JP2013246255A - コリメートレンズ、照明装置、及び、顕微鏡 - Google Patents
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Abstract
【課題】低コストで明るい照明が可能な良好に収差が補正されたコリメートレンズ、照明装置、及び、顕微鏡の技術を提供することを課題とする。
【解決手段】コリメートレンズ1は、光源から発せられる光束をコリメートする、樹脂材料で形成された両凸単レンズL1からなり、少なくとも1面が非球面で形成されている。R1をコリメートレンズ1の光源側の第1面の曲率半径とし、R2をコリメートレンズの第1面とは反対の第2面の曲率半径とし、NAをコリメートレンズ1の光源側の開口数とするとき、コリメートレンズ1は、以下の式を満たす。
2<|R1/R2|<10
NA>0.6
【選択図】図1
【解決手段】コリメートレンズ1は、光源から発せられる光束をコリメートする、樹脂材料で形成された両凸単レンズL1からなり、少なくとも1面が非球面で形成されている。R1をコリメートレンズ1の光源側の第1面の曲率半径とし、R2をコリメートレンズの第1面とは反対の第2面の曲率半径とし、NAをコリメートレンズ1の光源側の開口数とするとき、コリメートレンズ1は、以下の式を満たす。
2<|R1/R2|<10
NA>0.6
【選択図】図1
Description
本発明は、コリメートレンズ、コリメートレンズを備える照明装置、及び、照明装置を備える顕微鏡に関し、特に、単レンズからなるコリメートレンズ、そのコリメートレンズを備える照明装置、及び、その照明装置を備える顕微鏡に関する。
顕微鏡による蛍光観察では、蛍光物質を励起するために、高い出力が得られるキセノン光源や高圧水銀光源などを備えた照明装置が、従来から広く使用されている。キセノン光源や高圧水銀光源は高い出力が得られる一方で、放射する熱量も非常に大きい。このため、従来の照明装置に含まれる光学系は、耐熱性に優れたガラスレンズにより焦点距離が長くなるように設計されるのが通常である。
近年では、発熱が少なく、小型で長寿命という特徴を有する固体発光素子を備えた光源に対するニーズが増加していて、例えば、特許文献1に開示されるような、固体発光素子を備えた光源を用いた照明装置が開発されている。
特許文献1に開示される照明装置は、固体発光素子であるLEDを備えた光源と、LED特有の配光パターンの照明光を高い照明効率で所定の方向へ導くコリメート光学系と、を備えている。
ところで、蛍光観察に用いられる照明装置は、蛍光物質の励起に必要な励起強度を確保する必要がある。このため、照明装置に含まれる光学系、特に、固体発光素子を備えた照明装置の光学系は、高い透過率を実現して、光源から出射された光を効率良く試料に照射することが重要である。また、固体発光素子を備えた照明装置は、従来の照明装置に対してコスト面でのメリットも期待されている。
しかしながら、特許文献1に開示される照明装置では、コリメータ光学系が複数枚のレンズにより構成されていることから、低コストでの製造には限界がある。また、レンズ面数の増加に伴って光学系で生じる光の反射と吸収の総量が増加するため、光学系全体の透過率が低くなってしまう。
以上のような実情を踏まえ、本発明は、低コストで明るい照明が可能な良好に収差が補正されたコリメートレンズ、照明装置、及び、顕微鏡の技術を提供することを課題とする。
本発明の第1の態様は、光源から発せられる光束をコリメートする、樹脂材料で形成された両凸単レンズからなるコリメートレンズであって、少なくとも1面が非球面で形成され、R1を前記コリメートレンズの前記光源側のレンズ面である第1面の曲率半径とし、R2を前記コリメートレンズの前記第1面とは反対側のレンズ面である第2面の曲率半径とし、NAを前記コリメートレンズの光源側の開口数とするとき、以下の式を満たすコリメートレンズを提供する。
2<|R1/R2|<10
NA>0.6
2<|R1/R2|<10
NA>0.6
本発明の第2の態様は、第1の態様に記載のコリメートレンズにおいて、前記第2面が非球面であるコリメートレンズを提供する。
本発明の第3の態様は、第2の態様に記載のコリメートレンズにおいて、Zを光軸の方向の座標とし、Yを前記光軸と直交する方向の座標とし、Kを円錐係数とし、R0を前記非球面の近軸における曲率半径とし、A2iを偶数次数の非球面係数とするとき、以下の式
で定義される前記非球面が以下の式を満たすコリメートレンズを提供する。
|A2i|<0.1
|A2i|<0.1
本発明の第4の態様は、第3の態様に記載のコリメートレンズにおいて、nFを前記コリメートレンズのF線に対する屈折率とし、fを前記コリメートレンズの焦点距離とし、WDを前記光源と前記第1面との前記光軸上の距離とするとき、以下の式を満たすコリメートレンズを提供する。
nF<f/WD
nF<f/WD
本発明の第5の態様は、第3の態様または第4の態様に記載のコリメートレンズにおいて、前記非球面は、A2(i−1)を前記A2iよりも次数の低い偶数次数の非球面係数とするとき、2次以上の偶数次数の非球面係数で、以下の式を満たすコリメートレンズを提供する。
|A2i|<|A2(i−1)|
|A2i|<|A2(i−1)|
本発明の第6の態様は、低発熱光源である前記光源と、第1の態様乃至第5の態様のいずれか1つに記載のコリメートレンズと、を備える照明装置を提供する。
本発明の第7の態様は、第6の態様に記載の照明装置において、さらに、前記コリメートレンズの前記第2面側に、第2のレンズを備え、fを前記コリメートレンズの焦点距離とし、fsを前記第2のレンズの焦点距離とするとき、以下の式を満たす照明装置を提供する。
|f/fs|<0.1
|f/fs|<0.1
本発明の第8の態様は、試料からの光を対物レンズを通して結像する結像光学系と、第6の態様または第7の態様に記載の照明装置と、を備える顕微鏡を提供する。
本発明によれば、低コストで明るい照明が可能な良好に収差が補正されたコリメートレンズ、照明装置、及び、顕微鏡の技術を提供することができる。
まず、本発明の各実施例に係るコリメートレンズの基本的構成について説明する。本発明の各実施例に係るコリメートレンズは、光源から発せられる光束をコリメートする樹脂材料で形成された両凸単レンズからなり、コリメートレンズの光源側のレンズ面を第1面とし、第1面とは反対側のレンズ面を第2面とするとき、第2面が非球面として構成されている。なお、各実施例では、第2面が非球面であるコリメートレンズが例示されているが、コリメートレンズは少なくとも1面が非球面で形成されていればよく、第2面に加えて第1面も非球面で形成されてもよい。
また、各実施例に係るコリメートレンズは、以下の式を満たすように構成されている。
2<|R1/R2|<10 ・・・(1)
NA>0.6 ・・・(2)
2<|R1/R2|<10 ・・・(1)
NA>0.6 ・・・(2)
但し、R1はコリメートレンズの光源側のレンズ面である第1面の曲率半径であり、R2はコリメートレンズの第1面とは反対側のレンズ面である第2面の曲率半径であり、NAはコリメートレンズの光源側の開口数である。
式(1)は、第1面と第2面の屈折力の配分を規定する式である。式(1)により、レンズ形状が、球面収差を良好に補正することができ、且つ、樹脂材料の射出成形に適した形状に規定される。
下限値を下回ると、第1面の曲率半径が小さくなって第1面の屈折力が強くなりすぎるため、光源から取り込める光束が細くなる。このため、第2面での非球面効果が十分に発揮されず、球面収差の補正が困難となってしまう。一方、上限値を超えると、第1面の曲率半径に対して第2面の曲率半径が小さくなりすぎる。このような形状は、第1面の屈折力に対して第2面の屈折力が強くなるため、収差を補正する上では好ましいが、樹脂材料による射出成形に要求される縁肉の厚さを十分に確保することが困難となる。このため、射出成形に適した形状から外れてしまう。または、第2面の有効径を小さくすることで、第2面の屈折力を維持しながら十分な縁肉の厚さを確保することができるが、この場合、照明光学系として最も重要視されるべき照明の明るさが低下してしまう。その結果、式(2)で示される開口数を得ることが困難となってしまう。
なお、一般に、樹脂材料による射出成形では、レンズの肉厚(光軸上における厚さ)に対して縁肉の厚さは、1/3から1/5程度必要である。この程度の厚さがない場合には、樹脂材料を流し込む縁肉部分から遠いレンズ面において樹脂材料に十分な圧力が加わらないため、十分な面精度のレンズ面が得られず、製造されるコリメータレンズ性能が安定しなくなってしまう。また、レンズ内での樹脂材料の冷却速度の違いが顕著に生じることになるため、内部ひずみが発生して光学性能が劣化してしまう。このような理由から、レンズ形状が縁肉の厚さが不足した射出成形に適さない形状である場合には、製造されるレンズの性能が安定しないため、歩留まりが低下し製造コストが上昇してしまう。
式(2)は、光源からの発散光を照明光学系に取り込むコリメートレンズに要求される開口数を規定する式である。式(2)の下限値を下回ると、照明光学系として最も重要視されるべき照明の明るさが確保されない。
式(1)及び式(2)を満たす形状を有する両凸レンズL1からなるコリメートレンズによれば、ガラス材料に比べて屈折力の弱い樹脂材料により形成されているにもかかわらず、明るい照明と良好な収差特性を実現することができる。また、必要な縁肉が確保されることで良好な製造性が得られるため、ガラスに比べて安価な樹脂材料の射出成形により低コストで安定した性能を確保することができる。つまり、良好且つ安定した光学性能を有するコリメータレンズを低コストで製造することができる。
また、コリメートレンズの非球面の形状は、下記の式(3)で定義されるが、コリメートレンズの非球面は、式(4)を満たすことが望ましく、さらに、式(5)を2次以上の偶数次数の非球面係数間で満たすことがより望ましい。
|A2i|<0.1 ・・・(4)
|A2i|<|A2(i−1)| ・・・(5)
|A2i|<|A2(i−1)| ・・・(5)
但し、Zは、非球面の光軸の方向の座標であり、Yは非球面の光軸と直交する方向の座標であり、Kは円錐係数であり、R0は非球面の近軸における曲率半径であり、A2iは偶数次数の非球面係数であり、A2(i−1)はA2iよりも次数の低い偶数次数の非球面係数である。
式(4)は、近軸における曲率半径に対する非球面の変位量を規定する式である。コリメートレンズの非球面が式(4)を満さないような大きな非球面係数を有している場合には、その非球面形状は近軸における曲率半径R0の球面形状から大きく外れることになる。このため、式(1)を満たしている場合であっても、レンズ形状が縁肉の厚さを十分に確保することができない射出成形に適しない形状となり得る。
また、一般に、大きな非球面係数を有する非球面は、わずかな製造誤差で光学性能の大きく劣化してしまうため、製造誤差の影響を受けやすく、照明性能が安定しにくい。従って、許容できる製造誤差が小さく、高精度の成形が要求されることになるため、製造性が低く、低コストでの製造が困難となってしまう。
式(5)は、次数が高いほど非球面係数が小さいことを示す式である。一般に、係数の値が同じ場合には、次数が高いほど形状に大きく影響を及ぼすことになる。このため、射出成形に適した形状から外れないためには、高い次数の非球面係数ほど低い値であることが望ましい。
また、コリメートレンズは、式(6)を満たすことがより望ましい。
nF<f/WD ・・・(6)
nF<f/WD ・・・(6)
但し、nFは、コリメートレンズのF線に対する屈折率であり、fはコリメートレンズの焦点距離であり、WDは光源とコリメートレンズの第1面との光軸上の距離である。
式(6)は、コリメートレンズの焦点距離とコリメートレンズの光源までの距離とのバランスを屈折率との関係で規定する式であり、樹脂材料のような屈折率の比較的小さな材料を使用しながら、レンズの縁肉を確保するための条件を規定している。焦点距離と光源までの距離とのバランスが式(6)を満たさない場合には、レンズ面の形状を規定する式(1)を満たしながらレンズの肉厚を確保しようとすると、開口数を規定する式(2)を満たすことが困難となってしまう。従って、式(6)を満たすことなく、式(1)及び式(2)を満たすためには、屈折率の高い材料を選択する必要があるため、材料の選択性の低下と製造コストの増加とを招いてしまう。
なお、式(1)及び式(2)を満たすコリメートレンズは、式(4)から式(6)を任意の組み合わせで満たしてもよい。
なお、式(1)及び式(2)を満たすコリメートレンズは、式(4)から式(6)を任意の組み合わせで満たしてもよい。
図1は、本実施例に係るコリメートレンズの断面図である。図1に例示されるコリメートレンズ1は、光源から発せられる光束をコリメートする樹脂材料で形成された両凸単レンズからなり、光源側のレンズ面を第1面とし、第1面とは反対側のレンズ面を第2面とするとき、第2面が非球面として形成されている。
以下、本実施例に係るコリメートレンズ1の各種データについて記載する。
算出波長WL1、光源とコリメートレンズ1の第1面との光軸上の距離WD、コリメートレンズ1の光源側の開口数NA、コリメートレンズ1の焦点距離fは、以下のとおりである。
WL1=486.13nm、WD=6.8976mm、NA=0.6732、f=12.02563mm
算出波長WL1、光源とコリメートレンズ1の第1面との光軸上の距離WD、コリメートレンズ1の光源側の開口数NA、コリメートレンズ1の焦点距離fは、以下のとおりである。
WL1=486.13nm、WD=6.8976mm、NA=0.6732、f=12.02563mm
コリメートレンズ1のレンズデータは、以下のとおりである。
s r d nF vd
0 INF 6.8976 1.0
1 24.3105 9.2500 1.53170 56.00
2* -7.5300 INF 1.0
s r d nF vd
0 INF 6.8976 1.0
1 24.3105 9.2500 1.53170 56.00
2* -7.5300 INF 1.0
ここで、sは面番号を、rは曲率半径(mm)を、dは面間隔(mm)を、nFは算出波長であるF線に対する屈折率を、vdはアッベ数を示す。なお、面番号s0は光源の出射面を、面番号s1はコリメートレンズ1の第1面を、面番号s2は非球面であるコリメートレンズ1の第2面を示している。
コリメートレンズ1の非球面(第2面)は、上述した式(3)で表され、近軸における曲率半径R0、円錐定数K、2次の非球面係数A2、4次の非球面係数A4、6次の非球面係数A6、8次の非球面係数A8、10次の非球面係数A10は、以下のとおりである。
R0=-7.5300、K=-1.0、A2=0.0、
A4=-6.1156*10-5、A6=-9.8913*10-7、A8=2.4417*10-8、A10=7.7095*10-12
|R1/R2|=3.228
従って、コリメートレンズ1は、式(1)から(6)をいずれも満たしている。
R0=-7.5300、K=-1.0、A2=0.0、
A4=-6.1156*10-5、A6=-9.8913*10-7、A8=2.4417*10-8、A10=7.7095*10-12
|R1/R2|=3.228
従って、コリメートレンズ1は、式(1)から(6)をいずれも満たしている。
図2は、本実施例に係るコリメートレンズの収差図であり、標本側から光源側へ向かう平行光をコリメートレンズに入射させた逆光線追跡時の収差図である。図2(a)は球面収差を、図2(b)は像面湾曲を、図2(c)は像高30%におけるコマ収差を、図2(d)は像高100%におけるコマ収差を、図2(e)は正弦条件違反量を、図2(f)はディストーションを示している。いずれも収差も良好に補正されていることが示されている。なお、図2(b)中の実線はサジタル光線(S)における像面湾曲を、破線はメリディオナル光線(M)における像面湾曲を示している。
図3は、本実施例に係るコリメートレンズの断面図である。図3に例示されるコリメートレンズ3は、光源から発せられる光束をコリメートする樹脂材料で形成された両凸単レンズからなり、光源側のレンズ面を第1面とし、第1面とは反対側のレンズ面を第2面とするとき、第2面が非球面として形成されている。
以下、本実施例に係るコリメートレンズ3の各種データについて記載する。
以下、本実施例に係るコリメートレンズ3の各種データについて記載する。
算出波長WL1、光源とコリメートレンズ3の第1面との光軸上の距離WD、コリメートレンズ3の光源側の開口数NA、コリメートレンズ3の焦点距離fは、以下のとおりである。
WL1=486.13nm、WD=7.1074mm、NA=0.6258、f=11.95182mm
WL1=486.13nm、WD=7.1074mm、NA=0.6258、f=11.95182mm
コリメートレンズ3のレンズデータは、以下のとおりである。
s r d nF vd
0 INF 7.1074 1.0
1 16.4500 9.2500 1.49832 57.86
2* -7.5900 INF 1.0
s r d nF vd
0 INF 7.1074 1.0
1 16.4500 9.2500 1.49832 57.86
2* -7.5900 INF 1.0
ここで、sは面番号を、rは曲率半径(mm)を、dは面間隔(mm)を、nFは算出波長であるF線に対する屈折率を、vdはアッベ数を示す。なお、面番号s0は光源の出射面を、面番号s1はコリメートレンズ3の第1面を、面番号s2は非球面であるコリメートレンズ3の第2面を示している。
コリメートレンズ3の非球面(第2面)は、上述した式(3)で表され、近軸における曲率半径R0、円錐定数K、2次の非球面係数A2、4次の非球面係数A4、6次の非球面係数A6、8次の非球面係数A8、10次の非球面係数A10は、以下のとおりである。
R 0=-7.5900、K=-1.0、A2=0.0、
A4=-1.8400*10-5、A6=-1.4250*10-6、A8=9.6900*10-8、A10=-6.6872*10-10
|R1/R2|=2.167
従って、コリメートレンズ3は、式(1)から(6)をいずれも満たしている。
R 0=-7.5900、K=-1.0、A2=0.0、
A4=-1.8400*10-5、A6=-1.4250*10-6、A8=9.6900*10-8、A10=-6.6872*10-10
|R1/R2|=2.167
従って、コリメートレンズ3は、式(1)から(6)をいずれも満たしている。
図4は、本実施例に係るコリメートレンズの収差図であり、標本側から光源側へ向かう平行光をコリメートレンズに入射させた逆光線追跡時の収差図である。図4(a)は球面収差を、図4(b)は像面湾曲を、図4(c)は像高30%におけるコマ収差を、図4(d)は像高100%におけるコマ収差を、図4(e)は正弦条件違反量を、図4(f)はディストーションを示している。いずれも収差も良好に補正されていることが示されている。なお、図4(b)中の実線はサジタル光線(S)における像面湾曲を、破線はメリディオナル光線(M)における像面湾曲を示している。
なお、コリメートレンズ3は、図5に示されるように、コリメートレンズ3の第2面側に配置されたコリメートレンズ3に比べて屈折力の弱いレンズ4(第2のレンズ)とともに用いられてもよく、コリメートレンズ3とレンズ4が全体としてコリメート光学系9として機能してもよい。レンズ4は、光源側に平面を向けた平凸レンズである。
コリメート光学系9は以下の式を満たすことが望ましい。
|f/fs|<0.1 ・・・(7)
但し、fはコリメートレンズ3の焦点距離であり、fsはレンズ4の焦点距離である。
条件式(7)を満たすことで、コリメート光学系9の性能は、コリメートレンズ3により実質的に決定されることになる。なお、コリメート光学系9の|f/fs|は0.03である。
|f/fs|<0.1 ・・・(7)
但し、fはコリメートレンズ3の焦点距離であり、fsはレンズ4の焦点距離である。
条件式(7)を満たすことで、コリメート光学系9の性能は、コリメートレンズ3により実質的に決定されることになる。なお、コリメート光学系9の|f/fs|は0.03である。
以下、コリメートレンズ3及びレンズ4からなるコリメート光学系9の各種データについて記載する。なお、コリメートレンズ3の非球面(第2面)の形状は、上述したとおりである。
算出波長WL1、光源とコリメート光学系9の第1面との光軸上の距離WD、コリメート光学系9の光源側の開口数NA、コリメート光学系9の焦点距離fは、以下のとおりである。
WL1=486.13nm、WD=6.7357mm、NA=0.6258、f=11.70098mm
WL1=486.13nm、WD=6.7357mm、NA=0.6258、f=11.70098mm
コリメートレンズ3及びレンズ4からなるコリメート光学系9のレンズデータは、以下のとおりである。
s r d nF vd
0 INF 6.7357 1.0
1 16.4500 9.2500 1.49832 57.86
2* -7.5900 1.0000 1.0
3 INF 1.0000 1.53170 56.00
4 -200.0000 INF 1.0
s r d nF vd
0 INF 6.7357 1.0
1 16.4500 9.2500 1.49832 57.86
2* -7.5900 1.0000 1.0
3 INF 1.0000 1.53170 56.00
4 -200.0000 INF 1.0
ここで、sは面番号を、rは曲率半径(mm)を、dは面間隔(mm)を、nFは算出波長であるF線に対する屈折率を、vdはアッベ数を示す。なお、面番号s0は光源の出射面を、面番号s1はコリメートレンズ3の第1面を、面番号s2は非球面であるコリメートレンズ3の第2面、面番号s3はレンズ4の第1面を、面番号s4はレンズ4の第2面を示している。
図6は、本実施例に係るコリメートレンズの断面図である。図6に例示されるコリメートレンズ5は、光源から発せられる光束をコリメートする樹脂材料で形成された両凸単レンズからなり、光源側のレンズ面を第1面とし、第1面とは反対側のレンズ面を第2面とするとき、第2面が非球面として形成されている。
以下、本実施例に係るコリメートレンズ5の各種データについて記載する。
算出波長WL1、光源とコリメートレンズ5の第1面との光軸上の距離WD、コリメートレンズ5の光源側の開口数NA、コリメートレンズ5の焦点距離fは、以下のとおりである。
WL1=486.13nm、WD=6.6271mm、NA=0.6951、f=12.02363mm
算出波長WL1、光源とコリメートレンズ5の第1面との光軸上の距離WD、コリメートレンズ5の光源側の開口数NA、コリメートレンズ5の焦点距離fは、以下のとおりである。
WL1=486.13nm、WD=6.6271mm、NA=0.6951、f=12.02363mm
コリメートレンズ5のレンズデータは、以下のとおりである。
s r d nF vd
0 INF 6.6271 1.0
1 33.1214 9.2500 1.53170 56.00
2* -7.1540 INF 1.0
s r d nF vd
0 INF 6.6271 1.0
1 33.1214 9.2500 1.53170 56.00
2* -7.1540 INF 1.0
ここで、sは面番号を、rは曲率半径(mm)を、dは面間隔(mm)を、nFは算出波長であるF線に対する屈折率を、vdはアッベ数を示す。なお、面番号s1は光源の出射面を、面番号s2はコリメートレンズ5の第1面を、面番号s3は非球面であるコリメートレンズ5の第2面を示している。
コリメートレンズ5の非球面(第2面)は、上述した式(3)で表され、近軸における曲率半径R0、円錐定数K、2次の非球面係数A2、4次の非球面係数A4、6次の非球面係数A6、8次の非球面係数A8、10次の非球面係数A10は、以下のとおりである。
R0=-7.1540、K=-1.0、A2=0.0、
A4=-6.5090*10-5、A6=-2.0647*10-6、A8=1.6581*10-8、A10=1.2101*10-10
|R1/R2|=4.630
従って、コリメートレンズ5は、式(1)から(6)をいずれも満たしている。
R0=-7.1540、K=-1.0、A2=0.0、
A4=-6.5090*10-5、A6=-2.0647*10-6、A8=1.6581*10-8、A10=1.2101*10-10
|R1/R2|=4.630
従って、コリメートレンズ5は、式(1)から(6)をいずれも満たしている。
図7は、本実施例に係るコリメートレンズの収差図であり、標本側から光源側へ向かう平行光をコリメートレンズに入射させた逆光線追跡時の収差図である。図7(a)は球面収差を、図7(b)は像面湾曲を、図7(c)は像高30%におけるコマ収差を、図7(d)は像高100%におけるコマ収差を、図7(e)は正弦条件違反量を、図7(f)はディストーションを示している。いずれも収差も良好に補正されていることが示されている。なお、図7(b)中の実線はサジタル光線(S)における像面湾曲を、破線はメリディオナル光線(M)における像面湾曲を示している。
図8は、本実施例に係るコリメートレンズの断面図である。図8に例示されるコリメートレンズ7は、光源から発せられる光束をコリメートする樹脂材料で形成された両凸単レンズからなり、光源側のレンズ面を第1面とし、第1面とは反対側のレンズ面を第2面とするとき、第2面が非球面として形成されている。
以下、本実施例に係るコリメートレンズ7の各種データについて記載する。
算出波長WL1、光源とコリメートレンズ7の第1面との光軸上の距離WD、コリメートレンズ7の光源側の開口数NA、コリメートレンズ7の焦点距離fは、以下のとおりである。
WL1=486.13nm、WD=6.2860mm、NA=0.6827、f=12.01945mm
算出波長WL1、光源とコリメートレンズ7の第1面との光軸上の距離WD、コリメートレンズ7の光源側の開口数NA、コリメートレンズ7の焦点距離fは、以下のとおりである。
WL1=486.13nm、WD=6.2860mm、NA=0.6827、f=12.01945mm
コリメートレンズ7のレンズデータは、以下のとおりである。
s r d nF vd
0 INF 6.2860 1.0
1 60.0000 9.3000 1.53170 56.00
2* -6.7677 INF 1.0
s r d nF vd
0 INF 6.2860 1.0
1 60.0000 9.3000 1.53170 56.00
2* -6.7677 INF 1.0
ここで、sは面番号を、rは曲率半径(mm)を、dは面間隔(mm)を、nFは算出波長であるF線に対する屈折率を、vdはアッベ数を示す。なお、面番号s0は光源の出射面を、面番号s1はコリメートレンズ7の第1面を、面番号s2は非球面であるコリメートレンズ7の第2面を示している。
コリメートレンズ7の非球面(第2面)は、上述した式(3)で表され、近軸における曲率半径R0、円錐定数K、2次の非球面係数A2、4次の非球面係数A4、6次の非球面係数A6、8次の非球面係数A8、10次の非球面係数A10は、以下のとおりである。
R0=-6.7677、K=-1.0、A2=0.0、
A4=-3.5544*10-4、A6=7.6909*10-6、A8=-1.5538*10-7、A10=1.0858*10-9
|R1/R2|=8.866
従って、コリメートレンズ7は、式(1)から(6)をいずれも満たしている。
R0=-6.7677、K=-1.0、A2=0.0、
A4=-3.5544*10-4、A6=7.6909*10-6、A8=-1.5538*10-7、A10=1.0858*10-9
|R1/R2|=8.866
従って、コリメートレンズ7は、式(1)から(6)をいずれも満たしている。
図9は、本実施例に係るコリメートレンズの収差図であり、標本側から光源側へ向かう平行光をコリメートレンズに入射させた逆光線追跡時の収差図である。図9(a)は軸上球面収差を、図9(b)は像面湾曲を、図9(c)は像高30%におけるコマ収差を、図9(d)は像高100%におけるコマ収差を、図9(e)は正弦条件違反量を、図9(f)はディストーションを示している。いずれも収差も良好に補正されていることが示されている。なお、図9(b)中の実線はサジタル光線(S)における像面湾曲を、破線はメリディオナル光線(M)における像面湾曲を示している。
図10は、本実施例に係る顕微鏡の構成を例示した図である。図10に例示される顕微鏡10は、蛍光観察に用いられる蛍光顕微鏡であり、LED光源11及び実施例1に係るコリメートレンズ1を含む照明装置18と、コリメートレンズ1でコリメートされた光束の径を拡大するビームエクスパンダ12と、励起光を反射させ試料15からの蛍光を透過させるダイクロイックミラー13と、LED励起光を試料15に照射する無限遠補正型の対物レンズ14と、対物レンズ14を介して入射する試料15からの蛍光を結像する結像光学系16と、試料15を撮像するための撮像素子17と、を備えている。
LED光源11は、固体発光素子であるLED素子11aと、LED素子11aを覆う封入樹脂11bからなる、励起光を出射する出射面Pの形状が平面である面実装型のLED光源である。
コリメートレンズ1は、少なくとも1面が非球面で形成された両凸単レンズからなる。また、コリメートレンズ1は、発熱が少ないLED光源11との組み合わせで使用されているため、ガラス材料に比べて耐熱性が劣るがより安価な樹脂材料によって形成されている。なお、コリメートレンズ1の構成の詳細は、実施例1で上述したとおりである。
顕微鏡10では、LED光源11及びコリメートレンズ1を含む照明装置18からの出射した励起光は、ビームエクスパンダ12により対物レンズ14の瞳径に応じた光束径に調整された後に、ダイクロイックミラー13を介して対物レンズ14に入射し、試料15に照射される。励起光が照射された試料15からの蛍光は、対物レンズ14、ダイクロイックミラー13、結像光学系16を介して撮像素子17に入射し、撮像素子17からの電気信号により試料15の画像が生成される。
本実施例に係る照明装置18及び顕微鏡10によれば、実施例1に係るコリメートレンズ1を備えることで、低コストで良好に収差が補正された明るい照明を行うことができる。
なお、図10では、実施例1に係るコリメートレンズ1を含む例が示されているが、照明装置18及び顕微鏡10は、他の実施例に係るコリメートレンズを含んでもよい。また、図10では、光源として低発熱光源であるLED光源11を例示したが、照明装置18及び顕微鏡10は、LED光源11の代わり、発熱が少ない他の低発熱光源を用いてもよく、例えば、光ファイバーを介して光源からの光を出射するように構成されたファイバー光源を用いてもよい。また、低発熱光源の多くは射出面の形状が平面である。
1、3、5、7 コリメートレンズ
4 レンズ
9 コリメート光学系
10 顕微鏡
11 LED光源
11a LED素子
11b 封入樹脂
12 ビームエクスパンダ
13 ダイクロイックミラー
14 対物レンズ
15 試料
16 結像光学系
17 撮像素子
18 照明装置
L1 両凸レンズ
L2 平凸レンズ
P 出射面
4 レンズ
9 コリメート光学系
10 顕微鏡
11 LED光源
11a LED素子
11b 封入樹脂
12 ビームエクスパンダ
13 ダイクロイックミラー
14 対物レンズ
15 試料
16 結像光学系
17 撮像素子
18 照明装置
L1 両凸レンズ
L2 平凸レンズ
P 出射面
Claims (8)
- 光源から発せられる光束をコリメートする、樹脂材料で形成された両凸単レンズからなるコリメートレンズであって、
少なくとも1面が非球面で形成され、
R1を前記コリメートレンズの前記光源側のレンズ面である第1面の曲率半径とし、R2を前記コリメートレンズの前記第1面とは反対側のレンズ面である第2面の曲率半径とし、NAを前記コリメートレンズの光源側の開口数とするとき、以下の式
2<|R1/R2|<10
NA>0.6
を満たすことを特徴とするコリメートレンズ。 - 請求項1に記載のコリメートレンズにおいて、
前記第2面が非球面である
ことを特徴とするコリメートレンズ。 - 請求項2に記載のコリメートレンズにおいて、
Zを光軸の方向の座標とし、Yを前記光軸と直交する方向の座標とし、Kを円錐係数とし、R0を前記非球面の近軸における曲率半径とし、A2iを偶数次数の非球面係数とするとき、以下の式
|A2i|<0.1
を満たすことを特徴とするコリメートレンズ。 - 請求項3に記載のコリメートレンズにおいて、
nFを前記コリメートレンズのF線に対する屈折率とし、fを前記コリメートレンズの焦点距離とし、WDを前記光源と前記第1面との前記光軸上の距離とするとき、以下の式
nF<f/WD
を満たすことを特徴とするコリメートレンズ。 - 請求項3または請求項4に記載のコリメートレンズにおいて、
前記非球面は、A2(i−1)を前記A2iよりも次数の低い偶数次数の非球面係数とするとき、2次以上の偶数次数の非球面係数で、以下の式
|A2i|<|A2(i−1)|
を満たすことを特徴とするコリメートレンズ。 - 低発熱光源である前記光源と、
請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載のコリメートレンズと、を備える
ことを特徴とする照明装置。 - 請求項6に記載の照明装置において、さらに、
前記コリメートレンズの前記第2面側に、第2のレンズを備え、
fを前記コリメートレンズの焦点距離とし、fsを前記第2のレンズの焦点距離とするとき、以下の式
|f/fs|<0.1
を満たすことを特徴とする照明装置。 - 試料からの光を対物レンズを通して結像する結像光学系と、
請求項6または請求項7に記載の照明装置と、を備える
ことを特徴とする顕微鏡。
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