JP2009107566A - 自動二輪車 - Google Patents

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恭栄 三浦
Taihei Kawashima
大平 川島
Yuta Kobayashi
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Abstract

【課題】車両の外観を悪化させることなく、車両装備を後輪の側方に支持することのできる自動二輪車を提供する。
【解決手段】自動二輪車は、車体の前後方向に延伸し、後輪4の上方に位置するシート11を支持するバックステー24と、後輪4の側方に配置されるとともに、上部にバックステー24に固定される上部ブラケット42を有するドレスガード40と、を備える。上部ブラケット42は、当該上部ブラケット42からバックステー24側に延伸するボルト46,46によって、バックステー24に固定され、ボルト46,46は、その延伸方向が上下方向に向くように上部ブラケット42とバックステー24とに取り付けられている。
【選択図】図5

Description

本発明は、自動二輪車において、後輪の側方に配置される車両装備を車体に取り付ける構造に関する。
従来、遠出をする際に必要となる物を入れるためのツーリングバッグが、後輪の側方に配置された自動二輪車がある。また、後輪の側方に格子状のガードが配置された自動二輪車もある(例えば、特許文献1)。
後輪の側方に配置されるこのような装備は、一般的に、ボルトや螺子など、一方向に長い締結具で、シートを支持するフレームに取り付けられている。例えば、特許文献1に開示される自動二輪車では、フレームには下方に延びるブラケットが設けられ、ガードの上部にも、フレームのブラケットの位置まで上方に延びるブラケットが設けられている。そして、これら2つのブラケットの対応する位置にボルト穴が形成され、これらのボルト穴に側方からボルトが挿通されることによって、ガードがフレームに固定されている。
特許第3308340号
しかしながら、特許文献1に開示される自動二輪車では、フレームのブラケットとガードのブラケットとに、側方からボルトが挿通されており、車体を側方から見たときにボルトが目立ち、車体の外観が悪化する。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、その目的の一つは、車両の外観を悪化させることなく、車両装備を後輪の側方に支持することのできる自動二輪車を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係る自動二輪車は、車体の前後方向に延伸し、後輪の上方に位置するシートを支持するフレームと、前記後輪の側方に配置されるとともに、上部に前記フレームに固定されるブラケットを有する車両装備とを備える。そして、前記車両装備の前記ブラケットは、当該ブラケットから前記フレーム側に延伸する締結具によって、前記フレームに固定され、前記締結具は、その延伸方向が上下方向に向くように前記ブラケットと前記フレームとに取り付けられる。
本発明によれば、締結具の延伸方向が上下方向に向くように、当該締結具が設けられているので、車体を側方から見たときの外観の悪化を抑制できる。
ここで、車両装備とは、搭乗者によって車体からの取り外しが可能な部品であり、例えば、遠出をする際に必要となる物を収容するツーリングバッグや、格子状のガードなどである。また、締結具とは、ボルトや螺子等である。
以下、本発明の一実施の形態について図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の実施形態の例である自動二輪車1の側面図であり、図2は自動二輪車1の平面図であり、図3は自動二輪車1の後部の側面図である。なお、ここでは、車両装備としてドレスガード40が後輪4の側方に配置される場合を例にして説明する。
図1又は図2に示すように、自動二輪車1は、前輪3と、後輪4と、エンジン10と、シート11、車体フレーム20と、リアフェンダ30、ドレスガード40と、左右一対のリアサイドカバー50とを備えている。また、車体フレーム20は、ヘッドパイプ21と、メインフレーム22と、シートレール23と、バックステー24とを含んでいる。メインフレーム22と、シートレール23と、バックステー24は、左右一対で設けられている。なお、図1又は図2においては、左側のバックステー24のみが示されている。
図1に示すように、ヘッドパイプ21は、車体フレーム20の前端に設けられ、ステアリングシャフト5を支持している。ステアリングシャフト5は、アンダーブラケット6及びアッパーブラケット7を介して、フロントフォーク8に接続されている(図2参照)。フロントフォーク8は、その下端部によって前輪3の車軸を支持している。アッパーブラケット7にはハンドル9が接続されている。ハンドル9は、ステアリングシャフト5を中心として、フロントフォーク8及び前輪3とともに左右に回転する。
ヘッドパイプ21には、メインフレーム22の前端が接続されている。メインフレーム22は、車体後部に向かって斜め下方に延伸している。エンジン10は、このメインフレーム22の下方に配置され、当該メインフレーム22によって支持されている。エンジン10の後方(Frが示す方向とは反対の方向)には、メインフレーム22によって支持されたピボット軸12が配置されている。このピボット軸12には、リアアーム13の前端が取り付けられている。リアアーム13の後端部は後輪4の車軸4aに取り付けられている。エンジン10から出力された駆動力は、不図示のチェーンを介して、後輪4に伝達される。
シートレール23の前端はメインフレーム22,22の途中の位置に接続されている。シートレール23は、車体後方に向かって延伸し、その上方に配置されたシート11を支持している。
図1に示すように、シート11は所謂タンデムシートであり、ハンドル9等を操作する運転者が座る前部シート11aと、運転者の後ろで自動二輪車1に同乗する同乗者が座る後部シート11bとを有している。後部シート11bは、前部シート11aに連なっている。また、後部シート11bは、後輪4の上方に位置している。
バックステー24の前端は、メインフレーム22に接続されている。その接続位置は、メインフレーム22とシートレール23との接続位置より下方(後方)の位置に位置している。バックステー24は、その前端から、車体後部に向かって斜め上方に延伸し、その後端はシートレール23に接続されている。そして、バックステー24は、シートレール23とともに、シートレール23の上方に配置されたシート11を支持している。
図3に示すように、後部シート11bの下方であって後輪4の側方(車幅方向の外側、Woが示す方向)には、後部シート11bに座る同乗者が足を乗せるためのフットレスト25が設けられている。バックステー24の途中の位置には、斜め下方に伸びる一対のフットレストステー24a,24aが接続されており、当該フットレストステー24a,24aの先端にフットレスト25が設けられている。
リアサイドカバー50は、シートレール23と、バックステー24の側方において、前後方向に伸びるように配置され、これらシートレール23とバックステー24を側方から覆っている。
また、リアサイドカバー50は、シートレール23とバックステー24の車幅方向の外側において、側方に張り出す形状である。図4は、図3のIV−IV線の断面図である。図4に示すように、シート11は、シートレール23の上方に配置され、その縁11cは、シートレール23の側方に位置している。そして、シート11の縁11cとシートレール23との間に、リアサイドカバー50の上縁50aが位置している。リアサイドカバー50は、上縁50aから側方に張り出し、端縁50bにおいて屈曲し、車幅方向の中央側(Woが示す方向とは反対方向)に伸びている。そして、その下縁50cは、バックステー24の下方に位置し、当該バックステー24に沿って前後方向に伸びている(図3参照)。
リアフェンダ30は、後輪4の斜め上方に配置され、当該後輪4を覆っている。図5は、リアサイドカバー50及びシート11を車体から取り外した状態の車体後部の側面図である。図5に示すように、リアフェンダ30は、シートレール23の後端部23aの下方に位置し、灯火器35等を支持する支持部30aと、当該支持部30aの下端縁30bから、さらに下方に伸びる後側泥除け部30cとを有している(図3参照)。
また、リアフェンダ30は、支持部30aの上面30hから、左側のバックステー24と右側のバックステーとの間において、前方に向かって伸びる前側泥除け部30dを有している。この前側泥除け部30dは、後輪4の上方に位置している。その車幅方向の縁30eは、車幅方向に広がるフランジ状を呈しており、バックステー24の下方において、当該バックステー24に沿って前方に延伸している。なお、この縁30eには、フットレストステー24a,24aとの干渉を避けるために、切り欠き30f,30fが形成されている。また、縁30eには、後述するドレスガード40との干渉を避けるために、切り欠き30g,30gが形成されている。
ドレスガード40について説明する。ドレスガード40は、後輪4の側方に配置される略矩形の枠を有する格子状の部品である。図6はバックステー24に取り付けられているドレスガード40の上部の側面図であり、図7はドレスガード40を後方から臨む図であり、図8はドレスガード40の平面図である。図9は図3のIX−IX線の断面図であり、図10は図3のX−X線の断面図であり、図11は図10に示すXI−XI線の断面図である。図3又は図6に示すように、ドレスガード40は、ガード本体41と、上部ブラケット42と、前部ブラケット43とを含んでいる。また、ガード本体41は、外枠部41aと、複数(ここでは3つ)のバー部41bとを含んでいる。
外枠部41aは、側面視では略矩形であり、リアフェンダ30と、フットレストステー24a,24aとに囲まれる位置に配置されている(図3参照)。図3に示すように、外枠部41aは、上枠部41cと、下枠部41dと、前枠部41eと、後枠部41fとを含んでいる。上枠部41cは、外枠部41aの上縁を構成し、バックステー24の下方において、当該バックステー24に沿って斜め前後方向に延伸している。下枠部41dは、外枠部41aの下縁を構成し、同乗者用のフットレスト25より低い位置において、前後方向に延伸している。また、その後端41gは、側面視では後輪4より後方に位置している。前枠部41eは、上枠部41cの前端から下枠部41dの前端に向かって、フットレストステー24aに沿って斜め上下方向に延伸している。後枠部41fは、上枠部41cの後端から下枠部41dの後端41gに向かって斜めに延伸している。バー部41bは、前枠部41eと後枠部41fとの間に掛け渡されている。
図3に示すように、下部ブラケット43は、前枠部41eから前方に伸びる板状の部材であり、その基部は前枠部41eに溶接で固定されている。下部ブラケット43は、フットレスト25を支持するブラケット25aにボルト26によって取り付けられている(図3参照)。なお、図8に示すように、下部ブラケット43の裏側にはナット43aが設けられており、ボルト26に当該ナット43aが締め付けられることで、下部ブラケット43はブラケット25aに固定されている(図3参照)。
上部ブラケット42は、上枠部41cから上方に伸び、バックステー24に複数(ここでは2つ)のボルト46,46で固定される。そのとき、ボルト46,46は、その長手方向が上下方向に向くように、上部ブラケット42とバックステー24とに取り付けられる。以下、上部ブラケット42の取付構造について詳細に説明する。
図6乃至図8に示すように、上部ブラケット42は、断面L字状であり、側板部42aと、上板部42bとを含んでいる。側板部42aは、上枠部41cから上方に延伸する板状であり、上枠部41cに溶接で固定されている。上板部42bは、側板部42aの上縁から車幅方向の中心側に屈曲して伸びる板状である。図6に示すように、この上板部42bには取付孔42c,42cが形成され、当該取付孔42c,42cにボルト46,46が上下方向に挿通されている。上板部42bの上面には、円筒状のカラー44,44が溶接で固定されている。カラー44,44は、取付孔42c,42cの縁から上方に延伸している。
図6に示すように、バックステー24の後端部には、フレーム側ブラケット24bが固定されている。このフレーム側ブラケット24bも断面L字状であり、バックステー24の下方において、前後方向に延伸する板状の取付板部24cを有している(図9又は図10参照)。取付板部24cは、上部ブラケット42の上板部42bから上下方向に離れた位置に位置し、当該上板部42bに上下方向に向き合っている。取付板部24cにも、ボルト46,46が上下方向に挿通される2つの取付孔24d,24dが形成されている。
図6又は図9に示すように、ボルト46,46は、上部ブラケット42の取付孔42c,42cに、下方から挿通され、カラー44,44を通って、フレーム側ブラケット24bの取付孔24d,24dに挿通される。そして、ボルト46,46の端部には、ナット48,48が締め付けられている。なお、ナット48,48は、バックステー24の下方に位置し、フレーム側ブラケット24bの取付板部24cの裏側(上面)に固定されている。
また、フレーム側ブラケット24bは、取付板部24cの車幅方向の外側の端縁からバックステー24の外周面に向かって伸び、当該外周面に溶接で固定される側板部24fを有している。
図6,図9又は図10に示すように、上部ブラケット42の側板部42aは、ボルト46,46の頭部46a,46bの車幅方向の外側に位置し、当該頭部46a,46bを被覆している。また、フレーム側ブラケット24bの側板部24fは、ナット48,48の車幅方向の外側に位置し、当該ナット48,48を被覆している。
上述したように、リアフェンダ30に設けられたフランジ状の縁30eは、バックステー24の下方において、前後方向に延伸している。そして、その一部は、上部ブラケット42とフレーム側ブラケット24bとの間に位置している(図5,図9又は図10参照)。そして、図5及び図11に示すように、当該一部には、縁30eとカラー44,44との干渉を避けるための切り欠き30g,30gが形成されている。切り欠き30g,30gの縁は、カラー44,44の外周面を囲むように、半円形状を呈している。
図12は、図10のXII−XII線におけるリアサイドカバー50の断面図である。図9又は図10に示すように、リアサイドカバー50の下端縁50cは、バックステー24の下方において、当該バックステー24に沿って前後方向に延伸し、下端縁50cの一部は、上部ブラケット42とフレーム側ブラケット24bとの間に位置する。図12に示すように、当該一部にも、カラー44,44との干渉を避けるための切り欠き50d,50fとが形成されている。この切り欠き50d,50fは、カラー44,44の外周面を囲むように半円形状を呈している。
リアサイドカバー50の切り欠き50d,50fの縁と、リアフェンダ30の切り欠き30g,30gの縁は、間に隙間を有しつつ、車幅方向に互いに向き合うよう設けられている(図11参照)。そして、カラー44,44は、当該隙間に挿通されており、カラー44,44及びボルト46,46の延伸方向は略上下方向に向いている。
図3に示すように、リアサイドカバー50は、バックステー24と、フラーム側ブラケット24bとを車幅方向の外側側方から覆い、その下端縁50cは、フレーム側ブラケット24bの下方に位置している。これによって、ドレスガード40を車体から取り外した場合、すなわち、上部ブラケット42をフレーム側ブラケット24bから取り外した場合においても、フレーム側ブラケット24bがリアサイドカバー50によって被覆された状態は維持される。
なお、リアサイドカバー50の下端縁50cは、リアフェンダ30の縁30eの下方に位置している(図10又は図11参照)。また、リアサイドカバー50に形成された切り欠き50d,50fのうち、後側に位置する切り欠き50fには、前後方向に長い切り欠き50gが連なっている(図12参照)。この切り欠き50gの内側(車幅方向の中心側)には、リアフェンダ30の支持部30aの上部が配置される。また、リアサイドカバー50には、前後に並ぶ2つの取付孔50h,50hが形成されており、当該取付孔50h,50hにはリアフェンダ30の縁30eが固定される(図5,図12参照)。
以上説明した自動二輪車1は、車体の前後方向に延伸し、後輪4の上方に位置するシート11を支持するバックステー24と、後輪4の側方に配置されるとともに、上部にバックステー24に固定される上部ブラケット42を有する車両装備(以上の説明ではドレスガード40)とを備える。そして、上部ブラケット42は、当該上部ブラケット42からバックステー24側に延伸するボルト46,46によって、バックステー24に固定され、ボルト46,46は、その延伸方向が上下方向に向くように上部ブラケット42とバックステー24とに取り付けられている。これによって、車体を側方から見たときに、ボルト46,46を目立ち難くできる。
自動二輪車1では、上部ブラケット42は、上方に延びる側板部42aと、当該側板部42aから車幅方向の中心側に延びるとともに、ボルト46,46が上下方向に挿通される上板部42bとを含んでいる。これによって、ボルト46,46を車幅方向から被覆でき、さらにボルト46,46を目立ち難くできる。
また、自動二輪車1では、上部ブラケット42には、ボルト46,46が上下方向に挿通される取付孔42c,42cが形成されている。また、取付孔42c,42cの縁には、当該縁から上方に延伸するカラー44,44が設けられている。そして、ボルト46,46は、上部ブラケット42の取付孔42c,42cと、カラー44,44とを通って、バックステー24に取り付けられている。これによって、ボルト46,46の胴部を被覆できる。また、カラー44,44は、上部ブラケット42に固定されている。これによって、カラー44,44と、上部ブラケット42が設けられているドレスガード40を一体的に取り扱うことが可能となり、ドレスガード40の車体への取付作業が簡素化できる。また、このカラー44,44は上部ブラケット42に溶接されている。これによって、カラー44,44を頑丈に上部ブラケット42に固定できる。
また、自動二輪車1は、バックステー24を車幅方向の外側から覆うリアサイドカバー50をさらに備える。これによって、バックステー24における、上部ブラケット42が取り付けられる部分(以上の説明ではフレーム側ブラケット24b)をも被覆でき、さらに車体の外観を向上できる。また、リアサイドカバー50の下端縁50cの一部は、バックステー24と上部ブラケット42との間に位置し、下端縁50cの前記一部には、前記ボルト46,46が通る切り欠き50d,50fが形成される。これによって、ボルト46,46とリアサイドカバー50との干渉を避けつつ、リアサイドカバー50によって、バックステー24における上部ブラケット42が取り付けられる部分を、より確実に被覆できる。
また、自動二輪車1は、シート11の下方に位置し、後輪4を覆うリアフェンダ30をさらに備え、リアフェンダ30の縁30eは、バックステー24の下方において当該バックステー24に沿って延伸している。そして、その一部は、バックステー24と上部ブラケット42との間に位置し、当該一部には、前記ボルト46,46が通る切り欠き30g,30gが形成されている。これによって、ボルト46,46とリアサイドカバー50との干渉を避けつつ、バックステー24における上部ブラケット42が取り付けられる部分が下方に露出することを防止できる。
なお、本発明は、以上説明した自動二輪車1に限られず、種々の変更が可能である。例えば、以上の説明では、上部ブラケット42はドレスガード40に設けられていた。しかしながら、上部ブラケット42は、例えば、後輪の側方に配置されるツーリングバッグに設けられてもよい。
また、以上の説明では、上部ブラケット42は、バックステー24に取り付けられていた。しかしながら、上部ブラケット42は、シートレール23に取り付けられてよい。この場合、上述したフレーム側ブラケット24bに代えて、シートレール23に上部ブラケット42が取り付けられるブラケットが設けられる。
また、以上の説明では、上部ブラケット42をバックステー24に固定するための締結具としてボルト46が用いられていた。しかしながら、ボルト46に代えて、上部ブラケット42からバックステー24側に延伸するよう配置される螺子が用いられてもよい。
また、以上の説明では、上部ブラケット42には、取付孔42cが形成され、当該取付孔42cにボルト46が挿通されていた。しかしながら、例えば、上部ブラケット42には、取付孔42cに代えて、U字状の切り欠きを形成し、当該切り欠きの縁をボルト46とフレーム側ブラケット24bとで挟むことによって、上部ブラケット42をバックステーに固定してもよい。
本発明の一実施形態に係る自動二輪車の側面図である。 上記自動二輪車の平面図である。 上記自動二輪車の後部の側面図である。 図3に示すIV−IV線の断面図である。 リアサイドカバー及びシートを取り外した上記自動二輪車の後部の側面図である。 車体フレームが備えるバックステーに取り付けられたドレスガードの上部の側面図である。 上記ドレスガードを後方から臨む図である。 上記ドレスガードの平面図である。 図3に示すIX−IX線の断面図である。 図3に示すX−X線の断面図である。 図10に示すXI−XI線の断面図である。 図10に示すXII−XII線におけるリアサイドカバーの断面図である。
符号の説明
1 自動二輪車、3 前輪、4 後輪、5 ステアリングシャフト、8 フロントフォーク、9 ハンドル、10 エンジン、11 シート、12 ピボット軸、13 リアアーム、20 車体フレーム、21 ヘッドパイプ、22 メインフレーム、23 シートレール、24 バックステー、24b フレーム側ブラケット、30 リアフェンダ、30g 切り欠き、40 ドレスガード(車両装備)、41 ガード本体、42 上部ブラケット、44 カラー、46 ボルト、48 ナット、50 リアサイドカバー、50d,50f 切り欠き。

Claims (8)

  1. 車体の前後方向に延伸し、後輪の上方に位置するシートを支持するフレームと、
    前記後輪の側方に配置されるとともに、上部に前記フレームに固定されるブラケットを有する車両装備と、を備え、
    前記車両装備の前記ブラケットは、当該ブラケットから前記フレーム側に延伸する締結具によって、前記フレームに固定され、
    前記締結具は、その延伸方向が上下方向に向くように前記ブラケットと前記フレームとに取り付けられる、
    を特徴とする自動二輪車。
  2. 請求項1に記載の自動二輪車において、
    前記車両装備の前記ブラケットは、上方に延びる板部と、当該板部から車幅方向の中心側に延びるとともに、前記締結具が上下方向に挿通される上板部とを含む、
    ことを特徴とする自動二輪車。
  3. 請求項1に記載の自動二輪車において、
    前記車両装備の前記ブラケットには、前記締結具が上下方向に挿通される孔が形成され、
    前記車両装備は、前記孔の縁から上方に延伸するカラーを含み、
    前記締結具は、前記ブラケットの前記孔と、前記カラーとを通って、前記フレームに取り付けられる、
    ことを特徴とする自動二輪車。
  4. 請求項3に記載の自動二輪車において、
    前記カラーは前記ブラケットに固定されている、
    ことを特徴とする自動二輪車。
  5. 請求項4に記載の自動二輪車において、
    前記カラーは前記ブラケットに溶接されている、
    ことを特徴とする自動二輪車。
  6. 請求項1に記載の自動二輪車において、
    前記フレームを側方から覆うリアサイドカバーをさらに備える、
    ことを特徴とする自動二輪車。
  7. 請求項6に記載の自動二輪車において、
    前記リアサイドカバーの一部は、前記フレームと前記車両装備の前記ブラケットとの間に位置し、
    前記リアサイドカバーの前記一部には、前記締結具が通る切り欠きが形成される、
    ことを特徴とする自動二輪車。
  8. 請求項7に記載の自動二輪車において、
    前記シートの下方に位置し、前記後輪を覆うリアフェンダをさらに備え、
    前記リアフェンダの縁は、前記フレームの下方において当該フレームに沿って延伸し、その一部は、前記フレームと前記車両装備の前記ブラケットとの間に位置し、
    前記リアフェンダの前記一部には、前記締結具が通る切り欠きが形成される、
    ことを特徴とする自動二輪車。
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