JP2007021858A - 移動型インキユニットを備えた印刷機 - Google Patents

Abstract

【課題】 印刷ユニット及びインキユニットの油漏れを防止すると共に、長期間に亙って機械精度を良好に維持することができる移動型インキユニットを備えた印刷機を提供することを目的とする。
【解決手段】 印刷ユニット３と、印刷ユニットを駆動するモータ２０と、印刷ユニットのゴム圧胴７等とモータとを駆動連結するための第１の駆動系と、第１の駆動系を覆うフレームカバー２７と、印刷ユニットに対して着脱自在に移動可能なインカー５Ａ，５Ｂと、インカー５Ａ，５Ｂのインキローラを駆動するための第２の駆動系と、第２の駆動系を覆うフレームカバー２６Ａ，２６Ｂと、を備えた印刷機１において、前記第２の駆動系を介してインカー５Ａ，５Ｂのインキローラを駆動するモータ２２Ａ，２２Ｂを備え、前記フレームカバー２７とフレームカバー２６Ａ，２６Ｂの対向面２７ａ，２６ａ，２６ｂ相互が全面閉鎖される。
【選択図】 図１

Description

本発明は、特に、オフセット印刷に好適な、移動型インキユニットを備えた印刷機に関するものである。

一般に、有価証券等を印刷する印刷機においては、一本のゴム胴の周囲に複数の版胴をサテライト状に配置し多色刷りを行っている。この種の印刷機では、複数の版胴が上下方向に配設されているので、構造が複雑であり、版の交換や清掃等の作業時の作業性を向上させるためには版胴へインキを供給しているインキユニットを印刷ユニットから切り離して作業スペースを確保する必要がある。

そして、従来では、インキユニットが印刷ユニットからギヤを介して駆動されていたため、例えば、図８及び図９に示すように、印刷ユニット１００のフレームカバー１０１（内部に印刷ユニット１００の駆動系が収容されている）とインキユニット１０２のフレームカバー１０３（内部にインキユニット１０２の駆動系が収容されている）との対向面相互に設けられた、複数のギヤ噛合い窓を、保護カバー１０４でそれぞれ開閉するようになっている。即ち、インキユニット１０２を印刷ユニット１００に着した時に保護カバー１０４が自動的に開き、脱した時に保護カバー１０４が自動的に閉じることで、潤滑油の飛散が防止されるのである（特許文献１〜４参照）。

実開平１−１７４１２９号公報 実開平１−１７４１３３号公報 実開平１−１７８９４３号公報 実開平２−２１３０号公報

ところが、上述した印刷機にあっては、インキユニット１０２を印刷ユニット１００に着し、ギヤ機構をオイルシャワー下で高速で回転させて印刷を行っている間に、開いた保護カバー１０４に潤滑油が付着し、インキユニット１０２を印刷ユニット１００から脱する時に、閉じた保護カバー１０４から付着した潤滑油が垂れ落ちてしまう、という問題があった。

また、インキユニット１０２と印刷ユニット１００のギヤの噛み合い調整は、インキユニット１０２を印刷ユニット１００に着した状態で行わなければならないことから、作業が困難であり、時間がかかると共に、作業者の負担になる、という問題もあった。また、インキユニット１０２側のギヤと印刷ユニット１００側のギヤが着脱を繰り返す為、磨耗により比較的短時間でその噛み合い精度を保てなくなる、という問題もあった。

本発明は、このような実情に鑑みて提案されたもので、印刷ユニット及びインキユニットの油漏れを防止すると共に、長期間に亙って機械精度を良好に維持することができる移動型インキユニットを備えた印刷機を提供することを目的とする。

前記目的を達成するための本発明に係る移動型インキユニットを備えた印刷機は、印刷ユニットと、前記印刷ユニットを駆動する第１の駆動源と、前記印刷ユニットの胴と前記第１の駆動源とを駆動連結するための第１の駆動系と、前記第１の駆動系を覆う第１のカバーと、前記印刷ユニットに対して着脱自在に移動可能な移動型インキユニットと、前記移動型インキユニットのインキローラを駆動するための第２の駆動系と、前記第２の駆動系を覆う第２のカバーと、を備えた印刷機において、前記第２の駆動系を介して移動型インキユニットのインキローラを駆動する第２の駆動源を備え、前記第１のカバーの第２のカバーと対向する面が、全面閉鎖されると共に、前記第２のカバーの第１のカバーと対向する面が、全面閉鎖されることを特徴とする。

また、前記印刷ユニットが版胴と該版胴に対向する対向胴より構成され、前記版胴を駆動する第３の駆動源を備えることを特徴とする。

また、前記対向胴が被印刷物を搬送する爪装置を備え、前記爪装置が被印刷物を保持している時、前記爪装置の最外周部が、前記対向胴の外周面より、前記対向胴の半径方向内側になるようにすることを特徴とする。

また、前記印刷ユニットが版胴と該版胴に対向する対向胴より構成され、前記版胴軸に固定され、版胴を回転駆動するギヤをノーバックラッシギヤとすることを特徴とする。

また、前記ノーバックラッシギヤは、版胴軸に固定された第１のギヤと、該第１のギヤに対して相対回転自在に隣接された同第１のギヤと同一歯数の第２のギヤと、同第１のギヤ側に一端が担持され他端が前記第２のギヤ側に担持されて周方向に複数等配された弾性部材と、を有することを特徴とする。

本発明に係る移動型インキユニットを備えた印刷機によれば、印刷ユニットと移動型インキユニットはそれぞれ独立して駆動され、それぞれの駆動系を収容するカバーは、その対向面同士がともに全面閉鎖されているので、油漏れは防止される。また、それぞれの駆動系間におけるギヤの噛み合いが無いので、各々の機械精度を長期間に亙って良好に維持することができる。

以下、本発明に係る移動型インキユニットを備えた印刷機を実施例により図面を用いて詳細に説明する。

図１は本発明の実施例１を示す移動型インキユニットを備えた印刷機の側面図、図２はインキユニットの作用状態図、図３はインキユニットの斜視図、図４は印刷ユニットの要部側面図である。

図１に示すように、本印刷機１は、給紙部２と印刷部（以下、印刷ユニットという）３と排紙部４と給紙側及び排紙側インキユニット（以下、給紙側及び排紙側インカーという）５Ａ，５Ｂとを備えており、給紙部２と排紙部４とは床面上に延びる左右一対のベッド６で連結されている。

印刷ユニット３には、ゴム圧胴（対向胴）７とゴム胴（対向胴）８とが対接して軸支されていて、これらゴム圧胴７とゴム胴８の周面には４個ずつの版胴９，１０がそれぞれサテライト状に配置されて対接されている。

給紙側及び排紙側インカー５Ａ，５Ｂは、印刷ユニット３を挾んでその両側に位置し、それぞれベッド６上に敷設されたレール１１Ａ，１１Ｂに複数のコロ１２Ａ，１２Ｂを介して載置されていて、そのレール１１Ａ，１１Ｂに沿って移動することで印刷ユニット３に対して各々接近離反可能とされている。

これらの各インカー５Ａ，５Ｂは、各々複数の版胴９，１０にそれぞれ対応する複数のインキ装置１３Ａ，１３Ｂと給水装置１４Ａ，１４Ｂとを有しており、インカー５Ａ，５Ｂを印刷ユニット３側へ移動させて印刷ユニット３と連結したときに、これらの最終ローラが版胴９，１０にそれぞれ対接するようになっている。

従って、給紙部２から供給された紙（被印刷物）は、図中矢印で示す経路、即ち、渡胴１５〜１７→ゴム圧胴７→デリバリ胴１８の各周面に沿い搬送され、ゴム圧胴７とゴム胴８の対接点を上方から下方に向い通過するときにその両面に同時に印刷が施されることになる。

そして、本実施例では、印刷ユニット３の各版胴９，１０を除くゴム圧胴７，ゴム胴８等のその他の胴は、図示しないギヤ機構（第１の駆動系）を介してロータリエンコーダ付きのモータ（第１の駆動源）２０で回転駆動されると共に、上記各版胴９，１０は、図示しないギヤ機構を介してロータリエンコーダ付きのモータ（第３の駆動源）２１で回転駆動されるようになっている。即ち、各版胴９，１０は、印刷ユニット３において単独駆動されるのである。

また、各インカー５Ａ，５Ｂにおけるインキ装置１３Ａ，１３Ｂ及び給水装置１４Ａ，１４Ｂのインキローラ及び湿しローラ等は、図示しないギヤ機構（第２の駆動系）を介してロータリエンコーダ付きのモータ（第２の駆動源）２２Ａ，２２Ｂで回転駆動されるようになっている。即ち、各インカー５Ａ，５Ｂのギヤ機構は、印刷ユニット３のギヤ機構と完全に切り離されるのである。

前記各モータ２０〜２２Ａ，２２Ｂは、マイクロコンピュータ等の制御装置２３により駆動制御され、各インカー５Ａ，５Ｂが印刷ユニット３に接続される印刷時には、各版胴９，１０はゴム圧胴７，ゴム胴８等のその他の胴と同期制御されると共に、インキ装置１３Ａ，１３Ｂ及び給水装置１４Ａ，１４Ｂのインキローラ及び湿しローラ等は各版胴９，１０及びゴム圧胴７，ゴム胴８等のその他の胴と速度同調制御されるようになっている。

一方、各インカー５Ａ，５Ｂが印刷ユニット３から分離されるメンテナンス（洗浄・版交換等）時には、印刷ユニット３の各版胴９，１０と、ゴム圧胴７，ゴム胴８等のその他の胴と、インキ装置１３Ａ，１３Ｂ及び給水装置１４Ａ，１４Ｂのインキローラ及び湿しローラ等とは、それぞれ単独駆動されるようになっている。

図２及び図３に示すように、各インカー５Ａ，５Ｂのギヤ機構は、各インカー５Ａ，５Ｂのフレーム２５Ａ，２５Ｂの外側面にそれぞれ付設されたフレームカバー（第２のカバー）２６Ａ，２６Ｂの内部に収容される。また、印刷ユニット３のギヤ機構は、印刷ユニット３の図示しないフレームの外側面に付設されたフレームカバー（第１のカバー）２７の内部に収容される。そして、各インカー５Ａ，５Ｂのフレームカバー２６Ａ，２６Ｂと印刷ユニット３のフレームカバー２７の対向面（連結面）２６ａ，２６ｂ，２７ａは、互いに全面的に閉鎖されている。即ち、図８及び図９のように、保護カバー１０４で開閉される複数のギヤ噛合い窓等が形成されないのである。

また、図４に示すように、印刷ユニット３において、紙を搬送するゴム圧胴７には、爪台２８ａと爪ホルダ２８ｂとくわえ爪２８ｃとからなる爪装置２８がギャップ７ａ内に備えられる。そして、この爪装置２８は、くわえ爪２８ｃが紙を保持している時、当該爪装置２８の最外周部となるくわえ爪２８ｃが、ゴム圧胴７の外周面（有効面）７ｂより、同ゴム圧胴７の半径方向内側になるように設定されている。換言すれば、当該ゴム圧胴７の外周面７ｂが通常のゴム胴等の外周面（図中二点鎖線参照）より大径に設定されるのである。

このように構成されるため、印刷ユニット３における各版胴９，１０のギヤ機構はロータリエンコーダ付きモータ２１で、ゴム圧胴７，ゴム胴８等のその他の胴のギヤ機構はロータリエンコーダ付きモータ２０で、また、各インカー５Ａ，５Ｂにおけるインキ装置１３Ａ，１３Ｂ及び給水装置１４Ａ，１４Ｂのギヤ機構はロータリエンコーダ付きモータ２２Ａ，２２Ｂで駆動され、それぞれ専用のモータで駆動される。

そして、本実施例では、印刷ユニット３のギヤ機構を収容するフレームカバー２７と各インカー５Ａ，５Ｂのギヤ機構を収容するフレームカバー２６Ａ，２６Ｂは、その対向面同士がともに全面閉鎖されているので、油漏れは確実に防止される。また、それぞれのギヤ機構間におけるギヤの噛み合いが無いので、着脱による摩耗が無いと共に噛み合い調整も必要が無く、印刷ユニット３や各インカー５Ａ，５Ｂの機械精度を長期間に亙って良好に維持することができると共に、作業者の負担を軽減できる。

ところで、印刷ユニット３のギヤ機構と各インカー５Ａ，５Ｂのギヤ機構を上述したように別個に駆動すると、印刷ユニット３のギヤ機構に各インカー５Ａ，５Ｂ側の負荷がかからなくなるため、紙を搬送するゴム圧胴７のギャップ７ａとこれに対向する版胴９の着脱に応じてギヤのバックラッシ分のゴム圧胴７と版胴９の相対移動が発生し、ダブリ等の印刷障害が発生してしまう。

そこで、本実施例では、上述したように各版胴９，１０のギヤ機構をロータリエンコーダ付きモータ２１で、ゴム圧胴７，ゴム胴８等のその他の胴のギヤ機構と別個に駆動することで、ゴム圧胴７と版胴９の相対移動の発生を回避している。

また、上述したように各版胴９，１０を専用のロータリエンコーダ付きモータ２１で駆動するようにした場合、印刷機１の緊急停止時等に版胴９とゴム圧胴７との間の回転位相がずれ、ゴム圧胴７のくわえ爪２８ｃが版胴９の周面又は版胴９に装着された版と干渉し、破損し又は傷ついてしまう、という問題が発生する。

そこで、本実施例では、上述したようにゴム圧胴７における爪装置２８の最外周部となるくわえ爪２８ｃが、ゴム圧胴７の外周面（有効面）７ｂより、同ゴム圧胴７の半径方向内側になるように設定することで、ゴム圧胴７のくわえ爪２８ｃが版胴９の周面又は版胴９に装着された版と干渉することを回避している。

尚、上記実施例では、各版胴９，１０を１個のロータリエンコーダ付きモータ２１でまとめて駆動するようにしているが、ゴム圧胴７に対向する版胴９とゴム胴８に対向する版胴１０とに分けて２個のモータで駆動しても良い。

図５は本発明の実施例２を示す版胴の要部正面図、図６は図５のＡ−Ａ矢視図である。

これは、実施例１における各版胴９，１０の単独モータ駆動を止めて、各版胴９，１０の軸３０に固定されて同版胴９，１０を回転駆動するギヤに、バックラッシがゼロ（所謂遊びがゼロ）のノーバックラッシギヤ３１を用い、ゴム圧胴７，ゴム胴８等のその他の胴のギヤ機構に連係させてロータリエンコーダ付きモータ２０で回転駆動するようにした例である。その他の構成は実施例１と同様である。

前記ノーバックラッシュギヤ３１は、各版胴９，１０の軸３０にキー３２及びボルト３３で固定された第１のギヤ３４と、該第１のギヤ３４の外周段部３５に相対回転自在でかつ抜け止めされて嵌合された同第１のギヤ３４と同一歯数の第２のギヤ３６と、同第１のギヤ３４側に一端が担持され他端が前記第２のギヤ３６側に担持されて周方向に複数（図示例では６個）等配された弾性部材３７とを有し、第１及び第２のギヤ３４，３６に噛み合う平歯車に対し弾性部材３７で付勢された第２のギヤ３６が常に追従することで、バックラッシが取り除かれるようになっている。

この実施例によれば、印刷ユニット３のギヤ機構と各インカー５Ａ，５Ｂのギヤ機構を別個に駆動することにより実施例１と同様の作用・効果が得られることに加えて、印刷ユニット３のギヤ機構と各インカー５Ａ，５Ｂのギヤ機構を別個に駆動することにより発生するゴム圧胴７と版胴９の相対移動を、前記ノーバックラッシュギヤ３１により効果的に回避でき、ダブリ等の印刷障害の発生を未然に回避することができる。

尚、上記実施例において、弾性部材３７としては、一般的に、引っ張りバネや押しバネが使用される。また、上記実施例の場合、実施例１と異なり、緊急停止時等にも版胴９とゴム圧胴７との間の回転位相がずれないため、実施例１のように、ゴム圧胴７の爪装置２８の最外周部を、ゴム圧胴７の外周面７ｂより、同ゴム圧胴７の半径方向内側になるように設定する必要がない。

図７は本発明の実施例３を示す移動型インキユニットを備えた印刷機の側面図である。

これは、実施例１における各版胴９，１０のモータ２１による単独モータ駆動に代えて、各版胴９，１０の１個ずつにロータリエンコーダ付きのモータ２１ａ〜２１ｈを設け、八個のモータ２１ａ〜２１ｈで八個の版胴９，１０を直接駆動するようにした例である。その他の構成は実施例１と同様なので、図１と同一部材には同一符号を付して重複する説明は省略する。

この実施例においても、実施例１と同様の作用・効果が得られる。

また、本発明は上記各実施例に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で各種変更が可能であることはいうまでもない。

本発明の実施例１を示す移動型インキユニットを備えた印刷機の側面図である。 インキユニットの作用状態図である。 インキユニットの斜視図である。 印刷ユニットの要部側面図である。 本発明の実施例２を示す版胴の要部正面図である。 図５のＡ−Ａ矢視図である。 本発明の実施例３を示す移動型インキユニットを備えた印刷機の側面図である。 従来例を示す移動型インキユニットを備えた印刷機の要部側面図である。 従来例を示す移動型インキユニットの斜視図である。

符号の説明

１ 印刷機、２ 給紙部、３ 印刷ユニット、４ 排紙部、５Ａ，５Ｂ インカー、６ ベッド、７ ゴム圧胴、７ａ ギャップ、７ｂ 外周面、８ ゴム胴、９ 版胴、１０ 版胴、１１Ａ，１１Ｂ レール、１２Ａ，１２Ｂ コロ、１３Ａ，１３Ｂ インキ装置、１４Ａ，１４Ｂ 給水装置、１５〜１７ 渡胴、１８ デリバリ胴、２０，２１，２１ａ〜２１ｈ，２２Ａ，２２Ｂ モータ、２３ 制御装置、２５Ａ，２５Ｂ フレーム、２６Ａ，２６Ｂ フレームカバー、２６ａ，２６ｂ，２７ａ 対向面、２７ フレームカバー、２８ 爪装置、２８ａ 爪台、２８ｂ 爪ホルダ、２８ｃ くわえ爪、３０ 軸、３１ ノーバックラッシギヤ、３２ キー、３３ ボルト、３４ 第１のギヤ、３５ 外周段部、３６ 第２のギヤ、３７ 弾性部材。

Claims (5)

1. 印刷ユニットと、
   前記印刷ユニットを駆動する第１の駆動源と、
   前記印刷ユニットの胴と前記第１の駆動源とを駆動連結するための第１の駆動系と、
   前記第１の駆動系を覆う第１のカバーと、
   前記印刷ユニットに対して着脱自在に移動可能な移動型インキユニットと、
   前記移動型インキユニットのインキローラを駆動するための第２の駆動系と、
   前記第２の駆動系を覆う第２のカバーと、
   を備えた印刷機において、
   前記第２の駆動系を介して移動型インキユニットのインキローラを駆動する第２の駆動源を備え、
   前記第１のカバーの第２のカバーと対向する面が、全面閉鎖されると共に、前記第２のカバーの第１のカバーと対向する面が、全面閉鎖されることを特徴とする移動型インキユニットを備えた印刷機。
2. 前記印刷ユニットが版胴と該版胴に対向する対向胴より構成され、
   前記版胴を駆動する第３の駆動源を備えることを特徴とする請求項１記載の移動型インキユニットを備えた印刷機。
3. 前記対向胴が被印刷物を搬送する爪装置を備え、
   前記爪装置が被印刷物を保持している時、前記爪装置の最外周部が、前記対向胴の外周面より、前記対向胴の半径方向内側になるようにすることを特徴とする請求項２記載の移動型インキユニットを備えた印刷機。
4. 前記印刷ユニットが版胴と該版胴に対向する対向胴より構成され、
   前記版胴軸に固定され、版胴を回転駆動するギヤをノーバックラッシギヤとすることを特徴とする請求項１記載の移動型インキユニットを備えた印刷機。
5. 前記ノーバックラッシギヤは、版胴軸に固定された第１のギヤと、該第１のギヤに対して相対回転自在に隣接された同第１のギヤと同一歯数の第２のギヤと、同第１のギヤ側に一端が担持され他端が前記第２のギヤ側に担持されて周方向に複数等配された弾性部材と、を有することを特徴とする請求項４記載の移動型インキユニットを備えた印刷機。

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