JP2007026670A - 色収差補正レンズを具備した光ピックアップ装置 - Google Patents

色収差補正レンズを具備した光ピックアップ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007026670A
JP2007026670A JP2006284260A JP2006284260A JP2007026670A JP 2007026670 A JP2007026670 A JP 2007026670A JP 2006284260 A JP2006284260 A JP 2006284260A JP 2006284260 A JP2006284260 A JP 2006284260A JP 2007026670 A JP2007026670 A JP 2007026670A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens
chromatic aberration
objective lens
optical
light
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006284260A
Other languages
English (en)
Inventor
Taikei Kin
金 泰 敬
Young-Man Ahn
安 栄 万
Chong-Sam Chung
鄭 鐘 三
Kaitei Jo
偕 貞 徐
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Samsung Electronics Co Ltd
Original Assignee
Samsung Electronics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Samsung Electronics Co Ltd filed Critical Samsung Electronics Co Ltd
Publication of JP2007026670A publication Critical patent/JP2007026670A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/12Heads, e.g. forming of the optical beam spot or modulation of the optical beam
    • G11B7/135Means for guiding the beam from the source to the record carrier or from the record carrier to the detector
    • G11B7/1392Means for controlling the beam wavefront, e.g. for correction of aberration
    • G11B7/13922Means for controlling the beam wavefront, e.g. for correction of aberration passive
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/12Heads, e.g. forming of the optical beam spot or modulation of the optical beam
    • G11B7/135Means for guiding the beam from the source to the record carrier or from the record carrier to the detector
    • G11B7/1372Lenses
    • G11B7/1378Separate aberration correction lenses; Cylindrical lenses to generate astigmatism; Beam expanders
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B27/00Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00
    • G02B27/0025Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00 for optical correction, e.g. distorsion, aberration
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/12Heads, e.g. forming of the optical beam spot or modulation of the optical beam
    • G11B7/135Means for guiding the beam from the source to the record carrier or from the record carrier to the detector
    • G11B7/1372Lenses
    • G11B2007/13727Compound lenses, i.e. two or more lenses co-operating to perform a function, e.g. compound objective lens including a solid immersion lens, positive and negative lenses either bonded together or with adjustable spacing

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Lenses (AREA)
  • Optical Head (AREA)

Abstract

【課題】 新規な単一のレンズ、光ピックアップ装置及び光記録再生機器を提供する。
【解決手段】単一のレンズは、0.85以上である開口数を有すると共に両面が非球面である。光ピックアップ装置は、0.85以上である開口数を有すると共に両面が非球面である単一のレンズを有する。光記録再生機器は、0.85以上である開口数を有すると共に両面が非球面である単一のレンズを有する光ピックアップ装置を有する。
【選択図】 図14

Description

本発明は光ピックアップ装置に係り、より詳細には、記録/再生パワー出力転換時に生じる光源から出射される光の波長変化及び/または波長線幅の増加による色収差を補正できるように色収差補正レンズを具備した光ピックアップ装置に関する。
光記録再生機器で記録容量は光ピックアップ装置の対物レンズにより光ディスクに形成される光スポットの大きさにより決まる。一般に光スポットの大きさSは波長λに比例し、開口数NA(Numerical Aperture)に反比例する。
したがって、現在開発されている次世代DVD、いわゆる、HD−DVD用光ピックアップ装置(以下、高密度用光ピックアップ装置)は、光ディスクに結ばれる光スポットをさらに縮少し、従来のCDやDVD系列の光ディスクから得られる情報記録密度に比べて高い情報記録密度を得られるように、青色光を出射する光源及び0.6以上の開口数を有する対物レンズを採用する予定である。
ところが、一般に光ピックアップ装置で対物レンズの材料として使用するガラス及びプラスチックのような光学材料は650nmよりも短い波長帯域で非常に大きな屈折率変化を示す。
表1は、対物レンズモールディング用ガラス材料として用いられるHoya社のM−BaCD5Nの波長による屈折率変化を示す。
Figure 2007026670

表1で分かるように、光学材料は1nm程度の小さな波長変化に対して、DVD用光ピックアップ装置に使われる650nm波長に比べて短い青色波長帯域、例えば、405nm波長帯域で4倍程度大きい屈折率変化を示す。
このような青色光に対する光学材料の急激な屈折率変化は、青色波長光源を使用する記録と再生が反復される記録可能な高密度用光記録再生機器でデフォーカスによる性能劣化の主要な原因になる。
すなわち、光記録再生機器では相異なる記録光パワーと再生光パワーを使用するが、このような記録/再生時の光出力パワー変動による波長変動は青色光源の場合、例えば約0.5〜1nm程度である。通常、光源の出力を高めればその光源から出射される光の波長は長くなる。したがって、青色光を使用する高密度用光ピックアップ装置の場合には基準波長に対して設計された対物レンズで記録/再生光出力転換時に波長変化に係る色収差が大きく生じてデフォーカスが誘発される。
例えば、図1ないし図3で分かるように、405nmに対して設計された開口数0.65の対物レンズは1nm程度の微少な波長変化に対して大きい波面収差(OPD:optical path difference)及びデフォーカスを示す。図1は記録/再生時の光出力パワー変動によるデフォーカスに係る光ディスクに結ばれる光スポットの強度を示すグラフであり、図2及び図3は各々波長変化に係る開口数0.65の対物レンズの波面収差とデフォーカス量を示すグラフである。
このような波長変動に係るデフォーカスは対物レンズを調整して補正が可能ではあるが、アクチュエータで対物レンズを駆動して波長変動を追従するのに相対的に長時間がかかるので、この時間の間には再生または記録信号の品質が悪くなる。記録のために出力増加時のデフォーカスは記録光パワーの不足を誘発し、再生のために出力減少時のデフォーカスはジッタを増加させる。
すなわち、光ディスクに情報を記録するために光源の出力を増加させれば光源から出射される光の波長が、例えば406nmに長くなって光ディスクに結ばれる光スポットはデフォーカスが生じてアクチュエータがこのデフォーカスに従うまでは正しく記録を行えない。そして、再生のために光源の出力を減少させれば、光源の波長が、例えば405nmに短くなり、この場合にもアクチュエータは長くなった波長に合わせられた状態であるので、再びデフォーカスが生じる。このようにデフォーカスが生じれば、図4に示したように、再生信号にはデフォーカスによってジッタが増加する。ここで、図4は基準波長405nmに対して設計され、開口数0.65の対物レンズを使用する時、デフォーカス量に係る再生信号のジッタ量を示したグラフである。
また、光ディスクから光源に戻る光による光源のフィードバックノイズを減らすために光源をHF(High Frequency)で駆動すれば、光源の波長の線幅が広くなり、これに係る色収差が再生信号を劣化させる。
したがって、記録と再生が反復される記録可能な高密度用光ピックアップ装置は、記録と再生出力変動に係る光源から出射される光の波長が変わっても、これに係る色収差発生を抑制または補償できる光学系構造を有する必要がある。
前記のような波長変動に係る色収差を補正する光ピックアップ装置としては特許文献1に開示された屈折/回折一体型対物レンズを採用した構造がある。従来の屈折/回折一体型対物レンズ(図示せず)は、光入射面と出射面が非球面形状の非球面レンズであって、その非球面上に回折パターンが各々一体に形成されて、屈折型レンズと回折型レンズが一体化した構成を有する。
前記屈折/回折一体型対物レンズは、半導体レーザーから出射される光の中心波長λ、最短波長λ及び最長波長λでの屈折率を各々n、n、n、屈折型レンズと回折型レンズのアッベ数は各々V=(n−1)/(n−n)、VHOE=λ(λ−λ)とする時、(1+VHOE/V)(n−1)>0.572が成立するようになっている。
したがって、前記のような従来の屈折/回折一体型対物レンズは0.7以上の開口数を有し、半導体レーザーから出射される光の波長変化による色収差をなくしうる。
ところが、前記のような屈折/回折一体型対物レンズを採用した光ピックアップ装置は、回折素子の特性上、光効率が70〜85%程度と低く、記録に必要な充分な光出力を得難い。
一方、本出願人は日本国出願12−319951号を通じてコリメーティングレンズで対物レンズの色収差を相殺するようになった構造を有する光ピックアップ装置を提案したことがある。本出願人により提案された前記コリメーティングレンズは、ネガティブパワーを有するネガティブレンズとポジティブパワーを有するポジティブレンズとより構成された二重接合レンズであって、コリメーティングレンズの全体焦点距離をf、ネガティブレンズの焦点距離をfnとする時、−1.5>f/fnを満足するように前記ネガティブレンズが大きいパワーを有し、短波長光に対する対物レンズから生じる色収差を効果的に補正するようになっている。
ところが、前記コリメーティングレンズは入射光に対物レンズの色収差と反対になる色収差を誘発させるために、このような光ピックアップ装置を記録可能型高密度光ディスクに適用して情報記録を行うためには、相対的に高出力、例えば、約30mW以上の高出力青色半導体レーザーが必要である。
したがって、現在開発されている青色半導体レーザーの光出力パワー(15mW程度と知られている)及び製造コストなどを考慮する時、相対的に低い光出力パワーから記録に必要な充分の光パワーを得るためには焦点距離が短いコリメーティングレンズを使用しなければならず、光の強度プロファイルで最大強度を1とする時、0.3以上のリム強度を確保するためにはビーム整形プリズムの使用が必須である。ところが、この場合にコリメーティングレンズは色収差がない平行ビームを出射する構成をとらねばならないので、対物レンズの色収差を相殺できなくなる。
すなわち、本出願人により提案されたことがある二重接合コリメーティングレンズを採用して対物レンズの色収差を補正する構造の光ピックアップ装置は、相対的に低い光出力パワーでは情報記録を行い難い短所がある。
特開平9−311271号公報
本発明は前記のような点を勘案して案出されたものであって、対物レンズの焦点距離に比べて相対的に無限焦点距離を有する別の色収差補正レンズを具備して、対物レンズの色収差を補正するようになった光ピックアップ装置を提供することにその目的がある。
前記目的を達成するための本発明に係る光ピックアップ装置は、光を出射する光源と、前記光源側から入射された光を集束して記録媒体に光スポットを形成する対物レンズと、前記光源と対物レンズとの間の光路上に配置されて入射光の進行経路を変換する光路変換器と、前記光源と対物レンズとの間の光路上に配置されて、前記光源から出射される光の波長変化及び/または波長線幅の増加による色収差を補正する色収差補正レンズと、前記記録媒体から反射された後、前記光路変換器を経由して入射された光を受光する光検出器とを具備し、前記色収差補正レンズは、正のパワーを有するレンズと負のパワーを有するレンズが互いに隣接するように少なくとも2枚のレンズよりなされ、その全体焦点距離が前記対物レンズの焦点距離に比べて相対的に無限焦点距離になるようになったことを特徴とする。
ここで、前記色収差補正レンズは10m以上の焦点距離を有することが望ましい。
前記色収差補正レンズは、正のパワーを有するレンズをなす光学材料のd線でのアッベ数が負のパワーを有するレンズをなす光学材料のアッベ数より大きくなったことが望ましい。
本発明の一特徴によれば、前記色収差補正レンズは、光源側から負のパワーを有する第1レンズと正のパワーを有する第2レンズとよりなされ、前記第1及び第2レンズは概略等しい大きさのパワーを有する。
この時、前記第1及び第2レンズは、d線でのアッベ数に相対的に差があり概略等しい屈折率を有するガラス材質で形成され、前記光源及び対物レンズ側に各々対向する面は相対的に大きい負の曲率半径を有し、その間の面は相対的に小さな正の曲率半径を有するように形成されたことが望ましい。
本発明の他の特徴によれば、前記色収差補正レンズは、光源側から正のパワーを有する第1レンズと負のパワーを有する第2レンズとよりなされ、前記光源及び対物レンズ側に各々対向する面は正の曲率半径、その間の面は負の曲率半径を有し、前記面は概略等しい大きさの曲率半径で形成されたことが望ましい。
本発明のさらなる他の特徴によれば、前記色収差補正レンズは、光源側から負のパワーを有する第1レンズ、正のパワーを有する第2レンズ及び負のパワーを有する第3レンズよりなされる。
この時、前記第1及び第3レンズはd線でのアッベ数が概略等しいガラス材質でなされ、前記第2レンズはd線でのアッベ数が前記第1及び第3レンズと相対的に差があるガラス材質でなされ、前記第1及び第3レンズの光源及び対物レンズ側に各々対向する面は正の曲率半径、前記第1及び第2レンズ間の面は正の曲率半径、第2及び第3レンズ間の面は負の曲率半径を有するように形成されたことが望ましい。
ここで、前記色収差補正レンズは、それに入射する光線の高さをhi、それから出射する光線の高さをhoとする時、0.95≦ho/hi≦1.05を満足するように備えられたことが望ましい。
また、前記光源側から前記色収差補正レンズ及び対物レンズをなすレンズの焦点距離を各々f1、f2、...、fnとし、そのレンズをなす光学材料のd線でのアッべ数を各々v1、v2、...vnとする時、前記色収差補正レンズは、0<1/(f1・v1)+1/(f2・v2)+...+1/(fn・vn)<0.008を満足するように形成されたことが望ましい。
前記のような本発明に係る高密度用光ピックアップ装置は、対物レンズの焦点距離に比べて無限焦点距離を有する色収差補正レンズを具備して、光学材料の屈折を使用して色収差を補正するので、高い光効率を有する。
また、本発明に係る光ピックアップ装置では、光源から出射される発散光を平行光に変形するためのコリメーティングレンズと別途に色収差補正レンズを具備するので、相対的に低い出力光でも情報記録を行える。
さらに、本発明に係る色収差補正レンズはほとんど0に近い光学的パワーを有するので、光ピックアップ装置の光学系構造の変更なしに単純挿入して設置できる。
以下、添付した図面を参照して本発明の望ましい実施形態に対して詳細に説明する。図5を参照すれば、本発明の一実施形態に係る光ピックアップ装置は、光源10と、入射光の進行光路を変換する光路変換器と、光源10側から入射された光を集束して記録媒体1に光スポットを形成する対物レンズ60と、記録媒体1で反射された後、光路変換器を経由して入射された光を受光する光検出器90及び、光源10から出射される光の波長変化及び波長線幅の増加に係る色収差を補正する色収差補正レンズ40を含んで構成される。
光源10としては420nm以下の波長、例えば、約405nm波長の光を出射する青色半導体レーザーを具備することが望ましい。前記半導体レーザーにはエッジ発光レーザー(edge emitting laser)と表面光レーザー(vertical cavity surface emitting laser)がある。ここで、光源10から再生パワー出力時に405nm波長の光が出射されるならば、記録パワー出力時には光源10からは再生パワー出力時より長波長、例えば、406nm波長の光が出射される。このような光出力量の変化に係る波長変化及び/または光源10をHFで駆動することに基づいた波長線幅の増加により対物レンズ60で生じる色収差は、後述するように、本発明に係る色収差補正レンズ40により補正される。
光路変換器は光源10と対物レンズ60との光路上に配置されて入射光の進行経路を変換する。前記光路変換器は、図5に示したように、入射光を偏光によって選択的に透過または反射させる偏光ビームスプリッタ50と、入射光の偏光を変える1/4波長板55とよりなされることが望ましい。ここで、前記光路変換器で入射光を所定割合で透過及び反射させるビームスプリッタ(図示せず)を具備することも可能である。
対物レンズ60は、次世代DVD、いわゆる、HD−DVDのような高密度記録媒体1の記録/再生できる光スポットを形成するように0.65以上、例えば、0.75または0.85の開口数を有することが望ましい。ここで、対物レンズ60は複数のレンズでなされたり、固体含浸タイプ(solid immersion type)で構成された場合には0.85以上の開口数を有する場合もある。
光検出器90は記録媒体1で反射された光を受光して情報信号及び誤差信号などを検出する。
光源10と色収差補正レンズ40との光路上にはコリメーティングレンズ20がさらに備わったものが望ましい。コリメーティングレンズ20は光源10から出射された発散光を集束させて平行光にする。図5に示したように、光源10と光路変換器との光路上にコリメーティングレンズ20を配置すれば、光路変換器と光検出器90との間には集束レンズ70がさらに備わる。
一方、光源10としてエッジ発光レーザーを採用する場合、相対的に低い出力でも情報記録ができるように、コリメーティングレンズ20と光路変換器との光路上にはビーム整形プリズム30をさらに具備することが望ましい。このビーム整形プリズム30はエッジ発光レーザーから発散される楕円形ビームを円形ビームになるように整形する。ビーム整形プリズム30は光源10とコリメーティングレンズ20との間に配置される場合もある。ここで、光源10に概略的に円形ビームを出射する表面光レーザーを採用する場合には、図5の光学系構造でビーム整形プリズム30を除去できる。
ここで、参照番号80はセンシングレンズであって、例えば、非点収差法によりフォーカスエラー信号を検出する場合、センシングレンズ80は入射された光に非点収差を誘発させる非点収差レンズになる。
本発明に係る色収差補正レンズ40は、正のパワーを有するレンズと負のパワーを有するレンズが互いに隣接して配置された少なくとも2枚のレンズよりなされる。この時、正のパワーを有するレンズをなす光学材料のd線でのアッベ数が負のパワーを有するレンズをなす光学材料のd線でのアッベ数より大きくなったものが望ましい。
一方、一般に色収差が補正される条件式は光源10側からレンズの焦点距離を各々f1、f2、...とし、そのレンズをなす光学材料のd線でのアッベ数を各々v1、v2、...とする時、Σ1/(fi・vi) = 0である。
これを考慮して、本発明に係る色収差補正レンズ40は、後述する具体的な実施形態で分かるように、Σ1/(fi・vi)が0に近い値、すなわち、式(1)の範囲を満足するように形成されるので、対物レンズ60の色収差を効果的に補正できる。
Figure 2007026670

ここで、本発明に係る光ピックアップ装置が、図5に示したようにコリメーティングレンズ20を具備して色収差補正レンズ40に平行光が入射される場合、色収差補正程度を示すΣ1/(fi・vi)に寄与するレンズは色収差補正レンズ40及び対物レンズ60をなすレンズである。
前記のように構成された本発明に係る色収差補正レンズ40は対物レンズ60の焦点距離に比べて相対的に無限焦点距離、例えば、10m以上の焦点距離を有してほとんど0に近い光学的パワーを有する。
以下には、本発明に係る色収差補正レンズ40の具体的な実施形態及び対物レンズ60と色収差補正レンズ40の光学的設計データを具体的に調べる。後述する実施形態では、本発明に係る光ピックアップ装置がコリメーティングレンズ20を具備して、色収差補正レンズ40または対物レンズ60に平行光が入射され、基準波長が405nmの場合に適合された光学的データを例として示した。
まず、本発明に係る色収差補正レンズ40がない場合、光源10の出射光波長が基準波長405nmから406nmに変化する時、対物レンズ60で生じる収差程度を調べる。
図6及び表2を参照すれば、対物レンズ60は、基準波長405nmに対して開口数0.75を有するとする。この時、対物レンズ60は入射される平行光を集束させて厚さが0.6mmの記録媒体1に光スポットを形成できるように、表2に示したように、両面の各々が非球面の両凸レンズで構成されている。
Figure 2007026670

そして、対物レンズ60の非球面1と非球面2の円錐定数及び非球面係数の各々は表3の通りである。
Figure 2007026670

ここで、非球面の頂点からの深さをzとする時、この非球面の深さzは式(1)のように示しうる。
Figure 2007026670

ここで、hは光軸からの高さであり、cは曲率であり、Kは円錐定数であり、A〜Jは非球面係数である。
前記のように構成された対物レンズ60を通じて平行に入射される光の入射瞳の直径は3.9mmであり、対物レンズ60の焦点距離は約3.0000mmである。
図7は、前記のように構成された対物レンズ60の収差度を示す。図7で分かるように、光源10の出射光波長が基準波長405nmから406nmに変わる時、対物レンズ60では収差が大きく生じる。
しかし、前記のように対物レンズ60で生じる収差は、後述するように対物レンズ60の入射瞳側に本発明に係る色収差補正レンズ40、140または240を設けることにより除去される。
図8、図10及び図12は、各々図6を参照して説明した対物レンズ60の入射瞳側に設けられる本発明に係る色収差補正レンズ40、140、240の実施形態を示し、表4ないし表6は各々その光学的設計データを示す。ここで、表4ないし表6で対物レンズ60は基準波長405nmに対して開口数0.75を有し、その光学的設計データは表2と同一であり、その非球面1と非球面2の円錐定数及び非球面係数も各々表3と同一であり、その焦点距離は3.000mmである。また、本発明の実施形態に係る色収差補正レンズ40、140、240は反対パワーを有するレンズが互いに隣接配置された少なくとも2個のレンズより構成されるが、この時、正のパワーを有するレンズは負のパワーを有するレンズに比べて相対的にd線でのアッベ数が大きい光学材料で形成されている。
図8及び表4を参照すれば、本発明の第1実施形態に係る色収差補正レンズ40は光源10側から負のパワーを有する第1レンズ41と正のパワーを有する第2レンズ45とよりなされ、第1及び第2レンズ41、45はほとんど同じ大きさのパワーを有する。第1及び第2レンズ41、45は、表4に示したように互いに概略等しい屈折率を有しつつd線でのアッベ数に差があるガラス材質であって、光源10及び対物レンズ60側に各々対向する面は相対的に大きい曲率半径を有し、その間の面は相対的に小さな正の曲率半径を有するように形成されている。
Figure 2007026670

前記のように構成された本発明の第1実施形態に係る色収差補正レンズ40で、第1レンズ41の焦点距離は−3.790843mm、第2レンズ45の焦点距離は3.892900mmで、色収差補正レンズ40の全体焦点距離は約171.985311426mである。そして、対物レンズ60の入射瞳の直径は3.9mmである。
したがって、表4に示したような光学的データを有する色収差補正レンズ40及び対物レンズ60によれば、Σ1/(fi・vi)は0に近い値、すなわち、Σ1/(fi・vi)≒0.0024になる。
したがって、色収差補正レンズ40がない時、図7に示したように、光源10から出射される光の波長変化により対物レンズ60で生じる色収差は本発明の第1実施形態に係る色収差補正レンズ40を挿入することにより除去できる。
結果的に、図8の光学系構造及び表4に示したような光学的データを有する場合、対物レンズ60の収差度を示した図9を参照すれば、光源10の出射光波長が基準波長405nmから外れて406nmに変化する場合にも、対物レンズ60ではほとんど収差が生じない。
図10及び表5を参照すれば、本発明の第2実施形態に係る色収差補正レンズ140は光源10側から正のパワーを有する第1レンズ141と負のパワーを有する第2レンズ145とよりなされる。第1及び第2レンズ141、145は表5に示したように、光源10及び対物レンズ60側に各々対向する面は正の曲率半径、その間の面は負の曲率半径を有し、前記面の曲率半径の大きさがあまり差がないように形成されている。
Figure 2007026670

前記のように構成された本発明の第2実施形態に係る色収差補正レンズ140で、第1レンズ141の焦点距離は5.112121mm、第2レンズ145の焦点距離は−4.157561mmであり、色収差補正レンズ140の全体焦点距離は約109.823479554mである。そして、対物レンズ60の入射瞳の直径は4.8mmである。
表5に示したような光学的データを有する色収差補正レンズ140及び対物レンズ60によれば、Σ1/(fi・vi)は0に近い値、すなわち、Σ1/(fi・vi)≒0.0019になる。
結果的に、図10の光学系構造及び表5に示したような光学的データを有する場合、対物レンズ60の収差度を示した図11で分かるように、本発明の第2実施形態に係る色収差補正レンズ140を採用すれば、本発明の第1実施形態に係る色収差補正レンズ40を採用した場合と同じく、光源10の出射光波長が基準波長405nmから外れて406nmに変化しても、色収差が補正されて対物レンズ60ではほとんど収差が生じない。
図12及び表6を参照すれば、本発明の第3実施形態に係る色収差補正レンズ240は光源10側から負のパワーを有する第1レンズ241、正のパワーを有する第2レンズ243及び負のパワーを有する第3レンズ245よりなされる。第1及び第3レンズ241、245は表6に示したように、d線でのアッベ数が互いに概略等しいガラス材質、第2レンズ243は及びd線でのアッベ数が第1及び第3レンズ241、245と差があるガラス材質でなされる。そして、第1及び第3レンズ241、245の光源10及び対物レンズ60側に各々対向する面は正の曲率半径、第1及び第2レンズ241、243間の面は正の曲率半径、第2及び第3レンズ243、245間の面は負の曲率半径を有するように形成されている。
Figure 2007026670

前記のように構成された本発明の第3実施形態に係る色収差補正レンズ240で、第1レンズ241の焦点距離は−26.405720mm、第2レンズ243の焦点距離は6.440303mm、第3レンズ245の焦点距離は−6.937722mmであり、色収差補正レンズ240の全体焦点距離は約116.040546093mである。そして、対物レンズ60の入射瞳の直径は5.0mmである。
したがって、表6に示したような光学的データを有する色収差補正レンズ240及び対物レンズ60によれば、Σ1/(fi・vi)は0に近い値、すなわち、Σ1/(fi・vi)≒0.0019になる。すなわち、本発明の第1実施形態に係る色収差補正レンズ240を採用した場合と同じく、本実施形態によれば、対物レンズ60で生じる色収差はほとんど除去されうる。
結果的に、図12の光学系構造及び表6に示したような光学的データを有する場合、対物レンズ60の収差度を示す図13で分かるように、本発明の第3実施形態に係る色収差補正レンズ240を採用すれば、本発明の第1実施形態に係る色収差補正レンズ40を採用した場合と同じく、光源10の出射光波長が基準波長405nmから外れて406nmに変化しても、色収差が補正されて対物レンズ60ではほとんど収差が生じない。
以上は、本発明の第1ないし第3実施形態に係る色収差補正レンズ40、140、240が開口数0.75の対物レンズ60で厚さ0.6mmの記録媒体1に適合するように備えられた高密度用光ピックアップ装置に適合するように設計された場合を例示したものであって、対物レンズ60の開口及び/または記録媒体1の厚さが変更されれば、その光学的設計データを適切に変更することにより、同じく色収差を効果的に補正できる。
すなわち、本発明に係る高密度用光ピックアップ装置が0.75より大きい開口数を有する対物レンズで0.6mmより薄い厚さを有する記録媒体に光スポットを形成するようになった場合、本発明の第1ないし第3実施形態に係る構造を有する色収差補正レンズ40、140、240は前記対物レンズ及び記録媒体条件に合うように設計すればよい。
例えば、本発明に係る光ピックアップ装置が基準波長405nmに対して開口数0.85を有する対物レンズ60’に入射される平行光を集束させて厚さが0.1mmの記録媒体1’に光スポットを形成する構造であれば、対物レンズ60’及びこのための本発明の第1実施形態に係る色収差補正レンズ40の光学的構造及び設計データは図14、表7に示したように変更される。
Figure 2007026670

対物レンズ60’は両面の各々が非球面の両凸レンズであって、対物レンズ60’の非球面1’と非球面2’の円錐定数及び非球面係数の各々は表8と同じである。
Figure 2007026670

前記のような対物レンズ60’を通じて平行に入射される光の入射瞳の直径は3.03mmであり、対物レンズ60’焦点距離は約1.782400mmである。
色収差補正レンズ340は、図8及び表4を参照して前述した本発明の第1実施形態に係る色収差補正レンズ40と同じく、光源10側から負のパワーを有する第1レンズ341と正のパワーを有する第2レンズ345とよりなる。第1及び第2レンズ341、345は表7に示したように、互いに概略等しい屈折率を有しつつd線でのアッベ数に差があるガラス材質であって、光源10及び対物レンズ60’側に各々対向する面は非常に大きい負の曲率半径を有し、その間の面は小さな正の曲率半径を有するように形成されている。
前記のような構造を有する色収差補正レンズ340が開口数0.85の対物レンズ60’と、0.1mmの厚さの記録媒体1’に適合するように表7に示したような光学的なデータで形成されれば、第1レンズ341の焦点距離は−3.45806mm、第2レンズ345の焦点距離は3.460852mmであり、色収差補正レンズ340の全体焦点距離は約−53.801051977mである。
そして、表7及び表8に示したような光学的データを有する色収差補正レンズ340及び対物レンズ60’によれば、Σ1/(fi・vi)は0に近い値、すなわち、Σ1/(fi・vi)≒0.0070になる。
図15は、図14の光学系構造、表7及び表8に示したような光学的データを有する場合、対物レンズ60’の収差度を示す。図15で分かるように、光源10の出射光波長が基準波長405nmから外れて406nmに変化する場合にも、色収差が色収差補正レンズ340により補正されて、対物レンズ60’ではほとんど収差が生じない。
したがって、本発明に係る色収差補正レンズ340は、例えば、0.1mmの厚さの記録媒体1’に0.85程度の高開口数を有する対物レンズ60’で光スポットを形成する超高密度光ピックアップ装置に採用されても対物レンズ60’で生じる色収差を効果的に除去できる。
以上のような具体的な実施形態で分かるように、本発明に係る色収差補正レンズを採用した高密度用光ピックアップ装置によれば、Σ1/(fi・vi)は式(1)の範囲を満足する0に近い値を有する。
また、本発明に係る色収差補正レンズは、光学的パワーがほとんど0で、10m以上の無限焦点距離を有するために、その色収差補正レンズに入射する光線の高さをhi、それより出射する光線の高さをhoとする時、0.95≦ho/hi≦1.05を満足する。
したがって、本発明に係る色収差補正レンズは、光源10の光出力量の変化に係る波長変化及び/または光源10をHFで駆動することに基づいた波長線幅増加によって対物レンズから生じる色収差を補正でき、光ピックアップ装置の光学系構造の変形なしに単純挿入できる利点を有する。
[付記]
(1)光を出射する光源と、前記光源側から入射された光を集束して記録媒体に光スポットを形成する対物レンズと、前記光源と対物レンズとの間の光路上に配置されて入射光の進行経路を変換する光路変換器と、前記光源と対物レンズとの間の光路上に配置されて、前記光源から出射される光の波長変化及び/または波長線幅の増加による色収差を補正する色収差補正レンズと、前記記録媒体から反射された後、前記光路変換器を経由して入射された光を受光する光検出器とを具備し、前記色収差補正レンズは、正のパワーを有するレンズと負のパワーを有するレンズが互いに隣接するように少なくとも2枚のレンズよりなされ、その全体焦点距離が前記対物レンズの焦点距離に比べて相対的に無限焦点距離になるようになったことを特徴とする光ピックアップ装置。
(2)前記色収差補正レンズは10m以上の焦点距離を有することを特徴とする上記(1)に記載の光ピックアップ装置。
(3)正のパワーを有するレンズをなす光学材料のd線でのアッベ数が負のパワーを有するレンズをなす光学材料のアッベ数より大きくなったことを特徴とする上記(1)に記載の光ピックアップ装置。
(4)前記色収差補正レンズは、光源側から負のパワーを有する第1レンズと正のパワーを有する第2レンズとよりなされ、前記第1及び第2レンズは概略等しい大きさのパワーを有することを特徴とする上記(1)に記載の光ピックアップ装置。
(5)前記第1及び第2レンズは、d線でのアッベ数に相対的に差があり概略等しい屈折率を有するガラス材質で形成されたことを特徴とする上記(4)に記載の光ピックアップ装置。
(6)前記光源及び対物レンズ側に各々対向する面は相対的に大きい負の曲率半径を有し、その間の面は相対的に小さな正の曲率半径を有するように形成されたことを特徴とする上記(4)に記載の光ピックアップ装置。
(7)前記色収差補正レンズは、光源側から正のパワーを有する第1レンズと負のパワーを有する第2レンズとよりなされ、前記光源及び対物レンズ側に各々対向する面は正の曲率半径、その間の面は負の曲率半径を有し、前記面は概略等しい大きさの曲率半径で形成されたことを特徴とする上記(1)に記載の光ピックアップ装置。
(8)前記色収差補正レンズは、光源側から負のパワーを有する第1レンズ、正のパワーを有する第2レンズ及び負のパワーを有する第3レンズよりなされたことを特徴とする上記(1)に記載の光ピックアップ装置。
(9)前記第1及び第3レンズはd線でのアッベ数が概略等しいガラス材質でなされ、前記第2レンズはd線でのアッベ数が前記第1及び第3レンズと相対的に差があるガラス材質でなされたことを特徴とする上記(8)に記載の光ピックアップ装置。
(10)前記第1及び第3レンズの光源及び対物レンズ側に各々対向する面は正の曲率半径、前記第1及び第2レンズ間の面は正の曲率半径、第2及び第3レンズ間の面は負の曲率半径を有するように形成されたことを特徴とする上記(8)に記載の光ピックアップ装置。
(11)前記光源と色収差補正レンズとの間に前記光源から出射された光を平行光に変形するコリメーティングレンズをさらに具備して、前記色収差補正レンズに平行光が入射されるようになったことを特徴とする上記(1)に記載の光ピックアップ装置。
(12)前記光源と色収差補正レンズとの間の光路上に前記光源から出射されたビームを整形するビーム整形デバイスをさらに具備したことを特徴とする上記(11)に記載の光ピックアップ装置。
(13)前記色収差補正レンズは、それに入射する光線の高さをhi、それから出射する光線の高さをhoとする時、0.95≦ho/hi≦1.05を満足するように備えられたことを特徴とする上記(1)ないし上記(12)に記載の光ピックアップ装置。
(14)前記光源側から前記色収差補正レンズ及び対物レンズをなすレンズの焦点距離を各々f1、f2、...、fnとし、そのレンズをなす光学材料のd線でのアッべ数を各々v1、v2、...vnとする時、前記色収差補正レンズは、0<1/(f1・v1)+1/(f2・v2)+...+1/(fn・vn)<0.008を満足するように形成されたことを特徴とする上記(1)ないし上記(12)中でいずれか一つに記載の光ピックアップ装置。
(15)前記対物レンズは約0.65ないし0.85間の開口数を有することを特徴とする上記(1)ないし上記(12)中でいずれか一つに記載の光ピックアップ装置。
(16)前記光源は約420nm以下の光を出射する半導体レーザーであることを特徴とする上記(1)ないし上記(12)中でいずれか一つに記載の光ピックアップ装置。
記録/再生時の光出力パワー変動によるデフォーカスによる光ディスクに結ばれる光スポットの強度を示したグラフである。 各々波長変化に係る開口数0.65の対物レンズの波面収差とデフォーカス量とを示したグラフである。 各々波長変化に係る開口数0.65の対物レンズの波面収差とデフォーカス量とを示したグラフである。 基準波長405nmに対して設計され、開口数0.65の対物レンズを使用する時、デフォーカス量に係る再生信号のジッタ量を示したグラフである。 本発明の一実施形態に係る高密度用光ピックアップ装置の光学的構成を概略的に示す図である。 本発明に係る色収差補正レンズがない場合、基準波長405nmに対して開口数0.75を有する対物レンズ構造及び主要光路を概略的に示す図である。 図6の対物レンズの収差図である。 本発明の第1実施形態に係る色収差補正レンズを適用した本発明に係る光ピックアップ装置の主要部分及びその主要光路を概略的に示す図である。 図8の光学的構造に対する対物レンズの収差図である。 本発明の第2実施形態に係る色収差補正レンズを適用した本発明に係る光ピックアップ装置の主要部分及びその主要光路を概略的に示す図である。 図10の光学的構造に対する対物レンズの収差図である。 本発明の第3実施形態に係る色収差補正レンズを適用した本発明に係る光ピックアップ装置の主要部分及びその主要光路を概略的に示す図である。 図12の光学的構造に対する対物レンズの収差図である。 本発明の第4実施形態に係る色収差補正レンズを適用した本発明に係る光ピックアップ装置の主要部分及びその主要光路を概略的に示す図である。 図14の光学的構造に対する対物レンズの収差図である。
符号の説明
1 記録媒体
10 光源
20 コリメーティングレンズ
30 ビーム整形プリズム
40 色収差補正レンズ
50 偏光ビームスプリッタ
55 1/4波長板
60 対物レンズ
70 集束レンズ
80 センシングレンズ
90 光検出器

Claims (8)

  1. 0.85以上である開口数を有すると共に両面が非球面であることを特徴とする、光ピックアップ装置用の単一の対物レンズ。
  2. 前記開口数は、420nm以下の波長の光に対して0.85以上であることを特徴とする請求項1に記載の単一の対物レンズ。
  3. 前記開口数は、0.85であることを特徴とする請求項1又は2に記載の単一の対物レンズ。
  4. 前記両面の非球面の頂点からの深さzは、それぞれ、
    Figure 2007026670

    Figure 2007026670
    によって表され、hは、光軸からの高さであり、cは、曲率であり、Kは、円錐定数であり、A、B、C、D、E、F、G、H、I、及びJは、非球面係数であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の単一の対物レンズ。
  5. ガラス又はプラスチックからなることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の単一の対物レンズ。
  6. 請求項1乃至5のいずれか一項に記載の単一の対物レンズを有することを特徴とする光ピックアップ装置。
  7. 420nm以下の波長の光を出射する光源を有することを特徴とする請求項6に記載の光ピックアップ装置。
  8. 請求項6又は7に記載の光ピックアップ装置を有することを特徴とする光記録再生機器。
JP2006284260A 2000-09-21 2006-10-18 色収差補正レンズを具備した光ピックアップ装置 Pending JP2007026670A (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR1020000055477A KR100765736B1 (ko) 2000-09-21 2000-09-21 색수차 보정렌즈를 구비한 광픽업장치

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001204104A Division JP4372376B2 (ja) 2000-09-21 2001-07-04 色収差補正レンズを具備した光ピックアップ装置

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007039934A Division JP2007213800A (ja) 2000-09-21 2007-02-20 色収差補正レンズを具備した光ピックアップ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007026670A true JP2007026670A (ja) 2007-02-01

Family

ID=19689736

Family Applications (3)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001204104A Expired - Fee Related JP4372376B2 (ja) 2000-09-21 2001-07-04 色収差補正レンズを具備した光ピックアップ装置
JP2006284260A Pending JP2007026670A (ja) 2000-09-21 2006-10-18 色収差補正レンズを具備した光ピックアップ装置
JP2007039934A Pending JP2007213800A (ja) 2000-09-21 2007-02-20 色収差補正レンズを具備した光ピックアップ装置

Family Applications Before (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001204104A Expired - Fee Related JP4372376B2 (ja) 2000-09-21 2001-07-04 色収差補正レンズを具備した光ピックアップ装置

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007039934A Pending JP2007213800A (ja) 2000-09-21 2007-02-20 色収差補正レンズを具備した光ピックアップ装置

Country Status (4)

Country Link
US (4) US6987724B2 (ja)
JP (3) JP4372376B2 (ja)
KR (1) KR100765736B1 (ja)
CN (1) CN1173343C (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007213800A (ja) * 2000-09-21 2007-08-23 Samsung Electronics Co Ltd 色収差補正レンズを具備した光ピックアップ装置
WO2008096798A1 (ja) 2007-02-06 2008-08-14 Mitsubishi Plastics, Inc. 熱収縮性フィルム、並びにこの熱収縮性フィルムを用いた成形品、熱収縮性ラベル、およびこの成形品を用いた、またはこのラベルを装着した容器

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4660915B2 (ja) * 2000-05-12 2011-03-30 コニカミノルタホールディングス株式会社 光ピックアップ装置
JP4016667B2 (ja) * 2002-02-15 2007-12-05 ヤマハ株式会社 光ディスク装置、フォーカス制御方法およびプログラム
JP2004005864A (ja) * 2002-04-17 2004-01-08 Pioneer Electronic Corp 情報記録媒体、情報再生装置、情報記録装置及び情報記録再生装置
CN1723495A (zh) * 2003-07-11 2006-01-18 松下电器产业株式会社 光学拾取透镜装置和使用其的信息记录和再现装置
JP4407421B2 (ja) * 2004-03-26 2010-02-03 コニカミノルタオプト株式会社 光学素子及び光ピックアップ装置
WO2005101393A1 (ja) * 2004-04-13 2005-10-27 Konica Minolta Opto, Inc. 光ピックアップ装置用の対物光学系、光ピックアップ装置、光情報記録媒体のドライブ装置、集光レンズ、及び光路合成素子
JPWO2005117001A1 (ja) * 2004-05-27 2008-04-03 コニカミノルタオプト株式会社 対物光学系、光ピックアップ装置、及び光ディスクドライブ装置
US7885167B2 (en) * 2005-11-29 2011-02-08 Konica Minolta Opto, Inc. Objective lens for optical pickup apparatus, objective lens unit for optical pickup apparatus and optical pickup apparatus using the same
JP4880686B2 (ja) * 2006-06-20 2012-02-22 パナソニック株式会社 カップリングレンズ、光学ヘッドおよび光ディスク装置
GB0617945D0 (en) 2006-09-12 2006-10-18 Ucl Business Plc Imaging apparatus and methods
JP2009146529A (ja) * 2007-12-17 2009-07-02 Sharp Corp サーボパラメータの検出方法およびそれを利用した光ピックアップ装置
GB201006679D0 (en) 2010-04-21 2010-06-09 Ucl Business Plc Methods and apparatus to control acousto-optic deflectors
GB201106787D0 (en) 2011-04-20 2011-06-01 Ucl Business Plc Methods and apparatus to control acousto-optic deflectors
JP2013246255A (ja) * 2012-05-24 2013-12-09 Olympus Corp コリメートレンズ、照明装置、及び、顕微鏡
CN105492890B (zh) * 2013-02-22 2020-05-01 生命技术公司 校准用于执行生物分析的仪器的方法

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0463312A (ja) * 1990-07-03 1992-02-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd 屈折率分布型単レンズ
JPH09212908A (ja) * 1995-11-02 1997-08-15 Konica Corp 光情報記録媒体の記録再生用光学系、記録再生用対物レンズ、記録再生用カップリングレンズおよび光ピックアップ装置
JPH11120565A (ja) * 1997-10-09 1999-04-30 Sony Corp 光記録媒体の記録再生方法
JP2001324673A (ja) * 1999-09-01 2001-11-22 Konica Corp 対物レンズ及び光ピックアップ装置
JP2002082280A (ja) * 2000-05-12 2002-03-22 Konica Corp 光ピックアップ装置、対物レンズ及びビームエキスパンダー
JP2007213800A (ja) * 2000-09-21 2007-08-23 Samsung Electronics Co Ltd 色収差補正レンズを具備した光ピックアップ装置

Family Cites Families (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59176715A (ja) * 1983-03-26 1984-10-06 Nippon Kogaku Kk <Nikon> 対物レンズ
JP2511275B2 (ja) 1987-09-02 1996-06-26 コニカ株式会社 光情報媒体の記録・再生用光学系
FR2642883B1 (ja) * 1989-02-09 1995-06-02 Asahi Optical Co Ltd
JP2902435B2 (ja) * 1989-02-28 1999-06-07 旭光学工業株式会社 光情報記録再生装置用対物レンズ系
JPH02257115A (ja) 1989-03-30 1990-10-17 Konica Corp 光情報媒体の記録再生用光学系
JP2794816B2 (ja) * 1989-09-05 1998-09-10 株式会社ニコン 記録再生光学系
JPH04289530A (ja) 1991-03-19 1992-10-14 Hitachi Ltd 光学装置
DE4220486A1 (de) * 1992-06-23 1994-01-05 Thomson Brandt Gmbh Aufzeichnung und Wiedergabe von Informationen bei ROM-RAM-Speichermedien
JP3340489B2 (ja) 1993-01-14 2002-11-05 旭光学工業株式会社 光情報記録再生装置の光学系及び色収差補正素子
JPH0676346A (ja) * 1992-08-31 1994-03-18 Nikon Corp 光記録再生装置
JPH07311337A (ja) * 1994-03-24 1995-11-28 Asahi Optical Co Ltd 光情報記録再生装置
DE4415508A1 (de) * 1994-05-03 1995-11-09 Thomson Brandt Gmbh Abtastgerät mit Adaptation
JPH09311271A (ja) 1996-05-20 1997-12-02 ソニー株式会社 対物レンズ及び光学ピックアップ装置
JPH09318873A (ja) 1996-05-31 1997-12-12 Nitto Kogaku Kk 色収差補正光学系および光ピックアップ
JP3656936B2 (ja) 1997-06-26 2005-06-08 ペンタックス株式会社 光ディスク装置の光学系
US6175548B1 (en) * 1998-06-29 2001-01-16 Sony Corporation Optical recording medium and optical recording and reproducing apparatus
JP2000019388A (ja) * 1998-06-30 2000-01-21 Sony Corp 色収差補正用光学素子およびこれを具備する光学ピックアップ装置、ならびにこの光学ピックアップ装置を具備する光再生装置および光記録再生装置
CN1172299C (zh) 1999-10-30 2004-10-20 三星电子株式会社 光学头
US7903528B2 (en) * 2000-05-12 2011-03-08 Konica Minolta Opto, Inc. Optical pick-up apparatus
JP2002150590A (ja) * 2000-11-10 2002-05-24 Pioneer Electronic Corp 光学式記録媒体による記録装置及び方法

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0463312A (ja) * 1990-07-03 1992-02-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd 屈折率分布型単レンズ
JPH09212908A (ja) * 1995-11-02 1997-08-15 Konica Corp 光情報記録媒体の記録再生用光学系、記録再生用対物レンズ、記録再生用カップリングレンズおよび光ピックアップ装置
JPH11120565A (ja) * 1997-10-09 1999-04-30 Sony Corp 光記録媒体の記録再生方法
JP2001324673A (ja) * 1999-09-01 2001-11-22 Konica Corp 対物レンズ及び光ピックアップ装置
JP2002082280A (ja) * 2000-05-12 2002-03-22 Konica Corp 光ピックアップ装置、対物レンズ及びビームエキスパンダー
JP2007213800A (ja) * 2000-09-21 2007-08-23 Samsung Electronics Co Ltd 色収差補正レンズを具備した光ピックアップ装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007213800A (ja) * 2000-09-21 2007-08-23 Samsung Electronics Co Ltd 色収差補正レンズを具備した光ピックアップ装置
WO2008096798A1 (ja) 2007-02-06 2008-08-14 Mitsubishi Plastics, Inc. 熱収縮性フィルム、並びにこの熱収縮性フィルムを用いた成形品、熱収縮性ラベル、およびこの成形品を用いた、またはこのラベルを装着した容器

Also Published As

Publication number Publication date
US20020057642A1 (en) 2002-05-16
US20050169155A1 (en) 2005-08-04
US6987724B2 (en) 2006-01-17
JP4372376B2 (ja) 2009-11-25
KR100765736B1 (ko) 2007-10-15
US20070286051A1 (en) 2007-12-13
US7391704B2 (en) 2008-06-24
CN1173343C (zh) 2004-10-27
US8184520B2 (en) 2012-05-22
CN1345044A (zh) 2002-04-17
JP2007213800A (ja) 2007-08-23
KR20020022914A (ko) 2002-03-28
JP2002100065A (ja) 2002-04-05
US20070171803A1 (en) 2007-07-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007026670A (ja) 色収差補正レンズを具備した光ピックアップ装置
KR100759650B1 (ko) 픽업용 대물렌즈 및 광픽업 장치
KR101000664B1 (ko) 기록 재생용 광학계, 대물 렌즈 및 광픽업 장치
JP4349520B2 (ja) 光記録媒体用対物光学系およびこれを用いた光ピックアップ装置
US7529039B2 (en) Object lens device with high numerical aperture and optical pickup device adopting the same
JP4377281B2 (ja) 光記録媒体用対物光学系およびこれを用いた光ピックアップ装置
JP3558218B2 (ja) 色収差補正可能な対物レンズ装置及びこれを採用した光ピックアップ
JP2008130190A (ja) カップリングレンズ及び光ピックアップ装置
JP4789169B2 (ja) 色収差補正用光学素子、光学系、光ピックアップ装置及び記録・再生装置
KR100825896B1 (ko) 단일 대물렌즈 및 이를 구비하는 광픽업장치 및 광기록재생기기
JP4126530B2 (ja) 収差補正素子、光ピックアップ装置及び記録再生装置
KR100788708B1 (ko) 단일 대물렌즈 및 이를 구비하는 광픽업장치 및 광기록재생기기
US6788473B2 (en) Objective lens device for correcting chromatic aberration and optical pickup employing the same
JP4818896B2 (ja) カップリングレンズ及び光ピックアップ装置
JP2006147078A (ja) 光記録媒体用対物光学系およびこれを用いた光ピックアップ装置
JP2009123315A (ja) 対物レンズ、これを備えた光ピックアップ装置、およびこの光ピックアップ装置を搭載した光記録媒体記録および/または再生装置
KR100644580B1 (ko) 광픽업장치
WO2005098839A1 (ja) 対物レンズ及び光ピックアップ装置
JP2007299486A (ja) 対物レンズ、光ピックアップ及び光ディスク装置
JP2005322281A (ja) 収差補正素子、光ピックアップ用レンズ装置、光ピックアップ装置
JP4385038B2 (ja) 対物レンズ
JP2004185746A (ja) 光ピックアップ装置用光学系、光ピックアップ装置、光情報記録再生装置及びレンズ
JP2002329344A (ja) 光ピックアップ用対物レンズ、光ピックアップ及び光ディスクドライブ装置
JP2009076141A (ja) 対物レンズ、光ピックアップ光学系及び対物レンズの設計方法
JP2005004902A (ja) 対物レンズの設計方法、レンズ、及びそれを用いた光学系、光ヘッド並びに光ディスク装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080704

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100909

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101012

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110112

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110531

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110930

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20111011

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20111202