JP2007043862A - ソフトスタート回路、電源装置、電気機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、占有面積の拡大や精度の悪化を招くことなく、ソフトスタート電圧の上昇をより緩やかなものとすることが可能なソフトスタート回路の提供を目的とする。
【解決手段】本発明に係るソフトスタート回路SSは、定電流i1を生成する定電流源I1と、定電流i1から第1ミラー電流m1を生成する第1カレントミラー回路(Na〜Nb、Pa〜Pb)と、定電流i1から第1ミラー電流m1よりも小さい第2ミラー電流m2を生成する第2カレントミラー回路(Na、Nc)と、第1、第2ミラー電流m1、m2の差分電流(m1−m2)が流し込まれるコンデンサCssと、を有して成り、その充電電圧Vcの分圧電圧をソフトスタート電圧Vssとして出力する構成とされている。
【選択図】 図5

Description

本発明は、入力電圧から所望の出力電圧を生成する電源装置及びこれを用いた電気機器に関するものであり、特に、そのソフトスタート回路に関するものである。
従来の一般的な直流安定化電源装置は、出力電圧に応じて変動する帰還電圧と所定の基準電圧との差電圧を増幅する誤差増幅器を有して成り、当該誤差増幅器の出力信号(誤差電圧)を用いて出力トランジスタのスイッチング制御を行う構成とされていた。より具体的に述べると、このような直流安定化電源装置は、上記の誤差電圧と所定のスロープ電圧との比較結果に応じたデューティのPWM[Pulse Width Modulation]信号を生成し、当該PWM信号を用いて出力トランジスタのオン/オフを制御する構成とされていた(例えば、本願出願人による特許文献1を参照)。
また、上記従来の直流安定化電源装置は、電源投入時(出力電圧の過小時)における負荷への大電流を防止する手段として、ソフトスタート回路を備えた構成とされていた。より具体的に述べると、上記のソフトスタート回路は、図8に示す通り、定電流源I1からコンデンサCssに所定の定電流i1(例えば、100[nA])を流し込むことで、電源投入後から緩やかに上昇を開始するソフトスタート電圧Vssを生成する構成とされており、PWMコンパレータPCMPでは、誤差電圧Verr及びソフトスタート電圧Vssのいずれか低い方と、所定のスロープ電圧Vslpとを比較することで、その比較結果に応じたデューティのPWM信号を生成する構成とされていた。
特開平7−336999号公報
確かに、上記従来の直流安定化電源装置であれば、ソフトスタート回路を設けたことにより、電源投入時における負荷への大電流を防止することができる。
しかしながら、上記従来のソフトスタート回路では、以下のような理由により、ソフトスタート電圧Vssの上昇をより一層緩やかなものとすることが難しかった。
すなわち、ソフトスタート電圧Vssの上昇傾きを緩やかなものとするためには、コンデンサCssの容量を大きくするか、或いは、これに流し込む定電流i1を小さくする必要がある。
しかし、コンデンサCssの容量を大きくするには、非常に大きな占有面積を必要とするため、LSIへの集積化を図る上では不利な手法であった。例えば、ソフトスタート電圧Vssの上昇傾きを現状よりも1/10に低減したい場合には、コンデンサCssの容量(占有面積)を10倍程度に拡大せねばならず、LSIへの集積化はもはや非現実的であり、通常、このような大容量のコンデンサCssは、外付けとせざるを得なかった。
一方、コンデンサCssには、従来より、100[nA]程度の微小な定電流i1を流し込んでおり、これを一層低減する場合には、その生成精度をいかにして維持するかが問題であった。なお、単純に定電流源I1の出力電流を絞るだけでは、定電流i1の生成精度の維持が困難であり、最悪のケースでは、装置が全く立ち上がらないおそれもあった。
本発明は、上記の問題点に鑑み、占有面積の拡大や精度の悪化を招くことなく、ソフトスタート電圧の上昇をより一層緩やかなものとすることが可能なソフトスタート回路、並びに、これを用いた電源装置及び電気機器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係るソフトスタート回路は、第1定電流を生成する第1定電流源と、第1定電流よりも小さい第2定電流を生成する第2定電流源と、第1定電流から第2定電流を差し引いた電流が流し込まれるコンデンサと、を有して成り、前記コンデンサの一端に現れる充電電圧をソフトスタート用の比較電圧として出力する構成(第1の構成)とされている。
なお、本発明に係るソフトスタート回路は、所定の定電流を生成する定電流源と、前記定電流から第1ミラー電流を生成する第1カレントミラー回路と、前記定電流から第1ミラー電流よりも小さい第2ミラー電流を生成する第2カレントミラー回路と、第1ミラー電流から第2ミラー電流を差し引いた電流が流し込まれるコンデンサと、を有して成り、前記コンデンサの一端に現れる充電電圧をソフトスタート用の比較電圧として出力する構成(第2の構成)としてもよい。
なお、上記第1または第2の構成から成るソフトスタート回路は、前記コンデンサの充電電圧を分圧する分圧回路を有して成り、前記分圧回路で生成される分圧電圧を前記ソフトスタート用の比較電圧として出力する構成(第3の構成)にするとよい。
また、上記第3の構成から成るソフトスタート回路は、前記コンデンサの充電電圧と所定の閾値電圧とを比較するコンパレータと;電源ラインと前記分圧回路の出力端との間に挿入され、前記コンパレータの出力論理に応じてオン/オフ制御されるスイッチ素子と;を有して成り、前記スイッチ素子は、前記コンデンサの充電電圧が前記所定の閾値電圧以上となったときにオン状態に遷移される構成(第4の構成)にするとよい。
また、上記第1〜第4いずれかの構成から成るソフトスタート回路は、前記コンデンサの一端に接続される外部端子を有して成る構成(第5の構成)にするとよい。
また、本発明に係る電源装置は、そのオン/オフ制御に応じて入力電圧から出力電圧を生成する出力トランジスタと;前記出力電圧に応じた帰還電圧と所定の基準電圧との差分を増幅して誤差電圧を生成する誤差増幅器と;電源投入後から上昇を開始するソフトスタート用の比較電圧を生成するソフトスタート回路と;前記誤差電圧及び前記ソフトスタート用の比較電圧のいずれか低い方と、所定のスロープ電圧とを比較することで、その比較結果に応じたデューティのPWM信号を生成するPWMコンパレータと;前記PWM信号を用いて前記出力トランジスタのオン/オフ制御を行う手段と;を有して成る電源装置であって、前記ソフトスタート回路として、請求項1〜請求項5のいずれかに記載のソフトスタート回路を備えて成る構成(第6の構成)とされている。
また、上記第6の構成から成る電源装置は、一端が前記入力電圧の印加端に接続され、他端が前記出力トランジスタの一端に接続されるインダクタと;アノードが前記出力トランジスタの一端に接続され、カソードが前記出力電圧の引出端に接続されるダイオードと;一端が前記出力電圧の引出端に接続され、他端が基準電圧の印加端に接続されるコンデンサと;を有して成り、前記入力電圧を昇圧して前記出力電圧を生成する構成(第7の構成)にするとよい。
また、本発明に係る電気機器は、機器の電源であるバッテリと、前記バッテリの出力変換手段である電源装置と、を有して成る電気機器であって、前記電源装置として、上記第6又は第7の構成から成る電源装置を備えて成る構成(第8の構成)とされている。
本発明に依れば、占有面積の拡大や精度の悪化を招くことなく、ソフトスタート電圧の上昇をより一層緩やかなものとすることが可能なソフトスタート回路、並びに、これを用いた電源装置及び電気機器を提供することが可能となる。
以下では、携帯電話端末に搭載され、バッテリの出力電圧を変換して端末各部(特に、CCD[Charge Coupled device]カメラ)の駆動電圧を生成するDC/DCコンバータに本発明を適用した場合を例に挙げて説明を行う。
図1は、本発明に係る携帯電話端末の一実施形態を示すブロック図(特に、CCDカメラへの電源系部分)である。本図に示すように、本実施形態の携帯電話端末は、装置電源であるバッテリ1と、バッテリ1の出力変換手段であるシステムレギュレータIC2と、携帯電話端末の撮像手段であるCCDカメラモジュール3と、を有して成る。なお、本図には明示されていないが、本実施形態の携帯電話端末は、上記構成要素のほか、その本質機能(通信機能など)を実現する手段として、送受信回路部、スピーカ部、マイク部、表示部、操作部、メモリ部など、を当然に有して成る。
CCDカメラモジュール3は、それを構成するCCD素子やDSP[Digital Signal Processor]、或いは、そのI/O[Input/Output]回路の駆動に際して、複数の駆動電圧(例えば、+15.0[V]、+3.0[V]、+1.8[V]、−8.0[V])を必要とする。そのため、システムレギュレータIC2は、バッテリ電圧Vbat(例えば3.0[V])を所定の正昇圧電圧VP(例えば+18[V])まで正昇圧する正昇圧回路2Pと、同じくバッテリ電圧Vbatを所定の負昇圧電圧VM(例えば−8[V])まで負昇圧する負昇圧回路2Mと、を有するほか、バッテリ電圧Vbat或いは正昇圧電圧VPから複数の正電圧VP1〜Vpnを生成する手段として、第1〜第nレギュレータ回路(シリーズレギュレータ回路)21〜2nを有して成る。なお、正電圧VP1〜VPn及び負昇圧電圧VMは、いずれもCCDカメラモジュール3に供給される。
図2は、正昇圧回路2Pの一構成例として、ピークカレントモード方式の電源回路を示す回路図(一部にブロック図を含む)である。本図に示す通り、本実施形態の正昇圧回路2Pは、Nチャネル電界効果トランジスタN1と、センス抵抗Rsと、誤差増幅器AMP1と、増幅器AMP2と、直流電圧源E1と、ソフトスタート回路SSと、発振器OSCと、加算器ADDと、PWMコンパレータPCMPと、リセット優先型SRフリップフロップFFと、ドライバ回路(バッファ回路)DRVと、を集積化して成るほか、外部端子T1、T2に外付けされる素子として、出力インダクタL1と、逆流防止ダイオード(ショットキーバリアダイオード)D1と、出力コンデンサC1と、抵抗R1〜R2と、を有して成る。
トランジスタN1のドレインは、外部端子(スイッチ端子)T1に接続されている。トランジスタN1のソースは、センス抵抗Rs(数十[mΩ])を介して接地されている。
誤差増幅器AMP1の反転入力端(−)は、外部端子(帰還端子)T2に接続されている。誤差増幅器AMP1の非反転入力端(+)は、直流電圧源E1の正極端に接続されている。直流電圧源E1の負極端は接地されている。
増幅器AMP2の非反転入力端(+)は、センス抵抗Rsの一端(電源側)に接続されており、反転入力端(−)は、センス抵抗Rsの他端(接地側)に接続されている。
加算器の一入力端は、増幅器AMP2の出力端に接続されており、他入力端は、発振器OSCの第1出力端(三角波電圧出力端)に接続されている。
PWMコンパレータPCMPの非反転入力端(+)は、加算器ADDの出力端に接続されている。PWMコンパレータPCMPの第1反転入力端(−)は、誤差増幅器AMP1の出力端に接続されている。PWMコンパレータPCMPの第2反転入力端(−)は、ソフトスタート回路SSの出力端に接続されている。
フリップフロップFFのセット入力端(S)は、発振器OSCの第2出力端(クロック出力端)に接続されている。フリップフロップFFのリセット入力端(R)は、PWMコンパレータPCMPの出力端に接続されている。フリップフロップFFの出力端(Q)はドライバ回路DRVを介して、トランジスタN1のゲートに接続されている。
システムレギュレータIC2の外部にて、外部端子T1は、出力インダクタL1(数十[μH])を介してバッテリ1の出力端(バッテリ電圧Vbat)に接続される一方、逆流防止ダイオードD1のアノードにも接続されている。逆流防止ダイオードD1のカソードは、正昇圧回路2Pの出力端として、第1レギュレータ21(不図示)の入力端に接続される一方、出力コンデンサC1(数[μF])を介して接地されている。また、正昇圧回路2Pの出力端は、抵抗R1、R2を介しても接地されている。なお、抵抗R1、R2の接続ノードは、システムレギュレータIC2の外部端子T2に接続されている。
すなわち、上記構成から成る正昇圧回路2Pは、スイッチング素子として異なる2電位間(バッテリ電圧Vbat・接地電圧GND間)に接続されたトランジスタN1のドレインから所望の正昇圧電圧VPを得る昇圧型DC/DCコンバータであり、その駆動方式としては、出力電圧VPのモニタ結果だけでなく、トランジスタN1に流れる駆動電流のモニタ結果に基づいて、トランジスタN1の駆動制御を行うピークカレントモード制御方式が採用されている。
上記構成から成る正昇圧回路2PのPWM動作(正昇圧電圧VPの定常時)について、図3を参照しながら、詳細に説明する。
誤差増幅器AMP1は、非反転入力端(+)に印加される基準電圧Vref(直流電圧源E1の起電圧)と、反転入力端(−)に印加される帰還電圧Vfb(正昇圧電圧VPの分圧電圧)との差電圧を増幅して誤差電圧Verrを生成する。すなわち、誤差電圧Verrは、正昇圧電圧VPとその目標値との誤差が大きいほどハイレベルとなる。
PWMコンパレータPCMPは、第1反転入力端(−)に印加される誤差電圧Verr及び第2反転入力端に印加されるソフトスタート電圧Vssのいずれか低い方と、非反転入力端子(+)に印加されるスロープ電圧Vslp(発振器OSCの基準三角波電圧と増幅器AMP2の出力電圧とを足し合わせた加算器ADDの出力電圧)と、を比較することで、その比較結果に応じたデューティのPWM信号を生成する。すなわち、正昇圧電圧VPの定常時(誤差電圧Verrがソフトスタート電圧Vssを下回って以後、すなわち、ソフトスタート期間の終了後)において、上記のPWM信号の論理は、誤差電圧Verrがスロープ電圧Vslpよりも高ければローレベルとなり、低ければハイレベルとなる。
上記のPWM信号(フリップフロップFFのリセット信号)がローレベルとされている間、トランジスタN1のゲート信号Sgは、フリップフロップFFのセット端子(S)に印加されるクロック信号CLK(数百[kHz]〜数[MHz])の立上がりでハイレベルに保持される。従って、トランジスタN1はオン状態とされる。一方、PWM信号がハイレベルとされている間は、クロック信号CLKに関係なくゲート信号Sgがローレベルに保持される。従って、トランジスタN1はオフ状態とされる。
このように、ピークカレントモード制御方式の正昇圧回路2Pでは、出力電圧VPのモニタ結果だけでなく、トランジスタN1に流れる駆動電流のモニタ結果に基づいて、トランジスタN1の駆動制御が行われる。従って、本実施形態の正昇圧回路2Pであれば、急峻な負荷変動に誤差電圧Verrが追従できなくても、トランジスタN1に流れる駆動電流のモニタ結果に応じてトランジスタN1を直接駆動制御することができるので、正昇圧電圧VPの変動を効果的に抑えることが可能となる。すなわち、本実施形態の正昇圧回路2Pであれば、出力コンデンサC1を大容量化する必要がないので、不要なコストアップや出力コンデンサC1の大型化を回避することもできる。
なお、正昇圧回路2Pの起動直後は、正昇圧電圧VPがゼロであるため、誤差電圧Verrが極めて大きくなる。従って、当該誤差電圧Verrとスロープ電圧Vslpとの比較結果に応じてPWM信号を生成すると、そのデューティが過大となり、出力インダクタL1に大電流が流れてしまうことになる。
そこで、本実施形態の正昇圧回路2Pは、先述した通り、誤差電圧Verrとは別に、電源投入後から緩やかに上昇を開始するソフトスタート電圧VssをPWMコンパレータPCMPに入力しておき、ソフトスタート電圧Vssが誤差電圧Verrよりも低いときには、誤差電圧Verrに依ることなく、より低いソフトスタート電圧Vssとスロープ電圧Vslpとの比較結果に応じてPWM信号のデューティを決定する構成とされている(図4を参照)。
以下では、ソフトスタート電圧Vssを生成するソフトスタート回路SSの構成並びに動作について、図5及び図6を参照しながら、詳細に説明する。図5は、ソフトスタート回路SSの一構成例を示す回路図であり、図6は、ソフトスタート回路SSの動作を説明するための図である。なお、図6(a)、(b)の縦軸は、それぞれソフトスタート電圧Vss及びコンデンサCssの充電電圧Vcを示しており、横軸は、いずれも時間tの経過を示している。また、図6(a)において、実線Aは本発明適用時の電圧挙動を示しており、破線Bは従来の電圧挙動(すなわち、コンデンサCssの容量を図5のそれと同値に設定した上で、図8の従来構成を採用した場合の電圧挙動)を参考までに示している。また、小破線Cは、後述するソフトスタート電圧Vssの引上げ手段(コンパレータCMP、トランジスタNd、及び、直流電圧源Ea)がない場合の電圧挙動を示している。
図5に示す通り、本実施形態のソフトスタート回路SSは、Nチャネル電界効果トランジスタNa〜Ndと、Pチャネル電界効果トランジスタPa〜Pbと、定電流源I1と、コンデンサCssと、バッファBUFと、抵抗Ra〜Rbと、コンパレータCMPと、直流電圧源Eaと、を有して成る。
トランジスタNaのドレインは、定電流源I1を介して、電源ライン(バッテリ電圧Vbat)に接続されている。トランジスタNaのソースは接地されている。トランジスタNaのゲートは、トランジスタNb、Ncのゲートに接続される一方、自身のドレインにも接続されている。トランジスタNbのドレインは、トランジスタPaのドレインに接続されている。トランジスタNbのソースは接地されている。トランジスタNcのドレインは、コンデンサCssの一端に接続されている。トランジスタNcのソースは接地されている。なお、トランジスタNa〜Ncのゲート面積SNa〜SNcは、SNa:SNb:SNc=10:10:8となるように設計されている。
トランジスタPa、Pbのソースは、いずれも電源ライン(バッテリ電圧Vbat)に接続されている。トランジスタPa、Pbのゲートは、互いに接続されるとともに、トランジスタPaのドレインにも接続されている。トランジスタPbのドレインは、コンデンサCssの一端に接続されている。なお、トランジスタPa、Pbのゲート面積SPa、SPbは、SPa:SPb=1:1となるように設計されている。
コンデンサCssの一端は、先述したトランジスタNc、Pbの各ドレインのほか、バッファBUFの入力端と、コンパレータCMPの非反転入力端(+)と、外部端子(テスト端子)T3と、に各々接続されている。コンデンサCssの他端は接地されている。
バッファBUFの出力端は、抵抗Ra、Rbを介して接地されている。抵抗Ra、Rbの接続ノードは、ソフトスタート回路SSの出力端として、PWMコンパレータPCMPの第2反転入力端(−)に接続されている。
コンパレータCMPの反転入力端(−)は直流電圧源Eaの正極端に接続されている。コンパレータCMPの出力端は、トランジスタNdのゲートに接続されている。トランジスタNdのドレインは、電源ライン(バッテリ電圧Vbat)に接続されている。トランジスタNdのソースは、ソフトスタート回路SSの出力端に接続されている。
上記から分かる通り、本実施形態のソフトスタート回路SSは、所定の定電流i1(本実施形態では100[nA])を生成する定電流源I1と、定電流i1から第1ミラー電流m1(本実施形態では定電流i1と同値)を生成する第1カレントミラー回路(トランジスタNa〜Nb、トランジスタPa〜Pb)と、定電流i1から第1ミラー電流m1よりも小さい第2ミラー電流m2(本実施形態では80[nA])を生成する第2カレントミラー回路(トランジスタNa、Nc)と、第1ミラー電流m1から第2ミラー電流m2を差し引いた電流(m1−m2)(本実施形態では20[nA])が流し込まれるコンデンサCssと、コンデンサCssの充電電圧Vcを分圧する分圧回路(抵抗Ra、Rb)と、を有して成り、前記分圧回路で生成される分圧電圧をソフトスタート電圧Vssとして出力する構成とされている。
言い換えれば、本実施形態のソフトスタート回路SSは、図8の従来構成と同様、100[nA]の定電流i1及び第1ミラー電流m1を生成しておき、そこから80[nA]の第2ミラー電流m2を引き抜くことによって、20[nA]という微小な充電電流をコンデンサCssに流し込み、さらに、その一端で得られる充電電圧VcをバッファBUFで受けた後、分圧回路(Ra、Rb)にて例えば1/2に分圧することで、所望のソフトスタート電圧Vssを生成する構成とされている。
このような構成とすることにより、コンデンサCssの大容量化(占有面積の拡大)や定電流源I1の微小電流化(精度の悪化)を招くことなく、ソフトスタート電圧Vssの上昇傾きを従来構成(すなわち、コンデンサCssの容量を図5のそれと同値に設定した上で、図8の従来構成を採用した場合)に比べて1/10程度にまで低減することができる(図6(a)を参照)。従って、正昇圧回路2Pにおけるソフトスタート期間を十分に確保して、装置起動時における大電流をより確実に回避することが可能となる。
なお、本実施形態のソフトスタート回路SSは、コンデンサCssへの充電電流を生成する際に差し引きされる定電流m1、m2を複数の定電流源で各個別に生成するのではなく、単一の定電流i1を基準とする第1、第2カレントミラー回路を用いることで、互いに相関関係のある第1、第2ミラー電流m1、m2を生成する構成とされている。
このような構成とすることにより、複数の定電流源を用いた場合と異なり、回路素子の製造ばらつき等が生じても、第1、第2ミラー電流m1、m2の大小関係が逆転しにくいので、装置が全く立ち上がらないといった不具合発生のおそれを低減することができる。
なお、本実施形態のソフトスタート回路SSは、充電電圧Vcの上昇傾きをさらに寝かせるべく、その充電電圧Vcを1/2に分圧した分圧電圧をソフトスタート電圧Vssとして出力する構成であるが故に、その電圧レベルは、最終的にバッテリ電圧Vbatの1/2(最大で1.5[V])までしか上がらない(図6(a)の小破線Cを参照)。そのため、バッテリ1の消耗によってバッテリ電圧Vbatが落ちてくると、装置が定常状態(起動時以外)であるにも関わらず、ソフトスタート電圧Vssが誤差電圧Verrを下回り、そのフィードバック動作に支障を生じるおそれがある。
そこで、本実施形態のソフトスタート回路SSは、上記不具合の解消手段(ソフトスタート電圧Vssの引上げ手段)として、コンデンサVssの充電電圧Vcと所定の閾値電圧Vth(本実施形態では、バッテリ電圧Vbatと同値、或いは、それよりも僅かに低い電圧値、図6(b)を参照)とを比較するコンパレータCMPと;電源ライン(バッテリ電圧Vbat)と分圧回路(Ra、Rb)の出力端との間に挿入され、コンパレータCMPの出力論理に応じてオン/オフ制御されるトランジスタNdと;を有して成る構成とされている。
このような構成とすることにより、ソフトスタート動作が完了した後には、ソフトスタート電圧Vssをバッテリ電圧Vbatまで引き上げることができる。従って、バッテリ電圧Vbatが落ちてきても、ソフトスタート電圧Vssが正昇圧回路2Pのフィードバック動作に支障を生じるおそれを解消することができる。
なお、上記の閾値電圧Vthとしては、ソフトスタート動作が確実に不要となるタイミングを示すことのできる電圧値を設定すればよく、例えば、スロープ電圧Vslpの上限電圧値、或いは、それよりも僅かに高い電圧値を設定しても構わない。
また、本実施形態のソフトスタート回路SSは、システムレギュレータIC2の評価用に、コンデンサCssの一端に接続される外部端子T3を有して成る構成とされている。このような構成とすることにより、ソフトスタート回路SSに問題がなければ、外部端子T3をグランドに落とすことで、第1ミラー電流m1(すなわち100[nA])が計測されるはずであり、逆に、外部端子T3をバッテリ電圧Vbatに引き上げることで、第2ミラー電流(すなわち80[nA])が計測されるはずである。すなわち、外部端子T3を用いた評価手法であれば、20[nA]といった微小な充電電流の絶対値を計測するのではなく、第1、第2ミラー電流m1、m2という比較的大きな電流値を計測することで、システムレギュレータIC2の評価を行うことが可能となる。
なお、上記の実施形態では、本発明をピークカレントモード制御方式の正昇圧回路2Pに適用した場合を例に挙げて説明を行ったが、本発明の適用対象はこれに限定されるものではなく、入力電圧から所望の出力電圧を生成する直流安定化電源装置全般に広く適用することが可能である。
例えば、図7に示すように、出力電圧VPに応じて変動する帰還電圧Vfbと所定の基準電圧Vrefとの差電圧を増幅する誤差増幅器AMP1を有して成り、当該誤差増幅器AMP1の出力信号(誤差電圧Verr)を用いて出力トランジスタN1のスイッチング制御を行う一般的な直流安定化電源装置につき、図5に示すソフトスタート回路SSを設けた構成としても、上記と同様の作用・効果を得ることが可能である。
また、本発明の構成は、上記実施形態のほか、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えることが可能である。
例えば、上記実施形態では、コンデンサCssの充電電圧Vcを分圧する分圧回路(Ra、Rb)を有して成り、前記分圧回路で生成される分圧電圧をソフトスタート電圧Vssとして出力する構成を例に挙げて説明を行ったが、本発明の構成はこれに限定されるものではなく、コンデンサCssの充電電圧を直接ソフトスタート電圧Vssとして出力する構成としても構わない。
また、上記の実施形態では、逆流防止用ダイオードD1としてショットキーバリアダイオードを用いた場合のみを示したが、通常のダイオードでも構わないし、同期整流スイッチ回路を追加すれば、これを設けなくても構わない。
また、トランジスタのPチャネルとNチャネルが逆構成となる回路にしてもよい。
また、コンデンサCssの放電回路を設けておくとよい。
また、トランジスタN1やセンス抵抗Rsを外付けとしたり、抵抗R1、R2を内蔵としてもよい。
本発明は、ソフトスタート期間を十分に確保し、装置起動時における大電流をより確実に回避する必要のあるアプリケーション(例えば、負荷変動に対する応答性の高いピークカレントモード制御方式の直流安定化電源装置や、電池を用いた機器の電源装置など)に好適な技術である。
は、本発明に係る携帯電話端末の一実施形態を示すブロック図である。 は、正昇圧回路2Pの一構成例を示す回路図である。 は、正昇圧回路2PのPWM動作(定常時)を説明するための図である。 は、正昇圧回路2PのPWM動作(起動時)を説明するための図である。 は、ソフトスタート回路SSの一構成例を示す回路図である。 は、ソフトスタート回路SSの動作を説明するための図である。 は、正昇圧回路2Pの別構成例を示す回路図である。 は、ソフトスタート回路の一従来例を示す回路図である。
符号の説明
1 バッテリ
2 システムレギュレータIC
2P 正昇圧回路
2M 負昇圧回路
21〜2n 第1〜第nレギュレータ回路
3 CCDカメラモジュール
N1 Nチャネル電界効果トランジスタ
Rs センス抵抗
AMP1 誤差増幅器
AMP2 増幅器
E1 直流電圧源
SS ソフトスタート回路
OSC 発振器
ADD 加算器
PCMP PWMコンパレータ
FF SRフリップフロップ(リセット優先)
DRV ドライバ回路
L1 出力インダクタ
D1 逆流防止ダイオード(ショットキーバリアダイオード)
C1 出力コンデンサ
R1〜R2 抵抗
T1〜T3 外部端子
Na〜Nd Nチャネル電界効果トランジスタ
Pa〜Pb Pチャネル電界効果トランジスタ
I1 定電流源
Css コンデンサ
BUF バッファ
Ra〜Rb 抵抗
CMP コンパレータ

Claims (8)

  1. 第1定電流を生成する第1定電流源と、第1定電流よりも小さい第2定電流を生成する第2定電流源と、第1定電流から第2定電流を差し引いた電流が流し込まれるコンデンサと、を有して成り、前記コンデンサの一端に現れる充電電圧をソフトスタート用の比較電圧として出力することを特徴とするソフトスタート回路。
  2. 所定の定電流を生成する定電流源と、前記定電流から第1ミラー電流を生成する第1カレントミラー回路と、前記定電流から第1ミラー電流よりも小さい第2ミラー電流を生成する第2カレントミラー回路と、第1ミラー電流から第2ミラー電流を差し引いた電流が流し込まれるコンデンサと、を有して成り、前記コンデンサの一端に現れる充電電圧をソフトスタート用の比較電圧として出力することを特徴とするソフトスタート回路。
  3. 前記コンデンサの充電電圧を分圧する分圧回路を有して成り、前記分圧回路で生成される分圧電圧を前記ソフトスタート用の比較電圧として出力することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のソフトスタート回路。
  4. 前記コンデンサの充電電圧と所定の閾値電圧とを比較するコンパレータと;電源ラインと前記分圧回路の出力端との間に挿入され、前記コンパレータの出力論理に応じてオン/オフ制御されるスイッチ素子と;を有して成り、前記スイッチ素子は、前記コンデンサの充電電圧が前記所定の閾値電圧以上となったときにオン状態に遷移されることを特徴とする請求項3に記載のソフトスタート回路。
  5. 前記コンデンサの一端に接続される外部端子を有して成ることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載のソフトスタート回路。
  6. そのオン/オフ制御に応じて入力電圧から出力電圧を生成する出力トランジスタと;前記出力電圧に応じた帰還電圧と所定の基準電圧との差分を増幅して誤差電圧を生成する誤差増幅器と;電源投入後から上昇を開始するソフトスタート用の比較電圧を生成するソフトスタート回路と;前記誤差電圧及び前記ソフトスタート用の比較電圧のいずれか低い方と、所定のスロープ電圧とを比較することで、その比較結果に応じたデューティのPWM信号を生成するPWMコンパレータと;前記PWM信号を用いて前記出力トランジスタのオン/オフ制御を行う手段と;を有して成る電源装置であって、前記ソフトスタート回路として、請求項1〜請求項5のいずれかに記載のソフトスタート回路を備えて成ることを特徴とする電源装置。
  7. 一端が前記入力電圧の印加端に接続され、他端が前記出力トランジスタの一端に接続されるインダクタと;アノードが前記出力トランジスタの一端に接続され、カソードが前記出力電圧の引出端に接続されるダイオードと;一端が前記出力電圧の引出端に接続され、他端が基準電圧の印加端に接続されるコンデンサと;を有して成り、前記入力電圧を昇圧して前記出力電圧を生成することを特徴とする請求項6に記載の電源装置。
  8. 機器の電源であるバッテリと、前記バッテリの出力変換手段である電源装置と、を有して成る電気機器であって、前記電源装置として、請求項6又は請求項7に記載の電源装置を備えて成ることを特徴とする電気機器。
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