JP2007044413A - 景品遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 垂直式景品遊技機において、新規な景品陳列方式を可能とするとともに、景品の把持手段をその方式に適合させる。
【解決手段】 正面を向いた垂直面として設けられる景品陳列面13と、景品陳列面13上に複数植設された景品支持棒14と、景品支持棒14間に挟まれて支持される景品16を把持する把持手段50と、把持手段50を左右方向、上下方向及び前後方向に移動させる移動装置30と、移動装置30及び把持手段50の駆動を操作する操作手段20とを備えた景品遊技機10であって、把持手段50は、開閉自在な一対の把持爪53と、これを開閉させる開閉手段60と、これを景品陳列面13に対し回動させる回動手段76とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、筐体内に陳列された景品を遊技者が操作する把持手段により取得することを目的とする景品遊技機に関する。
従来、筐体内に陳列された玩具等の景品を、遊技者が操作するクレーン等の把持手段に取得することを目的とする景品遊技機が種々提供されている。
このような景品遊技機の大部分は、たとえば特許文献1に示すように、平面的に陳列された景品を、複数本の爪を備えた吊り下げ型の把持手段で挟んで引き上げ、所定の景品取得口まで首尾良く運搬することができれば遊技者がこれを獲得することができる、という遊技性を備えるものであった。
これに加えて近年、たとえば特許文献2及び特許文献3に示すように、筐体奥の垂直面に景品を引っかけるフックを多数備え、そのフックにリング及びチェーン又は紐等で景品を吊り下げ、この景品を把持手段により確実に把持して手前に引き出し、所定の景品回収口まで運搬し、そこで落下させることができれば遊技者がこれを獲得することができる、という遊技性を備えたものも提供されている。このような、垂直面に景品が陳列されている態様の景品遊技機を、本件特許明細書では「垂直式景品遊技機」と称する。
特開2000−51514号公報 特開平8−112446号公報 特開平9−173628号公報
前記従来技術における垂直式景品遊技機では、景品はフックに吊り下げられて陳列されているものであった。そして、新たな遊技性を模索すべく、これに変わる陳列方式が待望されていた。
そこで本発明は、垂直式景品遊技機において、新規な景品陳列方式を可能とするとともに、景品の把持手段をその方式に適合すべく改良することを第1の課題とする。
また本発明は、上記第1の課題に加え、把持手段の破損や故障をできるだけ防止することを第2の課題とする。
さらに本発明は、上記第1又は第2の課題に加え、把持手段の把持力を調整可能とすることを第3の課題とする。
(1)第1の発明
前記第1の課題を解決するために、本発明のうち第1の発明は、筐体17内部の奥側において正面を向いた垂直面として設けられる景品陳列面13と、
前記景品陳列面13の手前側に複数設置された景品支持棒14と、
前記景品支持棒14間に挟まれて支持される景品16を把持する把持手段50と、
前記把持手段50を移動させる移動装置30と、
前記移動装置30及び把持手段50の駆動を操作する操作手段20とを備えた景品遊技機10であって、
前記移動装置30は、
前記把持手段50を左右方向に移動させる左右方向移動手段31と、
前記把持手段50を上下方向に移動させる上下方向移動手段41と、
前記把持手段50を前後方向に移動させる前後方向移動手段35とを備え、
前記把持手段50は、
開閉自在な一対の把持爪53と、
前記把持爪53を開閉させる開閉手段60と、
前記把持爪53を前記景品陳列面13に対し回動させる回動手段76とを備えるとともに、
前記操作手段20は、前記左右方向移動手段31、上下方向移動手段41、回動手段76及び前後方向移動手段35の駆動を操作可能であることを特徴とする。
本発明においては、遊技機に相対する遊技者の視点を基準に、上下方向及び左右方向を定義づけているとともに、筐体17の奥へ向かう方向を「前方」及び手前へ向かう方向を「後方」とそれぞれ定義づけている。
ここで、前記景品陳列面13が「垂直面」であるということは、必ずしも厳密な垂直を要求するものではなく、実質的に垂直面として機能するのであれば、多少の傾斜も許容するものである。
また、前記「景品支持棒14」は、景品陳列面13に対し、取り外しや移動可能に形成されることが望ましい。具体的には、景品陳列面13に多数の雌ねじを切っておくとともに、景品支持棒14の先端にこれと螺合する雄ねじを切っておけば、景品支持棒14をねじ込むことにより容易に景品陳列面13に植設でき、また取り外しも容易である。これにより、景品支持棒間14の間隔を適宜調節可能である。
また別の方法として、景品支持棒14の基部にブラケット14aを取り付け、このブラケット14aを角材の横棒18に複数本外挿することで、景品支持棒14をこの横棒18の長手方向に沿ってスライドさせることができる。一方、景品陳列面13の左右にそれぞれ垂直の支柱19(ボルト止め用の長孔が長手方向に沿って複数個設けられている)を設置する。そして、前記の横棒18を複数本用意し、それぞれ両端をこの支柱19の任意の長孔に適宜の高さ位置にそれぞれボルト止めすることで、景品支持棒14を景品陳列面13の手前側に複数本設置できる。このとき、ボルト止めの位置を適宜変更することで、景品支持棒14の上下方向間隔を調節できる。また、左右方向の間隔は、ブラケット14aを横棒18に沿って左右に移動させることで容易に調節可能である。
さらに、景品支持棒14の先端は、棒の径より大径の球形に形成されることが望ましい。こうすることにより、景品16の容易な落下が阻止できるとともに、大きさによる難易度調整も可能である。また、把持手段50が景品支持棒14の先端へ衝突することによる把持手段50の故障防止にも役立つ。
操作手段20としては、たとえば、複数個の押しボタン又はジョイスティックを設け、そのそれぞれを左右方向移動手段31の駆動を操作するための左右方向操作手段22、上下方向移動手段41の駆動を操作するための上下方向操作手段23、回動手段76の駆動を操作するための回動操作手段24及び前後方向の駆動を操作するための前後方向操作手段25に割り当てることができる。また、これらの操作手段20によって、一方向への移動のみが可能(たとえば、基準位置から右方向への移動のみ可能で、左へ戻る操作は不可。上下、前後及び回動方向についても同様。)としてもよいし、また、正逆方向への移動を適宜できる(たとえば、基準位置から右方向へ移動させてから左へ戻る操作も可とする。上下、前後及び回動方向についても同様。)こととしてもよい。
なお、前後方向移動手段35については、前方への移動のみを操作手段20による操作に従わせることとして、その後の後方への移動、すなわち景品16を把持したのちに元の位置へ戻る移動については、自動的に実施されるように制御することが望ましい。しかし、前方への移動及び後方への移動も遊技者の操作に従わせることとしてもよい。
「把持手段50」は景品16を把持するための機構である。具体的には、開閉可能な「把持爪53」が開放した状態で景品16の近傍まで移動させられた後、それを閉鎖して景品16を挟むように把持可能な構造が望ましい。なお、この把持爪53の開閉動作は、遊技者の操作によらずに遊技の進行に伴い自動的に実施されることが望ましい。たとえば、把持手段50に対する遊技者の操作が尽きて移動が全て終了するまでは把持爪53は開放状態を保ち、それから、景品16を把持するために閉鎖する動作、及び、把持手段50が元の位置へ戻った後景品16を開放するために再度開放する動作については自動的に開閉手段60を制御することが望ましい。しかし、これらの動作の全て又は一部を遊技者の操作に委ねることとしてもよい。
本発明に係る景品遊技機10は、たとえば以下のように作用する。
まず、筐体17内部の奥側の景品陳列面13に植設されている景品支持棒14の間に、たとえばぬいぐるみのような景品16が挟まるようにして陳列されている。
遊技者は、操作手段20を操作して、所望の景品16がある位置まで把持手段50を移動させることとなる。たとえば、
(ア)左右方向操作手段22を操作して左右方向移動手段31を駆動させ把持手段50が左右方向へ移動
(イ)上下方向操作手段23を操作して上下方向移動手段41を駆動させ把持手段50が上下方向へ移動
(ウ)回動操作手段24を操作して回動手段76により把持爪53が回動
(エ)前後方向操作手段25を操作して前後方向移動手段35を駆動させ把持手段50が前方へ移動
なお、上記(ア)から(エ)までの操作及び移動は、上記の順に実施されることが望ましいが、適宜変更してもよい。
そして、上記(ア)から(エ)までの操作により把持手段50の移動が済むと、把持爪53は開放状態で所望の景品16の近傍に位置しているはずである。この状態で、把持爪53は自動的に閉鎖する。ここで、遊技者の操作の巧拙により把持爪53が首尾良く景品16を把持できるかどうかが左右される。把持爪53が閉鎖すると、景品16を把持できたかどうかに拘わらず、前後方向移動手段35が自動的に駆動し、把持手段50が後方へ戻っていくことになる。そして、把持手段50が後方へ戻りきった状態に至ると、把持爪53は再度開放する。このとき、首尾良く景品16を把持できていた場合には、その景品16は落下し、遊技者の獲得するところとなる。
(2)第2の発明
前期第2の課題を解決するために、本発明のうち第2の発明は、前記第1の発明の特徴に加え、前記把持手段50は、前記把持爪53を所定距離の範囲内で前後移動可能に支持する支持ベース51と、
前記支持ベース51に対し前記把持爪53を弾性体により前方へ付勢する弾性付勢手段56と、
前記弾性付勢手段56に抗して把持爪53が後方へ押圧された際にその押圧を検知する押圧検知手段57を備えるとともに、
前記前後方向移動手段35は、前記押圧検知手段57による押圧の検知を受けて、前記把持手段50の前方への移動を停止させることを特徴とする。
本発明の作用は以下の通りである。
まず、把持爪53は、たとえばコイルスプリングのような弾性体で形成された弾性付勢手段56により、支持ベース51に対して常に前方へ付勢されている。
そして、前記第1の発明の説明に示すように、操作手段20の操作により前後方向移動手段35が駆動することによって把持手段50が前方へ移動することとなる。この際、把持爪53が景品支持棒14の先端又はこれに挟持されている景品16に衝突すると、把持爪53はこれにより弾性付勢手段56の付勢力に抗して後方へ押圧される。この押圧がたとえば接触スイッチによって形成される押圧検知手段57に検知されると、これを受けて前後方向移動手段35は把持手段50の前方への移動を停止させることでそれ以上の無理な移動がなされずにすむこととなる。
(3)第3の発明
前記第3の課題を解決するために、本発明のうち第3の発明は、前記第1又は第2の発明の特徴に加え、前記開閉手段60は、
前記把持爪53を弾性体により閉鎖方向に常に付勢する閉鎖付勢手段70と、
前記閉鎖付勢手段70に抗して把持爪53を強制的に開放させる強制開放手段61と、
前記閉鎖付勢手段70の付勢力に加えて前記把持爪53の閉鎖状態を維持する閉鎖維持手段73とを備えたことを特徴とする。
すなわち、把持爪53はたとえばコイルスプリングのような弾性体で形成された閉鎖付勢手段70により常に閉鎖方向に付勢されることとなっている。そして強制開放手段61が「開」方向に作動すると、この閉鎖付勢手段70を強制的に伸長させるようにして把持爪53の開放状態を保たせることとなっている。
一方、強制開放手段61が「閉」方向に作動すると、閉鎖付勢手段70への強制的な伸長が解かれるので、その復元力により把持爪53は閉じることとなる。しかし、このとき把持爪53が景品16を把持していると、大きさによってはその景品16が閉鎖付勢手段70を伸長させて把持爪53が拡がり、せっかく把持した景品16が把持爪53から逃れてしまう可能性がある。そうならないように、把持爪53の閉鎖状態を、閉鎖付勢手段70のみならず、閉鎖維持手段73による力で強制的に維持することとした。閉鎖維持手段73としては、たとえば、ソレノイド74を利用することができる。すなわち、そのプランジャ75の先端に把持爪53を直接又は間接に連結し、ソレノイド74に通電してそのプランジャ75を引っ込めると把持爪53がそれにより引きつけられて閉鎖状態を維持するようにすることが可能である。なお、この閉鎖維持手段73は、遊技の進行状況に応じて、又はランダムに作動するよう制御してもよい。これにより、遊技の難易度を調整したり、又はランダムな遊技性の実現を図ることも可能となる。
なお、遊技の難易度調整の観点からは、前記閉鎖維持手段73は、前記把持爪53の閉鎖状態を維持する力を調節可能に形成されることが望ましい。たとえば、上記のようにソレノイド74を利用する場合には、ソレノイド74への通電の際、電圧を変化させ励磁力を変化させることで、プランジャ75の吸引力に強弱をつけることができる。それにより、閉鎖維持手段73の閉鎖維持の力を変化させることができるので、景品16の取得可能性を変化させランダム性のある遊技性が実現される。
本発明は上述のように構成されているので、以下に記す効果を奏する。
すなわち、本発明のうち第1の発明によると、垂直式景品遊技機において、新規な景品陳列方式を可能とするとともに、景品の把持手段をその方式に適合すべく改良することが可能となる。
また、本発明のうち第2の発明によると、第1の発明の効果に加え、把持手段の破損や故障をできるだけ防止することが可能となる。
さらに、本発明のうち第3の発明によると、第1又は第2の発明の効果に加え、把持手段の把持力を調整することが可能となり、これにより難易度の調整や遊技性の向上を図ることも可能となる。
本発明の1の実施の形態を、図面を参照しつつ説明する。
(1)外観
図1は、本実施の形態に係る景品遊技機10を正面斜視図で示したものである。なお、以下の説明においては、この筐体17の幅方向を「左右方向」、奥行き方向を「前後方向」及び高さ方向を「上下方向」と定義する。また、「前後方向」のうち、手前から奥へ移動する方向を「前方」と、また、その反対方向は「後方」とそれぞれ定義する。
景品遊技機10の筐体17の正面には透明なアクリル板11が嵌め込まれ、これを通して内部が視認できる。筐体17の内部の奥側の垂直面は、景品支持棒14が多数設置された景品陳列面13となっている。景品16は、これら景品支持棒14の間に挟み込まれるようにして陳列されている。また、各景品支持棒14の先端にはプラスチック製の球体である景品ストッパ15が固定されている。なお、各景品支持棒14の基部はブラケット14aに取り付けられ、景品陳列面13の手前側に設けられた横棒18に左右にスライド可能に外挿されている(図12参照)。この横棒18は、垂直の支柱19にボルト止めされており、そのボルト止め位置を適宜調節することで、上下にもスライド可能となっている。これにより、陳列する景品16の大きさにより景品支持棒14の間隔を適宜調整することができる。また、筐体17の内部にはさらに、景品16を把持するための把持爪53を一対備えた把持手段50が2基設置されている。これらの把持手段50はそれぞれ別の遊技者により操作可能となっており、独立して移動可能となっている。これらの把持手段50はいずれも、左右方向、上下方向及び前後方向に移動可能となっている。さらに、把持手段50においては把持爪53を景品陳列面13に対し回動させることも可能となっている。
一方、筐体17の正面にはさらに、操作手段20としての操作パネル21が設けられる。操作パネル21には、4個の操作ボタンが2組設けられており、それぞれ別の遊技者により操作されることとなっており、それぞれの操作で対応する把持手段50が移動することとなっている。これらの操作ボタンは、左側の操作パネル21においては、右から順に、左右方向操作手段22、上下方向操作手段23、回動操作手段24及び前後方向操作手段25として割り当てられている。また、右側の操作パネル21においては操作ボタンの配置はこの逆となっている。操作パネル21にはまた、コインスロット26もそれぞれの組に対応して設けられている。さらに、操作パネル21の下方には、それぞれの操作ボタンの組に対応して、景品払出口12が設けられている。
(2)左右方向移動手段31及び前後方向移動手段35
図2は、本実施の形態に係る景品遊技機10の筐体17の下部を、平面視で示したものである。
本実施の形態に係る景品遊技機10の筐体17の内部には、2基の把持手段50のそれぞれについて、移動手段として上下方向移動手段41、左右方向移動手段31及び前後方向移動手段35が設けられている。すなわち、上下方向移動手段41は、左右方向移動手段31に装着され、これにより左右方向へ移動する。さらにこの左右方向移動手段31は前後方向移動手段35に装着され、これにより上下方向移動手段41とともに前後方向へ移動する。
左右方向移動手段31及び前後方向移動手段35の機構を図3に示す。左右方向移動手段31においては、左右ベルト駆動モータ33と左右ベルト支持プーリ34との間に左右ベルト32が張り渡され、さらにこの左右ベルト32の手前側の方に、取付プレート32aが固定されている。この取付プレート32aには後述の上下方向移動手段41(本図では図示せず)が取り付けられることになる。そして、本図において、左右ベルト駆動モータ33が正方向に回転すると、左右ベルト32が反時計回りに移動し、それにより取付プレート32aに取り付けられている上下方向移動手段41が右方向に移動することとなる。一方、左右ベルト駆動モータ33が逆方向に回転すると、左右ベルト32が時計回りに移動し、それにより取付プレート32aに取り付けられている上下方向移動手段41が左方向に移動することとなる。
一方、前後方向移動手段35は、上記左右方向移動手段31の左側に位置する前後方向移動ユニット36及び右側に位置する移動支持レール40により構成される。この前後方向移動ユニット36は、左右方向移動手段31と同様の構造を有する。すなわち、前後ベルト駆動モータ38と前後ベルト支持プーリ39との間に前後ベルト37が張り渡され、さらにこの前後ベルト37の右側の方に、左右方向移動手段31の左端部が固定されている。そして、左右方向移動手段31の右端部は、移動支持レール40に沿って前後に移動可能に支持されている。本図において、前後ベルト駆動モータ38が正方向に回転すると、前後ベルト37が反時計回りに移動し、それにより前後ベルト37に取り付けられている左右方向移動手段31が前方向に移動することとなる。一方、前後ベルト駆動モータ38が逆方向に回転すると、前後ベルト37が時計回りに移動し、それにより前後ベルト37に取り付けられている左右方向移動手段31が後方向に移動することとなる。
なお、図3は、向かって左側の左右方向移動手段31及び前後方向移動手段35を図示したものであって、向かって右側の方は、左右方向移動手段31の右側に前後方向移動ユニット36が位置し、左側に移動支持レール40が位置することとなっている。
(3)上下方向移動手段41
図4は、上下方向移動手段41の機構における収縮状態を右側面一部断面図で示したものである。図5は、上下方向移動手段41の機構における伸長状態を右側面一部断面図で示したものである。
上下方向移動手段41は、フレキシブルラック42の先端に把持手段50が固定され、これが伸縮することで把持手段50を上下に移動させることができるように形成されている。そして、このフレキシブルラック42をまっすぐに保つために、伸縮自在な内側の丸筒ロッド47と、やはり伸縮自在な外側の角筒ロッド48とで補強されている。フレキシブルラック42はラック送りモータ44の駆動により回転するラック送りピニオン43により伸長することとなる。
すなわち、収縮状態では、フレキシブルラック42の自由端側はラック収納部46内に巻き取られた状態となっている(図4)。この状態から、ラック送りモータ44が正回転してラック送りピニオン43が図中で時計回りに回転すると、フレキシブルラック42がガイドピニオン45に誘導されつつ上方へ送り出される。そうすると、把持手段50が上方へ押し上げられるとともに、丸筒ロッド47及び角筒ロッド48も引き出されるように伸長していくこととなる(図5)
一方、伸長状態では、フレキシブルラック42の自由端側はラック収納部46内で短くなっている(図5)。この状態から、ラック送りモータ44が逆回転してラック送りピニオン43が図中で反時計回りに回転すると、フレキシブルラック42がガイドピニオン45に誘導されつつ下方へ巻き取られる。そうすると、把持手段50が下方へ移動するとともに、丸筒ロッド47及び角筒ロッド48も押し下げられるように収縮していくこととなる(図4)
(4)把持爪53の開閉
図6は、把持手段50において把持爪53が閉鎖した状態を平面図で示す。図7は、把持手段50において把持爪53が開放した状態を平面図で示す。図8は、強制開放手段61の閉鎖状態(A)及び開放状態(B)を背面図(すなわち、奥側から見た図)で示す。
把持手段50においては、支持ベース51に開閉用モータ62が設置されている。開閉用モータ62のモータ軸63の先端にはリンクプレート64が取り付けられている。リンクプレート64は、図8に示すように、一対の円弧状の長孔65が設けられておりそのそれぞれに「かすがい」状の開閉バー68の一端が後方から挿入されている。そして、開閉バー68のもう一端は、それぞれ把持爪53の基部付近の前方側に固定されている(図6及び図7参照)。これらの開閉用モータ62、リンクプレート64、開閉バー68により強制開放手段61が構成されている。
支持ベース51にはまた、一対のリンク板54が回動可能に枢着されている。各リンク板54の先端付近は、各把持爪53の基部付近の後方側と、リンク棒55で連結されている(図6及び図7参照)。一方、支持ベース51からは、両側方へ一対のピンが突設されている。これらのピンは、スプリング支持ピン71と称される。このスプリング支持ピン71の先端と、前記リンク板54の先端付近とは閉鎖付勢スプリング72で連結されている(図6及び図7参照)。これらのスプリング支持ピン71及び閉鎖付勢スプリング72により閉鎖付勢手段70が構成されている。さらに、支持ベース51の両側には、閉鎖維持手段73としての、後方にプランジャ75を向けたソレノイド74がやはり一対設置されている。各ソレノイド74のプランジャ75先端は前記リンク板54の支点寄りの位置に連結されている(図6及び図7参照)。そして、これら強制開放手段61、閉鎖付勢手段70及び閉鎖維持手段73により把持爪53の開閉手段60が構成されている。
上述の通り、スプリング支持ピン71とリンク板54とは閉鎖付勢スプリング72で連結されているので、リンク板54の先端は常に前方へ引き寄せられた状態に付勢されている。そうすると、リンク板54と連結しているリンク棒55は前方へ押された状態になり、さらにそのリンク棒55に押された把持爪53は閉鎖方向へ押し付けられることとなる(図6)。このとき、把持爪53が閉鎖方向に押し付けられることで、開閉バー68が図8(A)に示すようにモータ軸63方向に押し付けられ、それによりリンクプレート64の長孔65を押し付けることでリンクプレート64が図面上で反時計方向一杯に押し付けられる。そして、プレート突起66が図面右側のストッパピン67に当たることで止まっている状態で閉鎖状態が保たれる。
このとき、ソレノイド74に通電がない状態であれば、プランジャ75はフリーとなっている。また、リンクプレート64は図8(A)に示す状態で固定されているものの、開閉バー68は長孔65に沿って図中で時計回りに移動可能となっている。よって、たとえば、把持爪53の間に大きな景品16等が挟まっていれば、開閉バー68は時計回りに移動可能であり、それにより閉鎖付勢スプリング72の付勢力に抗する形で、把持爪53が押し広げられることも可能となっている。
この状態から、開閉用モータ62が作動し、正方向にモータ軸63が回転すると、図8(B)に示すようにリンクプレート64が時計回りに回転する。そして、プレート突起66が図面左側のストッパピン67に当たることで回転が物理的に制限されるとともに、右側の開閉センサ69に当接し、これにより開閉用モータ62の作動は停止する。このとき、長孔65の端に押し出されるように、開閉バー68が側方へ突出することになる。そうすると、図7に示すように、開閉バー68により把持爪53が押し出されるようにして開放することとなる。このとき、リンク棒55が後方に押し出されることで、閉鎖付勢スプリング72の付勢力に抗してリンク板54の先端が後方へ傾くこととなる。
そして、開閉用モータ62が再び作動し、逆方向にモータ軸63が回転すると、図8(A)に示すようにリンクプレート64が反時計回りに回転する。そして、プレートと突起が図面右側のストッパピン67に当たることで回転が物理的に制限されるとともに、左側の開閉センサ69に当接し、これにより開閉用モータ62の作動は停止する。このとき、長孔65の端で引っ張られるように、開閉バー68が軸方向に引きつけられることになる。そうすると、図6に示すように、開閉バー68により把持爪53が引きつけられるようにして閉鎖することになる。このとき、リンク棒55が前方に引きつけられることで、閉鎖付勢スプリング72の付勢力も相俟ってリンク板54の先端が前方へ戻ることとなる。
このとき、ソレノイド74に通電があると、プランジャ75は引っ込んだ状態となりそこで動かなくなる。このとき、遊技状態に応じてこの通電の際の電圧の高低が変化されることとなっており、それに応じてこのプランジャ75の吸引力に強弱がつけられることとなっている。また、リンクプレート64は図8(A)に示す状態で固定されている。しかし、ソレノイド74で引きつけられるようにしてリンク板54は前方一杯の状態を保っており、これにより、たとえば、プランジャ75の吸引力が強ければ、把持爪53の間に大きな景品16等が挟まっていても、開閉バー68は常に図中で反時計回りに押し付けられた状態が保たれ、ゆえにリンクプレート64の長孔65に沿って時計回りに移動することはできず、それにより把持爪53が押し広げられることがなくなり、より大きな景品16も獲得しやすくなる。
(5)把持爪53の回動及び押圧の検出
図9は、景品遊技機10の把持手段50において弾性付勢手段56により前方へ付勢されている状態(A)及び後方へ押圧されている状態(B)をそれぞれ右側面一部断面図で示したものである。また、図10は、景品遊技機10の把持手段50において回動手段76による回動前の状態(A)及び回動後の状態(B)をそれぞれ正面図(すなわち、手前側から見た図)で示したものである。
図9に示すように、前記支持ベース51の下方には、回動用モータ77が設けられており、当該支持ベース51に固定して設けられたVベルト受け79との間でVベルト78が張り渡されている。これらの回動用モータ77、Vベルト78及びVベルト受け79が回動手段76を構成する。また、支持ベース51側には、回動センサ80及び回動ストッパ81も設けられている。
さて、図10(A)に示す状態においては、把持爪53は水平の状態に保たれている。ここから、回動用モータ77が正回転すると、Vベルト78が図中で反時計回りに回転し、支持ベース51は反時計回りに回動することとなる(図10(B))。この回動により、把持爪53も同方向に回動することとなる。しかし、支持ベース51が回動ストッパ81に当接することで物理的に回動が制限されるのと同時に、回動センサ80により回動前の状態から90°回転したことが検出されると、回動用モータ77の作動は一旦停止し、今度は回動用モータ77が逆回転して、把持爪53は上記と逆の方向に回動することとなる。
ここで、図9(A)に示すように、把持爪53は、支持ベース51に対して、押圧支持レール52に沿って所定範囲内で前後方向に移動可能となっている。しかし、支持ベース51との間にコイルスプリングによる弾性付勢手段56が介装され、これにより常に前方に付勢されている。しかし、把持爪53が前記前後方向移動手段35により前方に移動する際に、景品支持棒14又は景品16に衝突すると、図9(B)に示すように、把持爪53が後方に押圧され、押圧支持レール52に沿って弾性付勢手段56に抗して後方へ移動する。ここで、把持爪53側に設けられている押圧検知手段57が弾性付勢手段56に当接することにより、前後方向移動手段35の駆動は停止し、それ以上前方に移動することはなくなる。
(6)制御ブロック
本実施の形態に係る景品遊技機10は、遊技プログラム及び遊技の進行に必要なデータを記憶した不揮発性の記憶装置であるROM、その遊技プログラムを処理して遊技の進行を司るCPU及び遊技進行上生成するデータを一時的に格納するRAM等により構成される制御手段90により制御されることとなっている。この制御手段90による制御ブロックを、図11に示す。
制御手段90は、CPUが遊技プログラムの所定の一部を実行することで、以下の各手段として機能する。
(6−1)左右方向制御手段91
左右方向制御手段91は、操作手段20の左右方向操作手段22から入力された信号を受けて、移動装置30の左右方向移動手段31を駆動させて把持手段50をホームポジションH(図2参照)から右方向(図1に示す向かって左側の操作パネル21の場合。向かって右側の場合左方向)へ移動させる。また、この移動中に左右方向操作手段22からの信号入力が途絶えると、その時点で左右方向移動手段31の駆動を停止させる。
(6−2)上下方向制御手段92
上下方向制御手段92は、操作手段20の上下方向操作手段23から入力された信号を受けて、移動装置30の上下方向移動手段41を駆動させて把持手段50を上方向へ移動させる。また、この移動中に上下方向操作手段23からの信号入力が途絶えると、その時点で上下方向移動手段41の駆動を停止させる。
(6−3)回動制御手段94
回動制御手段94は、操作手段20の回動操作手段24から入力された信号を受けて、把持手段50の回動手段76を駆動させて時計回り又は反時計回りに回動させる。また、回動センサ80により回動の停止点まで移動したことが検知された場合には、回動手段76の回動方向を反転させる。また、この回動中に回動操作手段24からの信号入力が途絶えると、その時点で回動手段76の駆動を停止させる。
(6−4)前後方向制御手段93
前後方向制御手段93は、操作手段20の前後方向操作手段25から入力された信号を受けて、移動装置30の前後方向移動手段35を駆動させて把持手段50を前方向へ移動させる。また、この移動中に前後方向操作手段25からの信号入力が途絶えると、その時点で前後方向移動手段35の駆動を停止させる。なお、押圧検知手段57から押圧の検出があった場合には、前後方向操作手段25からの信号入力が継続中であっても、前後方向移動手段35の駆動を停止させ、把持手段50の前方向の移動を停止させる。
(6−5)開閉制御手段95
開閉制御手段95は、遊技の開始に際して開閉手段60の強制開放手段61を正方向に作動させて把持爪53を開放させるが、開閉センサ69により開放が完了したことが検知された場合には、その作動を停止させる。また、把持手段50の前方向の移動が停止した段階で、強制開放手段61を逆方向に作動させて把持爪53を閉鎖させるが、開閉センサ69により閉鎖が完了したことが検知された場合には、その作動を停止させる。ここで、所定の条件が満たされた場合には、閉鎖維持手段73を作動させ閉鎖状態を維持させる。さらに、後述の復帰制御手段96の制御により把持手段50の後方向への移動が終了した段階で、再び強制開放手段61を正方向に作動させて把持爪53を開放させるが、開閉センサ69により開放が完了したことが検知された場合には、その作動を停止させる。
(6−6)復帰制御手段96
復帰制御手段96は、前記開閉制御手段95により開閉手段60が閉鎖した段階で、前後方向移動手段35を駆動させ把持手段50を後方向へ移動させる。続いて、開閉手段60の開放を待って、上下方向移動手段41を駆動させ把持手段50を下方向へ移動させる。最後に、左右方向移動手段31を駆動させ把持手段50をホームポジションHまで移動させる。
(7)遊技の進行
最後に、本実施の形態に係る景品遊技機10における遊技の進行を説明する。なお、遊技者は図1における向かって右側の操作パネル21を操作するものとする。
まず、遊技者がコインスロット26(図1参照)にコインを投入すると、遊技が開始される。
そして、最初に左右方向操作手段22の操作が有効化される。遊技者が左右方向操作手段22を押圧すると、その押圧されている間、左右方向移動手段31の駆動により把持手段50がホームポジションHから右へ移動し続ける(図2参照)。所望の景品16のあるところまで移動したと遊技者が判断したら、そこで押圧を解くこととなるが、その押圧が解かれたことろで左右方向移動手段31の駆動が停止する。なお、最も右へ移動しきった状態に至っても押圧が解かれない場合は、以後の左右方向操作手段22からの信号は無視される。
次に、上下方向操作手段23の操作が有効化される。遊技者が上下方向操作手段23を押圧すると、その押圧されている間、上下方向移動手段41の駆動により把持手段50が図4に示す最も低い状態から図5に示す最も高い状態へ向けて上へ移動し続ける。所望の景品16のあるところまで移動したと遊技者が判断したら、そこで押圧を解くこととなるが、その押圧が解かれたことろで上下方向移動手段41の駆動が停止する。なお、最も高い状態へ移動しきった状態に至っても押圧が解かれない場合は、以後の上下方向操作手段23からの信号は無視される。
次に、回動操作手段24の操作が有効化される。遊技者が回動操作手段24を押圧すると、その押圧されている間、回動手段76の駆動により把持爪53が時計回り又は反時計回りへ回動する(図10参照)。しかし、回動の停止点に至ると回動センサ80がこれを検知し、回動が反転することとなる。この回動操作手段24は、押圧されている限り、把持爪53の反転回動は持続する(所定時間で強制的に停止するように制御してもよい)。そして、遊技者が所望の角度に把持爪53が達したと判断したら、そこで押圧を解くこととなるが、その押圧が解かれたことろで回動手段76の駆動が停止する。
次に、前後方向操作手段25の操作が有効化される。遊技者が前後方向操作手段25を押圧すると、その押圧されている間、前後方向移動手段35の駆動により把持手段50が図12に示す最も手前側にある状態(破線)から最も奥側にある状態(実線)へ向けて前へ移動し続ける。所望の景品16のあるところまで移動したと遊技者が判断したら、そこで押圧を解くこととなるが、その押圧が解かれたところで前後方向移動手段25の駆動が停止する。なお、いつまでも押圧が解かれない場合は、把持爪53が景品16、景品支持棒14又は景品陳列面13に衝突して後方へ押圧されることとなる。そうなると、押圧検知手段57がこの押圧を検知し、以後の前後方向操作手段25からの信号は無視される。
前方向への移動が済むと、今度は開閉手段60の駆動により把持爪53が閉鎖することとなる(図12参照)。このとき、所定の条件(たとえば、抽選に当選した場合)が満たされていれば、閉鎖維持手段73も同時に作動して閉鎖がより強力になり景品16を把持しやすくなる。
把持爪53が閉鎖すると、復帰制御手段96により、前後方向移動手段35が駆動し、把持手段50は後へ移動する。そして後へ移動しきった状態に至ると前後方向移動手段35の駆動は自動的に停止する。この段階で、再び開閉手段60が駆動し、景品16が首尾良く把持できてここまで引きずり出されていれば、落下して景品払出口12から払い出され、遊技者の獲得するところとなる。一方、景品16が把持できていない場合には当然景品16は獲得されない。
以後、復帰制御手段96により、上下方向移動手段41を駆動させて把持手段50を図4の最も低い状態まで下へ自動的に移動させ、その停止の後、最後に左右方向移動手段31を駆動させて把持手段50をホームポジションHまで自動的に復帰させて遊技は終了する。
(8)その他
上記実施の形態においては、操作手段20の操作を通じて、左右方向移動手段31及び上下方向移動手段41による把持手段50の左右方向への移動及び上下方向の移動が完了した段階で、回動操作手段24の操作が有効化されることとされている。しかし、別の実施の形態においては、この段階で、回動操作手段24による操作を経ずに、回動手段76が自動的に駆動して、把持爪53の回動を開始させることとしてもよい。この場合、回動操作手段24が遊技者により操作されることで、その操作信号を受けた回動制御手段94が、回動手段76の駆動を停止させることで、この把持爪53の回動を停止させるようにすることもできる。
本発明の1の実施の形態に係る景品遊技機を正面斜視図で示したものである。 本発明の1の実施の形態に係る景品遊技機の筐体の下部を、平面視で示したものである。 本発明の1の実施の形態に係る景品遊技機の左右方向移動手段及び前後方向移動手段の機構を上方斜視図で示したものである。 本発明の1の実施の形態に係る景品遊技機の上下方向移動手段の機構における収縮状態を右側面一部断面図で示したものである。 本発明の1の実施の形態に係る景品遊技機の上下方向移動手段の機構における伸長状態を右側面一部断面図で示したものである。 本発明の1の実施の形態に係る景品遊技機の把持手段において把持爪が閉鎖した状態を平面一部断面図で示したものである。 本発明の1の実施の形態に係る景品遊技機の把持手段において把持爪が開放した状態を平面一部断面図で示したものである。 本発明の1の実施の形態に係る景品遊技機の把持手段において強制開放手段の閉鎖状態(A)及び開放状態(B)を背面図で示したものである。 本発明の1の実施の形態に係る景品遊技機の把持手段において弾性付勢手段により前方へ付勢されている状態(A)及び後方へ押圧されている状態(B)をそれぞれ右側面一部断面図で示したものである。 本発明の1の実施の形態に係る景品遊技機の把持手段において回動手段による回動前の状態(A)及び回動後の状態(B)をそれぞれ正面図で示したものである。 本発明の1の実施の形態に係る景品遊技機の制御ブロックを模式的に示したものである。 本発明の1の実施の形態に係る景品遊技機における把持手段の前方向への移動を右側面一部断面図で示したものである
符号の説明
10 景品遊技機 11 アクリル板 12 景品払出口
13 景品陳列面 14 景品支持棒 14a ブラケット
15 景品ストッパ 16 景品 17 筐体
18 横棒 19 支柱
20 操作手段 21 操作パネル 22 左右方向操作手段
23 上下方向操作手段 24 回動操作手段 25 前後方向操作手段
26 コインスロット
30 移動装置
31 左右方向移動手段 32 左右ベルト 32a 取付プレート
33 左右ベルト駆動モータ 34 左右ベルト支持プーリ
35 前後方向移動手段 36 前後方向移動ユニット 37 前後ベルト
38 前後ベルト駆動モータ 39 前後ベルト支持プーリ 40 移動支持レール
41 上下方向移動手段 42 フレキシブルラック 43 ラック送りピニオン
44 ラック送りモータ 45 ガイドピニオン 46 ラック収納部
47 丸筒ロッド 48 角筒ロッド
50 把持手段 51 支持ベース 52 押圧支持レール
53 把持爪 54 リンク板 55 リンク棒
56 弾性付勢手段 57 押圧検知手段
60 開閉手段
61 強制開放手段 62 開閉用モータ 63 モータ軸
64 リンクプレート 65 長孔 66 プレート突起
67 ストッパピン 68 開閉バー 69 開閉センサ
70 閉鎖付勢手段 71 スプリング支持ピン 72 閉鎖付勢スプリング
73 閉鎖維持手段 74 ソレノイド 75 プランジャ
76 回動手段 77 回動用モータ 78 Vベルト
79 Vベルト受け 80 回動センサ 81 回動ストッパ
90 制御手段 91 左右方向制御手段 92 上下方向制御手段
93 前後方向制御手段 94 回動制御手段 95 開閉制御手段
96 復帰制御手段
H ホームポジション

Claims (4)

  1. 筐体内部の奥側において正面を向いた垂直面として設けられる景品陳列面と、
    前記景品陳列面の手前側に複数設置された景品支持棒と、
    前記景品支持棒間に挟まれて支持される景品を把持する把持手段と、
    前記把持手段を移動させる移動装置と、
    前記移動装置及び把持手段の駆動を操作する操作手段とを備えた景品遊技機であって、
    前記移動装置は、
    前記把持手段を左右方向に移動させる左右方向移動手段と、
    前記把持手段を上下方向に移動させる上下方向移動手段と、
    前記把持手段を前後方向に移動させる前後方向移動手段とを備え、
    前記把持手段は、
    開閉自在な一対の把持爪と、
    前記把持爪を開閉させる開閉手段と、
    前記把持爪を前記景品陳列面に対し回動させる回動手段とを備えるとともに、
    前記操作手段は、前記左右方向移動手段、上下方向移動手段、回動手段及び前後方向移動手段の駆動を操作可能であることを特徴とする景品遊技機。
  2. 前記把持手段は、前記把持爪を所定距離の範囲内で前後移動可能に支持する支持ベースと、
    前記支持ベースに対し前記把持爪を弾性体により前方へ付勢する弾性付勢手段と、
    前記弾性付勢手段に抗して把持爪が後方へ押圧された際にその押圧を検知する押圧検知手段を備えるとともに、
    前記前後方向移動手段は、前記押圧検知手段による押圧の検知を受けて、前記把持手段の前方への移動を停止させることを特徴とする請求項1記載の景品遊技機。
  3. 前記開閉手段は、
    前記把持爪を弾性体により閉鎖方向に常に付勢する閉鎖付勢手段と、
    前記閉鎖付勢手段に抗して把持爪を強制的に開放させる強制開放手段と、
    前記閉鎖付勢手段の付勢力に加えて前記把持爪の閉鎖状態を維持する閉鎖維持手段とを備えたことを特徴とする請求項1又は2記載の景品遊技機。
  4. 前記閉鎖維持手段は、前記把持爪の閉鎖状態を維持する力を調節可能に形成されたことを特徴とする請求項3記載の景品遊技機。
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