JP2004520985A - 印刷機の印刷装置 - Google Patents

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Abstract

少なくとも1つの版胴(03)と、この版胴に配属されたインキ装置(02)とを有する印刷装置において、版胴はその胴有効幅の範囲内で軸方向に、1印刷頁のほぼ6倍幅に相当する長さを有している。この場合、版胴とインキ装置とは、互いに機械的に無関係な独立した駆動モータ(08;17)によって回転駆動せしめられる。

Description

【0001】
印刷機の印刷装置
本発明は、請求項1,2,4又は8の上位概念部に記載した印刷機の印刷装置に関する。
【0002】
ドイツ連邦共和国特許公開第19803809号明細書によれば、版胴がその外周面で周方向に1つの版板、及び長手方向に複数の版板を有する印刷装置が公知である。版胴と協働する中間胴は、2倍の外周面を有していて、周方向で1つのブランケットと、周方向で互いにずらして配置された長手方向で2つのブランケットとを備えている。
【0003】
ドイツ連邦共和国特許第2528008号明細書には、軸方向で6つの版板と周方向で2つの版板とが装着された版胴と、軸方向で3つのフェルトと周方向で1つのフェルトとが装着された対抗圧胴とを有する、直接印刷法のための印刷機が開示されている。互いに並んで配置された版板も、互いに並んで配置されたフェルトも、互いに周方向でそれぞれずらして配置されている。
【0004】
ドイツ連邦共和国特許公開第25100571号明細書にも、直接印刷法による印刷機が開示されており、この場合、対抗圧胴と協働する版胴はその幅方向で6つの版板と周方向で2つの版板とを備えている。
【0005】
特開昭56−021860号明細書によれば、版胴、中間胴及び対抗圧胴を備えた印刷装置が公知である。この場合、3つの胴のそれぞれが、固有の駆動モータによって駆動される。
【0006】
ドイツ連邦共和国特許公開第19603663号明細書には、それぞれ固有の駆動モータによって駆動された印刷装置胴を備えたブリッジ型印刷装置について開示されている。版胴はそれぞれ、駆動モータに配属された駆動ピニオンを介して駆動され、中間胴は同軸的に配置されたステータを介して、及びロータとして構成された胴ピンを介して駆動される。
【0007】
ヨーロッパ特許公開第0699524号明細書には、それぞれ固有の駆動モータを備えた、個別に駆動される版胴、中間胴及び対抗圧胴が開示されており、この場合それぞれロータとして構成された、胴ピンの延長部はステータと協働する。
【0008】
ドイツ連邦共和国特許公開第3409194号明細書には、胴対の駆動装置について開示されており、この場合、駆動モータの直歯を備えたピニオンが、中間胴の直歯を備えた歯車を駆動し、この歯車によって斜歯を介して版胴が駆動されるようになっている。
【0009】
ドイツ連邦共和国特許第19755316号明細書によれば、印刷装置の駆動部が公知であり、この場合、協働し合う2つの胴がそれぞれ1つの駆動モータと、この駆動モータと各胴との間に配置された伝動装置とを有している。
【0010】
ヨーロッパ特許第1037747号明細書には、同じ大きさの胴を備えた印刷装置が開示されており、この場合、各胴はフレーム固定された固有の駆動モータを有している。この駆動モータのロータは例えば、直接つまり伝動装置なしで、又は伝動装置例えば組み込まれた遊星歯車伝動装置を介して胴のピンに接続されている。駆動モータと、胴の所属のピンとの間には、補償クラッチが配置されている。稼働なゴム胴のピンと、それぞれ所属の駆動モータとの間には、ダブルジョイントクラッチが相対回動不能に配置されている。
【0011】
アメリカ合衆国再審査証明書第6298779号明細書により公知の印刷装置の駆動装置は、回転駆動のために、駆動モータが伝動装置を介してインキ装置の複数のインキならし胴を駆動し、第2の駆動モータが別の伝動装置を介して湿しローラを駆動するようになっている。伝動装置は2つのフレーム壁間に配置されている。
【0012】
ドイツ連邦共和国特許公開第4430693号明細書には、インキ装置と湿し装置とを備えた印刷装置が開示されており、この場合、インキ胴のインキならしローラは、それぞれ固有の駆動モータによって、軸方向に駆動可能であるか、又は1実施例では歯車接続を介して一緒に駆動モータによって駆動可能である。軸方向ストロークはリニアモータによって各インキならしローラにおいて得られる。
【0013】
本発明の課題は、印刷機の印刷装置を提供することである。
【0014】
この課題は、請求項1,2,4又は8に記載した特徴によって解決される。
【0015】
本発明によって得られた利点は特に、同数の印刷装置において非常に高い能力が得られ、若しくは、同じ製品厚さにおいて小数の印刷装置で、ひいては駆動及び制御コストを相応に安価にすることができる。同時に高い剛性が可能であり、高い融通性が得られる。
【0016】
中間胴の長手方向に複数のゴムブランケットを配置した場合、ゴムブランケットの両端部を固定するために用いられるスリット若しくは通路は、互いに中間胴の周方向で、「3つのゴムブランケットにおいては有利な形式で交互に180゜」ずらして配置される。
【0017】
印刷装置胴が少なくとも1対形式で、固有の駆動モータを備えていれば、運転中の融通性及び故障のない運転を考慮して有利である。
【0018】
各印刷装置胴にそれぞれ駆動モータを設けることによって、融通性がさらに高められ、駆動側で胴を解除することができる。
【0019】
すべての胴と駆動モータとの間の伝動装置が、駆動モータのための最適な回転数範囲を維持するように、配置及び寸法設計されていれば、特に有利である。例えば準備中、再加速中、並びに印刷時の固定運転中に発生するような、交互に異なる運転条件のために、モータシャフトの回転と胴との間の減速比は、例えば2:1〜10:1、特に2:1〜5:1であれば特に有利である(2倍の外周、つまり約850mm〜1000mm、特に900〜940mmの胴の回転数において)。モータは、有利には1000〜3000rpm、特に1500〜2500rpmの範囲内で回転する。この範囲は、製造中の運転のための値である。準備運転の場合には、勿論この範囲は著しく低下させることができる。
【0020】
遊星歯車伝動装置として構成された減速伝動装置を使用することは、コンパクトな構造スペース、及び実現しようとする変速比のための大きい範囲を考慮した特に有利な構成に適している。
【0021】
有利な実施態様では、各伝動装置はそれ自体がケーシングに包囲されている。これは、駆動モータから構造的に分離した形式で、又は駆動モータと伝動装置とが1つの構造ユニットにまとめられることによって得られる。
【0022】
本発明の実施態様では、サイドレジスタ(横方向見当合わせ装置)を調節するために軸方向で移動可能な胴の伝動装置は、軸方向運動が周方向レジスタ(周方向見当合わせ装置)に影響を与える(例えば斜歯において生じる)ことがないように構成されている。この場合においても、軸方向でその長さを変えることができるクラッチ又は、周方向レジスタの電気的な後調節は必要ない。
【0023】
基準面接続部(Normalflaechenschluss)を備えた伝動装置を使用することによって、駆動モータを移動させる必要なしに、又はロータの軸線及びフレーム固定されたステータの軸線を互いにずらす必要なしに、限定的な範囲内で、例えば胴入れ及び胴抜きのための旋回運動が可能である。それぞれ固有の駆動モータによって各胴を駆動することによって、胴の種々異なる準備作業及び保守作業を互いに十分に無関係に、かつ場合によっては引き込まれている被印刷ウエブとは無関係に独立して行うことができる。
【0024】
軸方向で互いに摺動可能な伝動装置の構成は、各ケーシングによる包囲及び個別に駆動される胴と結びつけても有利である。何故ならば、これによって、一方では多数の構造部分を介して形成されるオイル室を避けることができ、他方では構造スペースが著しく節減されるからである。
【0025】
胴の回転駆動は、有利な構成では、それぞれ他方の胴の駆動とは機械的に無関係な独立したそれぞれ固有のモータによって得られるこれらの駆動モータは有利にはケーシング固定して配置されている。これは、駆動モータを動かす必要がないので有利である。
【0026】
中間胴の旋回運動を補償するために、中間胴と駆動モータとの間に、角度及びずれを補償するカップリング若しくはクラッチ(Kupplung)が配置されており、このクラッチは、ダブルジョイントとして、又は有利にはオールメタル製クラッチとして構成されている。オールメタル製クラッチは同時に、ずれを補償し、ひいてはずれによって発生する長手方向変化を補償し、この場合、回転運動は遊びなしで伝達される。
【0027】
版胴の駆動部も、例えばピンと駆動モータとの間で、胴と駆動モータとの間の少なくとも軸方向の相対運動を受容するクラッチを有している。このクラッチは、製造公差及び場合によっては必要な版胴の調整運動を受容することができるようにするために、少なくともわずかな角度及びずれを補償するように構成することができる。このクラッチは有利な構成では同様にオールメタル製クラッチとして構成されており、このオールメタル製クラッチは、駆動モータの軸若しくはピンに軸方向で形状接続的に結合された薄板パケット(Lamellenpaket)によって、軸方向運動を受容する。
【0028】
個別に又は1対形式で駆動される印刷装置胴、及び付加的にインキ装置又は湿し装置の個別に又は1対形式で駆動されるローラ例えばインキならしローラを備えた構成では、個別の又は1対形式のケーシング包囲によって、駆動側の構造スペース及びコストに関連して著しい利点が得られる。印刷機の側壁間に拡大して設けられたオイル室及びこのオイル室のシールは、もはや必要ない。
【0029】
モータシャフトを介しての直接的な、胴、ローラ又はインキならしローラの軸方向回転駆動に対して、伝動装置を介しての駆動は、最適な回転数範囲を得るための要求を考慮することができる。これは特にインキならしローラにインキ装置又は湿し装置が設けられている場合に、「静粛でない」及び一様でない負荷を考慮して多大な利点をもたらす。
【0030】
インキ装置及び/又は湿し装置内で回転運動と軸方向運動とを駆動技術的に分離することによって、本発明の1実施例では一方で、オイルを必要としないひいては安価で環境にやさしい構造が可能となる。また他方では、方法技術的に高い融通性を提供する。従って例えば印刷機の始動段階で、インキ装置若しくは湿し装置のインキ着け若しくは湿しを、トラバース運動なしで行うことができる。印刷中に、トラバース運動の周波数は、インキならしローラの回転数若しくは製造速度とは無関係に調節することができ、例えば交番運転においては一定に維持することができる。従って、横方向運動と周方向速度との間の最適な比が調節可能であり、このために調節可能な伝動装置及びオイル室は必要ない。
【0031】
胴及びインキ装置の回転運動の独立性によって、胴間及び/又は胴とインキ装置との間の周方向速度を変える可能性を提供することができ、準備運転中の高い融通性(時間的に互いに無関係な洗浄、版板交換、予備インキ着け、ゴムブランケット洗浄その他)が得られる。
【0032】
本発明の実施例が図面に示されていて、以下に詳しく説明されている。
【0033】
図1は、右側の胴対のためのインキ装置及び湿し装置を省略した、2重印刷装置の正面図、
図2は、図1に示した胴装置の平面図、
図3は、3胴型印刷装置の正面図、
図4は、1つのサテライト胴を備えた印刷装置の正面図、
図5は、2つのサテライト胴を備えた印刷装置の正面図、
図6は、付加的な胴対によって拡張された2重印刷装置を備えたY型印刷装置の正面図、
図7は、「ゴム対ゴム」構造の、4つの印刷装置を有する印刷ユニットの概略図、
図8は、「サテライト型印刷装置」の構造の、4つの印刷装置を有する印刷ユニットの概略図、
図9は、図7に示した駆動装置の側面図、
図10は、図8に示した駆動装置の側面図、
図11は、循環駆動装置(概略的に示されている)を使用した、印刷装置の駆動装置の第1実施例を示し、
図12は、外歯列を備えた据え置き型伝動装置を使用した、印刷装置の駆動装置の第2実施例を示し、
図13は、内歯列を備えた据え置き型伝動装置を使用した、印刷装置の駆動装置の第3実施例、
図14は、個別に駆動される胴を備えた2重印刷装置、
図15は、新聞12頁分が割り当てられている版胴、
図16は、タブロイド判24頁分が割り当てられている版胴、
図17は、本サイズの48頁分が縦に割り当てられている版胴、
図18は、本サイズの48頁分が横に割り当てられている版胴を示している。
【0034】
印刷機特に輪転印刷機は、少なくとも1つの印刷装置1を有しており、この印刷装置1によって、インキがインキ装置02から、胴03として構成された少なくとも1つの回転体03例えば版胴03を介して、被印刷材料04例えば被印刷ウエブ、短いウエブ04にインキが着けられるようになっている。図示の実施例は、両面ゴム対ゴム印刷(図1)のための印刷ユニットの構成の1実施例であって、印刷装置01は湿式オフセット印刷のためのオフセット印刷装置01として構成されていて、付加的に示し装置06と、胴07として構成された別の回転体07と、いわゆる中間胴07とを有している。中間胴07は、対抗軸受として構成された圧胴07と共に1つの印刷箇所を形成している。図1の実施例では印刷胴は、第2の印刷装置01の中間胴07として構成されており、この場合、互いに協働し合う2つの印刷装置01は、この構成において両面印刷のためのいわゆる2重印刷装置を形成している。区別する必要がない限りは、同じ部材には同じ符号が付けられている。しかしながら空間的な配置が相違していて、同じ符号が付けられている場合は、原則として考慮しない。
【0035】
版胴03は、例えば850mm〜1000mm、特に900mmから940mmの外周を有している。この外周は、例えば縦置きされた大判紙サイズの2つの印刷頁を、周方向で版胴03に載せることができるフレキシブルな版板05によって受容するために適している。この版板05の両端部に配置された湾曲された縁部はそれぞれ、外周面に長手方向で軸平行に配置されたスリット内に差込み可能で、このスリット内で付加的に、ばね力、圧力媒体又は運転中に作用する遠心力によって操作される媒体によって固定されるようになっている。外周面に設けられたスリットは周方向で、例えば3mmか又はこれより小さい幅を有している。軸方向で並んで配置された版板のためのスリットは有利には、一列に整列された、例えば真っ直ぐに延びるスリットとして配置されている。しかしながらこれらのスリットは、周方向でそれぞれ互いにずらして配置されていてもよい。有利には、版胴03の回転方向で前方に存在する、版板05の縁部を確実に固定するために、スリットは外周部に設けられた開口が版胴03の回転方向で傾けられている。
【0036】
版胴03の胴有効幅(Ballen)の長さは、例えば並んで配置された少なくとも6枚の大判紙サイズの印刷面を軸方向で受容するために、例えば1850mmから2400mm、特に1900mmから2300mmである(図2の右側参照)。この場合、特に、それぞれ一方の印刷側だけ又は多数の印刷側が軸方向で相並んで版板05上に配置されているかどうかは、製造しようとする製品の種類に基づいている。版板05は、版胴03上に周方向で問題なく組み付けることができ、図2に示した実施例ではそれぞれ、一方の印刷側の軸方向で装着された単独の版板として個別に交換できる。
【0037】
中間胴07は、同様に例えば850mmから1000mm特に900〜940mmの外周を有していて、長手方向で相並んで例えば3つのゴムブランケット10を備えている。この場合、ゴムブランケット10の両端部は、図示していないが、中間胴07の外周面に開口する、軸平行に配置された通路内に緊締されて固定されている。これに対して、図1及び図2には、ゴムブランケット10がそれぞれ、図示していない支持プレート例えば金属プレート上に固定されており、この金属プレートの、ゴムブランケット10を越えて突き出る両端部はそれぞれ曲げられた縁部を備えていて、これらの縁部は版板05と同様に、中間胴07の外周面に設けられた、軸平行なスリット内に挿入可能で、場合によっては滑り落ちないようにこのスリット内で付加的に固定可能である。スリットは、外周面において周方向で例えば3mmか又はこれより小さい幅を有している。ゴムブランケット10は、それぞれ中間胴07のほぼ外周全体に達している。ゴムブランケット10のためのスリットは、運転中に印刷装置の振動特性に好都合な影響を与えるように、例えば交互に180゜互いにずらされていてよい。この場合、図1では前方のゴムブランケット10のためのスリットだけが見えている。有利には、3つのスリットが、中間胴07の長手方向で互いに並んで配置されており、これらのスリットのうちの少なくとも2つが、周方向で互いにずらして配置されている。
【0038】
直径に対する胴03;07の長さの比は、5.8〜8.8、特に6.3〜8.0である。この場合、胴03;07の胴有効幅の長さは、版胴03と同様に上記のように1850mm〜2400mm特に1900mm〜2300mmであり、直径は260mm〜340mm特に280mmから300mmである。
【0039】
圧胴03;07としても称呼されている胴03;07は、有利な構成では少なくとも1対形式で各印刷装置01(例えば図8に示されている)がそれぞれ1つの、印刷装置01とは無関係な駆動モータ08を有している。この駆動モータ08は、2つの印刷装置胴03;07のうちの一方を直接駆動するか又は伝動装置(ピニオン、歯付きベルト)を介して駆動し、この一方の印刷装置胴によって他方の印刷装置胴を駆動すrか、又は並列的に2つの印刷装置胴03;07を駆動する。この構成においては、例えば歯車なしの駆動がオイルなしの駆動を促進するか、又は互いに対応配置された2つの印刷装置胴03;07だけのための閉じた(例えばケーシングで囲まれた)伝動装置が、フレーム壁間のオイルスペースの節約を促進する。
【0040】
オイルを使用しない駆動のために特に適した、有利にはフレキシブルな構成では、印刷装置胴03;07がそれぞれ、1つの固有の駆動モータ8を有しており、この駆動モータ08が、再び軸方向で例えば伝動装置09を介して、又は側方にずらして、伝動装置(ピニオン、歯付きベルト)を介して各印刷胴03;07を駆動する。
【0041】
互いに並んで配置された4つの印刷面のために設計された、本発明による印刷装置の変化実施例の他に、長手方向で、大判紙サイズの縦置きされた6つ以上の印刷面を備えた版胴を有する印刷装置も実現可能である。
【0042】
駆動モータ08は有利には電動機有利には非同期電動機、同期電動機又は直流電動機として構成されている。
【0043】
図面とは異なり、このような形式の印刷装置を乾式オフセット印刷機で、又は混合物として湿液体(Feuchtfluessigkeit)を含有するインキで運転することもできる。
【0044】
有端のゴムブランケットの代わりに、スリットなしの中間胴を、エアクッションを用いて外周面上で軸方向に摺動可能であるゴムブランケットスリーブのために構成することもできる。しかしながらこのために、中間胴は、ゴムブランケットスリーブを交換するために、機械フレーム内の支承部から一方側で開放することができる。
【0045】
図3には、中間胴07と版胴03とから成る、図2と同じ構成の胴対を備えた3胴型印刷装置が概略的に示されており、この胴対の中間胴07は、外周が同じ大きさの対抗圧胴07としての圧胴07と協働して、2つの胴間を通ってガイドされる被印刷材料ウエブ04に対して垂直に、片面にインキを塗布するようになっている。
【0046】
駆動は図1と同様に行われる。
【0047】
図4には、サテライト胴28の形状の圧胴28が示されており、このサテライト胴28は、それぞれ1つの版胴03と1つの中間胴07とから成る胴対の中間胴07と協働し、この場合、サテライト胴28に巻き掛けられた被印刷材料ウエブ04の同一側に、4つの印刷箇所で相前後してそれぞれインキが塗布される。
【0048】
各胴03;07;28の駆動は、例えばそれぞれ1つの駆動モータ08;29によってそれぞれ1つの伝動装置09;31を介して行われる。しかしながら図示していない別の構成では、版胴及び中間胴03;07は、1対形式で1つの共通の駆動モータ08によって駆動される。
【0049】
図5では、サテライト胴28として構成された2つの圧胴がそれぞれ、1つの版胴03と1つの中間胴07とから成る胴対の2つの中間胴07と協働し、この際に、2つのサテライト胴28に相前後して巻き掛けられた被印刷材料ウエブ04が、サテライト胴28毎に2つの印刷箇所でそれぞれ片面に相前後してインキが塗布される。
【0050】
各胴03;07;28の駆動は、それぞれ1つの固有の駆動モータ08;29によって伝動装置09;1を介して行われる。サテライト胴28は、場合によっては(破線で示されているように)1つの駆動モータ29によって一緒に駆動され得る。
【0051】
図6には、図1及び図2に類似して構成された2重印刷装置が図示されており、この2重印刷装置は、1つの中間胴07と1つの版胴03とから成る胴対によって、1つのY型印刷装置に拡張されており、この場合、中間胴07は、機械フレーム内に定置に支承された2重印刷装置の中間胴07と協働して、被印刷材料ウエブ04の片面にインキが塗布される。
【0052】
上記構成において駆動は例えば次のように行われる。
【0053】
図7に上側の2つの印刷装置01が概略的に示されているように、インキ装置02は多数のローラ11;12;13;14のうちのそれぞれ1つを有しており、これらのローラは図面では、インキ着けローラ11,中間ローラ13,インキならしローラ12及び14と称呼されている。供給システム又は貯蔵装置からインキならしローラ14へのインキの搬送は、種々異なる形式で行われる。
【0054】
インキ装置02の2つのインキならしローラ12;14は、回転体12;14として構成されており、この回転対12;14はその長手方向軸線を中心にして回転可能であるが、軸方向では互いに協働し合うローラに対して相対的に可動に支承されている。図示の実施例ではインキならしローラ12;14は、伝動装置16を介して、印刷装置胴03;07の駆動とは無関係な共通の駆動モータ17によって一緒に回転駆動せしめられる。インキならしローラ12;14はまた、場合によっては各1つの伝動装置16及び固有の駆動モータ17を介して個別に回転駆動することもできる。印刷装置胴03;07の駆動とは無関係な駆動手段18、例えば駆動モータ18(図9)によって、インキならしローラは、別の伝動装置19例えばクランク伝動装置19を介して、有利には一緒にインキならしローラ12;14の軸方向で移動せしめられる。つまりインキならしローラ12;14は、有利には調節可能な振幅ストロークで切換え運動(トラバース運動)を行う。複数のインキならしローラ12;14が1つの伝動装置19を介して共通に軸方向で駆動可能であれば、有利な構成では、それぞれ軸方向で一緒に駆動される各インキならしローラ12;14のトラバース運動の位相及び/又はストロークが互いに独立して調節可能である。軸方向の駆動は、図7には示されていない。符号は、単に印刷ユニットの「右半部」だけに記されている。何故ならば左側は右側と鏡面対象的な構造だからである。
【0055】
インキならしローラ12;14の代わりに、又はこれに対して付加的に、インキ装置02の別のローラ11;13その他も個別に又は一緒に、伝動装置16を介して回転駆動せしめられる。
【0056】
湿し装置06も、上側の印刷装置01の有利な実施例では多数のローラ20;21;22;25、少なくともそれぞれ1つのインキ着けローラ20,2つのインキならしローラ21;22及び1つの中間ローラ25を有している。ここでも例えばインキならしローラ21;22は、伝動装置23を介して共通の駆動モータ24によって回転駆動され、また伝動装置26を介して共通の駆動手段27例えば駆動モータ27によって軸方向で移動可能である。インキならしローラ21;22の代わりに、又はそれに対して付加的に湿し装置06の別のローラ20;25その他も個別に又は一緒に、伝動装置23を介して回転駆動される。
【0057】
一緒に作動する2つの中間胴07のうちの少なくとも1つは、例えば概略的に図示された偏心体によって他方の中間胴07から胴抜き(離反)可能であり、かつウエブ04のその都度のガイドに応じて同時に胴抜き可能である。しかしながら一緒に作動する2つの中間胴07を旋回可能に支承してもよい。
【0058】
有利な実施態様では、中間胴07は、ウエブ04が印刷運転中にこれらの中間胴07の間を通って無接触で貫通ガイドされる程度に広く互いに胴抜き可能である。これによって、いわゆるインプリント(Imprinter)運転中に、上側の印刷装置01の中間胴07を印刷のために一度胴入れし、これに対して後ろの印刷装置01で準備を行うか、またその逆を行うこともできる。
【0059】
インプリント運転中にウエブ04のガイドを中間胴07によって正しく維持し、これに対して離反移動された版胴03に新たな版板05が装着されるように、版胴03を可動に支承することも可能である。
【0060】
図8には、サテライト型印刷ユニットとして構成された印刷ユニットのための実施例が示されている。印刷装置01の中間胴07は、サテライト胴28として構成された回転体28と共に1つの印刷箇所を形成している。サテライト胴28は、固有の駆動モータ29によって伝動装置31を介して個別に回転駆動されるようになっている。図示していない実施例では、サテライト印刷ユニットは2つのサテライト胴28を有しており、これら2つのサテライト胴28は、それぞれ個別に又は一緒に、共通の駆動モータ29をによって伝動装置31を介して駆動可能である。軸方向の駆動装置は図8に示されている。
【0061】
図8には例として、伝動装置09の一部としてのピニオンを介して、版胴03の駆動歯車が駆動されるようになっている、印刷装置胴03;07の1対形式の駆動が示されている。駆動力は、版胴03の駆動歯車から中間胴07の駆動歯車に伝達される。これは、例えばケーシングで囲まれた伝動装置09の部分としての歯車接続によって、又はベルトを介して行うことができる。しかしながら、中間胴07を駆動し、この中間胴07から版胴03に駆動力を伝達することもできる。
【0062】
図7及び図8には、上側の印刷装置1に関連して説明した構成が示されている。この構成は、下側の印刷装置01に当てはまるものであり、その逆であってもよい。図7及び図8には例として、下側の印刷装置01にそれぞれ1つのインキならしローラ12;21を備えたインキ装置02及び湿し装置06が図示されている。このインキ装置02及び湿し装置06は、有利な実施例ではそれぞれ駆動モータ17;24によって伝動装置16;23を介して回転駆動され(図示されている)、駆動モータ18;27によって伝動装置19;26を介して軸方向に駆動される(図示せず)。
【0063】
図9及び図10には、図7及び図8に示した実施例の概略的な垂直断面図が示されているが、ローラ11;13は省かれている。同様に湿し装置06(設けられている場合は)は、この図面には示されていないが、湿し装置06のためには、インキ装置02に相当する湿し装置が使用される。その理由により、インキならしローラ21;22、伝動装置23;26並びに駆動モータ24;27のための、図9及び図10に示された符号は、インキ装置02の符号に対して括弧でくくられている。
【0064】
図9では、インキ装置02の2つのローラ11;12;13;14(ここではインキならしローラ12;14)が、1つの共通の駆動モータ07を有している。伝動装置16例えば歯車列16は、図示の実施例ではその周囲に対して閉鎖して構成されている。このために、2つのインキならしローラ12;14だけに配属された伝動装置16が、この伝動装置16に配属されたケーシング32内に配置されている。このケーシング32は例えば開放側を有しており、この開放側は、サイドフレーム33と共に、ケーシングで囲まれた閉じた室37を形成している。例えば1つだけの駆動されるローラ11;12;13;14例えばインキならしローラ12を有する下側の湿し装置02は同様に、1つだけのローラ11;12;13;14例えばインキならしローラ12に配属されたケーシング32を有しており、このケーシング32はサイドフレーム33と協働して、伝動装置16を受容する、ケーシングで囲まれた室37を形成する。
【0065】
軸方向運動のための駆動モータ18並びに伝動装置19は、例えば別の機械フレームに配置されている。
【0066】
印刷装置胴03;07はすべて、固有の駆動モータ08と、図示の実施例では各伝動装置09だけを受容するケーシング34とを有している。
【0067】
図10に示した実施例は、図9に示した実施例とは異なり、印刷ユニットが単数又は複数のサテライト胴28を有しており、このサテライト胴28は、固有の若しくは共通の駆動モータ29によって伝動装置31を介して駆動されるようになっている。この実施例では、この伝動装置31にも固有のケーシング36が配属されており、このケーシング36は、伝動装置31を受容するか若しくは外部に対してケーシングで囲まれている。
【0068】
この実施例では2つの印刷装置胴03;07は、それぞれ1対形式で共通の駆動モータ08と、それぞれ伝動装置09を受容するケーシング34とを有している。
【0069】
図10には、下部領域において、印刷装置の駆動装置のための1実施例が示されており、この印刷装置は、駆動モータ17によって、ケーシングで囲まれた伝動装置16を回転駆動する、表面に多数の窪みを備えたローラ41例えばドクタ又はアニロックスローラ41を有している。ドクタローラ41は例えば1つ又は2つの図示していないインキ着けローラ11にインキを引き渡す。インキ着けローラ11は、軸方向のトラバース運動は行わない。
【0070】
これによって伝動装置09;16;23;31は、ケーシングで囲まれた個別の伝動装置09;16;23;31として構成されており、この伝動装置は、多数の胴03;07;28若しくは各ローラ12;14;21;22;41に配属されている。この実施例では構造群として、例えば印刷装置胴03;07、ローラ11,12;13,14特にインキ装置02のインキならしローラ12,14、及びローラ20,21;22;25特に湿し装置06のインキならしローラ21,22である。
【0071】
伝動装置09;16:31は、空間的に狭く制限された室37;38;39内で閉じた各ケーシング32;34;36を通って配置されており、この室内に潤滑剤例えばオイルを設けることができ、オイルはこの室37;38;39から漏れ出ることがなく、多壁状のサイドフレームを設ける必要はない。
【0072】
特に印刷装置胴03;07又はサテライト胴28のインキならしローラ12;14;21;22のローラ11;12;13;14;20;21;22;25;41を個別に駆動する場合においても、載設された、若しくは駆動モータにフランジ結合(フランジを介して結合)された、ケーシングで囲まれた個別の伝動装置09;16;23;31(例えばケーシングで囲まれた循環伝動装置又は減速歯車装置)を備えた駆動装置17;24;29を配置すれば特に有利である。
【0073】
有利な実施例ではすべての伝動装置09;16;23;31又は少なくともインキ装置02及び/又は湿し装置06の伝動装置が減速歯車装置16;23として構成されている。2つのインキならしローラ12,14;21,22の1対形式の駆動装置は有利には、2つのインキならしローラ12,14;21,22が同じ回転方向を有している。つまり2つのインキならしローラ12,14;21,22の駆動歯車間の歯車列として構成されている場合に、インキならしローラ12,14;21,22の駆動歯車間に中間歯車が配置されている。駆動モータ17;24による駆動が、駆動歯車のうちの1つ又は中間歯車に伝達される。伝動装置09;16;23;31は、引っ張り手段伝動装置例えばベルト伝動装置特に歯付きベルトを有していてもよいか、若しくは有利な実施例では伝動装置09;16;23;31の1つ又は複数が、引っ張り手段特に歯付きベルトを備えた引っ張り伝動装置として構成されていてよい。
【0074】
有利な実施態様では、トラバース運動するインキならしローラ12,14;21,22の伝動装置16;23は、回転する駆動モータ17;24がケーシング固定的に配置できるように構成されている。これは例えば直歯(スグバ)列を介して、又は軸方向で可動な伝動歯車又は幅の広い伝動歯車(この伝動歯車上でベルト例えば歯付きベルトが、インキならしローラ12,14;21,22の運動時に螺旋状に移動可能である)を備えた上記ベルト伝動装置によって可能である。
【0075】
軸方向の駆動装置若しくは、この駆動装置の、軸方向運動をインキならしローラ12,14;21,22に伝達するか又は運動変換する伝動装置19;24は、有利な構成では、潤滑剤室若しくはオイル室内に配置されていない。潤滑剤が必要とされる場合には、伝動装置19;26は、少なくとも外部に対して閉鎖され、ケーシングで囲まれた伝動装置19;26として構成されている。この伝動装置19;26は、この伝動装置19;26を駆動する駆動モータ18;27に対応配置されている。図10には、このための例えばケーシング42が破線で示されている。単数又は複数のインキならしローラ12,14;21,22を軸方向で駆動する伝動装置19;26も、引っ張り部材伝動装置特に歯付きベルトを有しているか、若しくは歯付きベルトとして構成される。
【0076】
駆動モータ18;27による軸方向駆動装置の場合のために、回転運動を軸方向のストローク運動に変換する伝動装置19;26が、インキならしローラ12,14;21,22の胴有効幅(Ballen)の外に配置されている。つまり、伝動装置19;26は、別の構造群例えば隣接するインキ装置又は湿し装置06の伝動装置或いは印刷装置胴03;07と共に、伸張された共通のオイル室若しくは潤滑剤室内に配置されているのではない。駆動モータ18;27は、ケーシングで囲まれた固有の、図示していない伝動装置例えば減速歯車伝動装置及び/又はマイタ歯車を有している。運動変換及び/又は減速を行う伝動装置19;26は、この実施例では例えば偏心体を有するクランク伝動装置として、カム状の溝に沿って回転運動するストッパとして、又はその他の形式で構成されている。
【0077】
別の実施態様では、軸方向の駆動装置は、駆動モータ18;27として構成された駆動手段18;27によってではなく、圧力媒体で負荷されるピストンによって又は磁石力を介して行われる。この場合、例えばカプラー(Koppel)が、伝達又は変換を行う伝動装置19;26を成している。駆動装置変化実施例は、例えばケーシングで囲まれた個別の回転駆動装置と協働するようになっていれば有利である。
【0078】
個別に又は1対形式で回転する駆動装置、所属の伝動装置09;16;23;31、並びに個別の又は1対形式の軸方向駆動装置、及び所属の伝動装置19;27は、図7〜図10の上側又は下側に示された印刷装置01内に、分かり易くするためにそれぞれ概略的に例示されている。特に、1つの印刷ユニットが4つの印刷装置01を有しており、これらの印刷装置01はすべて、それぞれ2つのインキならしローラ12;14を備えたインキ装置02と、それぞれ1つのインキならしローラ21を備えた湿し装置06とを有している。すべてのインキ装置02が、駆動されるインキならしローラ12;14の代わりに、駆動されるドクタローラ41を有していてよい。胴03;07;28の駆動部と、インキ装置02若しくは湿し装置06の駆動部との組み合わせのために、図7及び図9の構成を図8及び図10の構成に転用するか、又はその逆でもよい。従って例えばすべての胴03;07;(28)及び、駆動しようとするすべてのローラ(11);12;(13);14;(20);21;22;(25);41は、構成に応じて、ケーシングで囲まれたそれぞれ1つの伝動装置09;16;23;(31)上に固有の回転する駆動モータ08;17;24;(29)を有していてよい。軸方向の駆動のための、種々異なって構成された上記変化実施例を、種々異なる印刷装置01に付加的に相互に使用してもよい。
【0079】
従って例えば印刷ユニットは4つの印刷装置01を有しており、これらの印刷装置01の印刷装置胴03;07はそれぞれ固有の駆動モータ08によって、ケーシングで囲まれた固有の伝動装置09を介して回転駆動せしめられ、これに対してインキ装置02及び湿し装置06はそれぞれ2つのインキならしローラ12,14;21,22を有しており、これらのインキならしローラは、1対形式でそれぞれ1つの共通の駆動手段17;24によって、ケーシングで囲まれた伝動装置16;23を介して回転駆動せしめられ、1対形式で共通の駆動手段18;27によって伝動装置19;26を介して軸方向に駆動可能である。
【0080】
1つの印刷ユニットのために、有利には、印刷ユニットを形成するすべての印刷装置の構成のために同じ構造を選択することができる。この構造の選択は、所望の融通性の程度、コスト、及びインキ装置02若しくは湿し装置06の選択(1つ又は2つのインキならしローラ12;14;21;22、ドクタローラ41を備えた短いインキ装置その他)に基づいている。
【0081】
以下の実施例(図11〜図13)には、胴03;07;28の前記各駆動のための有利な実施例が示されている。
【0082】
版胴03は端面側が、伝動装置09を介して、回転駆動のための駆動モータ09と作用接続している。
【0083】
中間胴07として構成された第2の胴07も端面側が、伝動装置09を介して、回転駆動のための駆動モータ08に作用接続している。
【0084】
第2の胴07は、直接印刷法のために、対抗圧胴07として構成されていてもよい。この場合、版胴03と対抗圧胴07との間に1つの印刷箇所が形成される。
【0085】
2つの胴03;07は、互いに形状接続(形状による束縛)的に駆動接続されていて、互いに機械的に無関係に、各駆動モータ08によって各伝動装置09を介して駆動される。
【0086】
印刷位置(胴入れ位置)で、中間胴07は被印刷材料04を介して、対抗圧胴28として構成された第3の胴28と協働する。第3の胴28は、「ゴム対ゴム」原理で同時に両面印刷を行うための2重印刷装置(図1、図2、図6、図7、図9)の場合のために、図示していない別の版胴03と協働する中間胴07として構成されていてもよい。この実施例(図11)では、第3の胴28がサテライト胴28として構成されていて、このサテライト胴28がその外周面で、胴対03;07に相当する別の胴対と協働する。
【0087】
第3の胴28は、機械的な駆動接続部(互いに転動し合う胴03;07を形成する摩擦伝動装置は度外視して)なしで、第1の2つの胴03;07を駆動可能である。
【0088】
有利な実施例では、第3の胴28も、伝動装置31を介して、回転駆動のための固有の駆動モータ29と作用接続している。
【0089】
本発明の実施態様では、サイドレジスタ(横方向見当合わせ装置)を調節するために少なくとも版胴03が、その軸方向に沿って、量ΔLだけ可動に、つまり有利な形式で両方向でゼロ位置まで可動に構成されている。この量ΔLは、有利には0〜±4mm、特に0〜±2/5mmである。これは、有利には胴03の、回転駆動側とは反対側に配置された図示していない駆動装置によって行われる。
【0090】
伝動装置09;31特に版胴03の伝動装置09は、形状接続的に協働し合う、基準面接続(Normalflaechenschluss)された少なくとも1対の部材を有しており、これらの部材は、種々異なる形式で例えば引っ張り部材伝動装置又は歯車伝動装置として実現され得る。有利な構成について、以下に実施例(図11〜図13)を用いて説明する。
【0091】
図11に示した実施例では、伝動装置09;31が、同軸的な軸位置を備えた伝動装置09;31として、例えば循環伝動装置特に遊星歯車伝動装置09;31として構成されている(図11には詳細が示されておらず、単に概略的に示されているだけである)。伝動装置09;31の軸線と、駆動モータ08;29の軸とは、それぞれ胴03;07;28の回転軸線に対して同軸的に配置されている。特に遊星歯車伝動装置09;31の同軸的な軸配置を有する伝動装置09;31のコンパクトな構造形式によって、構造スペースを著しく節約した配置が可能である。このような形式の伝動装置09;31における可能な増速比若しくは減速比の大きい範囲は、小さい駆動出力の駆動モータ08;29を使用できると同時に、最適な回転数範囲を保証することを可能にする。固有に駆動される各1つの胴03;07;28と協働して、同じ駆動出力の駆動モータ08;29を使用することができる。
【0092】
遊星歯車伝動装置09;31は、駆動モータ08;29と共に1つの構造ユニットを形成し、この駆動モータ08;29と直接接続されてもよい。
【0093】
有利な構成では、各伝動装置09;31は、カバー34;36によってケーシングで囲まれて(図面では破線で示されてている)構成されているので、汚れが内部に侵入することも、場合によっては内部に存在する潤滑剤特にさらさらの潤滑剤例えばオイルが、このように構成された潤滑剤室から外部に漏れ出すこともない。個別のケーシングで包囲した構造によって、保守、各構成部材の交換、駆動システムのコンパクトな構造に関連して大きい利点を提供する。軸方向で相対的に可動に構成された直歯列と協働して、ケーシング状の包囲及び潤滑剤は同時に、歯車噛み合いの摩擦のない動作、並びに軸方向運動時の低い摩耗を可能にする。
【0094】
図12に示した実施例では、伝動装置09;31が、平行なストッパを備えた伝動装置09;31、特に定置の軸を備えた歯車伝動装置09;31として構成されている。各胴03;07;28のピンに相対回動不能に配置された歯車43は、第2の歯車44例えばピニオン44に噛み合っており、この第2の歯車44は駆動モータ08;29の軸に相対回動不能に結合されている。伝動装置09;31は、より大きい歯車連鎖又はその他の形式の伝動装置部分を有していてもよい。歯車43;44は、特に中間胴07及び対抗圧胴28に配属された歯車43;44の場合に、より高い負荷可能性を得るために斜歯(ハスバ)を付けて構成されていてよい。サイドレジスタを調節するために、版胴03の他に、伝動装置09及び版胴03の駆動モータ08も一緒に移動せしめられる場合のために、又はフレーム固定された駆動モータ08及びピニオンのために、サイドレジスタの調節時に周方向レジスタを修正するための手段が講じられている場合のために、版胴03における歯車43;44も斜歯を付けて構成してもよい。
【0095】
図12の実施例による伝動装置09;31は、図示していない実施例では形状接続式のベルト伝動装置として構成されているか、若しくはこのようなベルト伝動装置を有していてもよい。
【0096】
図13に示した実施例では、伝動装置09;31は、第2実施例におけるように定置の歯車伝動装置09;31として構成されているが、胴03;07;28に接続された歯車43で内歯列を有して構成されている。歯車43と駆動モータ08;29のピニオン44との間に、単数又は複数の歯車46が配置されており、この歯車46は遊星歯車伝動装置の遊星歯車に相当するが、フレーム固定された回転軸を有している。高い減速が可能であるにも拘わらず、伝動装置09;31は、同軸的な軸装置を備えた伝動装置09;31として構成されている。
【0097】
図13に示した実施例の変化実施例では、歯車46は省略してもい。この場合、駆動モータ08;29及び各胴03;07;28の軸線は平行であって、同軸的に延びてはいない。
【0098】
前記すべての実施例において、駆動モータ08;29、並びにこの駆動モータ08;29に配属された伝動装置03;09の部分及び伝動装置ケーシング若しくはカバー34;36をケーシング固定して配置すれば有利である。
【0099】
図11〜図13に示した実施例の有利な構成では、版胴03に配属された伝動装置09の少なくとも1対形式で協働し合う部材が、直歯を備えて構成されていて、軸方向で2つの部材の互いの相対運動を可能にする。図11に示した実施例では、複数の部材のこのような形式の対は、図11では図示されていない太陽歯車と、単数若しくはの複数の遊星歯車であり、また図12の実施例ではピニオン44と歯車43であり、図13の実施例では歯車46と、歯車43又は44のうちの1つであってよい。
【0100】
版胴03の軸方向運動に関連して互いに相対的に可動な、版胴03に配属された伝動装置09の部材は、版胴03の運転を許容するどの位置でも、互いに可動な部材の形状接続部例えば歯列の最大負荷が、摩耗及び破損を生ぜしめる基準を越えないように寸法設計されている。
【0101】
このために例えば図11〜図13に示されているように、遊星歯車伝動装置09の歯列のうちの少なくとも1つ、第2実施例の歯車伝動装置09の歯車43;44のうちの少なくとも1つ、又は第3実施例の歯車伝動装置09の歯車43;44或いは場合によっては46のうちの少なくとも1つが、軸方向で幅広く構成されている。この幅は、量±ΔLだけ版胴03が軸方向で摺動した時に、歯列が十分に合致し合うように選定されている。これによって版胴03は、伝動装置09のケーシングを同様に移動させる必要なしに、軸方向で移動できる。
【0102】
駆動モータ08;29の組み付け及び整備のために、駆動モータ08;29及び伝動装置09;31が結合された複合構造群を形成する実施例は除いて、それぞれ駆動モータ08;29と伝動装置09;31との間に、切換え不能しかしながら解除可能なカップリング若しくはクラッチ(図示せず)を設けることができる。このような構造群を配置した場合に、切換え不能しかしながら解除可能なクラッチ(図示せず)を、伝動装置09;31と胴03;07;28との間に配置すれば有利である。
【0103】
図7〜図10の実施例に対する変化実施例で、版胴03から、この版胴03に配属されたインキ装置02及び場合によっては湿し装置06の単数又は複数のローラを駆動することも可能である。
【0104】
しかしながら、できるだけ故障がなく調節不要な印刷装置の駆動を考慮して、図7〜図10に示されているように、略示されたインキ装置02の単数若しくは複数のローラが、図12に例示され図11及び図13の実施例においても図示されているように、個別に駆動されるようになっていれば、有利である。この実施例でも、個別にケーシング状に包囲することが、印刷機のアクセス(接近)可能性及び汚れを考慮すれば有利である。このことは、場合によっては設けられている示し装置06のためにも当てはまる。しかしながら、インキ装置ローラ若しくは湿し装置ローラ若しくは湿し装置胴は、場合によっては駆動モータによって一緒に駆動されるようになっていてもよい。
【0105】
インキならしローラ12;21が駆動モータ17;24によって伝動装置16;23を介して駆動されるようになっていれば、この駆動は、有利な形式で、版胴03の駆動に応じて行われ、それによって軸方向のトラバース運動が、周方向の位置に影響を及ぼすことなしに維持される。
【0106】
有利な構成では(図14)、ケーシング固定された駆動モータ08において中間胴07と駆動モータ08との間で、中間胴07に、中間胴03;07の胴入れ及び胴抜き運動を補償するために角度及びずれを補償するクラッチ47が配置されている。このクラッチは、回動不能であるが軸方向に変形可能な2つの薄板パケットを備えたオールメタル(全金属)製クラッチ47として構成されていてよい。オールメタル製クラッチ47は、同時にずれ及びそれに伴う長手方向変化を補償することができる。重要なことは、回転運動が遊びなしで伝達されるということである。
【0107】
フレーム固定された駆動モータ08を備えた版胴03を同軸的に駆動する場合のために、ピンと駆動モータ08との間にクラッチ48が設けられており、このクラッチ48は、サイドレジスタを調節するために、胴03と駆動モータ08との間の少なくとも1つの軸方向の相対運動を受容する。製造公差及び場合によっては必要な版胴03の運動を受容して調整を行うために、クラッチ48は少なくとも小さい角度及びずれを補償するクラッチ48として構成されている。このクラッチは有利な構成では、同様に、相対回動不能しかしながら軸方向に変形可能な2つの薄板パケットを備えたオールメタル製クラッチ48として構成されている。リニア運動(線状運動)は、伝動装置09又は駆動モータ08の出力部の軸若しくは版胴03のピンに軸方向で形状接続的に結合された薄板パケットによって受容される。
【0108】
版胴03は、図15に示されているように、周方向で2つ、長手方向で少なくとも6つの、縦置きされた大判紙サイズの印刷頁を装着できる。選択的に、この版胴03は、周方向で4つ、長手方向で少なくとも6つの横置きされたタブロイド判の印刷頁(図16)、又は周方向で4つ、長手方向で少なくとも12の縦置きされた本サイズの印刷頁(図17)、若しくは周方向で8つ、長手方向少なくとも6つの横置きされた本サイズの印刷頁(図18)を、版胴03の周方向でそれぞれ1つ及び版胴03の長手方向で少なくとも1つの、この版胴03に配置されたフレキシブルな版板に装着することができる。
【0109】
胴03;07の構成「3倍幅」、つまり前記長さを備えた構成によって、2倍の周方向長さ及び2倍幅を有する印刷機とは異なり、選択的に、同じ数の印刷装置を有する多数の印刷可能な頁を可能にするか、又は同じ頁数で印刷装置の数を減少する(これによってコストが著しく低減される)ことができる。
【0110】
従って、集合印刷(Sammmelproduktion;ザンメル印刷)で、つまり周方向で相前後して版胴上に配置された2つの版板が種々異なる頁を形成する印刷で、4色96頁の製品を印刷するための印刷機が有利であり、この場合全部で32の印刷箇所だけが設けられている。これらの印刷箇所は、それぞれ図4、図8又は図10に示した有利な構成では、共通のサテライト胴28を巡って構成されたいわゆる9胴型又はサテライト型印刷ユニットでそれぞれ4つのグループで配置されている。このような形式の2つのサテライト型印刷ユニットは、これら2つのサテライト型印刷ユニットが互いに上下に配置されていることによって、それぞれ1つの印刷タワーを形成している。これによって前記印刷機はこのような形式の4つの印刷タワーを有しており、これらの印刷タワーは、例えば折り機を備えた共通の折り機構造の両側に対称的に配置されている。折り機は、この製造のためにザンメル運転で駆動可能である。この印刷機は、48頁の製品に集合させることなしに、折り丁の突き出し速度を高めたい場合に適している。
【図面の簡単な説明】
【図1】
右側の胴対のためのインキ装置及び湿し装置を省略した、2重印刷装置の正面図である。
【図2】
図1に示した胴装置の平面図である。
【図3】
図1に示した胴装置の平面図である。
【図4】
1つのサテライト胴を備えた印刷装置の正面図である。
【図5】
2つのサテライト胴を備えた印刷装置の正面図である。
【図6】
付加的な胴対によって拡張された2重印刷装置を備えたY型印刷装置の正面図である。
【図7】
「ゴム対ゴム」構造の、4つの印刷装置を有する印刷ユニットの概略図である。
【図8】
サテライト型印刷装置の構造の、4つの印刷装置を有する印刷ユニットの概略図である。
【図9】
図7に示した駆動装置の側面図である。
【図10】
図8に示した駆動装置の側面図である。
【図11】
循環駆動装置(概略的に示されている)を使用した、印刷装置の駆動装置の第1実施例の概略図である。
【図12】
外歯列を備えた据え置き型伝動装置を使用した、印刷装置の駆動装置の第2実施例の概略図である。
【図13】
内歯列を備えた据え置き型伝動装置を使用した、印刷装置の駆動装置の第3実施例の概略図である。
【図14】
個別に駆動される胴を備えた2重印刷装置の概略図である。
【図15】
新聞12頁分が割り当てられている版胴を示す概略図である。
【図16】
タブロイド判24頁分が割り当てられている版胴を示す概略図である。
【図17】
本サイズの48頁分が縦に割り当てられている版胴を示す概略図である。
【図18】
本サイズの48頁分が横に割り当てられている版胴を示す概略図である。
【符号の説明】
01 印刷装置、オフセット印刷装置
02 インキ装置
03 胴、回転体、版胴、印刷装置胴
04 被印刷材料、印刷ウエブ、ウエブ
05 版板
06 湿し装置
07 版胴、回転体、中間胴、圧胴、印刷装置胴
08 駆動モータ
09 伝動装置
10 ゴムブランケット
11 ローラ、インキ着けローラ
12 ローラ、インキならしローラ
13 ローラ、中間ローラ(インキ移しローラ)
14 ローラ、インキならしローラ
16 伝動装置
17 駆動モータ
18 駆動手段、駆動モータ
19 伝動装置
20 ローラ、インキ着けローラ
21 ローラ、インキならしローラ
22 ローラ、インキならしローラ
23 伝動装置
24 駆動モータ
25 ローラ、中間ローラ
26 伝動装置
27 駆動モータ
28 圧胴、サテライト胴
29 駆動モータ
31 伝動装置
32 ケーシング
33 サイドフレーム
34 ケーシング、カバー
36 ケーシング
37 室
38 室
39 室
41 ローラ、ドクタローラ、アニロックスローラ
42 ケーシング
43 歯車
44 第2の歯車、ピニオン
46 歯車
47 クラッチ
48 クラッチ
ΔL 胴3の軸方向運動の量

Claims (30)

  1. 印刷機の印刷装置であって、版胴(03)として構成された胴(03)を有しており、該胴(03)が胴有効幅の範囲内で軸方向に、1印刷頁のほぼ6倍幅に相当する長さを有しており、前記胴(03)にインキ装置(02)が配属されている形式のものにおいて、
    版胴(03)とインキ装置(02)とが、機械的に互いに独立した駆動モータ(08;17)によって回転駆動されるようになっていることを特徴とする、印刷機の印刷装置。
  2. 印刷機の印刷装置であって、少なくとも1つの胴(03;07;28)を有しており、該胴が胴有効幅の範囲内で軸方向に、1印刷頁のほぼ6倍幅に相当する長さを有している形式のものにおいて、
    胴(03;07;28)が、固有の駆動モータ(08;29)によって、その他の胴(18;07;03)の駆動とは機械的に無関係に独立して回転可能に駆動されるようになっていることを特徴とする、印刷機の印刷装置。
  3. 版胴(03)と、該版胴(03)に配属された中間胴(07)として構成された胴(07)とが、少なくとも1つの駆動モータ(08)によって、別の印刷装置(01)とは機械的に無関係に独立して回転駆動せしめられるようになっている、請求項1記載の印刷装置。
  4. 印刷機の印刷装置であって、少なくとも2つの胴(03;07)、即ち版胴(3)と、該版胴(03)に配属された第2の胴(07)とを有しており、これらの2つの胴(03;07)が、その胴有効幅の範囲内で軸方向に、1印刷頁のほぼ6倍幅に相当する長さを有している形式のものにおいて、
    互いに対応配置された2つの胴(03;07)が、少なくとも1つの駆動モータ(08)によって、別の印刷装置(01)とは機械的に無関係に独立して回転駆動せしめられることを特徴とする、印刷機の印刷装置。
  5. 互いに対応配置された2つの胴(03;07)が、共通の駆動モータ(08)によって版胴(02)において駆動可能である、請求項3又は4記載の印刷装置。
  6. 互いに対応配置された2つの胴(03;07)が、共通の駆動モータ(08)によって、中間胴(07)として構成された胴(07)において駆動可能である、請求項3又は4までのいずれか1項記載の印刷装置。
  7. 版胴(03)及び中間胴(07)として構成された胴(03;07)に、それぞれ別の胴(03;07)とは機械的に無関係に独立した、回転駆動装置のための駆動モータ(08)が配属されている、請求項3又は4までのいずれか1項記載の印刷装置。
  8. 印刷機の印刷装置であって、少なくとも2つの胴(03;07)を有しており、これらの胴が、その胴有効幅の範囲内で軸方向に、1印刷頁のほぼ6倍幅に相当する長さを有している形式のものにおいて、
    版胴(03)及び中間胴(07)として構成された胴(03;07)に、別の胴(03;07)とは無関係に独立した、回転駆動のためのそれぞれ1つの駆動モータ(08)が配属されている、請求項1から7までのいずれか1項記載の印刷装置。
  9. 印刷装置が、対抗圧胴(28)として構成された胴(28)を有しており、該胴(28)が機械的に無関係に固有の駆動モータ(29)によって駆動されるようになっている、請求項1,2,4又は8記載の印刷装置。
  10. 印刷装置がインキ装置(02)を有しており、該インキ装置(02)が、胴(03;07)の駆動装置とは機械的に無関係に独立した駆動モータ(17)によって回転駆動されるようになっている、請求項4又は8までのいずれか1項記載の印刷装置。
  11. 胴(03;07;28)の駆動モータ(08;29)がフレーム固定して配置されている、請求項2,5,6,7,8又は9記載の印刷装置。
  12. 駆動モータ(08;29)と所属の胴(03;07;28との間に、別の駆動モータ(29;08;17;24)とは機械的に無関係に独立した伝動装置(09;31)が配置されている、請求項1,2,4,8又は9記載の印刷装置。
  13. 駆動モータ(17)とインキ装置(02)との間に、別の駆動モータ(08;17;24;29)とは機械的に無関係に独立した伝動装置(16)が配置されている、請求項1又は10までのいずれか1項記載の印刷装置。
  14. 伝動装置(09;16;31)が、外部に対して閉鎖された伝動装置(09;16;31)として、別の伝動装置(09;16;31)から空間的に分離された伝動装置(09;16;31)として構成されている、請求項12又は13までのいずれか1項記載の印刷装置。
  15. 伝動装置(09;16;31)が、基準面接続部を有する伝動装置(09;16;31)として構成されている、請求項12又は13までのいずれか1項記載の印刷装置。
  16. 版胴(03;07)として構成された胴(03)と所属の駆動モータ(08)との間の駆動接続部が、版胴(03)と駆動モータ(08)との間の相対運動を受容するように構成されている、請求項5,7又は8記載の印刷装置。
  17. 駆動モータ(08)と中間胴(07)として構成された胴(07)との間に、角度及び/又はずれを補償するクラッチ(47)が配置されている、請求項6,7又は8記載の印刷装置。
  18. 版胴(03)として構成された胴(03)が、縦置き又は横置きされた2つの印刷頁のための1つの外周面を有している、請求項1,2,4又は8記載の印刷装置。
  19. 印刷頁が、大判紙サイズの新聞頁である、請求項1,2,4又は8記載の印刷装置。
  20. 版胴(02;07;28)の胴有効幅は、その長さと直径との比が、5.8〜8.8特に6.3〜8.0である、請求項1,2,4,8,又は9記載の印刷装置。
  21. 胴(03;07)の胴有効幅は、その長さが1850mm〜2400mm特に1900mmから2300mmである、請求項1,2,4,8又は9記載の印刷装置。
  22. 胴(03;07)の胴有効幅は、その直径が260〜340mm特に280〜300mmである、請求項1,2,4,8又は9記載の印刷装置。
  23. インキ装置(02)が2つのローラ(11;12;13;14)を有しており、これらのローラが駆動モータ(17)によって、外部に対して閉じられた伝動装置(16)を介して一緒に駆動可能である、請求項14記載の印刷装置。
  24. インキ装置(02)が2つのローラ(11;12;13;14)を有しており、これらのローラがそれぞれ、固有の駆動モータ(17)によってそれぞれ1つの、自己閉鎖している伝動装置(16)を介して駆動可能である、請求項14記載の印刷装置。
  25. 印刷装置(01)が、版胴(03)の駆動部及びインキ装置(02)の駆動部とは機械的に無関係に独立して、固有の駆動モータ(24)によって、外部に対して閉鎖された固有の伝動装置(23)を介して駆動可能な、少なくとも1つのローラ(20;21;22;25)を備えた湿し装置(06)を有している、請求項1又は9記載の印刷装置。
  26. 印刷装置(01)が、版胴(03)の駆動部とは機械的に無関係に独立して駆動可能な、少なくとも1つのローラ(20;21;22;25)を備えた湿し装置(06)を有しており、該湿し装置(06)が、インキ装置(02)と共通の駆動モータ(24)によって、外部に対して閉鎖された伝動装置(23)を介して回転駆動せしめられる、請求項1又は9記載の印刷装置。
  27. 中間胴(07)として構成された胴(07)がその外周面で、軸方向に並んで配置された、ほぼ全周に亘って延びる3つの胴張り(10)を有しており、これらの胴張り(10)が周方向で相互に180゜ずらして配置されている、請求項2,3,4又は8記載の印刷装置。
  28. 版胴(03)として構成された胴(03)がその外周面で、軸方向に互いに並んで配置された6つの版板と、周方向で相前後して配置されたそれぞれ少なくとも2つの版板(05)とを有している、請求項1,2,4又は8記載の印刷装置。
  29. 互いに並んで配置された6つの版板がそれぞれ一列に配置されている、請求項28記載の印刷装置。
  30. 印刷装置が、オフセット印刷のための印刷装置として構成されている、請求項1,2,4又は8記載の印刷装置。
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