ群の横倍率
とする。
[3]
さらに以下の条件式を満足する
上記[1]または[2]に記載のズームレンズ。
0.52<1/β5<0.8 ……(3)
ただし、
β5:前記第5レンズ群の横倍率
とする。
[4]
前記第4レンズ群のレンズ構成枚数は2枚以下である
上記[1]ないし[3]のいずれか1つに記載のズームレンズ。
[5]
前記第5レンズ群は、少なくとも1枚の正レンズと少なくとも1枚の負レンズとで構成される
上記[1]ないし[4]のいずれか1つに記載のズームレンズ。
[6]
開口絞りが前記第2レンズ群と前記第3レンズ群との間、または前記第3レンズ群の内部に配置され、変倍に際し前記第3レンズ群と前記開口絞りとが一体的に移動する
上記[1]ないし[5]のいずれか1つに記載のズームレンズ。
[7]
広角端状態から望遠端状態までレンズ位置状態が変化する際に、
前記第1レンズ群と前記第2レンズ群との間隔が増大し、
前記第2レンズ群と前記第3レンズ群との間隔が減少し、
前記第3レンズ群と前記第4レンズ群との間隔が変化し、
前記第4レンズ群と前記第5レンズ群との間隔が増大する
上記[1]ないし[5]のいずれか1つに記載のズームレンズ。
[8]
実質的に屈折力を有さないレンズをさらに備えた
上記[1]ないし[7]のいずれか1つに記載のズームレンズ。
[9]
物体側から順に、
正の屈折力を有する第1レンズ群と、
負の屈折力を有する第2レンズ群と、
正の屈折力を有する第3レンズ群と、
正の屈折力を有する第4レンズ群と、
負の屈折力を有する第5レンズ群とからなり、
変倍に際して、前記第1レンズ群、前記第2レンズ群、前記第3レンズ群、および前記第4レンズ群の各レンズ群が光軸に沿って移動し、前記第5レンズ群が固定とされ、
被写体距離が無限遠から近接に変化する際に、前記第4レンズ群が光軸に沿って物体側に移動し、
かつ、以下の条件式を満足するズームレンズ。
−0.97<fw/f12w<−0.3 ……(1)
0.1<β4w<0.4 ……(2)
ただし、
fw:広角端におけるレンズ全系の焦点距離、
f12w:広角端における前記第1レンズ群と前記第2レンズ群との合成焦点距離、
β4w:広角端における前記第4レンズ群の横倍率
とする。
[10]
さらに以下の条件式を満足する
上記[9]に記載のズームレンズ。
0.52<1/β5<0.8 ……(3)
ただし、
β5:前記第5レンズ群の横倍率
とする。
[11]
前記第4レンズ群のレンズ構成枚数は2枚以下である
上記[9]または[10]に記載のズームレンズ。
[12]
前記第5レンズ群は、少なくとも1枚の正レンズと少なくとも1枚の負レンズとで構成される
上記[9]ないし[11]のいずれか1つに記載のズームレンズ。
[13]
開口絞りが前記第2レンズ群と前記第3レンズ群との間、または前記第3レンズ群の内部に配置され、変倍に際し前記第3レンズ群と前記開口絞りとが一体的に移動する
上記[9]ないし[12]のいずれか1つに記載のズームレンズ。
[14]
広角端状態から望遠端状態までレンズ位置状態が変化する際に、
前記第1レンズ群と前記第2レンズ群との間隔が増大し、
前記第2レンズ群と前記第3レンズ群との間隔が減少し、
前記第3レンズ群と前記第4レンズ群との間隔が変化し、
前記第4レンズ群と前記第5レンズ群との間隔が増大する
上記[9]ないし[13]のいずれか1つに記載のズームレンズ。
[15]
実質的に屈折力を有さないレンズをさらに備えた
上記[9]ないし[14]のいずれか1つに記載のズームレンズ。
[16]
ズームレンズと、前記ズームレンズによって形成された光学像に応じた撮像信号を出力する撮像素子とを含み、
前記ズームレンズは、
物体側から順に、
正の屈折力を有する第1レンズ群と、
負の屈折力を有する第2レンズ群と、
正の屈折力を有する第3レンズ群と、
正の屈折力を有する第4レンズ群と、
負の屈折力を有する第5レンズ群とからなり、
変倍に際して、前記第1レンズ群、前記第2レンズ群、前記第3レンズ群、および前記第4レンズ群の各レンズ群が光軸に沿って移動し、前記第5レンズ群が固定とされ、
被写体距離が無限遠から近接に変化する際に、前記第4レンズ群が光軸に沿って物体側に移動し、
かつ、以下の条件式を満足する撮像装置。
−0.97<fw/f12w<−0.6 ……(1)’
ただし、
fw:広角端におけるレンズ全系の焦点距離、
f12w:広角端における前記第1レンズ群と前記第2レンズ群との合成焦点距離
とする。
[17]
前記ズームレンズは、実質的に屈折力を有さないレンズをさらに備える
上記[16]に記載の撮像装置。
[18]
ズームレンズと、前記ズームレンズによって形成された光学像に応じた撮像信号を出力する撮像素子とを含み、
前記ズームレンズは、
物体側から順に、
正の屈折力を有する第1レンズ群と、
負の屈折力を有する第2レンズ群と、
正の屈折力を有する第3レンズ群と、
正の屈折力を有する第4レンズ群と、
負の屈折力を有する第5レンズ群とからなり、
変倍に際して、前記第1レンズ群、前記第2レンズ群、前記第3レンズ群、および前記第4レンズ群の各レンズ群が光軸に沿って移動し、前記第5レンズ群が固定とされ、
被写体距離が無限遠から近接に変化する際に、前記第4レンズ群が光軸に沿って物体側に移動し、
かつ、以下の条件式を満足する撮像装置。
−0.97<fw/f12w<−0.3 ……(1)
0.1<β4w<0.4 ……(2)
ただし、
fw:広角端におけるレンズ全系の焦点距離、
f12w:広角端における前記第1レンズ群と前記第2レンズ群との合成焦点距離、
β4w:広角端における前記第4レンズ群の横倍率
とする。
[19]
前記ズームレンズは、実質的に屈折力を有さないレンズをさらに備える
上記[18]に記載の撮像装置。
IMG…像面、FL…光学フィルタ。
Claims (15)
- 物体側から順に、
正の屈折力を有する第1レンズ群と、
負の屈折力を有する第2レンズ群と、
正の屈折力を有する第3レンズ群と、
正の屈折力を有する第4レンズ群と、
負の屈折力を有し、少なくとも1枚の正レンズと少なくとも1枚の負レンズとで構成された第5レンズ群とからなり、
変倍に際して、前記第1レンズ群、前記第2レンズ群、前記第3レンズ群、および前記第4レンズ群の各レンズ群が光軸に沿って移動し、前記第5レンズ群が固定とされ、
被写体距離が無限遠から近接に変化する際に、前記第4レンズ群が光軸に沿って物体側に移動し、
かつ、以下の条件式を満足するズームレンズ。
−0.97<fw/f12w<−0.3 ……(1)
0.1<β4w<0.4 ……(2)
ただし、
fw:広角端におけるレンズ全系の焦点距離、
f12w:広角端における前記第1レンズ群と前記第2レンズ群との合成焦点距離
β4w:広角端における前記第4レンズ群の横倍率
β5:前記第5レンズ群の横倍率
とする。 - 前記第4レンズ群のレンズ構成枚数は2枚以下である
請求項1に記載のズームレンズ。 - 開口絞りが前記第2レンズ群と前記第3レンズ群との間、または前記第3レンズ群の内部に配置され、変倍に際し前記第3レンズ群と前記開口絞りとが一体的に移動する
請求項1または2に記載のズームレンズ。 - 広角端状態から望遠端状態までレンズ位置状態が変化する際に、
前記第1レンズ群と前記第2レンズ群との間隔が増大し、
前記第2レンズ群と前記第3レンズ群との間隔が減少し、
前記第3レンズ群と前記第4レンズ群との間隔が変化し、
前記第4レンズ群と前記第5レンズ群との間隔が増大する
請求項1ないし3のいずれか1つに記載のズームレンズ。 - 実質的に屈折力を有さないレンズをさらに備えた
請求項1ないし4のいずれか1つに記載のズームレンズ。 - 物体側から順に、
正の屈折力を有する第1レンズ群と、
負の屈折力を有する第2レンズ群と、
正の屈折力を有する第3レンズ群と、
正の屈折力を有する第4レンズ群と、
負の屈折力を有する第5レンズ群とからなり、
変倍に際して、前記第1レンズ群、前記第2レンズ群、前記第3レンズ群、および前記第4レンズ群の各レンズ群が光軸に沿って移動し、前記第5レンズ群が固定とされ、
被写体距離が無限遠から近接に変化する際に、前記第4レンズ群が光軸に沿って物体側に移動し、
かつ、以下の条件式を満足するズームレンズ。
−0.97<fw/f12w<−0.3 ……(1)
0.1<β4w<0.4 ……(2)
0.52<1/β5<0.8 ……(3)
ただし、
fw:広角端におけるレンズ全系の焦点距離、
f12w:広角端における前記第1レンズ群と前記第2レンズ群との合成焦点距離、
β4w:広角端における前記第4レンズ群の横倍率
β5:前記第5レンズ群の横倍率
とする。 - 前記第4レンズ群のレンズ構成枚数は2枚以下である
請求項6に記載のズームレンズ。 - 前記第5レンズ群は、少なくとも1枚の正レンズと少なくとも1枚の負レンズとで構成される
請求項6または7に記載のズームレンズ。 - 開口絞りが前記第2レンズ群と前記第3レンズ群との間、または前記第3レンズ群の内部に配置され、変倍に際し前記第3レンズ群と前記開口絞りとが一体的に移動する
請求項6ないし8のいずれか1つに記載のズームレンズ。 - 広角端状態から望遠端状態までレンズ位置状態が変化する際に、
前記第1レンズ群と前記第2レンズ群との間隔が増大し、
前記第2レンズ群と前記第3レンズ群との間隔が減少し、
前記第3レンズ群と前記第4レンズ群との間隔が変化し、
前記第4レンズ群と前記第5レンズ群との間隔が増大する
請求項6ないし9のいずれか1つに記載のズームレンズ。 - 実質的に屈折力を有さないレンズをさらに備えた
請求項6ないし10のいずれか1つに記載のズームレンズ。 - ズームレンズと、前記ズームレンズによって形成された光学像に応じた撮像信号を出力する撮像素子とを含み、
前記ズームレンズは、
物体側から順に、
正の屈折力を有する第1レンズ群と、
負の屈折力を有する第2レンズ群と、
正の屈折力を有する第3レンズ群と、
正の屈折力を有する第4レンズ群と、
負の屈折力を有し、少なくとも1枚の正レンズと少なくとも1枚の負レンズとで構成された第5レンズ群とからなり、
変倍に際して、前記第1レンズ群、前記第2レンズ群、前記第3レンズ群、および前記第4レンズ群の各レンズ群が光軸に沿って移動し、前記第5レンズ群が固定とされ、
被写体距離が無限遠から近接に変化する際に、前記第4レンズ群が光軸に沿って物体側に移動し、
かつ、以下の条件式を満足する撮像装置。
−0.97<fw/f12w<−0.3 ……(1)
0.1<β4w<0.4 ……(2)
ただし、
fw:広角端におけるレンズ全系の焦点距離、
f12w:広角端における前記第1レンズ群と前記第2レンズ群との合成焦点距離
β4w:広角端における前記第4レンズ群の横倍率
β5:前記第5レンズ群の横倍率
とする。 - 前記ズームレンズは、実質的に屈折力を有さないレンズをさらに備える
請求項12に記載の撮像装置。 - ズームレンズと、前記ズームレンズによって形成された光学像に応じた撮像信号を出力する撮像素子とを含み、
前記ズームレンズは、
物体側から順に、
正の屈折力を有する第1レンズ群と、
負の屈折力を有する第2レンズ群と、
正の屈折力を有する第3レンズ群と、
正の屈折力を有する第4レンズ群と、
負の屈折力を有する第5レンズ群とからなり、
変倍に際して、前記第1レンズ群、前記第2レンズ群、前記第3レンズ群、および前記第4レンズ群の各レンズ群が光軸に沿って移動し、前記第5レンズ群が固定とされ、
被写体距離が無限遠から近接に変化する際に、前記第4レンズ群が光軸に沿って物体側に移動し、
かつ、以下の条件式を満足する撮像装置。
−0.97<fw/f12w<−0.3 ……(1)
0.1<β4w<0.4 ……(2)
0.52<1/β5<0.8 ……(3)
ただし、
fw:広角端におけるレンズ全系の焦点距離、
f12w:広角端における前記第1レンズ群と前記第2レンズ群との合成焦点距離、
β4w:広角端における前記第4レンズ群の横倍率
β5:前記第5レンズ群の横倍率
とする。 - 前記ズームレンズは、実質的に屈折力を有さないレンズをさらに備える
請求項14に記載の撮像装置。
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