JP2007050951A5 - - Google Patents

Claims (10)

1. 紙葉類の搬送方向を逆転させるスイッチバック部と、
   このスイッチバック部を介して紙葉類を搬送するスイッチバックパスと、
   上記スイッチバック部を迂回するように上記スイッチバックパスの分岐点と合流点を連絡したストレートパスと、
   上記スイッチバックパスに配置された第１のセンサを有し、この第１のセンサの出力に基づいて、上記スイッチバックパスにおける紙葉類の搬送速度を検出する第１の速度検出部と、
   上記ストレートパスに配置された第２のセンサを有し、この第２のセンサの出力に基づいて、上記ストレートパスにおける紙葉類の搬送速度を検出する第２の速度検出部と、
   上記第１の速度検出部、および第２の速度検出部による検出結果に基づいて、上記スイッチバック部へアサインされた紙葉類が上記スイッチバックパスを通って上記分岐点から上記スイッチバック部を経て上記合流点に至る時間が、上記ストレートパスを通って上記分岐点から合流点に至る時間と等しくなるように、上記スイッチバック部へアサインされた紙葉類の処理時間を制御する制御部と、
   を有することを特徴とする紙葉類処理装置。
2. 上記スイッチバック部へ搬送するようにアサインされた紙葉類の搬送方向に沿った長さを検出する長さ検出部をさらに有し、
   上記制御部は、上記長さ検出部、第１の速度検出部、および第２の速度検出部による検出結果に基づいて、上記スイッチバック部を制御することを特徴とする請求項１に記載の紙葉類処理装置。
3. 上記スイッチバックパスの上記分岐点から上記スイッチバック部までの長さおよび該スイッチバック部から上記合流点までの長さの合計をＬ_ｓｂ［ｍ］とし、上記分岐点から合流点までの上記ストレートパスの長さをＬ_ｓｔ［ｍ］とし、上記長さ検出部で検出した当該紙葉類の搬送方向に沿った長さをＬ_ｍ（ｘ）［ｍ］とし、上記第１の速度検出部で検出した上記スイッチバックパスにおける搬送速度をＶ_ｓｂ［ｍ／ｓ］とし、上記第２の速度検出部で検出した上記ストレートパスにおける搬送速度をＶ_ｓｔ［ｍ／ｓ］とし、上記スイッチバック部における当該紙葉類の処理時間をＴ_{ｓｂ（ｘ）}［ｓ］とした場合、
   上記制御部は、Ｌ_ｓｔ／Ｖ_ｓｔ＝（Ｌ_ｓｂ−Ｌ_ｍ（ｘ））／Ｖ_ｓｂ＋Ｔ_{ｓｂ（ｘ）}が成り立つように当該紙葉類の処理時間Ｔ_{ｓｂ（ｘ）}［ｓ］を制御することを特徴とする請求項１に記載の紙葉類処理装置。
4. 上記第１および第２の速度検出部は、それぞれ、複数枚の紙葉類の平均搬送速度を検出することを特徴とする請求項１に記載の紙葉類処理装置。
5. 紙葉類の搬送方向を逆転させるスイッチバック部と、
   このスイッチバック部を介して紙葉類を搬送するスイッチバックパスと、
   上記スイッチバック部を迂回するように上記スイッチバックパスの分岐点と合流点を連絡したストレートパスと、
   上記スイッチバックパスに配置された第１のセンサを有し、この第１のセンサの出力に基づいて、上記スイッチバックパスにおける紙葉類の搬送速度を検出する第１の速度検出部と、
   上記ストレートパスに配置された第２のセンサを有し、この第２のセンサの出力に基づいて、上記ストレートパスにおける紙葉類の搬送速度を検出する第２の速度検出部と、
   上記分岐点に向かう複数枚の紙葉類のギャップを検出するギャップ検出部と、
   上記第１の速度検出部、第２の速度検出部、およびギャップ検出部による検出結果に基づいて、上記合流点を通過する紙葉類のギャップが一定になるように、上記スイッチバック部へアサインされた紙葉類の処理時間を制御する制御部と、
   を有することを特徴とする紙葉類処理装置。
6. 上記スイッチバック部へ搬送するようにアサインされた紙葉類の搬送方向に沿った長さを検出する長さ検出部をさらに有し、
   上記制御部は、上記長さ検出部、第１の速度検出部、第２の速度検出部、およびギャップ検出部による検出結果に基づいて、上記スイッチバック部を制御することを特徴とする請求項５に記載の紙葉類処理装置。
7. 上記第１および第２の速度検出部は、それぞれ、複数枚の紙葉類の平均搬送速度を検出することを特徴とする請求項５に記載の紙葉類処理装置。
8. 紙葉類の搬送方向を逆転させるスイッチバック部と、
   このスイッチバック部を介して紙葉類を搬送するスイッチバックパスと、
   上記スイッチバック部を迂回するように上記スイッチバックパスの分岐点と合流点を連絡したストレートパスと、
   このストレートパスの途中に設けられ該ストレートパスを搬送される紙葉類の搬送速度を変化させる搬送部と、
   上記スイッチバックパスに配置された第１のセンサを有し、この第１のセンサの出力に基づいて、上記スイッチバックパスにおける紙葉類の搬送速度を検出する第１の速度検出部と、
   上記ストレートパスに配置された第２のセンサを有し、この第２のセンサの出力に基づいて、上記ストレートパスにおける紙葉類の搬送速度を検出する第２の速度検出部と、
   上記分岐点に向かう複数枚の紙葉類のギャップを検出するギャップ検出部と、
   上記第１の速度検出部、第２の速度検出部、およびギャップ検出部による検出結果に基づいて、上記スイッチバック部および搬送部のうち少なくとも一方を制御し、上記合流点を通過する紙葉類のギャップが一定になるように、上記スイッチバック部へアサインされた紙葉類の処理時間、または上記ストレートパスへ指向された紙葉類の搬送速度を制御する制御部と、
   を有することを特徴とする紙葉類処理装置。
9. 上記スイッチバック部へ搬送するようにアサインされた紙葉類の搬送方向に沿った長さを検出する長さ検出部をさらに有し、
   上記制御部は、上記長さ検出部、第１の速度検出部、第２の速度検出部、およびギャップ検出部による検出結果に基づいて、上記スイッチバック部へアサインされた紙葉類の処理時間、または上記ストレートパスへ指向された紙葉類の搬送速度を制御することを特徴とする請求項８に記載の紙葉類処理装置。
10. 上記第１および第２の速度検出部は、それぞれ、複数枚の紙葉類の平均搬送速度を検出することを特徴とする請求項８に記載の紙葉類処理装置。