JP2007049426A - 圧電発振器 - Google Patents

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Abstract

【課題】
圧電振動子を備えた圧電発振器において耐衝撃性に優れた圧電発振器を提供すること
【解決手段】
基板とカバーとを含むケースにより囲まれる空間に圧電振動子が設けられた圧電発振器において、前記圧電振動子を支持して前記ケースから圧電振動子に伝わる衝撃を抑える緩衝材と、圧電振動子と基板とを電気的に接続し、柔軟性を有する配線部材と、を備えるように圧電発信器を構成する。あるいは圧電振動子を搭載した第2の基板と、第2の基板を支持して前記ケースから圧電振動子に伝わる衝撃を抑える緩衝材と、各基板同士を電気的に接続し、柔軟性を有する配線部材と、を備えるように圧電発信器を構成する。ケースに外部からの衝撃が加わると緩衝材によってその衝撃が吸収され圧電振動子への伝達が抑えられるため、圧電発振器の周波数の変動などの発生を抑え、耐衝撃性の向上を図ることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は圧電振動子を備えた圧電発振器に関する。
圧電振動子である水晶振動子を備えた水晶発振器の一例として図7に示す構造のものが知られている。図7中11は水晶振動子であり、例えばサポート部材により保持された水晶片及び一対の励振電極が方形のパッケージ内に封入された構造を有している。図中12は前記水晶振動子11が搭載されたベース基板であり、このベース基板12には水晶振動子11を発振させるための発振回路が組み込まれている。図中13はリード線であり、例えばこのリード線13の一端は前記水晶振動子11のパッケージ内において各励振電極に接続されている。またリード線13の他端はベース基板12に設けられた電極14に接続され、このリード線13を介して水晶振動子11とベース基板12とが電気的に接続されている。図中15は前記水晶振動子11を覆うようにベース基板12上に設けられたカバーであり、水晶振動子11の発振時には例えばこの水晶発振器1Aの外部からヒータなどの発熱手段により当該水晶発振器1Aが加熱されて、カバー15とベース基板12とにより囲まれる空間16が恒温とされるようになっている。即ちこの水晶発振器1AはOCXO(恒温槽付水晶発振器:Oven Controlled Crystal Oscillator)として構成されている。なお図中17はベース基板12の裏面に設けられた電極である。
さらに水晶発振器の他の例について図8を用いて説明すると、図中18は水晶振動子11を発振させるための発振回路が組み込まれた発振回路基板であり、この発振回路基板18に水晶振動子11が搭載されている。図中10はベース基板であり、前記発振回路基板18は硬質なリードピンである支柱19を介してベース基板10から浮いた状態でこのベース基板10上に固定されている。なお煩雑になるため図示は省略しているが支柱19は、はんだなどを介してベース基板10及び発振回路基板18に夫々設けられた各電極を介して接続されることでベース基板10と発振回路基板18とは電気的に接続されている。このような違いを除けばこの図8の水晶発振器1Bは既述の図7の水晶発振器1Aと同様に構成されており、水晶発振器1Bにおいては水晶振動子11とベース基板10とが直接接していないため水晶振動子11の発振時に既述のように加熱された水晶振動子11の熱がベース基板10に逃げて当該水晶発振器1Bの外部へ放散されることが抑えられ、空間16を恒温とするための消費電力が抑えられている。
ところで水晶発振器は移動体通信機器や伝送通信機器などの電子機器あるいは基地局などにおいて高精度な基準発信源として使用されているが、水晶発振器を搬送する場合、あるいは前記電子機器や基地局に搭載する場合などにこれらの水晶発振器に外部から衝撃が加えられるおそれがある。例えば図7の水晶発振器が前記衝撃を受けた場合、その衝撃はベース基板12から直接水晶振動子11に伝えられるとともに基板12からリード線13を介して水晶振動子11に伝えられる。また図8の水晶発振器が外部から衝撃を受けた場合も、その衝撃はベース基板10、支柱19、発振回路基板18を順次伝わり、水晶振動子11に伝達されることによって、やはり前記水晶振動子11がその外部からの衝撃と同程度の衝撃を受けるおそれがある。
水晶振動子の小型化が進んでパッケージと水晶片とが接近していることから水晶振動子11に外部からの衝撃が直接伝えられると、例えば水晶片がパッケージに接触することにより、発振停止が起こるおそれがある。また水晶片の位置ずれの程度が小さい場合でも、高精度な設定周波数が要求される場合には、周波数がずれて仕様から外れるおそれがある。水晶振動子の耐衝撃性は水晶片の大きさ、形、厚さ及び水晶片を保持するサポート部材の形状などに影響されるため、従来では水晶振動子の構造を工夫することで耐衝撃性を向上させていたが、水晶片が割れやすく、水晶振動子が小型化していることから構造が複雑化し、工数が増えることは作業性を悪くするし、また小型化の妨げの要因にもなる。従ってこのような事情から小型化を図りながら耐衝撃性に優れた水晶発振器が求められていた。
本発明はこのような事情の下になされたものであり、その目的は圧電振動子を備えた圧電発振器において耐衝撃性に優れた圧電発振器を提供することである。
本発明の圧電発信器は、基板とカバーとを含むケースにより囲まれる空間に圧電振動子が設けられた圧電発振器において、前記圧電振動子を支持して前記ケースから圧電振動子に伝わる衝撃を抑える緩衝材と、圧電振動子と基板とを電気的に接続し、柔軟性を有する配線部材と、を備えたことを特徴とする。
なお配線部材について「柔軟性を有する」とは基板に衝撃が加わったときに当該配線部材を介してその衝撃が圧電振動子に伝わり、不具合が生じるということがない程度に柔軟であればよい。
他の発明の圧電発信器は、第1の基板とカバーとを含むケースにより囲まれる空間に圧電振動子を備えた圧電発振器において、圧電振動子を搭載した第2の基板と、前記第2の基板を支持して前記ケースから圧電振動子に伝わる衝撃を抑える緩衝材と、第1の基板と第2の基板とを電気的に接続し、柔軟性を有する配線部材と、を備えたことを特徴とする。
また他の発明の圧電発信器は、第1の基板とカバーとを含むケースにより囲まれる空間に圧電振動子を備えた圧電発振器において、圧電振動子を搭載した第2の基板と、前記圧電振動子を支持して前記ケースから圧電振動子に伝わる衝撃を抑える緩衝材と、第1の基板と第2の基板とを電気的に接続し、柔軟性を有する配線部材と、を備えたことを特徴とする。
例えば前記第2の基板に発振回路が組み込まれていてもよく、また前記緩衝材は基板または第1の基板側に設けられ、さらに圧電振動子とカバーとの間に緩衝材が介在してもよい。
本発明の圧電発振器によれば、基板とカバーとを含むケース内に、緩衝材により圧電振動子が支持されているため、ケースに外部からの衝撃が加わった場合、前記緩衝材によってその衝撃が吸収されてやわらげられるので圧電発振器の周波数の変動や発振停止などの不具合の発生を抑えることができ、圧電発振器の耐衝撃性の向上を図ることができる。
以下、本発明に係る圧電発振器の実施の形態の一例として水晶振動子を備えた水晶発振器2について図面を参照しながら説明する。図1は水晶発振器2の横断平面及び縦断側面を示しており、図2は水晶発振器2の横断背面及び裏面を示している。
図中3は圧電振動子である水晶振動子であり、この例では水晶片と水晶片を励振させるための一対の励振電極とが方形のパッケージ31内に封入されて構成されている。そしてこのパッケージ31の例えば背側面部には2つの電極32が設けられており、これらの電極32は例えば前記各励振電極と夫々電気的に接続されている。
図中4は前記水晶振動子3を発振するための発振回路が組み込まれたベース基板であり、このベース基板4の中央部には例えばシリコンを主な原料としたα(アルファ)ゲル(登録商標名)などのゲルである緩衝材5が固着されている。前記水晶振動子3はその裏面がベース基板4と対向するように緩衝材5を介してベース基板4から浮いた状態で支持されており、ベース基板4から水晶振動子3に伝わる衝撃がこの緩衝材5により抑えられるようになっている。
図中41はベース基板4に設けられた例えば2つの電極である。また図中51は水晶振動子3の入出力信号線である2本のリード線であり、請求の範囲で言う配線部材に相当する。このリード線51としては例えば洋白線、銅線などが用いられる。各リード線51の一端は前記水晶振動子3の電極32に夫々接続され、また各リード線51の他端は前記電極41に夫々接続されることによって水晶振動子3とベース基板4とが電気的に接続されている。そしてこのように各電極に接続されたリード線51は、この水晶発振器2に外部から衝撃が加えられ、その衝撃がベース基板4から緩衝材5を介して水晶振動子3に伝達されたときの当該水晶振動子3の揺れを妨げない程度に、つまり水晶振動子3に不具合が生じない程度に柔軟性を有する軟質線材として構成されている。なお図2(b)中42は水晶発振器2を、当該水晶発振器2が搭載される機器に接続するために設けられた電極であり、ベース基板4の裏面に設けられている。
カバー6はベース基板4と共に恒温槽であるケースを形成し、水晶振動子3を覆い、当該カバー6とベース基板4とで囲まれる空間61が例えば外部空間と隔離されるようにベース基板4上に設けられている。なお空間61が外部空間と隔離されるということは空間61を密閉空間とすることに限らず、後述するように水晶振動子3が発振する際にこの空間61が断熱材となり、水晶振動子3の周囲温度が恒温に保たれるように構成されていればよい。
以上のように構成された水晶発振器2においては、ベース基板4に組み込まれた発振回路によって水晶振動子3が発振し、その発振出力が当該水晶発振器2から出力される。この発振が行われる際には例えば水晶発振器2の外部に設けられたヒータなどの不図示の発熱体により水晶発振器2が加熱されることにより、空間61内の水晶振動子3の周囲が恒温に保たれることで前記発振出力の周波数の安定化が図られるようになっている。
この水晶発振器2によれば、ベース基板4とカバー6とにより囲まれる空間61内において、ベース基板4に緩衝材5が固着され、この緩衝材5によりベース基板4から浮いた状態で水晶振動子3が支持されており、また水晶振動子3とベース基板4とがリード線51により電気的に接続され、そのリード線51は前記電気的接続が行われている状態でベース基板4に加えられた衝撃による水晶振動子3の揺れを妨げない程度に柔軟性を有している。従ってこの水晶発振器2が外部からの衝撃を受けた場合、前記緩衝材5がその衝撃を吸収してベース基板4から水晶振動子3に伝わる衝撃が抑えられるとともに、既述したリード線51の柔軟性によって水晶振動子3はベース基板4上を揺れてその伝えられた衝撃を逃がすことができる。また前記リード線51を介してベース基板4から水晶振動子3に伝えられる衝撃も例えばリード線51とは別の硬質なリード線を用いた場合に比べて抑えられることになり、結果としてこの水晶振動子3が受ける衝撃が抑えられる。そのため当該水晶振動子3に備えられた水晶片のずれや破損などが抑えられ、それらに起因する水晶発振器2の周波数の変動や発振停止などの不具合が抑えられる結果として水晶発振器2の耐衝撃性の向上を図ることができる。
なお緩衝材5としては水晶振動子2をベース基板4から浮かせた状態で支持して、ベース基板4から水晶振動子3に伝わる衝撃を抑えることができればよいので、既述のようなゲルの他に例えばゴム、スポンジ、繊維、発泡材、バネなどを用いることができる。
また水晶振動子3とベース基板4とを電気的に接続する配線部材としては既述のように水晶発振器2が外部から衝撃を受けた場合に、この衝撃による水晶振動子3の揺れを妨げない程度に柔軟性を有していればよいため、前記リード線51のような線状のものに限らず、例えばフィルム状のフレキシブル配線を用いてもよい。
次に図3及び図4を用いて他の実施形態である水晶発振器7について説明する。図3は水晶発振器7の横断平面及び縦断側面を示しており、図4は水晶発振器7の横断背面及び裏面を示している。
図中71は第1の基板であるベース基板であり、ベース基板71の中央部には例えば円形状に形成された例えばゲルである緩衝材8が固着されている。図中72は後述の水晶振動子35を発振させるための発振回路が組み込まれた第2の基板である発振回路基板である。この発振回路基板72は例えばその裏面が前記ベース基板71の表面と対向するように、前記緩衝材8によりベース基板71から浮いた状態で支持されている。
前記発振回路基板72上には水晶振動子35が搭載されている。この水晶振動子35は既述の水晶振動子3と同様に例えば方形のパッケージ内に一対の励振電極と水晶片とが封入されているが、水晶振動子3と異なりパッケージの下面には不図示の電極が設けられ、この電極ははんだなどを介して発振回路基板72に設けられた電極(不図示)に接続されることで水晶振動子35と発振回路基板72とが電気的に接続されている。
また発振回路基板72の背側面からは例えばフィルム状のフレキシブル配線73が伸長している。このフレキシブル配線73の端部はベース基板71に接続されており、このフレキシブル配線73を介して発振回路基板72とベース基板71とが電気的に接続されている。なおこのフレキシブル配線73は、水晶発振器7に外部から衝撃が加えられた際にこの衝撃による発振回路基板72の振動を妨げない程度に、つまり発振回路基板72を介して水晶振動子35に不具合が生じない程度に柔軟性を有している。図中74は水晶振動子35及び発振回路基板72を覆うようにベース基板71上に設けられたカバーであり、カバー74及びベース基板71により囲まれる空間75は外部空間と隔離されている。また図中76はベース基板71の裏面に設けられた水晶発振器7を当該水晶発振器7が搭載される機器に接続するために設けられた電極である。
このような水晶発振器7においては、発振回路基板72に組み込まれた発振回路によって水晶振動子35が発振し、その発振出力が当該水晶発振器7から出力される。そしてこの発振が行われる際には既述の水晶発振器2と同様に水晶発振器7が加熱され、空間75内において水晶振動子35の周囲が恒温に保たれるようになっている。
この水晶発振器7によれば、ベース基板71とカバー74とにより囲まれる空間61内において、ベース基板71に緩衝材8が固着され、この緩衝材8によりベース基板71から浮いた状態で水晶振動子35を搭載した発振回路基板72が支持されており、またベース基板71と発振回路基板72とがフレキシブル配線73により電気的に接続され、そのフレキシブル配線73はベース基板71に加えられた衝撃による発振回路基板72の揺れを妨げない程度に柔軟性を有している。従ってこの水晶発振器7が外部からの衝撃を受けた場合、前記緩衝材8によってベース基板71から発振回路基板72に伝わる衝撃が吸収されてやわらげられるとともに既述したフレキシブル配線73の柔軟性によって発振回路基板72はベース基板71上を揺れてその伝えられた衝撃を逃がすことができる。また前記フレキシブル配線73を介して基板71から基板72に伝えられる衝撃も例えばそのフレキシブル配線73の代わりに硬質な配線を用いた場合に比べて抑えられることになり、結果としてこの発振回路基板72が受ける衝撃が抑えられるため、発振回路基板72から水晶振動子35に伝えられる衝撃も抑えられることにより、水晶振動子35に備えられた水晶片のずれや破損などが抑えられ、それらに起因する水晶発振器7の周波数の変動や発振停止などの不具合が抑えられる結果として水晶発振器7の耐衝撃性の向上を図ることができる。
ところで緩衝材8はベース基板71上に固着され、発振回路基板72をベース基板71上から浮いた状態で支持することができればよいため既述のような形状、数、レイアウトに限られず、例えば図5に示すように発振回路基板72の四隅を支持するようにベース基板71上に設けられていてもよい。なおこの緩衝材8としてはゲルの他に例えば既述の緩衝材5として用いられる各素材を用いることができる。
また緩衝材8は発振回路基板72の下方のみに設けられることに限らず、例えば図6に示すように水晶振動子35とカバー74との間にも緩衝材8を設けて、
空間75内において発振回路基板72及び水晶振動子35が緩衝材8により周囲を囲まれるように構成されてもよい。この場合断熱効果の高い材質を用いて緩衝材8を構成することにより、既述のように発振時に加熱された水晶振動子35の周囲における熱がこの水晶発振器の外部へと放散することが抑えられる。従ってこの図6における水晶発振器においては外部の温度変化などによる水晶振動子35の周囲の温度変化がより確実に抑えられるため当該水晶発振器が発振する周波数の変動がさらに抑えられ、また空間75内において水晶振動子35の周囲を恒温とするために必要な消費電力を抑えることができる。
本発明の実施の形態に係る水晶発振器の構造を示す横断平面図及び縦断側面図である。 本発明の実施の形態に係る水晶発振器の構造を示す縦断背面図及び裏面図である。 本発明の他の実施の形態に係る水晶発振器の構造を示す横断平面図及び縦断側面図である。 本発明の他の実施の形態に係る水晶発振器の構造を示す縦断背面図及び底面図である。 本発明の他の実施の形態に係る水晶発振器の構造を示す説明図である。 本発明の他の実施の形態に係る水晶発振器の構造を示す説明図である。 従来用いられている水晶発振器の構造を示す説明図である。 従来用いられている他の水晶発振器の構造を示す説明図である。
符号の説明
2,7 水晶発振器
3,35 水晶振動子
4,71 ベース基板
5,8 緩衝材
51 リード線
6,74 カバー

Claims (5)

  1. 基板とカバーとを含むケースにより囲まれる空間に圧電振動子が設けられた圧電発振器において、
    前記圧電振動子を支持して前記ケースから圧電振動子に伝わる衝撃を抑える緩衝材と、
    圧電振動子と基板とを電気的に接続し、柔軟性を有する配線部材と、
    を備えたことを特徴とする圧電発振器。
  2. 第1の基板とカバーとを含むケースにより囲まれる空間に圧電振動子を備えた圧電発振器において、
    圧電振動子を搭載した第2の基板と、
    前記第2の基板を支持して前記ケースから圧電振動子に伝わる衝撃を抑える緩衝材と、
    第1の基板と第2の基板とを電気的に接続し、柔軟性を有する配線部材と、
    を備えたことを特徴とする圧電発振器。
  3. 第1の基板とカバーとを含むケースにより囲まれる空間に圧電振動子を備えた圧電発振器において、
    圧電振動子を搭載した第2の基板と、
    前記圧電振動子を支持して前記ケースから圧電振動子に伝わる衝撃を抑える緩衝材と、
    第1の基板と第2の基板とを電気的に接続し、柔軟性を有する配線部材と、
    を備えたことを特徴とする圧電発振器。
  4. 前記第2の基板に発振回路が組み込まれていることを特徴とする請求項2または3のいずれか一つに記載の圧電発振器。
  5. 前記緩衝材は基板または第1の基板側に設けられ、さらに圧電振動子とカバーとの間に緩衝材が介在することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一つに記載の圧電発振器。

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