JP2007049308A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007049308A
JP2007049308A JP2005229926A JP2005229926A JP2007049308A JP 2007049308 A JP2007049308 A JP 2007049308A JP 2005229926 A JP2005229926 A JP 2005229926A JP 2005229926 A JP2005229926 A JP 2005229926A JP 2007049308 A JP2007049308 A JP 2007049308A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
user
image processing
information
time
processing apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005229926A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4715381B2 (ja
Inventor
Masato Takano
正人 高野
Tatsuya Eguchi
達也 江口
Isao Watanabe
功 渡辺
Hiroshi Eguchi
博 江口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Business Technologies Inc
Original Assignee
Konica Minolta Business Technologies Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Business Technologies Inc filed Critical Konica Minolta Business Technologies Inc
Priority to JP2005229926A priority Critical patent/JP4715381B2/ja
Publication of JP2007049308A publication Critical patent/JP2007049308A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4715381B2 publication Critical patent/JP4715381B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D10/00Energy efficient computing, e.g. low power processors, power management or thermal management

Landscapes

  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)

Abstract

【課題】 節電とユーザの利便性の向上を図れる画像処理装置を提供すること。
【解決手段】 ユーザは、自己の識別情報が格納されたICタグが装着された社員証を所持している。複写機は、節電状態において自装置に当該ユーザが近づいて来ると、当該ユーザの社員証に装着されたICタグと無線通信を行い、当該ユーザの識別情報を取得する(S151)。識別したユーザの過去の使用履歴を参照し当該ユーザによる複写機の使用の有無を判断する(S152、S153)。使用されると判断すると、当該ユーザ(ICタグ)の動きから複写機の使用の有無を再度判断する(S158)。使用されると判断すると、準備動作の実行(節電解除)を必要と決め(S161)、使用されないと判断すると、準備動作の実行を不要と決める(S163)。
【選択図】 図12

Description

本発明は、準備動作の後、画像処理動作が可能になる画像処理装置に関する。
近年、複写機等の画像処理装置は、節電機能を有するものがほとんどである。例えば、ヒータによる熱で定着器を定着温度に維持しトナーを用紙に定着させる構成の複写機では、複写が行われていない待機中にヒータへの供給電力を停止または低減して定着器の温度を定着温度よりも低い温度に維持することで節電が行われる。
このように待機中に定着器の温度を低温に維持することで節電を図ることができるが、その一方でユーザにとっては、緊急に複写を行いたいと思っても、定着器の温度が定着温度に達するまでの準備動作が終わるまで待たなければならず不便な面もある。
このような問題に対し、特許文献1には、節電モード中に、複写機が接近する人の存在を検知し、複写機のユーザであるか否かを判断し、ユーザであると判断されると節電モードを解除する技術が開示されている。この技術によれば、ユーザが複写機のところに到達する前に準備動作が開始されるので待ち時間が少なくて済む。
特開平6−189048号公報
しかしながら、上記の特許文献1の技術では、ユーザが複写機から所定距離の範囲内に入ると必ず節電が解除されるので、例えばユーザが複写のためではなく複写機の近くにある別の装置を利用するために複写機に近づいたときでも節電モードが自動的に解除されてしまい、無駄な電力供給が行われる場合が生じるという問題がある。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであって、節電とユーザの利便性とをより向上できる画像処理装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、本発明に係る画像処理装置は、準備動作の後、画像処理動作が可能になる画像処理装置であって、自装置から所定の範囲内に存在するユーザを識別する識別手段と、識別されたユーザによる自装置の使用の有無を判断する判断手段と、前記判断手段による判断結果に基づいて前記準備動作の実行を制御する制御手段と、を備えることを特徴とする。
また、前記使用の有無を判断するための情報を取得する取得手段を備え、前記判断手段は、前記取得された情報から前記使用の有無を判断し、前記制御手段は、前記判断結果から前記準備動作の実行の要否を決めることを特徴とする。
さらに、前記情報は、前記ユーザによる自装置の使用履歴に関する情報であり、前記判断手段は、前記使用履歴に関する情報から前記使用の有無を判断することを特徴とする。
ここで、前記ユーザの、自装置に対する位置を検出する検出手段を備え、前記判断手段は、前記ユーザの位置も参照して、前記使用の有無を判断することを特徴とする。
また、前記ユーザの位置に基づき、前記ユーザが自装置を使用して画像処理動作を開始させるための指示を行うであろう指示予想時間を推定する指示推定手段を備え、前記制御手段は、使用されると判断された場合に、前記推定された時間に画像処理動作を開始できるように、前記準備動作の実行を制御することを特徴とする。
さらに、前記指示推定手段は、前記ユーザが現在位置から自装置まで移動するのに要する第1の時間と、前記ユーザが前記画像処理動作の指示のための入力操作に要する第2の時間とを推定し、当該第1と第2の時間を加算した時間を前記指示予想時間とすることを特徴とする。
また、前記準備動作の開始から終了までに要する第3の時間を推定する動作時間推定手段を備え、前記指示推定手段は、所定間隔毎に前記指示予想時間を推定し、前記制御手段は、前記指示予想時間が推定される毎に、当該指示予想時間と前記第3の時間を比較し、当該指示予想時間が前記第3の時間以下になったときに前記準備動作を開始させることを特徴とする。
さらに、前記使用履歴に関する情報は、前記ユーザによる自装置の使用履歴を示す情報であり、前記動作時間推定手段は、前記使用履歴から、前記ユーザが自装置を使用するに際し入力操作を行うであろう内容を推定し、推定した内容に応じて前記第3の時間を推定することを特徴とする。
ここで、前記推定された内容を表示させる表示手段を備えることを特徴とする。
また、前記使用履歴に関する情報は、所定の時間帯毎に分けられており、前記制御手段は、現在時刻が属する時間帯の情報を参照することを特徴とする。
さらに、前記情報は、自装置の使用の許否を示す情報であり、前記判断手段は、前記ユーザが使用許可されているユーザである場合には、自装置が使用され、許可されていないユーザである場合には、使用されないと判断することを特徴とする。
また、前記使用の有無を判断するための情報を格納している格納手段を備え、前記取得手段は、前記格納手段から前記情報を取得することを特徴とする。
さらに、前記識別手段は、複数のユーザを識別することが可能であり、前記判断手段は、複数のユーザが識別されている場合には、自装置から最も近いユーザを判断対象とすることを特徴とする。
また、前記識別手段は、前記ユーザが携帯している、個人を識別するための識別情報が格納されている情報記憶装置との無線通信により、当該情報記憶装置から前記識別情報を取得して前記ユーザを識別することを特徴とする。
本発明は、準備動作の後、画像処理動作が可能になる画像処理装置であって、自装置から所定の範囲内に存在する情報記憶装置と無線通信を行い、前記情報記憶装置に記憶されている画像処理に関する情報を取得する取得手段と、取得された情報に基づいて前記準備動作の実行を制御する制御手段と、を備えることを特徴とする。
また、前記制御手段は、取得された情報から、前記情報記憶装置を携帯するユーザの、自装置の使用の有無を判断する判断手段を備え、前記判断結果から前記準備動作の実行の要否を決めることを特徴とする。
さらに、前記情報記憶装置の、自装置に対する位置を検出する検出手段を備え、前記判断手段は、前記情報記憶装置の位置も参照して、前記使用の有無を判断することを特徴とする。
ここで、前記情報記憶装置の位置に基づき、前記ユーザが自装置を使用して画像処理動作を開始させるための指示を行うであろう指示予想時間を推定する指示推定手段を備え、前記制御手段は、使用されると判断された場合に、前記推定された時間に画像処理動作を開始できるように、前記準備動作の実行を制御することを特徴とする。
また、原稿を読み取って処理する処理手段と、表示手段と、を備え、前記情報記憶装置は、前記原稿に装着されており、前記画像処理に関する情報は、前記原稿の種類を示す情報であり、前記制御手段は、前記原稿の種類を示す情報から、前記原稿を読み取って処理するための処理条件を特定し、特定した内容を前記表示手段に表示させることを特徴とする。
また、原稿を読み取って処理する処理手段を備え、前記情報記憶装置は、前記原稿に装着されており、前記画像処理に関する情報は、前記原稿の種類を示す情報であり、前記判断手段は、前記原稿の種類を示す情報から前記処理手段による処理の可否を判定し、その結果から前記使用の有無を判断することを特徴とする。
さらに、前記原稿の種類とは、原稿の使用目的、カラー原稿、モノクロ原稿、片面原稿、両面原稿および原稿のサイズのいずれかを含むことを特徴とする。
また、投入された料金に応じて画像処理の実行を行う料金管理機能を有し、前記画像処理に関する情報は、料金情報であり、前記判断手段は、取得された料金情報に示される金額が所定値以下の場合には、自装置が使用されず、所定値よりも多い場合には、使用されると判断することを特徴とする。
さらに、前記情報記憶装置の移動軌跡を検出する移動軌跡検出手段を備え、前記制御手段は、前記準備動作実行中に前記移動軌跡を参照し、その検出結果に応じて準備動作の制御を変更することを特徴とする。
このように所定の範囲内に存在するユーザを識別し、識別されたユーザによる自装置の使用の有無を判断して、その判断結果に基づいて準備動作の実行を制御する構成にしたので、例えば識別されたユーザにより使用されないと判断した場合には、準備動作を実行せず、逆に使用されると判断した場合には、準備動作を実行させることが可能になり、節電とユーザの利便性の向上を図ることができる。
また、所定の範囲内に存在する情報記憶装置と無線通信を行い、前記情報記憶装置に記憶されている画像処理に関する情報を取得して、取得された情報に基づいて準備動作の実行を制御する構成にしたので、例えば情報記憶装置が原稿に装着されているとすると、原稿ごとに当該原稿に対する準備動作の実行の要否判断を行うことが可能になり、節電とユーザの利便性の向上を図ることができる。
以下、本発明に係る画像処理装置を含むシステムの実施の形態を図面を参照しながら説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、システム1の全体構成を示す図である。
同図に示すように、システム1は、画像処理装置としての複写機10と、ユーザが所持する社員証に装着されているICタグ20とを含み、複写機10とICタグ20とが無線通信により接続可能に構成されている。
ICタグ20は、いわゆるRFID(Radio Frequency Identification)と呼ばれるものであり、内部に送受信用アンテナとコントロールIC等を有する公知の構成からなり、いわゆるICタグリーダー/ライターとの間で無線通信を行うものである。このICタグ20には、ユーザを識別するための識別情報(ユーザID)等の電子情報が格納されている。ここでは、内部に電池が配され、その電池により動作してICタグが自ら電波を発するアクティブ型のものが使用される。
なお、ICタグリーダー/ライターから発せられる電波を受信して電磁誘導結合により無線通信を行うパッシブ型のものを使用するとしても良い。
また、ICタグ20とICタグリーダー/ライターとの間の通信方式としては、国際標準規格としてISO14443やISO15693等に規定されているものがあるが、この通信方式のみに限られるものではない。同図では、簡略化のためユーザを一人だけ示しているが、実際には複写機10を使用する複数のユーザが各自の社員証を所持しており、複写機10は、ユーザ毎に、当該ユーザが通信可能範囲に入るとその社員証に装着されたICタグ20を識別することにより無線通信を行える構成になっている。
図2は、複写機10の構成を示すブロック図である。
同図に示すように、複写機10は、制御部11と、操作パネル12と、スキャナ部13およびプリンタ部14を備えた多機能デジタル複写機であり、シート片面に画像を形成する片面コピーモード、シート両面に画像を形成する両面コピーモード、カラーで画像を形成するカラーコピーモード、モノクロで画像を形成するモノクロコピーモードおよび原稿の片面を読み取る片面読み取りモード、原稿の両面の読み取りを行う両面読み取りモード、ファクシミリ送受信機能、節電を行う節電モード等の各種機能を有している。
スキャナ部13は、セットされた原稿の画像を読み取る公知の原稿読取装置である。
プリンタ部14は、スキャナ部13で読み取って得られた画像データに基づいてシートに印刷する公知のプリント装置である。ここでは、図示していないが、ポリゴンミラーを有するプリントヘッドや感光体ドラムなどを備える作像部、ヒータを有する定着部等を備え、制御部11のCPU101からの指示に基づいてプリントヘッドからレーザ光を発し、帯電された感光体ドラム上を露光して静電潜像を作像する。そして、作像された静電潜像を現像してトナー像を形成し、これを搬送されるシート上に転写して、その転写されたトナー像を定着部で加熱、加圧してシートに定着させるものである。なお、シートとしては、普通紙、OHPフィルム、厚紙等を使用することができる。以下、これらを総称して用紙という。
操作パネル12は、図3(a)に示すように、ユーザからの複写(コピー)枚数等の入力を受付けるテンキー群120と、コピー等の動作開始の指示を受付けるスタートキー121と、節電を解除するための解除キー122および液晶表示部123を備えている。
液晶表示部123は、表面にタッチパネルが積層されてなり、コピーやファクシミリ等の操作に必要なメッセージや操作ガイド等を表示すると共に、各種モードの実行のための入力や指定の受付け等を行う。なお、節電モードでは、液晶表示部123への給電が停止され非表示になっており、図3(a)は、節電状態の例が示されている。
図2に戻って、制御部11は、主な構成要素としてCPU101と、送受信部102と、ROM103と、RAM104と、時計IC105と、記憶部106とを備えている。
送受信部102は、上記リーダー/ライターに相当するものであり、ICタグ20が無線通信可能領域に入るとそのICタグ20との無線通信によりICタグ20に格納されている電子情報を読み出し、または必要な情報を書き込むことができる。ここでは、指向性の強い複数のアンテナが異なる方向に向けて配置され、どのアンテナを介してICタグ20と通信できたかにより、複写機10から見て、どの方位にユーザが位置するのかを検出できるようにしている。
ROM103は、スキャナ部13における原稿読取動作およびプリンタ部14におけるプリント動作に関するプログラム、ICタグ20との通信処理に関するプログラム、ファクシミリ通信、節電処理に関するプログラムなどを格納している。
CPU101は、ROM103から必要なプログラムを読み出して、プリント等の動作を、タイミングを取りながら統一的に制御して円滑なコピー動作を実行させる。また、コピー等の終了後、所定時間経過するまでの間にユーザからの指示を何も受付けなかった場合には、節電モードに移行させる。ここでは、操作パネル12の液晶表示部123と、スキャナ部13およびプリンタ部14への電力供給が停止される。なお、節電解除は、操作パネル12の解除キー122の押下または後述の節電制御の処理により行われる。
CPU101は、節電解除を判断すると、操作パネル12やプリンタ部14等への給電を再開しウォームアップを開始させる。プリンタ部14では、定着部がヒータにより定着温度まで熱せられる。また、プリントヘッドのポリゴンミラーを回転駆動させるためのポリゴンモータの回転制御が開始される。さらに、作像部の感光体ドラムの表面電位制御や現像バイアス制御など画像形成の前処理制御が実行される。また、操作パネル12では、液晶表示部123の表示制御等が開始される。ウォームアップが終了すると、コピー等の動作が可能な通常モードに戻る。図3(b)は、節電解除後のウォームアップ中の状態を示す図であり、図3(c)は、通常モードの状態を示す図である。この意味で、ウォームアップは、画像処理動作を可能にするための準備動作といえる。
なお、節電モード時に定着部等への電力供給を停止する構成に限られず、例えば定着部について通常モードのときよりも少ない電力をヒータに供給し、定着部の温度を定着温度よりも所定温度だけ下げる制御を行うとすることもできる。
RAM104は、CPU101におけるプログラム実行時のワークエリアとなる。
時計IC105は、公知のタイマーであり、現在時刻をCPU101に知らせると共にCPU101からの指示に基づいて計時を行う。
記憶部106には、ユーザ情報テーブル111と、予定情報テーブル112と、時間履歴情報テーブル113と、マップ情報テーブル114と、経路履歴情報テーブル115と、準備動作情報テーブル116とが設けられている。
図4は、ユーザ情報テーブル111の内容を示す図である。
同図に示すように、ユーザ情報テーブル111には、ID欄とユーザ名欄が設けられている。ID欄には、個々のユーザに付与された識別記号、ここでは4桁の数値(ユーザID)が書き込まれ、ユーザ欄には、そのユーザIDに対応するユーザ名が書き込まれている。このユーザ情報テーブル111の情報は、予めシステム1の管理者等により操作パネル12を介して入力等されることにより登録される。
図5は、予定情報テーブル112の内容を示す図である。
同図に示すように、予定情報テーブル112には、週間の会議参加予定を示す情報が書き込まれている。予定情報テーブル112は、曜日欄と時間欄が設けられており、曜日欄は、月曜から金曜までの曜日、時間欄は、1日の内の午前9時から午後5時までの、1時間毎の時間帯に分けられている。
この予定情報テーブル112は、ユーザ毎に設けられており、同図は、あるユーザ(以下、「ユーザA」という。)の週間予定の情報の例が示されている。これより、ユーザAは、毎週月曜日の13時から14時の間と、金曜日の11時から12時までの間に会議が予定されていることが判る。予定情報テーブル112の情報は、予め管理者等により登録される。
図6は、時間履歴情報テーブル113の内容を示す図である。
この時間履歴情報テーブル113は、予定情報テーブル112と同様にユーザ毎に設けられており、当該ユーザの、時間帯毎における複写機10の使用履歴を示す情報が書き込まれている。
図7(a)は、ユーザAの、月曜日の午前11時から12時(正午)までの使用履歴として書き込まれている情報の例を、図7(b)は、ユーザAの、月曜日の正午から午後1時までの使用履歴として書き込まれている情報の例を示す図である。
両図に示すように、使用履歴には、時間帯の枚数と、1日の総枚数と、モードと、用紙と、倍率、用紙種類および操作入力時間の各欄が設けられている。
時間帯の枚数欄には、ユーザAが当該曜日の当該時間帯において複写により用いた用紙の累積枚数が書き込まれており、1日の総枚数欄には、当該曜日の1日間における用紙の総使用枚数が書き込まれている。
モード欄には、コピー、スキャナ(読み取り)、FAXの各モードによる処理の実行回数と、両面/片面コピーモードの実行回数と、カラー/モノクロコピーモードの実行回数のそれぞれについて、その累積値が書き込まれている。
用紙の欄には、A4、A3等の用紙サイズごとに、その使用枚数(累積)が書き込まれている。
倍率の欄には、コピーモードにおける等倍、縮小、拡大の倍率ごとの使用枚数(累積)が書き込まれている。
用紙種類の欄には、普通紙、厚紙、OHPの用紙種類ごとに、その使用枚数(累積)が書き込まれている。
操作入力時間の欄には、ユーザAが操作パネル12上においていずれかのキー入力の操作をしてからスタートキー121を押下するまでの間の平均時間(秒)が書き込まれている。コピーやファクシミリ等が1回行われる毎に、操作開始からスタートキー121押下までの時間が時計IC105により計時されると共に記憶され、その平均が求められて当該操作入力時間の欄に書き込まれる。
これら情報の参照により、月曜日の午前11時から正午までと、正午から午後1時までとの各時間帯における、ユーザAの過去の複写機10の使用状況を知ることができる。
図8は、マップ情報テーブル114に書き込まれている情報を2次元の地図形式で示した模式図である。このマップ情報テーブル114には、複写機10の周辺領域においてユーザの通路となり得る領域を座標位置で示した情報(マップ情報)が書き込まれている。
具体的には、ここでは2次元のX−Y座標軸上の原点に複写機10が位置しているとして、その周辺領域においてユーザが歩行できない部分(机群31〜34や棚35等が位置する範囲)を除く領域をユーザの通路として、その座標位置の情報が書き込まれるものである。例えば、操作パネル12の液晶表示部123上に、同図に示すようなX−Y座標軸を表示させると共に、管理者等から、複写機10の位置(原点)に対する机等が位置する範囲の指定、具体的には当該範囲を矩形としてその頂点に当たる4点の座標位置(机群32であれば(X1,Y1)、(X1,Y5)、(X3,Y1)、(X3,Y5))等を受付け、指定された範囲を除く部分を通路に相当する領域として特定することで、通路の座標位置のデータをマップ情報として得るものである。
なお、同図は、複写機10の操作パネル12が配される側を前側、その反対側を後側として、X軸を複写機10の前後方向、Y軸を左右方向とした場合の例を示している。また、座標軸上のX5、Y5等は、複写機10からの距離(例えば、X5で5メートル等)を示すものである。また、同図は、複写機10がフロアのコーナーに設置され、X軸とY軸の部分が壁になっている場合の例を示しており、X−Y座標軸系において第2〜第4象限が存在しない。ここでは、このような通路の対象外になる象限を管理者等がタッチ入力等で指定できるようになっており、マップ情報の入力の簡素化が図られている。
図9は、経路履歴情報テーブル115の内容を示す図である。
同図に示すように、経路履歴情報テーブル115には、経路欄と使用の結果欄が設けられている。経路欄には、ユーザが複写機10に近づくときの経路を示す経路情報が書き込まれている。ここで、同図の経路a、b・・とは、図8において破線等で示す矢印a、b・・に対応するものである。
使用の結果欄には、経路欄の経路を進んだユーザが複写機10を実際に使用したか否かを示す情報が書き込まれる。図9は、経路a、経路cを進んだ場合には複写機10が使用され、経路b、経路dを進んだ場合には使用されなかった例が示されている。この経路履歴を示す情報の生成方法については後述する。
図10は、準備動作情報テーブル116の内容を示す図である。
同図に示すように、準備動作情報テーブル116には、時間欄と、内容欄およびモード(コピー〜FAX受信)欄が設けられている。時間欄には、対応する内容欄に記載される処理を準備動作として実行するのに要する時間が書き込まれている。
具体的には、T1は、節電解除から、操作パネル12の液晶表示部123の表示制御等の処理が終わるまでに要すると想定される準備動作時間を示している。
T2は、節電解除から、定着部の温度が定着温度まで達するのに要すると想定される準備動作時間を示している。
T3は、節電解除から、作像部の前処理制御が終わるまでに要すると想定される準備動作時間を示している。
T4は、節電解除から、プリントヘッドのポリゴンモータの回転制御が終わるまでに要すると想定される準備動作時間を示している。
これらT1〜T4の情報は、予め複写機10の製造時に書き込まれても良いし、管理者等により操作パネル12を介して設定されるとしても良い。また、節電解除の実行毎に、T1等の時間を計測し、その計測結果を上書きすることや、計測結果の履歴をとっておきその平均値を書き込むとしても良い。なお、準備動作としては、節電モード(画像処理動作を実行できない状態)から通常モード(画像処理動作を実行可能な状態)に移行させるのに必要な動作(ウォームアップ等)であれば、上記の定着部のヒータ等への電力供給に限られることはない。
モード欄には、コピーモード等を実行する場合に必要になる準備動作がどれであるのかを示す情報が書き込まれている。例えば、コピーモードの場合には、全てが必要(丸印)とされ、スキャナ(読み取り)モードの場合には、操作パネル12だけが必要とされる。
図11は、制御部11による節電制御の処理内容を示すフローチャートである。
同図に示すように、節電中に、ICタグ20を検出したか否かを判断する(ステップS100)。この判断は、ユーザの所持するICタグ20が無線通信可能な所定の範囲(通信圏)内に入り当該ICタグ20からの信号を受信できたか否かにより行われる。
ICタグ20を検出できたことを判断すると(ステップS100で「YES」)、当該ICタグ20の移動軌跡とその速度を検出する(ステップS101)。この移動軌跡等の検出は、次のようにして行われる。
(一)ICタグ20との通信開始時から、所定タイミング、例えば0.5秒ごとに当該ICタグ20との通信を試みる。
(二)当該ICタグ20から受信した信号の電波の強度により自装置(複写機10)との距離を検出すると共に、送受信部102のどのアンテナを介して信号を受信したのかにより自装置から見たときの方位を検出する。受信電波の強度の値と距離との相関を予め実験等から取っておけば電波強度を距離に変換できる。
(三)検出した距離と方位により当該ICタグ20の現在位置を検出し、その現在位置を、図8に示すマップ情報のX−Y座標系を用いその座標位置で表す。ユーザが移動すると当該ICタグ20の現在位置を示す座標位置も動くことになる。座標位置で示される点をX−Y平面上で繋いでいき、これを当該ユーザの移動軌跡とする。また、隣接する点間の距離と時間(上記例の場合、0.5秒)とから当該ユーザの移動速度を求める。このICタグ20の位置と移動軌跡等の検出は、当該処理実行中に繰り返し実行される。
そして、通信圏内で自装置に接近しているか否かを判断する(ステップS102)。この判断は、例えばICタグ20が通信圏内に入った時から数秒までの間のICタグ20の移動軌跡の先頭がX−Y平面上において自装置に向かって延びているか否かを検出することにより行われる。
接近して来ていることを判断すると(ステップS102で「YES」)、準備動作実行要否判断処理を実行する(ステップS103)。
図12は、準備動作実行要否判断処理のサブルーチンの内容を示す図である。
同図に示すように、当該ICタグ20に格納されている識別情報、ここではユーザIDを当該ICタグ20から無線通信により取得する(ステップS151)。
取得したユーザIDからユーザを識別し、識別したユーザの使用履歴を参照する(ステップS152)。具体的には、ユーザ情報テーブル111を参照し、取得したユーザIDに対応するユーザ名を読み出し、読み出したユーザに対応する時間履歴情報テーブル113に書き込まれている情報を読み出す(取得する)。以下、当該ユーザをユーザAとした場合の例を説明する。
ユーザAによる自装置の使用の有無を判断する(ステップS153)。この判断は、次のようにして行う。
すなわち、(一)時間履歴情報テーブル113に格納されている情報の中から、現在時刻が属する時間帯の情報を読み出す。例えば、現在時刻が月曜日の午前11時5分であるとすると、図7(a)に示す情報が読み出されることになる。
(二)同図に示す「月曜日:午前11時から12時まで」の時間帯において、時間帯の枚数欄と1日の総枚数欄とに書き込まれている値を読み出して、時間帯の枚数Pを、1日の総枚数Qで除した値Rを求める。同図の例では、R=0.93になる。なお、月曜日の正午から13時までの時間帯とすると、図7(b)の例のようにR=0になる。
(三)求めた値Rが所定の閾値S以上か否かを判断する。ここで所定の閾値Sを、例えば0.2とすると、R≧Sになる。
(四)R≧Sの場合には、使用され、R<Sの場合には、使用されないとする。
このようにRとSの大小関係で使用の有無を判断するのは、値Rとは、1日の総枚数の内の、当該時間帯の枚数の比率を表すものであり、この値Rが大きいということは、ユーザAが過去、当該曜日に当該時間帯においてコピー等を行ったことが多かったことを意味しており、値Rがある程度大きくなる時間帯についてはユーザAの行動パターンとして複写機10を使用する可能性が高く、逆に大変小さくなる時間帯についてはほとんど使用しないと想定できるからである。
閾値Sは、例えば予め実験等で求めることができ、また管理者等により任意に変更するとしても良い。さらに、時間帯毎にその値を変えるとすることもできる。
また、予定情報テーブル112から当該時間帯の直後、1〜2時間後等に会議が予定されている場合には、使用可能性が高いとして、値Rに所定の重み付けを行う、例えば所定値(0.1など)を加算するとしても良い。さらに、会議予定があることをもって使用可能性が高い、すなわち使用されるとみなすこともできる。この場合、上記の演算を省くことができ、処理を簡素化できる。この意味で、使用履歴、会議予定等は、使用の有無を判断するための情報ととらえることができる。
使用されると判断すると(ステップS154で「YES」)、使用設定を推定する(ステップS155)。具体的には、ユーザAが過去に当該時間帯において複写機10を使用したときの設定内容の内、最も多いものを、今回の使用時に設定されるものとして推定する。ここでは、図7(a)に示すモード、用紙、倍率、用紙種類の各欄について、値が最大のものが読み出される。より具体的には、コピーモード(両面/カラー)、A4サイズの用紙、等倍、普通紙ということになる。この意味で、当該使用設定とは、ユーザAが自装置を使用するに際し入力操作を行うであろう内容に相当するものといえる。
次に、節電状態から動作可能状態に移行するまでに要すると想定される動作可能状態移行時間αを推測する(ステップS156)。ここでは、ステップS155で推定された使用設定と、図10に示す準備動作情報テーブル116の内容とから動作可能状態移行時間αを求める。
具体的には、例えば推定された使用設定がコピーモードであった場合には、操作パネル12、定着部、作像部、ポリゴンモータ全てについて準備動作が必要であり、これら準備動作時間の中の最長のものが動作可能状態移行時間αとされる。なお、T1については、時間履歴情報テーブル113の操作入力時間欄(図7)に書き込まれている時間(操作入力予想時間)を足し合わせた時間T1´が比較の対象とされる。
例えば、T1=25(秒)、T2=40(秒)、T3=20(秒)、T4=10(秒)とすると、図7(a)の例では、T1´=25+10=35(秒)になり、T1´〜T4までの内、最も大きいものがT2なので、その結果α=T2になる。
また、例えば推定された使用設定がFAX送信であった場合には、操作パネル12だけについて準備動作が必要であるとされる。この場合には、α=T1´になる。
そして、ユーザAの複写機10までの到達予定時間(第1の時間)と、ユーザAの操作パネル12上における操作入力予想時間(第2の時間)との合算時間βを推測する(ステップS157)。
具体的には、到達予定時間については、ステップS101によるICタグ20の移動軌跡と、マップ情報テーブル114のマップ情報とから、X−Y平面上において通路とみなされる部分を移動するユーザAの現在時点と複写機10間の距離を求め、その求めた距離を、ステップS101によるICタグ20の移動速度で除することにより求められる。例えば、到達予定時間を30秒、操作入力予想時間を10秒とすると、時間βは、40秒ということになる。この意味で、時間βとは、ユーザAが複写機10を使用して画像処理動作を開始させるための指示を行うであろう指示予想時間に相当するものといえる。
なお、装置によっては、例えばスタートキーだけを押下するなど操作方法が極めて簡易なため操作入力予想時間を無視しても差し支えがない場合もあり、このような場合には、到達予定時間をそのまま時間βとして扱い、上記のような合算処理を止めることで処理の簡素化を図ることもできる。
ステップS158では、現時点での自装置の使用の有無を判断する。ここでは、ICタグ20(ユーザA)の移動軌跡からユーザAの経路を判定し、判定した経路をユーザAが進んだときに過去に複写機10を使用したことがあるか否かを、経路履歴情報テーブル115を参照して判断する。例えば、経路aであると判定されると、履歴情報テーブル115から使用され、経路bであると判定されると使用されないと判断する。この意味で、経路履歴を示す情報は、使用の有無を判断するための情報の一つといえる。
使用されると判断すると(ステップS159で「YES」)、α≧βであるか否かを判断する(ステップS160)。
α≧βであれば(ステップS160で「YES」)、準備動作の実行を必要と決定、ここではその旨のフラグを立てて(ステップS161)、メインルーチンにリターンする。この場合、後述のように節電が解除され準備動作が開始されることになる。
このようにα=βになった時点で準備動作の実行を必要とすることにより、ユーザAが複写機10のところに到達し入力操作を経てスタートキー121を押下するタイミングと、準備動作が終了して動作可能状態に移行するタイミングとを略一致させることが可能になり、節電効果とユーザの利便性を得ることができる。
一方、α≧βでない、すなわちα<βであれば(ステップS160で「NO」)、ステップS157に戻り、ステップS157〜S160までの処理を所定間隔毎、例えば0.5秒間隔毎に繰り返し行う。この場合、処理が繰り返される毎に、その時点における値βの推測と使用の有無が判断されることになる。
これにより、α<βのときに準備動作を開始するよりも節電効果を高めることができる。なぜなら、α<βのときに準備動作を開始させると、ユーザAによるスタートキー121の押下までの間に、複写機10では既に準備動作が終わって待機状態になり、その時間が長ければそれだけ待機時間でのヒータ等の消費電力が多くなるが、α=βのときに準備動作を開始させると、ユーザAによるスタートキー121の押下のときと、準備動作の終了のときが略同タイミングになり、待機時間が極めて短く、待機時間における消費電力をより少なく済ませられるからである。
ステップS159で使用されないと判断すると、ステップS162に移り、操作パネル12への操作入力があったか否かを判断する。ここで入力があったことを判断すると(ステップS162で「YES」)、ステップS161に移り、準備動作の実行を必要とする。これにより、一旦使用されないと判断されても、実際に操作パネル12で入力があった場合には、準備動作実行が必要とされ、節電が解除されることになる。ユーザAが過去の行動パターンとは異なる行動をとった場合に特に有効になる。
なお、入力有無の判断には、例えば数秒間の時間をとることが好ましい。例えば、ユーザAの移動軌跡を図8に示す経路bと判定したため、使用されないと判断したが、遠回りの進路をとって最終的に複写機10に近づいた場合など、入力有無の判断をある程度時間をかけて行った方が準備動作実行の要否の判断をより的確に行えるからである。
操作パネル12への入力操作がないと判断すると(ステップS162で「NO」)、準備動作の実行を不要と決定、ここではその旨のフラグを立てて(ステップS163)、メインルーチンにリターンする。
また、ステップS154で使用されないと判断すると、ステップS162に移る。ステップS159で「NO」と判断された場合と同様の処理が行われる。
図11に戻って、ステップS104では、準備動作実行の要否を判断する。
準備動作実行が必要であることを示すフラグが立てられていることを判断すると、準備動作の実行を必要として(ステップS104で「YES」)、節電モードを解除し(ステップS105)、準備動作を開始する(ステップS106)。具体的には、必要な部分に電力供給を開始する。例えば、上記ステップS155において推定された使用設定がコピーモードの場合には、操作パネル12、定着部、作像部、プリントヘッド等への電力供給が開始される。
その際、動作可能状態移行時間αとされた部分に対応するもの、上記例では定着部への電力供給を開始させ、他の操作パネル12、作像部、プリントヘッドについては、値β(=40秒)との関係からタイミングをずらして電力供給が開始される。具体的には、操作パネル12については、T1´=35(秒)なので、β−T1´=5(秒)になり、定着部への電力供給開始から5秒経過後に操作パネル12への電力供給が開始される。このようにすることにより、ユーザAが複写機10のところに到達した時点で、操作パネル12の表示制御等の準備動作が丁度終了して、入力等が可能な状態になっていることになる。操作パネル12の表示欄124(図3(b))には、上記推定された使用設定の内容が表示される。これによりユーザAの入力操作の簡略化を図ることができる。
同様に、作像部については、定着部への電力供給開始から20秒後に、プリントヘッドについては30秒後に電力供給が開始される。電力供給の開始により、各部において所定の準備動作が開始される。
また、例えば推定された使用設定がFAX送信の場合には、操作パネル12だけについて電力供給が開始される。FAX送信の場合には、定着部等を使用しないからである。
そして、準備動作の詳細設定を行う(ステップS107)。この詳細設定とは、準備動作実行中にユーザAが自装置周辺のどこに位置しているのかにより準備動作の制御を変更する処理である。
具体的には、ユーザAが複写機10の正面(操作パネル12が位置する側)かつ所定距離(例えば1m)の範囲内に所定時間(例えば数秒)位置する場合には、複写機10を使用する可能性が極めて高いとして準備動作をそのまま継続する。一方、複写機10の側面(用紙排出側)に位置する場合には、既にコピーやFAX受信等が終了して排出トレイ(不図示)に収容されている用紙を取りに来ている可能性が高いとして準備動作を終了する。この場合、操作パネル12から解除キー122等の押下があれば再度準備動作が開始される。
また、この準備動作の詳細設定において次のような処理を行うとしても良い。例えば、図8に示す棚35にOHPフィルムが用意されている旨の情報を予め複写機10に記憶させ、ユーザAが図8に示す経路cにおいて、その途中の棚35の前で一旦止まり、その後複写機10の前まで来た場合に、複写用のOHPフィルムが棚35から取り出された可能性が高いとして、操作パネル12の液晶表示部123に「OHPフィルムをセットする場合は、・・・の給紙トレイにセットして下さい」という旨のメッセージを表示させる。これにより、ユーザAにOHPフィルムのセット方法を案内することができる。
また、OHPフィルムが給紙トレイ等にセットされる可能性が高いことを考慮して、例えば操作パネル12に表示させる用紙の種類を変更、具体的には図3(b)の欄124に示される普通紙をOHPフィルムに変更するとしても良い。上記のことは、OHPフィルムに限られず、例えば厚紙や葉書用紙など棚35にコピー用として用意されているもの一般に適用できる。
さらに、棚35のどの位置にどの種類の用紙が置いてあるのかを決めておけば、その配置位置に応じてセットされる可能性のある用紙の種類を決めて、決めた用紙のセット方法の表示等を行うとすることもできる。
上記準備動作を中止する、またはユーザAが自装置から所定距離(例えば1m)以内に入っていないこと検出すると、使用されないとして(ステップS108で「YES」)、準備動作を行っている場合には中止し、節電モードに戻り(ステップS110)、ステップS111に移る。この場合、もちろんステップS101のユーザAの現在位置の検出等の処理も終了する。
一方、使用されると判断すると(ステップS108で「NO」)、コピー等の動作を監視し、その終了を判断すると(ステップS109で「YES」)、節電モードに戻り(ステップS110)、ステップS111に移る。
また、ステップS104で、準備動作の実行が不要であることを示すフラグが立てられていることを判断すると、準備動作の実行を不要として(ステップS104で「NO」)、そのまま節電状態を維持し、ステップS111に移る。
ステップS111では、履歴を更新する処理を行って、ステップS100に戻る。
この履歴の更新は、時間履歴情報テーブル113と経路履歴情報テーブル115の情報に対して行われる。具体的には、ユーザAの移動軌跡(経路)を表す座標位置のデータを経路情報として、ユーザAに対応する経路履歴情報テーブル115の経路欄に書き込む(経路情報の生成)処理が含まれる。例えば、図8の経路aの場合であれば、ユーザAの移動順に座標位置(X0,Y10)、(X0,Y9)、(X0,Y8)・・・(X0,Y1)、(X0,Y0)を示すデータになる。
移動軌跡は、ユーザAが所定の範囲内に入る毎に検出され、検出された移動軌跡が既に書き込まれている移動軌跡と同じものでない場合には、新たな経路としてそのデータが経路欄に順次書き込まれる。
また、検出された移動軌跡を経路として進んだ場合に、複写機10を実際に使用したか否かを示す情報が、経路履歴情報テーブル115の使用の結果欄に書き込まれる。なお、以前と同じ経路であるのに、使用と不使用の結果が異なる場合には、最新の結果が反映されるように上書きされる。
さらに、実際に使用された場合の用紙の枚数、サイズ、種類、実行されたモード、倍率、操作入力時間に基づいて時間履歴情報テーブル113の当該曜日の当該時間帯欄に現に書き込まれている情報が更新される。例えば、現時点が図7(a)に示す状態であり、実際の使用が、カラーの両面コピーモード、普通紙、A4サイズ、40枚、等倍であったとすると、更新後には、時間帯の枚数が600枚、1日の総枚数が640枚、モードのコピー欄の値が51回、両面が51回、カラーが51回、用紙のA4サイズが600枚、等倍が600枚、普通紙が600枚になる。なお、操作入力時間は、今回の時間と過去の時間との平均値が書き込まれる。
なお、上記では、複写機10に近づいて来るユーザをユーザAとした場合の例を説明したが、他のユーザであっても、ICタグに格納されているユーザIDを無線通信により取得することで、どのユーザ(ICタグ)であるかを個別に識別することができ、上記同様の処理により当該ユーザの現在位置、使用の有無、節電解除の要否等を判断することができる。このことは、通信圏内に複数のユーザ(ICタグ)が存在する場合でも同様であり、いわゆるアンチコリジョンにより各ユーザの位置検出等を行うことができる。
この場合、例えば最初にユーザAを検出したが、ユーザAが自装置に近づいて来ている途中で別のユーザBがユーザAを追い越して、より接近したような場合には、その追い越しを検出した以降に、使用判断の対象をユーザBに切り換えて(複数のユーザが存在する場合には、自装置から最も近いユーザを対象として)、ステップS101以降の処理を実行する構成をとることができる。
また、上記節電制御の処理中に、例えば社員証を所持していないユーザにより操作パネル12から入力操作が行われた場合には、節電を解除して、操作パネル12や定着部などの全部について準備動作を開始させる。これにより、当該ユーザの待ち時間を少しでも減らすことができる。
さらに、上記では、使用の有無の判断をステップS153とS158で行うとしたが、例えばいずれか一方の処理だけを行うとしても良いし、実行順序を変えるとしても良い。
以上説明したように、本実施の形態では、近づいて来るユーザを識別し、識別したユーザの使用履歴および経路履歴を参照して、準備動作実行(節電解除)の要否を判断するとしたので、例えば過去に複写機10を使用したことが大変少ない時間帯に当該ユーザが近づいて来た場合や、複写機10の位置に至るまでの経路の内、複写機10の使用のためにとられたものではなかった経路を当該ユーザが進んでいる場合には、使用可能性が低いとして準備動作を実行せず(節電を維持し)、節電効果をより高めることができる。逆に、使用回数が大変多いユーザである場合や過去に複写機10を使用するためにとられた経路を進んでいる場合には、使用可能性が高いとして準備動作を実行し(節電を解除して)、当該ユーザが複写機10の前に到達したときに直ぐに複写機10を使用できるようにすることで当該ユーザの利便性を図ることが可能になる。
(第2の実施の形態)
上記第1の実施の形態では、各ユーザを識別してその使用履歴等から準備動作実行の要否を判断するとしたが、本実施の形態では、コピー等の対象になる原稿に、当該原稿の情報、例えばコピー用またはFAX送信用の原稿である旨の情報などが格納されたICタグが装着されており、当該原稿を所持するユーザが複写機に近づいて来たときに、当該ICタグとの無線通信により当該ICタグから原稿の情報を取得して、取得した情報から準備動作実行の要否等を判断するようにしており、その点が第1の実施の形態と異なっている。以下、説明の都合上、第1の実施の形態と同じ内容についてはその説明を省略し、同じ構成要素については、同符号を付すものとする。
図13は、本実施の形態の複写機10の制御部19の構成を示す図である。
同図に示すように、制御部19は、第1の実施の形態の制御部11と比較してCPU109と記憶部108が異なっている。
CPU109は、後述の節電制御を実行する。
記憶部108は、マップ情報テーブル114と、経路履歴情報テーブル115と、準備動作情報テーブル116および画像処理条件テーブル1081を有している。
第1の実施の形態の記憶部106のユーザ情報テーブル111と、予定情報テーブル112および時間履歴情報テーブル113が備えられていない。これは、本実施の形態では、ユーザの識別を行っていないからである。
ICタグ21は、原稿に装着されて(埋め込まれて)おり、当該ICタグ21には、原稿の情報として片面にのみ画像が形成された片面原稿であるか、両面に画像が形成された両面原稿であるか、カラーとモノクロのいずれの画像が形成された原稿であるか、原稿のサイズ、複写とFAX送信等のどのモードで用いられるべき原稿であるか(使用目的)等を示す情報(画像処理に関する情報)が格納されている。この原稿の情報のICタグへの書き込みの方法としては、例えば管理者等により専用のICタグライターにより原稿ごとに行う方法や、別の複写機等の装置において当該装置に配されたICタグライターによりプリント時やFAX送信時等に行う方法などがある。
なお、本実施の形態では、カラーコピーモードの場合、モノクロコピーモードよりも定着温度をある程度高い温度まで上昇させる制御を実行する。そのため、定着部について、カラーコピーモードの場合、準備動作に要する時間がモノクロコピーモードの場合のT2よりも長い時間T21を要することになる。このことは両面コピーモードの場合にも適用され、両面コピーモードの場合、片面コピーモードの場合のT2よりも長い時間T31を要するものとする。
図14は、画像処理条件テーブル1081の内容を示す図である。
同図に示すように、画像処理条件テーブル1081には、条件欄と内容欄が設けられている。内容欄には、対応する条件欄に記載される条件で処理を実行するのに必要な内容が書き込まれている。
具体的には、原稿がカラーの場合には、定着部の準備動作に要する時間T2をT21に変更し、モノクロの場合には、上記T2を変更しない旨が示されている。また、片面の場合には、上記T2を変更せず、両面の場合には、T31に変更する旨が示されている。
図15は、本実施の形態の制御部19による節電制御の処理内容を示すフローチャートである。
同図に示すように、本処理は、第1の実施の形態の節電制御の処理とほとんど同じであるが、ステップS103に代えてステップS200の処理が実行され、ステップS106に代えてステップS300の処理が実行され、ステップS111の処理が実行されない点が異なっている。
図16は、ステップS200の準備動作実行要否判定処理のサブルーチンの内容を示すフローチャートである。
同図に示すように、本処理では、第1の実施の形態の準備動作実行要否判定処理に対し、ステップS151〜S155の処理が実行されず、その代わりにステップS201とS202の処理が実行され、ステップS161に代えてステップS203の処理が実行されるようになっている。以下、ステップS201〜S203の処理について詳述する。
ステップS201では、ICタグ21から当該ICタグ21に格納されている画像処理に関する情報を取得する。
ステップS202では、取得した情報から使用設定を特定する。具体的には、例えば取得した情報から当該原稿が複写用であり両面のカラー原稿、Aサイズである場合には、カラー、A4サイズの用紙、等倍、両面原稿を使用設定(当該原稿を読み取って処理するための処理条件)として特定し、これを操作パネル12上の表示欄124に表示させる。
ステップS202の処理後は、基本的に上記ステップS156〜S163までと同じ処理により、準備動作実行の要否が決定されるが、ステップS203では、原稿の種類に応じて準備動作がどの部分に必要であり不要であるかが決められるようになっている。
すなわち、複写用の原稿であることが判ると、操作パネル12、定着部、作像部およびプリントヘッドの各部について準備動作を必要と決める。また、FAX送信用の原稿であることが判ると、操作パネル12についてだけ準備動作を必要と決めるものである。
第1の実施の形態では、識別されたユーザ毎にその使用履歴から設定される可能性が高いモードを推定し、推定したモードに応じてどの部分の準備動作が必要であるかを決めるとしており、この点で大きく異なっている。
図15に示すステップS300の準備動作開始の処理では、上記ステップS203において準備動作実行が必要と決められた部分だけについて、その準備動作が開始される。また、画像処理条件テーブル1081を参照し、原稿に応じて定着部の準備動作に要する時間を変更する。例えば、使用設定としてカラーコピーモードが特定された場合には、時間T2をT21に変更し、両面コピーモードが特定された場合には、T31に変更する。この変更の処理により、定着部の準備動作が原稿毎に当該原稿に適したタイミングで開始されることになる。
以上説明したように、本実施の形態ではユーザの識別を行わなくても、原稿に装着されたICタグ21から当該原稿の画像処理に関する情報を取得し、取得した情報から原稿に応じて準備動作の実行の要否判断を行うと共に、定着部等の準備動作を原稿に適したタイミングで実行できるようになり、節電効果とユーザの利便性の向上を図ることができる。
本発明は、上記画像処理装置に限られず、上記の節電制御等の方法であるとしてもよい。さらに、その方法をコンピュータが実行するプログラムであるとしてもよい。また、本発明に係るプログラムは、例えば磁気テープ、フレキシブルディスク等の磁気ディスク、DVD−ROM、DVD−RAM、CD−ROM、CD−R、MO、PDなどの光記録媒体、フラッシュメモリ系記録媒体等、コンピュータ読み取り可能な各種記録媒体に記録することが可能であり、当該記録媒体の形態で生産、譲渡等がなされる場合もあるし、プログラムの形態でインターネットを含む有線、無線の各種ネットワーク、放送、電気通信回線、衛星通信等を介して伝送、供給される場合もある。
また、本発明に係るプログラムは、上記に説明した処理をコンピュータに実行させるための全てのモジュールを含んでいる必要はなく、例えば通信プログラムやオペレーティングシステム(OS)に含まれるプログラムなど、別途情報処理装置にインストールすることができる各種汎用的なプログラムを利用して、本発明の各処理をコンピュータに実行させるようにしても良い。従って、上記した本発明の記録媒体に必ずしも上記全てのモジュールを記録している必要はないし、また必ずしも全てのモジュールを伝送する必要もない。さらに所定の処理を、専用ハードウェアを利用して実行させるようにすることができる場合もある。
(変形例)
以上、本発明を実施の形態に基づいて説明してきたが、本発明は、上述の実施の形態に限定されないのは勿論であり、以下のような変形例が考えられる。
(1)上記第1の実施の形態では、ICタグ20が装着された社員証をユーザが携帯する場合の例を、第2の実施の形態では、ICタグ21が装着された原稿をユーザが所持する場合の例をそれぞれ説明したが、例えばユーザが、ICタグ20が装着された社員証を携帯すると共にICタグ21が装着された原稿を所持するとしても良い。この場合には、複写機10は、ICタグ20からユーザの識別情報を取得でき、ICタグ21から原稿の画像処理に関する情報を取得できる。これら両方の情報を用いて節電解除の要否等をより高い確度で判断することができる。例えば、原稿の情報から使用設定を推定ではなく特定して各部について準備動作の要否およびその開始タイミングを決めることが考えられる。
このような構成をとる場合、例えばユーザが携帯する社員証等の部材にリーダの機能を持たせ、当該リーダを用いて原稿のICタグから情報を読み出し、その情報を当該部材から複写機10に送信する構成とすることもできる。原稿に埋め込まれたICタグの性能により例えば無線通信の可能な距離がある程度短くなるような場合に特に効果的である。
(2)上記第1の実施の形態では、ユーザの識別情報がICタグに格納されている場合の例を説明したが、ユーザの識別情報が格納される情報記憶装置であればこれに限定されない。例えば、PDA(Personal Digital Assistant)等の装置とすることができる。具体的には、ユーザ毎に、個人を識別するための識別情報が格納されている情報記憶装置を携帯し、複写機10が各ユーザの情報記憶装置から無線通信により当該ユーザの識別情報を取得する構成としても良い。この場合でも、受信電波の電界強度の値と自装置からの距離との相関を実験等から予め把握しておけば、自装置から情報記憶装置までの距離を検出することが可能である。この無線通信の方法としては、例えばBluetooth(登録商標)や赤外線による通信を用いることができる。なお、複写機10からの距離と方位の検出方法として、例えばGPS(Global Positioning System)を用いる方法をとるとしても良い。
(3)上記第2の実施の形態では、ICタグに原稿の種類等の情報が画像処理に関する情報として格納されている場合の例を説明したが、ICタグの装着対象および画像処理に関する情報はこれに限られない。
例えば、複写機が、投入された料金に応じてコピー等の画像処理の実行を行う料金管理機能を有している場合に、上記画像処理に関する情報を料金情報、装着対象をカード等の部材とすることができる。複写機は、コピー動作等の実行後、その動作に応じた料金をそのカードに格納されている料金情報により示される金額から差し引いた額を新たな料金情報として書き込む。
この構成とする場合、複写機は、ユーザが当該カードを所持して近づいて来た場合に、ICタグから料金情報を取得し、その料金情報により示される金額が所定値以下の場合、具体的にはほとんど残量がないような場合には、使用されないと判断して節電を解除せず、所定値よりも多い場合、使用されると判断して節電を解除する構成をとることができる。もちろん、使用の有無の判断は、上記のものと組み合わせるとしても良い。なお、画像処理に関する情報が格納される情報記憶装置であればICタグに限られないことは、第1の実施の形態の場合と同様である。
(4)上記第2の実施の形態では、使用の有無をユーザ(ICタグ)の位置に基づいて判断するとしたが、これに限られない。例えば、モノクロコピーモードの実行機能だけを有する複写機の場合に、ユーザがカラー原稿を所持して近づいて来たことを検出すると、カラーコピーの可否を判定し、その判定結果(不可判定)から当該ユーザが自装置を使用する可能性が低いとして準備動作を開始させないとすることもできる。また、カラーコピーが可能な構成であっても、カラーのトナーが不足している場合やカラーの作像部が故障しているような場合に、不可の判定を行うとしても良い。
さらに、例えばFAX機能を有していない複写機であれば、原稿がFAX用であることが判ると、使用されないと判断することもできる。要するに、画像処理に関する情報から準備動作の要否を決める(実行を制御する)構成であれば良い。
(5)上記第1の実施の形態では、記憶部106に時間履歴や経路履歴等を示す情報が格納されており、この情報を記憶部106から読み出す(取得)するとしたが、これら情報が例えばユーザが携帯する側のICタグ等の情報記憶装置に格納され、複写機10が当該装置から各情報を通信により取得するということもできる。
(6)上記第1の実施の形態では、ユーザ情報テーブル111においてユーザIDとユーザ名を対応付けるとしたが、これに例えば複写機10の使用の許否を示す情報を対応付けるとしても良い。複写機10の使用制限をユーザ毎に行うと共に使用が許可されていないユーザに対して当該ユーザが接近したとしても準備動作を行わないとすることができ、節電効果を向上できる。
(7)上記実施の形態では、複写機を画像処理装置とした場合の例を説明したが、画像処理装置としては、節電機能を有し、外部の情報記憶装置と無線通信が可能なものであれば、プリンタ、スキャナ、ファクシミリ装置等に適用できる。また、上記実施の形態及び上記変形例をそれぞれ組み合わせるとしても良い。
本発明は、節電機能を有する画像処理装置に広く適用することができる。
第1の実施の形態におけるシステム1の全体構成を示す図である。 システム1に含まれる複写機10の構成を示すブロック図である。 複写機10の操作パネル12の構成を示す図である。 複写機10の制御部11の記憶部106内に設けられたユーザ情報テーブル111の内容を示す図である。 記憶部106内に設けられた予定情報テーブル112の内容を示す図である。 記憶部106内に設けられた時間履歴情報テーブル113の内容を示す図である。 時間履歴情報テーブル113に書き込まれている情報の一例を示す図である。 記憶部106内に設けられたマップ情報テーブル114に書き込まれている情報を模式的に示した図である。 記憶部106内に設けられた経路履歴情報テーブル115の内容を示す図である。 記憶部106内に設けられた準備動作情報テーブル116の内容を示す図である。 制御部11による節電制御の処理内容を示すフローチャートである。 準備動作実行要否判断処理のサブルーチンの内容を示す図である。 第2の実施の形態における制御部19の構成を示す図である。 制御部19の記憶部108内に設けられた画像処理条件テーブル1081の内容を示す図である。 制御部19による節電制御の処理内容を示すフローチャートである。 制御部19による準備動作実行要否判定処理のサブルーチンの内容を示すフローチャートである。
符号の説明
10 複写機
11、19 制御部
12 操作パネル
14 プリンタ部
20、21 ICタグ
101 CPU
106、108 記憶部
111 ユーザ情報テーブル
113 時間履歴情報テーブル
115 経路履歴情報テーブル
116 準備動作情報テーブル
1081 画像処理条件テーブル

Claims (23)

  1. 準備動作の後、画像処理動作が可能になる画像処理装置であって、
    自装置から所定の範囲内に存在するユーザを識別する識別手段と、
    識別されたユーザによる自装置の使用の有無を判断する判断手段と、
    前記判断手段による判断結果に基づいて前記準備動作の実行を制御する制御手段と、
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記使用の有無を判断するための情報を取得する取得手段を備え、
    前記判断手段は、前記取得された情報から前記使用の有無を判断し、
    前記制御手段は、前記判断結果から前記準備動作の実行の要否を決めることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記情報は、前記ユーザによる自装置の使用履歴に関する情報であり、
    前記判断手段は、前記使用履歴に関する情報から前記使用の有無を判断することを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記ユーザの、自装置に対する位置を検出する検出手段を備え、
    前記判断手段は、
    前記ユーザの位置も参照して、前記使用の有無を判断することを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
  5. 前記ユーザの位置に基づき、前記ユーザが自装置を使用して画像処理動作を開始させるための指示を行うであろう指示予想時間を推定する指示推定手段を備え、
    前記制御手段は、
    使用されると判断された場合に、前記推定された時間に画像処理動作を開始できるように、前記準備動作の実行を制御することを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
  6. 前記指示推定手段は、
    前記ユーザが現在位置から自装置まで移動するのに要する第1の時間と、前記ユーザが前記画像処理動作の指示のための入力操作に要する第2の時間とを推定し、当該第1と第2の時間を加算した時間を前記指示予想時間とすることを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。
  7. 前記準備動作の開始から終了までに要する第3の時間を推定する動作時間推定手段を備え、
    前記指示推定手段は、所定間隔毎に前記指示予想時間を推定し、
    前記制御手段は、
    前記指示予想時間が推定される毎に、当該指示予想時間と前記第3の時間を比較し、当該指示予想時間が前記第3の時間以下になったときに前記準備動作を開始させることを特徴とする請求項5または6に記載の画像処理装置。
  8. 前記使用履歴に関する情報は、前記ユーザによる自装置の使用履歴を示す情報であり、
    前記動作時間推定手段は、
    前記使用履歴から、前記ユーザが自装置を使用するに際し入力操作を行うであろう内容を推定し、推定した内容に応じて前記第3の時間を推定することを特徴とする請求項7に記載の画像処理装置。
  9. 前記推定された内容を表示させる表示手段を備えることを特徴とする請求項8に記載の画像処理装置。
  10. 前記使用履歴に関する情報は、所定の時間帯毎に分けられており、
    前記制御手段は、
    現在時刻が属する時間帯の情報を参照することを特徴とする請求項3乃至9のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  11. 前記情報は、自装置の使用の許否を示す情報であり、
    前記判断手段は、
    前記ユーザが使用許可されているユーザである場合には、自装置が使用され、許可されていないユーザである場合には、使用されないと判断することを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  12. 前記使用の有無を判断するための情報を格納している格納手段を備え、
    前記取得手段は、
    前記格納手段から前記情報を取得することを特徴とする請求項2乃至11のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  13. 前記識別手段は、複数のユーザを識別することが可能であり、
    前記判断手段は、
    複数のユーザが識別されている場合には、自装置から最も近いユーザを判断対象とすることを特徴とする請求項4乃至9のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  14. 前記識別手段は、
    前記ユーザが携帯している、個人を識別するための識別情報が格納されている情報記憶装置との無線通信により、当該情報記憶装置から前記識別情報を取得して前記ユーザを識別することを特徴とする請求項1乃至13のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  15. 準備動作の後、画像処理動作が可能になる画像処理装置であって、
    自装置から所定の範囲内に存在する情報記憶装置と無線通信を行い、前記情報記憶装置に記憶されている画像処理に関する情報を取得する取得手段と、
    取得された情報に基づいて前記準備動作の実行を制御する制御手段と、
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  16. 前記制御手段は、
    取得された情報から、前記情報記憶装置を携帯するユーザの、自装置の使用の有無を判断する判断手段を備え、
    前記判断結果から前記準備動作の実行の要否を決めることを特徴とする請求項15に記載の画像処理装置。
  17. 前記情報記憶装置の、自装置に対する位置を検出する検出手段を備え、
    前記判断手段は、
    前記情報記憶装置の位置も参照して、前記使用の有無を判断することを特徴とする請求項16に記載の画像処理装置。
  18. 前記情報記憶装置の位置に基づき、前記ユーザが自装置を使用して画像処理動作を開始させるための指示を行うであろう指示予想時間を推定する指示推定手段を備え、
    前記制御手段は、
    使用されると判断された場合に、前記推定された時間に画像処理動作を開始できるように、前記準備動作の実行を制御することを特徴とする請求項17に記載の画像処理装置。
  19. 原稿を読み取って処理する処理手段と、
    表示手段と、を備え、
    前記情報記憶装置は、前記原稿に装着されており、
    前記画像処理に関する情報は、前記原稿の種類を示す情報であり、
    前記制御手段は、
    前記原稿の種類を示す情報から、前記原稿を読み取って処理するための処理条件を特定し、特定した内容を前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項15に記載の画像処理装置。
  20. 原稿を読み取って処理する処理手段を備え、
    前記情報記憶装置は、前記原稿に装着されており、
    前記画像処理に関する情報は、前記原稿の種類を示す情報であり、
    前記判断手段は、
    前記原稿の種類を示す情報から前記処理手段による処理の可否を判定し、その結果から前記使用の有無を判断することを特徴とする請求項16に記載の画像処理装置。
  21. 前記原稿の種類とは、原稿の使用目的、カラー原稿、モノクロ原稿、片面原稿、両面原稿および原稿のサイズのいずれかを含むことを特徴とする請求項19または20に記載の画像処理装置。
  22. 投入された料金に応じて画像処理の実行を行う料金管理機能を有し、
    前記画像処理に関する情報は、料金情報であり、
    前記判断手段は、取得された料金情報に示される金額が所定値以下の場合には、自装置が使用されず、所定値よりも多い場合には、使用されると判断することを特徴とする請求項16に記載の画像処理装置。
  23. 前記情報記憶装置の移動軌跡を検出する移動軌跡検出手段を備え、
    前記制御手段は、前記準備動作実行中に前記移動軌跡を参照し、その検出結果に応じて準備動作の制御を変更することを特徴とする請求項14乃至22のいずれか1項に記載の画像処理装置。
JP2005229926A 2005-08-08 2005-08-08 画像処理装置 Active JP4715381B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005229926A JP4715381B2 (ja) 2005-08-08 2005-08-08 画像処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005229926A JP4715381B2 (ja) 2005-08-08 2005-08-08 画像処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007049308A true JP2007049308A (ja) 2007-02-22
JP4715381B2 JP4715381B2 (ja) 2011-07-06

Family

ID=37851792

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005229926A Active JP4715381B2 (ja) 2005-08-08 2005-08-08 画像処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4715381B2 (ja)

Cited By (29)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7352980B2 (en) * 2004-08-05 2008-04-01 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus and method including power state shift control
JP2009040522A (ja) * 2007-08-06 2009-02-26 Ricoh Co Ltd シート給送装置、シート搬送装置、画像読取装置および画像形成装置
JP2009075833A (ja) * 2007-09-20 2009-04-09 Fuji Xerox Co Ltd 印刷処理時期制御装置、印刷処理システム、印刷処理時期制御プログラム
JP2009198729A (ja) * 2008-02-20 2009-09-03 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
JP2010147809A (ja) * 2008-12-18 2010-07-01 Ricoh Co Ltd 画像処理装置、電源制御方法、電源制御プログラム、及びそのプログラムを記録した記録媒体
JP2010194769A (ja) * 2009-02-24 2010-09-09 Casio Electronics Co Ltd 印刷装置
JP2010258542A (ja) * 2009-04-21 2010-11-11 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像処理装置及び同装置の省電力モード時の電源管理方法
JP2011037050A (ja) * 2009-08-07 2011-02-24 Canon Inc 印刷装置、印刷装置の制御方法、及びプログラム
JP2012187915A (ja) * 2011-02-22 2012-10-04 Canon Inc 印刷処理装置及び印刷処理装置の制御方法
JP2013064977A (ja) * 2011-08-31 2013-04-11 Brother Ind Ltd 画像形成装置
JP2013231748A (ja) * 2012-04-27 2013-11-14 Kyocera Document Solutions Inc 画像処理装置
JP2014094573A (ja) * 2013-12-19 2014-05-22 Canon Inc 印刷装置、印刷装置の制御方法、及びプログラム
WO2014087498A1 (ja) * 2012-12-05 2014-06-12 キヤノン株式会社 画像形成装置および画像形成装置の制御方法
JP2014110548A (ja) * 2012-12-03 2014-06-12 Canon Inc 画像処理装置、画像処理装置の制御方法、及びプログラム
JP2014111353A (ja) * 2012-11-07 2014-06-19 Canon Inc 画像形成装置、情報処理方法及びプログラム
EP2778797A2 (en) 2013-03-15 2014-09-17 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus, method of setting fixing temperature, and computer program product
JP2015177426A (ja) * 2014-03-17 2015-10-05 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 接近者監視装置、接近者監視システム、および接近者監視プログラム
JP2016028851A (ja) * 2014-07-25 2016-03-03 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置
US9338610B2 (en) 2012-09-18 2016-05-10 Ricoh Company, Ltd. Flow line management apparatus, flow line management system, and recording medium
JP2016153225A (ja) * 2015-02-16 2016-08-25 株式会社リコー 情報処理装置、制御方法、及びプログラム
JP2016179620A (ja) * 2015-03-24 2016-10-13 富士ゼロックス株式会社 情報処理装置及び情報処理プログラム、画像形成装置
JP2018037709A (ja) * 2016-08-29 2018-03-08 富士ゼロックス株式会社 画像処理装置、及び画像処理プログラム
JP2018079663A (ja) * 2016-11-18 2018-05-24 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置、画像形成システム、画像形成方法及び画像形成プログラム
JP2018205450A (ja) * 2017-06-01 2018-12-27 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置、電源モード制御方法、およびコンピュータプログラム
JP2019046402A (ja) * 2017-09-07 2019-03-22 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成システム及び携帯通信装置
JP2019097094A (ja) * 2017-11-27 2019-06-20 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置及び画像形成システム
JP2019093636A (ja) * 2017-11-22 2019-06-20 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置、動作モード制御方法及び動作モード制御プログラム
JP2019184880A (ja) * 2018-04-12 2019-10-24 シャープ株式会社 画像処理装置及び画像処理装置の制御方法
JP2020150557A (ja) * 2018-11-28 2020-09-17 キヤノン株式会社 画像形成装置およびその制御方法

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0666944A (ja) * 1992-08-13 1994-03-11 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JPH06189048A (ja) * 1992-09-14 1994-07-08 Ricoh Co Ltd 操作表示用制御装置、画像形成装置及び電源投入用制御装置
JP2002144676A (ja) * 2000-11-08 2002-05-22 Sharp Corp 画像形成装置
JP2004234082A (ja) * 2003-01-28 2004-08-19 Canon Inc プリンタシステム
JP2005085202A (ja) * 2003-09-11 2005-03-31 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像処理装置、その制御方法及びプログラム

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0666944A (ja) * 1992-08-13 1994-03-11 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JPH06189048A (ja) * 1992-09-14 1994-07-08 Ricoh Co Ltd 操作表示用制御装置、画像形成装置及び電源投入用制御装置
JP2002144676A (ja) * 2000-11-08 2002-05-22 Sharp Corp 画像形成装置
JP2004234082A (ja) * 2003-01-28 2004-08-19 Canon Inc プリンタシステム
JP2005085202A (ja) * 2003-09-11 2005-03-31 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像処理装置、その制御方法及びプログラム

Cited By (33)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7352980B2 (en) * 2004-08-05 2008-04-01 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus and method including power state shift control
JP2009040522A (ja) * 2007-08-06 2009-02-26 Ricoh Co Ltd シート給送装置、シート搬送装置、画像読取装置および画像形成装置
JP2009075833A (ja) * 2007-09-20 2009-04-09 Fuji Xerox Co Ltd 印刷処理時期制御装置、印刷処理システム、印刷処理時期制御プログラム
JP2009198729A (ja) * 2008-02-20 2009-09-03 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
JP2010147809A (ja) * 2008-12-18 2010-07-01 Ricoh Co Ltd 画像処理装置、電源制御方法、電源制御プログラム、及びそのプログラムを記録した記録媒体
JP2010194769A (ja) * 2009-02-24 2010-09-09 Casio Electronics Co Ltd 印刷装置
JP2010258542A (ja) * 2009-04-21 2010-11-11 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像処理装置及び同装置の省電力モード時の電源管理方法
JP2011037050A (ja) * 2009-08-07 2011-02-24 Canon Inc 印刷装置、印刷装置の制御方法、及びプログラム
JP2012187915A (ja) * 2011-02-22 2012-10-04 Canon Inc 印刷処理装置及び印刷処理装置の制御方法
JP2013064977A (ja) * 2011-08-31 2013-04-11 Brother Ind Ltd 画像形成装置
JP2013231748A (ja) * 2012-04-27 2013-11-14 Kyocera Document Solutions Inc 画像処理装置
US9338610B2 (en) 2012-09-18 2016-05-10 Ricoh Company, Ltd. Flow line management apparatus, flow line management system, and recording medium
JP2014111353A (ja) * 2012-11-07 2014-06-19 Canon Inc 画像形成装置、情報処理方法及びプログラム
JP2014110548A (ja) * 2012-12-03 2014-06-12 Canon Inc 画像処理装置、画像処理装置の制御方法、及びプログラム
WO2014087498A1 (ja) * 2012-12-05 2014-06-12 キヤノン株式会社 画像形成装置および画像形成装置の制御方法
US10551895B2 (en) 2012-12-05 2020-02-04 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus and method for controlling image forming apparatus
EP2778797A2 (en) 2013-03-15 2014-09-17 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus, method of setting fixing temperature, and computer program product
EP2778797A3 (en) * 2013-03-15 2018-01-10 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus, method of setting fixing temperature, and computer program product
JP2014094573A (ja) * 2013-12-19 2014-05-22 Canon Inc 印刷装置、印刷装置の制御方法、及びプログラム
JP2015177426A (ja) * 2014-03-17 2015-10-05 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 接近者監視装置、接近者監視システム、および接近者監視プログラム
JP2016028851A (ja) * 2014-07-25 2016-03-03 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置
US9473661B2 (en) 2014-07-25 2016-10-18 Kyocera Document Solutions Inc. Image forming apparatus that determines execution order of print jobs based on user arrival times at the image forming apparatus
JP2016153225A (ja) * 2015-02-16 2016-08-25 株式会社リコー 情報処理装置、制御方法、及びプログラム
JP2016179620A (ja) * 2015-03-24 2016-10-13 富士ゼロックス株式会社 情報処理装置及び情報処理プログラム、画像形成装置
JP2018037709A (ja) * 2016-08-29 2018-03-08 富士ゼロックス株式会社 画像処理装置、及び画像処理プログラム
JP2018079663A (ja) * 2016-11-18 2018-05-24 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置、画像形成システム、画像形成方法及び画像形成プログラム
JP2018205450A (ja) * 2017-06-01 2018-12-27 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置、電源モード制御方法、およびコンピュータプログラム
JP2019046402A (ja) * 2017-09-07 2019-03-22 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成システム及び携帯通信装置
JP2019093636A (ja) * 2017-11-22 2019-06-20 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置、動作モード制御方法及び動作モード制御プログラム
JP2019097094A (ja) * 2017-11-27 2019-06-20 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置及び画像形成システム
JP2019184880A (ja) * 2018-04-12 2019-10-24 シャープ株式会社 画像処理装置及び画像処理装置の制御方法
JP7122850B2 (ja) 2018-04-12 2022-08-22 シャープ株式会社 画像処理装置及び画像処理装置の制御方法
JP2020150557A (ja) * 2018-11-28 2020-09-17 キヤノン株式会社 画像形成装置およびその制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4715381B2 (ja) 2011-07-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4715381B2 (ja) 画像処理装置
JP2003156968A (ja) 画像形成装置および画像形成装置の制御方法およびプログラムおよび記憶媒体
JP5251969B2 (ja) 画像形成装置
US8587802B2 (en) Selecting print jobs based on detected user presence and wait time
JP2010135993A (ja) 画像形成システム、画像形成方法、ならびに、プログラム
EP2778797B1 (en) Image forming apparatus, method of setting fixing temperature, and computer program product
JP5939083B2 (ja) 電力供給制御装置、画像処理装置、電力供給制御プログラム
JP2013156669A (ja) 電源管理装置
JP4418663B2 (ja) 画像形成装置、その制御方法、及びプログラム
EP3798732A1 (en) Image forming apparatus and control method
JP6848750B2 (ja) 画像形成システム
JP2016161580A (ja) 画像形成装置及び画像形成システム
JP5343451B2 (ja) 画像形成装置
JP2013186775A (ja) サーバ装置、データ処理装置、印刷システム、ジョブ処理方法及びプログラム
US10552099B2 (en) Image forming apparatus and image forming method
US20230401394A1 (en) Image forming apparatus, image forming process system, and information processing method
EP3786776B1 (en) Image forming apparatus, image forming system, and method of controlling image forming apparatus
EP4047419A1 (en) Image forming apparatus and program
JP4983901B2 (ja) 印刷装置
US8428482B2 (en) Image forming apparatus and computer readable medium
JP6577010B2 (ja) 画像形成装置及び画像形成方法
JP2009251226A (ja) 画像形成装置、画像形成プログラム、及びこのプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体
JP2004351885A (ja) 画像形成装置および画像形成方法
JP6262494B2 (ja) 画像形成装置、画像形成システム及び画像形成方法
JP2022073682A (ja) 画像形成装置、及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080624

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100514

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100622

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100820

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110301

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110314

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140408

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350