JP4230887B2 - 紙葉類処理装置 - Google Patents

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Description

この発明は、紙葉類の表裏を反転させるとともにその搬送方向を逆転させる紙葉類処理装置に関する。
従来、紙葉類の表裏を反転させるとともにその搬送方向を逆転させる紙葉類処理装置として、搬送路の両側にそれぞれ1つずつスイッチバック部を備えたスイッチバック装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
このスイッチバック装置は、搬送路を介して搬送された紙葉類を一方のスイッチバック部に受け入れて搬送方向を逆転して搬送路上に送り出すとともに、別の紙葉類を他方のスイッチバック部に受け入れて搬送方向を逆転して搬送路上に送り出す動作を繰り返すことにより、複数枚連続して搬送される紙葉類を連続的にスイッチバックさせる。
しかし、このスイッチバック装置は、例えば紙幣などの比較的薄くて柔らかい紙葉類を処理するために設計されており、例えば封書など比較的厚くて硬い郵便物などの紙葉類を処理するのには適していない。つまり、このスイッチバック装置は、搬送路を介して搬送された紙葉類の搬送方向を急激に曲げて搬送路と略直行する方向に設けられたスイッチバック部へ導くとともにスイッチバック部から搬送路へ排出する際にも紙葉類を急激に曲げて搬送路へ排出しているため、厚くて硬い紙葉類を正常に処理することができない。
仮に、このスイッチバック装置で郵便物などの厚くて硬い紙葉類を処理しようとした場合、装置を大きくして紙葉類の搬送方向を曲げる個所の曲率を大きくしなければならず、装置が大型化する問題が生じる。
特開2003−95505号公報(図2)
この発明の目的は、比較的厚くて硬い紙葉類を処理でき且つ装置を小型化できる紙葉類処理装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の紙葉類処理装置は、処理対象となる紙葉類を搬送する主搬送路と、この主搬送路から分岐搬送された紙葉類を受け入れて反対方向に送り出すことにより該紙葉類の搬送方向を逆転させる第1のスイッチバック部、およびこの第1のスイッチバック部の下流側に配置され該第1のスイッチバック部でスイッチバックされた紙葉類を通過させて表裏を反転させる第1のUターンパスを有する第1の処理部と、上記主搬送路に沿って上記第1の処理部並設され、上記主搬送路から分岐搬送された紙葉類を通過させて表裏を反転させる第2のUターンパス、およびこの第2のUターンパスの下流側に配置され該第2のUターンパスを通った紙葉類を受け入れて反対方向に送り出すことにより該紙葉類の搬送方向を逆転させる第2のスイッチバック部を有する第2の処理部と、上記第1の処理部からの紙葉類と上記第2の処理部からの紙葉類を合流させて搬送する排出搬送路と、上記主搬送路を搬送され、上記第1の処理部及び第2の処理部に分岐させることなく搬送される紙葉類を反転することなく上記排出搬送路に合流させて搬送する非反転搬送路と、を有し、上記第1のスイッチバック部は、上記第2のUターンパスの内側に配置され、上記第2のスイッチバック部は、上記第1のUターンパスの内側に配置されている
上記発明によると、第1の処理部は、主搬送路から分岐搬送された紙葉類をスイッチバックさせてその搬送方向を逆転させた後、表裏反転させることにより、紙葉類の搬送方向を逆転させるとともに表裏を反転させ、第2の処理部は、主搬送路から分岐搬送された紙葉類の表裏を反転させた後、スイッチバックさせることにより、紙葉類の表裏を反転させるとともにその搬送方向を逆転させる。
この発明の紙葉類処理装置は、上記のような構成を有しているので、主搬送路に沿って第1の処理部と第2の処理部を並設した場合、主搬送路に沿った装置のサイズを小さくできる。また、第1および第2のUターンパスの曲率を比較的大きくでき、比較的厚くて硬い紙葉類を処理できる。
以下、図面を参照しながらこの発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1には、この発明の第1の実施の形態に係る紙葉類処理装置10(以下、単に、処理装置10と称する)の概略構造を図示した平面図を示してある。ここでは、比較的厚くて硬い紙葉類として封書などの郵便物Mを処理する処理装置10について説明するが、取り扱う媒体はこれに限るものではない。尚、この処理装置10は、予め全ての郵便物Mに貼り付けられている切手を検出し、切手の位置が同じ向きになるように、郵便物Mの表裏および天地を揃えるよう機能する。
処理装置10は、処理対象となる郵便物Mを図中矢印T方向に搬送する主搬送路1を有する。主搬送路1の図示しない搬送方向上流側には、図示しない検出部が設けられ、全ての郵便物Mの切手が検出されて送り込まれるようになっている。主搬送路1の一側(図1中下側)には、第1の処理部2および第2の処理部4が搬送方向Tに沿って並設されている。また、主搬送路1上には、主搬送路1を介して搬送される郵便物Mをそれぞれ第1の処理部2および第2の処理部4へ分岐搬送するための切り換えゲートG1、G2が設けられている。
第1の処理部2は、ゲートG1を介して主搬送路1から分岐搬送された郵便物Mを受け入れて逆方向に送り出すことにより郵便物Mの搬送方向を逆転させる第1のスイッチバック部2a、およびこの第1のスイッチバック部2aでスイッチバックされた郵便物Mを通過させてその表裏を反転する第1のUターンパス2bを有する。すなわち、第1の処理部2に分岐搬送された郵便物Mは、初めにスイッチバックされてその搬送方向が逆転され、その後、表裏が反転されて、最終的に、その搬送方向が逆転されるとともに表裏が反転される。そして、第1の処理部2を通過した郵便物Mは、第1および第2の処理部2、4の図中下方で主搬送路1と略平行に延びた排出搬送路6を介して、図中矢印T’方向に後段の図示しない処理部へ搬送される。
第2の処理部4は、ゲートG2を介して主搬送路1から分岐搬送された郵便物Mを通過させてその表裏を反転する第2のUターンパス4a、およびこの第2のUターンパス4aで表裏反転された郵便物Mを受け入れて逆方向に送り出すことによりその搬送方向を逆転させる第2のスイッチバック部4bを有する。すなわち、第2の処理部4に分岐搬送された郵便物Mは、初めにその表裏が反転されて、その後、スイッチバックされてその搬送方向が逆転され、最終的に、その表裏が反転されるとともに搬送方向が逆転される。そして、第2の処理部4を通過した郵便物Mは、合流部7を介して排出搬送路6へ導かれ、図示しない後段の処理部へ搬送される。
尚、主搬送路1は、2つのゲートG1、G2より搬送方向下流側で、合流部8を介して、上述した合流部7の搬送方向下流側で排出搬送路6に接続されている(非反転搬送路)。合流部8の上流側の主搬送路1は、ドラムローラ1aおよびUターンパス1bを介して湾曲されている。しかして、ゲートG1、G2を通過して第1および第2の処理部2、4を通過された郵便物Mは、非反転搬送路で表裏反転および搬送方向を逆転されることなく、主搬送路1および排出搬送路6を介して、図示しない後段の処理部へ搬送される。尚、上述した各搬送路の長さ、および第1および第2のスイッチバック部2a、4bにおける処理時間は、主搬送路1を介して処理装置10に送り込まれた全ての郵便物Mが排出搬送路6上の合流部まで同じ時間で搬送されるように設計されている。
図2には、処理装置10の詳細な構造を図示した平面図を示してある。しかし、処理装置10の構造は、図2に図示した構造に限定されるものではない。
これによると、第1の処理部2の第1のスイッチバック部2aが第2の処理部4の第2のUターンパス4aの内側に入れ子状に配置され、第2の処理部4の第2のスイッチバック部4bが第1の処理部2の第1のUターンパス2bの内側に入れ子状に配置されているのが分かる。言い換えると、上述した処理装置10では、第1のスイッチバック部2aと第2のスイッチバック部4bが、主搬送路1から離間する方向、すなわち第1の処理部2と第2の処理部4が並んだ方向と略直交する方向にオーバーラップするように配置され、第1のUターンパス2bと第2のUターンパス4aが、主搬送路1から離間する方向にオーバーラップするように配置されているのが分かる。
つまり、上述した第1の実施の形態の処理装置10のように、一方の処理部において郵便物Mをスイッチバックさせた後表裏反転し、他方の処理部において郵便物Mを表裏反転した後スイッチバックさせるような構造を採用することにより、第1および第2の処理部2、4の並び方向に沿った装置のサイズを縮小することができ、装置構成を小型化することができる。特に、上述した処理装置10のように、一方の処理部のUターンパスの内側に他方の処理部のスイッチバック部を入れ子状に配置する構造を採用した場合、装置サイズを効果的に小型化できる。
尚、本実施の形態の処理装置10は、合流部8の搬送方向下流側で排出搬送路6をドラムローラ9に巻回せしめてUターンさせ、処理装置10に対する郵便物Mの供給位置10aと排出位置10bが装置10の図中左側にくるようにしてある。また、この処理装置10は、各搬送路上に郵便物Mの通過を検知するための複数のセンサを有する。すなわち、ゲートG1の搬送方向上流側の主搬送路1上にはセンサS1が配置され、ゲートG1とゲートG2との間の主搬送路1上にはセンサS2が配置され、ゲートG1で第1の処理部2に向けて分岐された搬送路上にはセンサS3が配置され、ゲートG2で第2の処理部4に向けて分岐された搬送路上にはセンサS4が配置され、排出搬送路6上にセンサS5が配置され、郵便物Mの排出位置10b近くにセンサS6が配置されている。
図3には、この発明の参考例としての紙葉類処理装置20の概略構造の平面図を示してある。この処理装置20は、第1の処理部2と第2の処理部4を逆に取り付け且つドラムローラ1aとUターンパス1bを逆にした以外の構造は、上述した第1の実施の形態の処理装置10と同じである。
つまり、この処理装置20では、第1のUターンパス2bと第2のUターンパス4aが主搬送路1から離間する方向にオーバーラップしており、主搬送路1に沿った装置サイズが縮小されている。また、この処理装置20は、主搬送路1に沿って搬送方向下流側に設けられた第1の処理部2の第1のスイッチバック部2aが主搬送路1のUターンパス1bの内側に配置される構造を有し、さらに装置サイズが縮小されている。
以下、上述したスイッチバック部について、図4乃至図7を参照して詳細に説明する。
図4には、上述した第1のスイッチバック部2aの詳細な構造を平面図にして示してある。また、図5には、第1のスイッチバック部2aを郵便物Mを送り込む方向(図4中矢印A方向)から見た側面図を示してある。尚、第2のスイッチバック部4bは、第1のスイッチバック部2aを左右に反転した構造を有するため、ここでは、第1のスイッチバック部2aを代表して説明し、第2のスイッチバック部4bの説明を省略する。
第1のスイッチバック部2a(以下、単に、スイッチバック部2aと称する)は、モータ12(図5)によって正逆両方向に回転する駆動ローラ14、および従動ローラ16を有する。各ローラ14、16は、搬送路13を介して互いに圧接している。また、スイッチバック部2aは、2つのローラ14、16間のニップNを介して、搬送路13の下面側に沿って延びたガイド板21を有する。
駆動ローラ14は、略鉛直方向に延設された回転軸14a、および2つのローラ部14b、14cを有する。2つのローラ部14b、14cは、回転軸14aに沿って上下に離間して回転軸14aに固設されている。回転軸14aの基端部は、処理装置10の筐体11に回転可能且つ固定的に取り付けられている。すなわち、筐体11には、図示しない複数のベアリングを組み込んだハウジング15が固設され、このハウジングを通って回転軸14aが延設されている。尚、ハウジング15を通って延びた回転軸14aの基端部は、モータ12の回転軸に直結されている。
一方、従動ローラ16は、筐体11に固設した回転軸16aを有する。この回転軸16aは、筐体11に対して回転しない。回転軸16aには、弾性変形可能な材料により形成された2つのローラ部16b、16c(後述する)が軸方向に離間して設けられ、それぞれ回転軸16aに対して独立して回転可能に取り付けられている。すなわち、2つのローラ部16b、16cは、それぞれ2つのベアリング17を介して回転軸16aに取り付けられている。尚、2つのローラ部16b、16cは、対向する駆動ローラ14の上述した2つのローラ部14b、14cにそれぞれ転接するよう位置決めされている。
駆動ローラ14と従動ローラ16の軸間距離は、搬送路13を介して各ローラ部14b、16b、および14c、16cが圧接するように設定されている。つまり、2つのローラ14、16の回転軸14a、16aを、それぞれ、固定的な位置関係で筐体11に取り付けたため、従動ローラ16のローラ部16b、16cを図示のように弾性変形せしめることにより、両者の間に押圧力を生じせしめている。また、従動ローラ16のローラ部16b、16cを弾性変形させることにより、郵便物Mの通過を許容している。
また、スイッチバック部2aは、ニップNに向けて郵便物Mを図中矢印A方向に送り込む搬入搬送路22、およびニップNから逆方向、すなわち図中矢印B方向に郵便物Mを送り出す搬出搬送路23を有する。すなわち、スイッチバック部2aは、搬入搬送路22を介して郵便物Mを矢印A方向に搬送するとともに、搬出搬送路23を介して郵便物Mを矢印B方向に搬送する搬送機構25を備えている。搬送機構25は、複数の搬送ローラ26、およびこれら搬送ローラ26に巻回されて張設された複数の無端状の搬送ベルト27を有する。
また、搬入搬送路22上には、郵便物Mの通過を検知する上述したセンサS3が設けられている。このセンサS3は、郵便物Mの搬送方向先端が通過してから搬送方向後端が通過するまでの時間に基づいて郵便物Mの搬送方向に沿った長さを検出するために設けられている。つまり、このセンサS3は、駆動ローラ14の減速、停止、加速タイミングを取得するために設けられている。
さらに、ニップNの前後には、センサ32、33がそれぞれ設けられている。これら2つのセンサ32、33は、ニップNにおける郵便物Mの有無を検知するために設けられている。
上記構造のスイッチバック部2aは、以下のように動作する。
搬送機構25により搬入搬送路22を介して郵便物Mが矢印A方向に送り込まれると、センサS3によって郵便物Mの通過が検知されて搬送方向に沿った長さが検出され、駆動ローラ14と従動ローラ16との間のニップNに当該郵便物Mの搬送方向先端が突入する。このとき、駆動ローラ14は時計回り方向に回転しており、従動ローラ16は駆動ローラ14と同じ方向に従動回転している。郵便物MがニップNを通過する際には、従動ローラ16のローラ部16b、16cが弾性変形して郵便物Mに追従する。
そして、郵便物MがニップNに突入した後、所定のタイミングで駆動ローラ14が減速されて郵便物Mが停止される。この状態を図4に示してある。この後、レバー28が図示しない駆動機構によって図4に示す姿勢に回動され、停止している郵便物Mの図中左端部をたたく。レバー28は、この後、センサ29によってそのホームポジション(図示せず)に復帰される。これにより、当該端部が下方に指向され、反転動作に備える。
この後、駆動ローラ14が逆転し、ニップNで挟持拘束されて停止されている状態の郵便物Mが矢印B方向に加速され、搬送機構25に受け渡されて搬出搬送路23を介して搬出される。これにより、郵便物Mの搬送方向が逆転される。
以下、図6を参照して、従動ローラ16のローラ部16bについて、より詳細に説明する。尚、ローラ部16cは、ローラ部16bと全く同じ構造を有するため、ここではローラ部16bについて代表して説明する。
ローラ部16bは、駆動ローラ14のローラ部14bに接触する外側の第1層をゴム41(中実弾性体)により形成し、内側の第2層をスポンジ42(発泡弾性体)により形成した弾性変形可能な2層構造を有する。本実施の形態では、回転軸16aの外側に、ここでは図示しないベアリングを介して、アルミの芯金43を設け、芯金43の外側にスポンジ42を設け、スポンジ42の外側にゴム41を設けた。また、ゴム41の肉厚t1を2[mm]とし、スポンジ42の肉厚t2を13[mm]とし、芯金43の直径を20[mm]とし、ローラ部16bの直径を50[mm]とした。尚、ローラ部16bの幅は、15[mm]とした。また、駆動ローラ14のローラ部14b、14cも、従動ローラ16のローラ部16b、16cのゴム41と同じゴム材料により形成した。
上述したように、従動ローラ16を駆動ローラ14に対して圧接した状態で固定的に配置したことにより、郵便物MがニップNに突入した際、従動ローラ16が搬送路13ら跳ね上がることがない。つまり、この際、従動ローラ16が郵便物Mの厚さに応じて図5に示すように変形し、ニップNを通過する郵便物Mに対して常に押圧力を与えながら挟持搬送する。このため、駆動ローラ14による搬送力が郵便物Mに対して効果的に伝えられ、郵便物Mの搬送速度の変動が抑えられる。
ここで、図7を参照して、郵便物MがニップNに突入する際の従動ローラ16(ローラ部16b)および郵便物Mの挙動について考察する。尚、従動ローラ16は、郵便物MがニップNに到達する前の状態において、駆動ローラ14に転接して駆動力が伝達され図中矢印方向に従動回転している。
郵便物MがニップNに突入すると、ローラ部16bがつぶれて郵便物Mが駆動ローラ14のローラ部14bとの間に徐々に挟み込まれていく。このとき、ローラ部16bは、郵便物Mに対してローラ表面から垂直な方向の力Rを与える。このため、郵便物Mには、郵便物Mを搬送方向(図中矢印T方向)と逆向きに押し戻そうとする反力Rsinθが作用する。この反力Rsinθは、郵便物Mの厚さが厚いほど大きくなる。
ところで、郵便物Mは、ローラ部14bの回転に基づく搬送力Fとローラ部16bの回転(従動回転)に基づく搬送力F’によって矢印T方向に搬送される。このため、郵便物Mに作用する搬送力F、F’の合力が反力Rsinθより十分大きければ郵便物Mは正常に搬送されるが、搬送力F、F’が小さくなると搬送不良を生じる。
つまり、ローラ部14bおよびローラ部16bの郵便物Mに対する動摩擦係数が低いと、搬送力F、F’が小さくなり、上述した反力Rsinθの影響が大きくなってしまう。よって、郵便物Mを正常に搬送するためには、搬送力F、F’、すなわち各ローラ部14b、16bの郵便物Mに対する動摩擦係数をできるだけ大きくする必要がある。
また、正常な搬送性能を得るため、動摩擦係数を大きくする以外に、反力Rsinθを小さくするようにローラ部16bの弾力性を弱める方法も考えられる。このため、本実施の形態では、ローラ部16bをスポンジ42を内側に有する2層構造とした。尚、スポンジ42の硬度および肉厚は、双方の交互作用により郵便物Mへの追従変形性能と適切な押圧を得るための必要条件となる。硬度が硬すぎる、もしくは肉厚が薄すぎる場合は、追従変形が困難になり、搬送不良を起こしたり、郵便物Mや駆動ローラ14(周辺部材を含む)にダメージを与えたりしてしまう。すなわち、上述した処理装置10によって郵便物Mを正常に処理するためには、ローラ部16bの動摩擦係数、硬度、肉厚等を適切な値に設定する必要がある。
次に、上記構造の処理装置10によって厚さの不均一な郵便物Mを処理する場合の動作について、特に、2つのローラ14、16の挙動に注目して説明する。尚、ここでは、図5に示すように、軸方向に沿って上方にある2つのローラ部14b、16bによって挟持搬送される側(図中上側)の厚さが、下方にある2つのローラ部14c、16cによって挟持搬送される側(図中下側)より厚い不均一な厚さの郵便物Mを搬送する場合について説明する。
上述したように、従動ローラ16のローラ部16b、16cは、弾性変形可能な材料によって形成されており、駆動ローラ14のローラ部14b、14cとの間のニップNを通過する郵便物Mの厚さに応じてその変形量が変化する。本動作例の場合、郵便物Mの厚い側を挟持搬送するローラ部16bの方が薄い側を挟持搬送するローラ部16cより変形量が大きい。言い換えると、この場合、ローラ部16bの見かけ上の半径がローラ部16cの見かけ上の半径より小さくなる。
このため、上述したように厚さの不均一な郵便物Mが搬送路13を介して送り込まれてニップNを通過するとき、半径の小さいローラ部16bの角速度が半径の大きいローラ部16cの角速度より大きくなる。すなわち、各ローラ部16b、16cが郵便物Mに接触して回転する外周面の走行速度が同じであるため、半径が小さいローラ部16bの方が角速度が大きくなる。角速度が異なる反面、各ローラ部16b、16cの外周の走行速度、すなわち周速度は、同じになる。
逆に、各ローラ部16b、16cが回転軸16aに固設されている場合、各ローラ部16b、16cの角速度が物理的に同じになるため、半径の異なる2つのローラ部16b、16cの周速度に差を生じることになる。このように、2つのローラ部16b、16cの周速度に差を生じると、郵便物Mを搬送する搬送速度に差を生じることになり、郵便物Mにしわやスキューを生じるばかりか、最悪の場合、郵便物Mに破れを生じてしまう。
このため、本実施の形態では、各ローラ部16b、16cを回転軸16aに対して独立して回転可能なように取り付けた。これにより、各ローラ部16b、16cの角速度を異ならせることができ、厚さの不均一な郵便物Mに対応できるようになった。
つまり、本実施の形態によると、従動ローラ16の同軸に設けられた2つのローラ部16b、16cを回転軸16aに対して独立して回転可能にしたため、厚さの不均一な郵便物Mを挟持搬送する場合であっても、郵便物Mにしわやスキューを生じることなく、破れ等の不具合を生じることもなく、郵便物Mを確実に搬送できる。
なお、この発明は、上述した実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上述した実施の形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより種々の発明を形成できる。例えば、上述した実施の形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除しても良い。更に、異なる実施の形態に亘る構成要素を適宜組み合わせても良い。
例えば、上述した実施の形態では、主搬送路1の一側(図中下側)に2つの処理部2、4を備えた装置について説明したが、これに限らず、主搬送路1の他側(図中上側)にもさらに2つの処理部2、4を設けることができ、さらに、主搬送路1の両側に複数組の処理部2、4を並設しても良い。いずれにしても、隣接する2つの処理部でスイッチバック部とUターンパスを入れ子状に配置すれば良い。
この発明の第1の実施の形態に係る紙葉類処理装置の概略構造を示す平面図。 図1の処理装置の詳細な構造を示す平面図。 この発明の参考例としての紙葉類処理装置の概略構造を示す平面図。 図1の処理装置に組み込まれたスイッチバック部を拡大して示す平面図。 図4のスイッチバック部を紙葉類の受け入れ方向から見た側面図。 図4のスイッチバック部に組み込まれた従動ローラのローラ部の構造を説明するための斜視図。 駆動ローラと従動ローラとの間に紙葉類が突入する際の挙動を説明するための図。
符号の説明
1…主搬送路、1a、9…ドラムローラ、1b…Uターンパス、2…第1の処理部、2a…第1のスイッチバック部、2b…第1のUターンパス、4…第2の処理部、4a…第2のUターンパス、4b…第2のスイッチバック部、6…排出搬送路、7、8…合流部、10…紙葉類処理装置。

Claims (3)

  1. 処理対象となる紙葉類を搬送する主搬送路と、
    この主搬送路から分岐搬送された紙葉類を受け入れて反対方向に送り出すことにより該紙葉類の搬送方向を逆転させる第1のスイッチバック部、およびこの第1のスイッチバック部の下流側に配置され該第1のスイッチバック部でスイッチバックされた紙葉類を通過させて表裏を反転させる第1のUターンパスを有する第1の処理部と、
    上記主搬送路に沿って上記第1の処理部並設され、上記主搬送路から分岐搬送された紙葉類を通過させて表裏を反転させる第2のUターンパス、およびこの第2のUターンパスの下流側に配置され該第2のUターンパスを通った紙葉類を受け入れて反対方向に送り出すことにより該紙葉類の搬送方向を逆転させる第2のスイッチバック部を有する第2の処理部と、
    上記第1の処理部からの紙葉類と上記第2の処理部からの紙葉類を合流させて搬送する排出搬送路と、
    上記主搬送路を搬送され、上記第1の処理部及び第2の処理部に分岐させることなく搬送される紙葉類を反転することなく上記排出搬送路に合流させて搬送する非反転搬送路と、を有し、
    上記第1のスイッチバック部は、上記第2のUターンパスの内側に配置され、上記第2のスイッチバック部は、上記第1のUターンパスの内側に配置されていることを特徴とする紙葉類処理装置。
  2. 上記第1のスイッチバック部と第2のスイッチバック部は、上記第1の処理部と第2の処理部が並んだ方向と略直交する方向にオーバーラップするように配置されていることを特徴とする請求項1に記載の紙葉類処理装置。
  3. 上記第1のUターンパスと第2のUターンパスは、上記第1の処理部と第2の処理部が並んだ方向と略直交する方向にオーバーラップするように配置されていることを特徴とする請求項1に記載の紙葉類処理装置。
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