JP2007022216A - 燃料逆流防止弁 - Google Patents

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Abstract

【課題】
支軸を破損させることなく、軸受け部に装着させることができると共に、その際の作業性を向上させることが可能な燃料逆流防止弁を提供する。
【解決手段】
この燃料逆流防止弁10は、燃料タンクに取付けられ、先端部が燃料の流出口56をなすパイプ50と、パイプ50の流出口56周縁に設けられた軸受け部60に、支軸75を介して開閉可能に取付けられ、スプリング90によって常時は閉じる方向に付勢された弁体80とを備える。軸受け部60は、支持アーム61,62を備え、支持アーム61には支軸75の先端部が挿入される受入孔63が形成され、支持アーム62には支軸75の基部側が係合される係合溝64が形成されている。そして、支軸75の先端部を受入孔63に挿入後、基部側を係合溝64に挿入するようにしたので、支軸75が片持ち支持されていても破損することがない。
【選択図】 図1

Description

本発明は、燃料タンクの燃料供給管等の開口に取付けられ、給油時には開口を開いて燃料タンク内に燃料を供給すると共に、給油時以外には開口を閉塞して燃料の逆流を防止する燃料逆流防止弁に関する。
自動車の燃料タンクには、燃料を供給するための燃料供給管が取付けられている。この燃料供給管の下流側の開口には、燃料の逆流を防止する燃料逆流防止弁(以下、逆止弁という)が開閉可能に取付けられている。
従来のこの種の逆止弁として、下記特許文献1及び2には、パイプと、該パイプの流出口に開閉可能に取付けられ、スプリングにより常時は閉じる方向に付勢された弁体とからなる逆止弁が開示されている。
そして、特許文献1の逆止弁は、パイプの流出口周縁に、略C字状をなした一対の軸受け部が設けられたクリップ状の支持体が装着され、一方、弁体には支持片を介して先端側が片持ち支持された支軸が設けられており、該支軸を支持体の軸受け部に挿入して、弁体をパイプに回動可能に取付けている。
一方、特許文献2の逆止弁には、パイプの流出口近傍に、軸支孔が形成された一対の壁状部を備えた枠状のヒンジブラケットが装着され、一方、弁体には、その周縁からヒンジ部が垂設され、該ヒンジ部の両側の同一軸上にそれぞれ支軸が突設されており、各支軸をヒンジブラケットの軸支孔のそれぞれに挿入して、弁体をパイプに回動可能に取付けている。
特開平11−28938号公報 特開2001−263514号公報
しかしながら、特許文献1の逆止弁の場合、支軸が支持片に片持ち支持されているので、軸受け部に支軸を押し込むときに、支軸と支持片との連結部に曲げモーメントが大きく加わってしまって、支軸が破損する虞れがあった。また、軸受け部は略C字状をなし、その一部が開口しているので、輸送時等に支軸が開口部から外れてしまう可能性もある。
また、特許文献2の逆止弁の場合、図8に示すように弁体が取付けられる。なお、便宜上、弁体はヒンジ部を省略して支軸75のみが示されている。この場合、一対の壁状部100、100の上方から支軸75を押し当て、壁状部100、100を外側に撓ませつつ(図8中、想像線参照)、軸支孔101、101に支軸75の端部を挿入させているが、壁状部100を撓ませる必要があるため、挿入しづらいという問題が生じていた。挿入させやすくするために、壁状部100、100間のクリアランスを大きくしたり、支軸75を短くしたりすると、弁体を取付けた際のガタ付きが問題となる。
また、支軸75挿入の際に、各支軸75の端部に曲げ応力が負荷されて、同図8の想像線に示すように撓ませられるので、支軸75が破損する可能性も捨てきれない。
更に、ヒンジ部の両側に突設した支軸の一方に、スプリングを装着させた後、取付けるようにしているので作業性にも支障がある。また、耐燃料性の優れたポリオキシメチレン(POM)等の合成樹脂は柔軟性に乏しく、撓ませにくいので採用できない。
したがって、本発明の目的は、支軸を破損させることなく、軸受け部に装着させることができると共に、その際の作業性を向上させることが可能な燃料逆流防止弁を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の第1は、燃料タンクに取付けられる燃料逆流防止弁であって、
先端部が燃料の流出口をなし、基端部が燃料供給管に連通されるパイプと、
該パイプの前記流出口に対して開閉可能に取付けられて、スプリングによって常時は閉じる方向に付勢された弁体とを備えており、
前記パイプ又は前記弁体の一方には、基端部を固定され、先端部が遊離された、前記弁体の回動支点となる支軸が設けられ、
前記パイプ又は前記弁体の他方には、前記支軸を回動可能に支持する軸受け部が設けられ、
前記軸受け部は、前記支軸の先端部が挿入される受入孔と、前記支軸の基部側が係合される係合溝とを有していることを特徴とする燃料逆流防止弁を提供するものである。
上記第1の発明によれば、支軸の先端部を受入孔に挿入した状態で、支軸の基部側を係合溝に挿入することによって、支軸を軸受け部に回動可能に装着できるので、支軸が片持ち支持されていても破損させることなく、弁体をパイプに装着させることができる。
また、例えば、柔軟性に欠ける耐燃料性の合成樹脂で軸受け部が形成されていたとしても、軸受け部を撓ませる必要がないので、軸受け部に支軸を装着しやすくすることができると共に、軸受け部及び支軸間の組付けに必要なクリアランスを小さくできるので、弁体のガタ付きを小さくすることができる。
更に、支軸の基端部は係合溝に係合して取付けられるが、先端部は受入孔に挿入された状態で取付けられるので、支軸が係合溝に係合しただけのものに比べると、軸受け部から外れにくくなり、強度も向上させることができる。
本発明の第2は、前記第1の発明において、前記支軸は、前記受入孔に挿入される先端部に隣接した部分が前記受入孔の内径よりも大きくなるように拡径され、この拡径部が前記スプリングのコイル部が装着される部分をなしている燃料逆流防止弁を提供するものである。
上記第2の発明によれば、拡径部が受入孔の内径よりも大きくなるように拡径しているので、支軸の先端部を受入孔に挿入する際に、該拡径部が受入孔周縁に当接して軸方向の位置決めとなり、挿入作業性を向上させることができる。また、拡径部にスプリングのコイル部が装着されるので、コイル部内周と支軸とのクリアランスを少なくして、コイル部のガタ付きを抑え、スプリングを安定して保持することができる。
本発明の第3は、前記第1又は第2の発明において、前記支軸の基部側は、一対の支持片に支持されており、この支持片の間に前記軸受け部の前記係合溝を有する部分が入り込むように構成されている燃料逆流防止弁を提供するものである。
上記第3の発明によれば、支軸の基部側が一対の支持片に支持されているので強度が高められ、支軸の基部側を軸受け部の係合溝に挿入する際に、その破損を効果的に防止することができる。また、一対の支持片の間に軸受け部の係合溝を有する部分が入り込むようになっているので、支軸の軸方向の位置決めがなされると共に、軸方向のガタ付きを防止することができる。
本発明の第4は、前記第1〜3の発明のいずれか1つにおいて、前記支軸の前記先端部には、その周方向の一部に、軸方向先端に向かって切欠かれた切欠き部が形成されている燃料逆流防止弁を提供するものである。
上記第4の発明によれば、支軸の先端部の周方向の一部に切欠き部が形成されているので、支軸の先端部を受入孔に対して斜め方向から挿入するとき、この切欠き部が受入孔内周に最初に当接するようにすることにより、該先端部を受入孔により深く挿入することができ、支軸の基部側を係合溝に押し込む操作をしやすくすることができ、挿入作業性を向上させることができる。
本発明の第5は、前記第1〜4の発明のいずれか1つにおいて、 前記支軸の前記拡径部には、前記先端部の前記切欠き部に対して周方向に対向した位置に、もう1つの切欠き部が形成されている燃料逆流防止弁を提供するものである。
上記第5の発明によれば、支軸の拡径部には、先端部の切欠き部に対して周方向に対向した位置に、もう一つの切欠き部が設けられているので、支軸の先端部を受入孔に斜め方向から挿入する際に、先端部の切欠き部を受入孔内周に当接させると共に、拡径部の切欠き部を受入孔の周縁に当接させることにより、支軸をより深く受入孔に挿入でき、挿入作業性を向上させることができる。また、支軸の拡径部と受入孔との隙間をできるだけ小さくして、支軸の軸方向におけるガタ付きを防止することができる。
本発明の第6は、前記第1〜5の発明のいずれか1つにおいて、前記パイプ又は前記弁体の一方には、前記弁体の開き角度を規制するストッパ壁が形成されている燃料逆流防止弁を提供するものである。
上記第6の発明によれば、パイプ又は弁体の一方に弁体の開き角度を規制するストッパ壁が形成されているので、弁体が必要以上に開くことを防止して、スプリングに過度の負荷が加わることを抑制することができる。
本発明の燃料逆流防止弁によれば、支軸の先端部を受入孔に挿入した状態で、支軸の基部側を係合溝に挿入することによって、支軸を軸受け部に回動可能に装着できるので、支軸が片持ち支持されていても破損させることなく、弁体をパイプに装着させることができる。
また、柔軟性に欠ける耐燃料性の合成樹脂で軸受け部が形成されていても、軸受け部を撓ませる必要がないので、軸受け部に支軸を装着しやすくすることができると共に、軸受け部及び支軸間の組付けに必要なクリアランスを小さくできるので、弁体のガタ付きを小さくすることができる。
更に、支軸の基端部は係合溝に係合して取付けられるが、先端部は受入孔に挿入された状態で取付けられるので、支軸が係合溝に係合しただけのものに比べると、軸受け部から外れにくくなり、強度も向上させることができる。
以下、図1〜7を参照して、本発明の燃料逆流防止弁の一実施形態について説明する。
この燃料逆流防止弁10(以下、逆止弁10という)は、図7に示すように、樹脂製の燃料タンク1に取付けられるものである。
図1及び図7に示すように、この逆止弁10は、燃料タンク1の壁部に固定されるハウジング30と、該ハウジング30に装着されるパイプ50と、該パイプ50の軸受け部60に取付けられる弁体70と、該弁体70をパイプ50の流出口56に対して閉じる方向に弾性付勢するスプリング90とから、主として構成される。
図7に示すように、燃料タンク1に取付けられるハウジング30は、燃料供給管3が接続される筒状の接続管部31と、該接続管部31の下端周縁から外側に広がって環状をなし、燃料タンク1の取付孔2周縁に溶着されるフランジ部32とを有している。このハウジング30は、樹脂製の燃料タンク1に溶着可能な材料、例えば、ポリエチレン等のオレフィン系樹脂で形成されている。
図1に示すように、上記ハウジング30に装着されるパイプ50は、その上流側(ハウジング30に装着される側)の端部に、軸方向に沿って複数のスリット51が形成されており、これらのスリット51を介して、カラー保持片52及び弾性係止片53が形成されている。カラー保持片52の先端内周には、係止爪52aが形成され、図7に示すように補強用の金属カラー5を保持可能としている。また、弾性係止片53の先端外側には係止爪53aが突設されている。そして、係止爪53aが接続管部31内周に設けられた段部31aに係合すると共に、パイプ50のやや先端寄りの中間部外周に突設された環状フランジ部54が、接続管部31の下端面に当接し、パイプ50がハウジング30に抜け止めされて装着される(図7参照)。なお、この実施形態においては、ハウジング30及びパイプ50が別体で形成され、ハウジング30にパイプが連結されるようになっているが、ハウジング30とパイプ50とを一体に形成してもよい。
また、パイプ50の外周には、スリット51の下端に近接して、一対の環状のリブ59、59が所定間隔をあけて設けられている。更に、この一対の環状のリブ59、59から所定間隔をあけて、もう1組の環状のリブ59、59がパイプ50の外周に設けられている。これらのリブ59は、燃料供給管3を締付固定する際に、ハウジング30の内周面に圧接されてシール性を高める役割をなす部分となる。
パイプ50の下流側の端部は流出口56をなし、その外周にはフランジ部55が形成され、フランジ部55内周は、後述する弁体70が当接して、流出口56を閉塞させる弁座57となっている。
また、図1に示すように、パイプ50の外周には、軸方向に沿って所定幅で平坦部58が形成されている。平坦部58上の流出口56の近傍には、後述する弁体70の支軸75を回動可能に支持する軸受け部60が設けられている。
この軸受け部60は、軸方向に沿って互いに平行に平坦部58から立設された一対の支持アーム61,62を有している。この支持アーム61,62は、それらの先端がパイプ50の流出口56の下流側に向けて軸方向に延出している。
そして、一方の支持アーム61の先端には、後述する弁体70の支軸75の先端部が挿入される受入孔63が形成されている。
他方の支持アーム62の先端には、側方から見て略C字状をなした係合溝64が形成されている。この実施形態の係合溝64は、パイプ50の半径方向外方が開口し、その方向から弁体70の支軸75の基部側を挿入できるようになっている。
また、支持アーム62の軸方向の両側には、弁体70の開き角度を規制するための、ストッパ壁65,66が設けられている。この実施形態におけるストッパ壁65,66は、平坦部58の軸方向の端縁から、平坦部58に対して垂直に立設されている。
上記軸受け部60に、弁体70の支軸75を取付けることにより、弁体70がパイプ50に回動可能に取付けられる。この弁体70は、全体として略円板形状をなし、その一部が直線状に切欠かれて切欠き辺部71をなしていて、前記パイプ50のフランジ部55の内周形状に適合する形状とされている。
この弁体70の周縁には、表側及び裏側に突出するリブ72が形成されている。このリブ72は弁体70を補強すると共に、裏面側に設けられたリブ72が、前述したパイプ50の弁座57に当接して、流出口56を閉塞する役割をなしている。
図2を併せて参照すると、弁体70の表側の面からは、一対の支持片73,74が、切欠き辺部71に対して直角に外側に向かって、所定の間隔D1をあけて互いに平行に延出されている。この間隔D1は、前記係合溝64が形成された支持アーム62の先端部の幅D2がほぼ適合する長さとされている。
支軸75は、上記支持片73,74に対して垂直に、該支持片73,74を連結するように配設されると共に、一方の支持片74の外側から切欠き辺部71に沿って突出している。この突出部は、前記受入孔63に挿入される先端部と、それに隣接する拡径部77とからなっている。
また、支軸75の先端部には、周方向の一部に軸方向先端に向かって切欠かれた切欠き部76が形成されている。この実施形態では、切欠き部76は、支軸75の先端部を斜めにカットしたテーパ面をなしている。また、弁体70を流出口56に対してほぼ直角に開いた状態で、支軸75の基部側を係合溝64の上方に位置させて、支軸75の先端部を受入孔63に斜め方向から挿入するとき、受入孔63の内周に最初に当接する部分が上記切欠き部76となるように配置されている。
また、支軸75の先端部に隣接する前記拡径部77の端面には、上記先端部の切欠き部76に対して周方向に対向した位置に、もう一つの切欠き部78が形成されている。この実施形態の場合、切欠き部78は、拡径部77の端面を周方向に沿って所定角度で円弧状に削った形状をなしている。更に、拡径部77の外径は、受入孔63の内径よりも大きくされている。また、拡径部77は、後述するスプリング90のコイル部91が装着される部分となる。
また、パイプ50の流出口56を弁体70で閉じた状態において、支軸75の拡径部77の、流出口56の軸方向下流側を覆うように、弁体70の表面側から略L字状のカバー部材79が突設されている。
スプリング90は、図1に示すように、金属線材を巻回して形成され、弁体70の支軸75の拡径部77に装着されるコイル部91と、このコイル部91の両端から延出された脚部92、92とからなる。そして、コイル部91を支軸75の拡径部77に装着後、該支軸75を軸受け部60に軸支させて、脚部92のそれぞれをパイプ50及び弁体70に係止させることにより、弁体70を流出口56に対して弾性的に圧接させて、常時は流出口56を閉じる方向に付勢している。
また、スプリング90としては、支軸の両端に装着される2つのコイル部を有し、該2つのコイル部同士を、コ字状の連結部材で連結した形状のものであってもよい。このようなスプリングの場合、支軸の両端に2つのコイル部をそれぞれ装着すると共に、2つのコイルの他端から延出した2つの脚部をパイプに係止させ、かつ、コ字状の連結部材を弁体に係止させることによって、弁体を閉じる方向に付勢するようになっている。
次に、本発明の逆止弁10の作用効果について説明する。
まず、図1、7に示すように、ハウジング30内に、パイプ50の弾性係止片53を撓ませつつ挿入して、ハウジング30の段部31aに弾性係止片53の係止爪53aを係合させると共に、パイプ50の環状フランジ部54をハウジング30の接続管部31の下端面に当接させて、ハウジング30にパイプ50を装着する。そして、金属カラー5をハウジング30の上方から挿入して、カラー保持片52の内周に形成された係止爪52aにより保持させる。
次いで、支軸75の先端部をスプリング90のコイル部91に挿入して、拡径部77にコイル部91を装着させる。
この状態で、図3(a)に示すように、弁体70を流出口56に対してほぼ直角に開いた状態で、支軸75の基部側を係合溝64の上方に位置させて、矢印Aで示すように支軸75の先端部を受入孔63に斜め方向から挿入する。
このとき、図6(a)に示すように、支軸75の先端部に設けたテーパ状の切欠き部76が受入孔63の下部内周に最初に当接すると共に、拡径部77の切欠き部78が受入孔68の上部周縁に当接するため、斜め方向からでも支軸75の先端部をできるだけ深く受入孔63に挿入することができる。また、拡径部77の端面が受入孔63の周縁に当接するので、支軸75を係合溝64に押し込む際の軸方向の位置決めがなされる。
なお、図6(b)に示すように、先端部の切欠き部76及び拡径部77の切欠き部78がない場合には、支軸75の先端部を斜め方向から受入孔63に挿入しようとすると、先端部が受入孔63の内周に引っ掛かってしまい、受入孔63に深く挿入することができない。このため、支持アーム61、62の間隔をもっと広くとる必要が生じ、その結果、支軸75を装着した状態での軸方向のガタ付きが大きくなるという不都合がある。
支軸75の先端部を受入孔63に挿入したら、同図3(a)の矢印Bに示すように、支持アーム62の係合溝64の上方から、支軸75の基部側を押し込んでいき、係合溝64に挿入させて保持させる。
このとき、図6(a)に示すように、支軸75の基部側は、支持片73、74で支持されていて、その間の部分を係合溝64に押し込むので、支軸75が破損することはなく、係合溝64に容易に押し込むことができる。
こうして、図3(b)、図4、図5に示すように、支軸75を介して、弁体70を軸受け部60に回動可能に取付けることができる。
以上のようにして組付けられた逆止弁10は、図7に示すように、樹脂製の燃料タンク1の取付孔2に挿入されて、取付孔2周縁にハウジング30のフランジ部32を溶着させて、燃料タンク1に取付けられる。
なお、燃料タンク1の取付孔2の周縁を加熱して、逆止弁10を挿入して、燃料タンク1の取付孔2にフランジ部32を熱溶着する際、前記カバー部材79によって、取付孔2周縁の軟化した樹脂が、逆止弁10の挿入の途中で、スプリング90のコイル部91に付着するのを防止することができる。
ハウジング30の接続管部31には、燃料供給管3が挿入されて、ホースバンド4により締付固定される。また、パイプ50には、4つの環状のリブ59が設けられており、ホースバンド4による燃料供給管3の締付固定に伴って、ハウジング30の外周が押圧されると、リブ59がハウジング30の接続管部31内周に局部的に圧接されるようになるので、ハウジング30とパイプ50とのシール性を効果的に高めることができる。
そして、図示しない給油口から供給された燃料が、燃料供給管3を通って逆止弁10内に流入されると、その際の燃料の流体圧力によって弁体70が押圧されて、図7の想像線に示すように、弁体70を開かせて燃料タンク1内に燃料を供給する。一方、燃料の供給がなされないときには、スプリング90の弾性付勢力によって、弁体70が閉じる方向に弾性付勢されて、流出口56を閉塞するようになっており、これにより燃料の逆流を防止して、燃料タンク1内の圧力等によって、燃料が給油口から吹き返したりすることを防止することができる。
なお、図5に示すように、弁体70が約90度回動して開くと、支軸75の基部側を支持している一対の支持片73,74の後端面がストッパ壁65,66に当接して、それ以上の回動を規制されるようになっている。それによって、スプリング90に過度の負荷が加わることを抑制することができる。また、支持片73,74の後端面や、ストッパ壁65,66の形状を変えることにより、弁体70の最大開き角度を所望の角度にすることができる。
また、一対の支持片73,74の間に、支持アーム62が入り込むようになっているので、支軸75の軸方向の位置決めがなされると共に、そのガタ付きを防止可能となっている。
更に、支軸75の拡径部77の外周にスプリング90のコイル部91が装着されるので、コイル部91内周と拡径部77との隙間が小さくなり、スプリング90をガタ付きなく保持することができる。
なお、上記実施形態においては、パイプ50に軸受け部60が設けられ、弁体70に支軸75が設けられているが、パイプ50に支軸75を設け、弁体70に軸受け部60を設けてもよい。
本発明の燃料逆流防止弁の一実施形態を示す分解斜視図である。 同燃料逆流防止弁の弁体を示す斜視図である。 同燃料逆流防止弁の組付け工程を示しており、(a)は軸受け部に弁体を挿入する際の説明図、(b)は軸受け部に弁体が装着された状態を示す説明図である。 同燃料逆流防止弁の弁体を組付けた状態を示す斜視図である。 同燃料逆流防止弁の要部拡大斜視図である。 同燃料逆流防止弁の組付け作業を示しており、(a)は支軸の先端部に切欠き部が設けられた場合の説明図、(b)は支軸の先端部に切欠き部が設けられていない場合の説明図である。 同燃料逆流防止弁を燃料タンクに取付けた状態を示す説明図である。 従来の燃料逆流防止弁における弁体の支軸を、軸支孔に挿入させる場合の説明図である。
符号の説明
1 燃料タンク
10 燃料逆流防止弁(逆止弁)
50 パイプ
56 流出口
57 弁座
58 平坦部
60 軸受け部
61,62 支持アーム
63 受入孔
64 係合溝
65,66 ストッパ壁
70 弁体
73,74 支持片
75 支軸
76 切欠き部
77 拡径部
78 切欠き部
90 スプリング
91 コイル部

Claims (6)

  1. 燃料タンクに取付けられる燃料逆流防止弁であって、
    先端部が燃料の流出口をなし、基端部が燃料供給管に連通されるパイプと、
    該パイプの前記流出口に対して開閉可能に取付けられて、スプリングによって常時は閉じる方向に付勢された弁体とを備えており、
    前記パイプ又は前記弁体の一方には、基端部を固定され、先端部が遊離された、前記弁体の回動支点となる支軸が設けられ、
    前記パイプ又は前記弁体の他方には、前記支軸を回動可能に支持する軸受け部が設けられ、
    前記軸受け部は、前記支軸の先端部が挿入される受入孔と、前記支軸の基部側が係合される係合溝とを有していることを特徴とする燃料逆流防止弁。
  2. 前記支軸は、前記受入孔に挿入される先端部に隣接した部分が前記受入孔の内径よりも大きくなるように拡径され、この拡径部が前記スプリングのコイル部が装着される部分をなしている請求項1記載の燃料逆流防止弁。
  3. 前記支軸の基部側は、一対の支持片に支持されており、この支持片の間に前記軸受け部の前記係合溝を有する部分が入り込むように構成されている請求項1又は2記載の燃料逆流防止弁。
  4. 前記支軸の前記先端部には、その周方向の一部に、軸方向先端に向かって切欠かれた切欠き部が形成されている請求項1〜3のいずれか1つに記載の燃料逆流防止弁。
  5. 前記支軸の前記拡径部には、前記先端部の前記切欠き部に対して周方向に対向した位置に、もう一つの切欠き部が形成されている請求項1〜4のいずれか1つに記載の燃料逆流防止弁。
  6. 前記パイプ又は前記弁体の一方には、前記弁体の開き角度を規制するストッパ壁が形成されている請求項1〜5のいずれか1つに記載の燃料逆流防止弁。
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