JP2009040522A - シート給送装置、シート搬送装置、画像読取装置および画像形成装置 - Google Patents

シート給送装置、シート搬送装置、画像読取装置および画像形成装置 Download PDF

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元哉 佐野
Takashi Fujii
隆 藤井
Hiroshi Kubo
宏 久保
Shinya Kitaoka
真也 北岡
Atsushi Kaneya
厚史 兼谷
Shingo Matsushita
慎吾 松下
Norio Kimura
憲雄 木村
Kenichiro Morita
健一郎 森田
Takeshi Akai
武志 赤井
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Abstract

【課題】シート束のセットから給送開始までの時間を短縮することができるシート給送装置、シート搬送装置、画像読取装置および画像形成装置を提供する。
【解決手段】原稿束1を積載する可動原稿テーブル3と、可動原稿テーブル3に積載された原稿束1から最上位の原稿を分離給送するピックアップローラ7、給紙ベルト9およびリバースローラ10と、ピックアップローラ7に接触する位置と可動原稿テーブル3に原稿束1が積載される前の停止位置を表すホームポジションとの間で可動原稿テーブル3を上昇または下降させる駆動手段と、を備え、ホームポジション_Aセンサ6によって検出される最下位ポジション位置と、ホームポジション_Bセンサ32によって検出される中間ポジション位置の少なくとも2箇所のホームポジションを設けた。
【選択図】図2

Description

本発明は、複写機等の画像記録処理装置に搭載されるシート給送装置、シート搬送装置画像読取装置および画像形成装置に関するものである。
従来、シート束を積載したトレイ(原稿テーブル)上から1枚ずつ分離・給送させるシート給送装置には、載置されたシート束のうち最上位のシートを分離給紙部へ送り出すための呼び出し部材が、最上位シート上に自重で落下して自重加圧によって分離に必要な搬送加圧力を得るタイプと、シート束を積載しているトレイの一部が上昇して分離部材への適正な加圧力を得るタイプと、がある。
後者のシート給送装置としては、シートを排出する際にレジストセンサがシート後端を検知した時点で次のシートを給紙するために底板を上昇させることにより、コピー時間の短縮を図るようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−313548号公報
しかしながら、特許文献1に記載されたものは、シート束を積載しているトレイは積載可能なシート束の積載高さに応じた上昇量が必要であるが、トレイの積載可能枚数の増加に伴い、トレイに積載されているシート束が少ない場合には適正給紙位置までのトレイ上昇量も増加するため、トレイの上昇時間が長くなり、シート束がトレイ上にセットされてから1枚目のシートの分離給送を開始するまでの時間がかかるという問題があった。
本発明は、従来の問題を解決するためになされたものであり、シート束のセットから給送開始までの時間を短縮することができるシート給送装置、シート搬送装置、画像読取装置および画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明のシート給送装置は、シート束を積載する積載手段と、前記積載手段に積載されたシート束から最上位のシートを分離給送する分離給送手段と、前記分離給送手段に接触する位置と前記積載手段にシート束が積載される前の停止位置を表すホームポジションとの間で前記積載手段を上昇または下降させる駆動手段と、を備えたシート給送装置において、前記ホームポジションを少なくとも2箇所設けた構成を有している。
この構成により、ホームポジションから分離給送手段に接触する位置まで積載手段が上昇するのに必要な時間の切り替えが可能になる。例えば、シート束の枚数が少ない場合には、2箇所以上のホームポジションのうち上方のホームポジションを選択することにより、シート束のセットから給送開始までの時間を短縮することができる。
また、本発明のシート給送装置は、前記積載手段に積載されたシート束の枚数に基づいて前記ホームポジションを選択する選択手段を備えた構成を有している。
この構成により、ホームポジションから分離給送手段に接触する位置まで積載手段が上昇するのに必要な時間を積載されたシート束の枚数に適したものにすることができる。
また、本発明のシート給送装置は、過去に給送されたシート束に関する履歴に基づいて前記ホームポジションを選択する選択手段を備えた構成を有している。
この構成により、過去に給送されたシート束の傾向によって、ホームポジションから分離給送手段に接触する位置まで積載手段が上昇するのに必要な時間を最適化することができる。
また、本発明のシート給送装置は、前記履歴が、シート束の枚数の平均値である構成を有している。
この構成により、シート束の枚数のばらつきが多いユーザに対しても最適なホームポジションを提供することができる。
また、本発明のシート給送装置は、前記履歴が、予め定められた枚数以上のシート束が給送された頻度である構成を有している。
この構成により、シート束の枚数が多いユーザに対しては、給送できるシート束の枚数をできるだけ多くすることを重視したホームポジションを提供し、シート束の枚数が少ないユーザに対しては、積載手段の上昇時間の短縮を重視したホームポジションを提供することができる。
また、本発明のシート給送装置は、前記履歴が、カラー/モノクロの読取りモードが使用された頻度である構成を有している。
この構成により、シート束の枚数が比較的多い傾向にあるモノクロモードの使用頻度が高いユーザに対しては、給送できるシート束の枚数をできるだけ多くすることを重視したホームポジションを提供し、シート束の枚数が比較的少ない傾向にあるカラーモードの使用頻度が高いユーザに対しては、積載手段の上昇時間の短縮を重視したホームポジションを提供することができる。
また、本発明のシート給送装置は、前記積載手段に積載されたシート束に応じて揺動する揺動手段と、前記揺動手段の揺動角度を検出する揺動角度検出手段と、前記揺動角度検出手段により検出された揺動角度に基づいて前記ホームポジションを選択する選択手段と、を備えた構成を有している。
この構成により、揺動角度に比例するシート束の枚数に応じたホームポジションを提供することができる。
また、本発明のシート給送装置は、前記分離給送手段に設けられ、前記積載手段に積載されたシート束の過積載を検知する過積載検知手段を備えた構成を有している。
この構成により、シート束の過積載を検知する過積載検知手段が分離給送手段に設けられているため、シート束を積載したときのシート先端部へのダメージを抑制することができる。
また、本発明のシート給送装置は、前記駆動手段が、前記過積載検知手段により過積載が検知された場合に、前記積載手段を下降させる構成を有している。
この構成により、シート束の枚数が少ない場合のホームポジションが選択されたまま多い枚数のシート束が積載された場合であっても、即座にシート束の枚数が多い場合のホームポジションにすることができる。
さらに、本発明のシート給送装置は、前記過積載検知手段により少なくとも2回連続して過積載が検知された場合に、前記積載手段に積載されたシート束が過積載であることを通知する過積載通知手段を備えた構成を有している。
この構成により、1回目の過積載を検出したときのホームポジションがどこであっても確実に過積載を検出するため、シート束の給送ミスを未然に防止することができる。
本発明のシート搬送装置は、上記シート給送装置と、前記分離給送手段により分離給送されたシートを所定の読取位置へ搬送する搬送手段と、を備えた構成を有している。
この構成により、上記作用効果を有するシート搬送装置を提供することができる。
本発明の画像読取装置は、上記シート搬送装置と、前記搬送手段により搬送された前記シートの画像を前記所定の読取位置で読取る画像読取手段と、を備えた構成を有している。
この構成により、上記作用効果を有する画像読取装置を提供することができるとともに、原稿読取り時の操作性を向上させることができる。
本発明の画像形成装置は、上記画像読取装置と、前記画像読取手段により読取られた画像を所定のシートに形成する画像形成手段と、を備えた構成を有している。
この構成により、上記作用効果を有する画像形成装置を提供することができるとともに、シート束の枚数の多少によらず操作性の高い画像形成装置を提供することができる。
本発明によれば、シート束のセットから給送開始までの時間を短縮することができるシート給送装置、シート搬送装置、画像読取装置および画像形成装置を提供することができる。
以下、本発明の実施の一形態としてのシート給送装置、シート搬送装置、画像読取装置および画像形成装置について、図面を用いて説明する。ここでは、前記のシート給送装置、シート搬送装置、画像読取装置および画像形成装置を複写機に適用した場合を示す。
図1は、本発明の実施の形態に係る複写機の構成を示す断面図である。
図1に示すように、画像形成装置としての複写機300の本体300aの上面には、透光性部材からなるコンタクトガラス21bが設けられており、このコンタクトガラス21bに隣接する本体の上面には、コンタクトガラス21bよりも小面積の透光性部材からなるスリットガラス21aが設けられている(図2参照)。
また、本体300aの上部には、シート搬送装置としてのADF400が設けられており、このADF400は、図示しないヒンジ機構を介してコンタクトガラス21bを開放および閉塞するように開閉自在になっている。
一方、本体300a内には、画像読取装置81が設けられており、この画像読取装置81によって読取られた画像情報は、書込部82によって感光体ドラム83に照射されるようになっている。
画像読取装置81は、コンタクトガラス21bまたはスリットガラス21a上の原稿(または原稿束)1を照明する光源81aと、原稿1から反射された光をそれぞれ反射する第1ミラー81b、第2ミラー81c、第3ミラー81dと、第3ミラー81dから反射された光をCCDイメージセンサ81fに結像するレンズ81eと、レンズ81eによって結像された光を電気信号に変換するCCDイメージセンサ81fと、を備えている。
光源81aおよび第1ミラー81bは図示しない第1走行体(第1キャリッジ)に取付けられているとともに、第2ミラー81cおよび第3ミラー81dは図示しない第2走行体(第2キャリッジ)に取付けられている。第1キャリッジおよび第2キャリッジは、コンタクトガラス21bおよびスリットガラス21a下方において、その両側部下方に配設された図示しないガイドレールに沿って図1中、左右に移動するようになっている。
そして、第1キャリッジおよび第2キャリッジは、コンタクトガラス21bに載置された原稿を読取るときには、コンタクトガラス21bの下方で図1中、左右方向に移動され、スリットガラス21aを通過する原稿を読取るときには、スリットガラス21aの下方で停止される。画像読取装置81は、原稿に表示された画像(文字(テキスト)、図形、写真等を含む)を読取ることができる。
書込部82は、画像読取装置81によって読取った画像情報に応じて光変調したレーザ光を照射し、帯電させた感光体ドラム83の表面をこのレーザ光で露光するようになっている。
感光体ドラム83の周囲には、感光体ドラム83とともに画像形成手段を構成する現像装置86、転写ベルト87、クリーニング装置88、図示しない帯電装置および除電装置が設けられている。帯電装置は暗中にプラス電荷のコロナ放電をグリッドにより制御して感光体ドラムの表面を一定電位に帯電させるようになっている。
書込部82は、この一定電位に帯電された感光体ドラム83上に画像情報を含んだレーザ光を照射して感光体ドラム83上のマイナス電荷を除去して静電潜像を形成する。
現像装置86は、感光体ドラム83上の電気除去された部分にマイナスに帯電されたトナーを付着させて可視像を形成する。転写ベルト87には、プラスのバイアスが印加されており、この転写ベルト87は、マイナスに帯電された可視像を記録媒体としての転写紙(用紙)に転写して搬送するようになっている。
クリーニング装置88は、クリーニングブレードを備えており、感光体ドラム83に残ったトナーを掻き落とすようになっている。除電装置は、LEDを点灯させることにより感光体ドラム83の残留電荷を除去して次の転写紙に新たな画像を形成するための準備を行う。
このようにして画像が形成された転写紙は、定着装置90に搬送され、定着装置90によりトナー画像が転写紙に定着される。
また、本体300a内には、それぞれ異なるサイズの転写紙S1〜S5が収納された収納カセット91〜95が設けられており、この収納カセット91〜95に収納された転写紙は、呼出しコロ91a〜95aによって給紙された後、搬送方向に回転する給紙ローラ91b〜95bと、給紙ローラ91b〜95bに摺接し、分離方向に回転するリバースローラ91c〜95cとによって分離された後、中継ローラ対96、97を介してレジストローラ対98に搬送され、レジストローラ対98によってタイミングを取られて感光体ドラム83と転写ベルト87の間の搬送路に搬送される。
図2は、本発明の実施の形態に係る自動原稿搬送装置の構成を示す断面図である。
図2に示すように、本体300aには、ADF400が搭載されている。このADF400は、第1読取り部としての画像読取装置81を固定して、読取対象の原稿1を所定の速度で搬送しながら、画像読取装置81、第2読取り部25の一方または両方で画像を読取るシートスルー方式(自動搬送モード)と、読取対象の原稿を固定して、画像読取装置81を移動させながら画像を読取る原稿固定読取方式(圧板モード)のいずれにも対応可能なものである。
また、図1に示すように、ADF400は、画像形成装置の本体300aにヒンジなどの連結部材で連結され、コンタクトガラス21b上に開閉自在に搭載されている。ADF400を原稿搬送面に対して開放することで、原稿1をコンタクトガラス21b上に載置するか、あるいはコンタクトガラス21b上から取り除くことができ、原稿搬送面に対して閉じることで、原稿1をコンタクトガラス21b面に押圧できる。画像形成装置の本体300aは、前述の原稿固定読取方式およびシートスルー読取方式によって原稿を読取るように構成されている。なお、画像読取装置81は、副走査方向の読取りを行う際に、光源81aおよび第1ミラー81aが図1中、右側に「1」だけ進む間に第2ミラー81cおよび第3ミラー81dは「1/2」だけ進むことにより、レンズ81eの光路長を一定に保ちながら走査する構成になっている。一方、第2読取り部25は密着イメージセンサを有している。また、画像形成装置の本体300aは、操作部108(図3参照)の操作により、前述した原稿固定読取方式で原稿を読取る自動搬送モード(ADFモード)、前述したシートスルー読取方式で原稿を読取る圧板モードなどの動作モードが任意に設定できるように構成されている。
また、図2に示すように、ADF400は、読取対象の原稿束1をセットする原稿セット部A、セットされた原稿束1から一枚毎原稿を分離して給送する分離給送部B、給送された原稿を一次突き当て整合する働きと、整合後の原稿を引き出し搬送する働きのレジスト部C、搬送される原稿を反転させて、原稿面を読取り側(下方)に向けて搬送する反転部D、原稿の表面画像を、コンタクトガラス21bの下方より読取らせる第1読取搬送部E、読取り後の原稿の裏面画像を読取る第2読取搬送部F、表裏の読取りが完了した原稿を装置外に排出する排紙部G、読取り完了後の原稿を排紙トレイ29に積載保持するスタック部H、を含む機構部と、この機構部の搬送動作のための駆動を行う駆動部101〜105と、さらに、一連の動作を制御するコントローラ100とから構成されている(図3参照)。
図3は、本発明の実施の形態に係る自動原稿搬送装置の制御部の構成を示すブロック図である。図4は、本発明の実施の形態に係る第2読取り部の構成を示すブロック図である。
図3に示すように、コントローラ100は、ADF400側に配設された第2読取り部25に対して電源を供給するとともに、本体制御部111から送信される制御信号に基づいて、第2読取り部25に対して読取タイミングを示すタイミング信号を送出し、露光のための光源を点灯/消灯させるようになっている。
図4に示すように、第2読取り部25は、原稿読取り時の露光のための光源部(LED)200、原稿の画像面を読取ってその情報を電気信号(アナログ信号)に光電変換するCCDセンサチップ201、そのアナログ信号を増幅する増幅器202、増幅されたアナログ信号をディジタル信号に変換するA/Dコンバータ203、そのディジタル信号から画情報を生成する画処理部204、その画情報を展開して蓄積するためのフレームメモリ205、フレームメモリ205に蓄積された画情報をインタフェース回路207を介して本体制御部111に送出する出力制御回路206、等を備え、ADF400側からのタイミング信号に従って露光処理を行い、取得した画情報を本体側に送出するように構成されている。
前述した構成において、原稿固定読取方式により原稿画像を読取る場合に、原稿または原稿束1をコンタクトガラス21b上にセットし、ADF400を閉状態にする。このADF400の底部には、原稿固定読取方式で原稿を読取るときに原稿をコンタクトガラス21bに圧接するための図示しない圧板が設けられている。閉状態で、操作部108のプリントキーが押下されると、画像読取装置81を左右方向に移動させながら原稿を読取ることになる。なお、原稿固定読取方式では、例えば、1枚のA4判原稿の読取り毎に、コントローラ100から画像読取装置81に対して後述のゲート信号が送信され、読取り制御が行われる。
また、シートスルー方式により原稿画像を読取る場合に、読取対象の原稿束1をセットするときは、可動原稿テーブル3を含む原稿テーブル2上で、原稿面を上向きにした状態でセットする。さらに、原稿束1の幅方向(主走査方向(搬送方向と直交する方向))をサイドガイド321によって規制し、幅方向の位置決めを行う。原稿がセットされたこと(セット状態)は、セットフィラー4、セットセンサ5により検知され、インタフェース(I/F)107により本体制御部111に送信される。さらに、原稿テーブル面に設けられた原稿長さセンサ30、31により原稿の搬送方向長さの概略が判定される。なお、原稿長さセンサ30、31は、反射型センサまたは、原稿1枚でも検知可能なアクチュエータ・タイプのセンサが用いられる。また、少なくとも同一原稿サイズの縦か横かを判断可能なセンサ配置が必要となる。
可動原稿テーブル(底板)3は、底板上昇モータ105によりa、b方向(図2参照)に上下動可能になっている。コントローラ100は、原稿束1がセットされたことをセットフィラー4、セットセンサ5により検知すると、底板上昇モータ105を正転させて、原稿束1の最上面がピックアップローラ7と接触するように可動原稿テーブル3を上昇させる。
ピックアップローラ7は、ピックアップモータ101の駆動でカム機構により、c、d方向(図2参照)に可動原稿テーブル3とともに回動する。また、可動原稿テーブル3は、可動原稿テーブル3上の原稿上面により押されてc方向に回動して上昇し、給紙適正位置センサ8により回動の上限が検知される構成となっている。
この給紙適正位置センサ8は、可動原稿テーブル3が上昇し過ぎたことを検出して原稿束の上面が適正な給紙高さに保たれていることを検出するセンサである。給紙適正位置センサ8がONしたら底板上昇を停止し、給紙を繰り返すことで原稿上面位置が下がり給紙適正位置センサ8がOFFしたら、可動原稿テーブル3を上昇させて給紙適正位置センサ8が再びONするように制御を繰り返すことにより、常に原稿束上面位置が給紙に適した高さに維持される。
なお、セットされた原稿束1が全て給紙されると、底板上昇モータ105を逆転させて次の原稿束をセットできるようにホームポジションへと可動原稿テーブル3を下降させる。ここで、本実施の形態におけるホームポジションとは、可動原稿テーブル3上に原稿束1が積載される前の停止位置を表す。
ホームポジションは、例えば、ホームポジション_Aセンサ6によって検出される最下位ポジション位置と、ホームポジション_Bセンサ32によって検出される中間ポジション位置の2種類のホームポジションが選択可能となっている。なお、本実施の形態においては、ホームポジション_Aセンサ6とホームポジション_Bセンサ32の2つホームポジションセンサを用いて、2箇所のホームポジションを検出するようにしているが、これに限られず、両センサの組み合わせによって3箇所あるいは4箇所のホームポジションを検出するようにしてもよく、1つのホームポジションセンサからの可動原稿テーブル3の移動量を管理することにより複数のホームポジションを検出するようにしてもよい。
図5は、本発明の実施の形態に係るセットフィラーの構成を示す断面図である。
図5(a)に示すように、セットフィラー4は、原稿束1のセット時における揺動角度を検出可能なエンコーダスリットを有している。原稿束1が可動原稿テーブル3上にセットされていない場合には、原稿セットセンサ5がセットフィラーの端部を検知することにより、原稿束1のセットを検知するようになっている。図5(b)および図5(c)に示すように、原稿セットセンサ5により原稿束1のセットが検知された場合には、原稿セット角度センサ33の光軸をエンコーダスリットが遮光/透過する回数をカウントすることにより揺動角度を検出し、検出した揺動角度により原稿束1の高さを推定し、推定した原稿束1の高さにより原稿束1の枚数を概算できるようになっている。
可動原稿テーブル3上の原稿束の上面が適正な給紙高さに保たれた状態で、操作部108により、両面モードか片面モードかをキーの押下により設定した後に、プリントキーが押下されて、本体制御部111からインタフェース107を介して、コントローラ100に原稿給紙信号が送信されると、ピックアップローラ7は、給紙モータ102の正転により回転駆動し、原稿テーブル2上の数枚(理想的には1枚)の原稿をピックアップする。このときのピックアップローラ7の回転方向は、最上位の原稿を給紙口に搬送する方向である。
ここで、両面モードか片面モードを指定する際、原稿テーブル2上にセットされた全ての原稿に対して同じように設定してもよく、それぞれの原稿に対して異なる設定をしてもよい。例えば、全10枚の原稿のうち、1枚目と10枚目は両面モードに設定し、それ以外の原稿は片面モードに設定する。
給紙ベルト9は、給紙モータ102の正転により給紙方向に駆動される。この給紙ベルト9と対向するリバースローラ10は、給紙モータ102の正転により給紙と逆方向に回転駆動され、最上位の原稿とその下の原稿を分離して、最上位の原稿のみを給紙する構成となっている。
さらに詳しく説明すると、リバースローラ10は給紙ベルト9と所定圧で接し、給紙ベルト9と直接接しているとき、または原稿1枚を介して接している状態では、給紙ベルト9の回転に連れて反時計方向に連れ回りし、原稿が2枚以上給紙ベルト9とリバースローラ10との間に進入したときには、連れ回り力がトルクリミッタ(例えば、リバースローラ10のローラ軸に設けられている)のトルクよりも低くなるように設定されている。したがって、原稿が2枚以上進入したときには、リバースローラ10は本来の駆動方向である時計方向に回転し、余分な原稿を押し戻す働きをするために、重送が防止される。
給紙ベルト9とリバースローラ10との作用により、1枚に分離された原稿は、給紙ベルト9によってさらに搬送され、突き当てセンサ11によって先端が検知され、さらに進んで停止しているプルアウトローラ12に突き当たる。その後、プルアウトローラ12に突き当てられた原稿は、突き当てセンサ11の検知情報により予め定められた距離だけ搬送され、結果的には、プルアウトローラ12に所定量撓みを持って押し当てられる。この状態で、給紙モータ102を停止させることにより、給紙ベルト9の駆動が停止する。ここで、コントローラ100は、原稿先端が突き当てセンサ11により検知されると、ピックアップモータ101を回転させ、ピックアップローラ7を原稿上面から退避させる。従って、前記原稿は、給紙ベルト9の搬送力のみで搬送されることになる。このような動作により、原稿先端は、プルアウトローラ12の上下ローラ対のニップ部に進入し、先端の整合(スキュー補正)が行われる。プルアウトローラ12は、スキュー補正機能を有するとともに、分離後にスキュー補正された原稿を中間ローラ14まで搬送するためのローラであり、給紙モータ102の逆転により駆動される。また、給紙モータ102の逆転時には、プルアウトローラ12と中間ローラ14とは駆動されるが、ピックアップローラ7と給紙ベルト9とは駆動されていない。
原稿幅センサ13は、奥行き方向に複数個並べられ、プルアウトローラ12により搬送された原稿の幅方向(搬送方向に直交する方向)のサイズを検知する。また、原稿の搬送方向の長さは、原稿の先端および後端を突き当てセンサ11で検知することにより、モータパルスから検出される。プルアウトローラ12および中間ローラ14の駆動により、レジスト部Cから反転部Dに原稿が搬送される際には、レジスト部Cにおける搬送速度が、読取搬送部Eにおける搬送速度よりも高速になるように設定することで、原稿を読取り部の読取位置20へ送り込む処理時間の短縮が図られている。原稿先端が読取り入口センサ15により検知されると、読取り入口ローラ16の上下ローラ対のニップ部に原稿先端が進入する前に、原稿搬送速度を読取搬送速度と同速にするために減速を開始すると同時に、読取りモータ103を正転駆動して読取り入口ローラ16、読取り出口ローラ23、CIS出口ローラ27を駆動する。
原稿の先端がレジストセンサ17により検知されると、コントローラ100は所定の搬送距離で減速し、原稿を読取りローラ19および読取位置20の手前で一時停止させるとともに、インタフェース107を介して本体制御部111にレジスト停止信号を送信する。次いで、コントローラ100は、本体制御部111より読取開始信号を受信すると、レジスト停止していた原稿の先端がガイド部材18により案内されて読取位置に到達するまでに、所定の搬送速度に立ち上がるように増速して搬送させる。コントローラ100は、読取りモータ103のパルスカウントにより検知された原稿先端が画像読取装置81上方の読取位置20に到達するタイミングで、本体制御部111に対して第1面の副走査方向有効画像領域を示すゲート信号を送信する。このゲート信号は、画像読取装置81上方の読取位置20を原稿後端が抜けるまで送信される。
片面読取りの場合には、読取搬送部Eを通過した原稿は、ガイド部材22により第2読取り部25へ案内され、その第2読取り部25を経て排紙部Gへ搬送される。この際、コントローラ100は、排紙センサ24により原稿の先端が検知されると、排紙モータ104を正転駆動して排紙ローラ28を反時計方向に回転させる。また、コントローラ100は、排紙センサ24により原稿の先端が検知されてから、排紙モータ104のパルスをカウントし、原稿後端が排紙ローラ28の上下ローラ対のニップ部から抜ける直前に排紙モータ104の駆動速度を減速させて、排紙トレイ29上に排出される原稿が飛び出さないように制御する。
両面読取りの場合には、コントローラ100は、排紙センサ24により原稿先端が検知されてから、読取りモータ103のパルスをカウントする。次いで、コントローラ100は、第2読取り部25に原稿先端が到達するタイミングで第2読取り部25に対し、副走査方向の有効画像領域を示すゲート信号を送信する。このゲート信号は、第2読取り部25を原稿後端が抜けるまで送信される。第2読取り部25の表面には、原稿に付着した糊状のものが読取ライン上に転写されることによる縦すじを防止するため、コーティング処理が施されている。第2読取搬送ローラ26は、第2読取り部25における原稿の浮きを抑えると同時に、第2読取り部25におけるシェーディングデータを取得するための基準白部を兼ねるものである。
図6は、本発明の実施の形態に係るホームポジションの選択処理を示すフロー図である。
図6に示すように、コントローラ100は、操作部108により読取りモードがモノクロに選択されているか否かを判定し(ステップS1)、読取りモードがモノクロである場合、給紙枚数履歴フラグがHighか否かを判定する(ステップS2)。コントローラ100は、給紙枚数履歴フラグがHighであると判定した場合、ホームポジション設定をLowにして、底板HP_Aセンサ6によるホームポジション検知を行い(ステップS3)、処理を終了する。すなわち、コントローラ100は、底板上昇モータ105を逆転させて可動原稿テーブル3を下降させ、底板HP_Aセンサ6により可動原稿テーブル3を検知したときに、底板上昇モータ105の駆動を停止させる。したがって、可動原稿テーブル3は、最下位位置まで下がった状態がホームポジションとなる。
一方、コントローラ100は、読取りモードがカラーである場合や、読取りモードがモノクロであっても給紙履歴フラグがHighではなくLowである場合には、ホームポジション設定をHighにして、底板HP_Bセンサ32によるホームポジション検知を行い(ステップS4)、処理を終了する。すなわち、コントローラ100は、底板上昇モータ105を逆転させて可動原稿テーブル3を下降させ、底板HP_Bセンサ32により可動原稿テーブル3を検知したときに、底板上昇モータ105の駆動を停止させる。したがって、可動原稿テーブル3は、中間位置まで下がった状態がホームポジションとなる。
次に、給紙履歴フラグを決定する手順について説明する。
図7は、本発明の実施の形態に係る給紙履歴フラグの決定処理を示すフロー図である。
図7に示すように、コントローラ100は、図示しない入力手段により設定された内容から給紙履歴設定を過去に給紙した原稿束の枚数の平均値で行うか否かを判定し(ステップS11)、給紙履歴設定を過去に給紙した原稿束の枚数の平均値で行うと判定した場合、過去に給紙した原稿束枚数を表す総給紙枚数を総JOB数で割った値を原稿セット枚数の平均値として算出する(ステップS12)。なお、コントローラ100は、原稿束1が全て読取られた後に、総JOB数を1増加させ、さらに、総給紙枚数に今回読取られた原稿束の枚数を増加させる。
コントローラ100は、原稿セット枚数の平均値が80を超えている場合、給紙枚数履歴フラグをHighに設定し(ステップS14)、処理を終了する。一方、コントローラ100は、原稿セット枚数の平均値が80以下である場合には、ステップS18に移行する。
また、コントローラ100は、給紙履歴設定を過去に給紙した原稿束の枚数の平均値で行わないと判定した場合、給紙履歴設定を多くの枚数の原稿束がセットされる頻度で行うか否かを判定する(ステップS15)。コントローラ100は、給紙履歴設定を多くの枚数の原稿束がセットされる頻度で行うと判定した場合、多枚カウンタ値が少枚カウンタ値より大きいか否かを判定する(ステップS16)。なお、コントローラ100は、原稿束1が全て読取られた後に、その原稿束1の枚数が80枚を超えていた場合、多枚カウンタをインクリメントし、原稿束1の枚数が80枚以下であった場合には、少枚カウンタをインクリメントする。
コントローラ100は、多枚カウンタ値が少枚カウンタ値より大きいと判定した場合、ステップS14に移行し、多枚カウンタ値が少枚カウンタ値以下であると判定した場合には、ステップS18に移行する。
また、コントローラ100は、入力手段により設定された内容から給紙履歴設定を過去に給紙した原稿束枚数の平均値でも、給紙履歴設定を多くの枚数の原稿束がセットされる頻度でも行わないと判定した場合、原稿セット検知角カウンタ値が3以上であるか否かを判定する(ステップS17)。なお、コントローラ100は、原稿セットセンサ5によって原稿がセットされたと判定した場合に、セットフィラー4の回転に応じて原稿セット角度センサ33の光軸をエンコーダスリットが遮光/透過する回数をカウントし、カウントした値を原稿セット検知角カウンタ値とする。
コントローラ100は、原稿セット検知角カウンタ値が3以上であると判定した場合、原稿セット検知角カウンタをクリアして、ステップS14に移行する。また、コントローラ100は、原稿セット検知角カウンタ値が3未満であると判定した場合には、原稿セット検知角カウンタをクリアして、給紙枚数履歴フラグをLowに設定し(ステップS18)、処理を終了する。
次に、原稿束の過積載を検知する手順について説明する。
本発明の実施の形態に係る原稿束の過積載の検知処理を示すフロー図である。
図8に示すように、コントローラ100は、原稿セットセンサ5によって原稿のセットが検知された否かを判定し(ステップS21)、原稿がセットされたと判定した場合には、給紙適正位置センサ8がONとなっているか否かを判定する(ステップS22)。ここで、コントローラ100は、原稿のセットが検知されていないと判定した場合や、給紙適正位置センサ8がOFFとなっていると判定した場合には、処理を終了する。
コントローラ100は、給紙適正位置センサ8がONとなっている場合には、可動原稿テーブル3が上昇する前に原稿束1の上面が給紙適正位置まで達してしまっているため、底板上昇モータ105を逆転させて(ステップS23)、原稿束1の上面を給紙適正位置よりも低い位置まで一旦下降させる。この際、コントローラ100は、再度、給紙適正位置センサ8がONとなっているか否かを判定する(ステップS24)。なお、この判定は、底板上昇モータ105を逆転させ始めてから予め定められた時間を経過したときに行ってもよく、底板上昇モータ105の回転量を予め定められた量に到達したときに行ってもよい。
コントローラ100は、給紙適正位置センサ8がONとなっていると判定した場合には、底板上昇モータ105を停止させ(ステップS25)、本体制御部111を介して操作部108に原稿束1が過積載であることを警告表示させ(ステップS27)、処理を終了する。また、コントローラ100は、給紙適正位置センサ8がOFFとなっていると判定した場合には、底板上昇モータ105を停止させ(ステップS26)、処理を終了する。
以上のように、本実施の形態に係る複写機300によれば、ホームポジションからピックアップローラ7に接触する位置まで可動原稿テーブル3が上昇するのに必要な時間の切り替えが可能になる。例えば、原稿束1が少ない場合には、上方のホームポジションを選択することにより、原稿束1のセットから給送開始までの時間を短縮することができる。
なお、本実施の形態では、ステップS14において、原稿セット枚数の平均値が80を超えているか否かによって、給紙履歴フラグのHighとLowを決定しているが、これに限られず、原稿セット枚数の平均値が図示しない設定手段によって設定された設定値を超えているか否かによって、給紙履歴フラグのHighとLowを決定してもよい。この設定値は、状況に応じて設定手段によって増減させることができる。
また、本実施の形態では、ステップS17において、原稿セット検知角カウンタ値が3以上であるか否かによって、給紙履歴フラグのHighとLowを決定しているが、これに限られず、原稿セット検知角カウンタ値が設定手段によって設定された設定値を超えているか否かによって、給紙履歴フラグのHighとLowを決定してもよい。この設定値は、状況に応じて設定手段によって増減させることができる。
また、本実施の形態では、ステップS17において、原稿セット検知角カウンタ値が3以上であるか否かによって、給紙履歴フラグのHighとLowを決定しているが、これに限られず、原稿セットカウンタ値により揺動角度を検出し、検出した揺動角度により原稿束1の高さを推定し、推定した原稿束1の高さにより原稿束1の枚数を概算し、さらに、概算した原稿束1の枚数が予め定められた枚数以上であるか否かによって、給紙履歴フラグのHighとLowを決定してもよい。
また、本実施の形態では、給紙適正位置センサ8が2回連続してONとなっている場合に、原稿束1が過積載であることを操作部108に警告表示するようにしているが、これに限られず、給紙適正位置センサ8が3回以上の回数連続してONとなっている場合に、原稿束1が過積載であることを操作部108に警告表示するようにしてもよい。
また、本実施の形態では、過去に給紙した原稿束枚数の平均値や多くの枚数の原稿束がセットされる頻度に基づいて、給紙枚数履歴フラグをHighまたはLowに設定しているが、これに限られず、カラー/モノクロの読取りモードが使用された頻度に基づいて、給紙枚数履歴フラグをHighまたはLowに設定するようにしてもよい。
具体的には、コントローラ100は、カラー読取りモードカウンタの値がモノクロ読取りモードカウンタの値よりも大きい場合、給紙枚数履歴フラグをHighにし、そうでない場合には、給紙枚数履歴フラグをLowにする。なお、コントローラ100は、原稿束が全て読取られた後に、そのときの読取りモードがカラーであった場合、カラー読取りモードカウンタをインクリメントし、そのときの読取りモードがモノクロであったときには、モノクロ読取りモードカウンタをインクリメントする。
本発明の実施の形態に係る複写機の構成を示す断面図である。 本発明の実施の形態に係る自動原稿搬送装置の構成を示す断面図である。 本発明の実施の形態に係る自動原稿搬送装置の制御部の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係る第2読取り部の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係るセットフィラーの構成を示す断面図である。 本発明の実施の形態に係るホームポジションの選択処理を示すフロー図である。 本発明の実施の形態に係る給紙履歴フラグの決定処理を示すフロー図である。 本発明の実施の形態に係る原稿束の過積載の検知処理を示すフロー図である。
符号の説明
3 可動原稿テーブル(積載手段)
4 セットフィラー(揺動手段)
7 ピックアップローラ(分離給送手段)
8 給紙適正位置センサ(過積載検知手段)
9 給紙ベルト(分離給送手段)
10 リバースローラ(分離給送手段)
33 原稿セット角度センサ(揺動角度検出手段)
81 画像読取装置
100 コントローラ(選択手段)
105 底板上昇モータ(駆動手段)
108 操作部(過積載通知手段)
300 複写機(画像形成装置)
400 ADF(シート搬送装置)

Claims (13)

  1. シート束を積載する積載手段と、
    前記積載手段に積載されたシート束から最上位のシートを分離給送する分離給送手段と、
    前記分離給送手段に接触する位置と前記積載手段にシート束が積載される前の停止位置を表すホームポジションとの間で前記積載手段を上昇または下降させる駆動手段と、を備えたシート給送装置において、
    前記ホームポジションを少なくとも2箇所設けたことを特徴とするシート給送装置。
  2. 前記積載手段に積載されたシート束の枚数に基づいて前記ホームポジションを選択する選択手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載のシート給送装置。
  3. 過去に給送されたシート束に関する履歴に基づいて前記ホームポジションを選択する選択手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載のシート給送装置。
  4. 前記履歴が、シート束の枚数の平均値であることを特徴とする請求項3に記載のシート給送装置。
  5. 前記履歴が、予め定められた枚数以上のシート束が給送された頻度であることを特徴とする請求項3に記載のシート給送装置。
  6. 前記履歴が、カラー/モノクロの読取りモードが使用された頻度であることを特徴とする請求項3に記載のシート給送装置。
  7. 前記積載手段に積載されたシート束に応じて揺動する揺動手段と、
    前記揺動手段の揺動角度を検出する揺動角度検出手段と、
    前記揺動角度検出手段により検出された揺動角度に基づいて前記ホームポジションを選択する選択手段と、を備えた請求項1に記載のシート給送装置。
  8. 前記分離給送手段に設けられ、前記積載手段に積載されたシート束の過積載を検知する過積載検知手段を備えたことを特徴とする請求項1ないし請求項7の何れか1項に記載のシート給送装置。
  9. 前記駆動手段が、前記過積載検知手段により過積載が検知された場合に、前記積載手段を下降させることを特徴とする請求項8に記載のシート給送装置。
  10. 前記過積載検知手段により少なくとも2回連続して過積載が検知された場合に、前記積載手段に積載されたシート束が過積載であることを通知する過積載通知手段を備えたことを特徴とする請求項9に記載のシート給送装置。
  11. 請求項1ないし請求項10の何れか1項に記載のシート給送装置と、
    前記分離給送手段により分離給送されたシートを所定の読取位置へ搬送する搬送手段と、を備えたことを特徴とするシート搬送装置。
  12. 請求項11に記載のシート搬送装置と、
    前記搬送手段により搬送された前記シートの画像を前記所定の読取位置で読取る画像読取手段と、を備えたことを特徴とする画像読取装置。
  13. 請求項12に記載の画像読取装置と、
    前記画像読取手段により読取られた画像を所定のシートに形成する画像形成手段と、を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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