JP2007016412A - 車両の開閉自在な部材を開放するための制御装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 スマートキー機能によって車両のドア、あるいはトランクが解錠されると(ステップS20)、その解錠されたドア、あるいはトランクに設けられた超音波センサ10から超音波を送信し、その反射波の受信信号が、予め登録された登録信号と同様な信号パターンを示すかどうか判定し(ステップS30)、同様な信号パターンを示す場合に、そのドア、あるいはトランクを自動的に開放する(ステップS40)。
【選択図】 図6
Description
車外から視認することのできない外板部の他方の面に設けられ、外板部の振動を検出する振動検出手段と、
振動検出手段の検出した検出信号が予め登録された登録信号と同様なパターンを示すかどうかを判定する信号パターン判定手段と、を備え、
制御手段は、信号パターン判定手段によって、登録信号と同様なパターンを示すと判定された場合、検出信号を検出した振動検出手段の設けられた外板部を構成部材として含む開閉自在な部材を開放する対象とし、当該開閉自在な部材を開放する駆動手段に対して駆動指令を出すことを特徴とする。
車外から視認することのできない外板部の他方の面に設けられ、外板部を介して車外に向かって送信波を送信し、その反射波を受信する送受信手段と、
送受信手段の受信した受信信号が予め登録された登録信号と同様なパターンを示すかどうかを判定する信号パターン判定手段と、を備え、
制御手段は、信号パターン判定手段によって、登録信号と同様なパターンを示すと判定された場合、受信信号を受信した送受信手段の設けられた外板部を構成部材として含む開閉自在な部材を開放する対象とし、当該開閉自在な部材を開放する駆動手段に対して駆動指令を出すことを特徴とする。
登録信号を記憶する登録信号記憶手段と、
振動検出手段の検出した検出信号、又は送受信手段の受信した受信信号を登録信号として、登録信号記憶手段に登録する登録手段と、を備え、
信号パターン判定手段は、登録信号記憶手段の記憶する登録信号を判定に用いることを特徴とする。
ユーザの携帯する携帯機と、
開閉自在な部材の周囲に検知エリアを設定し、当該検知エリア内に位置する携帯機との間で通信を行う車外通信機と、
検知エリア内に携帯機が位置する場合、車外通信機によって携帯機と通信することでコード照合を行い、そのコード照合が一致したときに検知エリアの設定された開閉自在な部材の錠を解錠するスマートキー手段と、を備えることを特徴とする。
図1に示すように、車両用ドア制御装置は、超音波センサ10、車外通信機30a、携帯機30b、ECU40、ドア開放制御アクチュエータ(以下、ドア開放制御ACT)50、ドアロック制御アクチュエータ(以下、ドアロック制御ACT)60によって構成される。
例えば、車両が走行中の場合には、超音波センサ10の送信信号と受信信号との時間間隔から、車外に存在する物体までの距離を検出するようにしてもよい。これにより、例えば、図7(a)に示すように、縦列駐車時の車両側面の駐車スペースを計測することに用いたり、図7(b)に示すように、並走車両や駐車車両との距離を計測することに用いたりすることができる。
また、例えば、超音波センサ10とECU40は、例えば、MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)技術によって一体で構成するようにしてもよい。これにより、本装置の小型化が図れる。
第2の実施形態は、第1の実施形態によるものと共通するところが多いので、以下、共通部分についての詳しい説明は省略し、異なる部分を重点的に説明する。第1の実施形態の車両用ドア制御装置は、超音波センサ10を用いたものであるが、本実施形態の車両用ドア制御装置は、超音波センサ10にかわってGセンサ20を用いる点が異なる。
例えば、Gセンサ20の検出信号が登録信号と同様なパターンを示さないと判定された場合や、スマートキー機能によって車両のドア、あるいはトランクが解錠されていないにもかかわらず、Gセンサ20によってドアやトランクのパネルやドアの窓の振動が検出される場合には、車両の車内への不正な侵入を検出するようにしてもよい。これにより、Gセンサ20の検出信号を車両のセキュリティのために用いることができる。
また、例えば、Gセンサ20の検出した検出信号に基づいて、側面衝突用エアバックを展開する制御を行うようにしてもよい。これにより、例えば、図9に示すように、Gセンサ20の検出信号を用いて、その検出信号の出力レベルが規定値を超えるような場合には、衝突側に設けられた側面衝突用エアバックを展開させることができる。
また、例えば、Gセンサ20とECU40は、例えば、MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)技術によって一体で構成するようにしてもよい。これにより、本装置の小型化が図れる
20 Gセンサ
30a 車外通信機
30b 携帯機
40 ECU
50 ドア開放制御アクチュエータ
60 ドアロック制御アクチュエータ
Claims (10)
- 一方の面が車外に面する外板部を構成部材として含む開閉自在な部材と、該開閉自在な部材を開放するための制御手段と、該制御手段からの駆動指令を受けて駆動することで、前記開閉自在な部材を開放する駆動手段と、を備える、車両の開閉自在な部材を開放するための制御装置であって、
前記車外から視認することのできない前記外板部の他方の面に設けられ、前記外板部の振動を検出する振動検出手段と、
前記振動検出手段の検出した検出信号が予め登録された登録信号と同様なパターンを示すかどうかを判定する信号パターン判定手段と、を備え、
前記制御手段は、前記信号パターン判定手段によって、前記登録信号と同様なパターンを示すと判定された場合、前記検出信号を検出した振動検出手段の設けられた外板部を構成部材として含む開閉自在な部材を開放する対象とし、当該開閉自在な部材を開放する駆動手段に対して駆動指令を出すことを特徴とする装置。 - 前記信号パターン判定手段は、前記検出信号の検出回数、前記検出信号の検出間隔、及び前記検出信号の信号レベルの少なくとも1つの信号パターンについて判定することを特徴とする請求項1記載の装置。
- 前記信号パターン判定手段によって、前記登録信号と同様なパターンを示さないと判定された場合、前記振動検出手段の検出した検出信号に基づいて、前記車両の車内への不正な侵入を検出する不正侵入検出手段を備えることを特徴とする請求項1又は2記載の装置。
- 前記振動検出手段の検出した検出信号の信号レベルが規定値を超える場合、側面衝突用エアバックを展開する制御を行うエアバック制御手段を備えることを特徴とする請求項1又は2記載の装置。
- 一方の面が車外に面する外板部を構成部材として含む開閉自在な部材と、該開閉自在な部材を開放するための制御手段と、該制御手段からの駆動指令を受けて駆動することで、前記開閉自在な部材を開放する駆動手段と、を備える、車両の開閉自在な部材を開放するための制御装置であって、
前記車外から視認することのできない前記外板部の他方の面に設けられ、前記外板部を介して前記車外に向かって送信波を送信し、その反射波を受信する送受信手段と、
前記送受信手段の受信した受信信号が予め登録された登録信号と同様なパターンを示すかどうかを判定する信号パターン判定手段と、を備え、
前記制御手段は、前記信号パターン判定手段によって、前記登録信号と同様なパターンを示すと判定された場合、前記受信信号を受信した送受信手段の設けられた外板部を構成部材として含む開閉自在な部材を開放する対象とし、当該開閉自在な部材を開放する駆動手段に対して駆動指令を出すことを特徴とする装置。 - 前記信号パターン判定手段は、前記受信信号の回数、前記送信波の送信信号と前記受信信号との時間間隔、及び前記受信信号の信号レベルの少なくとも1つの信号パターンについて判定することを特徴とする請求項5記載の装置。
- 前記送受信手段は、前記送信波の送信信号と前記受信信号との時間間隔から、前記車外に存在する物体までの距離を検出する距離検出手段を備えることを特徴とする請求項5又は6記載の装置。
- 前記登録信号を記憶する登録信号記憶手段と、
前記振動検出手段の検出した検出信号、又は前記送受信手段の受信した受信信号を登録信号として、前記登録信号記憶手段に登録する登録手段と、を備え、
前記信号パターン判定手段は、前記登録信号記憶手段の記憶する登録信号を判定に用いることを特徴とする請求項1〜7の何れか1項に記載の装置。 - ユーザの携帯する携帯機と、
前記開閉自在な部材の周囲に検知エリアを設定し、当該検知エリア内に位置する前記携帯機との間で通信を行う車外通信機と、
前記検知エリア内に前記携帯機が位置する場合、前記車外通信機によって前記携帯機と通信することでコード照合を行い、そのコード照合が一致したときに前記検知エリアの設定された開閉自在な部材の錠を解錠するスマートキー手段と、を備えることを特徴とする請求項1〜8の何れか1項に記載の装置。 - 前記信号パターン検出手段、及び前記制御手段は、前記送受信手段、又は前記振動検出手段と一体で構成されることを特徴とする請求項1〜9の何れか1項に記載の装置。
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