JP2007037525A - 健康食品 - Google Patents

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Takuro Sasaki
卓郎 佐々木
Kazuaki Abe
和明 阿部
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Abstract

【課題】食事制限をせずに、日常的な栄養摂取が十分なまま健康的にダイエットできる食品を提供すること。
【解決手段】種々の栄養成分を豊富に含有する麦若葉を主原料とし、茶粉末、チオクト酸を組み合わせた食品組成物。

Description

本発明は、麦若葉粉末と茶粉末とチオクト酸を含有する健康食品に関する。
技術背景
近年、欧米化した食事や生活習慣により、栄養の摂りすぎによる肥満、過体重が増加傾向にある。食べ過ぎは、単に体重が増えるだけでなく、生活習慣病の大きな要因となることが分かっており、問題となっている。この問題を解消する方法として、運動や食事の面から改善するさまざま方法が提案されている。食事の面からは、忙しい現代人でも実施できる簡易的な減量方法として、食事量を減らす、低カロリーの食事代替品ダイエット食品を利用する(例えば、特許文献1参照)、などの方法がある。しかし、これでは必要な栄養や食物繊維の摂取が十分でない可能性があり、体重は減少しても栄養失調や便秘、またそれによるストレスなどを招くなど、逆に健康を損ねるおそれがある。
特開平6−292524
そこで、食事制限をせずに、日常的な栄養摂取が十分なまま健康的にダイエットできる食品が望まれている。
本発明者は、種々の栄養成分を豊富に含有する麦若葉粉末を主原料に、茶粉末、チオクト酸を組み合わせた食品が、日常の栄養摂取量を低下させることなく減量かつ便通を改善でき、さらに、それぞれ単独で摂取する場合に比べて相乗的な効果を有することを見出し、本発明をなすにいたった。
本発明の、麦若葉粉末と茶粉末とチオクト酸とを含有する食品は、ダイエット時に不足しがちな栄養・食物繊維を補いながら、それぞれ単独摂取では得られない便通効果を促し、健康的なダイエット効果を有する。
以下、本発明の詳細について説明する。本発明の麦若葉粉末とは、大麦、小麦などの麦類の発芽から出穂寸前までの葉を乾燥粉末にしたものである。麦若葉を出穂寸前数十cmで刈り取って洗浄、切断後必要に応じてブランチング処理を施し、乾燥、粉砕して得られる。麦若葉は、ビタミン類、ミネラル類をはじめ、食物繊維を豊富に含んでおり、健康食品として広く利用されている。
本発明で使用する茶粉末は、Camellia sinensisの葉を不発酵茶、半発酵茶、発酵茶等に加工した全ての茶種を意味する。その粒度は、そのまま飲用に適した粒度にまで粉砕したものである。茶は多くのカテキン類を含み、カテキンは体脂肪を減少させることが報告されている(特許文献2、非特許文献1〜3参照)。
特開2005−95186号公報 J.Oleo.Sci.,50(9),717−728(2001) Pro.Med.,22(9),2189−2203(2002) Jpn.Nutr.Assess.,19,365−376(2003)
本発明で使用するチオクト酸は、別名α−リポ酸とも呼ばれ、ビタミン様物質として位置付けられている。生体内ではピルビン酸からアセチルCoAへの酸化的脱炭酸反応における補酵素として作用することが知られている。食品では、野菜類や肉類、卵にも含まれているが、その含有量は数μg/100g程度と微量である。チオクト酸には、エネルギー消費を増加させ体重を減少させることが報告されている(非特許文献4〜7)。
Biochem.Biophys.Res.Commun.,326(1),197−202(2005) Expert Opin.Investing Drugs.,13(12),1641−1643(2004) Nat,Med.,10(7),727−733(2004) J.Biol,Chem.,278(37),34823−34833(2003)
本発明の組成中のチオクト酸含有量は特に限定はされないが、例えば組成物全体の質量に対して0.0001〜30質量%、好ましくは0.0001〜10質量%、より好ましくは0.01〜5質量%の範囲である。また、チオクト酸の摂取量は、摂取者の健康状態や年齢などにより異なるが、5〜600mgの範囲、好ましくは50〜200mgの範囲である。
本実施形態において、好ましい配合例を挙げると、組成物全体の質量に対して麦若葉粉末60〜90質量%、茶粉末10〜35質量%、チオクト酸0.01〜5質量%である。
上記の必須素材に加えて、甘味料を添加しても良い。これにより、飲みやすさの向上がはかれる。甘味料の配合量は組成物全体の質量に対して、好ましくは5〜20質量%である。
本発明においては必要に応じて賦形剤、吸着剤、防腐剤、抗酸化剤、着色剤、安定化剤、香料などを添加物として使用することができる。
本発明の形状としては、そのまま用いられるか、あるいはハードカプセル、ソフトカプセルのようなカプセル、錠剤、丸剤としてか、顆粒状などの形状に加工され得る。そしてこれらの摂取方法は自由だが、その形状または好みに応じて、そのまま食しても良いし、水、牛乳などに溶いて食しても良い。
以下に実施例を挙げて、本発明を詳細に説明するが、本発明はこの実施例により制限されない。
出穂寸前数十cmで刈り取った大麦若葉を洗浄し、約5cm程度に切断し、90℃以上の熱水中で3分間加熱しブランチング処理した。次いでブランチング処理した麦若葉を流水で冷却した後、熱風乾燥した。乾燥した麦若葉を平均粒径が15μmとなるように微粉砕したものを麦若葉として使用した。茶粉末としては、市販の緑茶葉を平均粒形15μmとなるように微粉砕したものを使用した。チオクト酸としては、(株)東洋発酵製の粉末を使用した。また、飲みやすさの向上をはかるため還元麦芽糖を加えた。還元麦芽糖としては、(株)林原製のマビットを使用した。
これらの原料を表1に示す処方により、混合した。
Figure 2007037525
(ダイエット効果の評価)
健常女性(19歳〜64歳)60名を10名ずつ6群にわけ、それぞれ実施例及び比較例1〜5を摂取させた。摂取時間は特に限定していないが食前に摂取することとし、表1に示す量を水に溶いて1日2回、1ヶ月間摂取させた。試験開始時及び1ヵ月後の体重を測定し、以下の式により体重減少率を算出した。なお、試験中特に食事制限は行わなかった。
式1
Figure 2007037525
Figure 2007037525
表2の結果から、実施例の食品を摂取した群は、比較例の群に比べて体重が減少していることがわかる。このことは、本発明による食品が、それぞれ単独で摂取した際には得られないほどの優れたダイエット効果を有することを示す。
(便通に対する効果の評価)
本発明の食品の便通に対する効果について評価した。すなわち、上記試験において、摂取期間1ヶ月を終えた被験者に、便通の改善度を自己評価してもらった。摂取前と比較して排便回数、排便量が「改善した」を5点、「やや改善した」を3点、「変化なし」を0点として加算した各群の結果を表3に示す。
Figure 2007037525
表3の結果から、実施例の食品を摂取した群は、比較例の群に比べて便通が改善していることがわかる。なお、実施例の被験者には、下痢などの異常は認められなかった。

Claims (4)

  1. 麦若葉と茶葉とチオクト酸とを含有する健康食品。
  2. 請求項1記載の麦若葉と茶葉とチオクト酸が乾燥物であり、粉末化された健康食品。
  3. 請求項2記載の粉末化された麦若葉と茶葉とチオクト酸の乾燥粉末が、60〜90質量%、5〜35質量%、0.01〜5質量%含有する健康食品。
  4. 請求項3記載の組成でダイエット効果を有する健康食品。
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