JP2004132042A - キーレスエントリーシステム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】振動衝撃状態検出部25は、振動等を検出すると、検出信号を電波送信部27に送出する。電波送信部27は、振動衝撃状態検出部25からの検出信号を受領すると、所定の電波信号を電波送受信ユニット11の電波送受信部13に送信する。電波送受信部13は、電波送信部27からの所定の電波信号を受信すると、暗証コード情報を含む所定の電波信号を送信する。電波受信部29は、電波送受信部13からの所定の電波信号を受信すると、当該所定の電波信号をロック制御部31に送出する。ロック制御部31は、受領した所定の電波信号に含まれる暗証コード情報が予め設定された暗証コード情報とが一致するか否かを判断し、一致すると判断した場合、ドアロック機構39をアンロック状態とするようにドアロック駆動部23に制御信号を出力する。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ドアロック、ドアアンロックを行うキーレスエントリーシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、ユーザがリモコンを操作することにより、車両のドアのロック又はアンロックを行う、いわゆるキーレスエントリーシステムが存在する(例えば、特開平11−141211号公報参照。)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のキーレスエントリーシステムでは、ユーザがリモコンを手に持って、リモコンに設けられたスイッチを操作する必要があり、ユーザに対する利便性に欠けるという問題があった。
【0004】
本発明の課題は、利便性を向上したキーレスエントリーシステムを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るキーレスエントリーシステムは、信号の送受信によりドアロック、ドアアンロックを行うキーレスエントリーシステムであって、ドアロック機構をロック状態又はアンロック状態とするドアロック駆動手段と、車両の振動の状態あるいは車両に与えられた衝撃の状態を検出する振動衝撃状態検出手段と、振動衝撃状態検出手段での検出結果に基づいて、所定の電波信号を送信する電波送信手段と、電波送信手段からの所定の電波信号を受信し、受信した所定の電波信号に基づいて、暗証コード情報を含む所定の電波信号を送信する携帯式電波送受信手段と、携帯式電波送受信手段から送信された所定の電波信号を受信する電波受信手段と、ドアロック駆動手段の作動を制御するロック制御手段と、を有しており、ロック制御手段は、電波受信手段にて受信した所定の電波信号に含まれる暗証コード情報が予め設定された暗証コード情報と一致するか否かを判断し、一致する場合には、ドアロック駆動手段がドアロック機構をロック状態又はアンロック状態とするように当該ドアロック駆動手段に制御信号を出力することを特徴としている。
【0006】
本発明に係るキーレスエントリーシステムでは、振動衝撃状態検出手段により、車両の振動の状態あるいは車両に与えられた衝撃の状態が検出され、この振動衝撃状態検出手段での検出結果に基づいて、電波送信手段から所定の電波信号が送信される。そして、携帯式電波送受信手段により、上記電波送信手段から送信された所定の電波信号が受信され、当該所定の電波信号に基づいて、暗証コード情報を含む所定の電波信号が送信される。続いて、電波受信手段により上記携帯式電波送受信手段から送信された所定の電波信号が受信され、ロック制御手段により、電波受信手段にて受信された所定の電波信号に含まれる暗証コード情報が予め設定された暗証コード情報と一致するか否かが判断され、一致する場合には、ドアロック駆動手段がドアロック機構をロック状態又はアンロック状態とするように当該ドアロック駆動手段に対して制御信号が出力される。これにより、携帯式電波送受信手段を身に付けたユーザが車両に衝撃等を与えることにより、ドアロック機構がロック状態又はアンロック状態となる。従って、ユーザによるリモコンの操作を必要とすることなく、ドアロック機構をロック状態又はアンロック状態とすることができ、キーレスエントリーシステムの利便性を向上することができる。また、ユーザにより車両に衝撃等が与えられたことをトリガーにして、暗証コード情報を照合するための一連の動作を開始するので、携帯式電波送受信手段から送信される所定の電波信号を常時監視するものに比して、消費電力を低減することができる。
【0007】
また、異常状態を報知する警報手段を更に有しており、ロック制御手段は、電波受信手段にて受信した所定の電波信号に含まれる暗証コード情報が予め設定された暗証コード情報と一致しない場合には、警報手段が異常状態を報知するように当該警報手段に制御信号を出力することが好ましい。このように構成した場合、盗難等の異常状態が発生したことを確実に報知することができる。
【0008】
また、振動衝撃状態検出手段は、サイド窓ガラス近傍に配設されていることが好ましい。このように構成した場合、車両に乗降するユーザが与える衝撃等を確実に検出することができ、キーレスエントリーシステムの利便性をより一層向上することができる。
【0009】
本発明に係るキーレスエントリーシステムは、信号の送受信によりドアロック、ドアアンロックを行うキーレスエントリーシステムであって、ドアロック機構をロック状態又はアンロック状態とするドアロック駆動手段と、荷室トランクロック機構をロック状態又はアンロック状態とする荷室トランクロック駆動手段と、車両の振動状態あるいは車両が受けた衝撃状態を検出する振動衝撃状態検出手段と、振動衝撃状態検出手段での検出結果に基づいて、所定の電波信号を送信する電波送信手段と、電波送信手段からの所定の電波信号を受信し、受信した所定の電波信号に基づいて、暗証コード情報を含む所定の電波信号を送信する携帯式電波送受信手段と、携帯式電波送受信手段から送信された所定の電波信号を受信する電波受信手段と、ドアロック駆動手段及び荷室トランクロック駆動手段の作動を制御するロック制御手段と、を有しており、ロック制御手段は、電波受信手段にて受信した所定の電波信号に含まれる暗証コード情報が予め設定された暗証コード情報と一致するか否かを判断し、一致する場合には、振動衝撃状態検出手段での検出結果に基づいて、ドアロック駆動手段がドアロック機構をロック状態又はアンロック状態とするように当該ドアロック駆動手段に制御信号を出力する、あるいは、荷室トランクロック駆動手段が荷室トランクロック機構をロック状態又はアンロック状態とするように当該荷室トランクロック駆動手段に制御信号を出力することを特徴としている。
【0010】
本発明に係るキーレスエントリーシステムでは、振動衝撃状態検出手段により、車両の振動の状態あるいは車両に与えられた衝撃の状態が検出され、この振動衝撃状態検出手段での検出結果に基づいて、電波送信手段から所定の電波信号が送信される。そして、携帯式電波送受信手段により、上記電波送信手段から送信された所定の電波信号が受信され、当該所定の電波信号に基づいて、暗証コード情報を含む所定の電波信号が送信される。続いて、電波受信手段により上記携帯式電波送受信手段から送信された所定の電波信号が受信され、ロック制御手段により、電波受信手段にて受信された所定の電波信号に含まれる暗証コード情報が予め設定された暗証コード情報と一致するか否かが判断され、一致する場合には、ドアロック駆動手段がドアロック機構をロック状態又はアンロック状態とするように当該ドアロック駆動手段に対して制御信号が出力される、あるいは、荷室トランクロック駆動手段が荷室トランクロック機構をロック状態又はアンロック状態とするように当該荷室トランクロック駆動手段に対して制御信号が出力される。これにより、携帯式電波送受信手段を身に付けたユーザが車両に衝撃等を与えることにより、ドアロック機構がロック状態又はアンロック状態となる、あるいは、荷室トランクロック機構がロック状態又はアンロック状態となる。従って、ユーザによるリモコンの操作を必要とすることなく、ドアロック機構をロック状態又はアンロック状態とする、あるいは、荷室トランクロック機構をロック状態又はアンロック状態とすることができ、キーレスエントリーシステムの利便性を向上することができる。また、ユーザにより車両に衝撃等が与えられたことをトリガーにして、暗証コード情報を照合するための一連の動作を開始するので、携帯式電波送受信手段から送信される所定の電波信号を常時監視するものに比して、消費電力を低減することができる。
【0011】
また、振動衝撃状態検出手段は、サイド窓ガラス近傍、フロント窓ガラス近傍及び荷室トランク近傍のうちの少なくとも一箇所以上に配設されていることが好ましい。このように構成した場合、車両に乗降する、あるいは、荷物の積み下ろしを行うユーザが与える衝撃等を確実に検出することができ、キーレスエントリーシステムの利便性をより一層向上することができる。
【0012】
本発明に係るキーレスエントリーシステムは、ドアロック、ドアアンロックを行うキーレスエントリーシステムであって、ドアロック機構をロック状態又はアンロック状態とするドアロック駆動手段と、荷室トランクロック機構をロック状態又はアンロック状態とする荷室トランクロック駆動手段と、異常状態を報知する警報手段と、車両の振動状態あるいは車両が受けた衝撃状態を検出する振動衝撃状態検出手段と、ドアロック駆動手段、荷室トランクロック駆動手段及び警報手段の作動を制御するロック制御手段と、を有しており、ロック制御手段は、振動衝撃状態検出手段での検出結果に基づいて、ドアロック駆動手段がドアロック機構をロック状態又はアンロック状態とするように当該ドアロック駆動手段に制御信号を出力する、荷室トランクロック駆動手段が荷室トランクロック機構をロック状態又はアンロック状態とするように当該荷室トランクロック駆動手段に制御信号を出力する、あるいは、警報手段が異常状態を報知するように当該警報手段に制御信号を出力することを特徴としている。
【0013】
本発明に係るキーレスエントリーシステムでは、振動衝撃状態検出手段により、車両の振動の状態あるいは車両に与えられた衝撃の状態が検出されると、この振動衝撃状態検出手段での検出結果に基づいて、ロック制御手段により、ドアロック駆動手段がドアロック機構をロック状態又はアンロック状態とするように当該ドアロック駆動手段に対して制御信号が出力される、荷室トランクロック駆動手段が荷室トランクロック機構をロック状態又はアンロック状態とするように当該荷室トランクロック駆動手段に対して制御信号が出力される、あるいは、警報手段が異常状態を報知するように当該警報手段に対して制御信号が出力される。これにより、ユーザが車両に衝撃等を与えることにより、ドアロック機構がロック状態又はアンロック状態となる、あるいは、荷室トランクロック機構がロック状態又はアンロック状態となる。また、盗難等の異常状態が発生した場合には、警報手段により異常状態が報知されることとなる。従って、ユーザによるリモコンの操作を必要とすることなく、ドアロック機構をロック状態又はアンロック状態とする、あるいは、荷室トランクロック機構をロック状態又はアンロック状態とすることができ、キーレスエントリーシステムの利便性を向上することができる。
【0014】
また、振動衝撃状態検出手段は、サイド窓ガラス近傍、フロント窓ガラス近傍及び荷室トランク近傍のうちの少なくとも一箇所以上に配設されていることが好ましい。このように構成した場合、車両に乗降する、あるいは、荷物の積み下ろしを行うユーザが与える衝撃等を確実に検出することができ、キーレスエントリーシステムの利便性をより一層向上することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態に係るキーレスエントリーシステムについて図面を参照して説明する。なお、説明において、同一要素又は同一機能を有する要素には、同一符号を用いることとし、重複する説明は省略する。
【0016】
(第1実施形態)
まず、図1に示すブロック図を参照しながら、本実施形態に係るキーレスエントリーシステムの構成について説明する。このキーレスエントリーシステムES1は、携帯式の電波送受信ユニット11と、車載のロック制御ユニット21とを含んでいる。電波送受信ユニット11は、電波送受信部13(携帯式電波送受信手段)、アンテナ15、電源部(図示せず)等を有している。
【0017】
電波送受信部13は、ロック制御ユニット21から送信された所定の電波信号をアンテナ15で受信する。そして、電波送受信部13は、所定の電波信号を受信すると、当該所定の電波信号に基づいて、暗証コード情報を含む所定の電波信号を生成し、アンテナ15から送信する。
【0018】
ロック制御ユニット21は、ドアロック駆動部23(ドアロック駆動手段)、振動衝撃状態検出部25(振動衝撃状態検出手段)、電波送信部27(電波送信手段)、電波受信部29(電波受信手段)、ロック制御部31(ロック制御手段)、警報部33(警報手段)、アンテナ35,37等を有している。
【0019】
ドアロック駆動部23は、ドアロック機構39をロック状態又はアンロック状態とするもので、ドアロックアクチュエータ等により構成される。ドアロック駆動部23は、ロック制御部31から送られるロック信号により、ドアロック機構39をロック状態とするように作動し、同じくロック制御部31から送られるアンロック信号により、ドアロック機構39をアンロック状態とするように作動する。
【0020】
振動衝撃状態検出部25は、車両の振動の状態あるいは車両に与えられた衝撃の状態を検出するもので、盗難防止装置にて用いられているショックセンサを用いることができる。この振動衝撃状態検出部25は、図2に示されるように、サイド窓ガラスSW近傍に配設されており、ユーザがサイド窓ガラスSWをノックすることによる発生する振動を検出するように構成されている。振動衝撃状態検出部25は、車両の振動あるいは車両に与えられた衝撃を検出すると、検出信号を送出する。
【0021】
電波送信部27は、振動衝撃状態検出部25からの検出信号を受領し、当該振動衝撃状態検出部25での検出結果に基づいて、所定の電波信号を生成し、アンテナ35から送信する。
【0022】
電波受信部29は、電波送受信ユニット11(電波送受信部13)からの暗証コード情報を含む所定の電波信号をアンテナ37で受信する。電波受信部29は、受信した暗証コード情報を含む所定の電波信号をロック制御部31に送出する。
【0023】
ロック制御部31は、予め設定された制御プログラムに従って各種演算処理を実行するCPU、制御プログラムや制御データ等を予め格納するROM、各種演算処理を実行するのに必要な各種データが一時的に読み書きされるRAM等を含んでいる。このロック制御部31は、電波受信部29にて受信した所定の電波信号に含まれる暗証コード情報が予め設定された暗証コード情報と一致するか否かを判断し、一致する場合には、ドアロック駆動部23がドアロック機構39をアンロック状態とするように当該ドアロック駆動部23に制御信号を出力する。
【0024】
また、ロック制御部31は、所定の電波信号に含まれる暗証コード情報が予め設定された暗証コード情報と一致しない場合には、警報部33が異常状態を報知するように当該警報部33に制御信号を出力する。なお、予め設定された暗証コード情報は、上記ROMに格納、記憶されている。
【0025】
警報部33は、ロック制御部31からの制御信号に基づいて異常状態を報知するためのものであり、車外に対して警報音及び又は警報光を発生するように構成されている。
【0026】
次に、図3に示すフローチャートに基づいて、キーレスエントリーシステムES1の動作について説明する。
【0027】
まず、ユーザがサイド窓ガラスをノックすると、振動衝撃状態検出部25において、発生した振動等が検出され(S101にて「YES」)、検出信号が電波送信部27に送出される(S103)。電波送信部27において、振動衝撃状態検出部25から送出された検出信号が受領されると(S201)、所定の電波信号が生成され(S203)、送信される(S205)。
【0028】
電波送受信ユニット11の電波送受信部13において、ロック制御ユニット21の電波送信部27から送信された所定の電波信号が受信されると(S301)、暗証コード情報を含む所定の電波信号が生成される(S303)。暗証コード情報を含む所定の電波信号が生成されると、当該暗証コード情報を含む所定の電波信号は電波送受信部13から送信される(S305)。
【0029】
ロック制御ユニット21の電波受信部29において、電波送受信ユニット11の電波送受信部13から送信された暗証コード情報を含む所定の電波信号が受信されると(S401)、当該暗証コード情報を含む所定の電波信号は電波受信部29から送出される(S403)。
【0030】
ロック制御部31において、電波受信部29から送出された暗証コード情報を含む所定の電波信号を受領すると(S501)、受領した所定の電波信号に含まれる暗証コード情報が予め設定された暗証コード情報とが一致するか否かが判断される(S503)。ロック制御部31において、受領した所定の電波信号に含まれる暗証コード情報が予め設定された暗証コード情報とが一致すると判断された場合(S503にて「YES」)、ドアロック機構39をアンロック状態とするようにドアロック駆動部23に対して制御信号が出力される(S505)。これにより、ドアロック駆動部23は、ドアロック機構39をアンロック状態とするように作動することとなる。
【0031】
一方、ロック制御部31において、受領した所定の電波信号に含まれる暗証コード情報が予め設定された暗証コード情報とが一致しないと判断された場合(S503にて「NO」)、異常状態を報知するように警報部33に対して制御信号が出力される(S507)。これにより、盗難等の異常状態が発生していることが車外に報知されることとなる。
【0032】
以上のように、本実施形態のキーレスエントリーシステムES1では、電波送受信ユニット11を身に付けたユーザがサイド窓ガラスSWをノックするといったように車両に衝撃等を与えることにより、ドアロック機構39がアンロック状態となる。従って、ユーザによるリモコンの操作を必要とすることなく、ドアロック機構39をアンロック状態とすることができ、キーレスエントリーシステムES1の利便性を向上することができる。また、ユーザにより車両に衝撃等が与えられたことをトリガーにして、暗証コード情報を照合するための一連の動作を開始するので、電波送受信ユニット11(電波送受信部13)から送信される所定の電波信号を常時監視するものに比して、消費電力を低減することができる。
【0033】
また、本実施形態のキーレスエントリーシステムES1においては、警報部33を更に有し、ロック制御部31が、電波受信部29にて受信した所定の電波信号に含まれる暗証コード情報が予め設定された暗証コード情報と一致しない場合には、警報部33が異常状態を報知するように当該警報部33に制御信号を出力している。これにより、盗難等の異常状態が発生したことを確実に報知することができる。
【0034】
また、本実施形態のキーレスエントリーシステムES1においては、振動衝撃状態検出部25が、サイド窓ガラスSW近傍に配設されている。これにより、車両に乗降するユーザが与える衝撃等を確実に検出することができ、キーレスエントリーシステムES1の利便性をより一層向上することができる。
【0035】
(第2実施形態)
次に、図4に示すブロック図を参照しながら、本実施形態に係るキーレスエントリーシステムの構成について説明する。このキーレスエントリーシステムES2は、携帯式の電波送受信ユニット11と、車載のロック制御ユニット21とを含んでいる。
【0036】
ロック制御ユニット21は、荷室トランクロック駆動部41(荷室トランクロック駆動手段)を更に有している。この荷室トランクロック駆動部41は、荷室トランクロック機構43をロック状態又はアンロック状態とするもので、ドアロックアクチュエータ等により構成される。荷室トランクロック駆動部41は、ロック制御部31から送られるロック信号により、荷室トランクロック機構43をロック状態とするように作動し、同じくロック制御部31から送られるアンロック信号により、荷室トランクロック機構43をアンロック状態とするように作動する。
【0037】
振動衝撃状態検出部25の出力はロック制御部31に接続されており、振動衝撃状態検出部25は検出信号をロック制御部31にも送出する。このロック制御部31は、電波受信部29にて受信した所定の電波信号に含まれる暗証コード情報が予め設定された暗証コード情報と一致するか否かを判断する。そして、ロック制御部31は、一致する場合、振動衝撃状態検出部25からの検出信号に基づいて、ドアロック駆動部23がドアロック機構39をロック状態又はアンロック状態とするように当該ドアロック駆動部23に制御信号を出力する、あるいは、荷室トランクロック駆動部41が荷室トランクロック機構43をアンロック状態とするように当該荷室トランクロック駆動部41に制御信号を出力する。
【0038】
振動衝撃状態検出部25は、図5に示されるように、サイド窓ガラスSW近傍、フロント窓ガラスFW近傍及び荷室トランクT近傍のうちの少なくとも一箇所以上に配設されている。たとえば、サイド窓ガラスSW近傍に配設された場合には、振動衝撃状態検出部25は、ユーザがサイド窓ガラスSWをノックすることによる発生する振動を検出する。また、フロント窓ガラスFW近傍に配設された場合には、振動衝撃状態検出部25は、ユーザがフロント窓ガラスFWをノックすることによる発生する振動を検出する。また、荷室トランクT近傍に配設された場合には、振動衝撃状態検出部25は、ユーザがリアゲート(リア窓ガラス)あるいはトランクリッドをノックすることによる発生する振動を検出する。
【0039】
次に、図6に示すフローチャートに基づいて、キーレスエントリーシステムES2の動作について説明する。なお、振動衝撃状態検出部25、電波送信部27、電波送受信部13及び電波受信部29の動作については、上述した第1実施形態と同様であるので、図示及び説明を省略する。
【0040】
ロック制御部31において、電波受信部29から送出された暗証コード情報を含む所定の電波信号を受領すると(S601)、受領した所定の電波信号に含まれる暗証コード情報が予め設定された暗証コード情報とが一致するか否かが判断される(S603)。ロック制御部31において、受領した所定の電波信号に含まれる暗証コード情報が予め設定された暗証コード情報とが一致すると判断された場合(S603にて「YES」)、振動衝撃状態検出部25から送出された検出信号を受領し(S605)、受領した検出信号に基づいて、車両の振動の状態あるいは車両に与えられた衝撃の状態を認識する(S607)。たとえば、振動衝撃状態検出部25がサイド窓ガラスSW近傍に配設されている場合、ロック制御部31は、振動衝撃状態検出部25にて検出された車両の振動の状態あるいは車両に与えられた衝撃の状態が、ユーザがサイド窓ガラスSWを1回ノックしたことに因るものなのか、同じく2回ノックしたことに因るものなのか、同じく3回ノックしたことに因るものなのか、それ以外のことに因るものなのかを、予め設定されている振動等のパターンと比較して認識する。
【0041】
ロック制御部31において、振動衝撃状態検出部25からの検出信号に基づいて、振動衝撃状態検出部25にて検出された車両の振動の状態あるいは車両に与えられた衝撃の状態が、ユーザがサイド窓ガラスSWを1回ノックしたことに因るものであると認識した場合(S609にて「YES」)、ドアロック機構39をアンロック状態とするようにドアロック駆動部23に対して制御信号が出力される(S611)。これにより、ドアロック駆動部23は、ドアロック機構39をアンロック状態とするように作動することとなる。
【0042】
また、ロック制御部31において、振動衝撃状態検出部25からの検出信号に基づいて、振動衝撃状態検出部25にて検出された車両の振動の状態あるいは車両に与えられた衝撃の状態が、ユーザがサイド窓ガラスSWを2回ノックしたことに因るものであると認識した場合(S613にて「YES」)、ドアロック機構39をロック状態とするようにドアロック駆動部23に対して制御信号が出力される(S615)。これにより、ドアロック駆動部23は、ドアロック機構39をロック状態とするように作動することとなる。
【0043】
また、ロック制御部31において、振動衝撃状態検出部25からの検出信号に基づいて、振動衝撃状態検出部25にて検出された車両の振動の状態あるいは車両に与えられた衝撃の状態が、ユーザがサイド窓ガラスSWを3回ノックしたことに因るものであると認識した場合(S617にて「YES」)、荷室トランクロック機構43をアンロック状態とするように荷室トランクロック駆動部41に対して制御信号が出力される(S619)。これにより、荷室トランクロック駆動部41は、荷室トランクロック機構43をアンロック状態とするように作動することとなる。
【0044】
一方、ロック制御部31において、受領した所定の電波信号に含まれる暗証コード情報が予め設定された暗証コード情報とが一致しないと判断された場合(S603にて「NO」)、及び、振動衝撃状態検出部25にて検出された車両の振動の状態あるいは車両に与えられた衝撃の状態が、ユーザがサイド窓ガラスSWを1回〜3回ノックしたことに因るもの以外であると認識した場合(S617にて「NO」)、異常状態を報知するように警報部33に対して制御信号が出力される(S621)。これにより、盗難等の異常状態が発生していることが車外に報知されることとなる。
【0045】
以上のように、本実施形態のキーレスエントリーシステムES2では、電波送受信ユニット11を身に付けたユーザが車両に衝撃等を与えることにより、ドアロック機構39がロック状態又はアンロック状態となる、あるいは、荷室トランクロック機構43がアンロック状態となる。従って、ユーザによるリモコンの操作を必要とすることなく、ドアロック機構39をロック状態又はアンロック状態とする、あるいは、荷室トランクロック機構43をアンロック状態とすることができ、キーレスエントリーシステムES2の利便性を向上することができる。また、ユーザにより車両に衝撃等が与えられたことをトリガーにして、暗証コード情報を照合するための一連の動作を開始するので、電波送受信ユニット11(電波送受信部13)から送信される所定の電波信号を常時監視するものに比して、消費電力を低減することができる。
【0046】
また、本実施形態のキーレスエントリーシステムES2においては、振動衝撃状態検出部25が、サイド窓ガラスSW近傍、フロント窓ガラスFW近傍及び荷室トランクT近傍のうちの少なくとも一箇所以上に配設されている。これにより、車両に乗降する、あるいは、荷物の積み下ろしを行うユーザが与える衝撃等を確実に検出することができ、キーレスエントリーシステムES2の利便性をより一層向上することができる。
【0047】
(第3実施形態)
次に、図7に示すブロック図を参照しながら、本実施形態に係るキーレスエントリーシステムの構成について説明する。このキーレスエントリーシステムES3は、車載のロック制御ユニット21を含んでいる。本第3実施形態のロック制御ユニット21は、上述した第2実施形態のロック制御ユニット21から電波送信部27、電波受信部29、アンテナ35,37等を省略した構成となっている。
【0048】
振動衝撃状態検出部25の出力は、第2実施形態と同様に、ロック制御部31に接続されており、振動衝撃状態検出部25は検出信号をロック制御部31に送出する。このロック制御部31は、振動衝撃状態検出部25からの検出信号に基づいて、ドアロック駆動部23がドアロック機構39をロック状態又はアンロック状態とするように当該ドアロック駆動部23に制御信号を出力する、荷室トランクロック駆動部41が荷室トランクロック機構43をアンロック状態とするように当該荷室トランクロック駆動部41に制御信号を出力する、あるいは、警報部33が異常状態を報知するように当該警報部33に制御信号を出力する。
【0049】
振動衝撃状態検出部25は、第2実施形態と同様に、サイド窓ガラスSW近傍、フロント窓ガラスFW近傍及び荷室トランクT近傍のうちの少なくとも一箇所以上に配設されている。
【0050】
次に、図8に示すフローチャートに基づいて、キーレスエントリーシステムES3の動作について説明する。
【0051】
ロック制御部31において、まず、振動衝撃状態検出部25から送出された検出信号を受領し(S701)、受領した検出信号に基づいて、車両の振動の状態あるいは車両に与えられた衝撃の状態を認識する(S703)。たとえば、振動衝撃状態検出部25がサイド窓ガラスSW近傍に配設されている場合、ロック制御部31は、振動衝撃状態検出部25にて検出された車両の振動の状態が予め決められた振動パターンと一致するかどうか確認する(S704)。振動パターンは振動を複数回検出することで構成され、「3・2・1」のパターンであれば、細かな振動を3回、2回、1回組み合わせることで表現する。振動衝撃状態検出部25で検出された振動パターンが予め決められた振動パターンと異なる場合(S704にて「NO」)、異常状態を報知するように警報部33に対して制御信号が出力される(S717)。これにより、盗難等の異常状態が発生していることが車外に報知されることとなる。
【0052】
ロック制御部31において、振動衝撃状態検出部25からの検出信号に基づいて、振動衝撃状態検出部25にて検出された車両の振動の状態あるいは車両に与えられた衝撃の状態が、振動パターン1と一致するものであると認識した場合(S705にて「YES」)、ドアロック機構39をアンロック状態とするようにドアロック駆動部23に対して制御信号が出力される(S707)。これにより、ドアロック駆動部23は、ドアロック機構39をアンロック状態とするように作動することとなる。
【0053】
また、ロック制御部31において、振動衝撃状態検出部25からの検出信号に基づいて、振動衝撃状態検出部25にて検出された車両の振動の状態あるいは車両に与えられた衝撃の状態が、振動パターン2と一致するものであると認識した場合(S709にて「YES」)、ドアロック機構39をロック状態とするようにドアロック駆動部23に対して制御信号が出力される(S711)。これにより、ドアロック駆動部23は、ドアロック機構39をロック状態とするように作動することとなる。
【0054】
また、ロック制御部31において、振動衝撃状態検出部25からの検出信号に基づいて、振動衝撃状態検出部25にて検出された車両の振動の状態あるいは車両に与えられた衝撃の状態が、振動パターン3と一致するものであると認識した場合(S713にて「YES」)、荷室トランクロック機構43をアンロック状態とするように荷室トランクロック駆動部41に対して制御信号が出力される(S715)。これにより、荷室トランクロック駆動部41は、荷室トランクロック機構43をアンロック状態とするように作動することとなる。
【0055】
以上のように、本実施形態のキーレスエントリーシステムES3では、ユーザが車両に衝撃等を与えることにより、ドアロック機構39がロック状態又はアンロック状態となる、あるいは、荷室トランクロック機構43がアンロック状態となる。また、盗難等の異常状態が発生した場合には、警報手段により異常状態が報知されることとなる。従って、ユーザによるリモコンの操作を必要とすることなく、ドアロック機構39をロック状態又はアンロック状態とする、あるいは、荷室トランクロック機構43をアンロック状態とすることができ、キーレスエントリーシステムES3の利便性を向上することができる。
【0056】
本発明は、前述した実施形態に限定されるものではない。第2及び第3実施形態において、振動衝撃状態検出部25にて所定の車両の振動の状態あるいは車両に与えられた衝撃の状態を検出した際に、ロック制御部31から、荷室トランクロック機構43をロック状態とするように荷室トランクロック駆動部41に対して制御信号を出力するように構成してもよい。また、第3実施形態は、第1又は第2実施形態と組み合わせてもよい。
【0057】
【発明の効果】
本発明によれば、利便性を向上したキーレスエントリーシステムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係るキーレスエントリーシステムを示すブロック図である。
【図2】第1実施形態に係るキーレスエントリーシステムに含まれる振動衝撃状態検出部の配設位置を説明するための図である。
【図3】第1実施形態に係るキーレスエントリーシステムの動作を説明するためのフローチャートである。
【図4】第2実施形態に係るキーレスエントリーシステムを示すブロック図である。
【図5】第2実施形態に係るキーレスエントリーシステムに含まれる振動衝撃状態検出部の配設位置を説明するための図である。
【図6】第2実施形態に係るキーレスエントリーシステムの動作を説明するためのフローチャートである。
【図7】第3実施形態に係るキーレスエントリーシステムを示すブロック図である。
【図8】第3実施形態に係るキーレスエントリーシステムの動作を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
11…電波送受信ユニット、13…電波送受信部、21…ロック制御ユニット、23…ドアロック駆動部、25…振動衝撃状態検出部、27…電波送信部、29…電波受信部、31…ロック制御部、33…警報部、39…ドアロック機構、41…荷室トランクロック駆動部、43…荷室トランクロック機構、ES1〜ES3…キーレスエントリーシステム、FW…フロント窓ガラス、SW…サイド窓ガラス、T…荷室トランク。
Claims (7)
- 信号の送受信によりドアロック、ドアアンロックを行うキーレスエントリーシステムであって、
ドアロック機構をロック状態又はアンロック状態とするドアロック駆動手段と、
車両の振動の状態あるいは車両に与えられた衝撃の状態を検出する振動衝撃状態検出手段と、
前記振動衝撃状態検出手段での検出結果に基づいて、所定の電波信号を送信する電波送信手段と、
前記電波送信手段からの前記所定の電波信号を受信し、受信した前記所定の電波信号に基づいて、暗証コード情報を含む所定の電波信号を送信する携帯式電波送受信手段と、
前記携帯式電波送受信手段から送信された前記所定の電波信号を受信する電波受信手段と、
前記ドアロック駆動手段の作動を制御するロック制御手段と、を有しており、前記ロック制御手段は、前記電波受信手段にて受信した前記所定の電波信号に含まれる前記暗証コード情報が予め設定された暗証コード情報と一致するか否かを判断し、一致する場合には、前記ドアロック駆動手段が前記ドアロック機構をロック状態又はアンロック状態とするように当該ドアロック駆動手段に制御信号を出力することを特徴とするキーレスエントリーシステム。 - 異常状態を報知する警報手段を更に有しており、
前記ロック制御手段は、前記電波受信手段にて受信した前記所定の電波信号に含まれる前記暗証コード情報が前記予め設定された暗証コード情報と一致しない場合には、前記警報手段が異常状態を報知するように当該警報手段に制御信号を出力することを特徴とする請求項1に記載のキーレスエントリーシステム。 - 前記振動衝撃状態検出手段は、サイド窓ガラス近傍に配設されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のキーレスエントリーシステム。
- 信号の送受信によりドアロック、ドアアンロックを行うキーレスエントリーシステムであって、
ドアロック機構をロック状態又はアンロック状態とするドアロック駆動手段と、
荷室トランクロック機構をロック状態又はアンロック状態とする荷室トランクロック駆動手段と、
車両の振動状態あるいは車両が受けた衝撃状態を検出する振動衝撃状態検出手段と、
前記振動衝撃状態検出手段での検出結果に基づいて、所定の電波信号を送信する電波送信手段と、
前記電波送信手段からの前記所定の電波信号を受信し、受信した前記所定の電波信号に基づいて、暗証コード情報を含む所定の電波信号を送信する携帯式電波送受信手段と、
前記携帯式電波送受信手段から送信された前記所定の電波信号を受信する電波受信手段と、
前記ドアロック駆動手段及び前記荷室トランクロック駆動手段の作動を制御するロック制御手段と、を有しており、
前記ロック制御手段は、前記電波受信手段にて受信した前記所定の電波信号に含まれる前記暗証コード情報が予め設定された暗証コード情報と一致するか否かを判断し、一致する場合には、前記振動衝撃状態検出手段での検出結果に基づいて、前記ドアロック駆動手段が前記ドアロック機構をロック状態又はアンロック状態とするように当該ドアロック駆動手段に制御信号を出力する、あるいは、前記荷室トランクロック駆動手段が前記荷室トランクロック機構をロック状態又はアンロック状態とするように当該荷室トランクロック駆動手段に制御信号を出力することを特徴とするキーレスエントリーシステム。 - 前記振動衝撃状態検出手段は、サイド窓ガラス近傍、フロント窓ガラス近傍及び荷室トランク近傍のうちの少なくとも一箇所以上に配設されていることを特徴とする請求項4に記載のキーレスエントリーシステム。
- ドアロック、ドアアンロックを行うキーレスエントリーシステムであって、
ドアロック機構をロック状態又はアンロック状態とするドアロック駆動手段と、
荷室トランクロック機構をロック状態又はアンロック状態とする荷室トランクロック駆動手段と、
異常状態を報知する警報手段と、
車両の振動状態あるいは車両が受けた衝撃状態を検出する振動衝撃状態検出手段と、
前記ドアロック駆動手段、前記荷室トランクロック駆動手段及び前記警報手段の作動を制御するロック制御手段と、を有しており、
前記ロック制御手段は、前記振動衝撃状態検出手段での検出結果に基づいて、前記ドアロック駆動手段が前記ドアロック機構をロック状態又はアンロック状態とするように当該ドアロック駆動手段に制御信号を出力する、前記荷室トランクロック駆動手段が前記荷室トランクロック機構をロック状態又はアンロック状態とするように当該荷室トランクロック駆動手段に制御信号を出力する、あるいは、前記警報手段が異常状態を報知するように当該警報手段に制御信号を出力することを特徴とするキーレスエントリーシステム。 - 前記振動衝撃状態検出手段は、サイド窓ガラス近傍、フロント窓ガラス近傍及び荷室トランク近傍のうちの少なくとも一箇所以上に配設されていることを特徴とする請求項6に記載のキーレスエントリーシステム。
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