JP2007022473A - 自動二輪車のハンドル装置および自動二輪車 - Google Patents
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Abstract
【課題】ハンドルの取付角度と車体の前後方向の取付位置とをそれぞれ調整することができるようにする。
【解決手段】ハンドルクラウン3と、このハンドルクラウン3取付けられたハンドル4,5と、ハンドル4,5をハンドルクラウン3に固定する固定手段23とを備える。固定手段23は、ハンドルクラウンとハンドルとを締結する締結手段36と、ハンドルクラウンとハンドルの位置決めをする係合手段18とから構成される。ハンドル4,5は、ハンドルクラウン3に対して車体前後方向に移動可能とする。係合手段18の係合部(ピン孔19とピン34)は、ハンドル4,5の移動方向に沿って複数設けられている。
【選択図】 図5
【解決手段】ハンドルクラウン3と、このハンドルクラウン3取付けられたハンドル4,5と、ハンドル4,5をハンドルクラウン3に固定する固定手段23とを備える。固定手段23は、ハンドルクラウンとハンドルとを締結する締結手段36と、ハンドルクラウンとハンドルの位置決めをする係合手段18とから構成される。ハンドル4,5は、ハンドルクラウン3に対して車体前後方向に移動可能とする。係合手段18の係合部(ピン孔19とピン34)は、ハンドル4,5の移動方向に沿って複数設けられている。
【選択図】 図5
Description
本発明は、ハンドルの取付位置を前後方向に変えることができる自動二輪車のハンドル装置およびこのハンドル装置を装備した自動二輪車に関するものである。
従来の自動二輪車のハンドル装置としては、例えば特許文献1に開示されたものがある。この特許文献1には、フロントフォークの左右一対の筒体の上端部に取付けられたハンドルと、前記筒体どうしを接続するハンドルクラウンとを備えたハンドル装置が開示されている。
前記ハンドルは、前記筒体に嵌合する基部と、この基部から車体の外側方に延びるハンドルバーとから構成されている。前記基部は、断面C字状を呈するように形成されており、その開口部分を狭めるための締結用ボルトが螺着されている。
このハンドルにおいては、前記締結用ボルトを締め付けることによって、基部が筒体を緊縛することになり、この筒体に固定される。また、このハンドルは、締結用ボルトを緩めることにより、基部が筒体を中心として回動することができるようになり、上方から見た状態での取付角度を変更することができる。
このハンドルにおいては、前記締結用ボルトを締め付けることによって、基部が筒体を緊縛することになり、この筒体に固定される。また、このハンドルは、締結用ボルトを緩めることにより、基部が筒体を中心として回動することができるようになり、上方から見た状態での取付角度を変更することができる。
この取付角度の変更は、前記基部に突設された位置決め用凸部を用いて行われる。この凸部は、基部に車幅方向内側へ延びるように突設されており、固定用ボルトによってハンドルクラウンに固定されている。この固定用ボルトが螺着するハンドルクラウン側のねじ孔は、フロントフォークの筒体を中心とする円弧に沿う位置に複数穿設されている。すなわち、固定用ボルトを螺着するねじ孔を他のねじ孔に変えることによって、ハンドルの取付角度を変えることができる。
また、特許文献1には、前記ハンドルをフロントフォークの筒体の途中に取付けた構造のハンドル装置も開示されている。このハンドル装置のハンドルは、前記筒体の外周面に嵌合する断面C字状の基部と、この基部から外側方に突出するハンドルバーと、基部と筒体との間に設けられた係合手段とから構成されている。
この係合手段は、筒体に突設されたピンと、このピンが係合するように基部の内周面に凹設された螺旋状のガイド溝とから構成されている。このガイド溝は、上下方向に延びるとともに筒体の周方向に延びるように形成されている。このハンドル装置によれば、基部の締結用ボルトを緩めることによって基部を筒体に対して上下方向に移動させることができる。このとき、ピンがガイド溝に係合していることから、ハンドルは、ピンの位置に応じて取付角度が変わる。
特開平3−208786号公報(第3−4頁、第1図)
特許文献1に開示されたハンドル装置においては、取付角度を変更することはできるが、ハンドルがフロントフォークの筒体に取付けられているために、ハンドルの取付位置を車体前側または後側に変えることはできないという問題がある。なお、フロントフォークの筒体は、所定のキャスター角をもって前下がりに傾斜しているから、ハンドルを前記筒体に沿わせて上下方向に移動させることによって、ハンドルの車体の前後方向の位置が変化するようになる。しかし、この原理を利用して前後方向の位置を所望の位置に合わせようとすると、ハンドルの高さが大きく変わってしまうため、このハンドル装置では操舵し難くなってしまうことがある。
本発明はこのような問題を解消するためになされたもので、ハンドルの取付角度と車体の前後方向の取付位置とをそれぞれ調整することができる自動二輪車のハンドル装置および自動二輪車を提供することを目的とする。
この目的を達成するために、本発明に係る自動二輪車のハンドル装置は、ステアリング軸の上端に取付けられたハンドルクラウンと、ハンドルクラウンに取付けられたハンドルと、ハンドルをハンドルクラウンに固定する固定手段とを備えた自動二輪車のハンドル装置であって、固定手段は、ハンドルクラウンとハンドルとを締結する締結手段と、ハンドルクラウンとハンドルの位置決めをする係合手段とから構成され、ハンドルクラウンに締結されるハンドルは、ハンドルクラウンに対して車体前後方向に移動可能とし、係合手段の係合部は、ハンドルの移動方向に沿って複数設けられているものである。
請求項2に記載した自動二輪車のハンドル装置は、請求項1に記載した自動二輪車のハンドル装置において、締結手段は、ハンドルクラウンとハンドルとを締結する接続部分において固定用ボルトを含むものである。
請求項3に記載した自動二輪車のハンドル装置は、請求項2に記載した自動二輪車のハンドル装置において、係合手段は、ハンドルクラウンとハンドルの一方に立設されたピンと、他方に設けられたピン孔とを含むものである。
請求項4に記載した自動二輪車のハンドル装置は、請求項3に記載した自動二輪車のハンドル装置において、ハンドルクラウンには固定用ボルトが挿入され、かつ車体前後方向に長いボルト孔が形成され、係合手段のピン孔またはピンは、前記ボルト孔に沿って複数設けられているものである。
請求項5に記載した自動二輪車のハンドル装置は、請求項3に記載した自動二輪車のハンドル装置において、ハンドルには固定用ボルトが挿入され、かつ車体前後方向に長いボルト孔が形成され、係合手段のピン孔またはピンは、前記ボルト孔に沿って複数設けられているものである。
請求項6に記載した自動二輪車のハンドル装置は、請求項1に記載した自動二輪車のハンドル装置において、ハンドルが取付けられるハンドルクラウンの取付面は、ハンドルクラウンを車体に装備し取付けた状態で略水平になるように形成されているものである。
請求項7に記載した自動二輪車のハンドル装置は、請求項1に記載した自動二輪車のハンドル装置において、固定用ボルトは、車体左側のハンドルをハンドルクラウンに固定する左側固定用ボルトと、車体右側のハンドルをハンドルクラウンに固定する右側固定用ボルトとから構成され、更に、ハンドルクラウンの下方に設けられて左側固定用ボルトと右側固定用ボルトとを連結する連結プレートを備えたものである。
請求項8に記載した自動二輪車のハンドル装置は、請求項1に記載した自動二輪車のハンドル装置において、係合手段は、締結手段に対して車幅方向両側に設けられたものである。
請求項9に記載した自動二輪車のハンドル装置は、請求項1に記載した自動二輪車のハンドル装置において、締結手段に対して車幅方向の一方に位置する係合手段の複数の係合部の間隔と、車幅方向の他方に位置する係合手段の複数の係合部の間隔を異なるように形成したものである。
請求項10に記載した自動二輪車のハンドル装置は、請求項2に記載した自動二輪車のハンドル装置において、固定用ボルトは、車幅方向外側に位置する第1のボルトと、車幅方向内側に位置する第2のボルトとによって構成され、係合手段は、第1のボルトと第2のボルトとの間に配設されているものである。
請求項11に記載した自動二輪車のハンドル装置は、請求項10に記載した自動二輪車のハンドル装置において、第2のボルトは第1のボルトより細く形成されているものである。
請求項12に記載した自動二輪車のハンドル装置は、請求項10に記載した自動二輪車のハンドル装置において、第1のボルトは、ハンドルクラウンの下方に位置する連結プレートに上方へ延びるように固定され、かつハンドルクラウンとハンドルを下方から貫通し、その上端部に第1のナットが螺合され、第2のボルトは、ハンドルクラウンとハンドルを上方から貫通し、連結プレートに固定された第2のナットに下端部が螺合しているものである。
請求項13に記載した自動二輪車のハンドル装置は、請求項7に記載した自動二輪車のハンドル装置において、左側固定用ボルトと右側固定用ボルトは、車幅方向外側に位置する第1のボルトと、車幅方向内側に位置する第2のボルトとによってそれぞれ構成され、左右の第1のボルトは、ハンドルクラウンの下方に位置する連結プレートに上方へ延びるように固定され、かつハンドルクラウンとハンドルとを下方から貫通し、その上端部に第1のナットが螺合され、左右の第2のボルトは、ハンドルクラウンとハンドルを上方から貫通し、連結プレートに固定された第2のナットに下端部が螺合しているものである。
請求項14に記載した自動二輪車は、請求項1に記載したハンドル装置を装備したものである。
請求項1ないし請求項5のうちいずれか一つに記載のハンドル装置によれば、ハンドルクラウンに支持されたハンドルは前後方向に移動可能であり、また移動させた状態で上方から見て取付角度を変えることができる。
請求項6記載の発明によれば、ハンドルの高さを変えることなく前後方向の位置を変えることができる。したがって、乗員は搭乗時の姿勢を大きく変えることなく、乗員の腕の長さに対応させてハンドルの位置を設定することができる。
請求項7記載の発明によれば、ハンドル位置を変えるとき左右のハンドルが互いに連動して前後方向に移動するようになる。したがって、左右のハンドルの前後方向の位置ずれが生じることがない。
請求項8記載の発明によれば、締結手段の両側に位置する二箇所の係合手段によってハンドルの前後方向の位置と、上方から見た状態での取付角度とを決めることができるから、確実に所望の位置に位置決めすることができる。
請求項9記載の発明によれば、ハンドルの前後方向の位置を変えることにより上方から見た状態での取付角度を容易に変更できる。
請求項10記載の発明によれば、ハンドルをハンドルクラウンに係合手段の両側の2本のボルトにより確実に固定できる。
請求項11記載の発明によれば、車幅方向内側に位置する第2のボルトが相対的に細いから、ハンドルの車幅方向内側の端部をコンパクトに形成することができる。
請求項12記載の発明によれば、第1のボルトはハンドルの支持軸として機能し、第2のボルトは上方から着脱可能であるから、ハンドルの取付位置を変えるためのボルトナットの緩めおよび締付け作業をハンドルの上方から行うことができる。したがって、この発明によれば、ハンドル位置を変えるときの作業性が向上する。
請求項13記載の発明によれば、ハンドル位置を変えるとき左右のハンドルが互いに連動して前後方向に移動するようになる。このため、左右のハンドルの前後方向の位置ずれが生じることを防ぐことができる。
請求項14記載の発明によれば、ハンドルを取付ける位置の自由度が高い自動二輪車を提供することができる。
以下、本発明に係る自動二輪車のハンドル装置を図1ないし図9によって詳細に説明する。
図1は本発明に係る自動二輪車のハンドル装置を示す平面図、図2は左側ハンドルの車幅方向内側の端部を拡大して示す平面図、図3は車体左側のハンドルの車体後側から見た状態を示す背面図、図4はハンドルクラウンの平面図、図5はハンドルとハンドルクラウンとの接続部分を拡大して示す断面図である。図5の破断位置を図4中にV−V線によって示す。図6は連結プレートの平面図、図7は連結プレートの車体後側から見た状態を示す背面図、図8はハンドルクラウンの縦断面図で、同図はハンドルクラウンをステアリング軸に取付けた状態で描いてある。図8の破断位置を図4中にVIII−VIII線によって示す。図9は本発明に係るハンドル装置を装備した自動二輪車の側面図である。
図1は本発明に係る自動二輪車のハンドル装置を示す平面図、図2は左側ハンドルの車幅方向内側の端部を拡大して示す平面図、図3は車体左側のハンドルの車体後側から見た状態を示す背面図、図4はハンドルクラウンの平面図、図5はハンドルとハンドルクラウンとの接続部分を拡大して示す断面図である。図5の破断位置を図4中にV−V線によって示す。図6は連結プレートの平面図、図7は連結プレートの車体後側から見た状態を示す背面図、図8はハンドルクラウンの縦断面図で、同図はハンドルクラウンをステアリング軸に取付けた状態で描いてある。図8の破断位置を図4中にVIII−VIII線によって示す。図9は本発明に係るハンドル装置を装備した自動二輪車の側面図である。
これらの図において、符号1で示すものは、この実施の形態による自動二輪車のハンドル装置を示す。この実施の形態によるハンドル装置1は、図9に示すように、いわゆるオンロードタイプの自動二輪車Aに装備されるものである。図9において、符号Bは前輪を示し、Cはフロントフォーク、Dは燃料タンク、Eはシート、Fはエンジン、Gは後輪、Hはリヤアームをそれぞれ示す。
ハンドル装置1は、図8に示すように、ステアリング軸2の上端部に固定されたハンドルクラウン3と、このハンドルクラウン3の上部に取付けられた左右一対のハンドル4,5とを備えている。
ハンドル装置1は、図8に示すように、ステアリング軸2の上端部に固定されたハンドルクラウン3と、このハンドルクラウン3の上部に取付けられた左右一対のハンドル4,5とを備えている。
前記ステアリング軸2は、軸受6,7によって車体フレーム8のヘッドパイプ9に左右方向に回動自在に支持されている。すなわち、ハンドルクラウン3は、このステアリング軸2を介してヘッドパイプ9に操舵自在に支持されている。
前記ステアリング軸2の下端部には、フロントフォークCのアンダーブラケット10が取付けられている。このアンダーブラケット10と前記ハンドルクラウン3は、フロントフォークCの左右一対の筒体を保持するように構成されている。
前記ステアリング軸2の下端部には、フロントフォークCのアンダーブラケット10が取付けられている。このアンダーブラケット10と前記ハンドルクラウン3は、フロントフォークCの左右一対の筒体を保持するように構成されている。
前記ハンドルクラウン3は、アルミニウム合金を材料として鋳造によって板状に形成されている。このハンドルクラウン3の車幅方向の中央部には、図4に示すように、ステアリング軸2を固定するための後側取付孔11と、図示していないキースイッチを取付けるための前側取付孔12とが前後方向に並ぶ状態で形成されている。ハンドルクラウン3の車幅方向の両端部には、フロントフォークの前記筒体が嵌合する円形孔13を有するフォーク取付部14が設けられている。
このフォーク取付部は、車体前側の端部が左右方向に分断された断面C字状に形成されている。このフォーク取付部14は、前記分断部分に図示していない締結用ボルトが締付けられることによって、円形孔13の孔径が小さくなり、フロントフォークの筒体を緊縛し、これを保持する。
ハンドルクラウン3におけるフォーク取付部14より車幅方向内側の部位には、後述するハンドル4を取付けるための取付面15が形成されている。
この取付面15は、図8に示すように、ハンドルクラウン3を車体に装備した状態で略水平になるように形成されている。この取付面15には、図4に示すように、本発明でいうハンドルクラウン3側のボルト孔を構成する第1の長孔16と第2の長孔17とが穿設されるとともに、本発明でいう係合手段18(図5参照)の一部を構成する複数のピン孔19,19‥‥とが穿設されている。この係合手段18は、ハンドルクラウン3とハンドル4,5の位置決めをするものである。
この取付面15は、図8に示すように、ハンドルクラウン3を車体に装備した状態で略水平になるように形成されている。この取付面15には、図4に示すように、本発明でいうハンドルクラウン3側のボルト孔を構成する第1の長孔16と第2の長孔17とが穿設されるとともに、本発明でいう係合手段18(図5参照)の一部を構成する複数のピン孔19,19‥‥とが穿設されている。この係合手段18は、ハンドルクラウン3とハンドル4,5の位置決めをするものである。
第1の長孔16と第2の長孔17は、それぞれ前後方向に長くなるように形成されており、車幅方向に並ぶ状態で取付面15に穿設されている。第1の長孔16は、第2の長孔17より車体外側に位置付けられている。
前記複数のピン孔19は、取付面15における第1の長孔16の車体外側に隣接する部位(以下、この部位を単に第1の長孔16の外側という)と、第1の長孔16と第2の長孔17との間の部位(以下、この部位を単に長孔どうしの間という)とにそれぞれ設けられている。
この実施の形態では、第1の長孔16の外側と、長孔どうしの間とにそれぞれ3つのピン孔19が前後方向(長孔16,17に沿う方向)に所定の間隔をおいて並ぶように穿設されている。これらのピン孔19は、図5に示すように、ハンドルクラウン3を上下方向に貫通するように穿設されている。
第1の長孔16の外側に位置する3つのピン孔19のピン孔間の間隔は、他方の3つのピン孔19のピン孔間の間隔とは異なるように形成されている。この実施の形態では、第1の長孔16の外側に位置する3つのピン孔19のピン孔間の間隔は、長孔どうしの間に位置する3つのピン孔19のピン孔間の間隔より広くなるように形成されている。また、この実施の形態によるハンドルクラウン3においては、図4において、長孔どうしの間に位置する3つのピン孔19より車体前側に水抜き用の貫通孔20が穿設されている。
車体左側のハンドル4と車体右側のハンドル5とは車幅方向に対称となるように形成されている。このため、ここにおいては、車体左側のハンドル4についてのみ説明し、車体右側のハンドル5については、同一符号を付し詳細な説明は省略する。
ハンドル4は、図1〜図3および図5に示すように、前記ハンドルクラウン3の取付面15に第1のボルト21と第2のボルト22などを有する固定手段23によって固定された基部24と、この基部24から車体の外側に延びるハンドルバー25とから構成されている。この実施の形態によるハンドル4は鍛造によって形成されている。
車体左側のハンドル4には、図1に示すように、グリップ26と、クラッチレバー27と、スイッチボックス28などが取付けられている。車体右側のハンドルには、スロットルグリップ29と、フロントブレーキレバー30と、スイッチボックス31などが取付けられている。
前記基部24は、図2および図3に示すように、本発明でいうハンドル側のボルト孔を構成する第1のボルト孔32と第2のボルト孔33とが穿設されている。第1のボルト孔32は、基部24を取付面15の上に重ねた状態で前記第1の長孔16と連通する位置に形成されている。第2のボルト孔33は、基部24を取付面15の上に重ねた状態で前記第2の長孔17と連通する位置に形成されている。
基部24の下面は、その全域において取付面15の上面に接触するように平坦に形成されている。この下面における第1のボルト孔32の両側には、前記ピン孔19とともに本発明でいう係合手段18の係合部を構成する2本のピン34,34が立設されている。これらのピン34は、前記ピン孔19内に嵌合する大きさに形成されており、図2に示すように、第1のボルト孔32の車体左側と車体右側とにそれぞれ配設されている。
これらの2本のピン34,34の間隔は、ハンドルクラウン3に形成された車体外側のピン孔19の列(以下、このピン孔19の列を外側列という)と、車幅方向内側のピン孔19の列(以下、このピン孔19の列を内側列という)との間隔と一致するように形成されている。すなわち、これら2本のピン34は、図4において、外側列の3つのピン孔19と、内側列の3つのピン孔19のうち車幅方向に並ぶ一対のピン孔19,19に嵌合することになる。この実施の形態では前記一対のピン孔19,19は3組形成されているから、ハンドル4は、前後方向の3箇所のうちいずれか1箇所に取付位置を変えることができる。
また、基部24における第1のボルト孔32と第2のボルト孔33との間であって車体前側には、図2および図5に示すように、上端が両ボルト孔32,33の座ぐり部32a,33aに開口しかつ下端が基部24の下面に開口する水抜き用の孔35が穿設されている。この水抜き用の孔35は、前記座ぐり部32a,33aに浸入した水をハンドルクラウン3の長孔どうしの間のピン孔19や前記貫通孔20を通して下方に排出するためのものである。
ハンドル4をハンドルクラウン3に固定する前記固定手段23は、図5に示すように、ハンドルクラウン3とハンドル4との接続部分において上下方向に延びる第1のボルト21と第2のボルト22とを有する締結手段36と、ハンドルクラウン3の前記ピン孔19およびハンドル4の前記ピン34からなる係合手段18とによって構成されている。この実施の形態においては、前記第1のボルト21と第2のボルト22とによって、本発明でいう固定用ボルトが構成されている。また、車体左側のハンドル4をハンドルクラウン3に固定する第1のボルト21と第2のボルト22とによって請求項7でいう左側固定用ボルトが構成され、車体右側のハンドル5をハンドルクラウン3に固定する第1のボルト21と第2のボルト22とによって請求項7でいう右側固定用ボルトが構成されている。
前記締結手段36は、図5に示すように、第1のボルト21と、第1の長孔16と、第1のボルト孔32と、第1のボルト21に螺着した第1のナット37と、第2のボルト22と、第2の長孔17と、第2のボルト孔33と、第2のボルト22に螺着した第2のナット38とによって構成されている。
第1のボルト21は、図5〜図7に示すように、ハンドルクラウン3の下方に位置する連結プレート41に上方へ延びるように固定されており、ハンドルクラウン3とハンドル4とを下方から貫通している。第1のボルト21の上端部には、雌ねじ部42が形成されており、止めねじ43が螺着されている。この止めねじ43は、ハンドル4の基部24の上面に化粧板44を取付けている。この化粧板44は、図1において車体右側のハンドル5に取付けてあるように、第1および第2のボルト21,22を上方から覆うものである。
前記連結プレート41は、鋼材によって車幅方向に延びる板状に形成されている。この連結プレート41の車体左側の端部には、左側のハンドル4用の第1のボルト21が溶接され、車体右側の端部には、右側のハンドル5用の第1のボルト21が溶接されている。また、連結プレート41における第1のボルト21より車幅方向内側には、図6に示すように、第2のボルト22を通す長孔45が穿設されるとともに、フランジ付き六角ナットからなる第2のナット38が保持部材46によって保持されている。
この保持部材46は、図6および図7に示すように、第2のナット38の六角部38aが嵌合する平面視四角形の穴46aが形成され、第2のナット38のフランジ部38bを連結プレート41と協働して挟む状態で連結プレート41の下面に溶接されている。前記四角形の穴46aは、第2のナット38が車体の前後方向に移動することができる大きさに形成されている。この実施の形態による連結プレート41の車体前側の端部には、図1中に二点鎖線で示すケーブル・ワイヤ51などを通すためのガイド部材52が溶接されている。
前記第2のボルト22は、第1のボルト21より細いものが用いられており、図5に示すように、ハンドルクラウン3とハンドル4とを上方から貫通し、前記連結プレート41に保持された第2のナット38に螺合している。
このように構成された自動二輪車のハンドル装置1において、ハンドル4をハンドルクラウン3に取付けるためには、先ず、連結プレート41に立設された第1のボルト21をハンドルクラウン3の第1の長孔16に下方から挿入する。そして、ハンドルクラウン3の上にハンドル4を重ねるとともに、第1のボルト21をハンドル4の第1のボルト孔32に挿入する。
この状態で第1のボルト21に第1のナット37を螺合させるとともに、ピン34をピン孔19に嵌合させる。このとき、2本のピン34は、前後方向に3組並ぶピン孔19のいずれか一つに嵌合させる。
このようにピン34がピン孔19に嵌合することにより、ハンドル4がハンドルクラウン3に位置決めされる。この位置決め状態で第1のナット37を締め込むとともに、第2のボルト22を上方からハンドル4の第2のボルト孔33とハンドルクラウン3の第2の長孔17とに挿通させ、第2のナット38に螺着させる。第1のナット37の締付けと第2のボルト22の締付けが終了することによって、ハンドル4の固定作業が終了する。
このようにピン34がピン孔19に嵌合することにより、ハンドル4がハンドルクラウン3に位置決めされる。この位置決め状態で第1のナット37を締め込むとともに、第2のボルト22を上方からハンドル4の第2のボルト孔33とハンドルクラウン3の第2の長孔17とに挿通させ、第2のナット38に螺着させる。第1のナット37の締付けと第2のボルト22の締付けが終了することによって、ハンドル4の固定作業が終了する。
ハンドル4の取付位置を変えるためには、第1のナット37と第2のボルト22とを緩め、ピン34とピン孔19との嵌合状態が外れるまでハンドル4をハンドルクラウン3から持ち上げる。そして、左右のハンドル4を同時に前方または後方に移動させ、所望のピン孔19にピン34を嵌合させる。
この実施の形態においては、車幅方向に並ぶ一対のピン孔19は前後方向に3組形成されているから、ハンドル4の前後方向の位置は、前側位置と、中央位置と、後側位置とのうちいずれか一つの位置に設定される。また、ハンドル4を上方から見た状態での取付角度は、ピン孔19の前後方向の間隔が外側列と内側列とにおいて異なることから、ハンドル4の前後方向の取付位置に対応して変化する。
すなわち、ハンドル4を後側位置に取付けた場合(図4中に二点鎖線P1で示す)は、中央位置に取付けた場合(図4中に二点鎖線P2で示す)に較べて、車体の前後方向に対するハンドルバー25の傾斜角度(ハンドル絞り角)が小さくなる。一方、ハンドル4を前側位置に取付けた場合(図4中に二点鎖線P3で示す)は、中央位置に取付けた場合に較べて、車体の前後方向に対するハンドルバーの傾斜角度(ハンドル絞り角)が大きくなる。
このようにハンドル4の前後方向の位置を決めた後、第1のナット37と第2のボルト22とを締付けることによって、ハンドルの位置を変える作業が終了する。
このようにハンドル4の前後方向の位置を決めた後、第1のナット37と第2のボルト22とを締付けることによって、ハンドルの位置を変える作業が終了する。
したがって、上述した自動二輪車のハンドル装置1においては、ハンドル4,5の取付位置を前後方向に容易に変更することができるとともに、上方から見た状態でのハンドル4,5の取付角度を変えることができる。
この実施の形態による自動二輪車のハンドル装置1においては、ハンドル4,5が取付けられる取付面15は略水平に形成されているから、ハンドル4,5の高さを変えることなく前後方向の位置を変えることができる。
この実施の形態による自動二輪車のハンドル装置1は、連結プレート41に左右のハンドル4,5の第1のボルト21,21が設けられているから、ハンドル4,5の前後方向の位置を変えるときは、左右のハンドル4,5が互いに連動する状態で前後方向に移動するようになる。このため、左右のハンドル4,5の前後方向の位置にずれが生じることがなく、左右のハンドル4,5を正しくかつ早く所定の位置に位置決めすることができる。
この実施の形態による自動二輪車のハンドル装置1は、連結プレート41に左右のハンドル4,5の第1のボルト21,21が設けられているから、ハンドル4,5の前後方向の位置を変えるときは、左右のハンドル4,5が互いに連動する状態で前後方向に移動するようになる。このため、左右のハンドル4,5の前後方向の位置にずれが生じることがなく、左右のハンドル4,5を正しくかつ早く所定の位置に位置決めすることができる。
この実施の形態による自動二輪車のハンドル装置1においては、ピン34とピン孔19とからなる係合手段18が第1のボルト孔32および第1の長孔16に対して車幅方向の両側にそれぞれ設けられている。このため、この実施の形態によるハンドル装置1によれば、これら二箇所の係合手段18によってハンドル4,5を確実に位置決めすることができる。
この実施の形態による自動二輪車のハンドル装置1においては、第1の長孔16の外側に位置する複数のピン孔19の間隔は、長孔どうしの間に位置する複数のピン孔19の間隔とは異なるように形成されている。このため、このハンドル装置1によれば、ハンドル4,5の前後方向の位置を変えることによって、ハンドル4,5の上方から見た状態での取付角度を変えることができる。したがって、左右のハンドル4,5において前記取付角度を変えるに当たって、両ハンドル4,5の取付角度を容易に一致させることができる。
この実施の形態による自動二輪車のハンドル装置1においては、ハンドル4,5は、第1のボルト21と第2のボルト22とによってハンドルクラウン3に固定され、これら両ボルト21,22の間にピン34とピン孔19とからなる係合手段18が配設されている。このため、このハンドル装置1によれば、ハンドル4,5をハンドルクラウン3に2本のボルト21,22によって確実に固定することができ、係合手段18の両側を2本のボルト21,22によって確実に係合状態を保つことができる。
この実施の形態による自動二輪車のハンドル装置1においては、第2のボルト22が第1のボルト21より細いから、ハンドル4,5の車幅方向内側の端部をコンパクトに形成することができる。
この実施の形態による自動二輪車のハンドル装置1においては、第1のボルト21に第1のナット37を上方から螺合させることができ、第2のボルト22を連結プレート41の第2のナット38に上方から螺合させることができる。このため、このハンドル装置1によれば、第1のボルト21はハンドル4,5の支持軸として機能し、第2のボルト22は上方から着脱可能であるから、ハンドル4,5の取付位置を変えるためにボルト・ナットを緩めたり締付けたりする作業をハンドル4,5を見易い上方のみから容易に行うことができる。
上述した実施の形態においては、ピン34がピン孔19に嵌合する例を示したが、ピン34の外径をピン孔19の孔径より小さく形成し、これらが遊嵌状態で嵌合する構成を採ることもできる。この構成を採ることにより、ピン34がピン孔19内に挿入されている状態でハンドル4,5の上方から見た状態での取付角度を微調整することが可能になる。
上述した実施の形態においては、2本のボルト21,22によってハンドル4,5をハンドルクラウン3に固定し、2本のピン34,34をそれぞれピン孔19に嵌合させる例を示したが、固定用のボルト21,22とピン34,34はそれぞれ1本ずつとすることができる。
上述した実施の形態においては、車体外側に位置する第1のボルト21が連結プレート41に設けられる例を示したが、車幅方向内側に位置する第2のボルト22を上方にねじ部が位置するように連結プレートに溶接し、車体外側に位置する第1のボルト21を上方から連結プレート41側のナットに螺着させる構成を採ることもできる。
上述した実施の形態においては、ピン34がハンドル4,5に設けられ、ピン孔19がハンドルクラウン3に設けられる例を示したが、ピン34をハンドルクラウン3に立設し、ピン孔19をハンドル4,5に設けても同等の効果を奏する。
上述した実施の形態においては、ピン34がハンドル4,5に設けられ、ピン孔19がハンドルクラウン3に設けられる例を示したが、ピン34をハンドルクラウン3に立設し、ピン孔19をハンドル4,5に設けても同等の効果を奏する。
1…ハンドル装置、3…ハンドルクラウン、4,5…ハンドル、15…取付面、16…第1の長孔、17…第2の長孔、18…係合手段、19…ピン孔、21…第1のボルト、22…第2のボルト、23…固定手段、32…第1のボルト孔、33…第2のボルト孔、34…ピン、36…締結手段、37…第1のナット、38…第2のナット、41…連結プレート。
Claims (14)
- ステアリング軸の上端に取付けられたハンドルクラウンと、
ハンドルクラウンに取付けられたハンドルと、
ハンドルをハンドルクラウンに固定する固定手段とを備えた自動二輪車のハンドル装置であって、
固定手段は、ハンドルクラウンとハンドルとを締結する締結手段と、
ハンドルクラウンとハンドルの位置決めをする係合手段とから構成され、
ハンドルクラウンに締結されるハンドルは、ハンドルクラウンに対して車体前後方向に移動可能とし、
係合手段の係合部は、ハンドルの移動方向に沿って複数設けられていることを特徴とする自動二輪車のハンドル装置。 - 請求項1記載の自動二輪車のハンドル装置において、
締結手段は、ハンドルクラウンとハンドルとを締結する接続部分において固定用ボルトを含むことを特徴とする自動二輪車のハンドル装置。 - 請求項2記載の自動二輪車のハンドル装置において、
係合手段は、ハンドルクラウンとハンドルの一方に立設されたピンと、他方に設けられたピン孔とを含むことを特徴とする自動二輪車のハンドル装置。 - 請求項3記載の自動二輪車のハンドル装置において、
ハンドルクラウンには固定用ボルトが挿入され、かつ車体前後方向に長いボルト孔が形成され、
係合手段のピン孔またはピンは、前記ボルト孔に沿って複数設けられていることを特徴とする自動二輪車のハンドル装置。 - 請求項3記載の自動二輪車のハンドル装置において、
ハンドルには固定用ボルトが挿入され、かつ車体前後方向に長いボルト孔が形成され、
係合手段のピン孔またはピンは、前記ボルト孔に沿って複数設けられていることを特徴とする自動二輪車のハンドル装置。 - 請求項1記載の自動二輪車のハンドル装置において、
ハンドルが取付けられるハンドルクラウンの取付面は、ハンドルクラウンを車体に装備し取付けた状態で略水平になるように形成されていることを特徴とする自動二輪車のハンドル装置。 - 請求項1記載の自動二輪車のハンドル装置において、
固定用ボルトは、車体左側のハンドルをハンドルクラウンに固定する左側固定用ボルトと、
車体右側のハンドルをハンドルクラウンに固定する右側固定用ボルトとから構成され、
更に、ハンドルクラウンの下方に設けられて左側固定用ボルトと右側固定用ボルトとを連結する連結プレートを備えたことを特徴とする自動二輪車のハンドル装置。 - 請求項1記載の自動二輪車のハンドル装置において、
係合手段は、締結手段に対して車幅方向両側に設けられたことを特徴とする自動二輪車のハンドル装置。 - 請求項1記載の自動二輪車のハンドル装置において、
締結手段に対して車幅方向の一方に位置する係合手段の複数の係合部の間隔と、車幅方向の他方に位置する係合手段の複数の係合部の間隔を異なるように形成したことを特徴とする自動二輪車のハンドル装置。 - 請求項2記載の自動二輪車のハンドル装置において、
固定用ボルトは、車幅方向外側に位置する第1のボルトと、
車幅方向内側に位置する第2のボルトとによって構成され、
係合手段は、第1のボルトと第2のボルトとの間に配設されていることを特徴とする自動二輪車のハンドル装置。 - 請求項10記載の自動二輪車のハンドル装置において、
第2のボルトは第1のボルトより細く形成されていることを特徴とする自動二輪車のハンドル装置。 - 請求項10記載の自動二輪車のハンドル装置において、
第1のボルトは、ハンドルクラウンの下方に位置する連結プレートに上方へ延びるように固定され、かつハンドルクラウンとハンドルを下方から貫通し、その上端部に第1のナットが螺合され、
第2のボルトは、ハンドルクラウンとハンドルを上方から貫通し、連結プレートに固定された第2のナットに下端部が螺合していることを特徴とする自動二輪車のハンドル装置。 - 請求項7記載の自動二輪車のハンドル装置において、
左側固定用ボルトと右側固定用ボルトは、
車幅方向外側に位置する第1のボルトと、
車幅方向内側に位置する第2のボルトとによってそれぞれ構成され、
左右の第1のボルトは、ハンドルクラウンの下方に位置する連結プレートに上方へ延びるように固定され、かつハンドルクラウンとハンドルとを下方から貫通し、その上端部に第1のナットが螺合され、
左右の第2のボルトは、ハンドルクラウンとハンドルを上方から貫通し、連結プレートに固定された第2のナットに下端部が螺合していることを特徴とする自動二輪車のハンドル装置。 - 請求項1記載のハンドル装置を装備したことを特徴とする自動二輪車。
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